JP5437692B2 - チューインガム組成物、チューインガム製品、及びこれらの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、チューインガム組成物、チューインガム製品、及びこれらの製造方法に関する。
従来、粘膜の炎症を抑制する手段として、抗炎症剤とともにヒアルロン酸を併用する治療薬が知られている。例えば特許文献1には、非ステロイド系抗炎症剤及びヒアルロン酸を含有するゲルを患部に塗布することで、口腔腫瘍が有効に抑制された旨が開示されている。また、従来の治療薬の形態としては、ゲルに限られず、マウスリンス、スプレー、歯磨剤等も知られている。
特表平11−514967号公報
しかし、前述した形態では、治療薬を患部に直接に塗布したり噴霧したりといった行為が面倒である。このため、患者に治療を継続させることには困難が伴い、結果的に治療効果が充分に得られない場合が多かった。
塗布や噴霧といった面倒な行為を回避するためには、ヒアルロン酸等を含む飲食品を使用することも考えられる。しかし、大部分の飲食品は短期間に咀嚼が完了するため、ヒアルロン酸等の有効成分は、口腔内の患部にとどまらず、速やかに胃腸へと流失してしまう。従って、やはり治療効果が充分に得られない場合が多い。
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、患部へのヒアルロン酸の供給を少ない精神的ストレスで継続的且つ持続的に行うことができ、歯肉炎を充分に抑制できる手段を提供することを目的とする。
本発明者らは、飲食品の中でも特にチューインガムが、ヒアルロン酸の徐放性に優れ、有効量のヒアルロン酸を長時間に亘って口腔内の隅々にまで行き届かせることができることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) ガムベースと、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有するチューインガム組成物。
(2) 前記ヒアルロン酸は、400以上10000000以下の平均分子量を有する(1)記載のチューインガム組成物。
(3) 前記歯肉炎抑制有効量は、組成物全体の質量に対して0.0075質量%以上95質量%以下である(1)又は(2)記載のチューインガム組成物。
(4) 前記ガムベースは、ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂を含有する(1)から(3)いずれか記載のチューインガム組成物。
(5) 前記ガムベースは、ワックスを実質的に含有しない(1)から(4)いずれか記載のチューインガム組成物。
(6) 1種以上の甘味料と、
前記組成物の質量に対して0.01質量%以上95質量%以下のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体と、を更に含有する(1)から(5)いずれか記載のチューインガム組成物。
(7) 前記カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の少なくとも一部はカプセル化されている(6)記載のチューインガム組成物。
(8) 前記甘味料は、1種以上のシュガーレス甘味料を含む(6)又は(7)記載のチューインガム組成物。
(9) 1種以上のフレーバーを更に含有する(1)から(8)いずれか記載のチューインガム組成物。
(10) (1)から(9)いずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物からなるチューインガム製品。
(11) ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩を、0.2mg以上560mg以下の量で含有する(10)記載のチューインガム製品。
(12) 板状、スラブ状、粉状、液状、ペースト状、ペレット状、棒状、センターフィル状、被デポジット状、又は被プレス状の形態を有する(10)又は(11)記載のチューインガム製品。
(13) 中心充填領域と、この中心充填領域を少なくとも部分的に被覆する被覆領域と、を備える(10)から(12)いずれか記載のチューインガム製品。
(14) 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、前記中心充填領域、前記被覆領域、又はその双方のいずれかに位置する(13)記載のチューインガム製品。
(15) 0.1mg以上のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体を含有する(10)から(14)いずれか記載のチューインガム製品。
(16) 歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延に有効である旨の提示がされた(10)から(15)いずれか記載のチューインガム製品。
(17) ガムベースと、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を配合する手順を有する歯肉炎抑制用チューインガム組成物の調製方法。
(18) 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、他の成分を混合する工程の後半以降に添加する(17)記載の調製方法。
(19) 前記ヒアルロン酸として、400以上10000000以下の平均分子量を有するものを用いる(17)又は(18)記載の調製方法。
(20) 前記歯肉炎抑制有効量は、組成物全体の質量に対して0.0075質量%以上95質量%以下である(17)から(19)いずれか記載の調製方法。
(21) ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂を配合する(17)から(20)いずれか記載の調製方法。
(22) 前記ガムベースには、ワックスを実質的に配合しない(17)から(21)いずれか記載の調製方法。
(23) 1種以上の甘味料と、
前記組成物の質量に対して0.01質量%以上95質量%以下のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体と、を更に配合する(17)から(22)いずれか記載の調製方法。
(24) 前記カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の少なくとも一部はカプセル化されている(23)記載の調製方法。
(25) 前記甘味料は、1種以上のシュガーレス甘味料を含む(23)又は(24)記載の調製方法。
(26) 1種以上のフレーバーを更に配合する(17)から(25)いずれか記載の調製方法。
(27) (1)から(9)いずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物を用いるチューインガム製品の製造方法。
(28) ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩の含有量を0.2mg以上560mg以下にする(27)記載の製造方法。
(29) 板状、スラブ状、粉状、液状、ペースト状、ペレット状、棒状、センターフィル状、被デポジット状、又は被プレス状の形態に加工する(27)又は(28)記載の製造方法。
(30) 中心充填領域と、この中心充填領域を少なくとも部分的に被覆する被覆領域と、を設ける(27)から(29)いずれか記載の製造方法。
(31) 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩を、前記中心充填領域、前記被覆領域、又はその双方のいずれかに配置する(30)記載の製造方法。
(32) カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の含有量を0.1mg以上にする(27)から(31)いずれか記載の製造方法。
(33) 歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延に有効である旨の提示を施す(27)から(32)いずれか記載の製造方法。
(34) 哺乳動物における歯肉炎の治療又は予防用のキットであって、
ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有するチューインガム製品と、
前記チューインガム製品の使用説明書と、
前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキット。
(35) 哺乳動物における歯肉炎の進行遅延用のキットであって、
ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有するチューインガム製品と、
前記チューインガム製品の使用説明書と、
前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキット。
本発明によれば、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩をガムベースと併用したので、口腔内で咀嚼されると、ヒアルロン酸が徐放される。これにより、有効量のヒアルロン酸が長時間に亘って口腔内に供給される。また、咀嚼によって唾液の分泌が促進されるため、唾液とともにヒアルロン酸が口腔内の隅々にまで行き届くとともに、唾液中の生体成分による抗菌や不活化が期待される。更に、この作用はチューインガムを咀嚼するだけで得られるため、患部へのヒアルロン酸の供給を少ない精神的ストレスで継続的且つ持続的に行うことができ、歯肉炎の抑制効果を相乗的に享受することができる。
以下、本発明の実施形態を説明するが、これに本発明が限定されるものではない。
<チューインガム組成物・チューインガム製品>
本発明に係るチューインガム組成物は、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、ガムベースと、を含有する。各成分の詳細を以下に説明する。
[ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩]
本発明のチューインガム組成物には、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩が含有されている。ここで、「歯肉炎抑制有効量」とは、1回又は複数回に亘るチューインガムの咀嚼によって歯肉炎が少なくとも部分的に予防、治療、進行抑制されるのに充分な量を指す。従来、ヒアルロン酸を含有する飲食品は存在するが、その目的がスキンケアであるため、ヒアルロン酸を口腔内から胃腸へと移行し体内に吸収させるように、ヒアルロン酸含有量が設定されている。これに対して、歯肉炎抑制有効量は所定量のヒアルロン酸が長時間に亘って口腔内に滞留するように設定され、その設定基準は従来の飲食品でのヒアルロン酸含有量の設定基準とは全く異なる。
歯肉炎抑制有効量は、ガムベースの素材、ヒアルロン酸の分子量、対象とする歯肉炎の重度等に応じて適宜設定されてよく、特に限定されない。
一態様において、歯肉炎抑制有効量は、1サービング(1回の摂取量)当たり、600mg以下、550mg以下、500mg以下、450mg以下、400mg以下、350mg以下、300mg以下、250mg以下、200mg以下、150mg以下、100mg以下、50mg以下、40mg以下、20mg以下、15mg以下、10mg以下、5mg以下、1mg以下、0.5mg以下、又は0.1mg以下であってよい。ある態様において、歯肉炎抑制有効量は、0.1mg〜600mg、0.2mg〜560mg、0.2mg〜200mg、0.5mg〜40mg、1mg〜15mg、2mg〜10mgであってよい。ここで1サービングは、特に限定されないが、製品1〜8個からなってよく、7個、6個、5個、4個、3個、又は2個からなってよい。更に、各製品の質量は、特に限定されないが、1〜40gであってよく、30g、20g、10g、8g、6g、4g、2g、1g、又は0.5gであってよい。
一態様において、歯肉炎抑制有効量は、600mg以下、400mg以下、200mg以下、150mg以下、100mg以下、50mg以下、40mg以下、30mg以下、25mg以下、10mg以下、8mg以下、5mg以下、又は1mg以下である一日量であってよい。一態様において、歯肉炎抑制有効量は、5mg〜600mg、25mg〜300mg、5mg〜50mg、又は8mg〜40mgである一日量であってよい。ここで一日量とは、所望の任意数のサービング又は製品を含んでよい。
一態様において、歯肉炎抑制有効量は、製品の質量に対して、95%以下、90%以下、85%以下、80%以下、75%以下、70%以下、65%以下、60%以下、55%以下、50%以下、45%以下、40%以下、35%以下、30%以下、25%以下、20%以下、15%以下、10%以下、5%以下、2%以下、1%以下、0.5%以下、0.2%以下、0.1%以下、0.01%以下、0.001%以下であってよい。ある態様において、歯肉炎抑制有効量は、製品の質量に対して、0.001%〜95%、0.0075%〜80%、0.01%〜60%、0.01%〜10%、0.01%〜5%、0.02%〜5%、0.01%〜2%であってよい。
本明細書において、「ヒアルロン酸」とは、グルクロン酸とN−アセチルグルコサミンとの二糖からなる繰返し単位を1以上有する多糖類を指す。また、「生理学的に許容できる塩」は、ヒト体内に投与されても安全である限りにおいて、特に限定されず、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩、マグネシウム塩)、亜鉛塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
ヒアルロン酸の平均分子量は、過小であると、咀嚼時の徐放性が不充分であり、充分量のヒアルロン酸を患部に供給し続けるのが困難であることから、400以上であることが好ましく、より好ましくは500以上である。他方、ヒアルロン酸の分子量は、過大であると、充分量のヒアルロン酸が放出されず、充分量のヒアルロン酸を患部に供給すること自体が困難であることから、10000000以下であることが好ましく、より好ましくは800000以下、最も好ましくは2000000以下である。
本明細書における平均分子量は、ヒアルロン酸またはその塩の極限粘度から算出された分子量である。ヒアルロン酸またはその塩の極限粘度を求めるには、まず、複数のヒアルロン酸またはその塩の水溶液を調製し、ウベローデ粘度計(柴田科学器械工業社製)におけるヒアルロン酸またはその塩の水溶液の流下秒数および溶媒の流下秒数から、下記式(1)および式(2)に基づいて比粘度および還元粘度を算出する。
比粘度=(ヒアルロン酸又はその塩の流下秒数/溶媒の流下秒数)−1 (式1)
還元粘度=比粘度/乾燥物換算のヒアルロン酸又はその塩の濃度(g/100mL) (式2)
ここで、流下秒数が200〜1000秒になるような係数のウベローデ粘度計を用いる。その際、ヒアルロン酸またはその塩の水溶液の濃度としては、測定器に適する範囲を選択する。また、測定は、30℃の恒温水槽内で温度変化がないようにして行う。
次に、各ヒアルロン酸またはその塩の水溶液について、得られた還元粘度を縦軸に、乾燥物換算のヒアルロン酸またはその塩の濃度を横軸にプロットして検量線を作成し、ヒアルロン酸またはその塩濃度を0に外挿することで、ヒアルロン酸またはその塩の極限粘度を得る。そして、ヒアルロン酸またはその塩の極限粘度から、下記式3に基づいて平均分子量Mを求めることができる。
極限粘度(dL/g)=K’Mα (式3)
(式中、K’=0.036、α=0.78である)
なお、ヒアルロン酸の平均分子量は、ゲル濾過や限外濾過等を用いる周知の測定手順で求められる分子量であってもよい。また、ヒアルロン酸又はその塩は、CPC(塩化セチルピリジニウム)と結合して沈殿することが知られている。このため、CPC沈殿法を用いることで、チューインガム組成物や製品中のヒアルロン酸の有無を確認できる。その他、従来周知のカルバゾール硫酸法やHPLC法、ELISA法等によっても、チューインガム組成物や製品中のヒアルロン酸の有無を確認できる。
[ガムベース]
ガムベースは、従来公知のものであってもよく、エラストマー(ゴム)を含んでよい。ガムベースに用いられるエラストマーは、所望のガムベースのタイプ、所望のガム組成物の粘稠度、及び最終的なチューインガム製品を作るために組成物に用いられる他の成分等の様々な要因に応じて大幅に変更される。エラストマーは、当技術分野で知られている任意の水不溶性ポリマーであってもよく、チューインガム及び風船ガムに利用されるようなガムポリマーが挙げられる。ガムベースに好適なポリマーとして、天然及び合成エラストマーの双方が挙げられる。例えば、ガムベース組成物において好適なポリマーとしては、特に限定されないが、チクル、天然ガム、クラウンガム、ニスペロ、ロシン、ジェルトン、ペリッロ、ニガーグッタ、ツヌー、バラタ、ガッタパーチャ、レッチキャプシ、ソルバ、ガッタケイ等、及びこれらの組み合わせといった天然物質(植物由来)が挙げられる。合成エラストマーの例としては、特に限定されないが、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレン共重合体、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル等、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
さらに有用なポリマーとしては、架橋ポリビニルピロリドン、ポリメタクリル酸メチル、乳酸の共重合体、ポリヒドロキシアルカノエート、可塑化エチルセルロース、ポリビニル酢酸フタル及びその組み合わせが挙げられる。
ガムベースに用いるエラストマーの量は、用いるガムベースのタイプ、所望のガム組成物の粘稠度、及び最終的なチューインガム製品を作るために組成物に用いられる他の成分等の様々な要因に応じて変動してもよい。一般に、エラストマーの含有量は、ガムベース全体に対して、約10質量%〜約60質量%である。
ガムベースは1種類以上のワックスを含んでいてもよい。ここでワックスとは、高級脂肪酸と一価または二価の高級アルコールとのエステルである融点の高い油脂状の物質(ワックス・エステル)で、広義には、これとよく似た性状を示す中性脂肪、高級脂肪酸、炭化水素等も含む。ワックスは、ポリマーエラストマー混合物を軟化させ、ガムベースの弾力性を向上させる。ワックスが存在する場合、使用するワックスの融点は、一般に約60℃以下、好ましくは約45℃〜約55℃である。低融点のろうは、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスであってもよい。
低融点ワックスに加えて、ガムベースに対して約5質量%以下の高融点を有するワックスをガムベースに用いてもよい。かかる高融点ろうとしては、蜜ワックス、植物ワックス、カンデリラワックス、カルナバワックス等、及びこれらの混合物が挙げられる。
ただし、本発明のガムベースは、ワックスを実質的に含有しないことが好ましい。本明細書において「ワックスを実質的に含有しない」とは、ガムベース全体の質量に対して0.5%以下であることを指す。歯肉炎に罹患している場合、歯牙の歯肉への固定が不充分で、歯牙がぐらついている場合が多い。このような状態でチューインガムを咀嚼する場合、チューインガムの粘性が強いと歯牙に付着して、咀嚼者に多大な不快感を与えることが懸念される。これに起因して咀嚼が不充分になると、チューインガムからのヒアルロン酸の放出が充分に達成されにくく、また唾液の分泌量が不足することで、ヒアルロン酸の行き届き方や唾液による抗菌や不活化が不充分になりやすい。ワックスを実質的に含有しないガムベースを用いることで、歯牙への付着力が大幅に低減するため、上記のような問題を回避して、歯肉炎の抑制効果を充分に得ることができる。
ガムベースは、1種以上の油脂、特に低融点油を含むことが好ましい。油脂とは、広く脂肪酸類のグリセリンエステルを含み、脂肪油又は脂肪の1種以上を含んでよい。油の融点は、約15℃〜約60℃、詳しくは約15℃〜約40℃、更に詳しくは約30℃〜約40℃であることが好ましい。低融点油は潤滑性を向上することで、チューインガム製品表面の滑らかさや咀嚼のしやすさを与える。適切な低融点油としては、特に限定されないが、水添パーム油、水添綿実油、ココア油、大豆油、ピーナッツ油、綿実油、ヒマワリ種子油、オリーブ油、及びこれらの組合せ等の水添植物油が挙げられる。
かかる油脂は、ガムベース全体の質量に対して、好ましくは20質量%以上、より好ましくは25質量%以上、最も好ましくは32質量%以上の量で存在する。これにより、チューインガムの歯牙への付着力が大幅に低減するため、歯肉炎の抑制効果を充分に得ることができる。なお、油脂の含有量の上限は、特に限定されないが、味のバランスを考慮して、50質量%以下であることが好ましく、より好ましくは40質量%以下、最も好ましくは35質量%以下である。
ガムベースは、エラストマー成分の軟化を補助するエラストマー溶剤を含有してもよい。かかるエラストマー溶剤としては、当分野で公知のエラストマー溶剤、例えば、α−ピネンポリマー又はβ−ピネンポリマー等のテルピネン樹脂、ロジンのメチルエステル、グリセロールエステル及びペンタエリスリトールエステル、並びに水添、二量化及び重合ロジン等の修飾ロジン及びガム類、並びにそれらの混合物が挙げられる。本明細書での使用に好適なエラストマー溶剤の例としては、部分水添のウッド及びガムロジンのペンタエリスリトールエステル、ウッド及びガムロジンのペンタエリスリトールエステル、ウッドロジンのグリセロールエステル、部分二量化のウッド及びガムロジンのグリセロールエステル、重合のウッド及びガムロジンのグリセロールエステル、トールオイルロジンのグリセロールエステル、ウッド及びガムロジンのグリセロールエステル、部分水添のウッド及びガムロジン、ウッド及びロジンの部分水添メチルエステル等、及びこれらの混合物が挙げられる。ガムベースに対して、約2質量%〜約15質量%、具体的には約7質量%〜約11質量%のエラストマー溶剤を用いてもよい。
ガムベース組成物は、ポリビニルアセテートを含有してもよい。ポリビニルアセテート、特に高分子ポリビニルアセテートは、増量剤として機能し、消費時のガムベースの一体性(Integrity)を維持し得る。分子量約10000〜約60000のポリビニルアセテートが使用し得るが、この態様には異なる分子量のポリビニルアセテートを組み合わせる、例えば分子量の高いポリビニルアセテートと、分子量の低いポリビニルアセテートとを組み合わせることも包含される。有用な低分子量のポリビニルアセテートの分子量は約10000〜約15000であってよい。有用な中分子量のポリビニルアセテートの分子量は約15000〜約55000であってよい。有用な高分子量のポリビニルアセテートの分子量は約50000〜約100000、より具体的には約80000〜約100000であってよい。有用な超高分子量のポリビニルアセテートの分子量は約100000以上であってよい。ポリビニルアセテートの含有量は、ガムベース全体の約0質量%〜約50質量%、より具体的には約10質量%〜約35質量%であってよい。
ガムベースは、均一の安定した状態への非混和成分の分散を補助する乳化剤を含有してもよい。この発明において有用な乳化剤は、グリセリルモノステアレート、レシチン、脂肪酸モノグリセリド、ジグリセリド、プロピレングリコールモノステアレート等、及びこれらの混合物が挙げられる。ガムベースに対して、約2質量%〜約15質量%、具体的には約7質量%〜約11質量の乳化剤を用いてもよい。
ガムベースは、様々な所望の食感と粘稠特性をもたらすように、可塑剤又は軟化剤を含有してもよい。可塑剤及び軟化剤は低分子量であるため、ガムベースの基本構造に入り込むことができ、ガムベースを可塑且つ低粘度にさせる。有用な可塑剤及び軟化剤としては、ラノリン、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、グリセリルトリアセテート、グリセリルレシチン、グリセリルモノステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、アセチル化モノグリセリド、グリセリン等、及びこれらの混合物が挙げられる。ワックス、例えば、ポリウレタンワックス、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、微結晶性ワックス、脂肪ワックス、ソルビタンモノステアレート、獣脂、プロピレングリコール、これらの混合物等といった天然、合成ワックス、水添植物油、石油ワックスも、ガムベース中に配合してもよい。ガムベースに対して、一般的に約20質量%以下、より具体的には約9質量%〜約17質量%の可塑剤及び軟化剤をガムベースに用いる。
可塑剤としては、大豆油及び綿実油等の水添植物油も挙げられ、単体又は組み合わせて用いてもよい。これらの可塑剤により、ガムベースに良好な食感及び柔らかい噛感特性がもたらされる。一般にガムベースに対して、約5質量%〜約14質量%、より好ましくは約5質量%〜約13.5質量%の、これらの可塑剤及び軟化剤を用いてもよい。
市販の米国薬局方(USP)等級等の無水グリセリンも軟化剤として用いてもよい。グリセリンは、甘く好ましい味のシロップのような液体であり、甘蔗糖の約60%の甘みを有する。グリセリンは吸湿性を有するため、チューインガム組成物の調製の間、無水グリセリンを無水条件に維持してもよい。
ある実施形態において、この発明のガムベースは、増量剤及び食感向上剤として作用しうる無機質アジュバント等のバルク剤も有効量含有してもよい。有用な無機質アジュバントとしては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、タルク、リン酸三カルシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム等、及びこれらの混合物が挙げられる。これらの増量剤又はアジュバントは、種々の量でガムベースに用いてもよい。増量剤の含有量は、ガムベースに対して、約0質量%〜約40質量%、より具体的には約0質量%〜約30質量%であってもよい。ある実施形態において、増量剤の含有量は、約0質量%〜約15質量%、より具体的には約3質量%〜約11質量%である。
着色料、抗酸化剤、保存料、香料等の種々の慣用の添加剤を有効量、任意にガムベースに配合してもよい。例えば、F.D.&C.着色料として知られている、食品、薬品、及び化粧品用途に好適な二酸化チタニウム及び他の人工又は天然の着色料を用いてもよい。ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、t−ブチルヒドロキノン、その他の周知の抗酸化成分、及びこれらの混合物等の抗酸化剤を含有してもよい。チューインガム技術の当業者に公知の、他の従来からあるチューインガム添加物をガムベースに用いてもよい。
一般に、ガムベースはチューインガム組成物全体の5質量%〜95質量%であってよく、より具体的には20質量%〜60質量%であってよい。
[任意成分]
本発明のチューインガム組成物は、1種以上の甘味料と、カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体(CPP−ACP)と、を更に含有することが好ましい。
(甘味料)
好適な甘味料は、シュガーレス甘味料であり、具体的には水溶性甘味料、水溶性人工甘味料、天然の水溶性甘味料より誘導される水溶性甘味料、ジペプチド系甘味料、及びタンパク質系甘味料、並びにこれらの混合物等の広範囲の物質から選択することができる。なお、本明細書において「シュガーレス」とは、チューインガム100g当たりの糖類含量が0.5g未満であることを指す。
特定の甘味料に限定されない代表的なカテゴリー及び代表例としては、
(a)ジヒドロカルコン、モネリン、ステビオシド、ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの異性体、ステビア由来甘味料、 レバウディオサイド、レバウディオサイドA、グリチルリチン、ジヒドロフラベノール、及びソルビトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール、及び米国特許第4,619,834号明細書(該明細書の記載は、参照として本明細書に組み込まれる)に開示されたもの等のL−アミノジカルボン酸アミノアルケン酸エステルアミド、並びにこれらの混合物等の水溶性甘味料;
(b)可溶性サッカリン塩(サッカリンナトリウム塩又はカルシウム塩)、サイクラミン酸塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナトリウム塩、アンモニウム塩、又はカルシウム塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのカリウム塩(アセスルファム−K)、遊離酸型のサッカリン、及びこれらの混合物等の水溶性人工甘味料;
(c)L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)、及び米国特許第3,492,131号明細書に記載の物質、L−α−アスパルチル−N−(2,2,4,4−テトラメチル−3−チエタニル)−D−アラニンアミド水和物(アリテーム)、N−[N−(3,3−ジメチルブチル)−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン 1−メチルエステル(ネオテーム)、L−アスパルチル−L−フェニルグリセリンのメチルエステル及びL−アスパルチル−L−2,5−ジヒドロフェニルグリシン、L−アスパルチル−2,5−ジヒドロ−L−フェニルアラニン、L−アスパルチル−L−(1−シクロヘキセン)−アラニン等のL−アスパラギン酸誘導体甘味料、及びこれらの混合物等の、ジペプチド系甘味料;
(d)例えば、サッカロースの商品名で知られているクロロデオキシサッカロース又はクロロデオキシガラクトサッカロースの誘導体等のクロロデオキシ糖誘導体等の、通常の砂糖(サッカロース)の塩素化誘導体等の天然の水溶性甘味料から誘導される水溶性甘味料;クロロデオキシサッカロース及びクロロデオキシガラクトサッカロース誘導体の例としては、1−クロロ−1’−デオキシサッカロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−フルクトフラノシド、又は4−クロロ−4−デオキシガラクトサッカロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1−クロロ−1−デオキシ−β−D−フルクト−フラノシド、又は4,1’−ジクロロ−4,1’−ジデオキシガラクトサッカロース、1’,6’−ジクロロ−1’,6’−ジデオキシサッカロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,1’,6’−トリクロロ−4,1’,6’−トリデオキシガラクトサッカロース、4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−6−クロロ−6−デオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,6,6’−トリクロロ−4,6,6’−トリデオキシガラクトサッカロース、6,1’,6’−トリクロロ−6,1’,6’−トリデオキシサッカロース、4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクト−ピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、又は4,6,1’,6’−テトラクロロ−4,6,1’,6’−テトラデオキシガラクト−サッカロース、及び4,6,1’,6’−テトラデオキシ−サッカロース、並びにこれらの混合物等、及び
(e)タウマトコッカスダニエリ(タウマチンI及びII)等のタンパク質系甘味料が挙げられるが、これらに限定されない。
高甘味度甘味料を多くの異なる周知の物理的形状で用いることで、甘味の初期バースト及び/又は長期間にわたる甘味感を付与することができる。物理的形状としては、スプレードライ体、粉体等の遊離状、ビーズ体、封入体、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
甘味料は、スクラロース、サッカリン塩、アセスルファムカリウム塩、アスパルテーム、タウマチン、ネオテーム、アリテーム、及びこれらの組み合わせ等の高甘味度甘味料であってもよい。
(カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体(CPP−ACP))
CPP−ACPは機能的有効成分であり、その含有量は適宜設定されてよい。一態様において、CPP−ACPの含有量は、1サービング(1回の摂取量)当たり、150mg以下、130mg以下、110mg以下、80mg以下、50mg以下、20mg以下、10mg以下、5mg以下、1mg以下、0.5mg以下、0.1mg以下であってよい。ある態様において、CPP−ACPの含有量は、0.01mg〜150mg、0.3mg〜80mg、0.2mg〜20mg、2mg〜20mg、5mg〜20mgであってよい。ここで1サービングは、特に限定されないが、製品1〜8個からなってよく、7個、6個、5個、4個、3個、又は2個からなってよい。更に、各製品の質量は、特に限定されないが、1〜40gであってよく、30g、20g、10g、8g、6g、4g、2g、1g、又は0.5gであってよい。
一態様において、CPP−ACPの含有量は、300mg以下、200mg以下、150mg以下、100mg以下、50mg以下、25mg以下、10mg以下、5mg以下、又は1mg以下である一日量であってよい。一態様において、CPP−ACPの含有量は、75mg〜300mg、100mg〜200mg、75mg〜100mgである一日量であってよい。ここで一日量とは、所望の任意数のサービング又は製品を含んでよい。
一態様において、CPP−ACPの含有量は、製品の質量に対して、95%以下、90%以下、85%以下、80%以下、75%以下、70%以下、65%以下、60%以下、55%以下、50%以下、45%以下、40%以下、35%以下、30%以下、25%以下、20%以下、15%以下、10%以下、5%以下、2%以下、1%以下、0.5%以下、0.2%以下、0.1%以下であってよい。ある態様において、CPP−ACPの含有量は、製品の質量に対して、0.01%〜95%、0.01%〜60%、0.01%〜25%、0.01%〜5%、0.01%〜2%であってよい。
CPP−ACPは、その少なくとも一部が、放出性を変化させられた形態、例えばカプセル化されていることが好ましい。一般に、CPP−ACPの少なくとも一部をカプセル化することで、CPP−ACPが徐放されるため、効果を長時間に亘って持続できる。
CPP−ACPは、カプセル化され又はカプセル化されていない(遊離)形態で使用できる。センターフィルガムでは、カプセル化されたCPP−ACPが中心充填領域及び/又は被覆領域に存在し、カプセル化されていないCPP−ACPが中心充填領域に存在してよい。カプセル化されたCPP−ACP、及びカプセル化されていないCPP−ACPは、同一又は異なる量で使用されてよい。
CPP−ACPのカプセル材料は、1種類以上の成分の周囲に、保護障壁又は保護層として、固体状の若しくは強固なコーティング、又はフィルムを形成することができ、且つ/又は1種類以上の成分と共にマトリックスを形成することができる、1種類以上の水不溶性のポリマー、共重合体、又は他の材料が含まれる。ある実施形態において、カプセル材料は、成分を完全に取り囲み、被覆し、コーティングし、又は封入していてもよい。他の実施形態において、カプセル材料は、成分を部分的に取り囲み、被覆し、コーティングし、又は封入していてもよい。異なるカプセル材料により、封入された成分に対する異なる放出速度又は放出プロファイルを付与することができる。
有用なカプセル材料の例としては、ポリビニル酢酸、ポリエチレン、架橋ポリビニルピロリドン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸、エチルセルロース、ポリ酢酸フタル酸ビニル、ポリエチレングリコールエステル、メタクリル酸−co−メタクリル酸メチル、エチレンビニル酢酸(EVA)共重合体、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
(フレーバー)
使用可能なフレーバーとしては、天然又は人工フレーバー等の、当業者に公知のものが挙げられる。合成フレーバー油及び香味芳香族及び/又は香味油、植物、葉、花、果実等、及びこれらの組み合わせより誘導される含油樹脂及び抽出物よりこれらのフレーバーを選択してもよい。香味油の非限定的な代表例としては、スペアミント油、シナモン油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ペパーミント油、クローブ油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃油、及びカッシア油が挙げられる。他の有用なフレーバーは、バニラ、レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ等の柑橘油、及びリンゴ、洋ナシ、桃、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、サクランボ、プラム、パイナップル、アプリコット等のフルーツエッセンス等の人工、天然、及び合成フルーツ香料である。これらのフレーバーは、液体又は固体状態で用いることができ、単独で、又は混合物として用いることができる。通常用いられるフレーバーとしては、ペパーミント、メントール、スペアミント、人工バニラ、シナモン誘導体等のミント類、及び種々のフルーツ香料等が挙げられ、これらは単独で、又は混合物として用いられる。フレーバーは、息清涼化特性を与えることもでき、代表例としてミントの香味が挙げられる。
他の有用なフレーバーとしては、酢酸シンナミル、シンナムアルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニル、p−メチルアニソール等のアルデヒド及びエステルが挙げられ、用いることができる。通常、米国国立科学協会刊行の「Chemicals Used in Food Processing, publication 1274」の63〜258ページに記載のもの等の、任意のフレーバー及び食品添加物を用いることができる。この刊行物は、参照として本明細書に組み込まれる。フレーバーは、天然のものであっても人工のものであってもよい。
他のアルデヒドフレーバーの例としては、アセトアルデヒド(リンゴ)、ベンズアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、アニスアルデヒド(甘草、アニス)、シンナムアルデヒド(シナモン)、シトラール(α−シトラール(レモン、ライム))、ネラール(β−シトラール(レモン、ライム))、デカナール(オレンジ、レモン)、エチルバニリン(バニラ、クリーム)、ヘリオトロープ(ピペロナール(バニラ、クリーム))、バニリン(バニラ、クリーム)、α−アミルシンナムアルデヒド(芳しいフルーツのフレーバー)、ブチルアルデヒド(バター、チーズ)、バレルアルデヒド(バター、チーズ)、シトロネラール(調香剤、多くのタイプ)、デカナール(柑橘類)、C8アルデヒド(柑橘類)、C9アルデヒド(柑橘類)、C12アルデヒド(柑橘類)、2−エチルブチルアルデヒド(液果類)、ヘキサナール(トランス−2ヘキサナール(液果類))、トリルアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、ベラトルムアルデヒド(バニラ)、2,6−ジメチル−5−ヘプタナール(メロナール(メロン))、2,6−ジメチルオクタナール(未熟果)、及び2−ドデカナール(柑橘類、マンダリン)、サクランボ、ブドウ、イチゴ、ショートケーキ、及びこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されない。
一実施形態において、フレーバーは液状及び/又は乾燥状のいずれの形態でも用いることができる。後者の形態で用いる場合、油状物のスプレードライ等の適当な手段を用いることができる。或いは、セルロース、デンプン、砂糖、マルトデキストリン、アラビアガム等の水溶性の物質にフレーバーを吸着させてもよく、封入してもよい。かかる乾燥状物の調製のための実際の手法は周知である。
一実施形態において、フレーバーは、多くの個別の物理的形状で用いることができる。かかる物理的形状としては、スプレードライ体、粉体等の遊離状、ビーズ体、封入体、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
ここで用いられるフレーバーの量は、最終的なチューインガム組成物のタイプ、個々のフレーバー、用いられるガムベース、望ましい香味の強さ等に関する嗜好の問題である。したがって、フレーバーの量は、最終製品において望ましい結果を得るために変化させることができ、このような変化は、過度の実験を必要としない当業者の能力の範囲内である。ガム組成物において、フレーバーの含有量は、通常、チューインガム組成物に対して約0.02質量%〜約5質量%、より具体的には約0.1質量%〜約2質量%、さらにより具体的には約0.8質量%〜約1.8質量%である。
(薬剤)
本発明のチューインガム組成物は、医薬品、ハーブ、栄養補助剤等の種々の薬剤を含有してもよい。有用な薬剤の例としては、ACE阻害剤、狭心症治療剤、不整脈治療剤、ぜんそく治療剤、コレステロール低下剤、鎮痛剤、麻酔薬、けいれん治療剤、抗うつ剤、糖尿病治療剤、下痢の治療製剤、解毒剤、抗ヒスタミン剤、高血圧治療剤、抗炎症剤、抗脂質剤、躁病治療剤、制吐剤、発作治療剤、甲状腺治療製剤、抗ガン剤、抗ウィルス剤、ニキビ治療剤、アルカロイド、アミノ酸製剤、鎮咳剤、尿酸血治療剤、抗ウィルス剤、同化製剤、全身性及び局所性抗感染症剤、抗組織形成剤、パーキンソン病治療剤、リューマチ治療剤、食欲増進剤、生理反応調節剤、血液改質剤、骨代謝調節剤、心血管作動薬、中枢神経賦活剤、コリンエステラーゼ阻害剤、避妊薬、充血除去剤、補助食品、ドーパミン受容体アゴニスト、子宮内膜症管理剤、酵素、近年バイアグラ(登録商標)という名称で市販されているクエン酸シルデナフィル等の勃起不全治療剤、排卵誘発剤、胃腸薬、同種療法(ホメオパシー)用治療剤、ホルモン、高カルシウム血症及び低カルシウム血症の管理剤、免疫調節剤、免疫抑制剤、偏頭痛の治療製剤、乗り物酔い治療剤、筋弛緩剤、肥満管理剤、骨粗鬆症治療製剤、子宮収縮剤、副交感神経遮断剤、副交感神経興奮剤、プロスタグランジン、精神治療剤、呼吸器剤、鎮静剤、ブロモクリプチン又はニコチン等の禁煙補助剤、交感神経遮断剤、振戦製剤、尿路治療剤、血管拡張剤、下剤、制酸剤、イオン交換樹脂、解熱剤、食欲抑制剤、去痰剤、抗不安剤、抗潰瘍剤、抗炎症性物質、冠動脈拡張剤、脳血管拡張剤、末梢血管収縮剤、向精神剤、強心剤、高血圧治療剤、血管収縮剤、偏頭痛治療剤、抗生物質、精神安定剤、精神病治療剤、抗ガン剤、抗凝固剤、血栓症治療剤、睡眠薬、制吐剤、嘔吐抑制剤、けいれん治療剤、神経筋剤、高血糖及び低血糖治療剤、甲状腺及び坑甲状腺製剤、利尿剤、鎮けい剤、子宮弛緩剤、肥満治療剤、増血剤、ぜんそく治療剤、鎮咳剤、粘液溶解剤、DNA及び遺伝調節剤、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。特に限定されないが、具体的にチューインガム組成物は、デルモピノールを組成物全体に対して0.5〜1.0質量%程度含有してもよい。また、チューインガム組成物は、歯肉炎をより抑制できる点で、以下の式で示されるLAE(エチルラウリルアルギニンハイドロクロライド)を、0.006〜0.015質量%程度含有してもよい。
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(提示)
チューインガム製品には、歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延に有効である旨の提示がされていてもよい。提示は、視覚的な表示を含むことはもちろん、これに限られず、嗅覚的、官能的(音等)な提示も含まれる。ここで、「治療」とは、チューインガム製品が歯肉炎の症状が発症した後に使用され、その症状の一部又は全部を改善、又は悪化を抑制することを指す。「予防」とは、歯肉炎の症状が発症する前に使用され、症状の一部又は全部の発症を抑制することを指す。また、「進行遅延」とは、本発明のチューインガム製品の非使用時に比べ、歯肉炎の症状の進行速度が低下することを指す。
[調製方法]
チューインガム組成物の調製は、当業者に知られた標準技術及び装置を用いて製品を調製してよい。本明細書に記載の実施形態で有用な装置は、チューインガム製造の技術分野でよく知られた、混合装置及び加熱装置を含む。従って具体的な装置の選択は、当業者に明らかである。一般的なチューインガムの調製工程については、Hopkinsらの米国特許第4271197号、Cherukuriらの第4352822号及びCherukuriらの第4497832号(これらは各々、その全体を本願に引用して援用する)を参照されたい。
具体的に、ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩とを混合して、成分の分散物を形成してよい。詳細には、ガムベースを高剪断ミキサー中で高温にて融解してよい。融解したガムベースに任意成分及びヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩を添加して、高剪断下で混合することで成分を完全に分散してよい。約0〜150℃の高温で成分を混合してよい。得られる成分の混合物を冷却してよい。
ここで、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、他の成分を混合する工程の後半以降に添加することが好ましい。これにより、咀嚼時におけるヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩の適切な放出を容易にすることができる。「他の成分を混合する工程の後半以降」とは、他の成分の添加量全体の半分を添加した後、もしくは他の成分の添加時間の半分を経過した後、という意味であってよい。また、混合工程の時間経過とともに、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩の添加量を、連続的又は断続的に増加させてもよい。なお、ここでいう「連続的又は断続的に増加」とは、全体として増加傾向にあることを指し、迂回目的で添加量の減少を瞬間的に挟むような態様をも包含するものである。
例えば、中心充填チューインガムの実施形態は、液体又は粉体又は他の固体であってよい中心充填領域、及び被覆領域を含有してよい。被覆領域は、少なくとも部分的にガム領域を取り囲んでよい。ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、中心充填チューインガムの領域のいずれ、すなわち中心充填領域、ガム領域及び/又は被覆領域のいずれにでも配合してよい。中心充填チューインガム及びその調製方法は、双方とも「Liquid−Filled Chewing Gum Composition」の名称で、2004年8月24日に出願の共係属中である本願出願人による米国特許公開第10/925822号及び2005年8月24日に出願の共係属中である本願譲受人による米国特許公開第11/210954号(双方を本願に引用して援用する)に更に十分に記載されている。
いくつかの他のチューインガム実施形態は、例えば、加圧錠剤ガム等の圧縮ガム様式であってよい。かかる実施形態は、微粒子チューインガムベースを含んでよい。微粒子チューインガムベースとしては、圧縮可能ガムベース組成物及び打錠用粉体を挙げることができる。圧縮チューインガムは、「Compressible Gum System」の名称で、2005年11月8日に出願の共係属中である本願出願人による米国仮出願第60/734680号(その内容を本願に引用して援用する)に更に十分に記載されている。
ある実施形態において、チューインガムはその上にコーティングを有してよい。かかるコーティングされたチューインガムは、通常ペレットガムと称される。外側のガムコーティングは固くても、又はクランチタイプでもよい。当業者に知られた好適なコーティング材料の何れも、用いてよい。通常、外側コーティングとしては、ソルビトール、マルチトール、キシリトール、イソマルト、エリスリトール、及び他の結晶性ポリオールを挙げることができ、サッカロースも使用してよい。更に、コーティング自体を通してチューインガム組成物が見えなくなるように、コーティングは何層かの不透明層を含有してよく、これらを審美的、食感的及び保護目的で更に1つ以上の透明層で任意に被覆することもできる。外側コーティングは、少量の水及びアラビアガムを含有してよい。コーティングを更に、ワックスでコーティングできる。コーティングは、各コーティングの間で乾燥しながらコーティング溶液を連続的に施すことによる従来法にておこなってよい。コーティングが乾燥するにつれ、通常、それは不透明になり、普通は白色となるが、他の着色料を添加してもよい。ポリオールコーティングは、更にワックスコーティングが可能である。コーティングは、着色薄片又はスペックルを更に含有できる。組成物がコーティングを含有する場合には、コーティング全体に1種以上の口腔ケア有効成分を分散させることができる。これは特に、1種以上の口腔ケア有効成分が単一相組成物中で有効成分の他のものと非相溶性である場合に好ましい。独自の製品特性を生じさせるために、香味料も添加してよい。
所望の特性を実現するために、コーティングに他の材料を添加してもよい。これらの材料としては、カルボキシメチルセルロース等のセルロース類、ゼラチン、キサンタンガム及びアラビアガムが挙げられるが、これらに限定されない。
コーティング組成物は、上記方法を含め、当分野で知られている方法の何れによってもコーティングしてよい。コーティング組成物の含有量は、チューインガム製品に対して約2質量%〜約60質量%、更に具体的には約25質量%〜約45質量%であってよい。
<キット>
本発明は、哺乳動物における歯肉炎の治療又は予防用のキットであって、ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有するチューインガム製品と、前記チューインガム製品の使用説明書と、前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキットも包含する。
また、本発明は、哺乳動物における歯肉炎の進行遅延用のキットであって、ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有するチューインガム製品と、前記チューインガム製品の使用説明書と、前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキットも包含する。
[使用方法]
本発明のチューインガム製品は、ヒアルロン酸含有量、歯肉炎の程度等を考慮して、適宜の期間に亘り、適宜の頻度及び量で咀嚼されてよい。つまり、歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延を充分に達成する観点では、1日あたり4mg以上のヒアルロン酸を含有する分のチューインガム製品を咀嚼することが好ましい。他方、咀嚼者の精神的ストレスを考慮すると、一般には、1回当たり1〜8個のチューインガム製品を、1日あたり1〜4回の頻度で咀嚼することが好ましい。
<実施例1>
表1に示す組成のガムベースを調製した。具体的にガムベースは、表1に示す成分を混合機に添加し、加熱して溶解させることで調製した。
Figure 0005437692
溶解したガムベースに、チューインガム製品1gあたり10mgになるような割合で平均分子量80万のヒアルロン酸「HA−F」(キューピー社製)を配合し、更に、公知のシュガーレス甘味料及びフレーバーを適量ずつ配合し、板状のチューインガム製品を作製した。
<実施例2>
常法に従って製造した平均分子量400のヒアルロン酸を用いた点を除き、実施例1と同様の手順で、チューインガム製品を作製した。
<実施例3>
常法に従って製造した平均分子量1000万のヒアルロン酸を用いた点を除き、実施例1と同様の手順で、チューインガム製品を作製した。
[放出性評価]
ヒアルロン酸を含有しない点を除き実施例1と同様の組成のチューインガム製品に、145mM塩化ナトリウムを含有する10mMリン酸緩衝液(pH7.3)を加え、練り込むことでコントロールガム溶液を抽出した。このコントロールガム溶液に、実施例1で用いたヒアルロン酸を、最終濃度が450、225、112.5、及び56.25μg/mLになるように添加することで、ヒアルロン酸添加コントロールガム溶液を調製し、この溶液を孔径0.45μmのメンブレンフィルタに通し、通過した溶液をヒアルロン酸標準液として回収した。各ヒアルロン酸標準液に関して、波長208nmにおける吸光度を測定することで、ヒアルロン酸含有量と吸光度との相関式を作成した。なお、この相関式の相関係数R2は0.9947と極めて高かった。
相関式 y=0.0013x+0.0826
(式中、xはヒアルロン酸含有量(μg/mL)、yは吸光度である)
実施例1で作製したチューインガム製品を用いて、ヒアルロン酸抽出液を回収した。この抽出液に関して上記と同じ手順で吸光度を測定し、この測定値及び相関式に基づいて、チューインガム製品から放出されたヒアルロン酸量を算出した。この結果、チューインガム製品1gあたりのヒアルロン酸放出量は9.53mgであり、配合量に対する放出量の割合(放出率)は95.3%(質量/質量)と極めて高いことが確認された。
同様の手順で、実施例2及び3のチューインガム製品に関して、ヒアルロン酸放出量を算出した。すると、ヒアルロン酸放出量は、実施例2のチューインガム製品では9.73mgであり、配合量に対する放出量の割合(放出率)は97.3%(質量/質量)と高いことが確認された。また、ヒアルロン酸放出量は、実施例3のチューインガム製品では9.35mgであり、配合量に対する放出量の割合(放出率)は92.5%(質量/質量)とある程度に高いことが確認された。
<実施例4、5>
ヒアルロン酸の配合量を、チューインガム製品一粒(1.5g)あたり1mg(実施例4)、5mg(実施例5)とし、2.3mgのCPP−ACPを用い、粒状とした点を除き、実施例1と同様の手順でチューインガム製品を作製した。
<実施例6、7>
表2に示す組成のガムベースを調製した点を除き、実施例4、5と同様の手順でチューインガム製品を作製した。
Figure 0005437692
[臨床評価]
実施例4〜5のチューインガム製品に関する歯肉炎改善効果を、歯科臨床診査により調べた。被験者として、社会保険研究所編「歯周病の診断と治療のガイドライン」によりプラーク性歯肉炎、あるいは軽度歯周炎と診断された18〜65歳の健常な男女74名を、実施例4摂取群n=23、実施例5摂取群n=25、比較例1(ヒアルロン酸配合がない点を除き実施例4と同様)摂取群n=26の3群に無作為に振り分け、二重盲検で2週間に亘る摂取試験を行った。チューインガム製品の摂取は、粒ガム2粒を同時に1日4回、1回あたり20分間を目安に咀嚼することで行った。摂取のタイミングは、朝食後、昼食後、夕食後、及び就寝の1〜2時間前とし、食後の摂取は、食後に、あるいは食後の口腔清掃の習慣のある場合は口腔清掃後に行い、就寝時の咀嚼は就寝前の口腔清掃の少なくとも1時間前に行うこととした。被験者に咀嚼の方法は特に指示しなかったが、咀嚼後少なくとも1時間、一切の飲食を禁止した。
歯肉炎の歯科臨床診査は1名の歯周病専門医により行い、感圧式ポケット探針を用いたプロービング時の歯肉からの出血の指数(Bleeding Index:BI)、及び被験部位数に対する出血部位数の割合(Percent of Bleeding on Probing:%BOP)を、歯肉炎の状態を示す臨床的指標とした。
被験歯は全歯、被験部位は1歯あたり6部位(近心頬側、頬側中央、遠心頬側、近心舌側、舌側中央、及び遠心舌側)であり、各部位のプロービング時の出血の有無に関するスコアBIを以下の基準で判定した。
スコア0:出血なし
スコア1:プロービング30秒後に出血あり
スコア2:プロービング直後に出血あり
スコア1およびスコア2を出血陽性部位とし、被験部位数に対する陽性部位数の百分率を%BOPとした。試験開始時と、摂取2週間後とに得られた各被験部位のスコアの差を求め、各歯列部位のBI及び%BOPの平均値をまとめた。この結果を表3に示す。各群間比較の有意差検定は、Mann−Whiteney検定を用いて行い、p<0.05であることを有意の条件とした。
Figure 0005437692
*:比較例1に対する有意差(p>0.05)
表3に示されるように、実施例4及び5のチューインガム製品では、ほぼすべての歯列部位において、BI及び%BOPが比較例1に比べて有意に高かった。これにより、ヒアルロン酸を含有するチューインガム製品は、歯肉炎を充分に抑制できることが分かった。
[官能評価]
上記の臨床試験の間、実施例4〜7、前述の比較例1及び比較例2(ヒアルロン酸配合がない点を除き実施例6と同様)のチューインガムの咀嚼に伴う精神的ストレスを評価した。評価は毎回の咀嚼後に行い、以下の基準に基づいて行った。2週間に亘る各被験者によるスコア平均値を表4に示す。
スコア0:チューインガム製品の歯への付着によるぐらつきを強く感じ、咀嚼を充分に行えなかった
スコア1:チューインガム製品の歯への付着によるぐらつきを若干感じ、ストレスを感じた
スコア2:全く精神的ストレスを感じなかった
Figure 0005437692
表4に示されるように、比較例1及び2のチューインガム製品ではスコアが低下し、精神的ストレスが経時的に増していた。これは、繰返しの咀嚼によるストレスの増幅や、歯肉炎の進行によるものと推測される。
これに対して、実施例4〜7のチューインガム製品では、精神的ストレスが経時的に低下し、特に摂取1週間後以降では、精神的ストレスをほぼ感じないレベルにまで至っていた。これにより、ヒアルロン酸を含有するチューインガム製品は、患部へのヒアルロン酸の供給を少ない精神的ストレスで継続的に行うことができることが分かった。
また、実施例4及び5が実施例6及び7よりもスコアが高いことから、ワックスを実質的に含有しないガムベースを用いることで、患部へのヒアルロン酸の供給をより少ない精神的ストレスで継続的に行うことができることが分かった。なお、実施例4と同じガムベースを用いている比較例1は、咀嚼開始後2日間、実施例6及び7よりもスコアが高いものの、ヒアルロン酸を含有していないために歯肉炎が進行してしまった結果、3日目以後のスコアは実施例6及び7に逆転されている。
また、実施例7が実施例6よりもスコアが高いことから、ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂を含有することで、患部へのヒアルロン酸の供給を更に少ない精神的ストレスで継続的に行うことができることが分かった。
<実施例8>
筒体の中に、0.6gのヒアルロン酸の粉末を充填し、次にブロック状のガムベースを投入し、続いて0.6gのヒアルロン酸の粉末を充填し、最後に打錠することにより、内部にガムベースが、外側に強固に固められたヒアルロン酸が配置されたチューインガム製品であって、チューインガム製品一粒(1.5g)あたり1.2gのヒアルロン酸が配合されたチューインガム製品を作成した(実施例8)。他の手順は実施例4と同様である。
<実施例9>
ヒアルロン酸の粉末の充填量を0.6gから0.3gに変更した点を除き、実施例8と同様の手順で、0.6gのヒアルロン酸が配合されたチューインガム製品を作成した。
<実施例10>
ヒアルロン酸の粉末の充填量を0.6gから0.075gに変更した点を除き、実施例8と同様の手順で、0.15gのヒアルロン酸が配合されたチューインガム製品を作成した。
実施例8〜10で作製したチューインガム製品を、プラーク性歯肉炎、あるいは軽度歯周炎と診断された18〜65歳の健常な男女10人に咀嚼させ、咀嚼に伴う食感に関する官能評価を行った。評価は、以下の基準に基づいて行った。この結果を表5に示す。
スコア1:ガムベースが溶け、食感が悪い。
スコア2:食感はチューインガム製品として通常である。
スコア3:食感は通常のチューインガム製品よりも優れている。
Figure 0005437692
表5に示されるように、実施例8及び9に比べて実施例10では、極めて優れた食感を得ることができていた。これにより、ヒアルロン酸の配合量を組成物の質量に対して10質量%以下にすることで、食感を飛躍的に向上できることが分かった。

Claims (33)

  1. ガムベースと、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を含有し、
    前記ガムベースは、ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂を含有する歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  2. 前記ヒアルロン酸は、400以上10000000以下の平均分子量を有する請求項1記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  3. 前記歯肉炎抑制有効量は、組成物全体の質量に対して0.0075質量%以上95質量%以下である請求項1又は2記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  4. 前記ガムベースは、ワックスを実質的に含有しない請求項1からいずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  5. 1種以上の甘味料と、
    前記組成物の質量に対して0.01質量%以上95質量%以下のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体と、を更に含有する請求項1からいずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  6. 前記カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の少なくとも一部はカプセル化されている請求項記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  7. 前記甘味料は、1種以上のシュガーレス甘味料を含む請求項5又は6記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  8. 1種以上のフレーバーを更に含有する請求項1からいずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物。
  9. 請求項1からいずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物からなるチューインガム製品。
  10. ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩を、0.2mg以上560mg以下の量で含有する請求項記載のチューインガム製品。
  11. 板状、スラブ状、粉状、液状、ペースト状、ペレット状、棒状、センターフィル状、被デポジット状、又は被プレス状の形態を有する請求項9又は10記載のチューインガム製品。
  12. 中心充填領域と、この中心充填領域を少なくとも部分的に被覆する被覆領域と、を備える請求項9から11いずれか記載のチューインガム製品。
  13. 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、前記中心充填領域、前記被覆領域、又はその双方のいずれかに位置する請求項12記載のチューインガム製品。
  14. 0.1mg以上のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体を含有する請求項9から13いずれか記載のチューインガム製品。
  15. 歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延に有効である旨の提示がされた請求項9から14いずれか記載のチューインガム製品。
  16. ガムベースと、歯肉炎抑制有効量のヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、を配合する手順を有し、
    前記ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂を配合する歯肉炎抑制用チューインガム組成物の調製方法。
  17. 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩は、他の成分を混合する工程の後半以降に添加する請求項16記載の調製方法。
  18. 前記ヒアルロン酸として、400以上10000000以下の平均分子量を有するものを用いる請求項16又は17記載の調製方法。
  19. 前記歯肉炎抑制有効量は、組成物全体の質量に対して0.0075質量%以上95質量%以下である請求項16から18いずれか記載の調製方法。
  20. 前記ガムベースには、ワックスを実質的に配合しない請求項16から19いずれか記載の調製方法。
  21. 1種以上の甘味料と、
    前記組成物の質量に対して0.01質量%以上95質量%以下のカゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体と、を更に配合する請求項16から20いずれか記載の調製方法。
  22. 前記カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の少なくとも一部はカプセル化されている請求項21記載の調製方法。
  23. 前記甘味料は、1種以上のシュガーレス甘味料を含む請求項21又は22記載の調製方法。
  24. 1種以上のフレーバーを更に配合する請求項16から23いずれか記載の調製方法。
  25. 請求項1からいずれか記載の歯肉炎抑制用チューインガム組成物を用いるチューインガム製品の製造方法。
  26. ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩の含有量を0.2mg以上560mg以下にする請求項25記載の製造方法。
  27. 板状、スラブ状、粉状、液状、ペースト状、ペレット状、棒状、センターフィル状、被デポジット状、又は被プレス状の形態に加工する請求項25又は26記載の製造方法。
  28. 中心充填領域と、この中心充填領域を少なくとも部分的に被覆する被覆領域と、を設ける請求項25から27いずれか記載の製造方法。
  29. 前記ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩を、前記中心充填領域、前記被覆領域、又はその双方のいずれかに配置する請求項28記載の製造方法。
  30. カゼインホスホペプチド−リン酸カルシウム複合体の含有量を0.1mg以上にする請求項25から29いずれか記載のチューインガム製品。
  31. 歯肉炎の治療、予防、又は進行遅延に有効である旨の提示を施す請求項25から30いずれか記載の製造方法。
  32. 哺乳動物における歯肉炎の治療又は予防用のキットであって、
    ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂とを含有するチューインガム製品と、
    前記チューインガム製品の使用説明書と、
    前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキット。
  33. 哺乳動物における歯肉炎の進行遅延用のキットであって、
    ガムベースと、ヒアルロン酸又はその生理学的に許容できる塩と、ガムベース全体の質量に対して20質量%以上の油脂とを含有するチューインガム製品と、
    前記チューインガム製品の使用説明書と、
    前記チューインガム製品及び前記使用説明書を収容するパッケージと、を備えるキット。
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