JP5429024B2 - 情報通信システム、ノード装置、情報通信方法及びプログラム - Google Patents
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Description
ツーピア型の通信システムの動作効率の低減を防ぐ情報通信方法を提供することである。
た情報を第1ノード装置へ中継する中継ノード装置とを含む。中継ノード装置の中継部は、受信部により受信された制御メッセージ、または、コンテンツを第1ノード装置へ中継する。中継ノード装置が制御メッセージを待機、または、破棄してしまうことにより、第1ノード装置へのP2Pの制御メッセージの転送が遅くなってしまう課題がある。この結果、中継装置が、制御メッセージを待機、または、破棄することなく、第1ノード装置を含めたピアツーピア型の通信システムの動作効率の低減を防ぐことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ピアツーピア型の情報通信システムに本発明を適用した場合の実施形態である。
始めに、図1を参照して、本実施形態における情報通信システムSの概要構成について説明する。図1は、本実施形態における情報通信システムSにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
IX(Internet Exchange)、ISP(Internet Service Provider)、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者の装置、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者の装置、及び通信回線等によって構築されている。なお、ネットワークNWは、情報通信システムS専用のネットワークであっても良い。
ロードバンドルータBRが接続されている。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRは、拠点内に接続されるノード装置Tm−nと、その拠点に接続されるノード装置Tm−n以外のノード装置Tm−nとを通信可能にする通信機器である。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRは、公知であるので詳細な説明は省略する。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRの何れが拠点に設置されるかは、拠点毎に任意に決定される。本実施形態の拠点ネットワークNLmは、例えば、LAN(Local Area Network)である。
が割り当てられている。また、情報通信システムSに接続されている各ノード装置Tm−nには、所定桁数からなる固有の識別情報であるノードIDが割り当てられている。本実施形態の情報通信システムSでは、コンテンツ配信のためのオーバーレイネットワークOLが構築されている。オーバーレイネットワークOLは、ネットワークNW上に構築されたオーバーレイネットワークである。言い換えれば、オーバーレイネットワークOLは、物理的なネットワーク上に生成される論理的なネットワークである。また、オーバーレイネットワークOLは、特定のアルゴリズム、例えば、分散ハッシュテーブルを利用したアルゴリズムにより実現される。分散ハッシュテーブルを、以下、「DHT(Distributed Hash Table)」という。なお、DHTを用いたルーティングテーブルについては、特開2
006−197400号公報等で公知である。
ようにしておくと良い。以下ノード装置Tm−nを、単にノード装置と呼ぶ。
各ノード装置は、夫々、DHT(Distributed Hash Table)を用いたルーティングテーブルを保持している。このルーティングテーブルは、情報通信システムS上における各種制御メッセージの転送先を規定している。制御メッセージは、P2Pの情報通信システムの運用を制御するメッセージである。言い換えれば、制御メッセージは、P2Pの情報通信システムで、コンテンツの検索又はコンテンツの取得に用いるためのメッセージである。また、制御メッセージは、DHTのルーティングテーブルに従って送受信されるメッセージである。具体的に、このルーティングテーブルには、ID空間内で適度に離れたノード装置のノードID、IPアドレス及びポート番号を含むノード情報が複数登録されている。情報通信システムSに接続している1台のノード装置は、必要最低限のノード装置のノード情報をルーティングテーブルとして記憶している。各ノード装置間で互いに制御メッセージが転送されることで、ノード情報を記憶していないノード装置についてのノード情報が取得される。また、制御メッセージが、各ノード装置により送受信されることで、情報通信システムSは、ピアツーピア型の情報通信システムとして動作可能である。
情報通信システムSにおいては、内容の異なる様々なコンテンツデータが複数のノード装置に分散して保存される。各コンテンツデータには、それぞれコンテンツ名及びコンテンツデータ毎に固有の識別情報であるコンテンツIDが付与されている。各コンテンツのコンテンツ名及びコンテンツID等の属性情報は、コンテンツカタログ情報に記述されている。コンテンツカタログ情報は、センターサーバにより作成されて、全てのノード装置に配信される。また、各コンテンツは、複数のデータに分割されている。この分割されたデータを、「チャンク」という。各チャンクは、例えば、センターサーバにより、コンテンツを所定のデータサイズで分割することにより生成される。本実施形態では、チャンクの最小データサイズは、2MB(Mega Byte)である。また、チャンクの最大データサイズは、128MBである。ただし、チャンクに分割した結果、一部のチャンクが、2MBよりも小さくなってしまう場合もある。また、チャンクに分割する前のデータサイズがもともと2MBより小さい場合、2MB未満のデータサイズのチャンクとなる場合がある。本実施形態では、コンテンツデータが複数のチャンクに分割されている。本実施形態に記載のように、コンテンツデータが複数のチャンクに分割されなくても良い。分割されていないコンテンツデータが本実施形態に適用されても良い。
テンツが複数のノード装置に分散して保存されることになる。各チャンクのオリジナルは、センターサーバに保存されている。各チャンクには、それぞれシーケンス番号及びチャンクIDが付与されている。シーケンス番号は、例えば、分割された複数のチャンクを、元となるコンテンツを構成するように並べたときの並び順に相当する。チャンクIDは、チャンク毎に固有の識別情報である。
ユーザノードへコンテンツデータの送信(アップロード)を開始する。これにより、ユーザノードは、コンテンツ保持ノードからコンテンツデータを取得することが可能になる。
以下、中継ノード装置の概要について説明する。本実施形態では、ブロードバンドルータBRまたはファイアウォールFWの外側のノード装置から、ブロードバンドルータBRまたはファイアウォールFWの内側のノード装置に接続できないノード装置を接続不可能ノードと呼ぶ。また、本実施形態では、他のノード装置から接続できるノード装置を接続可能ノードと呼ぶ。本実施形態の接続不可能ノードは、本発明の第1ノード装置の一例である。
ート番号を0(ゼロ)としている。これは、接続不可能ノードのIPアドレスは、他のノード装置により把握することはできるが、接続不可能ノードは、ポート設定によりブロードバンドルータBRまたはファイアウォールFWを越えられないためである。そのため、接続不可能ノードは、接続不可能ノード自身がブロードバンドルータBRまたはファイアウォールFWを超えるためのポート番号を知ることができない。そのため、ポート番号が0と設定される。更に、接続不可能ノードとのセッションを保持しているノード装置は、接続不可能ノードの中継ノード装置としての処理を行うようになっている。
Wにおいて通信可能なグローバルIPアドレスが割り当てられており、接続可能ノードであることが前提である。そのため、参加メッセージを送信するノード装置が、接続可能ノード装置であっても、接続不可能ノード装置であってもアクセスすることは可能である。一方、コンタクトノードは、接続可能ノードにはアクセスすることができるが、ブロードバンドルータBR、またはファイアウォールFW、または端末装置の通信設定により、接続不可能ノードにはアクセスできない場合がある。端末の通信設定とは、端末装置に設定されたパーソナルファイアウォール等で接続を遮断する場合である。そのため、本実施形態では、ノード装置自身が接続可能ノードであるか、または、接続不可能ノードであるかの判定が、コンタクトノードに対して依頼される。コンタクトノードによる判定結果が、所定の期間内に取得できない場合、ブロードバンドルータBRまたはファイアウォールFWまたは端末装置の通信設定により、接続不可能ノードにはアクセスできないことが考えられる。そのため、接続不可能ノードであると判定される。一方、コンタクトノードによる判定結果が所定の期間以内に受信された場合、接続可能ノードであると判定される。コンタクトノードにより接続可能ノード、または、接続不可能ノードであると判定された判定結果は、接続可能ノードまたは接続不可能ノードを示す識別情報としてノード装置の記憶装置に記憶される。本実施形態では、情報通信システムSにノード装置が参加する際、参加するノード装置は、コンタクトノードへ参加メッセージを送信する。コンタクトノード装置以外のノード装置に参加メッセージが送信されて、参加処理が実行されても良い。
次に、図2を参照して、接続不可能ノードへのコンテンツデータ中継方法を説明する。コンテンツデータの中継は、ユーザノードとコンテンツ保持ノードとの両方が接続不可能ノードである場合に行われる。ユーザノードが接続可能ノードであり、且つ、コンテンツ保持ノードとも接続可能ノードの場合、通常のコンテンツの取得動作が行われる。また、ユーザノードが接続可能ノードであり、コンテンツ保持ノードが接続不可能ノードの場合、接続不可能ノードであるコンテンツ保持ノードから、ユーザノードへセッションが開始される。接続不可能ノードが、接続可能ノードであるユーザノードのノード情報としてIPアドレス及びポート番号を取得可能である。そのため、接続不可能ノードであるコンテンツ保持ノードから、接続可能ノードであるユーザノードへセッションを開始することができる。また、ユーザノードが接続不可能ノードであり、コンテンツ保持ノードが接続可能ノードの場合、接続不可能ノードであるユーザノードから、コンテンツ保持ノードへセッションが開始される。接続不可能ノードが、接続可能ノードであるコンテンツ保持ノードのノード情報としてIPアドレス及びポート番号を取得可能である。そのため、接続不可能ノードであるユーザノードから、接続可能ノードであるコンテンツ保持ノードへセッションを開始することができる。
に確立されたセッションにより、チャンク送信要求メッセージをコンテンツ保持ノードへ転送する(図2:(8))。そして、チャンク送信要求メッセージを受信したコンテンツ保持ノードは、要求されたチャンクを中継ノード装置Aへ送信する(図2:(9))。送信されたチャンクを受信した中継ノード装置Aは、受信したチャンクをユーザノードへ転送する(図2:(10))。このように、中継ノード装置がコンテンツデータまたはチャンクを中継することで、ノード装置間でセッションの確立が困難な場合であっても、コンテンツデータまたはチャンクを送受信することができる。このときに、中継ノード装置が、コンテンツデータまたはチャンクと、制御メッセージとの両方を中継することになると、中継ノード装置の通信負荷が増大し、制御メッセージの送受信が遅延する場合がある。この問題を解消するために、本実施形態では、コンテンツデータよりも制御メッセージの中継を優先して行う。以下、本実施形態における優先方法の詳細について説明する。本実施形態の参加メッセージと、検索メッセージと、チャンク要求メッセージと、パブリッシュメッセージと、検索応答メッセージと、コンテンツ送信要求メッセージと、チャンク送信要求メッセージとは、本発明の制御メッセージの一例である。本実施形態の制御メッセージは、大きくても数KB(Kilo Byte)以下である。制御メッセージは、小さくて50KBであり、大きくて500KB程度となる。制御メッセージ自体のサイズによっては、50KBを下回ることもある。そのため、中継する情報のデータサイズが、500KB以下の場合、制御メッセージであると判定している。一方、500KB以上のデータサイズの場合、コンテンツデータであると判定している。また、本実施形態に記載のコンテンツカタログ情報が、複数のノード装置に分散して保存される場合がある。この場合、コンテンツカタログ情報を検索するメッセージも、本発明の制御メッセージに含まれる。本実施形態では、制御メッセージの最小データサイズは、50KBである。また、制御メッセージの最大データサイズは、500KBである。ただし、制御メッセージのデータサイズが、50KBよりも小さくなってしまう場合もある。コンテンツデータの送受信以外のメッセージが、制御メッセージである。
本実施形態では、中継ノード装置は、定期的に中継ノード装置自身が中継している情報の総データサイズを決定する。具体的には、中継ノード装置は、情報を中継するたびに、中継している情報のデータサイズを総データサイズとして加算していく。そして、定期的に総データサイズの値をリセットして、ゼロにする。その後、再度、中継ノード装置が中継する情報のデータサイズの加算を開始する。このとき、総データサイズの大きさが所定値以上になったとき、新規のコンテンツデータの中継が停止される。つまり、新規に中継されるコンテンツデータを破棄することになる。また、総データサイズの大きさが所定以上になったときであっても、制御メッセージの中継は継続され、破棄されない。これは、コンテンツデータのデータサイズに比べ、制御メッセージのデータサイズが小さいためである。制御メッセージの中継を停止、または、破棄してしまうことは、情報通信システムSの動作効率を低下することにつながる。この理由のため、総データサイズが所定以上になった場合であっても、データサイズが小さい制御メッセージの中継が継続されることで、情報通信システムSの動作効率を低下させずに、情報通信システムSを稼動することができる。
次に、図3を参照して、ノード装置の電気的構成ついて説明する。図3は、本実施形態のノード装置の電気的構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のノード装置には、ノード装置を制御するCPU1が備えられている。CPU1には、HDD2とRAM3とデコーダ部4と通信部9とがそれぞれ電気的に接続されている。HDD2、RAM3、などの記憶手段とCPU1とは、ノード装置のコンピュータを構成している。CPU1、HDD2、RAM3、デコーダ部4、及び通信部9はバスを介して相互に接続されている。なお、ノード装置としては、パーソナルコンピュータ、又はSTB(Set
Top Box)等を適用可能である。
以上説明した構成からなる本実施形態のノード装置の動作及び作用について、添付図面
を参照して説明する。まず、ノード装置の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図4は、ノード装置におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。メイン動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源とノード装置とが接続され、インストールされたP2PソフトウェアプログラムがCPU1により実行されたことにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU1により処理される。
行される。
次に図5を用いて、本実施形態の中継処理動作の処理手順について説明する。図5は、本実施形態の中継処理動作を示すフローチャートである。ステップS201では、受信した中継メッセージが、制御メッセージであるか否かが判定される。具体的には、受信した中継メッセージのデータサイズに基づいて、中継メッセージが制御メッセージであるか否かが判定される。中継メッセージのデータサイズが、制御メッセージのデータサイズに該当するとき(ステップS201:YES)、ステップS204が実行される。中継メッセージのデータサイズが、制御メッセージのデータサイズに該当しないとき、つまり、コンテンツデータが中継されるとき(ステップS201:NO)、ステップS202が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS201とは、本発明の第2判定部の一例である。
ノードへ中継される。具体的には、中継メッセージとして、制御メッセージまたはコンテンツデータが接続不可能ノードへ中継される。本実施形態のコンピュータと、ステップS201、ステップS202、ステップS203及びステップS205は、本発明の制御部の一例である。また、本実施形態のステップS205は、本発明の制御ステップの一例である。
次に図6を用いて、本実施形態のノード判定処理動作の処理手順について説明する。図6は、本実施形態のノード判定処理動作を示すフローチャートである。ステップS301では、前回のノード判定処理から一定時間経過したか否かが判定される。具体的には、第2時間情報一時記憶領域36に一時記憶された第2時間情報に基づいて判定される。タイマーにより計時される現在の時刻と、第2時間情報一時記憶領域36に一時記憶された第2時間情報が示す時刻との差が、所定時間以上であるか否かが判定される。第2時間情報一時記憶領域36に第2時間情報が記憶されていない場合、所定時間以上経過したと判定される。前回のノード判定処理から一定時間経過したと判定されたとき(ステップS301:YES)、ステップS302が実行される。前回のノード判定処理から一定時間経過したと判定されなかったとき(ステップS301:NO)、ノード判定処理は終了される。
たと判定されなかったとき(ステップS305:NO)、ステップS303が再度実行される。
。
また、上記実施形態においては、オーバーレイネットワークに、DHTを利用したピアツーピアネットワークが適用されていたが、これに限られるものではない。例えば、他のピアツーピアシステム、または、オーバーレイネットワークを用いたシステムが適用されても良い。DHTを利用しないピアツーピアシステムとしては、例えば、ハイブリッド型のピアツーピアシステムがある。
2 HDD
3 RAM
4 デコーダ部
5 映像処理部
6 ディスプレイ
7 音声処理部
8 スピーカ
9 通信部
Tm−n ノード装置
NW ネットワーク
FW ファイアウォール
BR ブロードバンドルータ
S 情報通信システム
OL オーバーレイネットワーク
NLm 拠点ネットワーク
21 プログラム記憶領域
22 メイン動作プログラム記憶領域22
23 中継処理プログラム記憶領域
24 ノード判定処理プログラム記憶領域
31 中継メッセージ一時記憶領域
32 中継テーブル一時記憶領域
33 判定情報一時記憶領域
34 総データサイズ一時記憶領域
35 第1時間情報一時記憶領域
36 第2時間情報一時記憶領域
Claims (11)
- ネットワークを介して複数のノード装置が接続されることで構成されるピアツーピア型の情報通信システムであって、
前記ノード装置は、
前記ピアツーピア型の通信システムを制御する制御メッセージ、または、前記ピアツーピア型の通信システムで前記複数のノード装置間で送受信されるコンテンツデータを受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータを、他の前記ノード装置へ中継する中継部と、
前記中継部に、前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させる制御部と、
前記中継部により中継されている前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータの総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定する第1判定部と、を備え、
前記第1判定部により前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部が、前記中継部に前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させることを特徴とする情報通信システム。 - 前記複数のノード装置は、情報を中継する中継機器を介して前記ネットワーク側からの通信が不可能な第1ノード装置と、前記ネットワーク側から送信された情報を前記第1ノード装置へ中継する中継ノード装置とを含み、
前記中継ノード装置は、
前記受信部と、
前記中継部と、
前記制御部と、
前記第1判定部と、
を備え、
前記中継部は、前記受信部により受信された前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータを前記第1ノード装置へ中継することを特徴とする請求項1に記載の情報通信システム。 - 前記第1判定部により、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記中継部に前記コンテンツデータの中継を停止させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報通信システム。
- 前記第1判定部により、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記中継部に前記コンテンツデータの中継を遅延させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報通信システム。
- 前記受信部が受信した情報のデータサイズに基づいて、受信した情報が前記制御メッセージか、前記コンテンツデータであるかを判定する第2判定部を備え、
前記第2判定部により、前記コンテンツデータを受信したと判定されたとき、前記第1判定部が、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定し、
前記第1判定部により、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記中継部に前記コンテンツデータの中継を停止させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報通信システム。 - 前記コンテンツデータの最小データサイズは、前記制御メッセージのデータサイズよりも大きく、
前記第2判定部は、前記受信部が受信した情報のデータサイズに基づいて、受信した情報が前記制御メッセージか、前記コンテンツデータであるかを判定することを特徴とする請求項5に記載の情報通信システム。 - 前記コンテンツデータは、所定のデータサイズである1つ以上の分割コンテンツデータに分割され、
前記分割コンテンツデータのデータサイズは、前記制御メッセージのデータサイズよりも大きく、
前記第2判定部は、前記受信部が受信した情報のデータサイズに基づいて、受信した情報が前記制御メッセージか、前記コンテンツデータであるかを判定することを特徴とする請求項5に記載の情報通信システム。 - 前記受信部は、前記コンテンツデータまたは前記制御メッセージと、前記コンテンツデータまたは前記制御メッセージを夫々識別する識別情報とを受信し、
前記受信部は、前記受信部が受信した識別情報に基づいて、受信した情報が前記制御メッセージか、前記コンテンツデータであるかを判定する第3判定部を備え、
前記第3判定部により、前記コンテンツデータを受信したと判定されたとき、前記第1判定部が、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定し、
前記第1判定部により、前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部は、前記中継部に前記コンテンツデータの中継を停止させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報通信システム。 - ネットワークを介して複数のノード装置が接続されることで構成されるピアツーピア型の情報通信システムの前記ノード装置であって、
前記ピアツーピア型の通信システムを制御する制御メッセージ、または、前記ピアツーピア型の通信システムで前記複数のノード装置間で送受信されるコンテンツを受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータを、他の前記ノード装置へ中継する中継部と、
前記中継部に、前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させる制御部と、
前記中継部により中継されている前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータの総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定する第1判定部と、を備え、
前記第1判定部により前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記制御部が、前記中継部に前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させることを特徴とするノード装置。 - ネットワークを介して複数のノード装置が接続されることで構成されるピアツーピア型の情報通信システムの前記ノード装置のコンピュータを動作させるプログラムであって、
前記ピアツーピア型の通信システムを制御する制御メッセージ、または、前記ピアツーピア型の通信システムで前記複数のノード装置間で送受信されるコンテンツデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータを、他の前記ノード装置へ中継する中継ステップと、
前記中継ステップにより中継されている前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータの総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定部により前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記中継ステップにおいて、前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させる制御ステップと、
を前記ノード装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - ネットワークを介して複数のノード装置が接続されることで構成されるピアツーピア型の情報通信方法であって、
前記ピアツーピア型の通信システムを制御する制御メッセージ、または、前記ピアツーピア型の通信システムで前記複数のノード装置間で送受信されるコンテンツデータを前記ノード装置に受信させる受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータを、前記ノード装置が他の前記ノード装置へ中継する中継ステップと、
前記中継ステップにより中継されている前記制御メッセージ、または、前記コンテンツデータの総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったかを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定ステップにより前記総データサイズが所定のデータサイズより大きくなったと判定されたとき、前記中継ステップにおいて、前記コンテンツデータよりも前記制御メッセージの中継を優先させる制御ステップと、を含むことを特徴とする情報通信方法。
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