JP5423057B2 - 行動促進システム、サーバ、提示方法、および、プログラム - Google Patents
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Description
このような他者の情報を提示することでユーザの行動を促進する発明も開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
具体的にマラソンを一例とした場合には、全体の中で自分が何位にいるのかと、自分の周辺にいるライバル(隣で走っている他者、追い上げてきた他者、及び、追い抜いていった他者等)とが重要な要素であり、これら両方の要素を把握することで、競争心が刺激される。
すなわち、特許文献1,2の発明では、静的なユーザのプロファイルを元に他者が選択され、その他者の情報が提示されるだけである。そのため、実際にユーザの周辺にいる他者(競うべきライバル)が選択されず、上述した2つ目の重要な要素が提示されない。つまり、特許文献1の発明では、ユーザが行動を始める前に設定した目標から、提示する他者を選択しているだけである。そのため、実際にユーザの周辺にいる他者(例えば、その瞬間に隣に「並んで」いるユーザ)が選ばれない。また、引用文献2の発明でも、同じ教材を過去に使用し、かつ、プロファイルが似た他者を選択しており、そのような他者のデータを、ユーザの時間経過に擬似的に同期させて提示しているだけである。
また、特許文献1,2の発明では、何れも、上述した1つ目の重要な要素が何ら提示されないため、ユーザと全体との関係や全体の状況を把握することができない。
演算部、記憶部、及び、通信部を有するサーバと、各ユーザの端末とがネットワークを介して接続された行動促進システムであって、
前記サーバは、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積手段と、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出手段と、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理手段と、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理手段と、を備え、
前記グループ行動データ群抽出手段は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積手段と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算手段と、
前記ユーザ間距離計算手段が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成手段と、を含む、
ことを特徴とする。
演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたサーバであって、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積手段と、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出手段と、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理手段と、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理手段と、を備え、
前記グループ行動データ群抽出手段は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積手段と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算手段と、
前記ユーザ間距離計算手段が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成手段と、を含む、
ことを特徴とする。
演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたサーバにおける提示方法であって、
前記演算部が実行する、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積するステップと、
前記演算部が実行する、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するステップと、
前記演算部が実行する、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するステップと、
前記演算部が実行する、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するステップと、を備え、
前記グループ行動データ群を抽出するステップは、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するステップと、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるステップと、
前記ユーザ間の距離を求めるステップが算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするステップと、を含む、
ことを特徴とする。
演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたコンピュータを、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積部、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出部、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理部、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理部、として機能させ、
前記グループ行動データ群抽出部は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積部と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算部と、
前記ユーザ間距離計算部が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成部と、を含む、
ことを特徴とする。
なお、以下では、端末装置とサーバ装置とからなる簡略化された行動促進システムを、実施形態として説明するが、端末装置とサーバ装置との間には、所定のネットワーク環境が介在しているものとする。つまり、端末装置とサーバ装置は、インターネット、専用回線、若しくは、LAN等のネットワーク環境(有線・無線を問わない)を介して通信可能となっている。
また、端末装置を1つに省略して説明するが、各ユーザに応じて、それぞれ端末装置が使用されるため、複数の端末装置が、それぞれサーバ装置と通信可能となっている。
そして、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る行動促進システムの構成を示すブロック図である。図示するように、本発明の第1の実施形態に係る行動促進システムは、ユーザが操作または閲覧する端末装置10と、データの蓄積および計算処理を行うサーバ装置20とからなる。
なお、端末装置10は、例えば、演算部(一例として、CPU等)、記憶部(一例として、RAM,ROM,ハードディスク等)、通信部(一例として、NIC等)、及び、表示部(一例として、ディスプレイ等)を有するコンピュータ等からなる。そして、記憶部に記憶されたプログラム等に基づいて動作する演算部や、演算部に制御される通信部・表示部が、これら行動データ取得手段11、及び、行動データ提示手段12として機能する。
なお、サーバ装置20は、例えば、演算部、記憶部、及び、通信部を有するコンピュータ等からなる。そして、記憶部に記憶されたプログラム等に基づいて動作する演算部や、演算部に制御される通信部が、これら行動データ蓄積手段21、グループ行動データ群抽出手段22、グループ行動データ処理手段23、及び、対象ユーザ行動データ処理手段24として機能する。
このグループ行動データ群抽出手段22について、図2を参照して、より詳細に説明する。図2は、グループ行動データ群抽出手段22の詳細を示すブロック図である。
ユーザ間距離計算手段222は、ユーザ属性データ記憶手段221に記憶された基本情報を元に、対象ユーザと他のすべてのユーザ間の距離を所定の方法で計算する。
ユーザグループ作成手段223は、ユーザ間距離計算手段222により計算された距離を用いて、対象ユーザとの距離が一定距離以下であるユーザを集めてグループを作成する。
この対象ユーザ行動データ処理手段24について、図3を参照して、より詳細に説明する。図3は、対象ユーザ行動データ処理手段24の詳細を示すブロック図である。
表示方法蓄積手段242は、表示方法の指定する情報を記憶(蓄積)する。
表示データ選択手段243は、表示方法蓄積手段242に記憶された情報に従って、グループのユーザの行動データの中から表示するデータを選択する。
表示データ加工手段244は、表示データ選択手段243により選択されたデータを加工する。
例えば、図4に示すような表示データが生成され、ユーザに提示される。
内容Aには、全体の中での対象ユーザの位置や、グループの位置が表示される。
また、内容Bには、内容Aのグループの内部を拡大した情報にあたる、時系列変化や対象ユーザの周辺のユーザの情報などが表示される。
なお、ここでは、行動データを1回取得し、その内容が反映された結果を表示するまでのプロセスを一例として説明する。
そして、グループ行動データ群抽出手段22は、対象ユーザが属するグループの行動データを抽出する。
そして、生成された表示用データは、サーバ装置20から端末装置10に送信される。
そして、行動データ提示手段12は、整形した表示データをユーザに提示する(ステップS109)。
これは、全体はおおまかに、周辺は詳細にというように、2段階で提示することにより、ユーザは同じ行動をしているユーザ群全体の状態をおおまかに把握できるようになり、それに加えて、自分と同じように努力している他者との位置関係や、協調や競争の実感を持つことができるためである。
また、本発明では、単に全体の中での順位とグループの中での順位を並べて表示するのではなく、全体の中での情報をおおまかに、グループの中での情報を詳細に、という2種類の粒度により情報を表示する点が次の特徴となる。
つまり、全体の中でのユーザの順位や、他者の順位、人数の分布などは、まとめておおまかに表示し、グループの中では前後のユーザの具体的な行動データや所定の計算手法による行動データの評価値も合わせて表示する。また、対象ユーザの特性など行動データ以外のデータを合わせて提示することで、目の前にリアルなライバルを感じさせ、ユーザの行動を促進できる効果が得られる。
まず、全体の中で対象ユーザが含まれるグループ以外の部分については、例えば、『達成度が90〜100のユーザは10人です』、『達成度が80〜90のユーザは25人です』、『あなたのグループの前には100人のユーザがいます』等のように、すべての順位情報を逐一表示するのではなく、まとめた値を表示する。
次に、グループ内については、例えば、『達成度があなたの次に高いユーザはAさんで、今日はB行動をC時間行い、D%達成しました。』等のように、順位や評価値、行動データを詳細に表示する。また、ユーザの属性データのように、行動データ以外のデータを合わせて表示することも可能である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る行動促進システムの構成を示すブロック図である。図示するように、本発明の第2の実施形態に係る行動促進システムは、ユーザが操作または閲覧する端末装置10と、データの蓄積および計算処理を行うサーバ装置30とからなる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る行動促進システムの構成を示すブロック図である。図示するように、本発明の第3の実施形態に係る行動促進システムは、ユーザが操作または閲覧する端末装置10と、データの蓄積および計算処理を行うサーバ装置40とからなる。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る行動促進システムの構成を示すブロック図である。図示するように、本発明の第4の実施形態に係る行動促進システムは、ユーザが操作または閲覧する端末装置10と、データの蓄積および計算処理を行うサーバ装置50とからなる。
なお、これら行動データ蓄積手段21〜対象ユーザ行動データ処理手段24、表示方法変更手段35、及び、分類方法指定手段46は、上述した実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施例として、ある地域の住民全員が、電気・ガス・水道の使用量の節約という環境に関連する行動に取り組んでいる場合を挙げて説明する。この場合の行動データは、電気の使用量や水道の使用量であり、1日単位で取得した数値を用いることとする。また、本実施例では1ユーザを1家庭とする。
具体的に、この行動データ取得手段11は、例えば、各家庭に備え付けられたパソコン等である端末装置10の構成であり、ユーザがメータから読み取った数値を手動等にて入力するための、キーボードやマウス等である。
なお、これ以外にも、行動データ取得手段11は、電気や水道のメータに備え付けられ、数値を自動取得し、ネットワークを介して自動的にシステムに送信するデバイスであってもよい。
具体的に、行動データ蓄積手段21には、一例として、図9に示すようなデータが蓄積される。サーバ装置20は、このような蓄積されたデータを元に計算を行い、最終的な結果(表示データ)を生成して、端末装置10の行動データ提示手段12に提示させる。
具体的に、行動データ提示手段12は、例えば、各家庭のパソコン等である端末装置10の構成であり、ホームページ等を表示するディスプレイ等である。
グループを作成する際に、グループ行動データ群抽出手段22は、電気使用量・ガス使用量・水道使用量のそれぞれについてグループを作成してもよいし、3つの値をまとめた総合的なグループを作成してもよい。
なお、各家庭、つまり家単位でデータの計測を行った場合に、家族の人数や仕事の形態(例えば、昼間家にいるかいないか等)によりデータの値が異なっている。そのため、行動を促進するためには、取得したデータそのものを比較するより、各自が普段の生活の中でどの程度努力したか、目標に近づいたかといった値に変換して比較したほうが効果がある。
そこで、グループ行動データ群抽出手段22は、行動データ(生の数値データ)を、グループ化における計算ができるように変換する。
グループ行動データ群抽出手段22による変換結果の一例を図11に示す。この図11では、図9における各使用量の値を、図10の世帯の人数(家族人数)で割り、全国平均との差を取って、家庭の1人あたりの節約度合い(節約という行動の努力度合い)として求められている。
なお、グループ行動データ群抽出手段22は、図10に示した家族構成員の詳細な情報を使用して、各自の活動時間に応じた変換をさらに行ってもよい。
この計算のアルゴリズムの一例を、図12に示す。
図12のアルゴリズムでは、3種類のデータに重み付けをして総合的な節約度を求め、その後で引き算により対象ユーザと別のユーザとの距離を求めている。
重みの値を変更することにより、図11に示す電気・ガス・水道使用量節約のそれぞれの努力度合いのすべてを均等に反映したグループを作成することもできれば、電気使用量の節約のみに着目したグループを作成することもできる。
また、全ユーザの数や、上述した図11のように求められた節約度合いの全体平均といった、行動しているユーザ群全体の状況を表す情報を合わせて表示してもよい。
具体的な表示例を、図13に示す。
具体的な表示例を図14に示す。この図では、グループ内での対象ユーザの順位と、対象ユーザの1つ前または後ろにいるユーザの情報と、急速に順位を上げたユーザの情報が、努力度合いの推移を示すグラフの形で表示されている。
なお、行動データ蓄積手段21に蓄積された過去のデータを参考にすることにより、このような時系列変化を考慮したデータの表示も可能となる。
例えば、より実感が持てる表示のために、電気使用量を二酸化炭素の量に換算するなど、他の数値への変換計算を行ってもよい。
また、上述した第2の実施形態や第4の実施形態のように、表示方法変更手段35が付属している場合には、数値の変換や埋め込みに加えて、提示する数値の取捨選択や強調処理などを行う。例えば、表示方法変更手段35は、急速に順位が上がったユーザのデータを強調して表示するよう指定し、次の行動データが入力された際に、過去の行動データと努力度合いを比較し、効果が見られるようであれば、次からも同じデータを強調するよう指定し続ける。
順位が上がったユーザのデータを強調した表示例を、図15に示す。
また、上述した第3の実施形態や第4の実施形態のように、グループの作成の仕方を示す分類方法指定手段46が付属している場合には、地域・自治体の班に基づいた分類も可能であるし、学校主体の取り組みであれば、各家庭の子供が属するクラスを基準に分類することも可能である。
分類方法指定手段46により指定される分類方法の一例を、図16に示す。
つまり、目標達成のために行うユーザの行動を適切に促進することのできる行動促進システム、サーバ、提示方法、および、プログラムを提供することができる。
11 行動データ取得手段
12 行動データ提示手段
20、30,40,50 サーバ装置
21 行動データ蓄積手段
22 グループ行動データ群抽出手段
23 グループ行動データ処理手段
24 対象ユーザ行動データ処理手段
35 表示方法変更手段
46 分類方法指定手段
Claims (14)
- 演算部、記憶部、及び、通信部を有するサーバと、各ユーザの端末とがネットワークを介して接続された行動促進システムであって、
前記サーバは、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積手段と、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出手段と、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理手段と、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理手段と、を備え、
前記グループ行動データ群抽出手段は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積手段と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算手段と、
前記ユーザ間距離計算手段が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成手段と、を含む、
ことを特徴とする行動促進システム。 - 前記各ユーザは、それぞれの世帯からなり、
前記ユーザ属性データ蓄積手段は、前記各世帯の人数を含む属性データを前記記憶部に蓄積し、
前記ユーザ間距離計算手段は、前記行動データを前記世帯の人数で割って1人当たりの行動データに変換した後に、前記世帯間の距離を求め、
ユーザグループ作成手段は、前記ユーザ間距離計算手段が算出した距離に基づいて前記各世帯をグルーピングする、
ことを特徴とする請求項1に記載の行動促進システム。 - 前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報と、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報とは、異なる算出方法により計算され、各位置情報をそれぞれ表示するための表示データは同時に表示される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の行動促進システム。 - 前記通信部が、ユーザの前記行動データを取得する行動データ取得手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記演算部が、前記対象ユーザ行動データ処理手段が生成する表示データと、前記グループ行動データ処理手段が生成する表示データとを前記通信部によってユーザの前記端末に提示する行動データ提示手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記対象ユーザ行動データ処理手段は、
前記グループ行動データ群抽出手段により抽出されたグループ行動データ群におけるユーザの位置情報を計算するグループ内ユーザ位置計算手段と、
前記グループ内のユーザの位置情報、およびユーザの行動データと属性データのうちのどのユーザのどのデータをどのように提示するかを示す提示方法を前記記憶部に蓄積する提示方法蓄積手段と、
前記記憶部に蓄積された提示方法に従って提示する情報を選択する提示データ選択手段と、
前記提示データ選択手段により選択されたデータを前記提示方法に従って加工する提示データ加工手段と、を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記演算部が、過去の行動データに基づいて、対象ユーザの行動データが最も良い値をとる表示方法を求める表示方法変更手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記演算部が、ユーザのグルーピング方法を指定する分類方法指定手段を、
更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記演算部が、過去の行動データに基づいて、対象ユーザの行動データが最も良い値をとる表示方法を求める表示方法変更手段と、前記演算部が、ユーザのグルーピング方法を指定する分類方法指定手段との両方を、
更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記グループ行動データ処理手段は、前記グループ行動データ群抽出手段により抽出されたグループについて全体の中での位置情報を算出し、抽出されたグループに含まれないユーザ群については、位置情報の分布の分析を行い、まとめた情報を算出する、
ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 前記対象ユーザ行動データ処理手段は、位置情報として、前記ユーザ行動データと、前記ユーザ属性データを参照し、予め定めた方法によりユーザ行動データの評価を行い、当該評価の値によってユーザを昇順に並べ替えたときの先頭からの順位を算出する、
ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の行動促進システム。 - 演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたサーバであって、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積手段と、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出手段と、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理手段と、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理手段と、を備え、
前記グループ行動データ群抽出手段は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積手段と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算手段と、
前記ユーザ間距離計算手段が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成手段と、を含む、
ことを特徴とするサーバ。 - 演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたサーバにおける提示方法であって、
前記演算部が実行する、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積するステップと、
前記演算部が実行する、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するステップと、
前記演算部が実行する、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するステップと、
前記演算部が実行する、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するステップと、を備え、
前記グループ行動データ群を抽出するステップは、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するステップと、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるステップと、
前記ユーザ間の距離を求めるステップが算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするステップと、を含む、
ことを特徴とする提示方法。 - 演算部、記憶部、及び、通信部を有し、ネットワークを介して各ユーザの端末と接続されたコンピュータを、
前記演算部が、各ユーザの行動に関するそれぞれの行動データであり、前記通信部によって取得した全体行動データ群を前記記憶部に蓄積する行動データ蓄積部、
前記演算部が、対象ユーザの前記行動データに基づいて、所定の条件により前記全体行動データ群から当該対象ユーザを含むグループ行動データ群を抽出するグループ行動データ群抽出部、
前記演算部が、抽出された前記グループ行動データ群における前記対象ユーザの行動データの位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成する対象ユーザ行動データ処理部、
前記演算部が、前記全体行動データ群における前記グループ行動データ群の位置情報を前記端末に表示するための表示データを生成するグループ行動データ処理部、として機能させ、
前記グループ行動データ群抽出部は、
ユーザの属性を示すユーザ属性データを前記記憶部に蓄積するユーザ属性データ蓄積部と、
前記ユーザ属性データを参照し、ユーザの前記行動データに基づいてユーザ間の距離を求めるユーザ間距離計算部と、
前記ユーザ間距離計算部が算出した距離に基づいてユーザをグルーピングするユーザグループ作成部と、を含む、
ことを特徴とするプログラム。
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