JP5437908B2 - プラグロック構造 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、給電対象に固定されるインレットに給電プラグが挿し込まれた状態において、同給電プラグに設けられる係止爪が前記インレットに形成される係止部に係止されることにより前記給電プラグを抜け止め状態とする一方で、同給電プラグに設けられる操作部の操作に連動して前記係止爪が前記係止部と反対側に変位することを通じて前記係止爪の係止状態が解除されることにより前記給電プラグを引き抜き可能とするプラグ保持機構における前記操作部の操作を通じた前記係止爪の動作を規制するプラグロック構造において、特定方向へのみ弾性的に進退可能に、かつ前記給電プラグの前記インレットへの挿入に伴い変位する前記係止爪に係合可能に設けられたロックピンと、前記ロックピンを前記係止爪側に突出可能に弾性保持するハウジングと、同ハウジングを変位させるアクチュエータと、を備え、前記ロックピンは、前記係止爪との係合を通じて前記特定方向へ押し退けられるとともに、前記係止爪が前記係止部に係止されることをもって前記係止爪との係合状態が解除されることにより原位置へ弾性復帰して前記係止爪の前記係止部と反対側に位置し、前記アクチュエータは前記ハウジングを介して前記ロックピンを、前記係止爪の前記係止部と反対側に位置することが可能とされる位置と、前記係止爪の前記係止部と反対側への変位を許容する位置との2位置間で変位させることをその要旨としている。
図1に示されるように、ハイブリッド式の車両1には、駆動輪2の駆動源としてエンジンとモータとを組み合わせて使用するハイブリッドシステム3が備えられている。ハイブリッドシステム3は、エンジンの動力のみを機械的に駆動輪2に伝えて走行するモードと、エンジンの動力で発電を行ってモータにより走行するモードと、エンジン及びモータの双方で駆動輪2を直接駆動するモードと、エンジンを使用せずにモータのみで走行するモードの各種モードを有している。
<給電プラグ>
図3に示されるように、給電プラグ10の内部には、インレット31に挿入される円筒状の嵌着部14が形成されている。この嵌着部14は、給電プラグ10の先端から突出している。嵌着部14の内部には、給電プラグ10をインレット31に電気的に繋ぐ複数の接続端子(図示略)が設けられている。接続端子は、電力線を介して外部電源61に接続されてその送電経路となるパワー端子や、充電スイッチ62に信号線を介して接続されて、そこからの信号の通信経路となる制御端子を備える。なお、接続ケーブル12は、これら電力線及び信号線が絶縁体で被覆されてなる。
<インレット>
図3に示すように、インレット31には、筒状の挿込口33が形成されている。挿込口33は、給電プラグ10の嵌着部14が挿し込み可能に形成されている。挿込口33の内部には接続端子(図示略)が設けられている。接続端子は、コンバータ6に電力線を介して接続されて外部電源61からの送電経路となるパワー端子や、充電ECU75に信号線を介して接続されて充電スイッチ62からの信号の通信経路となる制御端子を備える。
<ロック構造>
ロック構造41は、図3に示すように、インレット31の上部にそれと一体で形成されるケース35内に設けられている。ケース35における給電プラグ10側の側壁には、係止爪16が挿入される係止孔46が形成されている。
(1)給電プラグ10がインレット31へ挿入されると、係止爪16が係止部21に係止される。このとき、ロックピン55は係止爪16の係止部21と反対側に位置する。これにより、ロックピン55は、係止爪16における係止部21と反対側、すなわち、係止状態を解除する方向への動きを規制する。具体的には、給電プラグ10の操作部19が操作された場合、係止爪16はロックピン55をその進退方向とは異なる方向へ押圧する。従って、ロックピン55は変位することなく、係止爪16が係止部21に係止された状態に保たれ、給電プラグ10のインレット31からの抜出が規制される。これにより、給電プラグ10をインレット31に挿し込むだけで、自動で給電プラグ10のインレット31からの抜出が規制されたロック状態とすることができる。給電プラグ10の挿入検知後に所定のロック動作を行う場合と異なり給電プラグ10の挿入完了と同時にロック状態とする。従って、給電プラグ10の装着後の僅かな時間での給電プラグ10の取り外し等が抑制される。また、車両側における電気系統故障時においても確実に給電プラグ10をロック状態とすることができる。従って、ロック構造41におけるセキュリティ性を向上させることができる。
さらに、ロックユニット50のみで給電プラグ10をロック状態とすることができる。従って、ロック構造41をより簡易な構成とすることができる。
・上記実施形態においては、充電ECU75は、車外照合が成立した旨を確認した状態において、解除スイッチ76が操作された旨を認識したときから給電プラグ10がインレット31から引き抜かれるまでソレノイド42に通電していた。ここで、ソレノイド42に長時間に亘って通電し続けると発熱するおそれがある。そこで、充電ECU75は、タイマを備え、同タイマを通じて通電時間を計測する。充電ECU75は、この通電時間が一定時間を超えると、ソレノイド等の温度が低下するまで通電を停止してもよい。すなわち、一定時間はソレノイドの温度が低下したと予想される時間に設定される。一定時間経過後には、ソレノイド42に再び通電がなされる。
(イ)前記アクチュエータは前記ハウジングに連結されるプランジャを備える吸引型ソレノイドであって、前記吸引型ソレノイドの非通電状態において前記プランジャは、自身を前記係止爪側に付勢する付勢手段の付勢力により突出することで、前記ロックピンは前記係止爪の前記係止部と反対側に位置し、通電状態においては前記プランジャを前記付勢手段の付勢力に抗して前記吸引型ソレノイドの本体側に変位させることで前記ハウジングを介して前記ロックピンを前記係止爪の前記係止部と反対側への変位を許容する位置まで変位させるプラグロック構造。
Claims (3)
- 給電対象に固定されるインレットに給電プラグが挿し込まれた状態において、同給電プラグに設けられる係止爪が前記インレットに形成される係止部に係止されることにより前記給電プラグを抜け止め状態とする一方で、同給電プラグに設けられる操作部の操作に連動して前記係止爪が前記係止部と反対側に変位することを通じて前記係止爪の係止状態が解除されることにより前記給電プラグを引き抜き可能とするプラグ保持機構における前記操作部の操作を通じた前記係止爪の動作を規制するプラグロック構造において、
特定方向へのみ弾性的に進退可能に、かつ前記給電プラグの前記インレットへの挿入に伴い変位する前記係止爪に係合可能に設けられたロックピンと、
前記ロックピンを前記係止爪側に突出可能に弾性保持するハウジングと、
同ハウジングを変位させるアクチュエータと、を備え、
前記ロックピンは、前記係止爪との係合を通じて前記特定方向へ押し退けられるとともに、前記係止爪が前記係止部に係止されることをもって前記係止爪との係合状態が解除されることにより原位置へ弾性復帰して前記係止爪の前記係止部と反対側に位置し、
前記アクチュエータは前記ハウジングを介して前記ロックピンを、前記係止爪の前記係止部と反対側に位置することが可能とされる位置と、前記係止爪の前記係止部と反対側への変位を許容する位置との2位置間で変位させるプラグロック構造。 - 請求項1に記載のプラグロック構造において、
前記ハウジングは前記係止部に係止された前記係止爪に対して前記給電対象側に設置され、
前記ロックピンは前記インレットの軸方向に沿って進退するプラグロック構造。 - 請求項1又は2に記載のプラグロック構造において、
前記係止爪を外部から前記係止部側へ挿通させる係止孔が形成されるとともに、前記プラグロック構造を覆うケースを備え、
前記アクチュエータは、前記ハウジングに対して前記給電対象側に設置されるプラグロック構造。
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