JP5424734B2 - 加熱ヘッド - Google Patents
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Description
この加熱ヘッドは、金属板載置部にセットした金属板の表面に対向する高周波加熱コイル及び冷却配管を具備しており、高周波加熱コイルの周囲を金属板の表面に当接するボールプランジャを複数配置することで、高周波加熱コイルと金属板の表面との間隔を一定に保持しつつ、加熱ヘッドの金属板の表面に沿う移動を円滑に行わせることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、金属板の中央部はもとより、端部の曲げ加工をも行うことができる加熱ヘッドを提供することを目的としている。
ここで、加熱ヘッドを6軸多関節ロボットのハンドに装着する場合、2台の6軸多関節ロボットを用意し、これらの6軸多関節ロボットの各ハンドに加熱ヘッドを装着するようにして、2個の加熱ヘッドで金属板を表裏側から加熱して曲げるようにすることが可能である。
また、本発明の請求項2に係る加熱ヘッドでは、本発明の請求項1に係る加熱ヘッドと同じく、加熱時における金属板の曲がり動作に円滑に追従することができ、したがって、金属板の細かな形状(曲率)変化に対応することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
図1〜図3は、本発明に係る加熱ヘッドの一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係る加熱ヘッドを曲げ加工装置のヘッド支持部に装着した場合を例に挙げて説明する。
図1及び図2に示すように、この加熱ヘッド1は、門型台車の横梁に設けられてその長手方向に移動可能で且つ上下方向に移動可能としたヘッド支持部20に装着されるベースプレート(基部)2と、冷却水を流通させつつ金属板である鋼板Wの表面を高周波誘導加熱する高周波管3を磁心材料であるフェライト板4上に渦巻状に配置してなる加熱プレート5と、この加熱プレート5に積層したガラスプレート6と、加熱プレート5及びベースプレート2の間に位置して、この加熱プレート5を揺動可能に支持すると共に、負荷がかからない状態において加熱プレート5をベースプレート2と平行を成す位置(所定位置)に復帰させる揺動機構10を備えている。
なお、プレート支持部11に対する揺動プレート12及び加熱プレート5の回転を拘束する回転規制手段を必要に応じて講じることが望ましい。
まず、本実施例に係る加熱ヘッド1が装着された曲げ加工装置のヘッド支持部20を動作させて、金属板載置部に搬入されてセットされた鋼板Wの中央部における必要部位に加熱ヘッド1を順次移動させて、その部位毎に加熱冷却を繰り返して曲げ加工を施し、鋼板Wの中央部を所定形状に湾曲させる。
上記した曲げ加工において、本実施例に係る加熱ヘッド1では、その加熱プレート5を金属板載置部にセットした鋼板W金属板の表面に対向させて加熱を開始することで、鋼板Wを曲げることができるが、鋼板Wが曲がる過程において、加熱プレート5とベースプレート2との間に位置する揺動機構10によって、図1及び図3に仮想線で示すように、加熱プレート5が鋼板Wの曲がりに合わせて揺動することから、鋼板Wの中央部は勿論のこと、端部においてもしわなく曲げ得ることとなる。
この際、2台の6軸多関節ロボットを用意して、これらの6軸多関節ロボットの各ハンドに加熱ヘッド1を装着するようにして、2個の加熱ヘッド1で金属板を表裏側から加熱して曲げるようにすることが可能である。
2 ベースプレート(基部)
3 高周波管(加熱プレート)
4 フェライト板(加熱プレート)
5 加熱プレート
10 揺動機構
11 プレート支持部(揺動機構)
12 揺動プレート(揺動機構)
13 引張りコイルばね(所定位置復帰手段;揺動機構)
14 ボールピン
15 ボール受け
20 ヘッド支持部
Claims (2)
- 高周波誘導加熱により金属板を曲げる曲げ加工装置の加熱ヘッドであって、
前記曲げ加工装置のヘッド支持部に装着される基部と、
金属板の表面を誘導加熱する高周波管を同一平面に配置してなる加熱プレートと、
この加熱プレートと前記基部との間に位置して、該加熱プレートを揺動可能に支持すると共に負荷がない状態で所定の位置に復帰させる揺動機構を備え、
前記揺動機構は、前記基部に設置したプレート支持部と、前記加熱プレートに適宜間隔をおいて平行に固定されて前記プレート支持部と点対偶で接触する揺動プレートと、前記加熱プレートと前記基部との間で且つ前記揺動プレートの周囲の少なくとも三箇所に配置した所定位置復帰手段を具備している
ことを特徴とする加熱ヘッド。 - 前記プレート支持部及び揺動プレートのうちのいずれか一方に設けたボールピンと、いずれか他方に設けたボール受けとで点対偶をなしている請求項1に記載の加熱ヘッド。
Priority Applications (1)
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JP2009144194A JP5424734B2 (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 加熱ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009144194A JP5424734B2 (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 加熱ヘッド |
Publications (2)
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JP2011000599A JP2011000599A (ja) | 2011-01-06 |
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JP2009144194A Expired - Fee Related JP5424734B2 (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 加熱ヘッド |
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