JP5436625B2 - 冷媒漏洩判定装置、冷凍装置、及び冷媒漏洩判定方法 - Google Patents

冷媒漏洩判定装置、冷凍装置、及び冷媒漏洩判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、冷媒の漏洩を判定する装置とそれを搭載した冷凍装置とその方法に関するものである。
従来の冷凍装置として、冷媒の漏洩を判定する装置を備えるものがある。そのような冷凍装置では、室内に設けられた筐体の側面又は内部に酸素濃度検知手段が設けられ、酸素濃度が相対的に低下したことを酸素濃度検知手段で検知して冷媒が漏洩したことを判定する。制御部は、冷媒が漏洩したことを判定する信号が入力されると、警報音を吹鳴すると共に冷凍装置の運転を中止する。このように動作させることで、多量の冷媒が流出することを防止し、冷凍装置の性能低下や圧縮機の故障を防止している(特許文献1参照)。
特開平10−115478号公報(段落[0015]−[0023]、図1−2)
従来の冷凍装置では、冷媒の漏洩を判定した際に、制御部が冷凍装置の運転を中止しているものの、冷媒の漏洩が開始してから冷媒の漏洩を判定するまでの間に冷媒が流出してしまう。漏洩した冷媒は断熱膨張によって低温となっているため、漏洩した冷媒が筐体や周辺の壁面に当たることで、筐体や周辺の壁面が急激に冷却され、筐体や周辺の壁面に接する周囲空気の水分が筐体や周辺の壁面に結露して付着する。そして、特に、周囲空気が高湿度である場合には、水分の結露量が多くなり、筐体や周辺の壁面に付着した水分が滴り落ちることとなって、使用者に不快感を与えてしまうという問題点があった。また、同一の室内に設けられた他の機器に水分が結露して、他の機器が故障するという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、周囲空気が高湿度の場合でも使用者に不快感を与えない冷凍装置を実現するための冷媒漏洩判定装置を得るものである。また、他の機器を故障させない冷凍装置を実現するための冷媒漏洩判定装置を得るものである。
本発明に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気の成分を検出する周囲空気成分検出手段と、前記周囲空気成分検出手段の検出結果に基づいて冷媒の漏洩の有無を判定する冷媒漏洩判定手段と、前記周囲空気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段と、を少なくとも備え、前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が高いほど短いものである。
本発明に係る冷媒漏洩判定装置を用いることで、周囲空気が高湿度である場合の漏洩判定に要する時間を短くすることができ、筐体や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量を低減することが可能となる。よって、周囲空気が高湿度の場合でも使用者に不快感を与えない冷凍装置を実現することができる。また、他の機器を故障させない冷凍装置を実現することができる。
従来の冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。 従来の冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。 実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。 実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。 実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。
以下、本発明に係る冷媒漏洩判定装置について、図面を用いて説明する。
なお、以下では空調装置に搭載される例を説明するが、空調装置に搭載される場合に限定されず、他の冷凍装置に搭載されてもよい。冷凍装置には、RAC(ルームエアコン)、PAC(パッケージエアコン)、冷蔵庫等、冷凍サイクルを有する全ての装置が含まれる。また、冷凍装置に限らず、冷媒を使用する他の装置に適用されてもよい。
また、各図において、同一部材又は同一部分には同一の符号を付している。また、細かい構造については適宜図示を省略している。また、重複する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
まず、図1、図2を用いて、従来の冷媒漏洩判定装置について説明する。図1は、従来の冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。図2は、従来の冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。
図1に示すように、従来の冷媒漏洩判定装置は、空調装置の室内側筐体1の内部に設けられ、空調装置全体を制御する制御基板2と、周囲空気の成分を検出する周囲空気成分検出手段3と、冷媒の漏洩が有ることを報知する報知手段4とで構成される。
制御基板2は、マイコン5と、マイコン5と送受信可能に接続され必要な情報を予め記憶したメモリ6とで構成される(なお、制御基板2は、本発明における「冷媒漏洩判定手段」に相当する。)。
周囲空気成分検出手段3は、酸素濃度検知手段7とで構成される。酸素濃度検知手段7は、周囲空気の酸素濃度を検知し、その検知信号をマイコン5に送信する。
マイコン5には、前回の検知からの経過時間(これ以降、この経過時間を「検知後経過時間」という。)が予め設定された時間(これ以降、この時間を「検知間隔設定時間」という。なお、検知間隔設定時間は、本発明における「所定時間間隔」に相当する。)になる毎に、酸素濃度検知手段7で検知された酸素濃度が入力される。
また、マイコン5は、入力された酸素濃度が予め設定された閾値(これ以降、この閾値を「判別閾値」という。なお、判別閾値は、本発明における「所定基準」に相当する。)以下であると判別されることが連続する回数(これ以降、この回数を「連続判別回数」という。)をカウントし、連続判別回数が予め設定された回数(これ以降、この回数を「漏洩判定設定回数」という。なお、漏洩判定設定回数は、本発明における「所定回数」に相当する。)以上になった時、冷媒が漏洩していると判定する。
漏洩判定設定回数は、酸素濃度検知手段7における検知信号のばらつきやノイズの影響に対応するために、例えば、16回に設定される。この回数を極端に減らすと、冷媒が漏洩していると誤って判定する頻度が多くなる。
また、検知間隔設定時間は、マイコン5における処理負担の増加や大きなノイズが生じた際の酸素濃度検知手段7における検知信号の揺らぎに対応するために、例えば、5秒に設定される。この時間を極端に短くすると、マイコン5の処理負担が増加して他の制御の処理遅れが生じる。また、大きなノイズが生じた際に冷媒が漏洩していると誤って判定する頻度が多くなる。
報知手段4は、マイコン5が冷媒が漏洩していると判断した際に、マイコン5から漏洩判定信号を受信し、例えば、ブザー等の警報音を吹鳴して、居住者に冷媒の漏洩が有ることを報知する。冷媒の漏洩を報知された居住者は、メーカのサービスセンターに電話をして故障を連絡すると共に、窓を開けて換気をしたり、コンセントを抜いたり等の動作を行う。
次に、図2を用いて、従来の冷媒漏洩判定装置の動作を説明する。
S201において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S202において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。漏洩判定設定回数Nは、例えば、16回に設定される。検知間隔設定時間Tは、例えば、5秒に設定される。
S203において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7で検知された周囲空気の酸素濃度を受信し、S204に進む。
S204において、マイコン5は、S203で検知された酸素濃度が判別閾値Th以下か否かを判別する。酸素濃度が判別閾値Thより大きい場合は、S205に進む。酸素濃度が判別閾値Th以下である場合は、S207に進む。
S205において、マイコン5は、連続判別回数nをリセットして、S206に進む。
S206において、マイコン5は、検知後経過時間tが検知間隔設定時間T以上になるのを待ち、検知間隔設定時間T以上になったら、tをリセットして、S203に進み、以後繰り返す。
S207において、マイコン5は、連続判別回数nを1インクリメントし、S208に進む。
S208において、マイコン5は、連続判別回数nが漏洩判定設定回数N以上か否かを判別する。漏洩判定設定回数Nより小さい場合は、S206に進み、以後繰り返す。漏洩判定設定回数N以上である場合は、S209に進む。
S209において、マイコン5は、冷媒が漏洩していると判定し、S210に進む。
S210において、マイコン5は、報知手段4に漏洩判定信号を送信し、報知手段4に報知動作を行わせる。
以上、従来の空調装置の冷媒漏洩判定装置について説明した。
実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、これを改良したものであり、周囲空気の湿度が高くなるにつれて冷媒の漏洩判定に要する時間を短くして、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量を低減するものである。
以下、図3乃至図5を用いて、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置について説明する。まず、図3を用いて、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置の構成について説明する。図3は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。
図3に示すように、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、従来の冷媒漏洩判定装置に対して、周囲空気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段8が追加される点で相違する。
絶対湿度検出手段8は、温度検知手段9と、相対湿度検知手段10とで構成される。温度検知手段9は、例えば、サーミスタ素子である。相対湿度検知手段10は、例えば、相対湿度計である。温度検知手段9と相対湿度検知手段10は、周囲空気の温度と相対湿度を検知し、その検知信号をマイコン5に送信する。
マイコン5は、受信した温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を求める。
次に、図4、図5を用いて、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置の動作について説明する。図4、図5は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。
まず、図4を用いて実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのメインルーチンを説明する。
S401において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S402において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。
S403において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nの変更を検討し、S404に進む。なお、S403はサブルーチンを有し、サブルーチンについては図5を用いて後述する。
S404において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7で検知された周囲空気の酸素濃度を受信し、S405に進む。
S405において、マイコン5は、S404で検知された酸素濃度が判別閾値Th以下か否かを判別する。酸素濃度が判別閾値Thより大きい場合は、S406に進む。酸素濃度が判別閾値Th以下である場合は、S408に進む。
S406において、マイコン5は、連続判別回数nをリセットして、S407に進む。
S407において、マイコン5は、検知後経過時間tが検知間隔設定時間T以上になるのを待ち、検知間隔設定時間T以上になったら、tをリセットして、S403に進み、以後繰り返す。
S408において、マイコン5は、連続判別回数nを1インクリメントし、S409に進む。
S409において、マイコン5は、連続判別回数nが漏洩判定設定回数N以上か否かを判別する。漏洩判定設定回数Nより小さい場合は、S407に進み、以後繰り返す。漏洩判定設定回数N以上である場合は、S410に進む。
S410において、マイコン5は、冷媒が漏洩していると判定し、S411に進む。
S411において、マイコン5は、報知手段4に漏洩判定信号を送信し、報知手段4に報知動作を行わせる。
次に、図5を用いて実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのサブルーチンを説明する。
マイコン5は、図4に示したS403からS501に移行し、S502に進む。
S502において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nを初期値(この例では、16回。)に初期化し、S503に進む。
S503において、マイコン5は、温度検知手段9と相対湿度検知手段10で検知された周囲空気の温度と相対湿度を受信し、S504に進む。
S504において、マイコン5は、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算し、S505に進む。
S505において、マイコン5は、絶対湿度を予め設定された閾値と比較し、閾値より小さい場合は、S506に進む。閾値以上である場合は、S508に進む。閾値は、例えば、気温が20℃で相対湿度50%程度の環境であれば、9g/m3である(なお、閾値は、本発明における「所定湿度」に相当する。)。
S506において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nを維持し、S507に進む。
S507において、マイコン5は、メインルーチンのS403に戻る。
S508において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nを半分(この例では、8回。)にし、S509に進む。
S509において、マイコン5は、メインルーチンのS403に戻る。
このように実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。このように構成することで、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量を低減することが可能となり、室内側筐体1や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量を低減することができる。
特に、冷媒を使用する装置に実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置を適用し、その装置を、例えば、ガス・石油製品(コンロ、湯沸かし器、ファンヒータ、ストーブ等)、家電品(魚焼きグリル、電気ヒータ、IH、炊飯器、トースター、オーブンレンジ、電気ストーブ、掃除機、洗濯機、ドライヤー、ハンドジェットタオル等)、電気・ガス工具類(電気ドリル、溶接トーチ等)等、結露によって故障し易い機器が設けられた空間で使用する場合には、より効果的である。
なお、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気成分検出手段3として酸素濃度検知手段7が用いられているが、これに限られず、例えば、ガスセンサ等、異なる原理で冷媒の漏洩を検出する他の検知手段が用いられてもよい。酸素濃度検知手段7が用いられる場合は、より低コスト化することが可能である。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置では、酸素濃度検知手段7で検知された酸素濃度を判別閾値Thと比較しているが、酸素濃度検知手段7で検知された酸素濃度から冷媒濃度を求め、冷媒濃度を判別閾値Thと比較してもよい。
そのような場合には、使用される冷媒の種類に関わらず、同一の判別閾値Thを用いることができるため、使用される冷媒が変更される場合や、使用される冷媒が異なる空調装置同士で制御を共通化したい場合等に好都合である。
つまり、例えば、冷媒にHFO1234yfが使用される場合には、冷媒濃度が6.5vol%の時に酸素濃度が19.6vol%となるのに対して、冷媒にR32が使用される場合には、冷媒濃度が14.4vol%の時に酸素濃度が18.0vol%となるように、酸素濃度が略同一となる時の冷媒濃度は使用される冷媒の種類毎に異なる。そのため、酸素濃度を判別閾値Thと比較する場合には、判別閾値Thを使用される冷媒の種類毎に設定する必要があり、一方、冷媒濃度を判別閾値Thと比較する場合には、酸素濃度を冷媒濃度に換算する必要はあるものの、判別閾値Thを使用される冷媒の種類毎に設定しなくてよい。
なお、冷媒濃度を判別閾値Thと比較する場合には、酸素濃度と冷媒濃度の関係を予めテーブル化してメモリ6に記憶させておくことで、酸素濃度から冷媒濃度への換算を容易にすることができる。テーブルは、使用される冷媒の種類毎に作成されるのが好ましい。マイコン5は、使用される冷媒に応じたテーブルを使用する。どのテーブルを選択するかは、工場出荷時に製造者が設定する。また、特定の複雑なキー操作が必要な隠しキー等によって工場出荷後も再設定できるようにしておくと、好都合である。このようにすることで、例えば、国や地域で使用される冷媒が異なったり、年代によって使用される冷媒が変更される場合等にも対応できる。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置で判定の対象となる冷媒は、HFO1234yfやR32に限定されず、例えば、ジフルオロメタン(CH2F2:R32)、テトラフルオロプロパン(CF3CF=CH2:HFO−1234yf)、プロパン(R290)、プロピレン(R1270)、エタン(R170)、ブタン(R600)、イソブタン(R600a)、1.1.1.2−テトラフルオロエタン(C2H2F4:R134a)、ペンタフルオロエタン(C2HF5:R125)、1.3.3.3−テトラフルオロ−1−プロペン(CF3−CH=CHF:HFO−1234ze)等の中から選ばれる1つの冷媒又は2つ以上の冷媒からなる混合冷媒が含まれる。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置では、絶対湿度が予め設定された閾値と比較され、閾値以上である場合に漏洩判定設定回数Nが半分に設定されるが、漏洩判定設定回数Nが減少すればよく、半分に設定される場合に限定されない。なお、漏洩判定設定回数Nを少なく設定しすぎると冷媒が漏洩していると誤って判定する頻度が多くなるため、適切な値に設定する必要がある。
また、絶対湿度をランク分けし、ランクに応じて漏洩判定設定回数Nの減少の度合いが設定されてもよい。その場合には、絶対湿度が高いほど漏洩判定設定回数Nの減少の度合いが強まるように設定される。また、ランク分けする場合に限定されず、絶対湿度が高いほど漏洩判定設定回数Nの減少の度合いが強まるのであれば、例えば、絶対湿度の逆数を係数とする等、他の方法によって減少の度合いが設定されてもよい。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置における温度検知手段9と相対湿度検知手段10は、空調装置の空調で使用している温度検知手段と相対湿度検知手段を兼用してもよく、また、兼用しなくてもよい。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置では、報知手段4が冷媒の漏洩の有ることを報知しているが、冷媒の漏洩が無いことを報知してもよく、また、冷媒の漏洩が有ることと無いことの両方を報知してもよい。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置における報知手段4は、ブザー等の警報音以外でもよく、例えば、スピーカによる音声、LEDライトの点滅、液晶画面へのメッセージの表示等でもよく、これらを複数組み合わせてもよい。
また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算によって求めているが、周囲空気の温度と相対湿度と周囲空気の絶対湿度の関係を予めテーブル化してメモリ6に記憶させ、テーブルを用いて周囲空気の絶対湿度を求めてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。それに対して、実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気が高湿度である場合に、検知間隔設定時間Tを短く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。なお、検知間隔設定時間Tを短く設定しすぎると冷媒が漏洩していると誤って判定する頻度が多くなるため、適切な値に設定する必要がある。
以下、図6、図7を用いて、実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置について説明する。図6、図7は、実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。なお、冷媒漏洩判定装置のブロック図については、図3と同様であるため、説明を省略する。また、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
まず、図6を用いて実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのメインルーチンを説明する。
S601において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S602において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。
S603において、マイコン5は、検知間隔設定時間Tの変更を検討し、S604に進む。なお、S603はサブルーチンを有し、サブルーチンについては図7を用いて後述する。
S604以降は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のS404以降と同様であるため、説明を省略する。
次に、図7を用いて実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのサブルーチンを説明する。
マイコン5は、図6に示したS603からS701に移行し、S702に進む。
S702において、マイコン5は、検知間隔設定時間Tを初期値(この例では、5秒。)に初期化し、S703に進む。
S703において、マイコン5は、温度検知手段9と相対湿度検知手段10で検知された周囲空気の温度と相対湿度を受信し、S704に進む。
S704において、マイコン5は、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算し、S705に進む。
S705において、マイコン5は、絶対湿度を予め設定された閾値と比較し、閾値より小さい場合は、S706に進む。閾値以上である場合は、S708に進む。
S706において、マイコン5は、検知間隔設定時間Tを維持し、S707に進む。
S707において、マイコン5は、メインルーチンのS603に戻る。
S708において、マイコン5は、検知間隔設定時間Tを0.2倍(この例では、1秒。)にし、S709に進む。
S709において、マイコン5は、メインルーチンのS603に戻る。
このように実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、検知間隔設定時間Tを短く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。このように構成することで、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量を低減することが可能となり、室内側筐体1や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量を低減することができる。
なお、実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置では、絶対湿度が予め設定された閾値と比較され、閾値以上である場合に検知間隔設定時間Tが0.2倍に設定されるが、検知間隔設定時間Tが短くなればよく、0.2倍に設定される場合に限定されない。
また、絶対湿度をランク分けし、ランクに応じて検知間隔設定時間Tの短縮の度合いが設定されてもよい。その場合には、絶対湿度が高いほど検知間隔設定時間Tの短縮の度合いが強まるように設定される。また、ランク分けする場合に限定されず、絶対湿度が高いほど検知間隔設定時間Tの短縮の度合いが強まるのであれば、例えば、絶対湿度の逆数を係数とする等、他の方法によって短縮の度合いが設定されてもよい。
実施の形態3.
実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。それに対して、実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定し且つ検知間隔設定時間Tを短く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間をより短くする。
以下、図8、図9を用いて、実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置について説明する。図8、図9は、実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。なお、冷媒漏洩判定装置のブロック図については、図3と同様であるため、説明を省略する。また、実施の形態1及び実施の形態2に係る冷媒漏洩判定装置と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
まず、図8を用いて実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのメインルーチンを説明する。
S801において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S802において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。
S803において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tの変更を検討し、S804に進む。なお、S803はサブルーチンを有し、サブルーチンについては図9を用いて後述する。
S804以降は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のS404以降と同様であるため、説明を省略する。
次に、図9を用いて実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのサブルーチンを説明する。
マイコン5は、図8に示したS803からS901に移行し、S902に進む。
S902において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tを初期値(この例では、16回と5秒。)に初期化し、S903に進む。
S903において、マイコン5は、温度検知手段9と相対湿度検知手段10で検知された周囲空気の温度と相対湿度を受信し、S904に進む。
S904において、マイコン5は、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算し、S905に進む。
S905において、マイコン5は、絶対湿度を予め設定された閾値と比較し、閾値より小さい場合は、S906に進む。閾値以上である場合は、S908に進む。
S906において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tを維持し、S907に進む。
S907において、マイコン5は、メインルーチンのS803に戻る。
S908において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nを半分(この例では、8回。)にし、検知間隔設定時間Tを0.2倍(この例では、1秒。)にし、S909に進む。
S909において、マイコン5は、メインルーチンのS803に戻る。
このように実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく且つ検知間隔設定時間Tを短く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間をより短くする。このように構成することで、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量をより低減することが可能となり、室内側筐体1や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量をより低減することができる。
実施の形態4.
実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。それに対して、実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気が高湿度である場合に、判別閾値Thを高く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置は、特に、冷媒の漏洩の進行速度が遅い場合に有効である。なお、判別閾値Thを高く設定しすぎると冷媒が漏洩していると誤って判定する頻度が多くなるため、適切な値に設定する必要がある。
以下、図10、図11を用いて、実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置について説明する。図10、図11は、実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。なお、冷媒漏洩判定装置のブロック図については、図3と同様であるため、説明を省略する。また、実施の形態1乃至実施の形態3に係る冷媒漏洩判定装置と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
まず、図10を用いて実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのメインルーチンを説明する。
S1001において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S1002において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。
S1003において、マイコン5は、判別閾値Thの変更を検討し、S1004に進む。なお、S1003はサブルーチンを有し、サブルーチンについては図11を用いて後述する。
S1004以降は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のS404以降と同様であるため、説明を省略する。
次に、図11を用いて実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのサブルーチンを説明する。
マイコン5は、図10に示したS1003からS1101に移行し、S1102に進む。
S1102において、マイコン5は、判別閾値Thを初期値に初期化し、S1103に進む。
S1103において、マイコン5は、温度検知手段9と相対湿度検知手段10で検知された周囲空気の温度と相対湿度を受信し、S1104に進む。
S1104において、マイコン5は、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算し、S1105に進む。
S1105において、マイコン5は、絶対湿度を予め設定された閾値と比較し、閾値より小さい場合は、S1106に進む。閾値以上である場合は、S1108に進む。
S1106において、マイコン5は、判別閾値Thを維持し、S1107に進む。
S1107において、マイコン5は、メインルーチンのS1003に戻る。
S1108において、マイコン5は、判別閾値Thを1.2倍にし、S1109に進む。
S1109において、マイコン5は、メインルーチンのS1003に戻る。
このように実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、判別閾値Thを高く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。このように構成することで、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量を低減することが可能となり、室内側筐体1や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量を低減することができる。
なお、実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置では、絶対湿度が予め設定された閾値と比較され、閾値以上である場合に判別閾値Thが1.2倍に設定されるが、判別閾値Thが高くなればよく、1.2倍に設定される場合に限定されない。
また、絶対湿度をランク分けし、ランクに応じて判別閾値Thの増加の度合いが設定されてもよい。その場合には、絶対湿度が高いほど判別閾値Thの増加の度合いが強まるように設定される。また、ランク分けする場合に限定されず、絶対湿度が高いほど判別閾値Thの増加の度合いが強まるのであれば、例えば、絶対湿度を係数とする等、他の方法によって増加の度合いが設定されてもよい。
実施の形態5.
実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、漏洩判定設定回数Nを少なく設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。それに対して、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置では、周囲空気成分検出手段3が複数の酸素濃度検知手段7を有し、周囲空気が高湿度である場合に、酸素濃度検知手段7の稼働台数を増加させて、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置は、特に、冷媒の漏洩の進行速度が遅い場合に有効である。
以下、図12乃至図14を用いて、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置について説明する。まず、図12を用いて、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置の構成について説明する。図12は、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のブロック図を示す図である。なお、実施の形態1乃至実施の形態4に係る冷媒漏洩判定装置と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
図12に示すように、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置に対して、周囲空気の成分を検出する周囲空気成分検出手段3のみが相違する。周囲空気成分検出手段3は、複数の酸素濃度検知手段7−1〜7−nとで構成される。
次に、図13、図14を用いて、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置の動作について説明する。図13、図14は、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートを示す図である。
まず、図13を用いて実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのメインルーチンを説明する。
S1301において、マイコン5に電源が供給され、マイコン5は、冷媒漏洩判定動作を開始する。
S1302において、マイコン5は、漏洩判定設定回数Nと検知間隔設定時間Tと判別閾値Thを設定し、連続判別回数nと検知後経過時間tを初期化する。
S1303において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7の稼働台数の変更を検討し、S1304に進む。なお、S1303はサブルーチンを有し、サブルーチンについては図14を用いて後述する。
S1304以降は、実施の形態1に係る冷媒漏洩判定装置のS404以降と同様であるため、説明を省略する。
次に、図14を用いて実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置のフローチャートのサブルーチンを説明する。
マイコン5は、図13に示したS1303からS1401に移行し、S1402に進む。
S1402において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7の稼働台数を初期値に初期化し、S1403に進む。
S1403において、マイコン5は、温度検知手段9と相対湿度検知手段10で検知された周囲空気の温度と相対湿度を受信し、S1404に進む。
S1404において、マイコン5は、周囲空気の温度と相対湿度から周囲空気の絶対湿度を計算し、S1405に進む。
S1405において、マイコン5は、絶対湿度を予め設定された閾値と比較し、閾値より小さい場合は、S1406に進む。閾値以上である場合は、S1408に進む。
S1406において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7の稼働台数を維持し、S1407に進む。
S1407において、マイコン5は、メインルーチンのS1303に戻る。
S1408において、マイコン5は、酸素濃度検知手段7の稼働台数を2倍にし、S1409に進む。
S1409において、マイコン5は、メインルーチンのS1303に戻る。
このように実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置は、周囲空気が高湿度である場合に、酸素濃度検知手段7の稼働台数を多く設定して、冷媒の漏洩判定に要する時間を短くする。このように構成することで、周囲空気が高湿度である場合の冷媒の漏洩量を低減することが可能となり、室内側筐体1や周辺の壁面や他の機器に結露する水分の量を低減することができる。
なお、実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置では、絶対湿度が予め設定された閾値と比較され、閾値以上である場合に酸素濃度検知手段7の稼働台数が2倍に設定されるが、酸素濃度検知手段7の稼働台数が増加すればよく、2倍に設定される場合に限定されない。
また、絶対湿度をランク分けし、ランクに応じて酸素濃度検知手段7の稼働台数の増加の度合いが設定されてもよい。その場合には、絶対湿度が高いほど酸素濃度検知手段7の稼働台数の増加の度合いが強まるように設定される。また、ランク分けする場合に限定されず、絶対湿度が高いほど酸素濃度検知手段7の稼働台数の増加の度合いが強まるのであれば、例えば、絶対湿度を係数とする等、他の方法によって増加の度合いが設定されてもよい。
以上、実施の形態1乃至実施の形態5に係る冷媒漏洩判定装置について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されない。例えば、各実施の形態や各変形例を組み合わせることも可能である。
1 室内側筐体、2 制御基板、3 周囲空気成分検出手段、4 報知手段、5 マイコン、6 メモリ、7 酸素濃度検知手段、8 絶対湿度検出手段、9 温度検知手段、10 相対湿度検知手段。

Claims (15)

  1. 周囲空気の成分を検出する周囲空気成分検出手段と、
    前記周囲空気成分検出手段の検出結果に基づいて冷媒の漏洩の有無を判定する冷媒漏洩判定手段と、
    前記周囲空気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段と、を少なくとも備え、
    前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が高いほど短い、
    ことを特徴とする冷媒漏洩判定装置。
  2. 前記冷媒漏洩判定手段は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であると所定回数連続して判別された場合に冷媒の漏洩が有ると判定し、
    前記所定回数は、前記絶対湿度が高いほど少ない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷媒漏洩判定装置。
  3. 前記冷媒漏洩判定手段は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であるか否かを所定時間間隔で判別し、
    前記所定時間間隔は、前記絶対湿度が高いほど短い、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷媒漏洩判定装置。
  4. 前記冷媒漏洩判定手段は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であるか否かを所定基準と比較して判別し、
    前記所定基準は、前記絶対湿度が高いほど前記周囲空気に冷媒が全くない状態における前記検出結果に近い、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定装置。
  5. 前記周囲空気成分検出手段は、周囲空気の成分を検知する複数の検知手段を有し、
    前記冷媒漏洩判定手段は、前記複数の検知手段のうちの選択された検知手段の検知結果に基づいて冷媒の漏洩の有無を判定し、
    前記選択された検知手段は、前記絶対湿度が高いほど多い、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定装置。
  6. 前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が所定湿度以上の場合のみ短い、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定装置。
  7. 前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が高くなるにつれて短い、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定装置を少なくとも備えた、
    ことを特徴とする冷凍装置。
  9. 周囲空気の成分を検出する周囲空気成分検出段階と、
    前記周囲空気成分検出段階の検出結果に基づいて冷媒の漏洩の有無を判定する冷媒漏洩判定段階と、
    前記周囲空気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出段階と、を少なくとも有し、
    前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が高いほど短い、
    ことを特徴とする冷媒漏洩判定方法。
  10. 前記冷媒漏洩判定段階は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であると所定回数連続して判別された場合に冷媒の漏洩が有ると判定し、
    前記所定回数は、前記絶対湿度が高いほど少ない、
    ことを特徴とする請求項9に記載の冷媒漏洩判定方法。
  11. 前記冷媒漏洩判定段階は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であるか否かを所定時間間隔で判別し、
    前記所定時間間隔は、前記絶対湿度が高いほど短い、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の冷媒漏洩判定方法。
  12. 前記冷媒漏洩判定段階は、前記検出結果が前記周囲空気に冷媒が含まれる状態であるか否かを所定基準と比較して判別し、
    前記所定基準は、前記絶対湿度が高いほど前記周囲空気に冷媒が全くない状態における前記検出結果に近い、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定方法。
  13. 前記周囲空気成分検出段階は、複数の検知手段のうちの選択された検知手段を用いて周囲空気の成分を検出し、
    前記冷媒漏洩判定段階は、前記選択された検知手段の検知結果に基づいて冷媒の漏洩の有無を判定し、
    前記選択された検知手段は、前記絶対湿度が高いほど多い、
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定方法。
  14. 前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が所定湿度以上の場合のみ短い、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定方法。
  15. 前記判定に要する時間は、前記絶対湿度が高くなるにつれて短い、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載の冷媒漏洩判定方法。
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