JP5423087B2 - 発熱体収納装置 - Google Patents

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本発明は、発熱体収納装置に関するものである。
例えば、携帯電話の基地局は、数十アンペア以上の電流が流れることから、ある点では発熱体とも表現される。つまり、冷却をすることがその動作を安定化させるためには極めて重要なものとなる。このような携帯電話の基地局はその冷却を行う為に次のような構成をとっている。すなわち、この種の発熱体収納装置は、発熱体となる送・受信機を収納したキャビネットと、このキャビネットの開口部に装着された熱交換装置とを備えた構成となっていた。また、発熱体収納装置としての設置面積を小さくすることが要望され、キャビネットに対して、熱交換装置は、その扉部分に取り付けられることが多いことから小型化が要望されていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、その熱交換装置について図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、熱交換装置は、発熱体収納装置の壁面に取り付けるために例えば下記のような構成となっていた。すなわち、外気用の第1吸気口101と第1吐出口102および発熱体103を収納したキャビネット104内用の第2吸気口105および第2吐出口106を有する本体107と、この本体107内に設けられた外気用の第1の送風ファン108およびキャビネット104内用の第2の送風ファン109と、本体107内において室外空気とキャビネット104内空気との熱交換を行う熱交換器110とを備えた構成となっていた。
特開2000−161875号公報
図7に示すものは、第1の送風ファン108と第2の送風ファン109を、本体107内中央部に配置した熱交換器110に対して互いに対向する方向に配置し、第1吸気口101および第2吸気口105から吸い込んだ空気を熱交換器110へ吹き込むように構成していた。つまり、熱交換器110は室外気用の風路とキャビネット104内空気用の風路との長さをほぼ同等とする構成をとるため、室外気用の風路の通気抵抗を小さくすることが難しく、室外空気をキャビネット104内空気に対して多く流すことが難しいため、所望の冷却能力を得るために熱交換器110を大きくせざるを得ず、熱交換装置を大型化させてしまうものであるとともに、本体107内部及びキャビネット104内部を雨水や雪及びいたずら等から保護するためのルーバー等の保護部材を設ける空間を、第1吸気口101及び第1吐出口102の外側に設ける必要があるため、発熱体収納装置を大型化させてしまうものであった。
そこで本発明は、熱交換装置及びそれを用いた発熱体収納装置を小型化することを目的とする。
内部に発熱体を収納するキャビネットを有し、前記キャビネットは前面に設けた扉に熱交換装置を配置し、前記扉は、外気用である第1環境用の第1空気取入口と第1空気排出口を備え、前記熱交換装置は、前記第1空気取入口と前記第1空気排出口に対応させて設けた第1環境用の第1吸気口と第1吐出口と、前記キャビネット内の空気用である第2環境用の第2吸気口と第2吐出口とを設けた本体と、この本体内には、第1環境用の少なくとも2個の第1送風機と、第2環境用の第2送風機と、第1環境用の第1風路と第2環境用の第2風路を有し第1環境の空気と第2環境の空気とを伝熱板を介して熱交換を行う熱交換器とを備え、前記熱交換器は、対面に配置した第1流入口と第1流出口、および第2流入口と第2流出口を備え、前記第1風路は、前記第1流入口と前記第1流出口を略水平方向に連通させ、前記第2風路は、前記第2流入口と前記第2流出口を略垂直方向に連通させ、前記第1風路の長さを前記第2風路の長さに比べて短く形成し、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成としたものである。
本発明の発熱体収納装置によれば、内部に発熱体を収納するキャビネットを有し、前記キャビネットは前面に設けた扉に熱交換装置を配置し、前記扉は、外気用である第1環境用の第1空気取入口と第1空気排出口を備え、前記熱交換装置は、前記第1空気取入口と前記第1空気排出口に対応させて設けた第1環境用の第1吸気口と第1吐出口と、前記キャビネット内の空気用である第2環境用の第2吸気口と第2吐出口とを設けた本体と、この本体内には、第1環境用の少なくとも2個の第1送風機と、第2環境用の第2送風機と、第1環境用の第1風路と第2環境用の第2風路を有し第1環境の空気と第2環境の空気とを伝熱板を介して熱交換を行う熱交換器とを備え、前記熱交換器は、対面に配置した第1流入口と第1流出口、および第2流入口と第2流出口を備え、前記第1風路は、前記第1流入口と前記第1流出口を略水平方向に連通させ、前記第2風路は、前記第2流入口と前記第2流出口を略垂直方向に連通させ、前記第1風路の長さを前記第2風路の長さに比べて短く形成し、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成としたものである。
この手段により、外気用の第1風路およびキャビネット内の空気用の第2風路内において、略直線上に通風できるため通気抵抗を小さくすることができる。特に、外気用の第1風路は、少なくとも2個の第1送風機をことにより、小型の送風機により均一に第1環境の空気を送風することができるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。そして、熱交換装置の冷却能力を向上させることができる。その結果として、この熱交換装置を用いた発熱体収納装置の小型化をすることができるという効果のある発熱体収納装置が得られる。
また、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成としたので、第1風路に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、熱交換器は第1風路の長さを第2風路の長さに比べて短く形成したので、外気用である第1風路の通気抵抗をキャビネット内の空気用の第2風路の通気抵抗に対して小さくすることができるため、外気用である第1風路は複数の比較的小型の第1送風機で大きな送風量を得ることができ、第1風路内の温度を第1環境の温度に近づけて第2風路を流れる空気と熱交換を行うことができる。
本発明の実施の形態1の発熱体収納装置の設置状態を示す図 同実施の形態1の発熱体収納装置の構成を示す図 同実施の形態1の発熱体収納装置の第1環境空気の風路構成を示す図 同実施の形態1の熱交換器の構成を示す図 同実施の形態1の発熱体収納装置の第2環境空気の風路構成を示す図 同実施の形態1の熱交換装置の第1送風機の構成を示す図 従来の熱交換装置を示す図
請求項1記載の発明は、内部に発熱体を収納するキャビネットを有し、前記キャビネットは前面に設けた扉に熱交換装置を配置し、前記扉は、外気用である第1環境用の第1空気取入口と第1空気排出口を備え、前記熱交換装置は、前記第1空気取入口と前記第1空気排出口に対応させて設けた第1環境用の第1吸気口と第1吐出口と、前記キャビネット内の空気用である第2環境用の第2吸気口と第2吐出口とを設けた本体と、この本体内には、第1環境用の少なくとも2個の第1送風機と、第2環境用の第2送風機と、第1環境用の第1風路と第2環境用の第2風路を有し第1環境の空気と第2環境の空気とを伝熱板を介して熱交換を行う熱交換器とを備え、前記熱交換器は、対面に配置した第1流入口と第1流出口、および第2流入口と第2流出口を備え、前記第1風路は、前記第1流入口と前記第1流出口を略水平方向に連通させ、前記第2風路は、前記第2流入口と前記第2流出口を略垂直方向に連通させ、前記第1風路の長さを前記第2風路の長さに比べて短く形成し、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成とした発熱体収納装置であって、外気用の第1風路およびキャビネット内の空気用の第2風路内において、略直線上に通風できるため通気抵抗を小さくすることができる。特に、外気用の第1風路は、少なくとも2個の第1送風機を備えることにより、小型の送風機により均一に第1環境の空気を送風することができるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成としたので、第1風路に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、熱交換器は第1風路の長さを第2風路の長さに比べて短く形成したので、外気用である第1風路の通気抵抗をキャビネット内の空気用の第2風路の通気抵抗に対して小さくすることができるため、外気用である第1風路は複数の比較的小型の第1送風機で大きな送風量を得ることができ、第1風路内の温度を第1環境の温度に近づけて第2風路を流れる空気と熱交換を行うことができる。
また、第1空気取入口は扉の側面に配置し、第1空気排出口は前記扉の前面であって前記側面に対向する側面側に配置し、前記第1空気取入口から第1吸気口、第1流入口、第1流出口、第1吐出口を経て前記第1空気排出口と連通させる第1環境用風路を形成した発熱体収納装置であって、熱交換装置は装置内部を雨水や雪及びいたずら等から保護するために、第1空気取入口及び付近にルーバー等の保護部材を設ける必要があるが、第1空気取入口を扉の側面に設けることで、扉の開閉機構を有するために必要となる空間に保護部材を設けることができるとともに、第1空気取入口を有した側面と対向する側面と第1流出口との間に位置する扉の前面に第1空気排出口を設けたことで、熱交換装置内部に保護部材を設けることができるため、従来の発熱体収納装置のような保護部材を設けるためだけの空間をなくすことができる。
また、第1吸気口と第1空気取入口との間に第1吸気空間を設けた発熱体収納装置であって、第1吸気空間を設けることで、第1吸気口におけるルーバー等の保護部材による偏流の影響を軽減することができ、第1風路に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、第1送風機は遠心羽根車と前記遠心羽根車を内包するケーシングで構成され、前記ケーシングは第1流出口に対向する第1送風機吸気口と、第1吐出口に対向する第1送風機吐出口とを有した発熱体収納装置であって、第1送風機が遠心羽根車を内包するケーシングを設けることで、複数の第1送風機どうしの送風の干渉を抑えつつ、ケーシングが第1流出口と対向する面に第1送風機吸気口を有することで、第1風路に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、第1吐出口と第1送風機吐出口との間に第1吐出空間を設けた発熱体収納装置であって、第1吐出空間を設けることで、第1吐出空間内にルーバー等の保護部材を設けることができるため、従来の発熱体収納装置のような保護部材を設けるためだけの大空間をなくすことができる。
また、第1吐出空間において、隣あう第1送風機吐出口を仕切る仕切り板を備え、前記仕切り板は、熱交換装置本体の前面に向けて下がり勾配に設けた発熱体収納装置あって、仕切り板によって、隣あう第1送風機の吐出空気どうしが干渉することを防止することができ、第1環境用風路の通気抵抗を低減させることができ、小型の送風機により大きな送風量を得ることができるため第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができるとともに、仕切り板が熱交換装置本体の前面に向けて下がり勾配に設けてあることで、雨水及び雪の浸入を防止し、第1送風機がロックすることを防止することができる。
また、第1送風機吸気口と第1流出口との間に第1流出空間を設けた発熱体収納装置であって、第1流出空間を設けることで、第1風路に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、第1送風機において、第1送風機吐出口を遠心羽根車の位置に対して、下側に配置した発熱体収納装置であって、第1環境温度及び第2環境温度の関係により第1送風機を停止した場合に、第1環境側の天候によって雨水及び雪が第1送風機内に浸入し、第1送風機内部で氷結し第1送風機をロックすることがありえるが、第1送風機吐出口を遠心羽根車の位置に対して下側に配置したことで、第1送風機停止時に第1送風機内への雨水及び雪の浸入を防止し、第1送風機がロックすることを防止することができる。
また、第1送風機のケーシングの底面は、第1送風機吐出口に向けて下がり勾配に設けた発熱体収納装置であって、第1環境温度及び第2環境温度の関係により第1送風機を停止した場合に、第1環境側の天候によって雨水及び雪が第1送風機のケーシングの第1送風機吐出口付近に浸入したとしても、ケーシングの底面が第1送風機吐出口に向けて下がり勾配に設けてあるため、雨水及び雪を外部へと排出することができる。
また、第1送風機を構成する遠心羽根車をシロッコファンとした発熱体収納装置であって、第1送風機は第1環境用風路内に位置しており、発熱体収納装置の主な騒音源となっており、遠心羽根車をシロッコファンとすることで、第1送風機の騒音を低減することができ、第1送風機にターボファンを用いた場合と比較して騒音を低くしたまま大きな送風量を得ることができるため、第1風路内の温度を第1環境の空気の温度に近づけることができる。
また、熱交換装置は、扉の裏面の熱交換器の上部に第2吸気口と、前記扉の裏面の前記熱交換器の下部に第2吐出口を有し、前記第2吸気口から第2流入口、第2流出口を経て前記第2吐出口へ連通する第2環境用風路を形成した発熱体収納装置であって、発熱体により暖められた空気はキャビネット内上部へと移動するため、第2吸気口を上部に第2吐出口を下部に設けることで、第2環境の比較的高温となった空気を熱交換器に送風することができる。
また、第2流出口と第2吐出口との間に第2吐出空間を設けた発熱体収納装置であって、第2吐出空間を設けることで、第2環境用風路の通気抵抗を小さくすることができ、より大きな送風量を得ることができる。
また、第2吐出口は、第2吐出空間の底面よりも上部に位置した発熱体収納装置であって、熱交換装置において、熱交換器の歪みや経年劣化による隙間などが存在する場合があり、そのような場合において、雨や雪が降っている際には、第2環境内に水が浸入する場合があるが、第2吐出口が第2吐出空間の底面よりも上部に位置していることで、仮に第2環境内に水が浸入したとしても、水が送・受信機等に到達することなく第2吐出空間の下部に溜まり、第2吐出空間に設けたドレン穴から水をキャビネット外部へと放出することができる。
また、第2送風機をターボファンとした発熱体収納装置であって、第2送風機は第2環境用風路内に位置しており、第2送風機を駆動するモータから発生する熱は第2環境用風路内へと放出され、熱交換装置の冷却能力を低下させる原因となる。よって第2送風機をターボファンとすることで、シロッコファンを用いた場合と比較してモータ効率及びファン効率を高くすることができ第2送風機の発生する熱を低減することができる。
また、第1送風機は扉のヒンジ側に配置した発熱体収納装置であって、熱交換装置の重量部品の一つである第1送風機をヒンジ側に集中させて配置することで、ヒンジにかかる荷重が小さくすることができる。
また、第2送風機は扉のヒンジ側に寄せて配置した発熱体収納装置であって、熱交換装置の重量部品の一つである第2送風機をヒンジ側に寄せて配置することで、ヒンジにかかる荷重が小さくすることができる。
また、熱交換器は第1風路の通気抵抗を第2風路の通気抵抗に対して小さくなるように形成した発熱体収納装置であって、熱交換器において、第1風路の通気抵抗を第2風路の通気抵抗に対して小さくなるように形成したことで、第1風路は複数の比較的小型の第1送風機で大きな送風量を得ることができ、第1風路内の温度を第1環境の温度に近づけて第2風路を流れる空気と熱交換を行うことができる。
また、熱交換器は第1風路の断面積を第2風路の断面積に比べて大きく形成した発熱体収納装置であって、第1風路の断面積を第2風路の断面積に比べて大きく形成したことで、第1風路の通気抵抗を第2風路の通気抵抗に対して小さくすることができるため、第1風路は複数の比較的小型の第1送風機で大きな送風量を得ることができ、第1風路内の温度を第1環境の温度に近づけて第2風路を流れる空気と熱交換を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図6に本実施の形態の熱交換装置および発熱体収納装置を示す。
図1に示すように、ビルディング1の屋上2には、携帯電話の基地局となる発熱体収納装置3が設けられている。この発熱体収納装置3は、箱状のキャビネット4とこのキャビネット4内に設けた送・受信機5とキャビネット4の前面開口部の扉6に設けた熱交換装置7とにより構成されている。
扉6には、扉6の側面8に外気である第1環境空気と連通する第1空気取入口9と、側面8に対向する側面側の前面に第1空気排出口10を備えている。
熱交換装置7は、図2、図3に示すように、第1環境用の第1吸気口11と第1吐出口12および、キャビネット4内(第2環境)用の第2吸気口13および第2吐出口14を有する本体ケース15と、この本体ケース15内に設けられた第1環境用の第1送風機16および第2環境用の第2送風機17と、本体ケース15内において第1環境空気と第2環境空気との熱交換を行う熱交換器18と、第1送風機16および第2送風機17を制御する制御装置19とを備えている。また、第1送風機16は、遠心羽根車16aと遠心羽根車16aを内包するケーシング16bによって構成され、遠心羽根車16aはシロッコファンであり、本実施の形態において、3個の第1送風機16は図2に示すように縦方向に配置した構成をしている。
熱交換器18は、図4に示すように、縦長の長方形で合成樹脂製の板体である第1の伝熱板20と第2の伝熱板21とを所定間隔を離した状態で交互に積層し重合した構成としている。第1の伝熱板20の表面には、第1環境の空気が略水平方向に流れるように、風路を複数に仕切る整流壁を設け、第2の伝熱板21の表面には、第2環境の空気が略垂直方向に流れるように、風路を複数に仕切る整流壁を設けた構成としている。
そして、上記のように構成された熱交換器18は、図4に示すように、第1環境用の第1流出口22と第1流入口23および、第2環境用の第2流出口24と第2流入口25を有し、第1流入口23は第1流出口22へ、第2流入口25は第2流出口24へとそれぞれ連通し、第1の伝熱板20および第2の伝熱板21を介し、第1環境の空気と第2環境の空気との熱交換を行う構成となっている。
また、熱交換器18は、第1流入口23と第1流出口22を連通させる第1風路26は略水平方向に、第2流入口25と第2流出口24を連通させる第2風路27は略垂直方向に形成されており、第1風路26の長さを第2風路27の長さに比べて短く、第1風路26の断面積を第2風路27の断面積に比べて大きく形成したものである。よって、第1風路26の通気抵抗は第2風路27の通気抵抗に対して小さくなるように形成したものである。また、ここで言う通気抵抗とは、一般的に言う圧力損失と同じ意味を指し、通気抵抗が大きくなると同風量においてもファンの仕事量が大きくなるものである。
さて、熱交換装置7を配置した扉6は、例えば図1に示すように、左側面にヒンジ(図示せず)を有し、キャビネット4の前面を開閉するように構成している。そして、熱交換装置7は図5に示すように扉6内に配置され、第1吸気口11と第1空気取入口9との間に第1吸気空間28を有し、第1吸気空間28内にルーバー等の保護部材を備えている。
図2、図5、図6に示すように、第1送風機16を構成するケーシング16bは、第1流出口22に対向する面に第1送風機吸気口29を備え、第1送風機吐出口30を遠心羽根車16aよりも下側でかつ第1吐出口12に対向するように備えたものであり、ケーシング16bの底面は、第1送風機吐出口30に向けて下がり勾配としており、ケーシング16bは、ケーシング16bの奥行き寸法D(図6に図示)を熱交換装置7の奥行き寸法Eよりも小さく形成したものである。
また、熱交換装置7は、第1吐出口12と第1送風機吐出口30との間に第1吐出空間31を備え、第1送風機吸気口29と第1流出口22との間に第1流出空間32を備えたものである。そして、第1吐出空間31には、ルーバー等の保護部材を設ける他、複数の第1送風機吐出口30から吐出された空気どうしを仕切る仕切り板33を備えている。
また、図3に示すように、熱交換装置7は、第2流出口24と第2吐出口14との間に第2吐出空間34を備えており、第2吐出空間34の底面よりも上部に第2吐出口14を備えている。
また、第2送風機17はターボファンにより構成されており、扉6のヒンジ側に寄せて配置しており、第1送風機16においても、扉6のヒンジ側に配置したものである。
すなわち、第1空間の空気は、第1送風機16により送風され、第1空気取入口9から発熱体収納装置3内に流入し、第1吸気空間28、第1吸気口11、第1流入口23、第1風路26、第1流出口22、第1流出空間32、第1送風機16、第1吐出空間31、第1吐出口12を経て第1空気排出口10から発熱体収納装置3外へ流出する。また、その空気流路を第1環境用風路35(図示せず)とする。
第2空間の空気は、第2送風機17により送風され、第2吸気口13から熱交換装置7内に流入し、第2送風機17、第2流入口25、第2風路27、第2流出口24、第2吐出空間34を経て第2吐出口14から熱交換装置7外へ流出する。また、その空気流路を第2環境用風路36(図示せず)とする。
以上の構成により、熱交換装置7は、第2送風機17の作用により、キャビネット4内の空気である第2環境の空気を熱交換装置7の上部に設けた第2吸気口13から熱交換装置7内に取り入れ、熱交換器18内に流入させる。そして、第2環境の空気は、熱交換器18の作用により、第1環境の空気と熱交換を行い、第2環境の空気の熱を第1環境の空気へと排熱し、第2流出口24から吹出した空気は、第2吐出空間34を経て熱交換装置7の下部に設けた第2吐出口14から熱交換装置7外のキャビネット4内へ吹出す。このことにより、キャビネット4内が冷却されることとなる。
また、外気である第1環境の空気は、第1送風機16の作用により第1空気取入口9から第2環境用風路36へと吸い込まれて、熱交換器18の作用により、第2環境の空気と熱交換を行い、第2環境の空気の熱を奪い第1空気排出口10から発熱体収納装置3外部へと放出される。
そして、本実施の形態のように、扉6の側面8に設けた第1空気取入口9より外気(第1環境の空気)を吸い込み、扉6の前面であって側面8に対向する側面側に設けた第1空気排出口10より第2環境の熱を吸収した空気を吹出す第1環境用風路35と、熱交換装置7の上部に設けた第2吸気口13よりキャビネット4内の空気(第2環境の空気)を吸い込み、熱交換装置7の下部に設けた第2吐出口14から空気を吹出す第2環境用風路36とを形成することで、熱交換器18において、略垂直方向に通風できる第2風路27と、略水平方向に通風できる第1風路26を形成することができ、熱交換器18の風路形状が単純化され、熱交換器18の通気抵抗を小さくすることができる。よって、通気抵抗が大きい場合の熱交換器に比べ、第1環境および第2環境の空気の通風量を増加させることができ、熱交換装置7の冷却能力を向上することができるため、熱交換器18は小型化でき、それを内包する熱交換装置7および発熱体収納装置3を小型化することができる。
また、熱交換器18は、第1風路26の断面積を第2風路27の断面積に比べて大きく形成し、第1風路26の長さを第2風路27の長さに比べ短くすることで、第1風路26の通気抵抗を第2風路27の通気抵抗に対して小さくなるように形成されており、第1風路26は、第2送風機17に比べ小型の第1送風機16で大きな送風量を得ることができ、第1風路26内の空気温度を外気温度に近づけて第2風路27を流れる第2環境の空気と熱交換を行うことができるので、熱交換装置7の冷却能力を向上させることができる。そして、その結果、所望の冷却能力を得るための熱交換装置7は小型化され発熱体収納装置3も小型化することができる。なお、第1風路26の通気抵抗を第2風路27の通気抵抗に対して小さくなるように形成するために、第1風路26側の伝熱板間隔を第2風路27側の伝熱板間隔よりも大きくすることでも実施可能である。
上述したように小型の3個の第1送風機16を縦方向に配置したことで、1個の大きな送風機を用いて第1環境の空気を送風する場合に比べ、熱交換装置7を薄型化することが可能となり、発熱体収納装置3を小型化することができる。また、第1送風機16を複数備えるため第1送風機吸気口29が複数となり、第1送風機吸気口29と第1流出口22との間に第1流出空間32を備えているため、第1風路26内に流れる第1環境の空気を均一に流すことが容易であるとともに、第1風路26の通気抵抗が第2風路27の通気抵抗よりも小さいため第1風路26の送風量を第2風路27の送風量に比べ大きくすることが容易であるため、第1風路26内に送風される空気温度を外気温度に近づけることができるため、熱交換装置7の冷却能力を向上することができ、所望の冷却能力を得るための熱交換装置7は小型化され発熱体収納装置3も小型化することができる。
冷却能力の向上に関して言えば、図7の従来例で示す構成では、熱交換器110のように、第1環境用の風路と第2環境用の風路を熱交換器110の対向する側から互いに送風すると、熱交換器110の上部は下部に比べて温度が高くなり、熱交換器110の内部の温度を外気(第1環境)の温度に近づけることが困難である。また、冷却能力を向上するために、第1環境の空気の送風量を第2環境の空気の送風量よりも大きくすることが必要となるが、従来の構成では第1環境の風路の通気抵抗を小さくすることが難しく、装置を大型化してしまうものであった。
また、発熱体収納装置3の内部にあり外気と連通する箇所に備えられた第1送風機16は、発熱体収納装置3の主な騒音源となるが、第1送風機16を構成する遠心羽根車16aをシロッコファンとすることで、ターボファンを用いた場合と比較して、騒音を小さくしたまま大きな送風量を得ることができ、第1風路26内の空気温度を外気温度に近づけることができるため、熱交換装置7の冷却能力を向上することができ、所望の冷却能力を得るための熱交換装置7は小型化され発熱体収納装置3も小型化することができる。
さらに、第1吸気口11は熱交換器18の第1流入口23の形状に合わせて、縦長の形状としているので、熱交換器18は、キャビネット4内の空気が流れる第2風路27に対して直角方向から第1風路26に外気をより大量に送風させることとなるので、熱交換器18内の第1風路26と第2風路27の温度差を大きくすることができる。特に、第1吸気口11と第1吐出口12を第1流入口23と第1流出口22の形状に合わせて縦長の形状にしていることと、熱交換器18の第2風路27に対して第1風路26の断面積を大きくしていることから熱交換器18内の第1風路26の温度を外気(第1環境)の温度に近づけることが容易になり熱交換装置7の冷却能力を格段に向上させることができる。
また、第1送風機吐出口30を遠心羽根車16aの位置に対して下側に配置したことで、第1送風機16が停止時に第1環境側の天候によって雨水や雪が第1送風機16内部に侵入して氷結等によって遠心羽根車16aのロックを引き起こすことを防止することができる。この際のロックとは、遠心羽根車16aが氷結により、回転できなくなる状態を指すものである。
また、ケーシング16bの底面を第1送風機吐出口30に向けて下がり勾配に設けたことおよび、仕切り板33を熱交換装置7の前面に向けて下がり勾配に設けたことで、第1送風機16が停止時に第1環境側の天候によって雨水や雪が第1送風機16内部に侵入したとしても、下がり勾配のため侵入した雨水や雪を発熱体収納装置3外部へと排出することができる。
また、第1吐出空間31に仕切り板33を設けることで、第1送風機吐出口30から吹出した空気が、熱交換装置7内部で隣りあう第1送風機16どうしの送風が干渉することを抑制することができ、第1風路26への送風量を大きくすることが可能となり、第1風路26を通風する空気の温度を外気温度に近づけることができるため、熱交換装置7の冷却能力を向上することができ、所望の冷却能力を得るための熱交換装置7は小型化され発熱体収納装置3も小型化することができる。
また、熱交換装置7は、少なくとも2個の第1送風機16を有する構成としたものであるので、複数の第1送風機16が同時に故障を起こして停止する恐れが少なくなり、故障してもすぐに送風を停止してしまうことを防止することができる。
また、発熱体収納装置3内部を雨水や雪及びいたずら等から保護するために、第1空気取入口9及び第1空気排出口10付近にルーバー等の保護部材を設ける必要があるが、第1空気取入口9を側面8に設けることで、第1吸気口11と第1空気取入口9との間に第1吸気空間28を設けて、扉6の開閉機構を有するために必要となる空間とを共用することで、保護部材を設けるために新たに空間を確保しなくても、第1吸気空間28に保護部材を設けることができ、第1吐出口12と第1空気排出口10との間に第1吐出空間31を設けることで、熱交換装置7内部に保護部材を設けることができ、扉6から保護部材が吐出することがなくなり、従来の熱交換装置に比べて、熱交換装置7を薄型化および小型化が図れる。よって、それを用いた発熱体収納装置3の小型化を実現することができる。
また、第1吸気空間28を設けることで、第1吸気口11上流におけるルーバー等の保護部材による偏流の影響を軽減することができ、第1風路26に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路26内に送風される空気の温度を外気温度に近づけることができる。
また、第1送風機16が遠心羽根車16aと遠心羽根車16aを内包するケーシング16bで構成されることで、複数の第1送風機16同士の送風の干渉を抑えつつ、第1風路26に均一に第1環境の空気を送風できるため、第1風路26内に送風される空気の温度を外気温度に近づけることができる。
また、第2吐出空間34を設けることで、第2環境用風路36の通気抵抗を小さくすることができ、より大きな送風量を得ることができる。
また、熱交換装置7において、熱交換器18の経年変化や歪みによる隙間などが存在し、雨や雪が降っている際には、第2環境内に雨水が浸入する場合があるが、第2吐出口14が第2吐出空間34の底面よりも上部に位置していることで、仮に第2環境内に雨水が浸入したとしても、第2吐出口14から熱交換装置7外の発熱体収納装置3内部に流出し、雨水が送・受信機5に到達することはなく、第2吐出空間34の下部にドレン穴を設けることで、水を発熱体収納装置3外へと排出することができる。
また、第2送風機17は第2環境用風路36内に位置しており、第2送風機17を駆動するモータから発生する熱は第2環境用風路36へと放出される。したがって、第2送風機17の放熱は熱交換装置7の冷却能力を低下させる原因となる。そこで、第2送風機17をターボファンとすることで、シロッコファンを用いた場合と比較してモータ効率及びファン効率を高くすることができ第2送風機17の発生する熱を低減することができるため、 熱交換装置7の冷却能力を向上することができ、所望の冷却能力を得るための熱交換装置7は小型化され発熱体収納装置3も小型化することができる。
また、本実施の形態のように第1送風機16は扉6のヒンジ(図示せず)側に配置し、第2送風機17は扉6のヒンジ側に寄せて配置し、さらに制御装置19も扉6のヒンジ側に寄せて配置することで、熱交換装置7内の重量部品をヒンジ側に集中させて配置することができ、第1送風機16、第2送風機17から発生する振動が発熱体収納装置3に伝達することを低減することができ、振動起因の故障を抑制することができるとともに、発熱体収納装置3の点検時に扉6の開け閉めが容易になり点検作業が容易になる。また、ヒンジにかかる重量もより軽量になることから、発熱体収納装置3の気密性を長期にわたり維持することができる。
なお、本実施の形態では、ヒンジを左側にした場合の構成を説明したが、ヒンジの位置は右側にしても良く、この場合には、各構成要件の配置は鏡変換された状態に配置されればその作用効果は同一である。
結論として、本実施の形態によれば、小型化を図り、信頼性の向上を図った熱交換装置およびそれを用いた発熱体収納装置を提供することができその効果は大きい。
内部に発熱体を収納するキャビネットを有し、前記キャビネットは前面に設けた扉に熱交換装置を配置し、前記扉は、第1環境用の第1空気取入口と第1空気排出口を備え、前記熱交換装置は、前記第1空気取入口と前期第1空気排出口に対応させた第1環境用の第1吸気口と第1吐出口と、第2環境用の第2吸気口と第2吐出口とを設けた本体と、この本体内には、第1環境用の少なくとも2個の第1送風機と、第2環境用の第2送風機と、第1環境用の第1風路と第2環境用の第2風路を有し第1環境の空気と第2環境の空気とを伝熱板を介して熱交換を行う熱交換器とを備え、前記熱交換器は、対面に配置した第1流入口と第1流出口、および第2流入口と第2流出口を備え、前記第1風路は、前記第1流入口と前記第1流出口を略水平方向に連通させ、前記第2風路は、前記第2流入口と前記第2流出口を略垂直方向に連通させる構成としたものであり、第1風路および第2風路内において、略直線上に通風できるため通気抵抗を小さくすることができる。特に、第1風路は、少なくとも2個の第1送風機を備えることにより、小型の送風機により均一に第1環境の空気を送風することができるため、第1風路内の温度を外気温度に近づけることができる。そして、熱交換装置の冷却能力を向上させることができる。その結果として、この熱交換装置を用いた発熱体収納装置の小型化をすることができるという効果のある発熱体収納装置が得られる。
1 ビルディング
2 屋上
3 発熱体収納装置
4 キャビネット
5 送・受信機
6 扉
7 熱交換装置
8 側面
9 第1空気取入口
10 第1空気排出口
11 第1吸気口
12 第1吐出口
13 第2吸気口
14 第2吐出口
15 本体ケース
16 第1送風機
16a 遠心羽根車
16b ケーシング
17 第2送風機
18 熱交換器
19 制御装置
20 第1の伝熱板
21 第2の伝熱板
22 第1流出口
23 第1流入口
24 第2流出口
25 第2流入口
26 第1風路
27 第2風路
28 第1吸気空間
29 第1送風機吸気口
30 第1送風機吐出口
31 第1吐出空間
32 第1流出空間
33 仕切り板
34 第2吐出空間
35 第1環境用風路
36 第2環境用風路

Claims (18)

  1. 内部に発熱体を収納するキャビネットを有し、前記キャビネットは前面に設けた扉に熱交換装置を配置し、前記扉は、外気用である第1環境用の第1空気取入口と第1空気排出口を備え、前記熱交換装置は、前記第1空気取入口と前記第1空気排出口に対応させて設けた第1環境用の第1吸気口と第1吐出口と、前記キャビネット内の空気用である第2環境用の第2吸気口と第2吐出口とを設けた本体と、この本体内には、第1環境用の少なくとも2個の第1送風機と、第2環境用の第2送風機と、第1環境用の第1風路と第2環境用の第2風路を有し第1環境の空気と第2環境の空気とを伝熱板を介して熱交換を行う熱交換器とを備え、前記熱交換器は、対面に配置した第1流入口と第1流出口、および第2流入口と第2流出口を備え、前記第1風路は、前記第1流入口と前記第1流出口を略水平方向に連通させ、前記第2風路は、前記第2流入口と前記第2流出口を略垂直方向に連通させ、前記第1風路の長さを前記第2風路の長さに比べて短く形成し、少なくとも2個の第1送風機を縦方向に配置する構成とした発熱体収納装置。
  2. 第1空気取入口は扉の側面に配置し、第1空気排出口は前記扉の前面であって前記側面に対向する側面側に配置し、前記第1空気取入口から第1吸気口、第1流入口、第1流出口、第1吐出口を経て前記第1空気排出口と連通させる第1環境用風路を形成した請求項1記載の発熱体収納装置。
  3. 第1吸気口と第1空気取入口との間に第1吸気空間を設けた請求項1または2に記載の発熱体収納装置。
  4. 第1送風機は遠心羽根車と前記遠心羽根車を内包するケーシングで構成され、前記ケーシングは第1流出口に対向する第1送風機吸気口と、第1吐出口に対向する第1送風機吐出口とを有した請求項1〜のいずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  5. 第1吐出口と第1送風機吐出口との間に第1吐出空間を設けた請求項記載の発熱体収納装置。
  6. 第1吐出空間において、隣あう第1送風機吐出口を仕切る仕切り板を備え、前記仕切り板は、熱交換装置本体の前面に向けて下がり勾配に設けた請求項記載の発熱体収納装置。
  7. 第1送風機吸気口と第1流出口との間に第1流出空間を設けた請求項のいずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  8. 第1送風機において、第1送風機吐出口を遠心羽根車の位置に対して、下側に配置した請求項のいずれかひとつに記載の記載の発熱体収納装置。
  9. 第1送風機のケーシングの底面は、第1送風機吐出口に向けて下がり勾配に設けた請求項のいずれかに記載の発熱体収納装置。
  10. 第1送風機を構成する遠心羽根車をシロッコファンとした請求項のいずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  11. 熱交換装置は、扉の裏面の熱交換器の上部に第2吸気口と、前記扉の裏面の前記熱交換器の下部に第2吐出口を有し、前記第2吸気口から第2流入口、第2流出口を経て前記第2吐出口へ連通する第2環境用風路を形成した請求項1〜10のいずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  12. 第2流出口と第2吐出口との間に第2吐出空間を設けた請求項11記載発熱体収納装置。
  13. 前記第2吐出口は、第2吐出空間の底面よりも上部に位置した請求項11または12記載の発熱体収納装置。
  14. 第2送風機をターボファンとした請求項1〜13いずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  15. 第1送風機は扉のヒンジ側に配置した請求項1〜14のいずれかひとつに記載の発熱体収納装置。
  16. 第2送風機は扉のヒンジ側に寄せて配置した請求項1〜15記載の発熱体収納装置。
  17. 熱交換器は第1風路の通気抵抗を第2風路の通気抵抗に対して小さくなるように形成した請求項1〜16記載の発熱体収納装置。
  18. 熱交換器は第1風路の断面積を第2風路の断面積に比べて大きく形成した請求項17記載の発熱体収納装置。
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