JP2015002251A - 駆動ステージ及び駆動ステージを用いた部品実装装置 - Google Patents

駆動ステージ及び駆動ステージを用いた部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リニアモータシステムの長寿命化を実現可能な駆動ステージを提供する。
【解決手段】駆動ステージ10は、支持体200と、該支持体200に対してリニアモータシステム103と支持プレート108とを介在してY軸方向に移動可能に支持されたビーム104と、を備える。リニアモータシステム103は、支持体200に固定された複数のリニアレール110a,110aと、リニアレール110a,110a上を移動する支持プレート108に固定されたリニアモータ130と、を有する。支持体200の材料の線膨張係数は、支持プレート108の材料の線膨張係数より大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動ステージ及び該駆動ステージを用いた部品実装装置に係り、例えば支持体に対してビームを特定の往復方向に駆動させる駆動ステージ及び該駆動ステージのビームに部品実装ヘッドを装着した部品実装装置に関する。
部品実装装置においては、部品を保持するノズルが1つ以上搭載された部品実装ヘッドと、リニアモータシステムを用いて部品実装ヘッドを駆動する駆動ステージとを備えたものが提案され、実用に供されている(例えば、下記特許文献1、2を参照)。
駆動ステージは、前記部品実装装置に用いられる基部構造であって、例えば、架台に設けられた支持体と、該支持体に対してリニアモータシステムと支持プレートとを介在して特定往復方向(例えば、Y軸の正方向及び負方向。以下、Y軸方向という。)に移動可能に支持されたビームを備えている。リニアモータシステムは、例えば、支持体に固定された複数のリニアレールと、リニアレール上を移動する支持プレートに固定されたリニアモータを有している。
前記の駆動ステージのビームに対して、例えばリニアガイドを介在して部品実装ヘッドを前記Y軸方向と直交する往復方向(例えば、X軸の正方向及び負方向。以下、X軸方向という。)に移動可能に支持することで、部品実装装置が構成される。部品実装装置は、支持プレートに支持されたビームを前記Y軸方向に移動させると共に、ビームに支持された部品実装ヘッドを前記X軸方向に移動させることにより、基板上に部品を実装することが可能となる。
前記部品実装装置においては、部品実装作業が長時間継続されると、リニアモータの発熱に伴い、ビームや支持プレートをはじめ、部品実装装置を構成する部材の温度が上昇して熱膨張する。リニアレールは支持体に固定されると共に、リニアレールに移動可能に係合するリニアブロックが支持プレートに固定されている。しかし、支持体と支持プレートとは、例えば材料、寸法、温度の上昇幅の違い等により、熱膨張量が異なる。この支持体と支持プレートとの熱膨張量の差は、リニアレールとリニアブロックとの位置ずれを発生させ、リニアレールとリニアブロックからなるリニアガイドに不都合な荷重を生じさせる。
リニアガイドの健全性を所定の寿命以上の期間に亘って保証するために、リニアガイドに加わる前記荷重が大きい場合には、例えば耐荷重性がより高い上位の型番のリニアガイドを選定する必要がある。このようなリニアガイドの制約は、装置全体の大きさ及び重量を増大させ、リニアモータの大型化や装置稼働速度の低下を招く可能性がある。
特許文献1に記載の部品実装装置は、実装ヘッドを支持してガイド上を移動するスライダにスペーサを介してリニアモータの可動子を設けることで、可動子とスライダの間に空隙部を形成している。そして、該空隙部に突出する放熱フィンを可動子に設け、該空隙部に空気流を形成するファンを設けている。これにより、該空隙部による断熱効果と、熱伝導率の小さい断熱素材で形成されるスペーサによる断熱効果と、放熱フィンによる熱の発散と、ファンが発生する空気流による放熱効果が得られ、リニアモータの可動子からスライダへの熱の伝達が抑制される。したがって、スライダの熱変形に起因してスライダのスムーズな移動が阻害されることが防止される。
また、特許文献2に記載の部品実装装置は、ヘッド移動機構が移動自在に設けられたY軸テーブルの一端側から他端側に延びるエア通路と、該エア通路内でエアを流通させる一対のファンとを有している。これにより、リニアモータの可動子が備えるコイルの発熱によりヘッド移動機構のベース部材が局部的な熱変形を生じることを防止して装着ヘッドの位置決め精度の低下を抑えることができる。
特許第4670790号公報 特開2011−103316号公報
しかしながら、前記従来の技術では、以下に示すような課題がある。すなわち、特許文献1に記載の技術では、可動子とスライダの間に空隙部を形成し、可動子に放熱フィンを設け、さらにファンやその周辺機器を設けることから、装置が大型化する傾向がある。同様に、特許文献2に記載の技術においても、エア通路やファンにより装置が大型化する傾向がある。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、装置の大型化を回避しつつリニアモータシステムの長寿命化が可能となる駆動ステージ及び該駆動ステージを用いた部品実装装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明に係る駆動ステージは、支持体と、該支持体に対してリニアモータシステムと支持プレートとを介在して特定往復方向に移動可能に支持されたビームと、を備え、前記リニアモータシステムは、前記支持体に固定された複数のリニアレールと、前記リニアレール上を移動する前記支持プレートに固定されたリニアモータと、を有し、前記支持体の材料の線膨張係数が、前記支持プレートの材料の線膨張係数より大きいことを特徴としている。
本発明によれば、装置の稼働時に支持体と支持プレートとの間に温度差が生じても、特定の部材を熱膨張係数の異なる材料により構成することで、前記温度差の影響を是正できるので、装置の大型化を回避しつつリニアモータシステムの長寿命化が可能となる駆動ステージ及び該駆動ステージを用いた部品実装装置を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る部品実装装置の斜視図。 図1に示す部品実装装置の正面図。 図1に示す部品実装装置の平面図。 図2の正面図における支持体近傍の拡大詳細図。 図4の拡大図における各部材の熱膨張時の説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態である部品実装装置を説明する。図1は本実施形態の部品実装装置1の斜視図であり、図2は正面図、図3は平面図である。図4は、図2に示す支持体200近傍の拡大詳細図である。各図は、部品実装装置1における左右、前後、上下の各方向をそれぞれX、Y、Z軸方向とするXYZ直交座標系として示している。
本実施形態の部品実装装置1は、駆動ステージ10と、該駆動ステージ10に装着された部品実装ヘッド107とを備えている。まず、本実施形態の駆動ステージ10の構成について詳細に説明する。
駆動ステージ10は、架台100と、該架台100に設けられた支持体200と、該支持体200に支持され、左右方向すなわちX軸方向に延在するビーム104と、を有している。駆動ステージ10は、さらに支持体200とビーム104との間に介在されるリニアモータシステム103及び支持プレート108を有している。
ビーム104は、支持体200に対してリニアモータシステム103及び支持プレート108を介在して特定往復方向である前後方向すなわちY軸方向に移動可能に支持されている。ここで、特定往復方向とは、例えば前後方向など、ある特定の往復方向を意味する。
架台100は、X軸方向の両端に設けられた側壁部120,121と、側壁部120,121の間の水平部分122とを有している。架台100の一対の側壁部120,121と水平部分122とは、所望の剛性を確保する観点から鉄により一体形成することが望ましい。架台100の左側に位置する側壁部120の上部には、支持体200が固定されている。
支持体200は、互いに垂直な板状の水平部分200Bと垂直部分200Aを有し、正面視で上下が逆のT字型に形成されている。水平部分200Bは、上下方向(Z軸方向)に所定の厚みを有し、左右方向(X軸方向)に所定の幅を有し、前後方向(Y軸方向)に延在している。水平部分200Bの下面は架台100の側壁部120の上面に配置され、水平部分200Bの上面の左右方向中央部に垂直部分200Aの下端が接続されている。垂直部分200Aは、左右方向に所定の厚みを有し、上下方向に所定の高さを有し、前後方向に延在している。垂直部分200Aの右側の面200aにはリニアモータシステム103が支持され、その反対側の面200bにはバックプレート201が固定されている。
リニアモータシステム103は、2本のリニアレール110a,110aとリニアモータ130とを有している。2本のリニアレール110a,110aは、図4に示すように上下方向に間隔D2をあけて支持体200の垂直部分200Aに固定され、前後方向に延在している。リニアモータ130は、支持体200及び支持プレート108に固定され、支持プレート108を支持体200に対して前後方向に移動させる。
リニアモータ130は、リニアモータ固定子131とリニアモータ可動子132を有している。リニアモータ固定子131は、支持体200のリニアレール110aが固定された面200aにおいて2本のリニアレール110a,110aの間に固定され、リニアレール110aに沿って前後方向に延在している。リニアモータ可動子132は、支持プレート108のビーム104を支持する面108bと反対側の面108aに固定されている。リニアモータ固定子131及びリニアモータ可動子132は、それぞれボルトまたは接着剤により支持体200及び支持プレート108に固定することができる。
リニアモータシステム103は、さらに各リニアレール110a,110aにスライド可能に係合する2つのリニアブロック110bを有している。これら2本のリニアレール110aと2つのリニアブロック110bによりリニアガイド110が構成されている。リニアブロック110bは、支持プレート108のビーム104を支持する面108bと反対側の面108aに例えばボルトあるいは接着剤により固定されている。ここで、リニアブロック110b,110bの上下方向の中心間の距離D1は、リニアレール110a,110aの上下方向の中心間の距離D2と一致している。これにより、支持プレート108は、2つのリニアブロック110b、110bを介して2本のリニアレール110a,110aにスライド可能に係合し、前後方向に移動可能に構成されている。なお、本実施形態においてリニアブロック110bと支持プレート108は別部材としているが、リニアブロック110bを支持プレート108と一体的に形成して支持プレート108の一部としてもよい。
支持プレート108は板状の部材であり、左側の面108aに上下方向に間隔をあけて2つのリニアブロック110b、110bが固定され、その反対側の面108bにビーム104を支持固定している。ビーム104は例えばボルト、接着剤、溶接などにより支持プレート108に固定される。支持プレート108は、ビーム104の一端を支持してビーム104を左右方向すなわちX軸方向に平行に支持するのに十分な剛性及び強度を有する材質及び厚さとされている。支持プレート108の材質については後述する。支持プレート108のビーム104を支持固定する面108bは、室温において前後方向に沿う鉛直面であるYZ平面に平行な平坦面となっている。
ビーム104は、支持プレート108のリニアモータ可動子132が固定された面108aと反対側の面108bに支持されている。ビーム104は、リニアモータシステム103によって前後方向へ移動されることから、剛性と軽量性に優れたアルミニウム合金により構成されることが望ましい。なお、ビーム104の材質と支持プレート108の材質は異なっていても同一であってもよい。ビーム104の材質と支持プレート108の材質が同一である場合には、支持プレート108とビーム104を例えば鋳造や鍛造により実質的に一体成形することも可能である。
バックプレート201は、支持体200のリニアモータシステム103が支持された面200aと反対側の面200bに固定された板状の部材であり、支持体200の垂直部分200Aに沿って前後方向に延在している。バックプレート201は、例えば図4に示すようにボルト205,207によって支持体200の垂直部分200Aに固定することができる。バックプレート201を支持体200に固定するボルトは1本であってもよく、2本以上であってもよい。支持体200に対するバックプレート201の固定は、ボルトによる固定に限られず、例えば接着剤を用いることができる。
ここで、駆動ステージ10は、支持体200からバックプレート201への熱の伝達を抑制する断熱構造を有することが好ましい。断熱構造の一例として、図4に示すように、バックプレート201は支持体200に対向する面201aに凹部210を有している。また、断熱構造の他の例として、支持体200のバックプレート201に対向する面200bに同様の凹部を設けてもよく、バックプレート201と支持体200との間に断熱材を挟んでもよい。
本実施形態において、支持体200を構成する材料の線膨張係数は、支持プレート108を構成する材料の線膨張係数より大きくされている。すなわち、支持体200の材質と支持プレート108の材質は異なっている。換言すると支持体200と支持プレート108は異材で構成されている。具体的には、支持プレート108を鉄またはステンレス鋼により構成し、支持体200をアルミニウム合金により構成することができる。あるいは、支持プレート108を鉄により構成し、支持体200をステンレス鋼により構成することができる。
また、バックプレート201を構成する材料の線膨張係数は、支持体200を構成する材料の線膨張係数よりも小さくされている。すなわち、バックプレート201の材質と支持体200の材質は異なっている。換言するとバックプレート201と支持体200とは異材で構成されている。具体的には、支持体200をアルミニウム合金またはステンレス鋼により構成し、バックプレート201を鉄により構成することができる。あるいは、支持体200をアルミニウム合金により構成し、バックプレート201をステンレス鋼により構成することができる。このように、本実施形態の駆動ステージ10は、材質の異なるバックプレート201と支持体200とにより構成されるバイメタル部220を有している。
なお、バックプレート201を構成する材料の線膨張係数と支持プレート108を構成する材料の線膨張係数は同じであってもよく、異なっていてもよい。例えば、支持体200を構成する材料がアルミニウム合金である場合には、バックプレート201及び支持プレート108を構成する材料を鉄またはステンレス鋼とすることができる。また、支持体200を構成する材料がステンレス鋼である場合には、バックプレート201及び支持プレート108を構成する材料を鉄とすることができる。
ここで、鉄とは、Feの純度が99%以上の純鉄、一般的な構造用鋼、炭素鋼を含む。また、ステンレス鋼とは、例えばクロムを12%以上含有する鋼材であり、マルテンサイト系ステンレス鋼、フェライト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼、オーステナイト・フェライト二相ステンレス鋼及び析出硬化ステンレス鋼を含む。また、アルミニウム合金とは、Alの純度が99%以上の1000系(純アルミ)を含み、2000系、3000系、4000系、5000系、6000系及び7000系のアルミニウム合金を含む。
次に、本実施形態の部品実装装置1について説明する。図1から図3に示すように、部品実装装置1は、前述の駆動ステージ10と、基板101に電子部品を実装する部品実装ヘッド107と、駆動装置10のビーム104に対して部品実装ヘッド107を移動可能に支持するリニアガイド111と、を有している。
リニアガイド111は、ビーム104の上面及び側面に固定されて左右方向(X軸方向)に延在するリニアレール111a,111aと、リニアレール111a,111aにスライド可能に係合するリニアブロック111b,111bとを有している。リニアブロック111b,111bにはブラケット106が固定されている。
ブラケット106は、水平部分と垂直部分を有するL字型の断面形状を有し、水平部分及び垂直部分がそれぞれリニアブロック111b,111bに固定されている。ブラケット106は、例えば前述のリニアモータ130と同様のリニアモータまたはモータ及び動力伝達部などを備えたヘッド駆動手段により、X軸方向に沿って左右に駆動される。部品実装ヘッド107は例えばボルト、接着剤などによりブラケット106に固定され、ブラケット106が駆動されることにより第2の特定往復方向すなわちX軸方向に沿って左右に移動する。
また、駆動ステージ10の架台100上に、基板101を搬送する基板搬送ステム102が設置されている。基板搬送システム102は、基板101を架台100の水平部分122上で前後、左右、上下の各方向、すなわちX,Y,Z各軸方向に沿って搬送可能に構成されている。部品実装装置1によって部品を実装する基板101は、基板搬送システム102によって架台100上に保持される。
次に、本実施形態の駆動ステージ10及び部品実装装置1の作用について説明する。部品実装装置1による基板101への電子部品の実装時には、基板搬送システム102によって基板101を搬送して架台100上の所定の位置に配置する。また、部品実装装置1は、不図示のヘッド駆動手段により駆動ステージ10のビーム104に装着された部品実装ヘッド107をX軸方向に沿って左右に移動させるとともに、駆動ステージ10のリニアモータシステム103によってビーム104をY軸方向に沿って前後に移動させる。
リニアモータシステム103は、リニアモータ130が備えるリニアモータ固定子131とリニアモータ可動子132との間に作用する磁気吸引力を制御してリニアモータ可動子132にY軸方向の駆動力を発生させる。これによりリニアモータシステム103は、リニアモータ可動子132が固定された支持プレート108をリニアレール110aに沿ってY方向に移動させる。支持プレート108がY軸方向に移動することで、支持プレート108に支持されたビーム104がY軸方向に移動し、ビーム104に支持された部品実装ヘッド107がY軸方向に移動する。
なお、リニアモータ固定子131によって発生する磁気吸引力とリニアモータ可動子132によって発生する磁気吸引力は左右方向で対向しているので、リニアモータシステム103を磁気対向型のリニアモータシステムと表現することができる。磁気対向型のリニアモータシステム103の利点は、例えば磁気相殺型などの他の形式と比較して固定子の使用量を少なくすることができ、低コスト化が可能な点である。なお、リニアモータシステム103は例えばコアレス型、磁気相殺型などの他の形式を採用することもできる。
前述のように、部品実装装置1は、部品実装ヘッド107の移動と基板搬送システム102による基板101の移動とを共働させ、基板101上の所定の位置に電子部品を実装する。基板搬送システム102による基板101の移動と、部品実装装置1による部品実装ヘッド107の移動を繰り返し行うことで、電子部品を基板101に連続して実装することができる。前記の部品実装工程が長時間継続して行われると、駆動ステージ10のリニアモータシステム103を構成するリニアモータ130の温度が上昇する。特にリニアモータ可動子132が発熱することで、リニアモータ可動子132が固定された支持プレート108の温度が上昇する。また、リニアモータ固定子131の温度が上昇して支持体200の温度が上昇する。
リニアモータシステム103においては、リニアモータ可動子132から発生する熱量が最も多くなるため、リニアモータ可動子132に隣接する支持プレート108の温度の上昇幅は支持体200の温度の上昇幅よりも大きくなる。各部材の熱膨張量は各部材の線膨張係数と温度の上昇幅との積によって決定される。仮に、支持プレート108と支持体200とを同じアルミニウム合金により構成した場合、支持プレート108の線膨張係数と支持体200の線膨張係数が等しくなる。そのため、支持プレート108の温度の上昇幅が支持体200の温度の上昇幅よりも大きい場合、支持プレート108の熱膨張量が支持体200の熱膨張量よりも大きくなる。ここで、熱膨張量とは各部材の常温時の寸法と温度上昇後の寸法との差である。
この場合、図5に示すように、例えば支持プレート108の上下方向の熱膨張が、支持体200に固定されたリニアレール110a,110a及びリニアレール110a,110aに係合するリニアブロック110b,110bよって拘束される。これにより、リニアレール110a,110aとリニアブロック110b,110bとの間に、支持プレート108の熱膨張量と支持体200の熱膨張量との差に起因する荷重が発生する。この荷重は、リニアブロック110bをリニアレール110aの側面に対して上下方向に押し付けるように作用する。
このような荷重が作用した状態でリニアレール110a上をリニアブロック110bがスライドすると、リニアレール110aとリニアブロック110bとの間に作用する摩擦力は、荷重が作用していない場合と比較して大きくなる。そのため、例えばリニアレール110a及びリニアブロック110bが摩耗しやすくなり、リニアモータシステム103が所定の寿命を超えて健全であることを保証するために、例えば上位の型番を選択するなどして、耐荷重性、耐摩耗性あるいは耐久性を向上させることが必要になる。リニアモータシステム103の上位の型番の選定は、例えば駆動ステージ10の大型化、装置重量の増大、リニアモータ130の大型化、装置稼働速度の低下に繋がる虞がある。
また、支持プレート108の熱膨張量が支持体200の熱膨張量よりも大きくなり、支持プレート108の熱膨張がリニアレール110a,110a及びリニアブロック110bよって拘束されると、図5に示すように支持プレート108が撓むことがある。このときの支持プレート108の変形量、例えばX軸方向における変形量δ108が大きくなると、部品実装ヘッド107が所定の位置からずれて部品実装精度が低下する虞がある。また、支持プレート108がX軸方向に膨出するように撓むことで、ビーム104の重量によって支持プレート108に作用するY軸周りモーメントにより、ビーム104の支持プレート108と反対側の端部が下方に傾くことがある。この場合にも、部品実装ヘッド107が所定の位置からずれて部品実装精度が低下する虞がある。
前記のように支持プレート108の熱膨張量と支持体200の熱膨張量の差は、支持プレート108と支持体200のそれぞれの線膨張係数と温度の上昇幅との関係によって決定される。そして、本実施形態において、支持プレート108の温度の上昇幅は支持体200の温度の上昇幅よりも大きい。
そこで、本実施形態の駆動ステージ10は、支持プレート108を鉄またはステンレス鋼により構成し、支持体をアルミニウム合金により構成する。あるいは、支持プレート108を鉄により構成し、支持体200をステンレス鋼により構成する。これにより、支持体200を構成する材料の線膨張係数が、支持プレート108を構成する材料の線膨張係数よりも大きくなるようにしている。
すなわち、支持体200は支持プレート108よりも熱膨張をしやすく、支持プレート108は支持体200よりも熱膨張をしにくくなっている。したがって、支持プレート108の温度上昇幅が支持体200の温度上昇幅よりも大きくても、これらの線膨張係数が等しい場合と比較して支持プレート108の熱膨張量と支持体200の熱膨張量との差を小さくすることができる。
これにより、リニアレール110aとリニアブロック110bとの間に作用する荷重を低減することができる。したがって、リニアモータシステム103の選定において必要以上に上位の仕様を選定する必要がなく、駆動ステージ10の大型化を回避しつつリニアモータシステム103の長寿命化を実現することができる。また、ファンやその周辺機器あるいはエア通路などの冷却手段を用いなくても、リニアモータシステム103の長寿命化を実現することができるので、装置の小型化に寄与する。
また、支持プレート108の熱膨張量と支持体200の熱膨張量との差を小さくすることで、支持プレート108の変形量δ108を減少させることができる。そのため、支持プレート108に作用するビーム104の重量によるY軸周りモーメントにより、ビーム104が下方に傾くことが防止される。したがって、本実施形態の部品実装装置1によれば、部品実装ヘッド107の位置ずれを抑制し、部品実装精度の低下を回避することができる。
ここで、支持プレート108の熱膨張量と支持体200の熱膨張量との差を無くすことができれば、前記の効果を最大にすることができる。しかし、各部材の温度の上昇幅は各種の条件によって変動するため、現実的には各部材の熱膨張量の差を0にすることは困難である。そのため、支持プレート108と支持体200のそれぞれの温度の上昇幅を考慮して、支持プレート108と支持体200の熱膨張量の差が最小になるように、支持プレート108と支持体200の線膨張係数を選定することが好ましい。
例えば、支持プレート108の線膨張係数をα、温度の上昇幅をΔT1とし、支持体200の線膨張係数をβ、温度の上昇幅をΔT2とする。このとき以下の式(1)及び(2)を満たし、かつ式(2)の右辺が最小値となるように線膨張係数α、βを決定する。
α<β …(1)
0<ΔT1/ΔT2−β/α …(2)
すなわち、支持体200の線膨張係数βを支持プレート108の線膨張係数αよりも大きくし、かつ支持プレート108の温度上昇幅ΔT1を支持体200の温度上昇幅ΔT2で除した値から支持体200の線膨張係数βを支持プレート108の線膨張係数αで除した値を差し引き、その値が正の最小値となるように線膨張係数α及びβを選定する。
これにより、支持プレート108と支持体200の熱膨張量の差を最小にすることができる。したがって、部品実装装置1において部品実装精度の低下及び駆動ステージ10の装置の大型化をより確実に回避しつつ、駆動ステージ10のリニアモータシステム103の長寿命化をより効果的に実現することができる。
また、本実施形態の駆動ステージ10は、支持体200とバックプレート201からなるバイメタル部220を有している。部品実装装置1において前記の部品実装工程が長時間継続して行われると、リニアモータ可動子132の熱がリニアモータ固定子131を介してあるいは輻射により支持体200に伝わり、さらにバックプレート201に伝達される。これにより、支持体200及びバックプレート201の温度が上昇し、これらが例えば上下方向に熱膨張する。
ここで、本実施形態の駆動ステージ10は、前述のように支持体200をアルミニウム合金またはステンレス鋼により構成し、バックプレート201を鉄により構成する。あるいは、支持体200をアルミニウム合金により構成し、バックプレート201をステンレス鋼により構成する。これにより、バックプレート201を構成する材料の線膨張係数が、支持体200を構成する材料の線膨張係数よりも小さくされている。
すなわち、バックプレート201は支持体200よりも熱膨張をしにくく、支持体200はバックプレート201よりも熱膨張をしやすくなっている。また、リニアモータ可動子132の熱は、支持体200を介してバックプレート201に伝達されるため、バックプレート201の温度上昇幅は支持体200の温度上昇幅よりも小さい。そのため、例えばバックプレート201の上下方向の熱膨張量は支持体200の上下方向の熱膨張量よりも小さくなる。これにより、図5に示すように、バイメタル部220は、支持プレート108が膨出する方向と逆方向に反るように変形する。そのため、例えばバイメタル部220のX軸方向の反り量δ220を調整することにより、支持プレート108の変形量δ108を相殺することができる。
したがって、本実施形態の駆動ステージ10のバイメタル部220によれば、仮に支持プレート108と支持体200を構成する材料の線膨張係数が等しいかあるいは支持プレート108を構成する材料の線膨張係数が支持体200を構成する材料の線膨張係数よりも大きい場合であっても、部品実装装置1の部品実装ヘッド17の位置ずれを低減して部品実装精度を向上することができる。また、ファンやその周辺機器あるいはエア通路などの冷却手段を用いなくても、部品実装装置1の部品実装精度の向上を実現することができるので、装置の小型化に寄与する。
また、支持プレート108が例えば上下方向に熱膨張して撓んだときに、バイメタル部220が反るように変形することで、支持プレート108上のリニアブロック110bの変位に追従させるように支持体200上のリニアレール110aを変位させることが可能になる。これにより、リニアブロック110bとリニアレール110aとの位置ずれを低減することができる。すなわち、バイメタル部220と支持プレート108との変形の傾向を一致させ、リニアブロック110bからリニアレール110aに作用する荷重を低減することができる。
したがって、本実施形態の駆動ステージ10のバイメタル部220によれば、仮に支持プレート108と支持体200を構成する材料の線膨張係数が等しいかあるいは支持プレート108を構成する材料の線膨張係数が支持体200を構成する材料の線膨張係数よりも大きい場合であっても、装置の大型化を回避しつつリニアモータシステム103の長寿命化を実現することができる。また、ファンやその周辺機器あるいはエア通路などの冷却手段を用いなくても、リニアモータシステム103の長寿命化を実現することができるので、装置の小型化に寄与する。
また、本実施形態のように支持プレート108の構成材料の線膨張係数が支持体200の構成材料の線膨張係数よりも小さくされている場合には、従来よりも減少した支持プレート108の変形量δ108をバイメタル部220の反り量δ220によって相殺することで、支持プレート108の変形による影響をさらに減少させることができる。また、バイメタル部220の反りによりリニアブロック110bからリニアレール110aに作用する荷重をさらに低減することができる。すなわち、支持プレート108の構成材料の線膨張係数が支持体200の構成材料の線膨張係数よりも小さくされていることによる効果と、バイメタル部の反りによる効果との相乗効果により、装置の大型化の回避とリニアモータシステム103の長寿命化をより確実に実現することができる。
また、支持体200からバックプレート201への熱の伝達を抑制する断熱構造を有することで、支持体200からバックプレート201へ伝達される熱を減少させ、バイメタル部220の反り量δ220を大きくすることができる。すなわち、図4に示すように、バックプレート201が支持体200に対向する面201aに凹部210を有する場合には、支持体200とバックプレート201との間の伝熱面積が減少し、支持体200からバックプレート201へ伝達される熱が減少する。支持体200のバックプレート201に対向する面200bに同様の凹部を設けても、バックプレート201と支持体200との間に断熱材を挟んでも、同様の効果を得ることができる。これにより、バイメタル部220の反り量δ220を調整し、装置の大型化の回避とリニアモータシステム103の長寿命化をより確実に実現することができる。
また、支持プレート108及びバックプレート201の材料を鉄またはステンレス鋼により構成することで、支持プレート108及びバックプレート201の強度を確保しつつ、材料のコストを抑制することができる。また、支持体200の材料をアルミニウム合金により構成することで、支持体200の軽量化を実現することができる。また、支持体200の材料をステンレス鋼により構成することで、支持体200の強度を向上させ、耐久性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、装置の大型化を回避しつつリニアモータシステム103の長寿命化が可能な駆動ステージ10を得ることができる。また、駆動ステージ10を用いて部品実装精度の向上が可能な部品実装装置1を得ることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。前述の実施形態は本発明を解りやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されない。
例えば、支持プレート108とビーム104とを断熱材を介して接続してもよい。また、支持体200と架台100の側壁部120とを断熱材を介して接続してもよい。また、支持プレート108、支持体200またはバックプレート201を構成する材料として、銅などの他の金属やFRP等の炭素系材料を用いてもよい。また、架台100は例えばアルミニウム、ステンレス鋼、銅、炭素系材料により構成することができる。また、ビーム104は例えば鉄、ステンレス鋼、銅、炭素系材料により構成することができる。
また、ビーム104の両端を支持する構造を採用してもよい。また、支持体200の断面形状はI字型(直線状)、L字型、上下逆のL字型またはチャネル型(角を有するU字型)であってもよい。また、リニアレール110aは3本以上であってもよく、リニアモータ固定子131がリニアレール110aの間に配置されていなくてもよい。
なお、支持プレート108にリニアモータ固定子131を固定し、支持体200にリニアモータ可動子132を固定してもよい。これにより、支持体200の温度上昇幅が支持プレート108の温度上昇幅よりも大きくなる場合には、支持プレート108を構成する材料の線膨張係数が、支持体200を構成する材料の線膨張係数よりも大きいことが好ましい。
また、前述の実施の形態で説明した駆動ステージ10は、部品実装装置1以外の装置に適用してもよい。これらの構成は例えば輸送機械、医療用の検査装置、分析装置などの他の産業機械に適用することが可能である。また、部品実装ヘッド107を、液体を吸引あるいは吐出するノズルに置き換えてもよく、支持プレート108によりロボットアームを支持することもできる。
10 駆動ステージ
103 リニアモータシステム
104 ビーム
107 部品実装ヘッド
108 支持プレート
110a リニアレール
110b リニアブロック
130 リニアモータ
131 リニアモータ固定子
132 リニアモータ可動子
200 支持体
200b リニアモータシステム側と反対側の面
201 バックプレート
210 凹部
X 第2の特定往復方向
Y 特定往復方向

Claims (11)

  1. 支持体と、該支持体に対してリニアモータシステムと支持プレートとを介在して特定往復方向に移動可能に支持されたビームと、を備え、
    前記リニアモータシステムは、前記支持体に固定された複数のリニアレールと、
    前記リニアレール上を移動する前記支持プレートに固定されたリニアモータと、を有し、
    前記支持体の材料の線膨張係数は、前記支持プレートの材料の線膨張係数より大きいことを特徴とする駆動ステージ。
  2. 前記支持プレートの材料は、鉄またはステンレス鋼であり、
    前記支持体の材料は、アルミニウム合金である
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動ステージ。
  3. 前記支持プレートの材料は、鉄であり、
    前記支持体の材料は、ステンレス鋼である
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動ステージ。
  4. 前記リニアモータは、リニアモータ固定子とリニアモータ可動子とを有し、
    前記リニアモータ固定子は、前記支持体に固定され、
    前記リニアモータ可動子は、前記支持プレートに固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動ステージ。
  5. 前記リニアモータシステムは、複数の前記リニアレールにそれぞれスライド可能に係合する複数のリニアブロックを有し、
    複数の前記リニアブロックは、前記支持プレートに固定される
    ことを特徴とする請求項4に記載の駆動ステージ。
  6. 前記支持体の前記リニアモータシステム側と反対側の面に固定されたバックプレートを有し、
    前記バックプレートの材料の線膨張係数は、前記支持体の材料の線膨張係数より小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動ステージ。
  7. 支持体と、該支持体に対してリニアモータシステムと支持プレートとを介在して特定往復方向に移動可能に支持されたビームと、を備えた駆動ステージであって、
    前記リニアモータシステムは、前記支持体に固定された複数のリニアレールと、前記リニアレール上を移動する前記支持プレートに固定されたリニアモータと、を有し、
    前記支持体は、前記リニアモータシステム側と反対側の面に固定されたバックプレートを有し、
    前記バックプレートの材料の線膨張係数は、前記支持体の材料の線膨張係数より小さいことを特徴とする駆動ステージ。
  8. 前記支持体の材料は、アルミニウム合金またはステンレス鋼であり、
    前記バックプレートの材料は、鉄である
    ことを特徴とする請求項7に記載の駆動ステージ。
  9. 前記支持体の材料は、アルミニウム合金であり、
    前記バックプレートの材料は、ステンレス鋼である
    ことを特徴とする請求項7に記載の駆動ステージ。
  10. 前記バックプレートは、前記支持体に対向する面に凹部を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の駆動ステージ。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の駆動ステージを用いた部品実装装置であって、
    前記ビームに対してリニアガイドを介在して前記特定往復方向と直交する第2の特定往復方向に移動可能に支持された部品実装ヘッドを備えることを特徴とする部品実装装置。
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