JP5430041B2 - 流体粘度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粘度計(viscometer)に関し、より詳細には、血液(Blood)などのような流体の粘度(viscosity)を測定することができる流体粘度測定装置に関する。
一般的に、血液などのような流体の粘度を測定するための流体粘度測定装置を粘度計(viscometer)と言い、現在多く使用される粘度計の種類は、毛細管粘度計、回転式粘度計などがある。しかし、毛細管粘度計や回転式粘度計のような従来の粘度計は、試料の消耗量(〜mL)が比較的多く、多くの測定時間(〜hr)が必要であり、測定エラーが相対的に高い。これに比べて、微小流体素子基盤の粘度計は、少ない試料消耗量(〜uL)、短い測定時間(〜min)、そして、連続的−リアルタイムで反復性及び再演性に対する正確な評価などの長所を有するため、この分野について多くの研究が進行されている。このような流体粘度計は、正確な流動学的特性分析のために必須である。特に、化学、生物学、医用工学分野で重要な分析的なツール中の1つとして考慮されている。粘度に対する必要性と有用性のため、迅速且つ正確に測定することができる装備に対する要求が増加している。
マイクロ流体素子基盤で測定対象流体の粘度を測定するために、測定対象流体の流体流動によって発生する摩擦損失による圧力降下を利用した多様な方法が提案された。従来提案された方法としては、「a)直接的な圧力センサーを利用した粘度測定方法と、b)2つの流体の粘度比による境界面変化を利用した間接的な粘度測定方法」に分類される。まず、直接的な圧力センサーを利用して粘度を測定する方法は、複雑なキャリブレーション(calibration)と補正が必須である。これに比べて、2つの流体の境界面の変化を利用した間接的な粘度測定方法は、圧力センサーなしに粘度を容易に測定することができる。しかし、2つの流体の粘度比や表面張力比によって境界面の形状が多様に変わるので、測定対象流体の正確な境界面を検出するためにキャリブレーション及び補正が必要であり、さらにイメージプロセッシング(image processing)が必要である。
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、複数個のカウンティングチャンネルを有するマイクロチャンネルアレイを利用して、複雑なキャリブレーションまたは補正なしで測定対象流体の粘度を正確に測定できる流体粘度測定装置を提供するものである。
本発明の目的は、上記の目的に限定されず、言及しない他の目的は、以下の記載から当業者に明確に理解されることができる。
上記目的を達成するために、本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置は、粘度(viscosity)を測定しようとする測定対象流体が注入される第1流体注入部及び基準粘度を有する基準流体が注入される第2流体注入部と、前記第1流体注入部と前記第2流体注入部を相互連結し、前記測定対象流体及び前記基準流体の流路を形成する連結管と、前記連結管に一定の間隔で連通配置され、前記連結管の流路上に流動する前記測定対象流体及び前記基準流体がそれぞれ満たされる複数個のカウンティングチャンネルと、前記測定対象流体及び前記基準流体によって満たされるそれぞれの前記カウンティングチャンネルの個数を測定するための境界面測定部とを含むことができる。
前記カウンティングチャンネルは、前記連結管に垂直方向に形成されてもよい。
また、本発明の流体粘度測定装置は、前記連結管と前記カウンティングチャンネルの流体抵抗比を増加させて、前記測定対象流体と前記基準流体の正規化相対粘度比(normalized relative viscosity、[m/mexpected/[m/mknown、ここで、[m/m]は、測定対象流体Aと基準流体Bの相対粘度比、下付き文字known及びexpectedは、既知値及び予測値)が1に収束されるようにすることが好ましい。
また、前記測定対象流体と前記基準流体の摩擦損失が大部分前記カウンティングチャンネルで発生するように、前記連結管の流体抵抗を前記カウンティングチャンネルの流体抵抗より少なくとも1000倍以上小さく設定し、さらに好ましくは3000倍以上小さく設定する。
また、本発明の流体粘度測定装置は、前記測定対象流体と前記基準流体によって満たされる前記カウンティングチャンネルの個数比と、前記測定対象流体と前記基準流体の注入流量比を利用して前記測定対象流体の粘度を測定することができる。ここで、前記測定対象流体の粘度は、前記測定対象流体と前記基準流体の注入流量及びそれぞれの流体によって満たされるカウンティングチャンネルの個数の関数で表すことができ、より具体的に、前記測定対象流体の粘性係数は、下記数式に基づいて計算できる。
ここで、μとμは、それぞれ測定対象流体と基準流体の粘性係数であり、NとNは、それぞれ測定対象流体と基準流体によって満たされるカウンティングチャンネルの個数であり、QとQは、それぞれ測定対象流体と基準流体の注入流量である。
前記測定対象流体は、せん断率(Shear Rate)によって粘度が変化する非ニュトーン流体(non−Newtonian Fluid)を含み、前記基準流体は、せん断率に関係なく、一定の粘度を有するニュトーン流体(Newtonian Fluid)を含むことができる。例えば、前記測定対象流体は、血液であり、前記基準流体は、リン酸緩衝式食塩水(Phosphate Buffered Saline、PBS)であってもよい。
あるいは、前記測定対象流体と前記基準流体は、せん断率に関係なく一定の粘度を有するニュトーン流体を含んでもよい。例えば、前記測定対象流体はSDS溶液(Sodium Dodecyl Sulfate solution)であり、前記基準流体は超純水(DI water)であってもよい。
前記境界面測定部は、前記測定対象流体が満たされる前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第1電極と、前記第1電極と電気的に連結され前記第1電極の抵抗を検出する第1抵抗検出部と、前記基準流体が満たされる前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第2電極と、前記第2電極と電気的に連結され前記第2電極の抵抗を検出する第2抵抗検出部と、前記測定対象流体と前記基準流体の注入流量比を変更し、2つの流体の境界面を移動させながら固定境界面を検出するために前記第1電極と前記第2電極との間の前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第3電極と、前記第3電極と電気的に連結され前記第3電極の抵抗を検出する第3抵抗検出部とを含むことができる。
また、本発明の流体粘度測定装置は、粘度を測定しようとする測定対象流体が注入される第1流体注入部及び基準粘度を有する基準流体が注入される第2流体注入部と、前記第1流体注入部と前記第2流体注入部を相互連結して、前記測定対象流体及び前記基準流体の流路を形成する連結管と、前記連結管に一定の間隔で連通配置され、前記連結管の流路上に流動する前記測定対象流体及び前記基準流体がそれぞれ満たされる複数個のカウンティングチャンネルとを含み、前記測定対象流体と前記基準流体の摩擦損失が大部分前記カウンティングチャンネルで発生するように、前記連結管の流体抵抗を前記カウンティングチャンネルの流体抵抗より少なくとも1000倍以上小さく設定することを特徴とする。
その他、実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
上記のような本発明の流体粘度測定装置によれば、基準粘度を有する基準流体と血液などのような粘度測定対象流体の相対的な粘度差によってカウンティングチャンネルに満たされたチャンネルの個数が変わり、これを電気抵抗の変化を利用して測定することが可能であり、これによって、測定対象流体の粘度を容易に測定することができる。すなわち、本発明の流体粘度測定装置は、複数個のカウンティングチャンネルを有するマイクロチャンネルアレイを利用して、複雑なキャリブレーションまたは補正なしで測定対象流体の粘度を正確に測定することができる。
また、ニュトーン流体だけではなく、血液などのような非ニュトーン挙動をする流体に対しても多様なせん断率に対する粘度を、簡便で、且つ正確に測定することができる。
本発明の効果は、上記の効果に限定されず、言及しない他の効果は、請求範囲の記載から当業者に明確に理解できるのである。
図1は、本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置の概略図である。 図2は、本発明の流体粘度測定装置を利用して流体の粘度を測定する原理を説明するための図である。 図3は、本発明の流体粘度測定装置の数学的モデリングを説明するための図である。 図4は、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量比Q/Qによるカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数比N/Nに対する理論的な説明のためのグラフである。 図5は、連結管の流体抵抗に関連した変数L、W、Hとカウンティングチャンネルの流体抵抗に関連した変数L、W、Hを説明するための図である。 図6は、連結管及びカウンティングチャンネルの流体抵抗比R/R条件を満足する流体粘度測定装置において、同一の粘度m=mを有する測定対象流体と基準流体の注入流量比の変化によるカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数に対する数値解釈結果を示す図である。 図7は、連結管及びカウンティングチャンネルの流体抵抗比による正規化相対粘度([m/mexpected/[m/mknown、ここで、[m/m]は、測定対象流体Aと基準流体Bの相対粘度比であり、下付き文字known及びexpectedは、既知値及び予測値である)と測定エラー関係を示すグラフである。 図8は、本発明の流体粘度測定装置に対して誘導された理論関係式を実験的に検証するために同一粘度を有する2つの流体の流量比変化による各流体がカウンティングチャンネルに満たされた個数検出のために測定されたイメージを示す図である。 図9は、測定対象流体と基準流体の注入流量比によってカウンティングチャンネルに測定対象流体が満たされたチャンネル個数に対する理論的予測、実験結果、そして2つの方法の偏差を示すグラフである。 図10は、測定対象流体と基準流体がカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を一定に固定するためだ流体の注入流量比を調整し、粘度を測定するための方法を説明するための図である。 図11は、測定対象流体と基準流体の注入流量比の調整によって2つの流体の境界面を境界面検出用電極位置に移動する方法を説明するための図である。 図12の(a)は、同一流量条件Q/Q=1000:1000μL/hで2.5%のSDS濃度によってカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を示し、図12の(b)は、基準流体が満たされたチャンネル個数が26個を満足する時の注入流量Q/Q=750:1000μL/hを示す図である。 図13の(a)は、同一流量条件Q/Q=1000:1000μL/hで5.0%のSDS濃度によってカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を示し、図13の(b)は、基準流体が満たされたチャンネル個数が26個を満足する時の注入流量Q/Q=620:1000μL/hを示す図である。 図14の(a)は、同一流量条件Q/Q=1000:1000μL/hで7.5%のSDS濃度によってカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を示し、図14の(b)は、基準流体が満たされたチャンネル個数が26個を満足する時の注入流量Q/Q=490:1000μL/hを示す図である。 図15の(a)は、同一流量条件Q/Q=1000:1000μL/hで10.0%のSDS濃度によってカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を示し、図15の(b)は、基準流体が満たされたチャンネル個数が26個を満足する時の注入流量Q/Q=430:1000μL/hを示す図である。 図16は、4つのSDS濃度(2.5%、5%、7.5%、10%)を利用して4つの粘度条件を設定し、これを利用して本発明で提案された方法と常用粘度計(conventional HAAKE MARS)を利用して測定された粘度値及び2つの方法の偏差(normalized deviation)を示す図である。
本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述する実施例を参照すれば明確になる。しかし、本発明は、以下で開示される実施例に限定されるものではなく、異なる多様な形態に実現することができて、本実施例はただ本発明の開示を完成して、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は、請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書全体にわたって同一の参照符号は、同一の構成要素を指す。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置を詳しく説明する。参照として、本発明を説明するにあたって、関連した公知の機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合は、その説明を略する。
図1は、本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置の概略図である。
図1に示されたように、本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置1は、流体注入部11、12、連結管20及びカウンティングチャンネル30などを含むことができる。
流体注入部は、粘度を測定しようとする測定対象流体Aが注入される第1流体注入部11と、基準粘度を有する基準流体Bが注入される第2流体注入部12を含むことができる。
ここで、既知の粘度である基準流体Bは、測定対象流体Aと混合しない流体であり、せん断率と関係ない一定の粘度を有するニュトーン流体が使用される。本発明の実施例において、測定対象流体Aがせん断率によって粘度が変化する非ニュトーン流体、例えば、血液である場合、基準流体Bはニュトーン挙動をするリン酸緩衝食塩水を使用することが好ましい。また、測定対象流体Aがせん断率に関係なく一定の粘度を有するニュトーン流体、例えば、SDS溶液の場合、基準流体Bはニュトーン挙動をする超純水を使用することが好ましい。すなわち、本発明による流体粘度測定装置1は、せん断率に関係なく一定の粘度を有するニュトーン流体と、せん断率によって粘度が変化する非ニュトーン流体とに対する粘度を同時に測定することが可能である。
また、測定対象流体Aと基準流体Bを、第1流体注入部11と第2流体注入部12にそれぞれ注入するために、ポンプ(図示せず)と弁(図示せず)などを備えてもよい。
連結管20は、第1流体注入部11と第2流体注入部12との間を相互連結する。連結管20は、内部に測定対象流体A及び基準流体Bの流路が形成される管状(Tube)に設けられる。本発明の実施例において、連結管20は、四角断面形状を有する四角筒状に設けるが、本発明と異なる円形及び多角形の断面形状に設けられてもよい。
カウンティングチャンネル30は、連結管20に一定の間隔で連通配置され、連結管20の流路上に流動する測定対象流体A及び基準流体Bがそれぞれ満たされることができるよう複数個設けられる。カウンティングチャンネル30は、連結管20内の測定対象流体A及び基準流体Bの流動方向の横方向、すなわち連結管20に垂直方向に配置され、カウンティングチャンネル30の流体抵抗が連結管20の流体抵抗に対して、相対的に大きい条件の下で測定対象流体Aと基準流体Bの流動特性、特に2つの流体A、Bの粘度がカウンティングチャンネル30で決定されるようにする役目をする。このようなカウンティングチャンネル30は、MEMSでチャンネルの断面積を四角形及び任意の形状で製作可能である。
図2は、本発明の流体粘度測定装置を利用して流体の粘度を測定する原理を説明するための図である。
図2に示されたように、測定対象流体A及び基準流体Bの相対粘度の差に起因する摩擦損失による圧力降下によってカウンティングチャンネル30に満たされる2つの流体A、Bのチャンネル個数が変わる。これを利用すれば、すなわち、測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるカウンティングチャンネル30の個数N、Nと、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量Q、Qを利用して測定対象流体Aの粘度mが計算できる。
図3は、本発明の流体粘度測定装置の数学的モデリングを説明するための図である。
図3に示されたように、測定対象流体Aの粘度mは、基準流体Bの粘度m、測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるカウンティングチャンネル30の個数N、N、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量Q、Qによって決定される。
簡単に、相似法則(Similarity Law)を利用すれば、注入流量及び流体抵抗をそれぞれ電流及び抵抗で簡略に表すことができる。なお、図3aは、測定対象流体Aと基準流体Bの注入によって連結管20で発生する流体抵抗Rm、A及びRm、Bを考慮した数学的なモデリングである。このようなモデリングの代わりに、連結管20内の測定対象流体Aと基準流体Bによる摩擦損失による圧力降下を無視できるように連結管20を設計する場合、図3bのように、連結管20に垂直に配置されたカウンティングチャンネル30には、一定の圧力降下が発生するので、測定対象流体Aの粘度mと基準流体Bの粘度mの関係式は、単純に誘導することができて、測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるカウンティングチャンネル30の個数N、Nと、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量Q、Qにより表すことができる。
すなわち、測定対象流体Aの粘度mに対する関係式は、公知のポアズイユ流(Poiseuille flow)の特性を考慮すると、圧力降下(pressure drop)DPと流量Qの関係式、
から、測定対象流体Aと基準流体Bそれぞれの圧力降下DPと流量Qに対する関係は、式2と式3の通りである。
ここで、圧力降下DPは、同一なので、式2と式3を利用すると、
である。
この際、低いアスペクト比(Aspect Ratio)を有するチャンネルに対する流体抵抗関係式5を式4に代入すると、式6の通りである。
式6で、チャンネル高さh、長さL及び幅wは同一なので、式6を式7のように簡単にまとめることができる。
したがって、測定対象流体Aの粘度mは、式8に基づいて計算できる。
ここで、μとμは、それぞれ測定対象流体Aと基準流体Bの粘性係数であり、NとNは、それぞれ測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるカウンティングチャンネル30の個数であり、QとQは、それぞれ測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量である。
式8を式9のように表すと、2つの流体A、Bの相対粘度比m/mは、測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるカウンティングチャンネル30の個数比N/Nに対する2つの流体A、Bの注入流量比Q/Qの勾配(slope)を意味する。
式9は、連結管20内で摩擦損失がカウンティングチャンネル30に比べて相対的に無視できる条件で誘導されたものである。このような仮定を満足する条件を探すために、式9を図4のように図式的に表すことができる。
図4は、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量比Q/Qによるカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数比N/Nに対する理論的な説明のためのグラフである。
図4を参照すると、CASE(a)及び(b)は、式(9)の条件を満すCASE(c)に比べて2つの流体A、Bの相対粘度比m/mを意味する勾配が相対的に小さい。これは、連結管20内での摩擦損失によるものであり、これを低減させるためには、連結管20の流体抵抗を小さくしなければならない。すなわち、式9を満足する条件は、連結管20及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗比を増加させることによって可能である。
図5は、連結管の流体抵抗に関連した変数L、W、Hとカウンティングチャンネルの流体抵抗に関連した変数L、W、Hを説明するための図である。
図5に示されたように、連結管20及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗Rは、断面積(幅W、高さH及び長さL)によって影響を受ける。流体抵抗関係式5を利用すれば、連結管20及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗比(R/R、カウンティングチャンネル流体抵抗/連結管流体抵抗)は、式10のように誘導される。
ここで、L、W、Hは、カウンティングチャンネル30の長さ、幅、高さを意味し、L、W、Hは、連結管20の長さ、幅、高さを意味する。すなわち、流体抵抗比関係式10によれば、連結管20及びカウンティングチャンネル30の高さH、Hによる影響度が相対的に高く、この関係式から流体抵抗比R/Rが計算できる。
図6は、カウンティングチャンネル30の個数及び連結管20並びにカウンティングチャンネル30の流体抵抗比R/Rがそれぞれ50、116に設計された流体粘度測定装置1において、同一の粘度m=mを有する測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量比によってカウンティングチャンネル30に満たされた2つの流体A、Bのチャンネル個数に対する数値解釈結果である。
数値解釈結果によれば、図6aで、同一の流量条件Q=Qでは、2つの流体A、Bが満たされたカウンティングチャンネル30の個数は25であって、同一であるが、図6bで、基準流体Bの注入流量Qが測定対象流体Aの注入流量Qより10倍大きく、それぞれ測定対象流体Aと基準流体Bがカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数がN=14及びN=36である。すなわち、流量比Q/Qが10の条件でカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数比N/Nが2.6であって、連結管20内で摩擦損失がない条件では、チャンネル個数比が10にならなければならないことを考慮すると、設計された流体粘度測定装置は連結管で多くの摩擦損失が発生し、それによって、式9を利用して粘度計算をすると、必然的に多くの測定エラーが発生する。
したがって、連結管20内で発生する摩擦損失に対する効果を低減するために、連結管20及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗比の増加が必要である。
まず、2つの流体A、Bは、同一の粘度条件m=mに設定し、流体抵抗比R/Rの増加によって式9のようにカウンティングチャンネル30に満たされた2つの流体A、Bのチャンネル個数比N/Nに対する2つの流体A、Bの注入流量比Q/Qの勾配(slope)である相対粘度m/m(relative viscosity)に対する数値解釈結果は、図7の通りである。
図7は、連結管及びカウンティングチャンネルの流体抵抗比による正規化相対粘度(normalized relative viscosity)、[m/mexpected/[m/mknown、ここで、[m/m]は、測定対象流体Aと基準流体Bの相対粘度比、下付き文字known及びexpectedは、既知値及び予測値)と測定エラー関係を示すグラフである。
図7を参照した数値解釈結果によれば、流体抵抗比R/Rが増加するほど正規化相対粘度(normalized relative viscosity、[m/mexpected/[m/mknown)が1に近接し、式9を利用した粘度計算のエラーは、次第に減少する。すなわち、連結管20内での摩擦損失による効果は、次第に減少する。
流体抵抗比R/Rが3000以上の条件では、正規化相対粘度([m/mexpected/[m/mknown)が1に収束し、式9を利用した粘度計算エラーは、1%未満であって、粘度を正確に測定することができることを示している。流体抵抗比R/Rが3000以上では、粘度測定エラーが1%未満に収束するので、特に上限を定める必要はないが、流体抵抗比R/Rの上限を100万未満の条件に設計することが好ましい。
以上のような結果から、提案された流体粘度測定装置1の測定エラーが最小限30%以下となるようにするためには、連結管20及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗比R/Rは、1000以上に選定することが好ましい。すなわち、連結管20内で測定対象流体Aと基準流体Bの摩擦損失を減少させ、大部分カウンティングチャンネル30で発生するように連結管20の流体抵抗Rをカウンティングチャンネル30の流体抵抗Rより少なくとも1000倍以上小さく設定する。ここで、流体抵抗比R/Rは、式10のように6個の変数L、W、H、L、W、Hによって決定される。
図8は、連結管及びカウンティングチャンネル30の流体抵抗比R/Rが6300に設計された流体粘度測定装置を利用して、誘導された粘度関係式8を実験的に検証するために同一の粘度m=mを有する2つの流体A、Bに対して基準流体Bの注入流量Qを200μL/hに固定し、測定対象流体Aの注入流量Q200〜2000μL/hの条件で2つの流体A、Bに満たされたカウンティングチャンネル30への個数検出のために顕微鏡で測定されたイメージである。
図9は、図8の実験結果を利用して2つの流体A、Bの流量比Q/Qによる測定対象流体Aがカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数Nに対する実験的、理論的結果と、そして、2つの方法の偏差(normalized deviation)である。すなわち、実験的な結果と理論的な予測結果が平均1%以内であって、十分な正確度を示している。
図10は、測定対象流体と基準流体がカウンティングチャンネルに満たされたチャンネル個数を一定に固定するために2つの流体の注入流量比を調整し、粘度を測定するための方法を説明するための図である。
図10に示されたように、本発明の好ましい実施例による流体粘度測定装置1は、測定対象流体Aと基準流体Bによって満たされるそれぞれのカウンティングチャンネル30の個数を測定するための境界面測定部40を含むことができる。
境界面測定部40は、測定対象流体測定部、基準流体測定部及び固定境界面測定部で構成されてもよい。
ここで、測定対象流体測定部は、測定対象流体Aが満たされるカウンティングチャンネル30のうちいずれか1つに設けられる第1電極41、及び第1電極41と電気的に連結され、第1電極41の抵抗を検出する第1抵抗検出部42である。また、基準流体測定部は、基準流体Bが満たされる前記カウンティングチャンネル30のうちいずれか1つに設けられる第2電極43、及び第2電極43と電気的に連結され、第2電極43の抵抗を検出する第2抵抗検出部44である。また、固定境界面測定部は、測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量比を変更し、2つの流体A、Bの境界面を移動させながら固定境界面を検出するために、第1電極41と第2電極43との間のカウンティングチャンネル30のうちいずれか1つに設けられる第3電極45及び第3電極45と電気的に連結され、第3電極45の抵抗を検出する第3抵抗検出部46である。
一般的に、測定対象流体Aによって電気抵抗が変わるので、それぞれのカウンティングチャンネル30に対して抵抗を検出することが正確である。このために、カウンティングチャンネル30の個数と同一の数の抵抗検出部が必要になり、この場合、多くの抵抗検出部を設置し、これを利用して信号処理をするので、非効率的である。このような問題点を改善するために、本発明では、固定境界面測定部45、46を設置し、2つの流体A、Bの注入流量を適切に調整し、2つの流体A、Bの境界面を固定境界面測定部45、46に存在するように調整する方法である。
すなわち、2つの流体A、Bの境界が固定境界面測定部45、46で検出されるよう2つの流体A、Bの注入流量を適切に調整すると、注入される2つの流体A、Bがカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数は固定され、それぞれ注入される測定対象流体Aと基準流体Bの注入流量が分かるので、粘度関係式8を利用して測定対象流体Aの粘度m測定が可能である。
図11は、測定対象流体と基準流体の注入流量比の適切な調整によって2つの流体の境界面を固定境界面測定部に移動する方法を説明するための図である。
図11の(a)に示されたように、測定対象流体Aの粘度mが基準流体Bの粘度mより大きい場合には、2つの流体A、Bの境界面が固定境界面測定部45、46より右側に存在する。この場合には、測定対象流体Aの注入流量を減少させるか、基準流体Bの注入流量を増加させて、2つの流体A、Bの境界面が固定境界面測定部45、46で検出されるように適切に調整することができる。これとは反対に、図11の(b)に示されたように、測定対象流体Aの粘度mが基準流体Bの粘度mより小さい場合は、2つの流体A、Bの境界面が固定境界面測定部45、46より左側に存在する。この場合、2つの流体A、Bの境界面を固定境界面測定部45、46に移動させるために注入される測定対象流体Aの注入流量を増加させるか、基準流体Bの注入流量を減少させると、2つの流体A、Bの境界面が固定境界面測定部45、46に存在する。
図12、図13、図14及び図15は、測定対象流体AでSDS(Sodium Dodecyl Sulfate)濃度をそれぞれ2.5%、5.0%、7.5%、及び10.0%の条件で超純水を基準流体Bとして測定されたイメージである。より詳細には、図12の(a)、図13の(a)、図14の(a)及び図15の(a)は、測定対象流体Aの流量Qと基準流体Bの流量Qをそれぞれ1000μL/hの条件で測定されたものであり、図12の(b)、図13の(b)、図14の(b)及び図15の(b)は、測定対象流体Aがカウンティングチャンネル30に満たされたチャンネル個数Nが24を満足するために測定対象流体Aの注入流量Qを750μL/h、620μL/h、490μL/h、430μL/hに設定して測定されたイメージである。
本発明では、SDS濃度別に(2.5%、5%、7.5%、10%)測定された実験結果に対して、正確性に対する比較のために、conventional HAAKE MARS粘度計を利用して粘度値を測定した。このような2つの方法で測定された実験結果に対する粘度値は、図16に示されたグラフの通りである。
図16を参照すれば、4つのSDS濃度条件で測定された粘度値に対して本発明で提案された流体粘度測定装置1で測定された粘度測定値が常用粘度計(conventional HAAKE MARS)で測定された粘度値に対して平均的に4.0%以内と非常に正確であり、したがって、本発明の流体粘度測定装置で粘度測定が精密に行われていることを示している。
以上、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須な特徴を変更することなく、他の具体的な形態に実施されることができることを理解することができる。したがって、上記の実施例は、すべての面で例示的なものであって、限定的ものではないことを理解すべきである。本発明の範囲は、上記の詳細な説明よりも後述する特許請求範囲によって示され、特許請求範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本発明は、血液などのような非ニュトーン流体だけでなく、ニュトーン流体を含み多様な流体に対する粘度を正確に測定することができる微小流体素子を基盤とする粘度計産業分野に利用されることができる。

Claims (12)

  1. 粘度(viscosity)を測定しようとする測定対象流体が注入される第1流体注入部及び基準粘度を有する基準流体が注入される第2流体注入部と、
    前記第1流体注入部と前記第2流体注入部を相互連結して、前記測定対象流体及び前記基準流体の流路を形成する連結管と、
    前記連結管に一定の間隔で連通配置され、前記連結管の流路上に流動する前記測定対象流体及び前記基準流体がそれぞれ満たされる複数個のカウンティングチャンネルと、
    前記測定対象流体と前記基準流体によって満たされるそれぞれの前記カウンティングチャンネルの個数を測定するための境界面測定部と、を含む流体粘度測定装置。
  2. 前記カウンティングチャンネルは、前記連結管において垂直方向に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  3. 前記連結管と前記カウンティングチャンネルの流体抵抗比を増加させて、前記測定対象流体と前記基準流体の正規化相対粘度比(normalized relative viscosity)が1に収束されるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  4. 前記測定対象流体と前記基準流体の摩擦損失が大部分前記カウンティングチャンネルで発生するように前記連結管の流体抵抗を前記カウンティングチャンネルの流体抵抗より少なくとも1000倍以上小さく設定することを特徴とする、請求項3に記載の流体粘度測定装置。
  5. 前記測定対象流体と前記基準流体によって満たされる前記カウンティングチャンネルの個数比と、前記測定対象流体と前記基準流体の注入流量比とを利用して前記測定対象流体の粘度を測定することを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  6. 前記測定対象流体の粘性係数は、下記数式に基づいて計算されることを特徴とする、請求項5に記載の流体粘度測定装置。
    μ:測定対象流体の粘性係数
    μ:基準流体の粘性係数
    :測定対象流体によって満たされるカウンティングチャンネルの個数
    :基準流体によって満たされるカウンティングチャンネルの個数
    :測定対象流体の注入流量
    :基準流体の注入流量
  7. 前記測定対象流体は、せん断率によって粘度が変化する非ニュトーン流体(non−Newtonian Fluid)を含み、前記基準流体は、せん断率に関係なく一定の粘度を有するニュトーン流体(Newtonian Fluid)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  8. 前記測定対象流体は血液であり、前記基準流体はリン酸緩衝式食塩水(Phosphate Buffered Saline、PBS)であることを特徴とする、請求項7に記載の流体粘度測定装置。
  9. 前記測定対象流体と前記基準流体は、せん断率に関係なく一定の粘度を有するニュトーン流体を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  10. 前記測定対象流体はSDS溶液(SDS solution)であり、前記基準流体は超純水(DI water)であることを特徴とする、請求項9に記載の流体粘度測定装置。
  11. 前記境界面測定部は、
    前記測定対象流体が満たされる前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第1電極、及び前記第1電極と電気的に連結され前記第1電極の抵抗を検出する第1抵抗検出部と、
    前記基準流体が満たされる前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第2電極、及び前記第2電極と電気的に連結され前記第2電極の抵抗を検出する第2抵抗検出部と、
    前記測定対象流体と前記基準流体の注入流量比を変更し、2つの流体の境界面を移動させながら固定境界面を検出するために、前記第1電極と前記第2電極との間の前記カウンティングチャンネルのうちいずれか1つに設けられる第3電極、及び前記第3電極と電気的に連結され前記第3電極の抵抗を検出する第3抵抗検出部と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体粘度測定装置。
  12. 粘度(viscosity)を測定しようとする測定対象流体が注入される第1流体注入部及び基準粘度を有する基準流体が注入される第2流体注入部と、
    前記第1流体注入部と前記第2流体注入部を相互連結し、前記測定対象流体及び前記基準流体の流路を形成する連結管と、
    前記連結管に一定の間隔で連通配置され、前記連結管の流路上に流動する前記測定対象流体及び前記基準流体がそれぞれ満たされる複数個のカウンティングチャンネルとを含み、
    前記測定対象流体と前記基準流体との摩擦損失が大部分前記カウンティングチャンネルで発生するように前記連結管の流体抵抗を前記カウンティングチャンネルの流体抵抗より少なくとも1000倍以上小さく設定することを特徴とする流体粘度測定装置。
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