JP5427998B1 - 透過式共焦点顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速な透過式共焦点顕微鏡を提供することが課題である。
【解決手段】 光源、該光源からの光を振って検査対象を走査させる回転多面体、検査対象から反射した光を前記回転多面体を介して受光素子に入射させるようにした走査ユニットを検査対象の表裏に設け、一の走査ユニットからの光で検査対象を走査し、検査対象を透過した光を他の走査ユニットの受光素子に入力させるよう2つの回転多面体鏡を駆動するそれぞれのモータ用の駆動回路同期制御回路に接続、この同期制御回路で2つの回転多面体同期回転させて検査対象を透過式で検査できるようにした
【選択図】 図1

Description

本発明は透過式共焦点顕微鏡に係り、特に、それぞれに回転多面体鏡を有する反射式共焦点顕微鏡からなる走査ユニット2つ検査対象の表裏に設け、光源からの光をの走査ユニットの回転多面体鏡で振って対象を高速に走査できるようにすると共に、対象を通過した光を、の走査ユニットの回転多面体鏡で受けて正確にの走査ユニットに於ける共焦点位置へ集められるようにして、高速に対象を走査できるようにした透過式共焦点顕微鏡に関するものである。
共焦点顕微鏡は、特許文献1の図5に示されているように構成されている。レーザなどの光源からの光はコリメータレンズで整形され、ビームスプリッタを介して音響光学素子やガルバノミラーなどで構成された二次元走査装置に送られて振られ、リレーレンズ、対物レンズを介して対象に結像されて走査がなされる。そして対象から反射してきた光は、前記対物レンズ、リレーレンズ、二次元走査装置を介して戻され、ビームスプリッタによってレーザ光と分離されて結像レンズでピンホールに結像され、それを通過した光が受光素子で検出される。
ここでピンホールは結像レンズの焦点位置に置かれ、また対物レンズの焦点位置と共役な関係の位置に置かれている。このようにピンホールが結像レンズの焦点位置に置かれていることで、対象の対物レンズに於ける焦点位置以外の光はピンホールでカットされ、光軸方向に分解能が生じて光学的断層像を得ることができる。そのため、医学研究分野では高い分解能や定量性によって研究に必須な機器となりつつあり、また、産業用途に於いても、微細化の一途をたどる半導体の検査などに用いられて高精度な表面微細形状測定(段差、線幅、粗さ)に有効な機器として定着している。
しかしながら二次元走査装置として、前記特許文献1に記されているような音響光学素子やガルバノミラーを用いた場合、広範囲で高速な走査は難しいため、最近は特許文献2の図1に示されているように、回転多面体鏡(以下ポリゴンミラーと略称する)を用いることが多くなっている。
特開2000−310734号公報 特開2011−76024号公報
しかしながらこれら特許文献1、2に示された共焦点顕微鏡は、いずれも対象からの反射光を検出するものであるが、透過光による検査や測定をしたいという要求も存在する。
すなわち、例えば透明板の表裏の平行度や凹凸を検査する場合、一方から入射した光で両面を検査することも可能ではあるが、レーザ光の入射側と対向する面は板の内部を2度通ってくるため明るさが減少し、かつ、内部に気泡などがある場合、その気泡を2度通過するために散乱などによる障害が大きくなる。また細胞内の構造を検査する場合も同様であり、細胞内に濁りがあるとそこを2度通過するわけであるから検査したい部分からの光は大きく減少する。
また共焦点顕微鏡は、瞳投影レンズとしてのリレーレンズにより、ガルバノミラーなどで構成された二次元走査装置(走査ユニット)と対物レンズの瞳(射出瞳)とを共役位置に配置することが重要である。すなわち二次元走査装置が共役位置にないと、視野周辺を走査するためのレーザビームが正しい位置や角度で対物レンズに入射しなくなり、周辺が暗くなったり画像自体が得られなくなる。
ところが透過式共焦点顕微鏡の場合、対象を走査するための第1の二次元走査装置と、対象を透過した光を受光素子へ送るための第2の二次元走査装置とを設置する必要があるが、これらはそれぞれ別個に駆動することになるため、例え第2の二次元走査装置が共役位置に配されていたとしても、2つの二次元走査装置が厳密に同期駆動できないとピンホールへ向かわせる光の角度がズレ、ピンホールに結像しなくなって正しい測定ができなくなる。これが透過式共焦点顕微鏡を構成する上での課題となるが、特に二次元走査装置としてガルバノミラーを用いた場合、同期制御は不可能といえるほど難しいものとなる。
これは走査の高速化を追求してポリゴンミラーなどの回転多面体鏡を用いた場合も同じである。特に走査側と受光素子側にポリゴンミラーを用いた場合、走査は高速に実施できるが、走査側ポリゴンミラーにより振って対象を透過した光を受光素子に向かわせる受光素子側ポリゴンミラーは、走査側ポリゴンミラーの反射面と厳密に同期させて動作させないと、対象を透過した光を受光素子方向に反射させることができなくなる。
そのため本発明においては、それぞれ回転多面体鏡を有した第1(走査側)と第2(受光素子側)の二次元走査装置(走査ユニット)における回転多面体鏡の反射面を厳密に同期させ、透過光による検査や測定を高速におこなえるようにした透過式共焦点顕微鏡を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明になる透過式共焦点顕微鏡は、
光源と、該光源からの光を振って対物レンズを介して検査対象を走査させる回転多面体と、前記検査対象で反射して前記回転多面体鏡を介して戻った光を集光する集光レンズと、前記対物レンズの焦点位置と共役な関係の位置となる前記集光レンズの焦点位置に置かれたピンホールを介して、又は直接、検査対象からの反射光を受光する受光素子と、で構成される反射式共焦点顕微鏡からなる走査ユニットを検査対象の表裏に設け
前記走査ユニットのうちの一の走査ユニットによる走査により前記検査対象を透過した光が他の走査ユニットにおける受光素子に入射されるよう、前記検査対象の表裏に設けた走査ユニットにおけるそれぞれの回転多面体鏡を回転させる2のモータを同期制御する同期制御回路を備えると共に前記他の走査ユニットにおける集光レンズの焦点位置は前記一の対物レンズの焦点位置と共役な関係の位置とし、
前記検査対象の表裏に設けたそれぞれの走査ユニットを反射式共焦点顕微鏡として動作可能とすると共に、一の走査ユニットから発した光で対象を走査し、透過した光をの走査ユニットにおける受光素子に入射させて、透過光による対象走査を行えるようにしたことを特徴とする。
また、前記2走査ユニットにおける回転多面体鏡のそれぞれには、その一部に両回転多面体鏡を同期合わせするための同期用マークが設けられ、該同期用マークを検出するためそれぞれの回転多面体鏡に対応し、第1の発光素子と第3の受光素子、及び第2の発光素子と第4の受光素子とからなるマーク検出手段が設けられ、前記同期制御回路は前記第3と第4の受光素子出力信号により前記2の回転多面体鏡を同期合わせしたり、前記2の走査ユニットにけるそれぞれの回転多面体鏡に対面し、それぞれ走査ユニットの光源による走査開始点の検出用に第5と第6の受光素子からなる原点検出手段が設けられ、前記同期制御回路は前記第5と第6の受光素子出力信号により前記2の回転多面体鏡を同期させることができる。
さらに、前記2走査ユニットにおけるそれぞれのモータはそれぞれ別個のモータ駆動回路で駆動され、前記同期制御回路は、前記第3と第4の受光素子、または第5と第6の受光素子からの信号を受けて前記2の回転多面体鏡の同期を判定する一致判定回路と、該一致判定回路からの同期不一致の信号を受け、モータクロック発生器からのクロック信号を間引いて前記2のモータ駆動回路の一方に送るモータクロック間引き回路を備えていることで、第1と第2の回転反射鏡の同期合わせを簡単に行うことができる。
また、前記同期制御回路は、前記モータクロック間引き回路からの信号を受けてモータクロックを分周する分周回路と、積分回路で構成されて前記分周回路から出力されたクロック信号を分周した信号の位相を微調整するモータミラー面位相制御回路とを備えていることで、さらに正確で素早く第1と第2の回転反射鏡の同期合わせを行うことができる。
さらに、前記2の走査ユニットは、そのどちらかまたは両方に、前記光源とは波長の異なる1つ、または複数の光源を備えていることで、異なる波長による走査を同時に行うことも可能となる。
以上記載のごとく本発明になる透過式共焦点顕微鏡は、検査対象の表裏に設けられた反射式共焦点顕微鏡により表裏から対象を検査できると共に、それぞれのユニットに用いられている回転多面体鏡を回転させるモータを同期制御することで、一の走査ユニットで対象を走査、透過した光をの走査ユニットにおける受光素子に正確に入射させられるから、対象透過光高速に検査、測定することができる。
本発明になる透過式共焦点顕微鏡の構成概略斜視図である。 本発明になる透過式共焦点顕微鏡における回転多面体鏡を駆動するモータ駆動回路とそのモータ駆動回路を制御し、2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路の一例である。 図2に示した回転多面体鏡同期駆動回路のタイムチャートである。 本発明になる透過式共焦点顕微鏡における回転多面体鏡を駆動するモータ駆動回路とそのモータ駆動回路を制御し、2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路の他の例である。 図4に示した2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路における、モータミラー面位相制御回路の回路例を示した図である。 図4に示した回転多面体鏡同期駆動回路のタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明になる透過式共焦点顕微鏡の構成概略斜視図である。図中10は、ガラスや細胞を載せたプラパートなどの検査対象となる透明板を載置し、図示していない駆動装置で2次元的に移動可能とした試料載置台で、この試料載置台10を境に図上、上側を第1走査ユニット20a、下側を第2走査ユニット20bと称し、同一構成要素には同一番号を附して第1走査ユニット20aの構成要素にはaの符号を、第2走査ユニット20bの構成要素にはbの符号を付して説明する。
試料載置台10は、その中央にガラスや細胞を載せたプラパートなどの検査対象となる透明板を載置するため、周囲に溝12を有した孔14が設けられ、上記したように図示していない駆動装置で、光軸をZ軸とした場合に直行するXY軸からなる2次元方向に移動可能に構成されている。
第1、第2走査ユニット20a、20bは、試料載置台10に載置した対象を走査するため、レーザなどの光源22a、22b、この光源22a、22bからの光を平行光束とするコリメータレンズ24a、24b、平行光束としたレーザ光を回転多面体鏡26a、26b方向に向かわせるビームスプリッタ28a、28b、fθレンズなどで構成された走査レンズ30a、30b、反射鏡32a、32b、対物レンズ34a、34bを有する。
なお、この図1では回転反射鏡として回転多面体鏡、すなわちポリゴンミラーを用いた場合を図示しているが、平面状の回転鏡でも良いことは自明である。また、図示はしていないが、対物レンズ34a、34bは試料載置台10に載置した対象に焦点を合わせられるよう光軸方向に移動可能に構成しても良い。
そして、検査対象を通過、または反射して、対物レンズ34a、34b、反射鏡32a、32b、回転多面体鏡(以下、ポリゴンミラーと称する)26a、26bと戻り、ビームスプリッタ28a、28bを通過した光は、反射プリズムまたは反射鏡(以下単に反射プリズムと称する)36a、36bで集光レンズ38a、38b方向に向けられる。そしてこの集光レンズ38a、38bでピンホール板40a、40bの中央に設けられたピンホール400a、400bに集光され、受光素子42a、42bにより反射光、または通過光の光量が検出される。
ここでピンホール400a、400bは、集光レンズ38a、38bの焦点位置となるよう設置され、また対物レンズ34a、34bの焦点位置と共役な関係の位置に置かれている。尚、このピンホール板40a、40bは、受光素子42a、42bの受光面が十分に小さい場合、図のピンホール400a、400bに受光面がくるよう設置できる場合は省いても良い。
さらにポリゴンミラー26a、26bの回転を同期させる制御に使うため、ポリゴンミラー26a、26bに設けられたミラー面同期用マーク44a、44bを検出する発光素子46a、46b、受光素子48a、48bが設けられ、さらにポリゴンミラー26a、26bの回転によって振られて検査対象を走査するレーザ光の走査原点を検出するため、原点検出用受光素子50a、50bが設けられている。52a、52bは、ポリゴンミラー26a、26bを回転させる、例えばホール素子による回転速度検出センサーを持つDCブラシレスモータ(以下単にモータと称する)である。
なお、本発明になる透過式共焦点顕微鏡を透過式共焦点顕微鏡として使う場合は光源22b、コリメータレンズ24b、ビームスプリッタ28b、及び反射プリズム36a、集光レンズ38a、ピンホール板40a、受光素子42aは不要であるが、第1走査ユニット20aを反射式共焦点顕微鏡として用いる場合、及び試料載置台10に載置した検査対象を表裏から一度に検査するため、第1走査ユニット20a、第2走査ユニット20bをそれぞれ反射式共焦点顕微鏡として用いる場合はこれらの構成要素をそのまま用いる。また、図中のコリメータレンズ24a、24b、走査レンズ30a、30b、対物レンズ34a、34bなどは単レンズとして図示しているが、これは図面を簡略化して示しているだけであり、一般的に行われているようにそれぞれ複数のレンズを用いて構成してもよいことは自明である。
まず本発明になる透過式共焦点顕微鏡を、透過式共焦点顕微鏡として使う場合について説明すると、レーザなどの光源22aから出た光はコリメータレンズ24aで平行光束にされ、ビームスプリッタ28aによりポリゴンミラー26a方向に向けられる。ポリゴンミラー26aは、後記するモータ駆動回路で駆動されるモータ52aで回転され、送られてきたレーザ光を各反射面で振り、その光はfθレンズなどで構成された走査レンズ30aを通過し、反射鏡32a、対物レンズ34aを介して試料載置台10の孔14に設けられた溝12に載置された検査対象を走査する。
そして検査対象となるガラスや細胞を載せたプラパートを通過した光は対物レンズ34bを通過して反射鏡32bで反射され、走査レンズ30bを介してポリゴンミラー26aと同期回転しているポリゴンミラー26bにより、常時ビームスプリッタ28b方向に反射される。そしてビームスプリッタ28bを通過した反射光は反射プリズム36bで方向を曲げられ、集光レンズ38bによりその焦点位置に置かれたピンホール板40bのピンホール400bに焦点を結び、このピンホール400bを通過した光量が受光素子42bで検出される。
検査対象の走査開始位置は、レーザ光などの光源22a、22bから送られたレーザ光、または上記したように検査対象を通過して対物レンズ34bを通過して反射鏡32bで反射され、走査レンズ30bを介してポリゴンミラー26bに送られた反射光を、走査原点検出用の受光素子50a、50bが検出した時点から導き出す。
また、本発明になる透過式共焦点顕微鏡を、例えば検査対象を表裏から走査する反射式共焦点顕微鏡として使う場合、光源22a、22bから出てコリメータレンズ24a、24bで平行光束とされたレーザ光は、ビームスプリッタ28a、28bを通過してポリゴンミラー26a、26bで振られ、fθレンズなどで構成された走査レンズ30a、30b、反射鏡32a、32b、対物レンズ34a、34bを介して検査対象を走査する。
そして検査対象から反射した光はレーザ光の光路を逆に戻り、対物レンズ34a、34b、反射鏡32a、32b、走査レンズ30a、30bを介してポリゴンミラー26a、26bで反射され、ビームスプリッタ28a、28bでレーザ光と分離されて通過する。そして、反射プリズム36a、36bにより集光レンズ38a、38bに向けられ、ピンホール板40a、40bのピンホール400a、400bに集光されて、通過した光の光量が受光素子42a、42bで検出される。
なお、本発明になる透過式共焦点顕微鏡を検査対象の一面からのみ走査する反射式共焦点顕微鏡として使う場合、例えば第1走査ユニット20a側だけを駆動すればよい。そのため本発明は、透過式共焦点顕微鏡としても反射式共焦点顕微鏡としても使うことができる。また、本発明になる透過式共焦点顕微鏡を反射式共焦点顕微鏡として使う場合、ポリゴンミラー26a、26bを同期回転させる必要はなくなる。
図2は、本発明になる透過式共焦点顕微鏡における回転多面体鏡を駆動するモータ駆動回路とそのモータ駆動回路を制御し、2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路の一例であり、図3は図2に示した回転多面体鏡同期駆動回路のタイムチャートである。前記したように本発明を透過式共焦点顕微鏡として使う場合、図1に於ける光源22aから出てポリゴンミラー26aで振られ、試料載置台10上の検査対象を通過した光は、今度はポリゴンミラー26bでビームスプリッタ28b方向に向けられ、集光レンズ38bでピンホール板40b上のピンホール400bに結像する必要があるが、そのためにはポリゴンミラー26a、26bの面が同期して回転している必要がある。それを実現するのがこの図2に示した回路であり、モータ52a、52bを制御し、2つのポリゴンミラー26a、26bの面が同期して回転するようにするものである。
なお、この図2に於いても同一構成要素には同一番号を付し、第1走査ユニット20aに対応する要素にはaを、第2走査ユニット20bに対応する要素にはbを付してある。
図2において、60はモータ52a、52bの回転数を同じにするため、共通の周波数のクロックを発生するモータクロック発生器、62a、62bはポリゴンミラー26a、26bを同期回転させるため、モータクロック発生器60から送られるクロックの位相を制御するモータクロック位相制御回路で、これはポリゴンミラー26a、26bに付されたミラー面同期用マーク44a、44bを検出する受光素子48a、48bからの信号を受け、ミラー面の同期、同期不一致を判定する一致判定回路64a、64bと、この一致判定回路64a、64bからの同期不一致を知らせる信号を受けた時、モータクロック発生器60から送られてくるモータクロックの一方を間引き、それによってモータ52aまたは52bの回転の位相を変化させる(たとえば一方のモータの回転を遅らせる)ことでポリゴンミラー26a、26bを同期させるモータクロック間引き回路66a、66bとからなっている。68a、68bはモータ駆動回路である。
そしてモータ駆動回路68a、68bは、外部からモータ電源70、モータクロック発生器60からモータクロック位相制御回路62a、62bを介して送られてくるモータクロック信号、モータ起動信号72が入力されると、モータクロック周波数に対応した回転数までモータ52a、52bを回転させ、所定の回転数に達すると一定回転数で回し続けると共にモータロック信号を出力する。
図3に於いてモータクロック発生器出力60はモータクロック発生器から送られるモータクロックで、ミラー面検出センサ出力48a、48bは、ポリゴンミラー26a、26b上に付されたミラー面同期用マーク44a、44bを受光素子48a、48bが検出した信号である。
モータ駆動回路68a、68bに単にモータ起動信号72を入力し、モータ駆動回路68a、68bによりモータ52a、52bを駆動すると、通常、ポリゴンミラー26a、26bの同期は図のミラー面検出センサ出力48a、48bのように位相がズレている。そしてこの位相がズレたミラー面検出センサ出力48a、48bは、一致判定回路64a、64bに送られて同期ズレが検出される。
すると一致判定回路64a、64bから、モータクロック間引き回路66a、66bに同期不一致の信号が送られる。そのため例えばモータクロック間引き回路66aから、図3のモータクロック間引き回路出力66aに波線で示したように、途中のクロックが間引かれたクロックがモータ駆動回路68aに送られる。そのためモータ52aの回転位相が変化(この場合は遅くなる)し、これが図3の位相制御後ミラー面検出センサ出力48a、48bに示したように、ポリゴンミラー26a、26bが同期するまで続けられる。そしてポリゴンミラー26a、26bが同期したら、前記したようにモータ駆動回路68a、68bは、モータロック信号を出力し、モータ52a、52bを一定回転数で回転させる。
なお、ミラー面同期用マーク44a、44bは、ポリゴンミラー26a、26bの同一位置に完全に一致させて画くことは困難だから、予めミラー面検出センサ出力48a、48bの位置差を実験で確認し、その位置差に相応した時間差を加味して一致判定回路64a、64bで一致判定を実施する必要がある。
また、このようにしてもミラー面同期用マーク44a、44bだけではポリゴンミラー26a、26bの面同期を完全に実現するのが困難な場合、ある程度面同期が進んだ段階で原点検出用受光素子50a、50bの出力を利用し、両者が一致した時点をポリゴンミラー26a、26bの同期一致と判定するようにすることもできる。この場合、センサ(受光素子)48a、48bの信号と同様、原点検出用受光素子50a、50bからの信号を一致判定回路64a、64bに入れ、原点検出用受光素子50a、50bからの信号の一致を判定させて、前記したようにモータクロック間引き回路66a、66bにモータクロックの間引きを実施させる。

なお、ミラー面同期用マーク44a、44bを用いず、このように原点検出用受光素子50a、50bの出力のみで同期合わせするようにしてもよい。この場合、光源22a、22bの両者からの光を原点検出用受光素子50a、50bで検出して同期合わせをすればよいが、上記したようにある程度の同期が進むまで光源22a、22bの両者からの光でおこない、最終的な同期合わせを光源22aから光だけを用い、対象を通過した光がポリゴンミラー26bで反射した光により同期合わせをするようにしても良い。
また、以上の説明では、一致判定回路64a、64bからモータクロック間引き回路66a、66bに同期不一致の信号が送られ、モータクロック間引き回路66aによってモータクロック発生器出力60の間引きが行われるよう説明したが、逆に、モータクロック間引き回路66bによってモータクロック発生器出力60の間引きを行うようにしても良い。
ただ、図3のミラー面検出センサ出力48a、48bのように両者の位相ズレが少ない場合は、ミラー面検出センサ出力48a側、すなわちモータクロック間引き回路66aによりモータクロック発生器60からのクロック信号を間引くと、より早く同期させることができる。そのため一致判定回路64a、64bには、モータクロック間引き回路66a、66bのどちらでモータクロックを間引いた方がより早く同期が達成できるか、すなわちミラー面検出センサ出力48a、48bの時間的な差がプラスかマイナスか、かつ、時間差はそれぞれのセンサ出力間隔の半分以上か半分以下か、により、間引きを実施する間引き回路を選択する機能を持たせるとより早く同期が達成できる。
なお、ポリゴンミラー26a、26bの同期合わせは電源ONした時に実施するだけであるから通常は急ぐ必要はなく、モータクロック位相制御回路62a、62bは一つだけ備えるようにしてもよい。またモータクロック発生器60が発生するクロック信号は、一般的にモータ駆動用に低い周波数が用いられるが、高い周波数のクロックをモータクロック間引き回路66a、66bに送り、この回路で低減させるようにすると共に、周波数の高い段階で間引きを実施し、位相の制御をより細かく行えるようにしてもよい。
図4は本発明になる透過式共焦点顕微鏡における回転多面体鏡を駆動するモータ駆動回路とそのモータ駆動回路を制御し、2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路の他の例である。また図5は、図4に示した2つの回転多面体鏡を同期駆動させるための回路における、モータミラー面位相制御回路82a、82bの回路例であり、図6は図4に示した回転多面体鏡同期駆動回路のタイムチャートである。図4に於いて図2と同一の構成要素には同一番号を附し、また第1走査ユニット20aに対応する要素にはaを、第2走査ユニット20bに対応する要素にはbを付してある。
図4において60はモータクロック発生器、62a、62bはモータクロック位相制御回路で、このモータクロック位相制御回路は図2で説明したように一致判定回路64a、64bとモータクロック間引き回路66a、66bとからなっている。68a、68bはモータ駆動回路、80a、80bは分周回路、82a、82bはモータミラー面位相制御回路である。
モータ駆動回路68a、68bは、図2の場合と同様、モータクロック発生器60からモータクロック位相制御回路62a、62b、分周回路80a、80b、モータミラー面位相制御回路82a、82bを介して送られてくるモータクロック信号、モータ電源70、モータ起動信号72が入力されると、モータクロック周波数に対応した回転数までモータ52a、52bを回転させ、所定の回転数に達すると一定回転数で回し続けると共にモータロック信号を出力する。
このうち分周回路80a、80bは、モータクロック位相制御回路62a、62bから送られてくる位相制御されたモータクロック信号を1/2、1/4などに分周し、モータクロック信号のパルス幅やパルス間隔を変化させて、より同期合わせが容易になるようにする。またモータミラー面位相制御回路82a、82bは、図5(A)、(B)、(C)に示したように、オペレーショナルアンプ90、91の間にコンデンサ92と、(A)では固定抵抗95を、(B)では可変抵抗96を、(C)では入力端子98から抵抗値を設定するデジタル抵抗97を図のように接続した積分回路で構成され、位相制御をより細かく行えるようにしたものである。
図6に於いてモータクロック発生器出力60はモータクロック発生器から送られるモータクロックで、ミラー面検出センサ出力48a、48bはポリゴンミラー26a、26b上に付されたミラー面同期用マーク44a、44bを受光素子48a、48bが検出した信号である。モータ駆動回路68a、68bに単にモータ起動信号72を入力し、モータ駆動回路68a、68bによりモータ52a、52bを駆動すると、通常、ポリゴンミラー26a、26bの同期は図のミラー面検出センサ出力48a、48bのようにズレてくる。
そのため、このミラー面検出センサ出力48a、48bは一致判定回路64a、64bに送られて同期ズレが検出される。一致判定回路64a、64bには、モータクロック間引き回路66a、66bのどちらでモータクロックを間引いた方がより早く同期が達成できるか、を選択する機能を持たせてもよいことは前記したとおりであり、図3の例と同様モータクロック間引き回路出力66aに波線で示したように、途中のクロックを間引いた信号を分周回路80aに送る。
分周回路80aは、送られてきた間引きクロック信号により、図6の分周回路出力80bに比較して間引かれた分周回路出力80aのような分周出力を生成し、それをモータミラー面位相制御回路82aに送る。モータミラー面位相制御回路82aは前記したように積分回路であり、モータミラー面位相制御回路82a−1、82a−2のように少しずつ位相がズレた出力を生成し、モータ駆動回路68aに送ることでモータ52aの回転の位相を変化させる。この動作は図6の位相制御後ミラー面検出センサ出力48a、48bに示したように、ポリゴンミラー26a、26bが同期して回転するまで続けられる。そしてポリゴンミラー26a、26bが同期したら、前記したようにモータ駆動回路68a、68bはモータロック信号を出力し、モータ52a、52bを一定回転数で回転させる。
なお、ミラー面同期用マーク44a、44bは、前記したようにポリゴンミラー26a、26bの同一位置に完全に一致させて画くことは困難だから、予めミラー面検出センサ出力48a、48bの位置差を実験で確認し、その位置差に相応した時間差を加味して一致判定回路64a、64bで一致判定を実施する必要がある。また、ミラー面同期用マーク44a、44bだけではポリゴンミラー26a、26bの面同期を完全に実現するのが困難な場合、ある程度面同期が進んだ段階で原点検出用受光素子50a、50bの出力を利用し、両者が一致した時点をポリゴンミラー26a、26bの同期一致と判定するようにしてもよく、さらに原点検出用受光素子50a、50bの出力のみで同期合わせするようにしてもよい。
さらに、以上の説明では、一致判定回路64a、64bからモータクロック間引き回路66a、66bに同期不一致の信号が送られ、モータクロック間引き回路66aによってモータクロック発生器出力60の間引きが行われるよう説明したが、逆に、モータクロック間引き回路66bによってモータクロック発生器出力60の間引きを行うようにしても良い。
このように、透過式共焦点顕微鏡と走査ユニットのポリゴンミラーを回転させるモータの制御回路を構成することで、第1と第2の走査ユニットに於ける2つのポリゴンを厳密に同期させることができ、また走査ユニットは、回転多面体鏡(ポリゴンミラー)を用いていることで透過光による検査や測定を高速でおこなうことができる。
なお、図1に示した本発明の構成では、光源として22a、22bで示したように各走査ユニットに1つだけ用いる場合を例に説明してきたが、必要に応じてユニット毎に波長の異なる光源を複数用い、それによって波長毎に異なる情報を得られるようにしても良い。この場合、ビームスプリッタ28a、28bと反射プリズム36a、36bとの間に、光源22a、22bとは波長の異なる光源、コリメータレンズ、ビームスプリッタを配置する。こうすると、例えば光源としてそれぞれ3原色の波長のものを用いれば、走査結果をカラーで表示することも可能となる。
本発明になる透過式共焦点顕微鏡は、ガラスや細胞などの検査対象を透過した光で高速に検査することができ、医学研究分野や産業分野に於いても大きな効果をもたらすことができる。
10 試料載置台
12 溝
14 孔
20a 第1走査ユニット
20b 第2走査ユニット
22a、22b 光源
24a、24b コリメータレンズ
26a、26b ポリゴンミラー
28a、28b ビームスプリッタ
30a、30b 走査レンズ
32a、32b 反射鏡
34a、34b 対物レンズ
36a、36b 反射プリズム
38a、38b 集光レンズ
40a、40b ピンホール板
400a、400b ピンホール
42a、42b 受光素子
44a、44b ミラー面同期用マーク
46a、46b 発光素子
48a、48b 受光素子
50a、50b 原点検出用受光素子
52a、52b モータ
60 モータクロック発生器
62a、62b モータクロック位相制御回路
64a、64b 一致判定回路
66a、66b モータクロック間引き回路
68a、68b モータ駆動回路
70 モータ電源
72 モータ起動信号
80a、80b 分周回路
82a、82b モータミラー面位相制御回路
オペレーショナルアンプ90、91
コンデンサ92
固定抵抗
可変抵抗96
デジタル抵抗97
入力端子98

Claims (6)

  1. 光源と、該光源からの光を振って対物レンズを介して検査対象を走査させる回転多面体と、前記検査対象で反射して前記回転多面体鏡を介して戻った光を集光する集光レンズと、前記対物レンズの焦点位置と共役な関係の位置となる前記集光レンズの焦点位置に置かれたピンホールを介して、又は直接、検査対象からの反射光を受光する受光素子と、で構成される反射式共焦点顕微鏡からなる走査ユニットを検査対象の表裏に設け
    前記走査ユニットのうちの一の走査ユニットによる走査により前記検査対象を透過した光が他の走査ユニットにおける受光素子に入射されるよう、前記検査対象の表裏に設けた走査ユニットにおけるそれぞれの回転多面体鏡を回転させる2のモータを同期制御する同期制御回路を備えると共に前記他の走査ユニットにおける集光レンズの焦点位置は前記一の対物レンズの焦点位置と共役な関係の位置とし、
    前記検査対象の表裏に設けたそれぞれの走査ユニットを反射式共焦点顕微鏡として動作可能とすると共に、一の走査ユニットから発した光で対象を走査し、透過した光をの走査ユニットにおける受光素子に入射させて、透過光による対象走査を行えるようにしたことを特徴とする透過共焦点顕微鏡。
  2. 前記2走査ユニットにおける回転多面体鏡のそれぞれには、その一部に両回転多面体鏡を同期合わせするための同期用マークが設けられ、該同期用マークを検出するためそれぞれの回転多面体鏡に対応し、第1の発光素子と第3の受光素子、及び第2の発光素子と第4の受光素子とからなるマーク検出手段が設けられ、前記同期制御回路は前記第3と第4の受光素子出力信号により前記2の回転多面体鏡を同期合わせすることを特徴とする請求項1に記載した透過式共焦点顕微鏡。
  3. 前記2の走査ユニットにけるそれぞれの回転多面体鏡に対面し、それぞれ走査ユニットの光源による走査開始点の検出用に第5と第6の受光素子からなる原点検出手段が設けられ、前記同期制御回路は前記第5と第6の受光素子出力信号により前記2の回転多面体鏡を同期合わせすることを特徴とする請求項1に記載した透過式共焦点顕微鏡。
  4. 前記2走査ユニットにおけるそれぞれのモータはそれぞれ別個のモータ駆動回路で駆動され、前記同期制御回路は、前記第3と第4の受光素子、または第5と第6の受光素子からの信号を受けて前記2の回転多面体鏡の同期を判定する一致判定回路と、該一致判定回路からの同期不一致の信号を受け、モータクロック発生器からのクロック信号を間引いて前記2のモータ駆動回路の一方に送るモータクロック間引き回路を備えていることを特徴とする請求項2または3に記載した透過式共焦点顕微鏡。
  5. 前記同期制御回路は、前記モータクロック間引き回路からの信号を受けてモータクロックを分周する分周回路と、積分回路で構成されて前記分周回路から出力されたクロック信号を分周した信号の位相を微調整するモータミラー面位相制御回路とを備えていることを特徴とする請求項に記載した透過式共焦点顕微鏡。
  6. 前記2の走査ユニットは、そのどちらかまたは両方に、前記光源とは波長の異なる1つ、または複数の光源を備えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載した透過式共焦点顕微鏡。
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