JP5424954B2 - 導波管スロットアレーアンテナ - Google Patents

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Description

この発明は、例えばレーダ装置等に適用される導波管スロットアレーアンテナに関する。
従来から、レーダ装置等に適用される一般的な導波管スロットアレーアンテナとして、図15に示すような定在波励振型の導波管スロットアレーアンテナが知られている。図15において、この導波管スロットアレーアンテナは、個々の導波管スロットアレーアンテナ51をサブアレーとして、サブアレーが縦横に4つ配列されて構成されている。
なお、サブアレーとしての導波管スロットアレーアンテナ51も、サブアレーが複数配列されて構成された図15の導波管スロットアレーアンテナも、ともに導波管スロットアレーアンテナと称される。そこで、以下の説明では、符号を付した導波管スロットアレーアンテナをサブアレーとしての導波管スロットアレーアンテナとし、符号を付さない導波管スロットアレーアンテナをサブアレーが複数配列されて構成された導波管スロットアレーアンテナとする。
各導波管スロットアレーアンテナ51は、それぞれ導波管52と、導波管52の1つの壁面に設けられた複数の放射スロット53と、導波管52内に固定されて電力を供給する給電プローブ54とを備えている。なお、図15において、破線は、導波管52の内壁面を示している。
この導波管スロットアレーアンテナでは、各放射スロット53を定在波で励振するために、各放射スロット53は、導波管52内での波長(導波管管内波長)をλgとすると、導波管短絡面(導波管52内側の軸方向端面)からλg/4離れた位置を基準として、λg/2間隔で等間隔に配置される。
しかしながら、この導波管スロットアレーアンテナでは、図15に示されるように、導波管52の軸方向に隣接する導波管スロットアレーアンテナ51どうしが接触する部分において、それぞれの導波管壁厚t分だけ放射スロット53の間隔が広がる。すなわち、この部分において、放射スロット53の間隔がλg/2+2tとなり、導波管スロットアレーアンテナから放射された電磁波の放射特性に劣化が生じるという問題があった。
そこで、上記の問題を解決するために、図16に示すような導波管スロットアレーアンテナ55をサブアレーとして用いた定在波励振型の導波管スロットアレーアンテナが提案されている。図16において、この導波管スロットアレーアンテナでは、各放射スロット53は、導波管外形端面(導波管52外側の軸方向端面)からλg/4離れた位置を基準として、λg/2間隔で等間隔に配置される。なお、その他の構成は、図15に示したものと同様なので、説明を省略する。
これにより、導波管52の軸方向に隣接する導波管スロットアレーアンテナ51どうしが接触する部分において、各放射スロット53の間隔をλg/2とすることができる。
しかしながら、この導波管スロットアレーアンテナでは、図16に示されるように、導波管短絡面から最初の放射スロット53の中心位置までの距離がλg/4−tとなり、適切に定在波で励振することができないという問題があった。
そこで、上記の問題を解決するために、図17に示すような導波管スロットアレーアンテナ56をサブアレーとして用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図17において、この導波管スロットアレーアンテナ56は、導波管57と、導波管57の1つの壁面に設けられた複数の放射スロット58と、放射スロット58が設けられた導波管57の壁面と対向する壁面に接続された給電導波管59とを備えている。ここで、導波管57の軸方向の両端部には、導波管57が下方(放射スロット58から給電導波管59の方向)に折り曲げられた折り曲げ構造60が形成されている。
このように、折り曲げ構造60を形成することにより、導波管57の軸方向の長さを等価的に長くして、導波管短絡面から最初の放射スロット53までの距離を等価的にλg/4とすることができる。また、導波管スロットアレーアンテナ56の軸方向の各寸法を、図16に示した導波管スロットアレーアンテナ55の軸方向の各寸法と同一として、導波管57の軸方向に隣接する導波管スロットアレーアンテナ56どうしが接触する部分において、放射スロット58の間隔をλg/2とすることができる。
そのため、導波管スロットアレーアンテナから放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロット58を定在波で励振することができる。
米国特許第5473334号明細書
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1の導波管スロットアレーアンテナでは、導波管の軸方向の両端部に形成された折り曲げ構造が大きく下方に張り出しているので、導波管の後段に接続され、給電導波管、アンプ、増幅器等を含む給電回路の形状によっては、折り曲げ構造と干渉する恐れ、すなわち折り曲げ構造の影響によって取り付けに支障をきたす恐れがある。そのため、給電回路の設計自由度が低下するという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる導波管スロットアレーアンテナを得ることを目的とする。
この発明に係る導波管スロットアレーアンテナは、導波管と、導波管の1つの壁面に設けられた複数の放射スロットと、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間に、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面から、導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有する複数段のステップ構造とを備えたものである。
この発明に係る導波管スロットアレーアンテナによれば、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間に、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面から、導波管内側に張り出した張り出し部が形成されている。
そのため、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナを示す斜視図である。 図1に示した導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 図2に示した導波管スロットアレーアンテナを、I−I線に沿って切断した断面図である。 (a)は、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管外形端面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図であり、(b)は、理想的な導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管短絡面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときの、インピーダンス特性の算出結果を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る導波管スロットアレーアンテナを示す斜視図である。 図6に示した導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 図7に示した導波管スロットアレーアンテナを、II−II線に沿って切断した断面図である。 この発明の実施の形態2に係る導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態3に係る導波管スロットアレーアンテナを示す斜視図である。 図10に示した導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 図11に示した導波管スロットアレーアンテナを、III−III線に沿って切断した断面図である。 この発明の実施の形態5に係る導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 図13に示した導波管スロットアレーアンテナを、V−V線に沿って切断した断面図である。 一般的な導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 別の一般的な導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。 従来の導波管スロットアレーアンテナを示す斜視図である。
以下、この発明の導波管スロットアレーアンテナの好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した導波管スロットアレーアンテナ1を示す平面図である。また、図3は、図2に示した導波管スロットアレーアンテナ1を、I−I線に沿って切断した断面図である。
図1〜3において、導波管スロットアレーアンテナ1は、方形の導波管2と、複数の放射スロット3と、インピーダンスステップ構造4と、給電導波管5とを備えている。
複数の放射スロット3は、導波管2の1つの壁面に設けられている。また、各放射スロット3は、導波管2内での波長(導波管管内波長)をλgとすると、導波管外形端面(導波管2外側の軸方向端面)からλg/4離れた位置を基準として、λg/2間隔で等間隔に配置されている。また、給電導波管5(給電回路)は、放射スロット3が設けられた導波管2の壁面と対向する壁面に接続されている。
インピーダンスステップ構造4は、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面(導波管2内側の軸方向端面)との間で、放射スロット3が設けられた導波管2の壁面と対向する壁面に設けられている。また、インピーダンスステップ構造4は、導波管2内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
具体的には、インピーダンスステップ構造4は、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間の導波管断面を、3段階(特に、図3参照)に変化させた構造を有している。これにより、この部分における導波管2の特性インピーダンスに変化をつけることができる。ここで、インピーダンスステップ構造4は、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスが無限大となるように、その形状が設定されている。
続いて、図4を参照しながら、上記構成の導波管スロットアレーアンテナ1において、各放射スロット3を定在波で励振するための条件について説明する。
図4(a)は、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1において、導波管外形端面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図である。図4(a)において、T0−T0’は導波管外形端面からλg/4の位置を示し、T1−T1’は放射スロット3に近い側のインピーダンスステップ位置を示し、T2−T2’は導波管短絡面に近い側のインピーダンスステップ位置を示している。
一方、図4(b)は、理想的な導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管短絡面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図である。すなわち、図4(b)は、各放射スロットを定在波で励振できる場合として、例えば導波管端部の放射スロットの中心位置と導波管短絡面との距離がλg/4となるような導波管スロットアレーアンテナについての等価回路を示している。図4(b)において、T0−T0’は導波管外形端面からλg/4の位置を示している。
図4(b)において、各放射スロットを理想的に定在波で励振できる場合には、T0−T0’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZinは、次式(1)で表される。
Figure 0005424954
式(1)において、Zは導波管の特性インピーダンスを示し、βは導波管の伝搬定数を示し、λgは導波管管内波長を示している。
式(1)より、各放射スロットを理想的に定在波で励振できる導波管スロットアレーアンテナにおいて、導波管短絡面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスは、無限大となることが分かる。
これに対して、図4(a)において、T2−T2’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin2は、次式(2)で表される。
Figure 0005424954
また、図4(a)において、T1−T1’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin1は、次式(3)で表される。
Figure 0005424954
さらに、図4(a)において、T0−T0’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZinは、次式(4)で表される。
Figure 0005424954
式(2)〜(4)において、l、lおよびlは、それぞれT0−T0’からT1−T1’までの距離、T1−T1’からT2−T2’までの距離およびT2−T2’から導波管短絡面までの距離を示し、l、lおよびlの間には、次式(5)で表される関係が成立する。なお、式(5)において、tは導波管2の壁厚を示している。
Figure 0005424954
また、式(2)〜(4)において、Z、ZおよびZは、それぞれl、lおよびlの各区間における導波管2の特性インピーダンスを示している。
ここで、上記式(4)が無限大となれば、上記式(1)と等価となり、各放射スロット3を定在波で励振することができると考えられる。すなわち、l≠0のとき、次式(6)が成立すれば、上記式(4)が無限大となり、各放射スロット3を定在波で励振することができる。
Figure 0005424954
したがって、上記式(2)〜(6)を満たすようにl、lおよびl、並びにZ、ZおよびZを設定することにより、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1において、T0−T0’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin(式(4))を無限大とすることができる。すなわち、導波管2の軸方向の長さを等価的に長くすることができる。
なお、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1では、例えばインピーダンスステップ構造4の各区間における導波管断面の短辺寸法(張り出し部の張り出し長さ)を調整することにより、所望の特性インピーダンスZ、ZおよびZを実現することができる。
次に、図5を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1におけるインピーダンス特性の算出結果について説明する。
図5は、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1において、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときの、インピーダンス特性の算出結果を示す説明図である。図5において、インピーダンス特性内の四角点は、設計周波数におけるインピーダンス特性を示している。
各放射スロット3を定在波で励振するためには、上述したように、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスが理想的に無限大になればよい。ここで、図5において、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1の設計周波数におけるインピーダンスは、十分大きな値となっており、理想的な特性に近い特性を有していることがわかる。すなわち、この発明の実施の形態1に係る導波管スロットアレーアンテナ1により、各放射スロット3を適切に定在波で励振することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間で、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面に、3段階のインピーダンスステップ構造が設けられている。また、インピーダンスステップ構造は、導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
そのため、導波管の軸方向の長さを等価的に長くして、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる。
なお、上記実施の形態1の図1〜3では、インピーダンスステップ構造4が導波管2の下方に多少張り出しているが、完全に張り出しがなく、かつ上記式(2)〜(6)を満たすようにl、lおよびl、並びにZ、ZおよびZを設定することもできる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係る導波管スロットアレーアンテナ1Aを示す斜視図である。また、図7は、図6に示した導波管スロットアレーアンテナ1Aを示す平面図である。また、図8は、図7に示した導波管スロットアレーアンテナ1Aを、II−II線に沿って切断した断面図である。
図6〜8において、導波管スロットアレーアンテナ1Aは、方形の導波管2と、複数の放射スロット3と、インピーダンスステップ構造6と、給電導波管5とを備えている。
複数の放射スロット3は、導波管2の1つの壁面に設けられている。また、各放射スロット3は、導波管外形端面からλg/4離れた位置を基準として、λg/2間隔で等間隔に配置されている。また、給電導波管5は、放射スロット3が設けられた導波管2の壁面と対向する壁面に接続されている。
インピーダンスステップ構造6は、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間で、放射スロット3が設けられた導波管2の壁面と対向する壁面に設けられている。また、インピーダンスステップ構造6は、導波管2内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
なお、上記実施の形態1では、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間の導波管断面を、3段階に変化させるインピーダンスステップ構造4を示している。これに対して、この発明の実施の形態2において、インピーダンスステップ構造6は、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間の導波管断面を、2段階(特に、図8参照)に変化させた構造を有している。ここで、インピーダンスステップ構造6は、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスが無限大となるように、その形状が設定されている。
続いて、図9を参照しながら、上記構成の導波管スロットアレーアンテナ1Aにおいて、各放射スロット3を定在波で励振するための条件について説明する。
図9は、この発明の実施の形態2に係る導波管スロットアレーアンテナ1Aにおいて、導波管外形端面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときの等価回路を示す回路図である。
図9に示した等価回路は、図4(a)に示した等価回路において、l=0とした場合に相当し、図9に示した各記号は、図4(a)に示した各記号と同様である。このとき、lおよびlの間には、次式(7)で表される関係が成立する。
Figure 0005424954
また、図9において、T0−T0’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZinは、上記式(3)と同一の式となる。
ここで、上記式(3)が無限大となれば、上記式(1)と等価となり、各放射スロット3を定在波で励振することができると考えられる。すなわち、次式(8)が成立すれば、上記式(3)が無限大となり、各放射スロット3を定在波で励振することができる。
Figure 0005424954
したがって、上記式(2)、(3)、(7)、(8)を満たすようにlおよびl、並びにZおよびZを設定することにより、この発明の実施の形態2に係る導波管スロットアレーアンテナ1Aにおいて、T0−T0’から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin(式(3))を無限大とすることができる。すなわち、導波管2の軸方向の長さを等価的に長くすることができる。
このとき、上記式(2)、(8)より、次式(9)が成立し、式(9)を変形させることにより、次式(10)が得られる。
Figure 0005424954
Figure 0005424954
式(10)の右辺において、tanβltanβl<1なので、Z<Zとなることから、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側に向けて、特性インピーダンスが大きな値から小さな値になるようにインピーダンスを変化させればよいことが分かる。このことは、例えばインピーダンスステップ構造6の各区間における導波管断面の短辺寸法(張り出し部の張り出し長さ)を、長い寸法から短い寸法へとステップ状に変化させることにより実現することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間で、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面に、2段階のインピーダンスステップ構造が設けられている。また、インピーダンスステップ構造は、導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
そのため、導波管の軸方向の長さを等価的に長くして、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる。
なお、上記実施の形態2の図6〜8では、インピーダンスステップ構造6が導波管2の下方に多少張り出しているが、完全に張り出しがなく、かつ上記式(2)、(3)、(7)、(8)を満たすようにlおよびl、並びにZおよびZを設定することもできる。
また、上記実施の形態1、2では、給電導波管5を用いて導波管2に給電する方法を示したが、これに限定されず、例えばスロット結合を用いた給電方法や、給電プローブを用いた給電方法等によって、導波管2に給電してもよい。
これらの場合も、上記実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3に係る導波管スロットアレーアンテナ11を示す斜視図である。また、図11は、図10に示した導波管スロットアレーアンテナ11を示す平面図である。また、図12は、図11に示した導波管スロットアレーアンテナ11を、III−III線に沿って切断した断面図である。
図10〜12において、導波管スロットアレーアンテナ11は、方形の導波管の内部にリッジ12が形成されたリッジ導波管13と、複数の放射スロット14と、リッジ12に形成されたインピーダンスステップ構造15と、給電プローブ16とを備えている。
複数の放射スロット14は、リッジ導波管13の1つの壁面に設けられている。また、各放射スロット14は、導波管外形端面からλg/4離れた位置を基準として、λg/2間隔で等間隔に配置されている。また、給電プローブ16(給電回路)は、放射スロット14が設けられたリッジ導波管13の壁面と対向する壁面から挿入されている。
インピーダンスステップ構造15は、リッジ12における、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間に設けられている。また、インピーダンスステップ構造15は、リッジ導波管13内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
具体的には、インピーダンスステップ構造15は、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間の導波管断面を、リッジ12の高低差により3段階(特に、図12参照)に変化させた構造を有している。ここで、インピーダンスステップ構造15は、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側を見たときのインピーダンスが無限大となるように、その形状が設定されている。
なお、上記実施の形態1では、インピーダンスステップ構造4の各区間における導波管断面の短辺寸法(張り出し部の張り出し長さ)を調整することにより、各区間の特性インピーダンスを変化させているが、この発明の実施の形態3では、リッジ12の高さを変化させることにより、インピーダンスステップ構造15の各区間の特性インピーダンスを変化させている。
続いて、上記構成の導波管スロットアレーアンテナ11において、各放射スロット14を定在波で励振するための条件について説明する。
この発明の実施の形態3に係る導波管スロットアレーアンテナ11においては、インピーダンスステップ構造15の各区間における軸方向の長さおよび特性インピーダンスを、上記実施の形態1の図4(a)で示した等価回路のものと同様とすると、上記式(2)〜(6)が成立すると考えられる。
したがって、上記式(2)〜(6)を満たすようにl、lおよびl、並びにZ、ZおよびZを設定することにより、この発明の実施の形態3に係る導波管スロットアレーアンテナ11において、導波管外形端面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin(式(4))を無限大とすることができる。すなわち、リッジ導波管13の軸方向の長さを等価的に長くすることができる。
以上のように、実施の形態3によれば、内部にリッジが形成されたリッジ導波管のリッジにおける、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間で、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面に、リッジ高さを変化させた3段階のインピーダンスステップ構造が設けられている。また、インピーダンスステップ構造は、導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
そのため、導波管の軸方向の長さを等価的に長くして、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、リッジ導波管の導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間に、3段階のインピーダンスステップ構造としてリッジ高さを変化させることで、等価的に導波管長を長くした。これに対して、上記実施の形態2の場合と同様に、導波管外形端面からλg/4離れた位置と、導波管短絡面との間で、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面に、2段階のインピーダンスステップ構造としてリッジ高さを変化させることで、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
このとき、インピーダンスステップ構造の各区間における軸方向の長さおよび特性インピーダンスを、上記実施の形態2の図9で示した等価回路のものと同様とすると、上記式(2)、(3)、(7)、(8)が成立すると考えられる。
したがって、上記式(2)、(3)、(7)、(8)を満たすようなインピーダンスステップ構造を設定することで、導波管外形端面よりλg/4の位置から、導波管短絡面側を見たときのインピーダンスZin(式(3))を無限大とすることができる。すなわち、リッジ導波管の軸方向の長さを等価的に長くすることができる。
また、上記実施の形態2の場合と同様に、この発明の実施の形態4においても、上記式(10)が成立し、Z<Zとなることから、導波管外形端面よりλg/4の位置から導波管短絡面側に向けて、特性インピーダンスが大きな値から小さな値になるようにインピーダンスを変化させればよいことが分かる。このことは、例えばインピーダンスステップ構造の各区間におけるリッジの高さ(張り出し部の張り出し長さ)を、長い寸法から短い寸法へとステップ状に変化させることにより実現することができる。
以上のように、実施の形態4によれば、内部にリッジが形成されたリッジ導波管のリッジにおける、導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、導波管内側の軸方向端面との間で、放射スロットが設けられた導波管の壁面と対向する面に、リッジ高さを変化させた2段階のインピーダンスステップ構造が設けられている。また、インピーダンスステップ構造は、導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有している。
そのため、導波管の軸方向の長さを等価的に長くして、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる。
実施の形態5.
図13は、この発明の実施の形態5に係る導波管スロットアレーアンテナを示す平面図である。また、図14は、図13に示した導波管スロットアレーアンテナを、V−V線に沿って切断した断面図である。
図13、14において、この導波管スロットアレーアンテナは、上記実施の形態1で示した導波管スロットアレーアンテナ1(図1〜3参照)をサブアレー21として、N個のサブアレー21−n(n=1,2,3,・・・,N)が、導波管外形端面どうしが接触し、かつ導波管軸方向の側壁面どうしが接触するように、平面状に配列されて構成されている。
各サブアレー21−nは、それぞれ方形の導波管2−n(n=1,2,3,・・・,N)と、複数の放射スロット3−n(n=1,2,3,・・・,N)と、インピーダンスステップ構造4−n(n=1,2,3,・・・,N)と、給電導波管5−n(n=1,2,3,・・・,N)とを備えている。具体的な各サブアレー21−nの構成は、上記実施の形態1の導波管スロットアレーアンテナ1と同様なので、説明を省略する。
この導波管スロットアレーアンテナにおいて、各放射スロット3−nは、全てλg/2間隔で等間隔に配置されており、導波管壁厚tの影響によって、サブアレー21−n間の放射スロット3−nの間隔が拡大することはない。
また、上記実施の形態1で説明したように、各導波管2−nの導波管外形端面からλg/4離れた位置と導波管短絡面との間には、上記式(2)〜(6)を満たすようなインピーダンスステップ構造4−nが設けられている。これにより、各放射スロット3−nを定在波で励振することができるので、導波管短絡面からサブアレー21−n両端の放射スロット3−nの中心位置までの距離がλg/4よりも導波管壁厚t分だけ短くなることで、放射スロット3−nの励振に乱れが生じることもない。
以上のように、実施の形態5によれば、従来のように、導波管の軸方向の両端部に折り曲げ構造が形成された導波管スロットアレーアンテナをサブアレーとして用いることなく、導波管外形端面からλg/4離れた位置と導波管短絡面との間にインピーダンスステップ構造が設けられた導波管スロットアレーアンテナをサブアレーとして用いている。
そのため、導波管の軸方向の長さを等価的に長くして、放射された電磁波の放射特性に劣化が生じることを防止しながら、各放射スロットを定在波で励振することができるとともに、後段に接続される給電回路の設計自由度の低下を防止することができる導波管スロットアレーアンテナを得ることができる。
なお、上記実施の形態5では、サブアレー21−nとして、上記実施の形態1で示した導波管スロットアレーアンテナ1を用いているが、これに限定されず、サブアレーとして、上記実施の形態2〜4で示した導波管スロットアレーアンテナを用いてもよい。
これらの場合にも、上記実施の形態5と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態1〜5における導波管スロットアレーアンテナを示した図では、各導波管に放射スロットを6個設けた場合を示しているが、これに限定されず、放射スロットの数は、任意の個数であってよい。
この場合にも、上記実施の形態1〜5と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態1〜5における導波管スロットアレーアンテナを示した図では、導波管の軸方向と各放射スロットの長手方向とが一致している場合を示しているが、これに限定されず、導波管の軸方向と各放射スロットの長手方向とは、一致していなくてもよい。
この場合にも、上記実施の形態1〜5と同様の効果を得ることができる。
1、1A、11、11A 導波管スロットアレーアンテナ、2 導波管、3、14 放射スロット、4、6、15、17 インピーダンスステップ構造(張り出し部)、5 給電導波管、12 リッジ、13 リッジ導波管、16 給電プローブ、21 サブアレー。

Claims (4)

  1. 導波管と、
    前記導波管の1つの壁面に設けられた複数の放射スロットと、
    前記導波管外側の軸方向端面から導波管管内波長の1/4波長分離れた位置と、前記導波管内側の軸方向端面との間に、前記放射スロットが設けられた前記導波管の壁面と対向する面から、前記導波管内側に張り出して形成された張り出し部を有する複数段のステップ構造と、
    を備えたことを特徴とする導波管スロットアレーアンテナ。
  2. 前記導波管は、方形導波管であり、
    前記ステップ構造は、前記方形導波管の短辺寸法をステップ状に変化させた構造を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の導波管スロットアレーアンテナ。
  3. 前記導波管は、内部にリッジが形成されたリッジ導波管であり、
    前記ステップ構造は、前記リッジの高さをステップ状に変化させた構造を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の導波管スロットアレーアンテナ。
  4. 請求項1から請求項までの何れか1項に記載された導波管スロットアレーアンテナをサブアレーとし、複数個の前記サブアレーを平面状に配列した
    ことを特徴とする導波管スロットアレーアンテナ。
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