JP5423881B2 - 四重極型質量分析装置 - Google Patents
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Description
直流電圧Uの応答時間t(U)が高周波電圧Vの応答時間t(V)よりも大きい場合、低質量電荷比MLと高質量電荷比MHとの切替え時における各電圧変化は図7(a)に示すようになる。この場合、図7(b)に示すように、低質量電荷比MLから高質量電荷比MHへの切替えの過渡状態において多量のイオンが四重極マスフィルタを通過してしまう。逆に、高周波電圧Vの応答時間t(V)が直流電圧Uの応答時間t(U)よりも大きい場合には、高質量電荷比MHと低質量電荷比MLとの切替え時における各電圧変化は図7(c)に示すようになり、図7(d)に示すように、高質量電荷比MHから低質量電荷比MLへの切替えの過渡状態において多量のイオンが四重極マスフィルタを通過してしまう。
ロッド電極で囲まれる空間に形成される四重極電場においてイオンが安定的に存在し得る(つまり途中で発散せずに四重極マスフィルタを通過し得る)安定領域Sは、図8中に示すような略三角形状となる。質量電荷比がMLからMHに切り替えられるとき安定領域Sは図8(a)に示すように移動するとともに拡大する。応答時間t(U)、t(V)がほぼ揃っている(電圧比U/Vが略一定に維持される)場合には、図8(a)中に点線で示すように電圧は変化する。ところが、直流電圧Uの変化が高周波電圧Vの変化よりも遅れる場合には、極端に書けば、四重極マスフィルタに導入されたイオンが感受する電場は図8(a)中に実線で示す矢印のように変化する。この場合、変化の経路の大部分が安定領域Sの内側となり、そのため、この過渡状態のときに四重極マスフィルタに導入されるイオンは発散せずに四重極マスフィルタを通り抜け易い。
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記プリロッド電極に印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴としている。
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記ポストロッド電極に印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴としている。
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記プリロッド電極及び前記ポストロッド電極のそれぞれに印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴としている。
図2は、この例で用いられている四重極マスフィルタ2の主電極部3において、イオンの質量電荷比とイオンが通過する所要時間との関係を示す図である。例えば質量電荷比m/z1000であるイオンの通過所要時間は243.3[μs]、質量電荷比m/z2000であるイオンの通過所要時間は344.1[μs]である。原理的に、その通過所要時間が直流電圧U又は高周波電圧Vのいずれか応答時間が遅い方(ここでは直流電圧U)の応答時間よりも長いような高質量電荷比のイオンは、主電極部3を通過する間に発散してしまい通り抜けることはない。したがって、例えば直流電圧Uの応答時間t(U)を243.3[μs]にすれば、質量電荷比が1000以上であるイオンは電圧変化の過渡状態において排除される。直流電圧Uの応答時間t(U)を短くするほど、主電極部3において排除可能な質量電荷比の下限は下がる。
一次微分フィルタ回路65、66は低域遮断フィルタであり、そのカットオフ周波数fはf=1/(2πτ)である。時定数τが仮にt(U)/3であったとすると、直流電圧Uの変動の周波数特性はf(U)=1/(2πτ)となるので、τ<t(U)/3であるとf(U)<fとなり、質量電荷比切替えに伴う直流電圧Uの変動電圧は一次微分フィルタ回路65、66を通過せず、プリロッド電極41〜44には電圧が印加されなくなってしまう。そこで、質量電荷比切替えに伴う直流電圧Uの変動電圧が一次微分フィルタ回路65、66を通過する条件として上記のように定めた。
2…四重極マスフィルタ
3…主電極部
31〜34…主ロッド電極
4…プリ電極部
41〜44…プリロッド電極
5…検出器
6…四重極電圧発生部
61、64…高周波電源
62、63…直流電源
65、66、68、69…一次微分フィルタ回路
7…制御部
8…ポスト電極部
81〜84…ポストロッド電極
A…イオン光軸
C…コンデンサ
R…抵抗
Claims (5)
- 試料由来のイオンを質量電荷比に応じて選択的に通過させる4本の主ロッド電極の前段に同数のプリロッド電極を配置した四重極マスフィルタを具備する四重極型質量分析装置において、
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記プリロッド電極に印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴とする四重極型質量分析装置。 - 試料由来のイオンを質量電荷比に応じて選択的に通過させる4本の主ロッド電極の後段に同数のポストロッド電極を配置した四重極マスフィルタを具備する四重極型質量分析装置において、
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記ポストロッド電極に印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴とする四重極型質量分析装置。 - 試料由来のイオンを質量電荷比に応じて選択的に通過させる4本の主ロッド電極の前段に同数のプリロッド電極を配置するとともに後段に同数のポストロッド電極を配置した四重極マスフィルタを具備する四重極型質量分析装置において、
a)測定対象の質量電荷比に応じて異なる電圧値の直流電圧を発生する直流電圧源、測定対象の質量電荷比に応じて異なる振幅を有する高周波電圧を発生する高周波電圧源、及び、その直流電圧と高周波電圧とを加算して前記主ロッド電極に印加する電圧加算部、を含み、測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に高周波電圧の振幅の応答時間が直流電圧の応答時間よりも短く設定され、且つ、該直流電圧の応答時間が、分析対象の最大の質量電荷比を持つイオンが前記主ロッド電極を通過するに要する時間よりも短く設定されてなる四重極駆動手段と、
b)測定対象の質量電荷比を切り替えるべく高周波電圧及び直流電圧が同時に変更される際に、その高周波電圧と直流電圧の応答時間の差異に起因してそれら電圧の変化時に前記主ロッド電極を通過し得る低い質量電荷比を持つイオンを遮断するために、前記直流電圧の変化の過渡状態に対応した電圧を生成して前記プリロッド電極及び前記ポストロッド電極にそれぞれ印加する過渡時電圧印加手段と、
を備えることを特徴とする四重極型質量分析装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の四重極型質量分析装置であって、
前記過渡時電圧印加手段は微分回路であることを特徴とする四重極型質量分析装置。
- 請求項4に記載の四重極型質量分析装置であって、
前記微分回路の時定数は、前記直流電圧源による直流電圧の応答時間の3分の1よりも大きい値に設定されてなることを特徴とする四重極型質量分析装置。
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