JP5435281B2 - 横型マシニングセンタ - Google Patents

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Description

本発明は、主軸頭に堆積した切粉を除去するようにした横型マシニングセンタに関する。
従来から主軸頭を水平方向に移動可能に備えた横型マシニングセンタがある。この横型マシニングセンタは、主軸頭に支持された主軸の装着孔に工具が装着されている。工具によりワークを加工する時、ワークに向けて主軸頭が前進するが、このとき主軸頭の上面に加工によって発生した切粉が堆積してしまう。この主軸頭の上面に堆積した切粉が工具交換時に落下し、工具のテーパ部に付着したり主軸の装着孔に進入してしまうことで加工精度が悪化してしまう。そのため、特許文献1に記載のものでは、前後に進退する主軸ハウジング(主軸頭)の外周面に付着した切粉を除去するための補助ノズル手段を備えている。この補助ノズル手段は主軸ハウジングの前方へ向けてクーラントを噴射するようになっている。ワークの加工中に補助ノズル手段からクーラントを主軸ハウジングの外周面に沿って噴射して切粉を主軸前方に押し流して除去している。
特開2003−62736号公報
特許文献1に記載のものでは、主軸ハウジングの上面に堆積した切粉を補助ノズル手段からクーラントを前方に向けて噴射して除去するので、主軸ハウジングの前端部分に切粉が残る恐れがあり、工具の交換の際に主軸ハウジング前方に切粉が落ち工具ホルダのテーパ部や装着孔に切粉が付着してしまう恐れがある。また、主軸ハウジング以外の場所に補助ノズル手段を設けているので、主軸ハウジングに設けられたワーク等にクーラントを噴射する加工用ノズルへのクーラント供給路とは別に補助ノズル手段へのクーラント供給路を設けなければならず、配管を余分に設けなければならない問題がある。特に、図1、図3に示すような移動コラムに対して主軸頭全体が大きく前進する横型マシニングセンタでは、移動コラムにノズルを設けることになり、前方の加工領域とを仕切るテレスコカバー前側にノズルを配置することとなり、ノズルの配置や配管がやりにくい問題がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、切粉が主軸頭の前方に落ちて工具等に付着することが無く、また、専用の配管を設けなくてもよい横型マシニングセンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の課題解決手段は、前方に工具を装着可能な主軸を回転可能に支承する主軸頭を水平方向に移動可能に備え、主軸頭に向けてクーラントを噴射するノズルを備えた横型マシニングセンタにおいて、主軸頭の上部先端に前記ノズルを主軸頭後方へ向けてクーラントを噴射するように設け、クーラントを供給するクーラント供給路を前記主軸頭に設け、クーラント供給路に前記ノズルを接続したことである。
また、第2の課題解決手段は、前記主軸頭の上面は中央部から外側に向けて下る傾斜面が形成されていることである。
本願の第1の課題解決手段では、ノズルにより主軸頭の前方から後方に向けてクーラントを噴射して主軸頭上面の切粉を落とすので、主軸頭の前側部分に切粉が残ることが無く、工具交換時に振動等により切粉が落下し工具のテーパ部や主軸の装着孔に切粉が付着することを防げる。また、ワークや主軸にクーラントを噴射する加工用ノズルにクーラントを供給する主軸頭に設けられたクーラント供給路にノズルを接続したので、主軸頭に向けてクーラントを噴射するノズルのためのクーラント供給路を設ける必要が無く、配管が容易になる。
第2の課題解決手段では、主軸頭の上面を傾斜面にしたのでノズルから噴射されるクーラントにより切粉が押し流される時、主軸頭上面から落ちやすい。
本発明の横型マシニングセンタの側面図である。 主軸頭の正面拡大図である。 主軸頭の側面拡大図である。 ノズルの拡大図である。 図4のV−V線断面図である。 主軸頭の斜視図である。
本願発明の実施の形態について、図1〜図6により説明する。先ず、図1に示す横型マシニングセンタ1の概要について説明する。図1に示す横型マシニングセンタ1のベッド2上には、左右方向に移動可能な移動コラム3が設置されている。その移動コラム3には上下方向に移動可能なサドル4が設置されている。サドル4には水平状態で前後方向へ移動可能な主軸頭5が設置されている。主軸頭5には主軸6が回転可能に支承されている。主軸6の先端部には工具Tを交換可能に装着する為の装着孔7が設けられている。また、主軸頭5の上面5aには、図2に示すように中央部から外側に向けて下がる傾斜面5bが形成されている。移動コラム3は図示しない左右移動用モータによって正逆回転される送り軸8を介して左右移動するようになっている。サドル4は昇降用モータ9によって正逆回転される送り軸10を介して上下移動するようになっている。主軸頭5は前後移動用モータ11によって正逆回転される図示しない送り軸を介して前後移動するようになっている。また、主軸6は主軸頭5の後端部に設けられる主軸用モータ12によって正逆回転するようになっている。
ベッド2上に複数立設された支柱13に支持枠14が固定的に取付けられている。その支持枠14には工具マガジン15が設置されている。工具マガジン15には複数の工具Tが交換可能に保持されている。また、ベッド2上には、ワークWの加工によって生じる切粉や切削液等が加工領域Aから横型マシニングセンタ1外方に飛散することを防止するために加工領域Aを含む横型マシニングセンタ1全体を覆う機体カバー16が設けられている。
前記主軸頭5は、図2に示すように移動コラム3の前方に設けられた加工領域Aと移動コラム3とを隔てるテレスコカバー17に設けられた開口部17aからワークWに向けて進退可能となっている。主軸頭5と開口部17aとの間には主軸頭5と略同一形状の開口部が形成されたパッキン18が設けられている。このパッキン18は、パッキン18の前面からパッキン18と略同形状の鉄板19によりテレスコカバー17に固着されている。尚、図2において鉄板19の開口部は説明のため実際より大きくしてある。このパッキン18により主軸頭5とテレスコカバー17との間が水密とされており、クーラントがテレスコカバー17の後方に漏れないようになっている。また、主軸頭5の前面には図2に示すように複数の加工用ノズル20が主軸6を囲むように設けられている。加工用ノズル20は、ワーク加工の際にワークWや工具Tに向けてクーラントを噴射するものである。主軸頭5には、加工用ノズル20に接続されクーラントを供給するクーラント供給路21が設けられている。図3においてクーラント供給路21は、2点差線で示している。クーラント供給路21はクーラント供給源22に接続されている。
また、主軸頭5は、上部先端にノズル23が設けられている。このノズル23は、主軸頭5後方へ向けてクーラントを噴射するように噴射口24が形成されており、クーラントを主軸頭5の上面5aに噴射し、切粉25をクーラントにより主軸頭上面5aから押し流して落とす清掃用ノズルである。ノズル23は、噴射口24が図4に示すように下方に向いていると共に図5、図6に示すように外に向うにつれて広がるように形成されている。このため、図6に破線の矢印で示すようにクーラントが主軸頭上面5aで広がって噴射されるようになっている。また、ノズル23は、流路26を介してクーラント供給路21に直接接続されている。このようにノズル23は主軸頭5に設けられ、主軸頭5のクーラント供給路21に直接接続されるので専用の配管を設ける必要がなく、移動コラム3のテレスコカバー17前面に設ける場合に比べて容易に配置することができる。また、主軸頭5回りに配管による場所をとらない。
次に動作について説明する。ワークWの加工の際には主軸頭5が移動コラム3からワークWに向けて前進しているために、工具TによるワークWの加工により飛散した切粉25が主軸頭上面5aに堆積していく。このワークW加工時にはクーラント供給路21を介してクーラントが加工用ノズル20に供給され、加工用ノズル20からワークWと工具Tに向けてクーラントが噴射されているため、ノズル23にもクーラントが供給されることになる。このため、ワーク加工中にはノズル23から主軸頭上面5aに前方から後方へクーラントが図6に破線の矢印で示すように主軸頭5の左右に広がるように噴射される。このクーラントの噴射により主軸頭上面5aに堆積した切粉25が主軸頭5後方に押し流され、更に、主軸頭上面5aは傾斜面5bに形成されているので切粉25は主軸頭5の左右から容易に落下する。加工が終了すると加工用ノズル20からのクーラントの噴射が止められるためノズル23からのクーラントの噴射も一緒に止まる。
ワーク加工後、工具Tが交換されるため主軸頭5を後退しながら工具交換位置Bに移動させて主軸6から工具Tが工具マガジン15へ保持された後主軸頭5が待機位置Cに更に後退することで工具マガジン15に工具Tが抜き取られる。そして、工具マガジン15に新し工具Tが割り出されると、主軸頭5が待機位置Cから工具交換位置Bに移動して新しい工具Tが主軸6に装着される。この工具交換の時、主軸頭上面5aに仮に残っていた切粉25は、主軸頭5の後退によりパッキン18によって前方に押し出されて落下し、主軸頭上面5aから除去される。このとき、切粉25は主軸頭上面5a上で前方に押し出されるが、ノズル23からのクーラントにより主軸頭上面5a後側に押し流されているので主軸頭上面5a前側には切粉25は堆積していないので、後方から順次押されて切粉25が主軸頭5前方から落下することがなく、工具交換中に工具Tのテーパ部や主軸6の装着孔7に切粉25が付着することがないと共に工具T交換時の振動によっても主軸頭5前方に落下しない。また、主軸頭上面5aがクーラントにより濡れているので主軸6の移動によりパッキン18によって切粉25が押し出される際にも落ちやすい。尚、工具交換の際に、先ず主軸頭5を待機位置Cまで後退して主軸頭上面5aの切粉25をパッキン18で押し落とした後、工具交換位置Bに移動して前記のように工具Tの交換を行うようにしても良い。また、工具交換位置Bに後退するときにクーラントを噴射して、パッキン18とにより切粉25を落とすようにしても良い。
1 横型マシニングセンタ
5 主軸頭
5b 傾斜面
6 主軸
21 クーラント供給路
23 ノズル
T 工具

Claims (2)

  1. 前方に工具を装着可能な主軸を回転可能に支承する主軸頭を水平方向に移動可能に備え、主軸頭に向けてクーラントを噴射するノズルを備えた横型マシニングセンタにおいて、
    主軸頭の上部先端に前記ノズルを主軸頭後方へ向けてクーラントを噴射するように設け、クーラントを供給するクーラント供給路を前記主軸頭に設け、クーラント供給路に前記ノズルを接続したことを特徴とする横型マシニングセンタ。
  2. 前記主軸頭の上面は中央部から外側に向けて下る傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の横型マシニングセンタ。
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