JP5430210B2 - 焼却装置及び燃焼制御方法 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る焼却装置1A及び燃焼制御方法を説明する。焼却装置1Aは、フード10と、ロータリーキルン11と、ストーカ13と、中間部15と、再燃焼室16と、ガス冷却・熱回収装置17と、排ガス処理装置18と、排ガス誘引ファン23と、排ガス循環ファン24と、排ガス放出流路35と、酸素濃度計41と、煙突19と、一次押込ファン21と、一次空気流路31と、混合用空気流路32と、排ガス循環流路33と、混合ガス流路34と、二次空気ファン22と、酸素濃度制御ユニット81と、流量制御ユニット82を備える。
図2を参照して、本発明の第2の実施形態に係る焼却装置1B及び燃焼制御方法を説明する。本実施形態に係る焼却装置1B及び燃焼制御方法は、酸素濃度制御ユニット81及び流量制御ユニット82が酸素濃度・流量制御ユニット83で置き換えられている点、排ガス循環流路33にダンパー58が設けられていない点、及び混合ガス流路34にダンパー59が設けられている点を除いて第1の実施形態に係る焼却装置1A及び燃焼制御方法と同様である。
10…フード
11…ロータリーキルン
11a…前部
11b…後部
13…ストーカ
15…中間部
15a…壁
16…再燃焼室
17…ガス冷却・熱回収装置
18…排ガス処理装置
19…煙突
21…一次押込ファン
22…二次空気ファン
23…排ガス誘引ファン
24…排ガス循環ファン
31…一次空気流路
32…混合用空気流路
33…排ガス循環流路
34…混合ガス流路
35…排ガス放出流路
41、42…酸素濃度計
43〜45…流量計
46〜48、56〜59…ダンパー
50〜53…制御器
60…演算装置
71…混合ガス目標流量
72…混合ガス目標酸素濃度
73…循環排ガス目標流量
74…混合用空気目標流量
81…酸素濃度制御ユニット
82…流量制御ユニット
83…酸素濃度・流量制御ユニット
Claims (12)
- 焼却物を熱分解して熱分解ガスを発生させるロータリーキルンと、
前記焼却物の熱分解残渣を燃焼するストーカと、
二次燃焼用空気が供給され、前記熱分解ガスを燃焼する再燃焼室と、
前記ロータリーキルンの前記焼却物が投入される側に接続された混合ガス流路と、
前記再燃焼室からの排ガスを循環排ガスとして前記混合ガス流路に送る排ガスファンと、
混合用空気を前記混合ガス流路に送る一次押込ファンと、
前記混合ガス流路から前記ロータリーキルンに流入する前記混合用空気と前記循環排ガスの混合ガスの流量とその中の酸素濃度を、前記焼却物に基づいて設定される目標流量と目標酸素濃度に制御する酸素濃度制御手段と
を具備する
焼却装置。 - 前記一次押込ファンは、混合用空気流路を介して前記混合用空気を前記混合ガス流路に送り、
前記酸素濃度制御手段は、
前記混合ガス流路内の前記混合ガスの酸素濃度を検出する酸素濃度計と、
前記混合用空気流路に設けられた第1ダンパーと
を備える
請求項1の焼却装置。 - 前記酸素濃度制御手段は、検出された前記混合ガスの酸素濃度及び前記混合ガスの前記目標酸素濃度に基づいて前記第1ダンパーの開度を制御する第1制御器を備える
請求項2の焼却装置。 - 前記混合ガスの流量を制御する流量制御手段を更に具備し、
前記流量制御手段は、
前記混合ガス流路を流れる前記混合ガスの流量を検出する流量計と、
前記混合ガス流路に設けられた第2ダンパーと
を備える
請求項2又は3の焼却装置。 - 前記流量制御手段は、検出された前記混合ガスの流量及び前記混合ガスの前記目標流量に基づいて前記第2ダンパーの開度を制御する第2制御器を備える
請求項4の焼却装置。 - 前記一次押込ファンは、混合用空気流路を介して前記混合用空気を前記混合ガス流路に送り、
前記排ガスファンは、排ガス循環流路を介して前記循環排ガスを前記混合ガス流路に送り、
前記酸素濃度制御手段は、
前記排ガスの酸素濃度を検出する酸素濃度計と、
前記混合用空気流路を流れる前記混合用空気の流量を検出する第1流量計と、
前記混合用空気流路に設けられた第1ダンパーと、
前記排ガス循環流路を流れる前記循環排ガスの流量を検出する第2流量計と、
前記排ガス循環流路に設けられた第2ダンパーと
を備える
請求項1の焼却装置。 - 前記酸素濃度制御手段は、
演算装置と、
第1制御器と、
第2制御器と
を備え、
前記演算装置は、前記混合ガスの前記目標酸素濃度、前記混合ガスの前記目標流量、検出された前記排ガスの酸素濃度、及び空気の酸素濃度に基づいて、前記混合用空気流路を流れる前記混合用空気の混合用空気目標流量及び前記排ガス循環流路を流れる前記循環排ガスの循環排ガス目標流量を演算し、
前記第1制御器は、検出された前記混合用空気の流量及び前記混合用空気目標流量に基づいて前記第1ダンパーの開度を制御し、
前記第2制御器は、検出された前記循環排ガスの流量及び前記循環排ガス目標流量に基づいて前記第2ダンパーの開度を制御する
請求項6の焼却装置。 - ロータリーキルンに焼却物を投入するステップと、
前記ロータリーキルン内において前記焼却物を熱分解して熱分解ガスを発生させるステップと、
ストーカにおいて前記焼却物の熱分解残渣を燃焼するステップと、
二次燃焼用空気が供給される再燃焼室において、前記熱分解ガスを燃焼するステップと、
前記再燃焼室からの排ガスとしての循環排ガスと混合用空気とが混合した混合ガスの流量とその中の酸素濃度を、前記焼却物に基づいて設定される目標流量と目標酸素濃度に制御するステップと、
前記混合ガスを前記ロータリーキルンの前記焼却物が投入される側から前記ロータリーキルン内に流入させるステップと
を具備する
燃焼制御方法。 - 前記混合ガスの酸素濃度を制御する前記ステップは、
前記混合ガスの酸素濃度を検出するステップと、
検出された前記混合ガスの酸素濃度及び前記混合ガスの前記目標酸素濃度に基づいて前記混合用空気の流量を制御するステップと
を含む
請求項8の燃焼制御方法。 - 前記混合ガスの流量を制御するステップを更に具備し、
前記混合ガスの流量を制御する前記ステップは、
前記混合ガスの流量を検出するステップと、
検出された前記混合ガスの流量及び前記混合ガスの前記目標流量に基づいて前記混合ガスの流量を制御するステップと
を含む
請求項9の燃焼制御方法。 - 前記混合ガスの酸素濃度を制御する前記ステップは、
前記排ガスの酸素濃度を検出するステップと、
前記混合ガスの前記目標酸素濃度、前記混合ガスの前記目標流量、検出された前記排ガスの酸素濃度、及び空気の酸素濃度に基づいて、前記混合用空気の混合用空気目標流量及び前記循環排ガスの循環排ガス目標流量を演算するステップと、
前記混合用空気の流量を検出するステップと、
検出された前記混合用空気の流量及び前記混合用空気目標流量に基づいて前記混合用空気の流量を制御するステップと、
前記循環排ガスの流量を検出するステップと、
検出された前記循環排ガスの流量及び前記循環排ガス目標流量に基づいて前記循環排ガスの流量を制御するステップと
を含む
請求項8の燃焼制御方法。 - 前記焼却物中の汚泥割合に基づいて前記混合ガスの前記目標酸素濃度を設定するステップを更に具備する
請求項9乃至11のいずれかに記載の燃焼制御方法。
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JP2009102009A JP5430210B2 (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 焼却装置及び燃焼制御方法 |
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JP2009102009A JP5430210B2 (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 焼却装置及び燃焼制御方法 |
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2009
- 2009-04-20 JP JP2009102009A patent/JP5430210B2/ja active Active
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