JP5433434B2 - パイプ切断装置及びパイプ切断方法 - Google Patents

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本発明は、パイプを固定する固定手段と、該固定手段で固定されたパイプを切断する切断刃を備えたパイプ切断装置及び固定されたパイプを切断刃を用いて切断するパイプ切断方法に関する。
従来のパイプ切断装置は、パイプを固定するクランプ手段と、円板状の回転刃を自転させつつ公転させる自転用駆動手段及び公転用駆動手段とを備えて、固定されたパイプの外周に自転する回転刃を食い込ませ、回転刃をパイプの全周を移動するようにパイプの周方向に公転させることによって、パイプを切断するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−257832号公報(図4参照)
上記特許文献1の利点を説明すれば、第1として、遊星方式を利用しているため、切断時の回転刃の突出し量が少なくて済み、小径で且つ刃厚の小さな回転刃でも曲げ剛性が確保できる。
第2として、切り込み量が一定で定常加工ができるので、負荷変動が無く安定した加工ができる。
第3として、パイプを固定し、回転刃が旋回(公転)する方式であるため、パイプの曲がりや形状精度の影響を受け難い利点がある。
しかしながら、特許文献1の構成では、上記した利点はあるものの、後工程の面取り、溶接の開先加工も同時にできる複合機を開発しようとしたが、従来の回転刃方式では実現することが難しいことが判明した。
これは、複合加工用創形刃の成形が難しく、例え実現しても高価なものとなるためである。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、従来の利点を有しながらも、後工程(二次加工)が切断作業時と同時に行うことができるパイプ切断装置及びパイプ切断方法を提供することを課題とする。
本発明のパイプ切断装置は、前述の課題解決のために、パイプを固定する固定手段と、該固定手段で固定されたパイプを切断する切断刃を備えたパイプ切断装置であって、前記切断刃が突切バイト状の刃物からなり、該刃物が回転するリング状の刃物台に取り付けられ、該刃物をパイプ外周に沿って周回させる動作を行わせる第1駆動手段と、前記刃物台を支持する支持部材に揺動回転運動を付与する第2駆動手段と、前記刃物台の回転中心をパイプ中心に対して偏心させる動作を行わせる偏心手段とを備え、これら3つの動作を組み合わせることによりパイプ外周の部分切削を行い、パイプの周方向で切削の領域をずらせつつ該部分切削の動作を繰り返すことによってパイプ全周に亘る環状溝を形成し、前記偏心手段を用いて1周毎の切り込みを行うことで、環状溝の深さを深くしていき、パイプの切断を行うことを特徴としている。
また、固定されたパイプを切断刃を用いて切断するパイプ切断方法であって、前記切断刃として、突切バイト状の刃物を用い、該刃物をパイプ外周に沿って周回させる動作と、前記刃物台を支持する支持部材を揺動回転させる動作と、前記刃物台の回転中心をパイプ中心に対して偏心させる動作の3つの動作を組み合わせることによりパイプ外周の部分切削を行い、パイプの周方向で切削の領域をずらせつつ該部分切削の動作を繰り返すことによってパイプ全周に亘る環状溝を形成し、前記偏心手段を用いて1周毎の切り込みを行うことで、環状溝の深さを深くしていき、パイプの切断を行うことを特徴とするパイプ切断方法であってもよい。
上記構成によれば、パイプを固定し、切断刃を可動式とすることによって、従来同様に切断精度の向上を図ることができる。また、パイプ外周の部分切削を行うことにより、発生するチップの長さを制限又は制御することができる。更にまた、刃物台に、面取り、溶接の開先加工のできる刃物を取り付けることによって、複合加工が実現し、二次加工が不要となる。
また、本発明のパイプ切断装置は、前記刃物台に切断用の前記刃物の他に、面取り又は開先加工用刃物を追加設置してもよい。
切断刃である突切バイトでパイプ外面の全周の一部を切削する構成にすることによって、従来同様に切断精度を向上することや、発生するチップの長さを制限又は制御すること、更には面取り、溶接の開先加工などの二次加工を切断作業と同時に行うことを実現することができるパイプ切断装置及びパイプ切断方法を提供することができる。
また、本発明のパイプ切断装置は、単純動作を組み合わせたことにより、機構が簡素であり、しかも刃物の単価が安く、且つ、二次加工が省けるため、イニシャルコスト及びランニングコストにおいて有利になる。
パイプ切断装置の縦断側面図である。 パイプ切断装置の正面図である。 パイプ切断装置の背面図である。 刃物台の第1回目の回転でパイプを切断したときの移動軌跡を示す説明図である。 刃物台の第2回目の回転でパイプを切断したときの移動軌跡を示す説明図である。 刃物台の第3回目の回転でパイプを切断したときの移動軌跡を示す説明図である。
図1〜図3に、本発明のパイプ切断装置を示している。このパイプ切断装置は、パイプ1を固定する固定手段2と、固定手段2で固定されたパイプ1を切断する切断刃3と、切断刃3が取り付けられた刃物台4と、該刃物台4をパイプ中心1G周りで回転させることにより切断刃3をパイプ外周に沿って周回させる動作を行わせる第1駆動手段5と、前記刃物台を支持する支持部材10を揺動回転させる動作を行わせる第2駆動手段と、前記刃物台の回転中心をパイプ中心1Gに対して偏心させる動作を行わせる偏心手段6とを備え、これら3つの動作を組み合わせることによりパイプ外周の部分切削を行い、パイプ1の周方向で切削の領域をずらせつつ該部分切削の動作を繰り返すことによってパイプ全周に亘る環状溝を形成し、前記偏心手段6を用いて1周毎の切り込みを行うことで、環状溝の深さを深くしていき、パイプの切断を行うようにしている。
固定手段2は、パイプ1の前方側を左右方向で挟持固定する左右一対のメインクランプ7A,7B(図1では右側のクランプ7Aのみ示している)と、これらメインクランプ7A,7Bの後方側に位置し、パイプ1の後方側を上下方向で挟持固定する上下一対のサブクランプ8A,8Bとから構成されている。
刃物台4は、前後のクランプ7A,7B,8A,8Bの間に位置し、パイプ1の外径よりも大きな内径を有するリング状の板状部材から構成され、この刃物台4上に固定された刃物ホルダー4Aに切断刃3がボルト固定されている。切断刃3は、その刃部の先端がパイプの軸芯に向くように刃物ホルダー4Aに取り付けられている。
切断刃3は、所定以上の剛性を有するように厚みが設定された棒状の突切バイト状の刃物から構成されている。また、刃物台4の刃物ホルダー4Aの位置と対向する位置に第2の刃物ホルダー4Bを備え、この第2刃物ホルダー4Bに切断刃3により切削された切削部分に押し付けて面取りを行うための面取りバイト9がボルト固定され、切断作業と面取り作業とを同時に行うことができるようになっている。面取りバイト9も、突切バイト状の刃物と同様に、所定以上の剛性を有するように厚みが設定された棒状に構成されている。
また、刃物台4は、本機側(固定側)に取り付けられた板状の支持部材10に、複式アンギュラローラリング11を介して回転自在に支持され、主軸駆動モータ12の駆動軸12Aに一体回転自在に取り付けられたプーリ13と刃物台4の外周面に形成されているプーリ4Gとをタイミングベルト14を介して連結して、刃物台4を駆動回転可能に構成している。つまり、主軸駆動モータ12を駆動することによって、タイミングベルト14を介して刃物台4を回転させることができる。尚、主軸駆動モータ12は、支持部材10の上端に備えられている。
支持部材10は、本機側の4箇所(上側左右2箇所と下側左右2箇所の合計4箇所)にリニアクロスローラベアリングBを介してそれぞれ支持されている。このようにリニアクロスローラベアリングBを介して支持することによって、支持部材10を本機に対して摺動可能でかつ剛性を有するように支持することができる。
第1駆動手段5は、刃物台4をパイプ中心1G周りで回転させる(自転させる)ための前記主軸駆動モータ12と、主軸駆動モータ12からの動力を刃物台4に伝達するための前記タイミングベルト14とを備えている。
第2駆動手段15は、前記支持部材10をパイプ1の回りを揺動回転させるための公転用サーボモータ15から構成されている。この公転用サーボモータ15は、本機側に取り付けられている。そして、公転用サーボモータ15の駆動軸15Aの前端部に備えさせたプーリ16と、本機側に固定されている左右のプーリ17,18とを、タイミングベルト19を介して連動している。各回転体17又は18には、各々の移動ガイド20A,20Bと、これら移動ガイド20A,20B間に係止してレールの長手方向に移動自在に設けられた円筒体21とを備え、円筒体21,21が支持部材10にベアリング22に内接して連結されている。従って、公転用サーボモータ15により支持部材10をパイプ1の回りを揺動回転させることによって、切断刃3をパイプ1の外周面に沿って公転させることができるようになっている。
円筒体21は、それの中心がプーリ17又は18の回転中心17Gまたは18Gから所定距離離間した位置(図3ではいずれも左側に寄った位置)になるように位置させることによって、支持部材10が円弧を描くように回転する(公転する)ことで刃物台4に取り付けられた切断刃3をパイプ1に対してパイプ中心1Gとは異なる軸心周りで回転させる(公転させる)ことができるようにしている。前記円筒体21は、回転体17又は18の回転中心からの距離を変更することによって、切断刃3の公転軌跡を変更することができる。前記円筒体21が、サーボモータ23により移動ガイド20A,20Bの長手方向へ移動することによって、切断刃3の軌跡を連続的に変更することができるようになっている。
偏心手段6は、切断刃3の回転中心をパイプ中心1Gに対して径方向に移動させることによって、切断刃3がパイプ1の周りを移動する回転軌跡(公転軌跡)を変更する手段である。そして、偏心手段6は、具体的には、偏心用サーボモータ23と、偏心用サーボモータ23の回転力をネジによって前後方向の移動力に変換する回転力変換機構24と、この回転力変換機構24により変換された前後方向の移動力を上下方向の移動力に変換する前後方向移動力変換機構25とを備えている。
回転力変換機構24は、偏心用サーボモータ23の駆動軸に一体回転するプーリ26と、このギヤ26にタイミングベルト27を介して回転力が伝達されるプーリ28と、伝導ギヤ28の回転軸28Aに形成の螺子部に螺合する螺子29と、螺子29を覆うと共に螺子29に伝達される回転力を螺子29の前後方向への移動力に変換するための円筒体30とを備えている。
また、前後方向移動力変換機構25は、円筒体30の先端に一体的に前後移動自在に支持された支軸31と、この支軸31に形成の切欠き31Aに係合する第1係合部32Aと前記回転体17,18と一体回転する部材33の背面に形成の溝部33Aに係合して回転力変換機構24により変換された前後方向の移動力を上下方向の移動力に変換する第2係合部32Bとを備えた係合部材32とを備えている。
従って、偏心用サーボモータ23を駆動することによって、プーリ28Aが回転され、螺子29によって円筒体30が前後方向に移動する。この円筒体30の移動によって、係合部材32が軸芯周りで揺動操作されることで、部材33を上下方向に移動させる。このように部材33を上下に移動させることによって、回転体17,18の回転軸が上下に偏心することによって、支持部材10の回転中心をパイプ1中心1Gに対して径方向に移動させることで、支持部材10がパイプ1の周りを回転する軌跡を変更することができる。これにより、パイプ1に対する切断刃3の公転軌跡を変更することができる。そして、支持部材10の回転中心の移動量をパイプ1の周方向に沿って変化させることによって、切断刃3の公転軌跡を周方向に連続的に変更させることができる。
カバー30は、機体側の前後の固定部材34,35に貫通支持された筒状部材36の内面に摺動自在に内嵌されており、回転軸28Aが回転することにより、螺子29がカバー30と共に前後方向に移動するようになっている。
そして、前記のように構成されたパイプ切断装置を用いて実際にパイプ1を切削する工程について説明する。
まず、図4に示すように、実線で示す切断刃3がパイプ1の外面に当接する位置まで移動するように刃物台4を移動させる。
次に、第2駆動手段15と偏心手段6によって切断刃3がパイプ1の一定角度範囲の表面を切削(部分切削)するように刃物台4を駆動する。図4では、破断線で囲んだ領域R1が削られて2点鎖線で示す公転軌跡S1を切断刃3の先端が移動して第1回目の切断工程を終了する。また、公転軌跡S1の中心C1は、パイプ1の中心軸1Gから外れた位置になっており、自転と公転の速度差(自由に設定可能)により連続的に移動していく。
第2回目の切削工程は、図5に示すように、第1回目で切削された位置より一定角度進んだ位置から切削を開始する。図5では、破断線で囲んだ領域R2が削られて2点鎖線で示す公転軌跡S2を切断刃3の先端が移動して第2回目の切断工程を終了する。また、公転軌跡S2の中心C2は、位相の進行分だけC1から移動している。
第3回目の切削工程は、図6に示すように、第1回目及び第2回目で切削された位置から更に進んだ位置から切削を開始する。図6では、破断線で囲んだ領域R3が削られて2点鎖線で示す公転軌跡S3を切断刃3の先端が移動して第3回目の切断工程を終了する。また、公転軌跡S3の中心C3は、パイプ1の中心軸1Gから外れた位置になっている。また、切断刃3の公転軌跡は、パイプ1の外径寸法及び切断刃3の自転速度及び公転速度のデータを図示していない制御装置に入力し、その入力されたデータに基づいて、3つのモータ12,15,23を駆動制御することで決定される。尚、S1,S2,S3で示した切断刃の軌跡は、軸中心Cが連続的に移動しながら形成されるので、実際の切削された部分の形状は少し歪んだものになる。
前記切断工程をn回行うことによって、所定深さの環状の溝を形成することができる。このn回の切断工程を繰り返し行いつつ、偏心手段6を用いて1周毎の切断刃3の切り込みを制御する(切り込み位置の変更をする)ことで環状溝の深さを深くしていき、パイプ1を切断することができるように構成している。尚、切断刃3に対し、180°位相が異なるように切断刃9を対向配置した場合、180°位相が遅れて前述した同じ工程により切断刃3で切削された切削面を切断刃9が面取りすることになる。このように一回の切削作業工程で切削だけでなく、面取りをも同時にすることができ、切削作業と面取り作業とを別々に行う構成に比べて作業効率を高めることができる利点がある。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、モータ12,15,23からの動力伝達手段としてタイミングベルトを用いる他、ギヤ機構を用いて連動させてもよい。
また、前記実施形態では、12回の切削工程を想定してパイプ1に環状の溝を形成する場合を示したが、12回に限定されることはなく、2回以上であれば、何回でもよい。また、切断刃3の1回転で1回の切削を行う他、1回転で2回以上の切削を行うように構成してもよい。
また、前記実施形態では、切断刃3と面取りバイト9との2本を刃物台4に取り付けたが、切断刃3のみを取り付けてもよいし、切断刃3を2本以上備えさせてもよい。切断刃3を2本以上備えさせる場合には、これに対向するように同数の面取りバイト9を備えさせて実施してもよい。また、面取りバイト9に代えて、溶接の開先加工のできる刃先形状の刃物を取り付けてもよい。
また、前記実施形態では、パイプを固定するためにメインクランプとサブクランプとを備えたが、一方のみ備えていてもよいし、パイプを3箇所以上で固定するようにクランプを設けてもよい。尚、クランプの具体的構成は、自由に変更することができる。
また、前記実施形態では、支持部材10を移動させることによって刃物台4をパイプ1の外周面に沿って移動させる(公転させる)ようにしたが、刃物台4そのものをパイプ1の外周面に沿って移動させる(公転させる)ように構成してもよい。
1…パイプ、2…固定手段、3…切断刃、4…刃物台、4A,4B…刃物ホルダー、4G…プーリ、5…駆動手段、6…偏心手段、7A,7B,8A,8B…クランプ、9…面取りバイト、10…支持部材、11…複式アンギュラローラリング、12…主軸駆動モータ、12A…駆動軸、13…ギヤ、14…タイミングベルト、15…公転用サーボモータ、15A…駆動軸、16…ギヤ、17,18…プーリ、19…タイミングベルト、20A,20B…移動ガイド、21…円筒体、22…ベアリング、23…偏心用サーボモータ、24…回転力変換機構、25…前後方向移動力変換機構、26…プーリ、27…タイミングベルト、28…プーリ、28A…回転軸、29…螺子、30…円筒体、31…支軸、32…係合部材、32A,32B…係合部、B…リニアクロスローラベアリング、R1,R2,R3…領域、S1,S2,S3…軌跡

Claims (3)

  1. パイプを固定する固定手段と、該固定手段で固定されたパイプを切断する切断刃を備えたパイプ切断装置であって、
    前記切断刃が突切バイト状の刃物からなり、該刃物が回転するリング状の刃物台に取り付けられ、該刃物をパイプ外周に沿って周回させる動作を行わせる第1駆動手段と、前記刃物台を支持する支持部材に揺動回転運動を付与する第2駆動手段と、前記刃物台の回転中心をパイプ中心に対して偏心させる動作を行わせる偏心手段とを備え、これら3つの動作を組み合わせることによりパイプ外周の部分切削を行い、パイプの周方向で切削の領域をずらせつつ該部分切削の動作を繰り返すことによってパイプ全周に亘る環状溝を形成し、前記偏心手段を用いて1周毎の切り込みを行うことで、環状溝の深さを深くしていき、パイプの切断を行うことを特徴とするパイプ切断装置。
  2. 前記刃物台に切断用の前記刃物の他に、面取り又は開先加工用刃物を追加設置したことを特徴とする請求項1に記載のパイプ切断装置。
  3. 固定されたパイプを切断刃を用いて切断するパイプ切断方法であって、
    前記切断刃として、突切バイト状の刃物を用い、該刃物をパイプ外周に沿って周回させる動作と、前記刃物台を支持する支持部材を揺動回転させる動作と、前記刃物台の回転中心をパイプ中心に対して偏心させる動作の3つの動作を組み合わせることによりパイプ外周の部分切削を行い、パイプの周方向で切削の領域をずらせつつ該部分切削の動作を繰り返すことによってパイプ全周に亘る環状溝を形成し、前記偏心手段を用いて1周毎の切り込みを行うことで、環状溝の深さを深くしていき、パイプの切断を行うことを特徴とするパイプ切断方法。
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