JP5423520B2 - 位置計測システム、位置計測装置及び位置計測プログラム - Google Patents

位置計測システム、位置計測装置及び位置計測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、位置計測システム、位置計測装置及び位置計測プログラムに関する。
従来、作業者の所定の部位にマーカーを設置し、このマーカーを撮影した画像に基づいて作業者の動作を観測するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の作業指示システムは、作業者の腕、肩、頭などの部位にマーカーを設置し、このマーカーをビデオカメラで撮影した映像記録に基づいて作業者の行動を把握し、把握した作業者の行動の情報を基準の情報と比較し、比較の結果に基づいて作業者への指示を行うように構成されている。
特開2006−239014号公報
本発明の目的は、標識装置が装着された腕部と把持対象物を把持する把持部を有する手部とが屈曲した場合でも、その屈曲を考慮して把持部の位置を演算することができる位置計測システム、位置計測装置及び位置計測プログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の位置計測システム、位置計測装置及び位置計測プログラムを提供する。
[1]把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着され、少なくとも3つの位置標識を有する標識装置と、前記標識装置を撮影する撮影装置と、前記撮影装置により撮影した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算手段と、前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算手段とを備えた位置計測システム。
[2]前記第2の演算手段は、前記第1の演算手段で演算した前記腕部の向きが設定角度よりも上向きであるとき、前記腕部と前記手部との屈曲がないとした場合の前記把持部の位置よりも前記把持部の位置が低くなるように補正を行い、前記第1の演算手段で演算した前記腕部の向きが設定角度よりも下向きであるとき、前記腕部と前記手部との屈曲がないとした場合の前記把持部の位置よりも前記把持部の位置が高くなるように補正を行う前記[1]に記載の位置計測システム。
[3]前記第2の演算手段は、前記把持対象物が載せられた支持部材の傾斜を考慮に加えて前記把持部の位置を演算する前記[1]又は[2]に記載の位置計測システム。
[4]把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着される少なくとも3つの位置標識を有する標識装置を撮影した画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算手段と、前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算手段とを備えた位置計測装置。
[5]把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着される少なくとも3つの位置標識を有する標識装置を撮影した画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得手段により取得した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算ステップと、前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算ステップとを備えた位置計測プログラム。
請求項1,4,5に記載の発明によれば、標識装置が装着された腕部と把持対象物を把持する把持部とが屈曲した場合でも、その屈曲を考慮して把持部の位置を演算することができる。
請求項2に記載の発明によれば、腕部の向きに応じて把持部の位置を補正することができる。
請求項3に記載の発明によれば、把持対象物が載せられた支持部材が傾斜している場合でも、その傾斜に応じて把持部の位置を演算することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る位置測定システムを示す全体図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る撮影装置から見た標識装置を示す平面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る位置計測装置の概略の構成例を示す構成図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る標識装置の位置及び向きの演算方法を説明するために示す説明図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る第2の演算手段が把持部96aの位置の座標を補正する際の補正量の一例を示すグラフである。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る位置計測システムの動作手順を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る位置測定システムを示す全体図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係る撮影装置から見た標識装置を示す平面図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における位置測定システムを示す図である。
この位置計測システム100は、作業者90の前腕部95に装着された標識装置1と、標識装置1を作業者90の上方から撮影する撮影装置2と、撮影装置2で撮影した画像に基づいて演算を行う位置計測装置3とを備えている。なお、以下では人間である作業者90の動作を位置計測システム100で観測する場合について説明するが、人間の形態を模したロボットを観測対象とすることも可能である。
作業者90は、床面8に立った状態で部品棚4に置かれた複数種類(本実施の形態では3種類)の第1〜第3の組付部品41,42,43の何れかを把持して部品棚4から取り出し、図略の被組立物に組付ける。
部品棚4には、第1〜第3の組付部品41,42,43をそれぞれ支持する支持部材としての第1〜第3の棚板4a,4b,4cが設けられている。第1〜第3の棚板4a,4b,4cは、水平方向に沿って設けられ、床面8からの高さがそれぞれ異なっている。
第1の棚板4aに支持された第1の組付部品41は、作業者90の頭部91に対応する高さに位置している。第2の棚板4bに支持された第2の組付部品42は、作業者90の胸部92に対応する高さに位置している。第3の棚板4cに支持された第3の組付部品43は、作業者90の腹部93に対応する高さに位置している。なお、第1〜第3の棚板4a,4b,4cには、作業者90が部品を取り出した後に同種の部品が供給されるものとする。
作業者90の上腕部94は、第1の連結部としての肩関節9aを介して胸部92に連結され、胸部92に対して屈曲可能である。また、作業者90の前腕部95は、第2の連結部としての肘関節9bを介して上腕部94に連結され、上腕部94に対して屈曲可能である。また、作業者の手部96は、第3の連結部としての手関節9cを介して前腕部95に連結され、前腕部95に対して屈曲可能である。
手部96は、第1〜第3の組付部品41,42,43を把持することが可能な把持部の一例である。また、前腕部95は、手部96に対して屈曲可能に連結された腕部の一例である。
撮影装置2は、例えばビデオカメラにより実現され、作業者90の上方にて標識装置1を撮影可能な位置に固定されている。撮影装置2で撮影した画像の情報は、位置計測装置3に送られる。
また、以下の説明では、床面8に垂直な鉛直方向をZ軸とし、部品棚4の奥行き方向をY軸とする。また、Y軸及びZ軸に垂直な方向(部品棚4の幅方向)をX軸とする。
図2は、撮影装置2から見た標識装置1を示す図である。標識装置1は、作業者90が第1〜第3の組付部品41,42,43を把持する際に標識装置1の影像が第1〜第3の棚板4a,4b,4cによって遮られないよう、前腕部95の長手方向の中心位置よりも上腕部94側に装着されている。標識装置1は、前腕部95にベルト10によって固定されているが、これに限らず、例えば作業者90の衣服に接着等により一体に固定してもよい。
標識装置1には、位置標識としての第1〜第4のLED(Light Emitting Diode)11〜14が配置されている。第1〜第4のLED11〜14は、例えば撮影装置2に内蔵された図略の電池から電源が供給され、位置計測システム100の使用時において発光する光源として構成されている。
第1〜第4のLED11〜14は、同一平面上に配置され、例えばそれぞれのLEDが正方形の頂点をなすように等間隔で配置されている。標識装置1は、第1〜第4のLED11〜14が含まれる平面が前腕部95の仮想的な中心軸に対して平行になるように前腕部95に装着される。
図2の手部96に破線で示す領域は、第1〜第3の組付部品41,42,43を把持する際に第1〜第3の組付部品41,42,43の上面に接触する領域である。以下、この領域を把持部96aという。
第1〜第4のLED11〜14の中心位置から前腕部95の長手方向に沿った手関節9cまでの距離L、及び手関節9cから把持部96aの中心までの距離Lは、予め測定されているものとする。
(位置計測装置3の構成)
図3は、位置計測装置3の概略の構成例を示す構成図である。位置計測装置3は、CPU(Central Processing Unit)等の電子部品によって構成された制御部31と、磁気ディスクやROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等によって構成された記憶部32と、撮影装置2との通信を行う通信部33とを有して構成されている。
制御部31は、記憶部32に記憶された位置計測プログラム320に従ってCPUが動作することにより、画像取得手段311,第1の演算手段312,第2の演算手段313,判定手段314,及び照合手段315等として機能する。
記憶部32は、位置計測プログラム320,撮影装置2によって撮影した画像の情報である画像情報321,標識装置1における第1〜第4のLED11〜14の相対的な位置関係を示す標識装置情報322,作業者90の体格に関する情報である作業者情報323,把持部96aの位置の補正のための補正量情報324,第1〜第3の組付部品41〜43の位置を示す組付部品位置情報325,被組立物へ組み付けるべき組付部品の種別を示す組付部品情報326等を記憶する。
標識装置情報322は、第1〜第4のLED11〜14が成す正方形の各辺の長さに相当する第1〜第4のLED11〜14の間の相互の距離の情報を含む。また、作業者情報323は、上記の距離L及び距離Lの情報を含む。なお、距離L及び距離Lは、平均的な作業者の体格を考慮して予め設定された値として作業者情報323として記憶されていてもよい。
画像取得手段311は、通信部33を介して撮影装置2が撮影した画像の情報を予め定められた時間(例えば0.1秒)ごとに取得し、記憶部32に記憶する。
第1の演算手段312は、記憶部32に画像情報321として記憶された画像に第1〜第4のLED11〜14の全てが含まれている場合、その画像における第1〜第4のLED11〜14の位置関係に基づいて、標識装置1の三次元の位置及び向きを演算する。
標識装置1の三次元の位置及び向きは、画像情報321の画像における第1〜第4のLED11〜14の位置関係に基づいて幾何学的な演算を行うことにより可能である。以下にその演算方法の一例を説明する。
図4は、標識装置1の三次元の位置及び向きの演算方法を説明するために示す説明図である。
まず、撮影装置2の画素面21における標識装置1の4つのLEDのうちの3つ(例えば第1〜第3のLED11〜13)の画像位置c1,c2,c3と撮影装置2の光学中心20との位置関係から、光学中心20を基準とした座標系における第1〜第3のLED11〜13の位置の方向ベクトルd1,d2,d3を算出する。方向ベクトルd1,d2,d3は、規格化された単位ベクトルであり、X軸方向のベクトルを示すx1,x2,x3、Y軸方向のベクトルを示すy1,y2,y3、及びZ軸方向のベクトルを示すz1,z2,z3で表される。
第1〜第3のLED11〜13の三次元空間の位置ベクトルをp,p,pとすると、これらは方向ベクトルd,d,dの延長線上に存在するので、光学中心20からの距離をそれぞれt,t,tとすると、位置ベクトルp,p,pは次式で表される。
(数1)
=t・d
=t・d
=t・d
標識装置1における実際の第1〜第3のLED11〜13の間の距離は記憶部32に標識装置情報322として記憶されており、第1のLED11と第2のLED12の距離、第2のLED12と第3のLED13の距離、第3のLED13と第1のLED11の距離をそれぞれi,i,iとすると、次式が得られる。
(数2)
(t・x-t・x)+(t・y-t・y)+(t・z-t・z)=i
(t・x-t・x)+(t・y-t・y)+(t・z-t・z)=i
(t・x-t・x)+(t・y-t・y)+(t・z-t・z)=i
この式を変形して次式が得られる。
(数3)
-2・t・t・(x・x+y・y+z・z)+t -i =0
-2・t・t・(x・x+y・y+z・z)+t -i =0
-2・t・t・(x・x+y・y+z・z)+t -i =0
この式に基づいて次式が得られる。
(数4)
=A・t±√((A -1)・t +i )
=A・t±√((A -1)・t +i )
=A・t±√((A -1)・t +i )
ただし、この数4の数式におけるA,A,Aは次式のとおりである。
(数5)
=x・x+y・y+z・z
=x・x+y・y+z・z
=x・x+y・y+z・z
ここで、t,t,tは実数であるため、数4のルート演算子の中が正である条件として次式が得られる。
(数6)
≦√(i /(1−A )
≦√(i /(1−A )
≦√(i /(1−A )
次に、上記の数6の数式を満たすことを条件として、上記数4の全ての数式を満たすt,t,tを算出する。こうして求めたt,t,tを数1の数式に適用して第1〜第3のLED11〜13の三次元の位置を示す座標が得られる。
上記の演算手順では、第1〜第3のLED11〜13の座標として、2つの解が得られる。そこで、第1〜第4のLED11〜14のうち、上記の第1回目の演算で用いたLEDとは異なる組み合わせのLED(例えば、第2〜第4のLED12〜14)を用いて上記と同様の演算手順により第2回目の演算を行い、第1回目の演算で得られた座標と一致する座標の組み合わせを正しい解とする。これにより、第1〜第4のLED11〜14の座標を算出できる。
なお、標識装置1のLEDの数が3つである場合には、第1の演算手段312は、近似解として、第1回目の演算で得られた2つの解の座標を平均して各LEDの三次元の座標とすることができる。
第1の演算手段312は、上記の演算方法によって算出した第1〜第4のLED11〜14の座標の中心点の座標を演算し、その中心点から第1〜第4のLED11〜14を含む平面の法線方向に前腕部95の半径に相当する距離だけ移動した位置の座標を演算する。
この移動量は、記憶部32に作業者情報323として記憶されており、例えば予め測定した作業者90の前腕部95の標識装置1の装着部位の太さに基づいて算出された値でもよく、平均的な作業者の前腕部の太さを考慮して予め設定された固定値を用いてもよい。こうして演算した座標は、標識装置1が装着された部位における前腕部95の位置を表す。
また、第1の演算手段312は、この第1〜第4のLED11〜14の座標に基づいて、前腕部95の向きを演算する。前腕部95の向きは、例えば第1のLED11と第2のLED12の中間位置から第3のLED11と第4のLED14の中間位置に向かう単位ベクトルで表される。
第2の演算手段313は、第1の演算手段312が演算した前腕部95の位置及び向きに基づき、前腕部95の向きに応じた前腕部95と手部96との屈曲を考慮して、手部96の把持部96aの位置を演算する。以下にこの演算の手順の一例を説明する。
第2の演算手段313は、第1の演算手段312が演算した前腕部95の標識装置1が装着された部位の位置から前腕部95の向きに沿って、距離L(図2参照)だけ移動した位置の座標を演算する。この座標は、手関節9cの座標を表す。
また、第2の演算手段313は、手関節9cの位置から第1の演算手段312が演算した前腕部95の向きに沿って、さらに図2に示す距離L(図2参照)だけ移動した位置の座標を演算する。この座標は、前腕部95と手部96との屈曲がないとした場合の把持部96aの中心位置の仮の座標を示す。
次に、第2の演算手段313は、前腕部95の向きに応じて把持部96aの中心位置の座標を補正する。この補正は、前腕部95の向きに応じた補正量を把持部96aの中心位置の座標に加算又は減算することにより行う。
図5は、第2の演算手段313が把持部96aの中心位置の座標を補正する際の補正量の一例を示すグラフである。このグラフは、前腕部95の向きと補正量との関係を示している。このグラフに示される情報は、補正量情報324の一例である。
この図に示すように、前腕部95の向きが水平方向である場合には、把持部96aの中心位置の補正量はゼロであり、前腕部95の向きが上向きになるにつれてマイナスの補正量が大きくなる。また、前腕部95の向きが水平方向から下向きになるにつれてプラスの補正量が大きくなる。またさらに、前腕部95の向きが水平方向に近い領域では前腕部95の向きに対する補正値の変化量が大きく、前腕部95の向きが上向き又は下向きの角度が大きくなるにつれて前腕部95の向きに対する補正値の変化量が小さくなる。
この補正量は、作業者90が部品棚4から第1〜第3の組付部品41〜43を把持して取り出す際の前腕部95と手部96との屈曲度合いを示す屈曲角を考慮して設定されている。この屈曲角について、図1を参照して説明する。
図1に実線で示すように、作業者90が胸部92に対応する高さの第2の組付部品42を把持する際、前腕部95の向きは略水平方向であり、前腕部95と手部96とは殆ど屈曲せず、この状態における前腕部95の仮想的な中心軸952と手部96の仮想的な中心軸962とは略平行な状態である。この状態では、YZ平面における中心軸952と中心軸962とがなす下側の角度である屈曲角θが略180°である。
また、図1に破線で示すように、作業者90が頭部91に対応する高さの第1の組付部品41を把持する際、前腕部95の向きは水平方向よりも上向きとなり、手部96は前腕部95に対して屈曲し、この状態における前腕部95の仮想的な中心軸951と手部96の仮想的な中心軸961との屈曲角θは例えば150°となる。
また、図1に破線で示すように、作業者90が腹部93に対応する高さの第3の組付部品43を把持する際、前腕部95の向きは水平方向よりも上向きとなり、手部96は前腕部95に対して逆方向に屈曲し、この状態における前腕部95の仮想的な中心軸953と手部96の仮想的な中心軸963との屈曲角θは例えば210°となる。
このように、前腕部95の向きに応じて前腕部95と手部96との屈曲角が変化する。前腕部95の向きが水平方向よりも上向きである場合には、前腕部95と手部96とが屈曲しないとした場合の把持部96a位置よりも実際の把持部96aの位置は下方になる。
また、前腕部95の向きが水平方向よりも下向きである場合には、前腕部95と手部96とが屈曲しないとした場合の把持部96a位置よりも実際の把持部96aの位置は上方になる。図5に示す補正値は、この前腕部95の向きと屈曲角による把持部96aの位置のずれ量との関係に基づいて設定されている。
第2の演算手段313は、前腕部95と手部96との屈曲がないとした場合の把持部96aの中心位置の仮の座標のZ軸の座標値に、図5のグラフに示されるような補正量を加算して補正を行い、把持部96aの位置を示す座標を演算する。つまり、第2の演算手段313は、前腕部95の向きが水平方向に対応した設定角度よりも上向きであるときに把持部96aの位置が低くなるように補正を行い、前腕部95の向きが水平方向に対応した設定角度よりも下向きであるときに把持部96aの位置が高くなるように補正を行う。
なお、前腕部95の向きと補正量との関係は、例えば対応表の形式で補正量情報324として記憶されていてもよく、前腕部95の向きと補正量との相関関係を示す関係式が補正量情報324として記憶されていてもよい。
判別手段314は、第2の演算手段313が演算した把持部96aの位置を示す座標に基づいて、作業者90が第1〜第3の組付部品41〜43のうち、何れの組付部品を把持したかを判別する。判別手段314は、例えば記憶部32の組付部品位置情報325に示される第1〜第3の組付部品41〜43の配置位置と、把持部96aの座標との相対的な距離を演算し、その距離が最も短い組付部品を作業者90が把持したと判別する。
照合手段315は、判別手段314が判定した組付部品と、被組立物に組み付けるべき組付部品とを照合し、作業者90が適切な組付部品を把持したか否かを判定する。被組立物に組み付けるべき組付部品の情報は、記憶部32の組付部品情報326に記憶されている。また、照合手段315は、作業者90が不適切な組付部品を把持したと判定した場合には、例えばブザーや表示によって警報を発し、作業者90に報知する。
(位置計測システム100の動作)
次に、図1から図6を参照して位置計測システム100の動作を説明する。
図6は、位置計測システム100の動作手順を示すフローチャートである。
画像取得手段311は、通信部33を介して撮影装置2が撮影した画像の情報を取得し、記憶部32に画像情報321として記憶する(S10)。
次に、第1の演算手段312は、ステップS10で記憶された画像情報321の画像に第1〜第4のLED11〜14の全てが含まれているかを判定する(S11)。
画像情報321の画像に第1〜第4のLED11〜14の全てが含まれている場合(S11;Yes)、第1の演算手段312は、画像情報321の画像における第1〜第4のLED11〜14の位置に基づいて、識別装置1の位置及び向きを演算する(S12)。
次に、第1の演算手段312は、ステップS12で演算した識別装置1の位置及び向き、並びに作業者情報323を参照して得た作業者90の前腕部95の太さに応じた移動量に基づいて、前腕部95の位置を演算する(S13)。
次に、第2の演算手段313は、ステップS13で演算した前腕部95の位置、ステップS12で演算した識別装置1の向き、及び作業者情報323を参照して得た距離L及び距離L(図2参照)に基づいて、前腕部95と手部96との屈曲がないとした場合の把持部96aの位置を演算する(S14)。
次に、第2の演算手段313は、記憶部32の補正量情報324を参照し、ステップS14で演算した把持部96aの位置を補正する(S15)。
次に、判別手段314は、ステップS15で補正演算した把持部96aの位置を示す座標に基づいて、作業者90が第1〜第3の組付部品41〜43のうち、何れの組付部品を把持したかを判別する(S16)。
次に、照合手段315は、判別手段314が判定した組付部品と、被組立物に組み付けるべき組付部品とを照合し、作業者90が適切な組付部品を把持したか否かを判定する(S17)。
照合手段315は、ステップ17で適切な組付部品を把持していないと判定した場合には(S17;No)、作業者90にブザーや表示等により把持した組付部品が適切でないことを報知する(S18)。
作業者90は、この報知によって組付部品を確認し、適切な組付部品を再度把持して部品棚4から取り出し、被組立物への組み付けを行う。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、作業者90を側面から見たYZ平面における前腕部95の向きに応じて把持部96aの位置の補正を行う。
図1に示したように、作業者90が第1〜第3の組付部品41〜43の何れかを把持する際、前腕部95の向きは第1〜第3の組付部品41〜43の高さ方向の位置に応じて向きが変わるが、手部96の向きは略水平方向に沿った向きである。従って、前腕部95の仮想的な中心軸と手部96の仮想的な中心軸とがなす角度は、YZ平面における前腕部95の仮想的な中心軸とY軸とのなす角度で近似して求めることができる。
従って、本実施の形態における第2の演算手段313は、第1の演算手段312が演算した前腕部95の向きに基づいてYZ平面における前腕部95の仮想的な中心軸とY軸とのなす角度を演算し、その角度を用いて幾何学的な演算を行うことにより把持部96aの位置の補正を行う。
より詳細には、本実施の形態における第2の演算手段313は、YZ平面における前腕部95の仮想的な中心軸とY軸とのなす角度をθとすると、手関節9cから把持部96aの中心までの距離Lにsinθを乗算した積に相当する距離を前腕部95と手部96との屈曲がないとした場合の把持部96aの中心位置の仮の座標に加算又は減算することで補正を行う。
なお、第1の演算手段312が演算した手関節9cの座標に、距離Lとcosθを乗算した積に相当する距離をY軸方向に延伸することによっても、同様の値を得ることができる。
また、部品棚の棚板が水平方向に対して傾斜している場合には、その傾斜角に応じて補正量を変更することができる。この場合の演算方法について、以下に説明する。
図7は、第1〜第3の棚板4a,4b,4cが傾斜した部品棚4Aから第1〜第4の組付部品41〜43を取り出す場合の位置計測システム100を示す構成図である。この図に示すように、部品棚4Aの第1〜第3の棚板4a,4b,4cとZ軸とのなす角度αが90°よりも小さくなっている。
このように棚板が傾斜している場合には、第2の演算手段313は、YZ平面における前腕部95の仮想的な中心軸とY軸とのなす角度θから、第1〜第3の棚板4a,4b,4cの水平方向に対する傾斜角(90°−α)を減算する。そして、減算の結果得られた角度(以下、この角度を「φ」とする)を用いて、距離Lにsinφを乗算した積に相当する距離を前腕部95と手部96との屈曲がないとした場合の把持部96aの中心位置の仮の座標に加算又は減算することで補正を行う。
なお、上記のように、前腕部95の仮想的な中心軸と手部96の仮想的な中心軸とがなす角度をYZ平面における前腕部95の仮想的な中心軸とY軸とのなす角度で近似する演算方法に限らず、第1の演算手段312が演算した前腕部95の向きと、前腕部95の仮想的な中心軸と手部96の仮想的な中心軸とがなす角の対応関係を示す対応表又は演算式に基づいて把持部96aの位置の補正を行ってもよい。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。上記の実施の形態では、把持部96aの位置の鉛直方向(Z軸方向)の補正を行ったが、本実施の形態では、把持部96aのX軸方向の位置の補正も行う。
図8は、手部96の把持部96aが矢印Aの方向(X軸に沿った方向)に動いた状態を示す図である。この図に示すように、水平方向に配置された複数の組付部品の何れか1つを把持する際、前腕部95の向きは把持部96aの矢印A方向の位置に応じて大きく変化するが、手部96の向きの変化量は前腕部95の向きの変化量よりも小さい。特に、複数の組付部品の間に間仕切りがある場合にはこの傾向が顕著となる。従って、前腕部95と手部96とが屈曲する。
本実施の形態に係る第2の演算手段313は、第1の演算手段312で演算した前腕部95のXY平面上における向きに応じて前腕部95の仮想的な中心軸と手部96の仮想的な中心軸とのなす角度を演算により、又は対応表を参照して求め、その角度に応じて第1又は第2の実施形態と同様の演算方法によって把持部96aの位置を補正する。
そして、補正した把持部96aの位置に応じて判別手段314が複数の種類の組付部品のうち何れの組付部品が把持されたかを判別し、照合手段315がその組付部品が適切か否かの判定を行い、不適切であれば作業者90に報知する。
1…標識装置、2…撮影装置、3…位置計測装置、4,4A…部品棚、4a,4b,4c…第1〜第3の棚板、8…床面、9a…肩関節、9b…肘関節、9c…手関節、10…ベルト、11〜14…第1〜第4のLED、20…光学中心、21…画素面、31…制御部、32…記憶部、33…通信部、41〜43…第1〜第3の組付部品、90…作業者、91…頭部、92…胸部、93…腹部、94…上腕部、95…前腕部、96…手部、96a…把持部、100…位置計測システム、311…画像記憶手段、312…第1の演算手段、313…第2の演算手段、314…判別手段、315…照合手段、320…位置計測プログラム、321…画像情報、322…標識装置情報、323…作業者情報、324…補正量情報、325…組付部品位置情報、326…組付部品情報、951〜953,961〜963…中心軸c1,c2,c3…画像位置、d1,d2,d3…方向ベクトル、α…角度、θ,θ,θ…屈曲角

Claims (5)

  1. 把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着され、少なくとも3つの位置標識を有する標識装置と、
    前記標識装置を撮影する撮影装置と、
    前記撮影装置により撮影した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算手段と、
    前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算手段とを備えた位置計測システム。
  2. 前記第2の演算手段は、前記第1の演算手段で演算した前記腕部の向きが設定角度よりも上向きであるとき、前記腕部と前記手部との屈曲がないとした場合の前記把持部の位置よりも前記把持部の位置が低くなるように補正を行い、前記第1の演算手段で演算した前記腕部の向きが設定角度よりも下向きであるとき、前記腕部と前記手部との屈曲がないとした場合の前記把持部の位置よりも前記把持部の位置が高くなるように補正を行う請求項1に記載の位置計測システム。
  3. 前記第2の演算手段は、前記把持対象物が載せられた支持部材の傾斜を考慮に加えて前記把持部の位置を演算する請求項1又は2に記載の位置計測システム。
  4. 把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着される少なくとも3つの位置標識を有する標識装置を撮影した画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算手段と、
    前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算手段とを備えた位置計測装置。
  5. 把持対象物を把持する把持部を有する手部が屈曲可能に連結された腕部に装着される少なくとも3つの位置標識を有する標識装置を撮影した画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得手段により取得した画像における前記少なくとも3つの位置標識の位置関係に基づいて前記腕部の位置及び向きを演算する第1の演算ステップと、
    前記第1の演算手段が演算した前記腕部の位置及び向きに基づき、前記腕部の向きに応じた前記腕部と前記手部との屈曲を考慮して、前記把持部の位置を演算する第2の演算ステップとを備えた位置計測プログラム。
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