JP5430565B2 - 電子ミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの形状の外観を示す3次元モデルデータを用いてユーザの画像を表示する電子ミラー装置に関するものである。
従来の電子ミラー装置は、視覚センサを用いて得られたユーザの画像に基づいて左右反転した画像を表示するものがあった(例えば、特許文献1参照)。図14は、特許文献1に記載された従来の電子ミラー装置の処理手順を示すものである。図15は、特許文献1に記載された従来の電子ミラー装置の表示結果を示す図である。図14に示すように、従来の電子ミラー装置は、まず、視覚センサからユーザ近辺の画像を取得する(ステップS901)。続いて、電子ミラー装置は、取得した画像から3次元モデルを作成する(ステップS902)。そして、電子ミラー装置は、設定された視点に基づく左右反転した画像データを3次元モデルから生成する(ステップS903)。最後に、電子ミラー装置は、生成した画像データ(正面姿のユーザ像1002及び後ろ姿のユーザ像1003)をディスプレイ1001に表示する(ステップS904)。
特許第3505575号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ステップS903において3次元モデルの背面より後ろ側に視点を置いて3次元モデルの背面方向を視線とした画像データは、図15に示される通り、後ろ姿のユーザ像1003のように左右反転表示される。そのため、ユーザ1004自身の動きと電子ミラーに表示される後ろ姿のユーザ像1003との動きが左右方向に入れ替わる。その結果、電子ミラー装置が表示する画像を見ながら作業をするユーザは、左右方向に違和感が生じるため作業がしにくい場合がある。また、上記従来の構成ではユーザが作業しにくいと感じた場合は、左右反転しない画像を表示するように明示的に指示しなければならない。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであって、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させるとともにユーザの負担を軽減させることができる電子ミラー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子ミラー装置の一態様は、ユーザの画像を表示する電子ミラー装置であって、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定部と、前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示される画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部によって生成された画像を表示する表示部とを備え、前記画像生成部は、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像にならないことを示す場合、左右反転したユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成し、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像になることを示す場合、左右反転しないユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成する。
これにより、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かに応じて、左右反転したユーザ像を含む画像及び左右反転しないユーザ像を含む画像のいずれかを自動的に生成することができる。したがって、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させるとともにユーザの負担を軽減させることが可能となる。また、表示される画像がユーザの背面の画像になる場合に、左右反転しないユーザ像を含む画像を自動的に生成することができる。したがって、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させるとともにユーザの負担を軽減させることが可能となる。
また、さらに、前記ユーザの3次元モデルデータを保存しているモデルデータ保存部を備え、前記画像生成部は、前記モデルデータ保存部に保存された3次元モデルデータをレンダリング処理することが好ましい。
これにより、保存されたユーザの3次元モデルデータから生成された画像を表示することができるので、ユーザが望む現在又は過去の3次元モデルデータに基づいてユーザ像を表示することが可能となる。
また、前記姿勢特定部は、前記3次元モデルデータをレンダリング処理するときの視点が、前記3次元モデルデータの背面側に位置する場合に、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定することが好ましい。
これにより、3次元モデルデータをレンダリング処理する際の視点の位置を用いて、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かを判定することができる。したがって、異なる視点の位置から複数の画像が生成される場合であっても、適切に左右反転の有無を決定することができるので、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させることが可能となる。
また、前記姿勢特定部は、床と略垂直な軸周りの角度によって前記3次元モデルデータの背面側を特定し、特定した前記3次元モデルデータの背面側に前記視点が位置する場合に、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定することが好ましい。
これにより、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かの判定の精度を高めることができるので、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感をさらに低減させることが可能となる。
また、さらに、前記ユーザを複数の方向から撮像するカメラと、前記カメラによって撮像された画像から前記ユーザの3次元モデルデータを生成するモデルデータ生成部とを備え、前記画像生成部は、前記モデルデータ生成部によって生成された3次元モデルデータをレンダリング処理することが好ましい。
これにより、通常のミラーでは表示することができない、複数の視点から見た場合の現在のユーザ像を表示することが可能となる。
また、前記姿勢特定部は、姿勢センサによって生成されたユーザの姿勢を示すセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を用いて前記表示部が有する表示面に対するユーザの位置及び向きを特定し、特定したユーザの位置及び向きに基づいて、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定することが好ましい。
これにより、現在のユーザの姿勢に応じて、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かを判定することができる。したがって、現在のユーザの姿勢に応じて、表示されるユーザ像の向きが変わった場合であっても、適切に左右反転の有無を切り替えることができるので、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させることが可能となる。
また、前記姿勢特定部は、前記カメラによって撮像された画像に基づいて、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定することが好ましい。
これにより、3次元モデルデータを生成するための画像に基づいて、姿勢情報を生成することができるので、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を、比較的簡易な構成によって低減させることが可能となる。
また、前記姿勢特定部は、前記カメラによって撮像された画像から顔画像を抽出できない場合、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定することが好ましい。
これにより、顔画像が抽出できるか否かに応じて姿勢情報を生成することができるので、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かの判定の精度を高めることできる。
また、本発明の集積回路の一態様は、表示部に表示される画像であってユーザの画像を生成する集積回路であって、前記表示部に表示される画像が、前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定部と、前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示部に表示される画像を生成する画像生成部とを備え、前記画像生成部は、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像及び左右反転しないユーザ像を含む画像のいずれかを前記表示部に表示される画像として生成する。
また、本発明の画像表示方法の一態様は、表示部に表示される画像であってユーザの画像を生成する集積回路であって、前記表示部に表示される画像が、前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定部と、前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示部に表示される画像を生成する画像生成部とを備え、前記画像生成部は、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像及び左右反転しないユーザ像を含む画像のいずれかを前記表示部に表示される画像として生成する。
なお、本発明は、このような画像表示方法として実現するだけでなく、このような画像表示方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現しても良い。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体又はインターネット等の伝送媒体を介して配信しても良い。
本発明の電子ミラー装置の一態様によれば、表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かに応じて左右反転したユーザ像を含む画像又は左右反転しないユーザ像を含む画像を表示することができる。したがって、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感を低減させるとともにユーザの負担を軽減させることができる。
図1は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるモデルデータの座標軸の説明図である。 図3は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。 図4は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態1の変形例における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。 図6は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。 図8は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。 図10は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。 図11は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施の形態4における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。 図13は、本発明の実施の形態4における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、従来の電子ミラー装置の処理手順を示したフローチャートである。 図15は、従来の電子ミラー装置の表示結果を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1におけるモデルデータの座標軸の説明図である。図1に示すように、電子ミラー装置100は、モデルデータ保存部101と、姿勢特定部102と、画像生成部103と、表示部104とを備える。
モデルデータ保存部101は、例えば不揮発性メモリ又は揮発性メモリなどの記憶媒体からなり、ユーザの3次元モデルデータを保存している。具体的には、モデルデータ保存部101は、ユーザの体を計測して得られた3次元モデルデータの座標、テクスチャデータ、光源データ、該当フレームにおける視点、視線、及び座標変換マトリックスを人体モデルデータとして保存しておく。3次元の人体モデルデータおよび視点は、図2に示すとおり、床面に対して垂直なY軸203が人体モデルの中心を通り、XZ平面は床面と平行な座標系で定義されている。
図2に示すように、3次元モデルデータ201の座標系は、体の中心を原点205とし、床から頭方向に床と垂直な軸をY軸203、並びに床と水平な軸をそれぞれX軸202、及びZ軸204と定義されている。
姿勢特定部102は、表示部104に表示される画像がユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する。具体的には、3次元モデルデータ201がレンダリングされる際の視点206が、3次元モデルデータ201の背面側に位置する場合に、姿勢特定部102は、表示される画像がユーザの背面の画像になると判定する。なお、以降において、表示部104に表示される画像がユーザの背面の画像になることを、姿勢が「背面」であるともいう。また、表示部104に表示される画像がユーザの背面の画像にならないことを、姿勢が「非背面」であるともいう。
さらに具体的には、姿勢特定部102は、モデルデータ保存部101から視点206の座標を読み込む。そして、姿勢特定部102は、Y軸の正の方向から見た場合のY軸時計周りの回転角度207から回転角度208までの範囲内に視点206が存在する場合は、姿勢を「背面」と決定し、それ以外の場合は、姿勢を「非背面」と決定する。
なお、図2に示すように、Y軸の正の方向から見た場合のY軸時計周りの回転角度207から回転角度208までの範囲は、180度より小さいことが好ましい。つまり、「背面」を示す角度の範囲は、「非背面」を示す角度の範囲より小さいことが好ましい。これにより、電子ミラー装置100は、表示される画像がユーザの側面の画像の場合に、左右反転したユーザ像を含む画像を生成することができるので、表示された画像を見ながら作業をするユーザに生じる左右方向の違和感をさらに低減させることが可能となる。
画像生成部103は、モデルデータ保存部101に保存された3次元モデルデータ201をレンダリング処理することにより、表示部104に表示される画像を生成する。なお、画像生成部103は、姿勢特定部102によって生成された姿勢情報に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像及び左右反転しないユーザ像を含む画像のいずれかを表示部104に表示される画像として生成する。具体的には、姿勢特定部102によって生成された姿勢情報が「背面」を示す場合、画像生成部103は、左右反転しないユーザ像を含む画像を表示部104に表示される画像として生成する。一方、姿勢特定部102によって生成された姿勢情報が「非背面」を示す場合、画像生成部103は、左右反転したユーザ像を含む画像を表示部104に表示される画像として生成する。
さらに具体的には、画像生成部103は、モデルデータ保存部101から読み込んだ人体モデルデータを用いて、モデリング変換、光源計算、射影変換、ビューポート変換、テクスチャマッピング等の一連のレンダリング処理を行う。ここで、姿勢特定部102から得た姿勢情報が「背面」を示す場合には、画像生成部103は、Xの符号を反転しないビューポート変換(式1)を行う。一方、姿勢特定部102から得た姿勢情報が「非背面」を示す場合は、画像生成部103は、Xの符号を反転した左右反転のビューポート変換(式2)を行う。このようなレンダリング処理によって、画像生成部103は、表示部104に表示される2次元画像(左右反転したユーザ像を含む画像又は左右反転しないユーザ像を含む画像)を3次元モデルデータ201から生成する。
Figure 0005430565
Figure 0005430565
(式1)及び(式2)において、(xw、yw)は表示座標、(xd、yd)は正規化デバイス座標、(x、y)はビューポートのオフセット座標、Wは横方向画素サイズ、Hは縦方向画素サイズである。
なお、画像生成部103は、レンダリング処理において用いるパラメータを変更することにより、モデルの位置、角度及び大きさ、並びに視点の位置などが異なる複数の画像を、1つの3次元モデルから生成することができる。たとえば、画像生成部103は、3次元モデルの横幅(例えば、X軸方向)を狭めた画像(痩せたユーザ像)と広げた画像(太ったユーザ像)とを、1つの3次元モデルから生成することができる。また、例えば、画像生成部103は、3次元モデルの前方、後方、側方、上方及び下方などの任意の位置から3次元モデルを見た場合の画像を、1つの3次元モデルから生成することができる。さらに、例えば、画像生成部103は、3次元モデルをY軸方向に時系列に回転させることにより、元モデルを一周回転させるアニメーション画像を、1つの3次元モデルから生成することができる。
表示部104は、画像生成部103によって生成された画像をディスプレイ等に出力する。
図3は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。表示部104は、ディスプレイ301に対応している。そして、画像生成部103が生成した、理想のゴルフスウィングフォームを再現する人体モデルの正面姿のユーザ像302と、後ろ姿のユーザ像303とがディスプレイ301上に同時に表示されている。
次に、以上のように構成された電子ミラー装置100における各種動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。
まず、姿勢特定部102は、モデルデータ保存部101から視点206の位置を示す座標を読み込む(ステップS101)。続いて、姿勢特定部102は、視点206の位置を示す座標がY軸の正の方向から見た場合のY軸時計周りの回転角度207から回転角度208までの範囲内に存在するか否かを判定することにより、「背面」又は「非背面」を決定する(ステップS102)。具体的には、視点206の位置を示す座標がY軸の正の方向から見た場合のY軸時計周りの回転角度207から回転角度208までの範囲内に存在する場合に、姿勢特定部102は「背面」と決定する。一方、視点206の位置を示す座標がY軸の正の方向から見た場合のY軸時計周りの回転角度207から回転角度208までの範囲内に存在しない場合に、姿勢特定部102は「非背面」と決定する。
ここで、「背面」と決定された場合(ステップS102のYes)、画像生成部103は、レンダリング処理において(式1)を用いてビューポート変換を実行することにより、左右反転しないユーザ像を含む画像を3次元モデルデータから生成する(ステップS103)。一方、「非背面」と決定された場合(ステップS102のNo)、画像生成部103は、レンダリング処理において(式2)を用いてビューポート変換を実行することにより、左右反転したユーザ像を含む画像を3次元モデルデータから生成する(ステップS104)。
最後に、表示部104は、ステップS103又はステップS104において生成された画像を表示する(ステップS105)。
以上のように、電子ミラー装置100は、3次元モデルデータの姿勢に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像と左右反転しないユーザ像を含む画像とをユーザ自身が操作することなくダイナミックに切り替えることができる。これにより、表示部104に表示される画像に含まれるユーザ像がいかなる方向を向いていても、ユーザは自分の動きと対比させながら違和感なく作業をすることができる。また、電子ミラー装置100は、ユーザ像を左右反転させる又は左右反転させないの切り替えをユーザが指示する必要がないので、ユーザの負担を軽減させることができる。
なお、本実施の形態において姿勢特定部は姿勢の特定にY軸周りの回転角度を用いたが、X軸又はZ軸周りの回転角度を用いても良い。
また、本実施の形態における電子ミラー装置は、さらに表示部104が有する表示面と略平行に配置されたミラーを備えても良い。具体的には、電子ミラー装置は、例えば、表示部104が有する表示面の前方にハーフミラーを備えても良い。この場合、表示部104によって表示された画像はハーフミラーを透過するので、ユーザは、表示部104によって表示された画像とハーフミラーに映った鏡像とを視認することができる。
図5は、本発明の実施の形態1の変形例における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。図5に示すように、ディスプレイ301に表示された、3次元モデルデータの正面姿のユーザ像302と後ろ姿のユーザ像303とに加えて、ユーザが鏡に映った像である鏡像306もハーフミラー305に表示される。これにより、ユーザ304が表示部104によって表示されたユーザ像とハーフミラーに映った自分の鏡像306との違いを容易に確認することができる。つまり、電子ミラー装置は、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、電子ミラー装置は、表示部104が有する表示面の前方にハーフミラーを備えるのではなく、輝度が0になると完全透明になる表示デバイスの後方に通常のミラーを備えても良い。これにより、電子ミラー装置は、表示面の前方にハーフミラーを備える場合と同様の効果を奏する。
また、本実施の形態において3次元モデルデータは理想のフォームのデータを用いたが、ユーザの過去のフォーム等を3次元モデルデータとして用いても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を用いて説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施の形態における電子ミラー装置400は、実施の形態1における電子ミラー装置100が備えるモデルデータ保存部101を備えていない。また、本実施の形態における電子ミラー装置400は、カメラ401とモデルデータ生成部402とを備える。また、本実施の形態における姿勢特定部403及び画像生成部404と実施の形態1における姿勢特定部102及び画像生成部103とは、処理の一部が異なる。なお、図6において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
カメラ401は、ユーザを複数の方向からほぼ同時に撮像する。モデルデータ生成部402は、撮像された複数の画像から、位相限定相関法を用いて3次元の人体モデルデータ(3次元モデルデータ)及びテクスチャデータを生成する。
姿勢センサ450は、ユーザの姿勢を示すセンサ情報を生成する。具体的には、姿勢センサ450は、例えば、ユーザに装着されたジャイロあるいはトラッカーなどの位置センサ及び角度センサであり、ユーザの位置及び角度を示すデータをセンサ情報として生成する。
姿勢特定部403は、姿勢センサ450からユーザの姿勢を示すセンサ情報を取得し、表示部104の表示面に対するユーザの立ち位置及び角度を算出する。そして、姿勢特定部403は、算出した位置及び角度から、ユーザの現在の姿勢を「背面」又は「非背面」のいずれかに決定する。
画像生成部404は、モデルデータ生成部402によって生成された3次元モデルデータをレンダリング処理する。なお、本実施の形態における画像生成部404と実施の形態1における画像生成部103とは、レンダリング処理の対象となる3次元モデルデータが異なるが、他の処理内容は同一である。
図7は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。図7に示すように、複数のカメラ501が、ユーザ505を複数の方向から撮像する。ユーザ505(例えば、頭部)に装着された姿勢センサ502は、ユーザの姿勢をセンシングする。また、ユーザに対して互いに異なる角度で設置された複数のディスプレイ503には、各ディスプレイ面に対する現在のユーザの姿勢に応じたユーザ像504が表示される。なお、図7においてカメラ501は2台しか図示されていないが、電子ミラー装置400は、さらに多くのカメラを備えても良い。
次に、以上のように構成された電子ミラー装置400における各種動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8において、図4と同一の処理については同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、カメラ401は、ユーザを複数の方向から同時に撮像する(ステップS201)。続いて、モデルデータ生成部402は、撮像された複数の画像から、位相限定相関法を用いて3次元モデルデータ及び3次元テクスチャデータを生成する(ステップS202)。そして、姿勢特定部403は、姿勢センサ450からユーザの位置及び角度を示すセンサ情報を取得する(ステップS203)。
次に、姿勢特定部403は、表示部104の表示面に対するユーザの位置及び角度を算出する。そして、姿勢特定部403は、算出した位置及び角度から、ユーザの現在の姿勢を「背面」又は「非背面」のいずれかに決定する(ステップS204)。
その後、電子ミラー装置400は、図4において説明した処理と同様の処理(ステップS103又はステップS104、及びステップS105)を実行する。
以上のように、電子ミラー装置400は、表示面に対する現在のユーザの姿勢に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像又は左右反転しないユーザ像を含む画像を、ユーザ自身が操作することなくダイナミックに切り替えることができる。これにより、ユーザの姿勢が変更されることにより表示面に表示されるユーザ像が変更された場合であっても、ユーザは、表示されたユーザ像と自分の動きとを対比させながら違和感なく作業をすることができる。
なお、本実施の形態において、姿勢センサ450は、ユーザに装着された位置センサ及び角度センサであったが、モーションキャプチャシステム等であっても良い。
また、姿勢センサ450は、表示面の前方の床面に設置されたシートセンサであっても良い。この場合、姿勢センサ450は、ユーザが当該センサに接触している位置及び圧力を示すセンサ情報を生成する。そして、姿勢特定部403は、ユーザが当該センサに接触している位置及び圧力を示すセンサ情報から、例えば、重心の位置を特定することにより、表示面に対するユーザの位置及び角度を算出する。
また、姿勢センサ450は、表示部104又はユーザと所定の位置関係となる位置に設置されたサーモグラフィであっても良い。この場合、姿勢センサ450は、ユーザの温度分布を示す画像をセンサ情報として生成する。そして、姿勢特定部403は、ユーザの温度分布から表示面に対するユーザの位置及び角度を算出する。なお、所定の位置関係となる位置とは、表示部104が有する表示面又はユーザと、所定の方向に所定の距離だけ離れた位置であることをいう。すなわち、姿勢特定部403が、姿勢センサ450と表示部104が有する表示面又はユーザとの方向及び距離が取得できれば良い。
また、姿勢センサ450は、表示部104又はユーザの周辺に設置された赤外線センサであっても良い。この場合、姿勢センサ450は、当該姿勢センサ450とユーザとの距離を測定することにより、ユーザの奥行きの分布を示す画像をセンサ情報として生成する。そして、姿勢特定部403は、例えば、表示面に対するユーザの位置及び角度に応じてあらかじめ保存された画像の中から、姿勢センサ450から取得したユーザの奥行きの分布を示す画像と類似する画像を検索することにより、表示面に対するユーザの位置及び角度を算出する。
また、本実施の形態におけるモデルデータ生成部402は、位相限定相関法を用いて3次元モデルデータを生成したが、ステレオ相関法等その他のステレオカメラを用いた3次元計測方法を用いて3次元モデルデータを生成しても良い。
また、電子ミラー装置400は、姿勢センサ450を備えても良い。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を用いて説明する。
図9は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施の形態における電子ミラー装置600は、実施の形態2における電子ミラー装置400が備える構成要素に加えて、さらにメモリ601を備える。また、本実施の形態における姿勢特定部602と実施の形態2における姿勢特定部403とは、処理の一部が異なる。なお、図9において、図1又は図6と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
姿勢特定部602は、あらかじめメモリ601に登録された人体モデルの基本データを参照し、モデルデータ生成部402によって生成されたユーザの3次元モデルデータとマッチングを行うことにより、3次元モデルデータの座標軸と視点を決定する。さらに、姿勢特定部602は、実施の形態1における処理と同様に、Y軸周りの回転角度の定められた範囲内に視点が存在する場合は、ユーザの姿勢を「背面」と決定し、それ以外の場合は、ユーザの姿勢を「非背面」と決定する。
なお、カメラ401、モデルデータ生成部402、画像生成部404及び表示部104は、実施の形態2と同じ処理を行う。
図10は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置の使用態様を示した図である。図10に示すように、複数のカメラ701は、ユーザ706を複数の方向から撮像する。ユーザ706の現在の姿勢に対応した3次元モデルデータに基づいて複数の視点から生成されたユーザ像703、704、705が同時にディスプレイ702に表示される。
次に、以上のように構成された電子ミラー装置600における各種動作について説明する。
図11は、本発明の実施の形態3における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図11において、図4又は図8と同一の処理については同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、図8と同様に、電子ミラー装置600は、ステップS201及びステップS202の処理を実行する。
続いて、姿勢特定部602は、あらかじめメモリ601に登録された人体モデルの基本データを読み出す。そして、姿勢特定部602は、読み出した基本データと、ステップS202において生成された3次元モデルデータとマッチングを行うことにより、3次元モデルデータの座標軸及び視点を決定する(ステップS301)。
その後、電子ミラー装置600は、図4において説明した処理と同様の処理(ステップS102、ステップS103又はステップS104、及びステップS105)を実行する。
以上のように、電子ミラー装置600は、一般的な鏡では見ることができない複数の視点からの現在のユーザ像を表示することができる。そして、現在のユーザ像を表示する際に、電子ミラー装置600は、現在のユーザの姿勢に応じて、左右反転したユーザ像又は左右反転しないユーザ像をユーザ自身が操作することなくダイナミックに切り替えることができる。これにより、表示部104に表示されたどのユーザ像に対しても、ユーザは自分の動きと対比させながら違和感なく作業をすることができる。
なお、本実施の形態において、姿勢特定部602は、あらかじめメモリに保持された人体モデルの基本データを用いて座標軸を決定したが、モデルデータ生成部402が生成した人体モデルデータのバウンダリボックス等を用いて座標軸を決定しても良い。
また、メモリは、人体モデルの基本データ以外にさらに姿勢データをあらかじめ保存してもよい。この場合、姿勢特定部は、座標軸を使わずにマッチングを行うだけで「背面」又は「非背面」を判定しても良い。
また、画像生成部は、ユーザの動作に応じて、左右反転像と非反転像とが切り替わる際に、突然切り替わらずに、アニメーション効果を用いて自然に切り替わるように画像を生成しても良い。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について、図面を用いて説明する。
図12は、本発明の実施の形態4における電子ミラー装置の機能構成を示すブロック図である。本実施の形態における電子ミラー装置800が備える姿勢特定部801は、カメラ401によって撮像された画像に基づいて「背面」又は「非背面」を判定する点が、実施の形態2における姿勢特定部403と異なる。なお、図12において、図1、図6、又は図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
姿勢特定部801は、カメラ401が撮像したユーザの画像から、目、鼻、口、まゆげ等の顔の特徴を用いて顔画像を抽出する。ここで、顔画像が抽出できた場合は、姿勢特定部801は、ユーザの姿勢を「非背面」と決定する。一方、顔画像の抽出に失敗した場合は、姿勢特定部801は、ユーザの姿勢を「背面」と決定する。
なお、モデルデータ生成部402、画像生成部103及び表示部104は、実施の形態2と同じ処理を行う。
次に、以上のように構成された電子ミラー装置800における各種動作について説明する。
図13は、本発明の実施の形態4における電子ミラー装置による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図13において、図4、図8又は図11と同一の処理については同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、図8と同様に、電子ミラー装置800は、ステップS201及びステップS202の処理を実行する。
続いて、姿勢特定部801は、カメラ401が撮像したユーザの画像から、目、鼻、口、まゆげ等の顔の特徴的な部分の画像を用いて顔画像を抽出する(ステップS401)。
次に、姿勢特定部801は、顔画像を抽出できたか否かに応じて、「背面」又は「非背面」を判定する(ステップS402)。具体的には、顔画像が抽出できなかった場合、姿勢特定部801は「背面」と判定する。一方、顔画像が抽出できた場合、姿勢特定部801は「非背面」と判定する。
その後、電子ミラー装置800は、図4において説明した処理と同様の処理(ステップS103又はステップS104、及びステップS105)を実行する。
以上のように、電子ミラー装置800は、一般的な鏡では見ることができない複数の視点からの現在のユーザ像を、ユーザの姿勢に応じて、左右反転したユーザ像を含む画像又は左右反転しないユーザ像を含む画像をユーザ自身が操作することなくダイナミックに切り替えることができる。これにより、表示部104に表示されたどのユーザ像に対しても、ユーザは自分の動きと対比させながら違和感なく作業をすることができる。
以上、本発明における電子ミラー装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、あるいは異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
なお、実施の形態1〜4において、モデルデータ生成部、姿勢特定部、画像生成部の機能ブロックは、典型的にはLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)として実現される。つまり、図1、図6、図9又は図12に示すように、電子ミラー装置は、典型的には、LSI110、410、610又は810から構成される。なお、これらの機能ブロックは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、又はウルトラLSIと呼称されることもある。さらに、集積回路化の手法はLSIに限定されず、専用回路又は汎用プロセッサで実現されても良い。また、LSI製造後にプログラムすることが可能な、FPGA(Field Programmable Gate Array)、プログラマブルプロセッサ、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
また、電子ミラー装置本体の例で説明したが、本発明は、電子ミラー機能を含むシミュレーションシステム、ゲームシステム、TV会議システム等にも当然適用できる。
また、本発明は、電子ミラー装置が備える特徴的な構成要素の動作をステップとする画像表示方法として実現してもよい。また、そのような画像表示方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体又はインターネット等の伝送媒体を介して配信してもよい。
本発明の電子ミラー装置は、一般的な鏡では不可能な任意角度からの表示技術と高い視認性及び操作性とを有し、家庭用又は業務用電子ミラーとして有用である。また、人体の運動シミュレーションシステム、リハビリ用医療システム、ゲームシステム、MR(Mixed Reality)システム、TV会議システム等、ユーザが自分の姿をディスプレイに映しながら作業を行うシステムの用途にも応用できる。
100、400、600、800 電子ミラー装置
101 モデルデータ保存部
102、403、602、801 姿勢特定部
103、404 画像生成部
104 表示部
110、410、610、810 LSI
201 3次元モデルデータ
202 X軸
203 Y軸
204 Z軸
205 原点
206 視点
207、208 回転角度
301、503、702、1001 ディスプレイ
302、1002 正面姿のユーザ像
303、1003 後ろ姿のユーザ像
304、505、706、1004 ユーザ
305 ハーフミラー
306 鏡像
401、501、701 カメラ
402 モデルデータ生成部
450、502 姿勢センサ
504、703、704、705 ユーザ像
601 メモリ

Claims (11)

  1. ユーザの画像を表示する電子ミラー装置であって、
    表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定部と、
    前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示される画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部によって生成された画像を表示する表示部とを備え、
    前記画像生成部は、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像にならないことを示す場合、左右反転したユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成し、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像になることを示す場合、左右反転しないユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成する
    電子ミラー装置。
  2. さらに、
    前記ユーザの3次元モデルデータを保存しているモデルデータ保存部を備え、
    前記画像生成部は、前記モデルデータ保存部に保存された3次元モデルデータをレンダリング処理する
    請求項1に記載の電子ミラー装置。
  3. 前記姿勢特定部は、前記3次元モデルデータをレンダリング処理するときの視点が、前記3次元モデルデータの背面側に位置する場合に、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定する
    請求項1に記載の電子ミラー装置。
  4. 前記姿勢特定部は、床と略垂直な軸周りの角度によって前記3次元モデルデータの背面側を特定し、特定した前記3次元モデルデータの背面側に前記視点が位置する場合に、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定する
    請求項3に記載の電子ミラー装置。
  5. さらに、
    前記ユーザを複数の方向から撮像するカメラと、
    前記カメラによって撮像された画像から前記ユーザの3次元モデルデータを生成するモデルデータ生成部とを備え、
    前記画像生成部は、前記モデルデータ生成部によって生成された3次元モデルデータをレンダリング処理する
    請求項1に記載の電子ミラー装置。
  6. 前記姿勢特定部は、姿勢センサによって生成されたユーザの姿勢を示すセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を用いて前記表示部が有する表示面に対するユーザの位置及び向きを特定し、特定したユーザの位置及び向きに基づいて、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定する
    請求項5に記載の電子ミラー装置。
  7. 前記姿勢特定部は、前記カメラによって撮像された画像に基づいて、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定する
    請求項5に記載の電子ミラー装置。
  8. 前記姿勢特定部は、前記カメラによって撮像された画像から顔画像を抽出できない場合、表示される画像が前記ユーザの背面の画像になると判定する
    請求項7に記載の電子ミラー装置。
  9. ユーザの画像を表示する画像表示方法であって、
    表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定ステップと、
    前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示される画像を生成する画像生成ステップと、
    前記画像生成ステップにおいて生成された画像を表示する表示ステップとを含み、
    前記画像生成ステップでは、前記姿勢特定ステップにおいて生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像にならないことを示す場合、左右反転したユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成し、前記姿勢特定ステップにおいて生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像になることを示す場合、左右反転しないユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成する
    画像表示方法。
  10. 表示部に表示される画像であってユーザの画像を生成する集積回路であって、
    前記表示部に表示される画像が、前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定部と、
    前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示部に表示される画像を生成する画像生成部とを備え、
    前記画像生成部は、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像にならないことを示す場合、左右反転したユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成し、前記姿勢特定部によって生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像になることを示す場合、左右反転しないユーザ像を含む画像を前記表示部に表示される画像として生成する
    集積回路。
  11. ユーザの画像を表示するためのプログラムであって、
    表示される画像が前記ユーザの背面の画像になるか否かを判定し、判定結果を示す姿勢情報を生成する姿勢特定ステップと、
    前記ユーザの3次元モデルデータをレンダリング処理することにより、前記表示される画像を生成する画像生成ステップと、
    前記画像生成ステップにおいて生成された画像を表示する表示ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記画像生成ステップでは、前記姿勢特定ステップにおいて生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像にならないことを示す場合、左右反転したユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成し、前記姿勢特定ステップにおいて生成された姿勢情報が前記ユーザの背面の画像になることを示す場合、左右反転しないユーザ像を含む画像を前記表示される画像として生成する
    プログラム。
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