JP2006504095A - 複数の表面を測定するための2波長共焦点干渉計 - Google Patents

複数の表面を測定するための2波長共焦点干渉計 Download PDF

Info

Publication number
JP2006504095A
JP2006504095A JP2004546926A JP2004546926A JP2006504095A JP 2006504095 A JP2006504095 A JP 2006504095A JP 2004546926 A JP2004546926 A JP 2004546926A JP 2004546926 A JP2004546926 A JP 2004546926A JP 2006504095 A JP2006504095 A JP 2006504095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
beams
specimen
secondary test
interferometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2004546926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006504095A5 (ja
Inventor
ジェイ ダン,トーマス
ダブリュ クラウィエック,アンドリュー
ジェイ トロノローン,マーク
Original Assignee
コーニング トローペル コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーニング トローペル コーポレイション filed Critical コーニング トローペル コーポレイション
Publication of JP2006504095A publication Critical patent/JP2006504095A/ja
Publication of JP2006504095A5 publication Critical patent/JP2006504095A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02015Interferometers characterised by the beam path configuration
    • G01B9/02017Interferometers characterised by the beam path configuration with multiple interactions between the target object and light beams, e.g. beam reflections occurring from different locations
    • G01B9/02019Interferometers characterised by the beam path configuration with multiple interactions between the target object and light beams, e.g. beam reflections occurring from different locations contacting different points on same face of object
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02001Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties
    • G01B9/02007Two or more frequencies or sources used for interferometric measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02015Interferometers characterised by the beam path configuration
    • G01B9/02027Two or more interferometric channels or interferometers
    • G01B9/02028Two or more reference or object arms in one interferometer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02041Interferometers characterised by particular imaging or detection techniques
    • G01B9/02042Confocal imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02055Reduction or prevention of errors; Testing; Calibration
    • G01B9/02075Reduction or prevention of errors; Testing; Calibration of particular errors
    • G01B9/02078Caused by ambiguity
    • G01B9/02079Quadrature detection, i.e. detecting relatively phase-shifted signals
    • G01B9/02081Quadrature detection, i.e. detecting relatively phase-shifted signals simultaneous quadrature detection, e.g. by spatial phase shifting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

走査型干渉計は、測定値のダイナミックレンジを広げるための波長が異なる2つの干渉計モジュール、複数の表面を測定するための複式プローブ及び複式プローブで測定された表面を弁別するための共焦点光学システムを用いる。複式プローブ内で、小型光学系が試験ビームを異なる試験表面に垂直に集束される2つの二次試験ビームに分ける。いずれの二次試験ビームも異なる波長を含む。別の干渉計が試験表面の絶対測定値を得るために複式プローブの移動をモニタする。

Description

本発明の実施のために構成することができるような光プローブを用いる干渉測定システムは、局在化された表面の構造、幾何学的表面形態及び全体寸法の測定を提供する。本発明は特に、粗さが幾何学的形態に対する許容度に近づく、円柱表面、円錐表面及び平坦表面の測定並びに個々の測定または比較測定を必要とする複数の表面を有する試験片の測定のいずれにも、適用できる。
多くの精密に製作されたコンポーネントに対する許容度は従来の接触測定手法の能力を越え続けている。光学的測定手法、特に干渉機構を用いる光学的測定手法は精度がさらに一層高い測定を提供する。しかし、試験が行われる表面の粗さは従来の干渉計に用いられる波長(すなわち可視または近赤外範囲の波長)の1/2をこえることが多い。従来の干渉計では測定波長の1/2より大きい表面構造を明瞭に測定することができない。より長い波長を用いることはできるが、そのような長波長を得るためのレーザは、可視または近赤外範囲の波長を得るために入手可能なレーザほど一般的ではなく、より高価である。製作された、複数の表面を有するコンポーネントには、個々の表面形態(例えば真円度及び直線性)の測定及び表面間の関係(例えばふれ及び垂直性)の測定のいずれもが必要なことがある。よせ集めた機器による表面のそれぞれの個別の測定または異なる測定値間の再較正は時間がかかり、比較を困難にし得る。
従来の粗さ測定法では測定が困難な粗さを有する、試験片の複数の表面の個々の測定または比較測定を実施するための手段を提供する。
本発明の好ましい実施形態の1つまたはそれより多くにおける干渉計は複合光プローブを用いる複数の表面の測定を提供する。プローブから放射される二次試験ビームが複数の表面を個別に測定する。共焦点光学システムが表面間で測定値を弁別する。二次試験ビームのそれぞれは異なる干渉計からの2つの基本光波長を含むことができる。2つの干渉計は、組み合された場合、従来のレーザによる粗い表面の測定に対して測定値のダイナミックレンジを大きく広げる。
本発明にしたがう試験片の複数の表面の測定のための例示的な干渉計は、相異なるが最後には相互に結合される経路に沿って試験ビーム及び基準ビームを送る試験アーム及び基準アームを備える。試験アーム内のビームスプリッタが試験ビームを第1及び第2の二次試験ビームに分ける。試験アーム内の共焦点光学システムの集束光学系が第1及び第2の二次試験ビームを別々の焦点に集束させる。
二次試験ビームのそれぞれは試験片の異なる表面を垂直入射で測定するようにされていることが好ましい。そうすれば、二次試験ビームの主軸が、異なる方向に向けられ得る、二次試験ビーム入射試験表面に垂直に向けられる。プローブ内の指向性光学系が二次試験ビームをそれぞれが目的とされる方位にある焦点に向ける。試験片の2つより多くの表面を測定するために、追加の二次試験ビームを試験アーム内で試験ビームから分けることができ、それぞれは異なる試験表面に対して垂直入射で焦点に向けられる。
試験表面は個別に連続して測定されることが好ましい。アクチュエータが2つまたはそれより多くの測定位置の間で試験片に対してプローブを相対的に移動させる。好ましい実施形態において、アクチュエータは試験片の2つの表面を測定するために2つの位置の間で可動である。2つの位置の内の第1の位置において、第1の二次試験ビームの焦点は試験片の第1の表面上に合せられ、第2の二次試験ビームの焦点は試験表面の第1及び第2の表面のいずれからも外される。2つの位置の内の第2の位置において、第2の二次試験ビームの焦点は試験片の第2の表面上に合せられ、第1の二次試験ビームの焦点は試験片の第1及び第2の表面のいずれからも外される。同様に、第3のまたはそれ以降の測定位置において、追加の焦点は番号順に別の試験片表面上に合せられ、残りの焦点は全ての試験表面から外される。
検出システムが、プローブが第1の位置におかれたときに基準ビームと第1の二次試験ビームの間の干渉信号を検出し、プローブが第2のまたはそれ以降の位置におかれたときに基準ビームと第2のまたはそれ以降の二次試験ビームの間の干渉信号を検出する。検出システムは試験表面の内の1つの上に集束されていない光を検出から排除する共焦点光学システムとともに配置されることが好ましい。集束光学系の焦点の共役点に二次試験ビームを再集束させるために共焦点光学システムの撮像光学系を用いることができる。撮像光学系の焦点近くの大きさが限定されたアパーチャが、それを介して共焦点光学システムの末端にある検出器により光が実効的に集められる焦点深度を制限する。試験表面のいずれもが(例えばわずか10〜100μmだけ)焦点から外れていれば、反射光はわずかしか検出器に到達しない。アパーチャの大きさは、共焦点近くに絞りを配置するか、または同じ焦点近くに限定された寸法の検出器を配置することによって限定することができる。
平均粗さが近赤外範囲の波長の1/2に近づいている表面のような、粗い表面またはかなりの不連続性をもつ表面を測定するため、本発明は異なる基本光波長を有する2つのビームをつくるレーザ源を提供する。ビームスプリッタが、波長が異なるビームのそれぞれを試験ビーム及び基準ビームに分ける。別のビームスプリッタが、波長が異なる2つの試験ビームを結合して、2つの異なる波長を含む共通試験ビームにする。複数の二次試験ビームに分けられて2つの波長を含む二次試験ビームのそれぞれになるのは、この共通試験ビームである。
波長が異なる基準ビームのそれぞれは、2つの基準ビームが通過する光路長を制御するため、基準アームのそれぞれの基準遅延線に沿って伝搬することが好ましい。2つの基準遅延線は、干渉計の試験アームと基準アームの間で光路長を一致させるため、調節可能な光路長を有することが好ましい。試験アーム及び基準アームの光路長は試験アーム内に同様の路長調節機構を組み込むことによって一致させることもできる。
検出システムは、2対の試験ビームと基準ビームのそれぞれの間の干渉を個別に検出するために、第1及び第2の検出器アレイを有することが好ましい。第1及び第2のアレイのそれぞれの内の検出器は、試験ビームと基準ビームの第1及び第2の対のそれぞれの内の複数の位相シフト測定値を同時に検出するため、相対的に位相シフトされることが好ましい。同時位相シフト測定によって、それぞれの基本波長における試験ビームと基準ビームの間のより正確な位相差を識別することが可能になる。
正確ではあるが、2つの個々の波長の測定では、基本波長の1/2より大きな表面不連続性に対して曖昧な結果が生じる。しかし、本発明は、2つの異なる基本波長のいずれよりもかなり長い実効波長と等しくされた感度を有する集合干渉測定値をつくるため、第1及び第2の検出器アレイからの情報を結合するコントローラを提供する。集合測定値は、粗さが2つの基本波長の1/2を越える表面の測定に有用である。
アクチュエータは、試験片の2つの表面のそれぞれの上の複数の点を測定するためのプローブと試験片の間の相対運動システムの一部であることが好ましい。試験アーム及び基準アームのいずれもが、プローブとともに試験片に対して相対的に可動であることが好ましい。検出システムは、試験片に対する相対運動のため、試験アーム及び基準アーム並びにプローブとともに多軸ステージアッセンブリ上に搭載されることも好ましい。プローブと試験片の間の運動を相関させるため、基盤が試験片及び多軸ステージアッセンブリのいずれをも支持することが好ましい。多軸ステージアッセンブリと基盤の間の運動を変位測定干渉計が測定することが好ましい。変位測定干渉計からの情報は、相対運動システムのいかなる運動エラーも補償するため、または、絶対測定値を得るに必要な、残留する位相の曖昧さを分離するため、プローブを通してとられる干渉測定値と結合することができる。
走査型干渉計を用いて試験片の複数の表面を測定する本発明の好ましい方法は光ビームを試験ビームと基準ビームに分ける基本的な干渉計方式にしたがうが、さらに試験ビームを複数の二次試験ビームに分ける。複数の二次試験ビームは、試験片の異なる表面を個別に測定するため、異なる点に集束される。第1の試験片表面を測定するため、第1の二次試験ビームの焦点は試験片の第1の表面上に合せられ、第2のまたはそれ以降の二次試験ビームの焦点は試験片のそれぞれの測定表面から外される。第2のまたはそれ以降の試験片表面を測定するため、第2のまたはそれ以降の二次試験ビームの焦点は試験片の第2のまたはそれ以降の表面上に合せられ、第1のまたはその他の番号が前の二次試験ビームの焦点は試験片のそれぞれの測定表面から外される。プローブと試験片の間の相対運動が、(a)試験表面のそれぞれの上の複数の点を測定するために試験表面内で焦点を移動させるため及び(b)順次する測定位置の間で焦点を移動させるためのいずれにも用いられる。
それぞれの測定位置において、二次試験ビームは試験片の表面上の焦点から背面反射される。背面反射された二次試験ビームは基準ビームとともに検出器近くに再集束されることが好ましい。それぞれの二次試験ビームと基準ビームの間の干渉信号が、どの二次試験ビームが試験片の表面の内の1つに焦点が合せられているかにしたがって、個別に検出される。
再集束される二次試験ビーム光はそれぞれの焦点の共役点に再集束される。共役面の近くの制限アパーチャが試験片の表面の内の1つに集束されていない二次試験ビームからの光を排除する。再集束された光を検出するための検出器は制限アパーチャの背面に配置され、制限アパーチャを通過する光だけを集めるように構成されることが好ましい。あるいは、狭い活性領域をもつ検出器を、焦平面の前方または後方に集束される光を排除する同様の制限アパーチャとして機能するように、共役焦平面の近くに配置することができる。背面反射された試験ビームは、検出器から離れたところでの基準ビームとの再結合の前に、制限アパーチャを通して再集束させることもできる。
共焦点光学手法は1つの表面を別の表面から弁別するために用いることができるが、2波長干渉法は、粗い表面またはかなりの不連続性をもつ表面に適合させるため、測定のダイナミックレンジを広げるために用いられることが好ましい。異なる基本波長を有する2つのコヒーレント光ビームがそれぞれ試験ビーム及び基準ビームに分けられる。波長が異なる試験ビームは試験ビームを複数の二次試験ビームに分ける工程に先立って結合され、よって複数の二次試験ビームのそれぞれが2つの異なる基本波長を含む。
背面反射経路に沿い、2つの基本波長は、基本波長のそれぞれの試験ビーム部分と基準ビーム部分の間の光路差を同時に測定するため、再び分けられる。干渉機構により表される光路差は焦点が合っている、一方または他方の試験表面上の個々の点の重畳測定値を与える。試験表面内の焦点の相対運動(例えば走査)により、表面を表す情報の蓄積が可能になる。両方の基本波長から検出される干渉情報は結合されて、2つの基本波長のいずれよりもかなり長い実効波長の1/2まで広がる、かなり広い範囲にわたる明確な測定値を示すことができる。
さらに、結合された2つの波長での干渉測定値に残留する曖昧さは、試験片の表面上に二次試験ビームの焦点を合せるに必要な、既知の基準点からの移動量を測定することによって分解することができる。例えば、変位測定干渉計を、親試験片に対して較正することができ、プローブを測定位置に移動させるに必要な追加の移動を追うために用いることができる。プローブの位置を知り、プローブに対する試験表面の位置を知ることによって、試験表面の絶対測定を行うことができる。
図1に示される例示的な走査型干渉計システム10は、複数の内部表面を有する試験片14を測定するための複式プローブ12を備える。複式プローブ12は多軸ステージアッセンブリ16に取り付けられ、試験片14はロータリーチャック18に取り付けられる。基盤20が複式プローブ12と試験片14の間の相対運動を相関させるために多軸ステージアッセンブリ16及びロータリーチャック18のいずれをも支持する。
多軸ステージアッセンブリ16は、それぞれのモーターアクチュエータ22及び24によって駆動される、機械的直交ローラーベアリングステージ16'及び16''を介して、直交する2つの方向XおよびZに平行移動可能であることが好ましい。モーターアクチュエータ22及び24はいずれも、エンコーダが一体化された、ブラシレス−スロットレスDCモーターであることが好ましい。複式プローブ12は、マイクロコンピュータ28のプログラム可能な指令の下に、モーターアクチュエータ22及び24のための通常の制御エレクトロニクスにより、所望の運動プロファイルに沿って多軸ステージアッセンブリ16によって移動させられる。
ステージ移動は完全に平滑でも直線的でもないから、3軸変位測定干渉計30が運動を監視するために用いられる。ステージ運動の2つの直交する方向X及びYにおける平行運動並びに第3の直交方向に延びる軸の周りの回転運動を監視するための、変位測定干渉計30の3つの測定アーム32,33及び34が示される。2つの平行運動は測定アーム32及び33または34によって測定される。回転運動は測定アーム33と34の間の差分測定によって測定される。測定アーム32,33及び34は、低膨張ガラスでつくられるミラー36,37及び38によってステージアッセンブリ16に結合されることが好ましい。変位測定干渉計30のための光源は周波数安定化ヘリウム−ネオンレーザ(図示せず)であることが好ましい。変位測定干渉計30は、ステージ運動の変位誤差に加えて、直線性の誤差及び偏揺れを測定する。この誤差データはプローブプロファイル測定値からステージ運動誤差を取り除くために記録される。
プローブ12は、元の整合を維持しながらプローブ12の取外し及び再挿入または交換を可能にする、磁気予荷重がかけられたキネマティックブラケット13にとりつけられることが好ましい。試験片14を載せているロータリーチャック18は、高解像度エンコーダが一体化された、直結ブラシレスDCモーター42で動力が与えられる空気ベアリングスピンドル40上で回転可能な液圧締めチャックであることが好ましい。測定中に変位測定干渉計からのデータを含むデータ収集にクロックをかけるために、スピンドルエンコーダからの直交信号が用いられる。残留傾き及び中心外れ誤差はプローブ測定値のソフトウエア解析によって取り除くことができる。
プローブ12のための多軸ステージアッセンブリ16及び試験片14のためのロータリーチャック18のいずれをも支持する基盤20は花崗岩でつくられ、その上に多軸ステージアッセンブリ16が支持される上載台座(図示せず)を有することが好ましい。ロータリーチャック18は基盤20を貫通する穴に取り付けられる。基盤20の花崗岩構造は、外部振動源に対する不感性を高めるための空気圧絶縁フレーム(図示せず)によって支持されるクレードル(同じく図示せず)に一体化される。
2つの干渉計モジュール50及び52が多軸ステージアッセンブリ16に搭載される。2つの干渉計モジュール50及び52は、ほとんどコヒーレントな光の異なる基本波長に適合される必要があることを除いて、同じであることが好ましい。いずれの基本波長も近赤外範囲内にあることが好ましい。例えば、干渉計モジュール50は1550ナノメートル(nm)の波長λで動作させることができ、干渉計モジュール52は1310ナノメートル(nm)の波長λで動作させることができる。干渉計モジュール52及び52のいずれも、平滑な部品を独立に測定することができるが、合せて解析されると、より粗い表面をより広いダイナミックレンジで測定することができる、かなり長い実効波長λにおいて結合回折パターンがつくられる。実効波長λは、
Figure 2006504095
で与えられる。1310nm及び1550nmの基本波長を代入すると8460nm、すなわちほぼ8.5マイクロメートル(μm)の実効波長λが導かれる。2マイクロメートル(μm)程度の(5つの最高頂点と5つの最深底部を比較する)粗さRzをもつ表面は、ほぼ8.5マイクロメートル(μm)の実効波長λにおいて容易に測定することができる。
干渉計モジュール50だけを説明するが(図2参照)、示される特徴は、異なる基本波長λ及びλに適合していることだけが違い、干渉計モジュール50及び52のいずれにも共通である。例えば、干渉計モジュール50及び52はいずれも、コヒーレントな直線偏光源として、分布帰還(DFB)型固体レーザ54を有することが好ましい。放射される光ビーム56は、レンズアッセンブリ58によってコリメートされ、1/2波長板62を通る経路上の折返しミラー60により第1の偏光ビームスプリッタキューブ64に向けて反射される。光ビーム56の45°に直線偏光された部分は、第1の基準ビーム68として、ビームスプリッタキューブ64及び取り付けられている1/4波長板66を真っ直ぐに通過する。光ビーム56の残りの部分はビームスプリッタキューブ64で反射されて、干渉計モジュール50のシャッター付アパーチャ74を通過する、第1の試験ビーム72として、別の1/4波長板70を通過する。
基本波長だけが異なる第2の試験ビーム76が干渉計モジュール52から出てくる。3つの折返しミラー78,80及び82が2つの試験ビーム72及び76を合せて複式プローブ12への経路をとる結合試験ビーム86にする二色性ミラー84に向ける。
図3及び4に示されるように、複式プローブ12内において、結合ビームは、別のビームスプリッタキューブ90で2つの二次試験ビーム92及び94に分けられる前に、共焦点光学システムの集束光学系88によって再整形される。二次試験ビーム92及び94のそれぞれは基本波長λ及びλのいずれをも含む。複式プローブ12内に取り付けられた集束光学系88は2つの二次試験ビーム92及び94を異なる焦点96及び98に集束させる(プローブ12を複式プローブとするのはこの性質である)。焦点98に到達する前に、二次試験ビーム94は、二次試験ビーム94を二次試験ビーム92に対して角度をつけて向ける、プリズム100(指向性光学系)によって折り返される。2つの二次試験ビーム92及び94は、試験片14内の2つの回転体内部表面102及び104に垂直に向けられる。図3及び4の図示において、試験表面102は円筒の形状を有し、試験表面102は切頂円錐の形状を有する。
2つの試験表面102及び104は一度に1つずつ測定される。プログラマブル制御の下にある駆動モーターアクチュエータ22及び24を有する、相対運動システムが、試験表面102及び104の予想されるプロファイルを個別にトレースするために、複式プローブ12を直交方向X及びZに移動させる。駆動モーター42が、表面の3次元走査を与えるために、回転体内部(試験)表面102及び104の共通軸106の周りで試験片14を回転させる。特定の鈍角をなす角度で関係付けられて示されているが、2つの試験表面がなす角度は、試験表面の一方が円筒であり、他方が平坦である場合の直角を含む範囲内の、様々な相対角度とすることができる。
2つの試験表面102及び104を個別に測定するため、複式プローブ12は、
二次試験ビーム92の焦点96が試験表面102上に合せられ、二次試験ビーム94の焦点98が試験表面102及び104のいずれからも外される第1の位置(図3参照)と、
二次試験ビーム94の焦点98が試験表面104上に合せられ、二次試験ビーム92の焦点96が試験表面102及び104のいずれからも外される第2の位置(図4参照)との間で可動である。
上記2つの位置のそれぞれの間で複式プローブ12は相対的に平行移動され、試験片14は試験表面102及び104の一方または他方の上のある範囲の点を走査するために相対的に回転させられる。
測定の過程で、試験表面102または104から背面反射された光は複式プローブ12に再び入り、2つの干渉計モジュール50及び52への戻り経路をとる。2つの試験ビーム72及び76,結合試験ビーム86並びに2つの二次試験ビーム92及び94の全経路は、本発明の走査型干渉計10の試験アーム内で、干渉計モジュール50及び52の対応するビームスプリッタキューブ64(1つだけを図示)と2つの焦点96及び98の間にある。試験ビーム72及び76のいずれもの例として、試験ビーム72はビームスプリッタキューブ64に入る前に1/4波長板70に再び当たる。1/4波長板70に2回当たることには、戻り試験ビーム72がビームスプリッタキューブ64によって反射されずにビームスプリッタキューブ64を通過するように、偏光を回転させる効果がある。
干渉計モジュール50及び52のそれぞれは作動基準アームを有する。ビームスプリッタキューブ64から出てくる基準ビーム68は折返しミラー108で反射され、複反射プリズム112及び基準ビームのビームスプリッタキューブ64への戻り経路上への背面反射を提供する基準モジュール114も備える、基準遅延線110に沿う。複反射プリズム112は、基準アームの光路長を試験アームの光路長と一致させるため、光軸に沿って相対方向Aに調節可能である。基準モジュール114は、光軸を囲む光線範囲で光が受ける効果を試験アームと基準アームの間で一致させるため、複式プローブ12の光学系をシミュレートする。
試験アーム及び基準アームの光路長は、公称上は、試験アームに路長調節を行うことによっても一致させることができる。例えば、干渉計モジュール50及び52は、第1及び第2の試験ビーム72及び76が通過する物理的路長を変えるため、多軸ステージアッセンブリ16上で干渉計モジュール50及び52の位置を折返しミラー78及び82に対して調節することができる。
戻り基準ビームは1/4波長板66に再び当たり、ビームスプリッタキューブ64を通過せずに、ビームスプリッタキューブ64から反射されて、試験ビーム72と合せられる。試験ビームと基準ビームの結合ビーム118は、ビームスプリッタキューブ64から別の1/2波長板120を通って、45°直線偏光として出てくる。不要な波長を除去する干渉フィルタ122及び迷光を除去するアパーチャ絞り124が試験ビームと基準ビームの結合ビーム118の雑音を低減する。
3つのビームスプリッタキューブ130,132及び134のクラスターと組み合された共焦点光学システムの撮像光学系126が、それぞれの間で位相シフトが90°ずつ大きくなる4つの検出器136,138,140及び142上に試験ビームと基準ビームの結合ビーム118の像をつくる。撮像光学系126のそれぞれの焦点は二次試験ビーム92及び94の焦点96及び98の共役点であることが好ましく、4つの検出器136,138,140及び142と一致することが好ましい。4つの検出器136,138,140及び142のそれぞれは、撮像光学系126の焦点にある大きさが限定されたアパーチャを通して光を受け取る。同時に、集束光学系88及び撮像光学系126は、焦点の共役点に近づかない光を排除する、共焦点光学システムの両端として機能する。
焦点深度が異なる(例えば10〜100μmの焦点深度)の光を排除するため、検出器136,138,140及び142はいずれも大きさが限定されたアパーチャ絞りとともに配置することができ、あるいは検出器136,138,140及び142自体を限定された大きさ(例えば10〜100μm)とすることができる。二次試験ビーム92または94の焦点96または98の1つだけが2つの測定位置のそれぞれにおいて試験片14の試験表面102または104の1つの上にあるから、撮像光学系126により、2つの測定位置のそれぞれにおいて2つの二次試験ビーム92または94の1つだけからの光の検出が可能になる。すなわち、試験片14の2つの試験表面102及び104のそれぞれを複式プローブ12によって個別に測定することができる。
あるいは、試験ビーム72または76の一方または他方を基準ビームとは独立に再集束させるため、撮像光学系126をビームスプリッタキューブ64より前に配置することができよう。試験表面102または104の1つの上の焦点96または98の1つから背面反射された光ではない光のさらなる伝搬を排除するため、絞りのような、制限アパーチャが撮像光学系126の共役点近くに配置されることが好ましい。
クラスター化されたビームスプリッタキューブ130,132及び134は、4つの検出器136,138,140及び142の間の90°位相シフトを支援するため、位相板146及び148によって隔てられる。試験片14の増分回転にタイミングを合せられたデータ収集システムが、試験表面102または104の一方または他方の上の個々の点における即時測定値を生成するため、2つの干渉計モジュール50及び52のそれぞれの4つの検出器136,138,140及び142の全てからのデータを、3軸変位測定干渉計からのデータとともに、同時に収集する。位相シフトされたデータにより、試験ビームと基準ビームの結合ビーム間の位相差のさらに一層精確な識別が可能になり、変位データは、試験表面102及び104の測定されたプロファイルに沿い、データ点を改善された正確度と結びつける。2つの干渉計モジュール50及び52からの位相データは、そうでなければ曖昧な結果をもたらすであろう粗さまたはその他の表面不連続性を有する試験表面に適合させるためのより広いダイナミックレンジをもつ測定値を得るために、結合することができる。
干渉計モジュール50及び52はいずれも試験表面102及び104のいずれかの上の同じ点を同時に測定する。したがって、2つの干渉計モジュールの波長λ及びλより長い実効波長λにおける測定値を得るために、位相情報を直接に結合することができる。より長い実効波長λによって、2つの干渉計モジュール50及び52からの位相情報を、より広い表面変化範囲にわたり明確に分解することが可能になる。
図示されるプローブ12は結合試験ビーム86を2つの二次試験ビーム92及び94に分けるが、試験片14の円筒表面102,切頂円錐表面104及び平坦表面103のような、試験片の3つまたはそれより多くの表面を同様に測定するため、結合試験ビームを3つまたはそれより多くの二次試験ビームに分けるための別の指向性光学系を有するように構成することができよう。多軸ステージアッセンブリ16上に2つの干渉計モジュール50及び52を搭載する代わりに、干渉計モジュール50及び52をステージアッセンブリ16とは独立に取り付け、単一モード光ファイバのような、可撓性光結線によって複式プローブ12に接続することができよう。
本発明の新規な方法は、異なる基本波長を有する実質的にコヒーレントな光の2つのビーム(例えばビーム56)をつくることによって実施されることが好ましい。2つの基本波長は、適するレーザ源が遠距離通信分野用として容易に入手可能である、近赤外範囲にあることが好ましい。波長が短くなるほどスペックルパターンが生じ易くなり、一般に、波長が長くなるほどより高価なレーザ源が必要となる。
波長の異なるビーム56のいずれもが試験ビーム72及び76並びに基準ビーム68に分けられる。2つの試験ビーム72と76は結合され、後に、それぞれがいずれの基本波長も含む、第1及び第2の二次試験ビーム92及び94に分けられる。試験片14の2つの異なる表面102及び104を個別に測定するため、共通の集束光学系88が第1及び第2の二次試験ビーム92及び94を異なる焦点96及び98に集束させる。
図3に示されるように、第1の二次試験ビーム92の焦点96は試験片14の表面102上に合せられ、第2の二次試験ビームの焦点98は試験表面102及び104のいずれからも外される。試験表面102上への焦点96の正確な位置決めは、2つの干渉計モジュール50または52のいずれかの内部で変調(コントラスト)または強度を位置の関数としてモニタし、最大変調または最高強度の位置を選ぶことによって達成できる。集束光学系88及び撮像光学系126が、試験表面102または104の1つから離れる焦点96または98のいずれに対しても、変調及び強度のいずれをも急速に減衰させる。
第1の二次試験ビーム92の焦点96が試験表面102内で移動させられ、その間に、検出器136,138,140及び142を有するデータ収集システムが試験表面に関する高さ情報を一点毎に収集する。焦点96が試験表面102の所望の回転プロファイルに沿って平行移動させられている間、試験片14の回転にデータ収集のタイミングが合せられることが好ましい。直径が3.5ミリメートル(mm)の内部表面を測定するための代表的な速度は、1回転当りの平行移動が4〜50μmの場合に毎分600回転である。データ点は一般にほぼ200〜1000×1024のアレイで収集され、ここで、行は平行移動の増分に対応し、列は回転の増分に対応する。もちろん、より多くのまたはより少ない点を上記のまたは別の速度で収集することができる。
図4に示されるように、試験表面104上に第2の二次試験ビーム94の焦点98を合わせ、第1の二次試験ビーム92の焦点96は試験表面102及び104のいずれからも外すことにより、他方の試験表面104が測定される。焦点98を試験表面104上に合せるために同様のモニタ手法を用いることができ、対応するデータアレイを収集するために試験表面104内で焦点98を走査するため、同様の相対運動(例えば回転及び平行移動)の組合せを用いることができる。
2つの測定位置のそれぞれにおいて、試験表面102または104の1つから背面反射された光は基準ビーム68とともに検出器136,138,140及び142上に再集束される。基準ビーム68と第1及び第2の二次試験ビーム92及び94との間の干渉信号(すなわち位相差)が、二次試験ビーム92または94のどちらの焦点が試験表面102または104の1つの上に合せられているかにしたがって、個別に検出される。基準ビーム68の光路長は、温度の変化またはレーザ波長の揺らぎにより生じる位相変動を除去するため、試験アームと基準アームの間で光路長が公称上等しくなるように調節可能であることが好ましい。試験アーム及び基準アームの光路長は試験アームに同様の調節を行うことによって公称上一致させることもできる。
再集束は、試験表面102または104の1つの上に焦点が合せられていない二次試験ビーム92または94からの光を検出から排除するための、再集束光のアパーチャ寸法の制限を含む。それ自体のアパーチャ寸法を制限することができる検出器136,138,140及び142を、2つの二次試験ビーム92及び94の焦点96及び98の共役点に配置することが好ましい。
検出器136,138,140及び142は、それぞれが2つの基本波長の内の1つの干渉特性を測定するための、2つのグループに構成されることが好ましい。それぞれのグループ内の検出器は、異なる基本波長を有する、試験ビームと基準ビームのいずれの対の間の位相シフト干渉信号も同時に検出するために位相的に隔てられる。4つの検出器136,138,140及び142は、それぞれのグループの中で90°の増分で位相シフトされることが好ましい。位相情報の弁別により低いかまたはより高い正確度を与えるために、3つしかないかまたは4つより多い検出器を用いることができる。
検出器136,138,140及び142の2つのグループのそれぞれからの位相情報は、基本波長λ及びλの1/2に相当する限定された範囲にわたる、試験表面102または104の変化に関する正確な情報を提供する。しかし、検出器136,138,140及び142の2つのグループからの同時位相情報は、より長い実効波長λの1/2まで位相の曖昧さを分解する付加的位相情報を得るために結合することができる。
2つの二次試験ビーム92または94の一方または他方からの位相変化に関する情報の収集に加えて、焦点96及び98と試験片14の間の相対運動に関する情報も収集される。二次試験ビーム92または94からの情報と同時に収集される付加情報は所望の相対運動経路からの偏差を含む。二次試験ビーム92または94の位相変化と組み合された相対運動偏差から、所望の相対運動経路からの試験表面変化の正確な測定値が得られる。
上記の測定値にマイクロプロセッサ28により、粗さ、ふれ、同心性及び傾きを含む、形状及び寸法のいずれの測定値も引き出すために、通常のデータ解析を適用することができる。中心ずれ及び傾きのような、試験片14の取り付け及び回転に関係する誤差は、通常の解析手法によって取り除くことができる。ふれ、同心性及び垂直性のような、2つの表面102と104の間の相互関係測定を行うこともできる。通常のインターフェースを提供するため、ワークステーション44,プリンタまたはCRTのような出力デバイス46及びハードディスクまたは光ディスクのような記憶装置48がマイクロプロセッサ28に接続される。
プローブプロファイル測定値からのステージ運動誤差の除去に加えて、試験片14の絶対測定値を得るために、結合された2つの干渉計モジュール50及び52の測定値の実効波長λにおいて位相の曖昧さを2πを法として分解するためにも、変位測定干渉計30を用いることができる。変位測定干渉計30は寸法が既知の親試験片に対して較正することができ、寸法(例えば直径)が既知の親試験片の表面から試験表面102または104の内の1つの上の位置に焦点96または98を移動させるに必要な追加の相対運動を測定することができる。親試験片の既知の寸法を測定点へのプローブ12の追加の相対運動と組み合せれば、結合された2つの干渉計モジュール50及び52の測定値の実効波長λにおける位相の曖昧さを2πを法として分解するに十分な正確度の範囲内で試験片14の絶対測定値が得られる。
先に説明したように、プローブ12は、プローブ12を通してなされる干渉測定の共焦点性を利用することにより、精確な測定位置に移動させられる。干渉信号の変調(コントラスト)及びプローブ12から検出器136,138,140及び142に戻る光の強度はいずれも、焦点96または98のいずれかが試験表面102または104の1つから離れるとともに急速に減衰する。多軸ステージアッセンブリ16は、最高の変調または強度が検出される測定位置にプローブ12の位置を定めるために調節することができ、変位測定干渉計30が、より精確な干渉測定がそこからなされる、上記の測定位置の絶対位置を追う。
試験表面102及び104の精確な絶対測定は段階的になされ得る。較正された変位測定干渉計30から収集された情報が、結合された2つの干渉計モジュール50及び52の測定値の実効波長λにおける位相の曖昧さを2πを法として分解し、実効波長λにおける結合された2つの干渉計モジュール50及び52の測定値から収集された情報が、2つの干渉計モジュール50及び52の基本波長λまたはλのいずれかまたは両者における位相の曖昧さを2杯を法として分解する。基本波長λまたはλの大きさの範囲内で、絶対測定値の精度をさらにこえる精度で干渉信号の位相を正確に識別するために、複数の検出器136,138,140及び142による位相シフト測定値の同時検出に基づく手法のような、通常の位相シフト手法を用いることができる。
多軸ステージアッセンブリ上に搭載された2つの干渉計モジュール50及び52が示されているが、2つのモジュール50及び52を多軸ステージアッセンブリ16とは独立に取り付けて、可撓性が高い光結線によりプローブ12に接続することもできる。例えば、2つのモジュール50及び52は光ファイバによりプローブ12に接続することができよう。
環境調節のため、2つの個別の筐体(いずれも図示せず)が用いられる。制御エレクトロニクスが筐体の1つに収められ、プローブ12からロータリーチャック18までの光学及び電気機械コンポーネントが別の筐体に収められる。環境制御システム(図示せず)は、固体熱電気冷却器及び加熱器、ブロワーアッセンブリ並びに筐体全体にわたって配置される制御及び監視エレクトロニクスを備えることができる。光及び電気機械コンポーネントの筐体内の温度は0.25℃の範囲内で維持されることが好ましい。
本発明にしたがう例示的な走査型干渉計システムの略図である 測定範囲を広げるために走査型干渉計内で結合される2つの異なる波長の干渉計の内の1つのレイアウトを示す別の略図である 2つの二次試験ビームの内の、試験片の2つの内部表面の内の一方に垂直入射で集束される第1のビームを送るための、第1の位置にあるプローブの大きく拡大された断面図である 2つの二次試験ビームの内の、試験片の2つの内部表面の内の他方に垂直入射で集束される第2のビームを送るための、第2の位置にある同じプローブの大きく拡大された断面図である
符号の説明
10 走査型干渉計システム
12 複式プローブ
13 キネマティックバスケット
14 試験片
16 多軸ステージアッセンブリ
16',16'' ローラーベアリング
18 ロータリーチャック
20 基盤
22,24 モーターアクチュエータ
26 制御エレクトロニクス
28 マイクロコンピュータ
30 3軸変位干渉計
32,33,34 測定アーム
36,37,38 ミラー
40 空気ベアリングスピンドル
42 ブラシレスDCモーター
44 ワークステーション
46 出力デバイス
48 記憶装置
50,52 干渉計モジュール
72,76 測定ビーム
78,80,82 折返しミラー
84 二色性ミラー
86 結合試験ビーム

Claims (15)

  1. 試験片の第1及び第2の表面を順次に測定するための走査型干渉計において、
    試験光ビーム及び基準光ビームを送る試験アーム及び基準アーム、
    前記試験ビームを第1及び第2の二次試験ビームに分ける、前記試験アーム内のビームスプリッタ、
    前記第1及び第2の二次試験ビームを異なる集束点に集束させる、前記試験アーム内の集束光学系、
    前記第1及び第2の二次試験ビームを前記異なる集束点に送る、前記試験アーム内の複合プローブ、
    前記第1の二次試験ビームの前記集束点の位置が前記試験片の前記第1の表面上に定められ、
    前記第2の二次試験ビームの前記集束点の位置が前記試験片の前記第1及び第2の表面のいずれからも外される、
    第1の位置と、
    前記第2の二次試験ビームの前記集束点の位置が前記試験片の前記第2の表面上に定められ、
    前記第1の二次試験ビームの前記集束点の位置が前記試験片の前記第1及び第2の表面のいずれからも外される、
    第2の位置との間で前記試験片に対して前記プローブを相対移動させるアクチュエータ、及び
    前記プローブが前記第1の位置におかれたときに前記基準ビームと前記第1の二次試験ビームの間の干渉信号を検出し、前記プローブが前記第2の位置におかれたときに前記基準ビームと前記第2の二次試験ビームの間の干渉信号を検出する検出システム、
    を備えることを特徴とする干渉計。
  2. 前記集束光学系が前記試験片の前記表面の内の1つに集束されない光を検出から排除する共焦点光学システムの一部であり、前記集束光学系の焦点の共役点に前記第1及び第2の二次試験ビームを集束させる撮像光学系を有することを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
  3. 前記検出システムが前記撮像光学系の焦点にある制限アパーチャを通る光を受け取る検出器を有することを特徴とする請求項2に記載の干渉計。
  4. 異なる第1及び第2の基本波長を有する2つのビームをつくるレーザ源をさらに備え、前記ビームスプリッタが複数のビームスプリッタの内の第1のビームスプリッタであり、前記複数のビームスプリッタの内の第2のビームスプリッタが前記第1の波長の光ビームを第1の試験ビーム及び基準ビームの対に分け、前記複数のビームスプリッタの内の第3のビームスプリッタが前記第2の波長の光ビームを第2の試験ビーム及び基準ビームの対に分け、前記複数のビームスプリッタの内の第4のビームスプリッタが、前記第1及び第2の二次試験ビームのそれぞれがいずれの基本波長も含むように、前記第1及び第2の試験ビーム及び基準ビームの対からの前記波長が異なる試験ビームを結合して共通試験ビームにすることを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
  5. 前記第1及び第2の試験ビーム及び基準ビームの対が通過する光路長を公称上等しくするための、前記試験アーム及び前記基準アームの内の1つの中に第1及び第2の基準遅延線をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の干渉計。
  6. 前記検出システムが、前記第1及び第2の試験ビーム及び基準ビームの対のそれぞれの間の干渉を個別に検出する第1及び第2の検出器アレイを有し、前記第1及び第2のアレイの検出器が前記第1及び第2の試験ビーム及び基準ビームの対のそれぞれの内の複数の位相シフト測定値を同時に検出するために相対的に位相シフトされていることを特徴とする請求項4に記載の干渉計。
  7. 前記アクチュエータが前記試験片の前記第1及び第2の表面のそれぞれの上の複数の位置を測定するための前記プローブと前記試験片の間の相対運動システムの一部であることを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
  8. 走査型干渉計によって試験片の複数の表面を測定する方法において、
    光ビームを試験ビーム及び基準ビームに分ける工程、
    前記試験ビームをさらに第1及び第2の二次試験ビームに分ける工程、
    前記試験片の第1及び第2の表面を個別に測定するために前記第1及び第2の二次試験ビームを異なる集束点に集束させる工程、
    前記第1の二次試験ビームの前記集束点の位置を前記試験片の前記第1の表面上に定め、前記第2の二次試験ビームの前記集束点の位置を前記試験片の前記第1及び第2の表面のいずれからも外す工程、
    前記第1の二次試験ビームの前記集束点を前記試験片の前記第1の表面内で相対移動させる工程、
    前記第2の二次試験ビームの前記集束点の位置を前記試験片の前記第2の表面上に定め、前記第1の二次試験ビームの前記集束点の位置を前記試験片の前記第1及び第2の表面のいずれからも外す工程、
    前記第2の二次試験ビームの前記集束点を前記試験片の前記第2の表面内で相対移動させる工程、
    前記第1及び第2の二次試験ビームを前記試験片の前記表面上の前記集束点のそれぞれから背面反射させる工程、
    前記背面反射された第1及び第2の二次試験ビームを前記基準ビームとともに検出器の近くに向ける工程、及び
    前記第1及び第2の二次試験ビームのいずれの集束点の位置が前記試験片の前記第1及び第2の表面の内の1つの上に合せられているかにしたがって前記基準ビームと前記第1及び第2の二次試験ビームの間の干渉信号を個別に検出する工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  9. 前記向ける工程が前記背面反射された第1及び第2の二次試験ビームを前記検出器への途中で再集束させる工程を含み、前記個別に検出する工程が前記試験片の前記第1及び第2の表面の内の1つの上に集束されない前記二次試験ビームからの光を排除するために前記再集束された光のアパーチャ寸法を制限する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記再集束させる工程が前記第1及び第2の二次試験ビームをそれぞれの焦点の共役点に再集束させる工程を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 異なる基本波長を有する2つのコヒーレント光のビームをつくる工程をさらに含み、前記分ける工程が前記異なる波長のビームのそれぞれを試験ビーム及び基準ビームに分ける工程を含み、
    前記試験ビームを第1及び第2の二次試験ビームに分ける前記工程に先立ち、前記第1及び第2の二次試験ビームのそれぞれが前記2つの異なる波長を含むように、前記異なる波長の試験ビームを結合する工程をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記個別に検出する工程が前記基本波長のそれぞれの前記試験ビーム部分と前記基準ビーム部分の間の前記干渉信号を個別に、ただし同時に、検出する工程を含み、前記基本波長のそれぞれについて検出された前記干渉信号を結合してコヒーレント光の前記2つの異なる基本波長のいずれよりも長い波長の感度と等価な表面変化に対する感度を有する干渉信号をつくる工程をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記基準ビームと前記第1の二次試験ビームの間の前記干渉信号の位相の曖昧さを2πを法として分解するため、前記試験片の前記第1の表面上の前記第1の二次試験ビームの前記集束点の位置を定めるに必要な移動量を別の干渉計により既知の基準点から測定する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 走査型共焦点干渉計によって絶対測定を行う方法において、
    光ビームを試験ビーム及び基準ビームに分ける工程、
    前記試験ビームを集束点に集束させる工程、
    試験片の表面に対して前記集束点を調節する工程、
    前記試験片の前記表面から前記試験ビームを背面反射させる工程、
    焦点の共役点の近くの制限アパーチャを通して前記背面反射された試験ビームを再集束させる工程、
    干渉信号をつくるために前記背面反射された試験ビームを前記基準ビームと結合する工程、
    前記干渉信号の前記試験ビームの成分の変動をモニタする工程、
    前記干渉信号の前記モニタされた変動に基づいて前記試験片の前記表面上の前記集束点がある位置を決定する工程、
    前記試験片の前記表面上の前記集束点がある前記位置への既知の基準点に対する前記集束点の相対移動量を個別に測定する工程、及び
    前記試験片の前記表面の絶対測定を行うために前記既知の基準点に対する前記集束点の前記測定された相対移動量に基づいて前記干渉信号の位相の曖昧さを分解する工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. 異なる基本波長を有する2つのコヒーレント光のビームをつくる工程をさらに含み、前記分ける工程が前記異なる波長のビームのそれぞれを前記試験ビーム及び前記基準ビームに分ける工程を含み、
    前記基本波長のそれぞれの前記試験ビーム部分と前記基準ビーム部分の間の前記干渉信号を検出する工程、及び
    それぞれの基本波長について検出された前記干渉信号を結合してコヒーレント光の前記2つの異なる基本波長のいずれよりも長い波長の感度と等価な表面変化に対する感度を有する干渉信号をつくる工程、
    をさらに含み、
    前記干渉信号の位相の曖昧さを分解する工程がコヒーレント光の前記2つの異なる基本波長のいずれよりも長い波長の感度と等価な表面変化に対する感度を有する前記干渉信号の位相の曖昧さを分解する工程を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
JP2004546926A 2002-10-22 2003-10-21 複数の表面を測定するための2波長共焦点干渉計 Ceased JP2006504095A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/277,798 US6781699B2 (en) 2002-10-22 2002-10-22 Two-wavelength confocal interferometer for measuring multiple surfaces
PCT/US2003/033228 WO2004038322A2 (en) 2002-10-22 2003-10-21 Two-wavelength confocal interferometer for measuring multiple surfaces

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006504095A true JP2006504095A (ja) 2006-02-02
JP2006504095A5 JP2006504095A5 (ja) 2010-03-04

Family

ID=32093359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004546926A Ceased JP2006504095A (ja) 2002-10-22 2003-10-21 複数の表面を測定するための2波長共焦点干渉計

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6781699B2 (ja)
EP (1) EP1556666A2 (ja)
JP (1) JP2006504095A (ja)
KR (1) KR20050056256A (ja)
AU (1) AU2003301582A1 (ja)
WO (1) WO2004038322A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117795A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Arc Harima Kk 表面性状測定方法および表面性状測定装置
CN105806255A (zh) * 2016-04-19 2016-07-27 哈尔滨工业大学 一种用于共焦显微系统的α-β扫描方法
JP2017058261A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 物体の幾何学的特徴を測定するシステム及び方法

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7075660B2 (en) * 2003-11-18 2006-07-11 Corning Incorporated Multi-beam probe with adjustable beam angle
JP4522137B2 (ja) * 2004-05-07 2010-08-11 キヤノン株式会社 光学系の調整方法
DE102004045808A1 (de) * 2004-09-22 2006-04-06 Robert Bosch Gmbh Optische Messvorrichtung zur Vermessung von mehreren Flächen eines Messobjektes
WO2007060873A1 (ja) * 2005-11-24 2007-05-31 Kirin Techno-System Corporation 表面検査装置
DE102005059550A1 (de) * 2005-12-13 2007-06-14 Siemens Ag Optische Messvorrichtung zum Vermessen eines Hohlraums
EP1969306A2 (en) * 2006-01-06 2008-09-17 Phonak AG Method and system for reconstructing the three-dimensional shape of the surface of at least a portion of an ear canal and/or of a concha
CA2597891A1 (en) * 2007-08-20 2009-02-20 Marc Miousset Multi-beam optical probe and system for dimensional measurement
US7808617B2 (en) * 2007-09-17 2010-10-05 Quality Vision International, Inc. Dual resolution, dual range sensor system and method
US7791731B2 (en) * 2007-12-18 2010-09-07 Quality Vision International, Inc. Partial coherence interferometer with measurement ambiguity resolution
DE102008012461B4 (de) * 2008-03-04 2013-08-01 Minebea Co., Ltd. Vorrichtung zur optischen Abtastung der Innenfläche einer Bohrung
DE102008033942B3 (de) * 2008-07-18 2010-04-08 Luphos Gmbh Faseroptisches Mehrwellenlängeninterferometer (MWLI) zur absoluten Vermessung von Abständen und Topologien von Oberflächen in großem Arbeitsabstand
DE202008017935U1 (de) 2008-10-07 2010-12-30 Fionec Gmbh Optische Sonde (II)
DE102008050258A1 (de) 2008-10-07 2010-04-08 Fionec Gmbh Optische Sonde (I)
JP5690827B2 (ja) * 2009-09-18 2015-03-25 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 光学表面の形状を測定する方法及び干渉測定デバイス
US8593644B2 (en) * 2010-12-13 2013-11-26 Southwest Research Institute White light optical profilometer for measuring complex surfaces
US10234400B2 (en) 2012-10-15 2019-03-19 Seagate Technology Llc Feature detection with light transmitting medium
KR102048793B1 (ko) 2013-02-12 2019-11-26 지고 코포레이션 표면 컬러를 이용한 표면 토포그래피 간섭측정계
CN105509639B (zh) * 2014-09-24 2019-01-01 通用电气公司 用来测量几何特征的测量系统和测量方法
US9929103B2 (en) * 2015-01-29 2018-03-27 Toshiba Memory Corporation Misalignment checking device and manufacturing method of semiconductor device
CN104990499B (zh) * 2015-07-02 2017-07-04 哈尔滨工业大学 基于共轭焦点跟踪探测技术的探针传感装置
DE102017114023A1 (de) * 2017-06-23 2018-12-27 SmarAct Holding GmbH Verfahren und Detektor zur mit Interferometrie korrelierten Bildaufnahme
CN108132026B (zh) * 2018-01-24 2024-02-27 赵智亮 半导体中红外可见光双波长透射式干涉测试装置
WO2020167301A1 (en) * 2019-02-13 2020-08-20 Halliburton Energy Services, Inc. Acoustic telemetry system
US11347039B2 (en) * 2019-05-22 2022-05-31 The Boeing Company Optical imaging and scanning of holes

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4416493A1 (de) 1994-05-10 1995-11-16 Bosch Gmbh Robert Oberflächenprüfvorrichtung
DE19536143A1 (de) 1995-09-28 1997-04-03 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zum optischen Messen physikalischer Größen mittels eines Heterodyn-Interferometers
US5777736A (en) * 1996-07-19 1998-07-07 Science Applications International Corporation High etendue imaging fourier transform spectrometer
DE19650703A1 (de) 1996-12-06 1998-06-10 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum interferometrischen Messen von Positionen, Positionsänderungen und daraus abgeleiteter physikalischer Größen
US5777738A (en) 1997-03-17 1998-07-07 Tropel Corporation Interferometric measurement of absolute dimensions of cylindrical surfaces at grazing incidence
DE19714202A1 (de) * 1997-04-07 1998-10-15 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zum optischen Prüfen von Oberflächen
WO2001027558A1 (de) 1999-10-09 2001-04-19 Robert Bosch Gmbh Interferometrische messvorrichtung zur formvermessung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117795A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Arc Harima Kk 表面性状測定方法および表面性状測定装置
JP2017058261A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 物体の幾何学的特徴を測定するシステム及び方法
CN105806255A (zh) * 2016-04-19 2016-07-27 哈尔滨工业大学 一种用于共焦显微系统的α-β扫描方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004038322A2 (en) 2004-05-06
AU2003301582A8 (en) 2004-05-13
US6781699B2 (en) 2004-08-24
US20040075842A1 (en) 2004-04-22
WO2004038322A3 (en) 2004-09-30
KR20050056256A (ko) 2005-06-14
AU2003301582A1 (en) 2004-05-13
EP1556666A2 (en) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006504095A (ja) 複数の表面を測定するための2波長共焦点干渉計
JP2006504095A5 (ja)
US20120050723A1 (en) Method for operating a dual beam chromatic point sensor system for simultaneously measuring two surface regions
JP6247752B2 (ja) 距離差を取得するための光学測定装置および光学測定方法
JP4559636B2 (ja) イメージングシステムにおける高速縦方向走査方法および装置
EP2163906B1 (en) Method of detecting a movement of a measuring probe and measuring instrument
US7821647B2 (en) Apparatus and method for measuring surface topography of an object
EP0379226A2 (en) Ranging apparatus
JP3501605B2 (ja) 干渉計及び形状測定装置
US20130308139A1 (en) Method and device for measuring surfaces in a highly precise manner
JP3604944B2 (ja) 3次元形状測定機およびその測定方法
WO2013093633A2 (en) Enhancements to integrated optical assembly
TWI502170B (zh) 光學量測系統及以此系統量測線性位移、轉動角度、滾動角度之方法
JP3501639B2 (ja) 3次元形状測定装置
JP3354675B2 (ja) 円周面形状測定方法
US20040263840A1 (en) Calibration of reconfigurable inspection machine
US7075660B2 (en) Multi-beam probe with adjustable beam angle
JP2022145717A (ja) 多軸レーザ干渉測長器、及び、変位検出方法
JP2002054987A (ja) 3次元レーザドップラ振動計
Li et al. Laser scanning system testing—Errors and improvements
BRPI0501900B1 (pt) Sistema de calibração para avaliar os erros de rotação de eixos - árvore de máquinas e de equipamentos através de um laser interferométrico
JP2004279075A (ja) レンズの偏芯測定方法及び測定装置
CN114001646B (zh) 三波长线差分共焦显微探测方法与装置
CN109341605B (zh) 一种基于激光外差干涉技术的复合测头
Li et al. Error analysis and improvements for using parallel-shift method to test a galvanometer-based laser scanning system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090924

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091001

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20091224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20100727