JP5434785B2 - 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等に用いられる感光体ドラムなどの像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置及び当該潤滑剤塗布装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンター、ファクシミリ、又は、これらの複合機などの電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体上に付着する残留トナー等の付着物をクリーニング装置で確実に清掃するとともに、像担持体やクリーニングブレード等の磨耗を低減するために、像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤塗布装置が用いられている(例えば、特許文献1ないし特許文献3等参照。)。
転写工程後の像担持体上に残留する残留トナーは、像担持体に当接するクリーニングブレード(クリーニング装置)によってすべて除去されるべきものである。しかし、クリーニングブレードが像担持体との当接によって経時劣化(磨耗)した場合には、未転写トナーが磨耗したクリーニングブレードと像担持体との隙間をすり抜けて、クリーニング不良が生じることがあった。また、クリーニングブレードに劣化が生じていなくても、小粒径トナーや球形トナーを用いた場合には、そのトナーがクリーニングブレードと像担持体との僅かな隙間に入り込んでやがてその隙間をすり抜けて、クリーニング不良が生じることがあった。さらに、トナーやトナー中に含まれる外添剤や紙粉等の付着物がクリーニングブレードと像担持体との隙間をすり抜けると、それが像担持体上に膜状に固着してフィルミングが生じることもあった。
このような問題に対して、像担持体上に潤滑剤を塗布することで、像担持体上の摩擦係数を低下させてクリーニングブレードや像担持体の劣化を低減するとともに、像担持体上に付着する残留トナー等の付着物の離脱性を向上されて、経時におけるクリーニング不良やフィルミングの発生を抑止することができる。
具体的には、特許文献1に示された潤滑剤塗布装置は、像担持体に摺接するブラシ状回転部材(ブラシ部)と、ブラシ状回転部材に当接する固形潤滑剤と、この固形潤滑剤をブラシ状回転部材に向けて付勢するスプリング等で構成される。そして、所定方向に回転するブラシ状回転部材によって固形潤滑剤から潤滑剤が徐々に削り取られて、ブラシ状回転部材によって削り取られた潤滑剤が像担持体の外表面に塗布(供給)される。
一方、特許文献2に示された潤滑剤塗布装置は、像担持体から間隔をあけて配置されたブラシ状回転部材(ブラシ部)と、ブラシ状回転部材に当接する固形潤滑剤と、この固形潤滑剤をブラシ状回転部材に向けて付勢するスプリングと、前記ブラシ状回転部材を印加して当該ブラシ状回転部材に所定の電荷を付与する電荷付与部等で構成されている。そして、所定方向に回転するブラシ状回転部材によって固形潤滑剤から潤滑剤が徐々に削り取られて、ブラシ状回転部材によって削り取られて粉状にされた潤滑剤が前記電荷付与部により所定の電荷が付与されて、像担持体の外表面に向かって飛翔して、当該像担持体の外表面に付着する。
また、特許文献3に示された潤滑剤塗布装置は、粉体状の潤滑剤を収容する収容容器と、前記収容容器内に設けられた羽根車等で構成されている。そして、羽根車が、粉体状の潤滑剤を像担持体に向けて飛ばして、当該像担持体の外表面に付着させる。
前述した特許文献1及び特許文献2に示された潤滑剤塗布装置は、ブラシ状回転部材が固形潤滑剤から潤滑剤を削り取る際に、ブラシ状回転部材のブラシ部分の毛の密度、毛足長さやブラシ状回転部材を固形潤滑剤に近づける方向に付勢するスプリングの付勢力が長手方向に不均一となると、像担持体に供給される潤滑剤の量がばらついてしまう。このため、像担持体に塗布する潤滑剤にむらが生じる傾向であった。
また、特許文献3に示された潤滑剤塗布装置は、羽根車の羽根が像担持体に相対する状態と羽根間が像担持体に相対する状態とで、像担持体に供給される潤滑剤の量がばらついてしまう。このため、像担持体に塗布する潤滑剤にむらが生じる傾向であった。
このように、前述した特許文献1ないし特許文献3に示された潤滑剤塗布装置では、像担持体に塗布する潤滑剤にむらが生じる傾向であった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、潤滑剤をむらなく塗布できる潤滑剤塗布装置、この潤滑剤塗布装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の潤滑剤塗布装置は、潜像を担持する像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤の粉体を収容し、かつ前記像担持体の外表面を内側に位置付ける開口部が設けられているとともに、前記像担持体との間から前記粉体が漏れることが規制された位置に設けられた収容容器と、前記収容容器の側壁に設けられた排気フィルタと、前記収容容器内に気体を供給して前記収容容器内で前記粉体を浮遊させる気体供給部と、前記像担持体の外表面に付着した前記粉体を当該像担持体の外表面に塗布する塗布手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の潤滑剤塗布装置は、請求項1に記載の潤滑剤塗布装置において、前記収容容器内で浮遊している前記粉体の濃度を測定する測定部と、前記測定部が検出した前記粉体の濃度に応じて前記気体供給部を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の潤滑剤塗布装置は、請求項1又は請求項2に記載の潤滑剤塗布装置において、前記収容容器が、前記像担持体の長手方向に並びかつ前記気体供給部により前記気体が供給される複数の空間を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の潤滑剤塗布装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置において、前記気体供給部が前記収容容器の下部に前記気体を供給する構成となっていることを特徴としている。
請求項5に記載の潤滑剤塗布装置は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置において、前記収容容器の前記気体供給部により前記気体が供給される部分に設けられた吸気フィルタを備えたことを特徴としている。
請求項6に記載のプロセスカーリッジは、外表面に潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の外表面から残留トナーを除去するクリーニング装置と、前記像担持体の外表面を帯電する帯電装置と、前記像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置と、を備えたプロセスカートリッジにおいて、前記潤滑剤塗布装置として請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、外表面に潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の外表面から残留トナーを除去するクリーニング装置と、前記像担持体の外表面を均一に帯電する帯電装置と、前記像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置と、を備えた画像形成装置において、前記潤滑剤塗布装置として請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の潤滑剤塗布装置によれば、潤滑剤の粉体を収容した収容容器内に気体供給部が気体を供給するので、収容容器内で潤滑剤の粉体が浮遊することとなる。このために、像担持体の外表面が開口部を通して収容容器内に臨むと、当該収容容器内の潤滑剤の粉体が像担持体の外表面に付着する。このように、収容容器内で浮遊させた潤滑剤の粉体を像担持体の外表面に付着させるので、当該像担持体の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
また、収容容器と像担持体との間、塗布手段と収容容器及び像担持体との間から潤滑剤の粉体が漏れることが規制され、収容容器の側壁に潤滑剤の粉体が通ることが規制された排気フィルタが取り付けられているので、収容容器内で浮遊した潤滑剤の粉体が潤滑剤塗布装置外に漏れることを確実に防止できる。
さらに、収容容器内で浮遊した潤滑剤の粉体を像担持体の外表面に付着させるために、像担持体及び潤滑剤の粉体に与える物理的な力を極力削減できる。よって、潤滑剤などが劣化したり、像担持体が傷つくことを防止できる。
請求項2に記載の潤滑剤塗布装置によれば、測定部が測定した収容容器内で浮遊している潤滑剤の粉体の濃度に応じて、制御手段が気体供給部を制御するので、収容容器内で浮遊する潤滑剤の粉体の濃度を一定に保つことができる。よって、像担持体の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
請求項3に記載の潤滑剤塗布装置によれば、収容容器内が複数に分割されかつ分割されたそれぞれの空間に気体供給部が気体を供給するので、収容容器内で浮遊する潤滑剤の粉体の濃度がより一定となる。
請求項4に記載の潤滑剤塗布装置によれば、気体供給部が収容容器の下部に気体を供給するので、当該気体供給部が粉体を確実に収容容器内で浮遊させることができる。
請求項5に記載の潤滑剤塗布装置によれば、気体供給部が収容容器に気体を供給する部分に吸気フィルタを設けているので、収容容器内の粉体が気体供給部まで逆流することを防止できる。
請求項6に記載のプロセスカートリッジによれば、前述した潤滑剤塗布装置を備えているので、像担持体の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
請求項7に記載の画像形成装置によれば、前述した潤滑剤塗布装置を備えているので、像担持体の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
本発明の一実施形態にかかる潤滑剤塗布装置を備えた画像形成装置の構成を正面からみた説明図である。 図1に示された画像形成装置のプロセスカートリッジの断面図である。 図2に示されたプロセスカートリッジの潤滑剤塗布装置の断面図である。 図2に示された潤滑剤容器を側断面図で示す潤滑剤塗布装置の構成を示す説明図である。 図4に示された制御装置などの処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示された潤滑剤塗布装置の潤滑剤容器内で潤滑剤の粉体が浮遊している状態を示す断面図である。 図4に示された潤滑剤容器内で潤滑剤の粉体が浮遊している状態を示す側断面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1ないし図7に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構成を正面からみた説明図である。図2は、図1に示された画像形成装置の本発明の一実施形態にかかるプロセスカートリッジの断面図である。
画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像則ちカラー画像を、一枚の転写材としての記録紙2(図1に示す)に形成する。なお、イエロー、マゼンダ、シアン、黒の各色に対応するユニットなどを、以下、符号の末尾に各々Y,M,C,Kを付けて示す。
画像形成装置1は、図1に示すように、装置本体3と、給紙ユニット4と、レジストローラ対5と、転写ユニット6と、定着ユニット7と、複数のレーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kと、複数のプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kとを少なくとも備えている。
装置本体3は、例えば、箱状に形成され、フロア上などに設置される。装置本体3は、給紙ユニット4と、レジストローラ対5と、転写ユニット6と、定着ユニット7と、複数のレーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kと、複数のプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kを収容している。
給紙ユニット4は、装置本体3の下部に複数設けられている。給紙ユニット4は、前述した記録紙2を重ねて収容するとともに装置本体3に出し入れ自在な給紙カセット10と、給紙ローラ11とを備えている。給紙ローラ11は、給紙カセット10内の一番上の記録紙2に押し当てられている。給紙ローラ11は、前述した一番上の記録紙2を、レジストローラ対5の一対のローラ5a,5b間に送り出す。
レジストローラ対5は、給紙ユニット4から転写ユニット6に搬送される記録紙2の搬送経路に設けられており、一対のローラ5a,5bを備えている。レジストローラ対5は、一対のローラ5a,5b間に記録紙2を挟み込み、該挟み込んだ記録紙2をトナー像に重ね合わせ得るタイミングで、転写ユニット6とプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kとの間に送り出す。
転写ユニット6は、装置本体3の上部に設けられている。転写ユニット6は、駆動ローラ12と、従動ローラ13と、搬送ベルト14と、転写ローラ15Y,15M,15C,15Kとを備えている。駆動ローラ12は、記録紙2の搬送方向の下流側に配置されており、駆動源としてのモータなどによって回転駆動される。
従動ローラ13は、装置本体3に回転自在に支持されており、記録紙2の搬送方向の上流側に配置されている。搬送ベルト14は、無端環状に形成されており、前述した駆動ローラ12と従動ローラ13との双方に掛け渡されている。搬送ベルト14は、駆動ローラ12が回転駆動されることで、前述した駆動ローラ12と従動ローラ13との回りを図中半時計回りに循環(無端走行)する。
転写ローラ15Y,15M,15C,15Kは、それぞれ、導電性の芯金の回りに弾性材料が被覆されて構成されており、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの感光体ドラム18との間に搬送ベルト14と該搬送ベルト14上の記録紙2とを挟む。転写ユニット6は、転写ローラ15Y,15M,15C,15Kが、給紙ユニット4から送り出された記録紙2を各プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの感光体ドラム18の外表面に押し付けて、感光体ドラム18上のトナー像を記録紙2に転写する。転写ユニット6は、トナー像を転写した記録紙2を定着ユニット7に向けて送り出す。
定着ユニット7は、転写ユニット6の記録紙2の搬送方向の下流に設けられ、互いの間に記録紙2を挟む一対のローラ7a,7bを備えている。定着ユニット7は、一対のローラ7a,7b間に転写ユニット6から送り出されてきた記録紙2を押圧加熱することで、感光体ドラム18から記録紙2上に転写されたトナー像を、該記録紙2に定着させる。
レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kは、それぞれ、給紙ユニット4の上方に設けられている。レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kは、それぞれ、一つのプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kに対応している。レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kは、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの後述の帯電ローラ22により一様に帯電された感光体ドラム18の外表面にレーザ光を照射して、静電潜像を形成する。また、本発明では、レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kの他に、LEDアレイと結像手段とで構成される露光装置を用いることができる。
プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは、それぞれ、転写ユニット6と、レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kとの間に設けられている。プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは、装置本体3に着脱自在である。プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは、記録紙2の搬送方向に沿って、互いに並設されている。
プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは、図2に示すように、カートリッジケース16と、帯電装置17と、感光体ドラム(像担持体に相当する)18と、クリーニング装置19と、現像装置20と、潤滑剤塗布装置21とを備えている。このため、画像形成装置1は、帯電ローラ22と、感光体ドラム18と、クリーニング装置19と、現像装置20と、潤滑剤塗布装置21を少なくとも備えている。
カートリッジケース16は、装置本体3に着脱自在で、かつ帯電装置17と、感光体ドラム18と、クリーニング装置19と、現像装置20と、潤滑剤塗布装置21を収容している。
帯電装置17は、帯電ローラ22と、図示しないスプリングと、帯電清掃ローラ23とを備えている。帯電ローラ22は、導電性の芯金の回りに弾性材料や合成樹脂などを被覆して構成されている。帯電ローラ22は、その外周面が感光体ドラム18に接した状態で設けられている。帯電ローラ22は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧や交流電圧が印加される。帯電ローラ22は、感光体ドラム18の外表面を一様に帯電する。また、帯電ローラ22は、その長手方向の両端部に感光体ドラム18に接触するスペーサが設けられて、当該感光体ドラム18と間隔をあけて配置されてもよい。スプリングは、帯電ローラ22を感光体ドラム18に向かって付勢する。帯電清掃ローラ23は、その外周面が帯電ローラ22の外周面に接触している。帯電清掃ローラ23は、帯電ローラ22に付着した異物を除去する。
感光体ドラム18は、直径が30mmから100mm程度の導電性の支持部材の表面に光電性物質で構成された感光層を設けて構成されている。支持部材を構成する材料として、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス鋼などの導電性の金属を用いることができる。感光層としては、電荷発生材と電荷輸送材との機能が一体的に構成された単層型の物と、電荷発生層と電荷輸送層との2層構造に構成された機能分離型の物を用いることができる。一般的な機能分離型の感光体ドラム18には、支持部材上に直接、又は、下引き層(中間層)を介して電荷発生層が設けられ、そして、この電荷発生層上に電荷輸送物質を含有する電荷輸送層が設けられている。特に、機能分離型の感光層を用いると、感度設計の自由度が広がるので、感光体ドラム18には、機能分離型の感光層が望ましい。また、本発明では、像担持体としてベルト状の感光体ベルトを用いてもよい。
感光体ドラム18は、現像装置20の後述する現像ローラ30と間隔をあけて配されている。また、感光体ドラム18は、その外表面が搬送ベルト14に接している。感光体ドラム18は、軸芯を中心として回転自在な円柱状又は円筒状に形成されている。感光体ドラム18は、対応するレーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kにより、外表面上に静電潜像が形成される。感光体ドラム18は、外表面上に形成されかつ担持する静電潜像に現像剤24(図2に示す)のトナーが吸着して現像し、こうして得られたトナー像を搬送ベルト14との間に位置付けられた記録紙2に転写する。
クリーニング装置19は、クリーニング部材としてのクリーニングブレード25と、トナー回収コイル26とを備えている。クリーニングブレード25は、その長手方向が感光体ドラム18と平行な帯板状に形成されている。クリーニングブレード25を構成する材料としては、弾性を有する合成樹脂としてのウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂を用いることができる。クリーニングブレード25を構成する材料としては、耐摩耗性、機械的な強度の観点からウレタン樹脂を用いるのが望ましい。クリーニングブレード25は、一般的に、遠心成形により弾性を有する合成樹脂をシート状に成形した後。このシート状の合成樹脂が所定のブレード形状に切断されて得られる。クリーニングブレード25は、潤滑剤塗布装置21の後述する潤滑剤容器40の開口部40aを囲む外壁としてのクリーニング装置19寄りの側壁49にブレード支持部材27を介して取り付けられている。ブレード支持部材27は、金属、プラスチック、セラミックから選ばれる材料で構成されているが、必ずしもこれらに限定されるものではない。クリーニングブレード25は、感光体ドラム18に押し付けられて、弾性変形された状態で設けられて、所定の圧力で感光体ドラム18の外表面に当接している。クリーニングブレード25は、感光体ドラム18との間から後述する潤滑剤の粉体61が潤滑剤容器40外に漏れることが規制されている。クリーニングブレード112は、記録紙2にトナー像を転写した後に、感光体ドラム18の外表面に残留した残留トナーを除去する。なお、クリーニングブレード25は、感光体ドラム18に対する当接条件にはカウンター方式とトレーリング方式とがあるが、感光体ドラム18が回転したときの当接圧の上昇が大きいカウンター方式の方が、クリーニング製造が向上する点で望ましい。トナー回収コイル26は、クリーニングブレード25が感光体ドラム18の外表面から除去した残留トナーなどを搬送して、回収する。
現像装置20は、図2に示すように、現像剤供給部28と、ケース29と、現像剤担持体としての現像ローラ30と、規制部材としてのドクタブレード31とを少なくとも備えている。
現像剤供給部28は、収容槽32と、攪拌部材としての一対の攪拌スクリュー33と、を備えている。収容槽32は、感光体ドラム18と長さが略等しい箱状に形成されている。また、収容槽32内には、該収容槽32の長手方向に沿って延びた仕切壁34が設けられている。仕切壁34は、収容槽32内を第1空間35と、第2空間36とに区画している。また、第1空間35と第2空間36とは、両端部が互いに連通している。
収容槽32は、第1空間35と第2空間36との双方に現像剤24を収容する。現像剤24は、トナーと、磁性キャリア(磁性粉ともいう)とを含んでいる。トナーは、第1空間35と、第2空間36とのうち現像ローラ30から離れた側の第1空間35の一端部に、適宜供給される。トナーは、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子である。なお、トナーは、種々の染料又は顔料を混入・分散した合成樹脂で構成される塊を粉砕して得られても良い。トナーの平均粒径は、3μm以上でかつ7μm以下である。また、トナーは、粉砕加工などにより形成されても良い。
磁性キャリアは、第1空間35と第2空間36との双方に収容されている。磁性キャリアの平均粒径は、20μm以上でかつ50μm以下である。
攪拌スクリュー33は、第1空間35と第2空間36それぞれに収容されている。攪拌スクリュー33の長手方向は、収容槽32、現像ローラ30及び感光体ドラム18の長手方向と平行である。攪拌スクリュー33は、軸芯周りに回転自在に設けられており、軸芯周りに回転することで、トナーと磁性キャリアとを攪拌するとともに、該軸芯に沿って現像剤24を搬送する。
図示例では、第1空間35内の攪拌スクリュー33は、現像剤24を前述した一端部から他端部に向けて搬送する。第2空間36内の攪拌スクリュー33は、現像剤24を他端部から一端部に向けて搬送する。
前述した構成によれば、現像剤供給部28は、第1空間35の一端部に供給されたトナーを、磁性キャリアと攪拌しながら、他端部に搬送し、この他端部から第2空間36の他端部に搬送する。そして、現像剤供給部28は、第2空間36内でトナーと磁性キャリアとを攪拌し、軸芯方向に搬送しながら、現像ローラ30の外表面に供給する。
ケース29は、箱状に形成され、前述した現像剤供給部28の収容槽32に取り付けられて、該収容槽32とともに、現像ローラ30などを覆う。また、ケース29の感光体ドラム18と相対する部分には、開口部29aが設けられている。
現像ローラ30は、円柱状に形成され、第2空間36と、感光体ドラム18との間でかつ前述した開口部29aの近傍に設けられている。現像ローラ30は、感光体ドラム18と収容槽32との双方と平行である。現像ローラ30は、感光体ドラム18と間隔をあけて配されている。現像ローラ30と感光体ドラム18との間の空間は、現像剤24のトナーを感光体ドラム18に吸着させて、静電潜像を現像してトナー像を得る現像領域37をなしている。現像領域37では、現像ローラ30と感光体ドラム18とが相対する。
現像ローラ30は、円柱状のマグネットローラ(磁石体ともいう)38と、円筒状の現像スリーブ39とを備えている。マグネットローラ38は、長手方向が感光体ドラム18の長手方向と平行に配され、前述したケース29に回転することなく固定されている。マグネットローラ38は、その外周面にその長手方向に沿って直線状に延在した固定磁極が複数設けられている。固定磁極は、現像スリーブ39の外表面に現像剤24を吸着させる。
現像スリーブ39は、円筒状に形成されている。現像スリーブ39は、マグネットローラ38を内包し(収容し)て、軸芯回りに回転自在に設けられている。現像スリーブ39は、その内周面が固定磁極に順に相対するように回転される。現像スリーブ39は、アルミニウム合金、真鍮、ステンレス鋼(SUS)、導電性の樹脂などの非磁性材料で構成されている。
ドクタブレード31は、現像装置20の感光体ドラム18寄りの端部に設けられている。ドクタブレード31は、現像スリーブ39の外表面と間隔をあけた状態で、前述したケース29に取り付けられている。ドクタブレード31は、所望の厚さを越える現像スリーブ39の外表面上の現像剤24を収容槽32内にそぎ落として、現像領域37に搬送される現像スリーブ39の外表面上の現像剤24を所望の厚さにする。
前述した構成の現像装置20は、現像剤供給部28でトナーと磁性キャリアとを十分に攪拌し、この攪拌した現像剤24を固定磁極により現像スリーブ39の外表面に吸着する。そして、現像装置20は、現像スリーブ39が回転して、複数の固定磁極により吸着した現像剤24を現像領域37に向かって搬送する。現像装置20は、ドクタブレード31で所望の厚さになった現像剤24を感光体ドラム18に吸着させる。こうして、現像装置20は、現像剤24を現像ローラ30に担持し、現像領域37に搬送して、感光体ドラム18上の静電潜像を現像して、トナー像を形成する。
そして、現像装置20は、現像済みの現像剤24を、収容槽32に向かって離脱させる。さらに、そして、収容槽32内に収容された現像済みの現像剤24は、再度、第2空間36内で他の現像剤24と十分に攪拌されて、感光体ドラム18の静電潜像の現像に用いられる。なお、現像装置20は、現像剤供給部28が例えば感光体ドラム18に供給されるトナーの濃度が低下したことを後述するトナー濃度センサが検知すると、撹拌スクリュー118の回転駆動によりトナーを現像ローラ30に向けて繰り出すようになっている。
潤滑剤塗布装置21は、図3及び図4に示すように、収容容器としての潤滑剤容器40と、塗布手段としての塗布ブレード41と、吸気フィルタ42と、排気フィルタ43と、気体供給部44と、測定部45と、制御手段としての制御装置46とを備えている。
潤滑剤容器40は、クリーニング装置19と帯電装置17との間に設けられ、かつ上部に内外を連通する開口部40aが設けられた箱状に形成されている。潤滑剤容器40は、その長手方向が感光体ドラム18の長手方向と平行な長尺状に形成されている。潤滑剤容器40は、開口部40a内に感光体ドラム18の外表面を位置付けている。即ち、潤滑剤容器40の開口部40a内には感光体ドラム18の外表面が臨んでいる。潤滑剤容器40は、その内側に潤滑剤の粉体61を収容している。潤滑剤容器40は、前述したクリーニングブレード25及び後述する塗布ブレード41が取り付けられていない開口部40aの内縁と感光体ドラム18との間から当該潤滑剤容器40内の潤滑剤の粉体61が漏れることが規制された位置に設けられている。このため、潤滑剤容器40は、前述したクリーニングブレード25、後述する塗布ブレード41及び前述した開口部40aの内縁により、感光体ドラム18との間から潤滑剤の粉体61が漏れることが規制されている。
潤滑剤には、一般的に使用される潤滑性物質を用いることができる。特に、潤滑剤には、潤滑性に優れる固体状のメラミンシアヌレート、ポリテトラフッ化エチレン、窒化ホウ素、膜形成に優れる脂肪酸金属塩のステアリン酸亜鉛などが望ましい。
また、潤滑剤容器40は、その内部に設けられた複数の仕切壁47により、複数の空間48に分割されている。仕切壁47は、潤滑剤容器40即ち感光体ドラム18の長手方向に沿って等間隔に設けられて、当該潤滑剤容器40内を潤滑剤容器40即ち感光体ドラム18の長手方向に沿って並べられた複数の空間48に分割している。なお、これらの空間48は、勿論、それぞれ前述した潤滑剤の粉体61を収容している。また、各空間48の下部としての底部48aと、潤滑剤容器40のクリーニング装置19寄りの側壁49とには、開口50,51が設けられている。なお、底部48aに設けられた開口50は、潤滑剤容器40の気体供給部44により気体が供給される部分をなしている。
塗布ブレード41は、その長手方向が感光体ドラム18と平行な帯板状に形成されている。塗布ブレード41を構成する材料としては、弾性を有する合成樹脂としてのウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂を用いることができる。塗布ブレード41を構成する材料としては、耐摩耗性、機械的な強度の観点からウレタン樹脂を用いるのが望ましい。塗布ブレード41は、一般的に、遠心成形により弾性を有する合成樹脂をシート状に成形した後、このシート状の合成樹脂が所定のブレード形状に切断されて得られる。塗布ブレード41は、潤滑剤容器40の開口部40aを囲みかつ帯電装置17寄りの外壁としての側壁52にブレード支持部材53を介して取り付けられている。ブレード支持部材53は、金属、プラスチック、セラミックから選ばれる材料で構成されているが、必ずしもこれらに限定されるものではない。塗布ブレード41は、感光体ドラム18に押し付けられて、弾性変形された状態で設けられて、所定の圧力で感光体ドラム18の外表面に当接している。塗布ブレード41は、感光体ドラム18との間から後述する潤滑剤の粉体61が潤滑剤容器40外に漏れることが規制されている。塗布ブレード41は、感光体ドラム18の外表面に付着した潤滑剤の粉体61を、薄く延ばして当該感光体ドラム18の外表面に塗りこむ。
吸気フィルタ42は、気体(空気)を通しかつ粉体が通ることが規制された材料で構成されている。吸気フィルタ42は、潤滑剤容器40の複数の空間48各々の底部48a(下部に相当)を貫通した開口50を塞いだ格好で当該底部48aに取り付けられている。このため、吸気フィルタ42は、潤滑剤容器40の気体供給部44により気体が供給される部分に設けられている。
排気フィルタ43は、気体(空気)を通しかつ粉体が通ることが規制された材料で構成されている。吸気フィルタ42は、潤滑剤容器40の複数の空間48各々の側壁49を貫通した開口51を塞いだ格好で当該側壁49に取り付けられている。なお、吸気フィルタ42及び排気フィルタ43を構成する材料として、セラミックス、発泡樹脂、焼結金属、濾布などの微小でかつ均一であるとともに潤滑剤の粉体61の粒径よりも小さな気孔が多数設けられた材料を用いることができる。特に、吸気フィルタ42は、エアコンプレッサ55から加圧された気体が繰り返し吹き付けられるので、この気体の圧力(動圧)に耐え得る材料であることが求められる。
気体供給部44は、図4に示すように、複数の管54と、気体圧送部としてのエアコンプレッサ55と、を備えている。管54は、勿論、円筒状に形成されている。管54は、可撓性を有するポリアミドで構成されている。管54は、空間48と1対1で対応している。管54は、一端が各空間48の底部48aを貫通した開口50をその内側に位置付けて、底部48aに取り付けられている。管54の一端と底部48aとの間は、勿論、気密に保たれて、これらの間から気体が漏れないようになっている。
エアコンプレッサ55は、全ての管54の他端と接続している。エアコンプレッサ55は、全ての管54に加圧された気体(空気)を供給する。即ち、エアコンプレッサ55は、管54を介して、潤滑剤容器40内に加圧された気体(空気)を供給する。エアコンプレッサ55は、管54を介して、潤滑剤容器40内に加圧された気体(空気)を供給することで、当該潤滑剤容器40内の潤滑剤の粉体61を吹き上げて、この潤滑剤容器40内で浮遊させる。エアコンプレッサ55は、減圧弁などを有して管54に供給する気体の圧力を調整可能であるものが望ましい。
気体供給部44は、各空間48に対応した複数の管54と、これら管54に気体を供給するエアコンプレッサ55とを備えることで、潤滑剤容器40の複数の空間48それぞれの下部としての底部48aに気体を供給する構成となっている。
測定部45は、図4に示すように、光源としての赤色LED及び受光量を計測する受光素子を内蔵したセンサアンプ56と、前記センサアンプ56の赤色LEDと光学的に接続した出射用光ファイバ57と、出射用光ファイバの端末に取り付けられた出射用レンズ58と、前記センサアンプ56の受光素子と光学的に接続した受光用光ファイバ59と、受光用光ファイバの端末に取り付けられた受光用レンズ60とを備えている。
赤色LED、受光素子、出射用光ファイバ57、出射用レンズ58、受光用光ファイバ59及び受光用レンズ60は、それぞれ、潤滑剤容器40の空間48と1対1で対応して設けられている。
赤色LEDは、制御装置46に接続して、当該制御装置46の命令とおりに光を出射する。受光素子は、受光した光の受光量を測定して、当該受光量に応じた情報を制御装置46に向かって出力する。出射用レンズ58と受光用レンズ60は、空間48の互いに間隔をあけて相対する内壁の上部に取り付けられている。出射用レンズ58には、出射用光ファイバ57により赤色LEDの光が導かれて、当該光を出射する。受光用レンズ60は、出射用レンズ58が出射した光を受光し、当該光を受光用光ファイバ59を介して受光素子に導く。赤色LEDが出射した光は、潤滑剤容器40の各空間48内で浮遊している潤滑剤の粉体61を透過し、この浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度に応じて減光される。勿論、浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度が高くなると、前記光がより減光され、浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度が低くなると、前記光が減光されにくくなる。測定部45は、赤色LEDが出射して空間48内の浮遊している潤滑剤の粉体61内を透過した光を受光素子が受光することで、当該浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度を測定する。そして、測定部45は、赤色LEDが出射した光を受光素子が受光しかつ受光素子が受光した光の受光量に応じた情報を制御装置46に向かって出力することで、各空間48内で浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度を測定しかつ当該各空間48内で浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度を示す情報を制御装置46に向かって出力する。
制御装置46は、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニット(CPU)と、CPUが行う処理のプログラムなどを格納した読み取り専用のメモリであるROMと、CPUでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読み取り書き込み自在のメモリであるRAMなどを内蔵し、これらがバスラインによって互いに接続されたマイクロコンピュータである。
制御装置46は、図4に示すように、気体供給部44と測定部45に接続しているとともに、画像形成装置1全体の制御を司る制御装置と接続して、潤滑剤塗布装置21全体の制御を司る。制御装置46は、画像形成装置1全体の制御を司る制御装置と連動して、図5に示すように、潤滑剤塗布装置21全体を制御する。
制御装置46は、図5中のステップS1では、画像形成装置1全体の制御を司る制御装置から当該制御装置に画像データが入力したことを示す情報が入力される。即ち、ステップS1では、制御装置46に、記録紙2に画像を形成する旨を示す情報が入力して、ステップS2に進む。
ステップS2では、制御装置46は、エアコンプレッサ55を駆動して、加圧された気体(空気)を潤滑剤容器40の各空間48内に供給させて、ステップS3に進む。すると、加圧された気体が潤滑剤容器40の各空間48の底部48aから各空間48内に供給される。そして、図6及び図7に示すように、当該気体が各空間48内の潤滑剤の粉体61をまいあげさせて、当該潤滑剤の粉体が各空間48内で浮遊することとなる。さらに、潤滑剤容器40の各空間48に供給された加圧された気体(空気)は、排気フィルタ43を通してプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9K外に排出されることとなる。
ステップS3では、制御装置46は、測定部45の各受光素子からの情報に基づいて、各空間48内で浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度が適切であるか否かを判定し、全ての空間48内の潤滑剤の粉体61の濃度が適切であると判定するとステップS7に進み、適切ではないと判定するとステップS4に進む。
ステップS4では、制御装置46は、測定部45の各受光素子からの情報に基づいて、各空間48内で浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度が上限以上であるか否かを判定し、全ての空間48の潤滑剤の粉体61の濃度が上限以上であると判定すると、ステップS5に進み、一つの空間48内でも潤滑剤の粉体61の濃度が上限以上でないと判定すると、ステップS6に進む。ステップS5では、制御装置46は、エアコンプレッサ55が潤滑剤容器40の全ての空間48内に供給する気体の圧力を下げてステップS3に戻る。ステップS6では、制御装置46は、エアコンプレッサ55が潤滑剤容器40の全ての空間48内に供給する気体の圧力を上げてステップS3に戻る。こうして、制御装置46は、全ての空間48内の潤滑剤の粉体61の濃度が適切な範囲内になるまで、ステップS3からステップS6を繰り返す。
ステップS7では、画像形成装置1全体の制御を司る制御装置が、記録紙2に画像を形成するために、感光体ドラム18を回転させる。すると、残留トナーがクリーニング装置19により除去された感光体ドラム18の外表面が開口部40aを通して潤滑剤容器40の各空間48内に臨むこととなり、感光体ドラム18の回転により当該感光体ドラム18の外表面に潤滑剤の粉体61が付着することとなる。そして、塗布ブレード41により、感光体ドラム18の外表面に付着した潤滑剤の粉体61が塗りこまれて、塗布されて、ステップS8に進む。
ステップS8では、帯電装置17に感光体ドラム18の外表面を帯電させ、レーザ書き込みユニット8Y,8M,8C,8Kに露光させ、現像装置20に感光体ドラム18の外表面上の静電潜像を現像させ、転写ユニット6に現像された静電潜像を記録紙2に転写させて、ステップS9に進む。ステップS9では、画像形成装置1全体の制御を司る制御装置が、感光体ドラム18の回転を停止させて、ステップS10に進む。ステップS10では、制御装置46は、エアコンプレッサ55を停止させる。
前述した構成の画像形成装置1は、以下に示すように、記録紙2に画像を形成する。まず、画像形成装置1は、感光体ドラム18を回転して、この感光体ドラム18の外表面を一様に帯電ローラ22により−700Vに帯電する。感光体ドラム18の外表面にレーザ光を照射して、感光体ドラム18を露光して、画像部分を−150Vに減衰させて、該感光体ドラム18の外表面に静電潜像を形成する。そして、静電潜像が現像領域37に位置付けられると、この静電潜像に−550Vの現像バイアス電圧を印加して、現像装置20の現像ローラ30の外表面でホッピングしている現像剤のトナーTが感光体ドラム18の外表面に吸着して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム18の外表面に形成する。
そして、画像形成装置1は、給紙ユニット4の給紙ローラ11などにより搬送されてきた記録紙2が、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの感光体ドラム18と転写ユニット6の搬送ベルト14との間に位置して、感光体ドラム18の外表面上に形成されたトナー像を記録紙2に転写する。画像形成装置1は、定着ユニット7で、記録紙2にトナー像を定着する。こうして、画像形成装置1は、記録紙2にカラー画像を形成する。
一方、転写されずに感光体ドラム18上に残ったトナーTはクリーニングブレード112によって回収される。残留トナーを除去された感光体ドラム18は図示しない除電ランプで初期化され、潤滑剤塗布装置21により外表面に潤滑剤の粉体61が塗布されて、帯電装置17により再度外表面が帯電されて、次回の画像形成プロセスに供される。
また、前述した画像形成装置1では、環境変動や経時変動による画質の変動を抑えるために、プロセスコントロールを行なっている。具体的には、まず現像装置20における現像能力を検出する。例えば、あるトナーパターンの画像を、現像バイアス電圧を一定にした条件下で感光体ドラム18上に形成し、その画像濃度を図示しない光センサで検出し、濃度変化から現像能力を把握する。そして、この現像能力が所定の目標現像能力になるように、トナー濃度の目標値を変更することで、画質を一定に保つことができる。例えば、光センサで検出したトナーパターンの画像濃度が、目標現像濃度よりも薄い場合には、トナー濃度を高くするように、図示しない制御手段としてのCPUが現像剤収容部114に現像剤を攪拌するモータの駆動回路を制御する。一方、光センサで検出したトナーパターンの画像濃度が、目標現像濃度よりも薄い場合には、トナー濃度を低くするように、CPUが前述したモータの駆動回路を制御する。ここで、上記トナー濃度は図示しないトナー濃度センサで検知される。なお、感光体ドラム18上に形成されるトナーパターンの画像濃度は、現像ローラ30による画像濃度周期ムラの影響で多少変動することがある。
本実施形態によれば、潤滑剤の粉体61を収容した潤滑剤容器40内に気体供給部44が気体を供給するので、潤滑剤容器40内で潤滑剤の粉体61が浮遊することとなる。このために、感光体ドラム18の外表面が開口部40aを通して潤滑剤容器40内に臨むと、当該潤滑剤容器40内の潤滑剤の粉体61が感光体ドラムの外表面に付着する。このように、潤滑剤容器40内で浮遊させた潤滑剤の粉体61を感光体ドラム18の外表面に付着させるので、当該感光体ドラム18の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
また、潤滑剤容器40と感光体ドラム18との間、塗布ブレード41と潤滑剤容器40及び感光体ドラム18との間から潤滑剤の粉体61が漏れることが規制され、潤滑剤容器40の側壁49に潤滑剤の粉体61が通ることが規制された排気フィルタ43が取り付けられているので、潤滑剤容器40内で浮遊した潤滑剤の粉体61が潤滑剤塗布装置21外に漏れることを確実に防止できる。
さらに、潤滑剤容器40内で浮遊した潤滑剤の粉体61を感光体ドラムの外表面に付着させるために、感光体ドラム18及び潤滑剤の粉体61に与える物理的な力を極力削減できる。よって、潤滑剤などが劣化したり、感光体ドラム18が傷つくことを防止できる。
測定部45が測定した潤滑剤容器40内で浮遊している潤滑剤の粉体61の濃度に応じて、制御装置46が気体供給部44を制御するので、潤滑剤容器40内で浮遊する潤滑剤の粉体61の濃度を一定に保つことができる。よって、感光体ドラム18の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
潤滑剤容器40内が複数に分割されかつ分割されたそれぞれの空間48に気体供給部44が気体を供給するので、潤滑剤容器40内で浮遊する潤滑剤の粉体61の濃度がより一定となる。このため、感光体ドラム18の外表面によりむらなく潤滑剤を塗布することができる。
気体供給部44が潤滑剤容器40の底部48aに気体を供給するので、当該気体供給部44が粉体61を確実に潤滑剤容器40内で浮遊させることができる。したがって、感光体ドラム18の外表面によりむらなく潤滑剤を塗布することができる。
気体供給部44が潤滑剤容器40に気体を供給する部分に吸気フィルタ42を設けているので、潤滑剤容器40内の粉体が気体供給部44まで逆流することを防止できる。
本実施形態のプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9K及び画像形成装置1は、前述した潤滑剤塗布装置21を備えているので、感光体ドラム18の外表面にむらなく潤滑剤を塗布することができる。
なお、前述した実施形態では、潤滑剤容器40内を複数の空間48(図示例では、六つ)に分割したが、本発明では、潤滑剤容器40内を複数の空間48に分割しなくても良い。また、前述した実施形態では、測定部45を設けたが、本発明では、測定部45を設けなくても良い。
次に、本発明の発明者らは、前述した実施形態に示された構成の潤滑剤塗布装置21を製造し、その効果を確認した。結果を表1及び表2に示す。
Figure 0005434785
Figure 0005434785
本実験では、本発明品1ないし本発明品4、比較例について、1万枚、3万枚、5万枚、8万枚、10万枚のA4版の記録紙2に、画像面積率5%の画像を形成したときの感光体ドラム18の外表面の摩擦係数(長手方向に間隔をあけた6点)の平均値(表1に示す)、標準偏差(表2に示す)を求めた。潤滑剤を塗布すると感光体ドラム18の外表面の摩擦係数が低下するので、経時での摩擦係数の平均値や標準偏差を測定することで、潤滑剤の塗布むらを評価できるからである。
本発明品1では、潤滑剤容器40内を複数の空間48に分割せず、気体圧送部として減圧弁付きのエアコンプレッサ55を用い、測定部45を設けていない。潤滑剤の粉体61として、ステアリン酸亜鉛で構成され、比重が1.10、平均粒径が17.67μmのものを用い、吸気フィルタ42及び排気フィルタ43として、透過サイズ3μm以下で濾過率99.99%以上の高密度ポリエチレンで構成されたフィルタを用いた。
本発明品2では、潤滑剤容器40内を複数の空間48に分割せず、気体圧送部として減圧弁付きのエアコンプレッサ55を用い、測定部45を設けた。潤滑剤の粉体61として、ステアリン酸亜鉛で構成され、比重が1.10、平均粒径が17.67μmのものを用い、吸気フィルタ42及び排気フィルタ43として、透過サイズ3μm以下で濾過率99.99%以上の高密度ポリエチレンで構成されたフィルタを用いた。
本発明品3では、潤滑剤容器40内を複数(6つ)の空間48に分割し、気体圧送部として減圧弁付きのエアコンプレッサ55を用い、測定部45を設けた。潤滑剤の粉体61として、ステアリン酸亜鉛で構成され、比重が1.10、平均粒径が17.67μmのものを用い、吸気フィルタ42及び排気フィルタ43として、透過サイズ3μm以下で濾過率99.99%以上の高密度ポリエチレンで構成されたフィルタを用いた。
本発明品4では、潤滑剤容器40内を複数(6つ)の空間48に分割し、気体圧送部として減圧弁付きのエアコンプレッサ55を用い、測定部45を設けた。潤滑剤の粉体61として、ステアリン酸亜鉛(比重が1.10、平均粒径が17.67μm)と、窒化ホウ素(比重が2.27、平均粒径が3.1μm)と、酸化アルミニウム(比重が3.97、平均粒径が4.8μm)との混合粉体を用い、吸気フィルタ42及び排気フィルタ43として、透過サイズ3μm以下で濾過率99.99%以上の高密度ポリエチレンで構成されたフィルタを用いた。
比較例では、前述した特許文献1に示された潤滑剤塗布装置のように、像担持体としての感光体ドラム18に摺接するブラシ状回転部材と、ブラシ状回転部材に当接するステアリン酸亜鉛で構成された固形潤滑剤と、固形潤滑剤をブラシ状回転部材に向かって付勢するばねと、感光体ドラムの外表面に付着した潤滑剤を塗りこむ塗布ブレードを備えている。
表1及び表2の結果によれば、本発明品1ないし本発明品4は、比較例よりも像担持体としての感光体ドラム18の外表面に潤滑剤をむらなく塗布できることが明らかとなった。
前述した画像形成装置1では、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kはカートリッジケース16と帯電ローラ22と感光体ドラム18とクリーニング装置19と現像装置20とを備えている。しかしながら、本発明ではプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kは少なくとも現像装置20を備えていれば良く、カートリッジケース16と帯電ローラ22と感光体ドラム18とクリーニング装置19を必ずしも備えていなくても良い。また、前述した実施形態では画像形成装置1は装置本体3に着脱自在なプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kを備えている。しかしながら本発明では画像形成装置1は現像装置20を備えていれば良く、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kを必ずしも備えていなくても良い。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
1 画像形成装置
9Y,9M,9C,9K プロセスカートリッジ
17 帯電装置
18 感光体ドラム(像担持体)
19 クリーニング装置
21 潤滑剤塗布装置
40 潤滑剤容器(収容容器)
40a 開口部
41 塗布ブレード(塗布手段)
42 吸気フィルタ
43 排気フィルタ
44 気体供給部
45 測定部
46 制御装置(制御手段)
48 空間
48a 底部(下部)
49 側壁
50 開口(気体が供給される部分)
61 潤滑剤の粉体
特開2002−62737号公報 特開2007−310336号公報 特開2005−18047号公報

Claims (7)

  1. 潜像を担持する像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置において、
    前記潤滑剤の粉体を収容し、かつ前記像担持体の外表面を内側に位置付ける開口部が設けられているとともに、前記像担持体との間から前記粉体が漏れることが規制された位置に設けられた収容容器と、
    前記収容容器の側壁に設けられた排気フィルタと、
    前記収容容器内に気体を供給して前記収容容器内で前記粉体を浮遊させる気体供給部と、
    前記像担持体の外表面に付着した前記粉体を当該像担持体の外表面に塗布する塗布手段と、
    を備えたことを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  2. 前記収容容器内で浮遊している前記粉体の濃度を測定する測定部と、
    前記測定部が検出した前記粉体の濃度に応じて前記気体供給部を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の潤滑剤塗布装置。
  3. 前記収容容器が、前記像担持体の長手方向に並びかつ前記気体供給部により前記気体が供給される複数の空間を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の潤滑剤塗布装置。
  4. 前記気体供給部が前記収容容器の下部に前記気体を供給する構成となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置。
  5. 前記収容容器の前記気体供給部により前記気体が供給される部分に設けられた吸気フィルタを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置。
  6. 外表面に潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の外表面から残留トナーを除去するクリーニング装置と、前記像担持体の外表面を帯電する帯電装置と、前記像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置と、を備えたプロセスカートリッジにおいて、
    前記潤滑剤塗布装置として請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 外表面に潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の外表面から残留トナーを除去するクリーニング装置と、前記像担持体の外表面を均一に帯電する帯電装置と、前記像担持体の外表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記潤滑剤塗布装置として請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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