JP5422919B2 - タイヤラベル - Google Patents

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本発明は、タイヤラベルに関し、さらに詳しくは、タイヤのサイドウォール部表面に貼着するときに、耐熱性や耐温水性に優れ、タイヤ走行時の破壊や剥離を抑制するようにしたタイヤラベルに関する。
装飾などの目的で、空気入りタイヤのサイドウォール部表面に貼り付けられるロゴなどを表示したタイヤラベルがある(例えば、特許文献1参照)。このようなタイヤラベルとしては、図4及び5に示すように、ポリカーボネート樹脂等の透明な樹脂製の表示層11の一方の表面に透明なカバー層12を積層し保護すると共に、反対側の表面にシルクペイント等によりロゴ、マーク等のデザインを施し、この面を粘着テープ14等を介して基材層13に接着して構成したものが考えられ、その基材層13の反対側の表面をタイヤのサイドウォール部表面に貼り付けられる。特にタイヤの装飾を目的にした場合、タイヤラベルは積層構造になることが避けられない。タイヤラベルをサイドウォール部表面に貼り付ける方法として、加硫接着による方法と接着剤を使用する方法がある。
しかし、上記構成のような構造のタイヤラベルをサイドウォール部表面に貼着した場合には、空気入りタイヤのサイドウォール部表面はタイヤ走行時に大きな変形を繰返し受けるため、タイヤラベルが走行時の変形に追従することができず剥離しやすいという問題があった。また、タイヤが走行を終えて停止すると空冷効果がなくなり温度が高くなることによりタイヤラベルが層間で剥離したり、屋外で使用することから、降雨に起因する層間剥離(耐温水性)によりタイヤラベルが壊れやすいという問題があった。
特開平10−187044号公報
本発明の目的は、タイヤのサイドウォール部表面に貼着するときに、耐熱性や耐温水性に優れ、タイヤ走行時の破壊や剥離を抑制するようにしたタイヤラベルを提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤラベルは、空気入りタイヤのサイドウォール部の表面に貼着するタイヤラベルであって、そのタイヤラベルが、厚さが0.5〜2.0mmである基材層の表面に塗料層を配置し、その塗料層を覆うように透明なカバー層を積層して構成すると共に、前記基材層が、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムのいずれかを主成分とする弾性材料から構成され、カバー層が、ポリウレタン樹脂からなる弾性材料から構成され、前記基材層を構成する弾性材料の硬度がJIS K6253に準拠する硬度で20〜70、前記カバー層を構成する弾性材料の硬度が20〜100であることを特徴とする。
前記基材層は、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴムのいずれかを主成分とするとよい。前記カバー層の厚さは0.01〜3.0mmにするとよい。
このタイヤラベルは、前記基材層のカバー層と反対側の表面を、接着剤を用いてタイヤのサイドウォール部の表面に貼着するとよい。
本発明のタイヤラベルは、基材層の表面に塗料層を配置し、その塗料層を覆うように透明なカバー層を積層して構成し、基材層とカバー層とが弾性材料からなり、それぞれの弾性材料の硬度がJIS K6253に準拠する硬度で、基材層が20〜70、カバー層が20〜100になるようにしたので、タイヤ走行時の変形が大きいサイドウォール部表面に貼着した場合でも、柔軟性が高いため変形に追従し、タイヤ走行時でも剥離が起こり難くい。また、基材層とカバー層との間に介在させた塗料層が、所謂プライマー的な作用を発揮し接着を強化するので、タイヤラベルの耐熱性や耐温水性を向上する。
図1はタイヤラベルを取付けた空気入りタイヤの一例を示す側面図であり、1はタイヤラベル、Tは空気入りタイヤである。
図1において、タイヤラベル1は、空気入りタイヤTのサイドウォール部の表面Taに接着剤により貼り付けらる。空気入りタイヤTのサイドウォール部の表面Taは、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム等又はこれらをブレンドしたゴム組成物を加硫して形成されている。
図2(A)(B)はタイヤラベルの一例を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のk方向から見た側面図である。
図2(A)(B)において、タイヤラベル1は、基材層2と塗料層3、カバー層4とからなり、基材層2のカバー層4側の表面2aにシルク印刷やオフセット印刷等によりロゴ、マーク等のデザインが施された塗料層3を設ける。この塗料層3を覆うように透明なカバー層4が積層している。タイヤラベル1は、基材層2の反対側の表面2bを、空気入りタイヤTのサイドウォール部表面Taに接着剤を介して貼り付ける。
本発明のタイヤラベルは、基材層2及びカバー層4を共に弾性材料で構成し、基材層を構成する弾性材料の硬度が20〜70、カバー層を構成する弾性材料の硬度が20〜100になるようにする。このようにタイヤラベルを構成する弾性材料の硬度を柔軟にしているため、タイヤ走行時にサイドウォール部表面が大きく変形するときに、容易に追従することができるため、サイドウォール部表面から剥離が起こり難い。また、タイヤラベル全体の厚さは0.5〜5.0mmにするとよい。
本発明において、基材層は、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムのいずれかを主成分とする弾性材料により構成される。基材層を構成する弾性材料としては、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴムが好ましい。
基材層を構成する弾性材料の硬度は、20〜70であり、好ましくは40〜60であるとよい。基材層の硬度が20未満であると、基材層への印刷が困難になる。また、基材層の硬度が70を超えるとタイヤ走行時の変形に追従することができずタイヤサイドウォール部表面から剥離しやすくなる。なお、本明細書において、基材層及びカバー層を構成する各弾性材料の硬度はJIS K6253に準拠しデュロメータのタイプAにより温度23℃で測定する硬度をいう。
基材層の厚さは、0.5〜2.0mm、好ましくは0.5〜1.5mmにする。基材層の厚さが0.5mm未満の場合でもラベルの機能としては問題ないが、基材層シートを押出成形により製造するのが困難になる。また、基材層の厚さが2.0mmを超えるとタイヤタイヤサイドウォール部表面に貼着したときの外観上好ましくない。
本発明において、カバー層4は、柔軟性を有しかつ透明な弾性材料により構成される。カバー層を構成する弾性材料は、ポリウレタン樹脂にする
ポリウレタン樹脂としては、特に制限されるものではないが、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを組合わせたものが挙げられる。また、ポリオール化合物の代わりにポリアミン又は水を用いてもよい。
カバー層を構成する弾性材料の硬度は、20〜100であり、好ましくは40〜90であるとよい。カバー層の硬度が20未満であると、カバー層の表面が傷付き易くなり、また耐摩耗性も悪化する。また、カバー層の硬度が100を超えるとタイヤ走行時の変形に追従することができずタイヤサイドウォール部表面から或いはタイヤラベルの層間で剥離しやすくなる。
基材層及びカバー層を構成するそれぞれの弾性材料の硬度の関係は、基材層の硬度を低くし、カバー層の硬度を高くするとよい。基材層の硬度を低くことにより、タイヤの変形を緩和することができる。
カバー層を基材層及び塗料層へ積層する方法は、接着剤を使用して貼り付けてもよいし、液状ポリウレタンなどの液状熱硬化性樹脂を塗布又はポッティング(樹脂盛り)してもよい。カバー層の厚さは、特に制限されるものではなく、タイヤラベルのデザインに応じて適宜選択すればよく、例えば0.01〜3.0mmにすることができる。
カバー層の厚さを0.5〜3.0mmにすると、タイヤラベルに立体感が出て品感が向上する。カバー層をこのような厚さにするときは、ポッティングするとよい。また、カバー層の厚さを0.01〜0.1mmにすると、タイヤサイドウォール部表面に貼着したときに、出っ張りが少なく見た目が自然になる。この場には、カバー層を塗布或いは印刷により形成するかフィルム貼付するとよい。
本発明において、塗料層は、基材層のカバー層側の表面にシルク印刷やオフセット印刷により装飾目的で形成される。塗料層は、所謂プライマー的な作用も発揮するので、タイヤラベルの耐熱性や耐温水性を向上し、基材層とカバー層とが層間で剥離することを防止する。例えば、タイヤが走行を終えて停止した後の高温状態でタイヤラベルが層間剥離することがなく、また降雨により層間剥離し破壊されることがない。
塗料層を構成する塗料成分としては、シルク印刷やオフセット印刷に通常使用されるものであれば、特に制限されるものではない。例えば、アクリル系、ウレタン系のものを挙げることができる。
本発明のタイヤラベルは、タイヤ走行時に大きな変形を繰返し受けるタイヤサイドウォール部表面に接着剤を介して貼着しても、十分な柔軟性を有しているため、タイヤ走行時にラベルがサイドウォール部表面から剥離することがなく、動的耐久性に優れる。また、タイヤラベル自身の耐熱性及び耐温水性が高く、タイヤサイドウォール部表面に貼着した後に、破壊し難くなる。空気入りタイヤの種類としては、特に制限されるものではないが、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、レース用タイヤが好適である。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
図3(A)(B)(C)のいずれかの構造を有し、表1,2に示す材料構成からなる14種類のタイヤラベル(実施例1〜、比較例1〜)を作成した。実施例1〜及び比較例1,2,5〜8のタイヤラベルは、図3(A)の構造で、厚さ1.0mmの基材層2の表面に塗料層3をシルクペイントにより形成しその上にカバー層4を厚さ2.0mmになるように積層した。
比較例3のタイヤラベルは、図3(B)の構造で、実施例1から塗料層を除いたものである。また、比較例4のタイヤラベルは、図3(C)の構造で、カバー層12を積層した表示層11の反対側の表面にシルクペイントを施し、粘着テープ14を介して基材層13に接着して作成した。
また、各タイヤラベルを構成する基材層及びカバー層を構成する弾性材料の硬度を、JIS K6253に準拠しデュロメータのタイプAにより温度23℃で測定し、その結果を表1,2に示した。また、破断伸びをJIS K6251に準じてダンベル状3号形試験片、温度23℃、引張り速度:500mm/分の条件で測定した。
得られた14種類のタイヤラベル(実施例1〜、比較例1〜)の耐熱性、耐温水性及び剥離強度を以下の方法により評価した。また、図1のようにタイヤサイズ185/60R14のタイヤのサイドウォール部表面の2箇所に、14種類のタイヤラベルを接着剤を使用し貼着した空気入りタイヤを作製した。なお、接着剤の組成を表3に示し、サイドウォール部表面を構成するゴム組成物の配合を表4に示した。タイヤラベルを貼着した空気入りタイヤのドラム走行試験を以下の方法で実施した。
タイヤラベル評価
1.耐熱性
タイヤラベルを温度80℃のオーブンに8時間入れた後、取出し直後に手剥離し破断状況を評価した。得られた結果を表1,2に示した。表中「MF」は、基材層とカバー層との層間は剥離せずに、基材層或いはカバー層が基材破壊したことを示す。また、「AF」は、基材層とカバー層との間で基材破壊を伴わずに層間剥離したことを示す。
2.耐温水性
タイヤラベルを温度50℃の温水に7日間浸漬した後、手剥離し破断状況を評価した。得られた結果を表1,2に示した。表中「MF」は、基材層とカバー層との層間は剥離せずに、基材層或いはカバー層が基材破壊したことを示す。また、「AF」は、基材層とカバー層との間で基材破壊を伴わずに層間剥離したことを示す。
3.剥離強度
表4に示した配合のタイヤサイドウォール用ゴム組成物の加硫ゴムシート(厚さ2mm)と、厚さ2mmの基材層とを接着剤を用いて貼着した。これを20℃、湿度50%RHにて7日間養生した後、試料とした。この試料片について、JIS K6854−3に準拠し、引張り速度100mm/分の条件での剥離力(単位:N/25mm)を測定しその平均値を求め、この値を剥離強度とし、その結果を表1,2に示した。
空気入りタイヤ評価
1.ドラム走行試験
タイヤラベルをタイヤサイドウォール部表面に貼着し7日間養生した後、14種類のタイヤをリム(5.5JJ×R14)に装着し、空気圧を200kPaにしてJIS D4230に準拠する室内ドラム試験機(ドラム径1707mm)にかけて、JATMA規定加重にて、速度80km/hの条件で、5000kmのドラム走行試験を行ない、タイヤラベルが剥離するまでの走行距離を測定した。5000km走行後にタイヤラベルが剥離しなかったときは「5000km超」とし、結果を表1,2に示した。
Figure 0005422919
Figure 0005422919
なお、表1,2において使用した原材料の種類を下記に示す。
基材層
軟質SBR:スチレンブタジエンゴム、クレハエラストマー社製GB450A(硬度52、引張り破断伸び530%)
軟質NBR:アクリロニトリルブタジエンゴム、クレハエラストマー社製NB250N(硬度50、引張り破断伸び500%)
軟質CR:クロロプレンゴム、クレハエラストマー社製CB245N(硬度45、引張り破断伸び380%)
軟質NR:天然ゴム、クレハエラストマー社製GB240N(硬度40、引張り破断伸び550%)
軟質EPDM:エチレンプロピレンジエン三元共重合体、クレハエラストマー社製EB240N(硬度40、引張り破断伸び760%)
軟質IIR:ブチルゴム、クレハエラストマー社製VB260N(硬度60、引張り破断伸び520%)
ポリカーボネート:ポリカーボネート製テストピースを購入して使用した。硬度は95超であった。
硬質塩ビ:硬質塩ビ製テストピースを購入して使用した。硬度は95超であった。
硬質CR:クレハエラストマー社製CB290N(硬度90、引張り破断伸び220%)
カバー層
ウレタンA:ペルノックス社製ペルウレタン MU−636 A/Bを使用した。ウレタンAの硬度は85、破断伸びは180%であった。
ウレタンB:A剤としてヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のイソシアヌレート体(住化バイエルン社製デスモジュールN3300)、B剤としてポリプロピレンエーテルトリオール(旭硝子社製G3000、数平均分子量Mn3000)、硬化触媒としてジブチル錫ジラウレート(DBTDL、日東化成社製ネオスタンU−100)を使用した。ウレタンBの硬度は55、破断伸びは300%であった。
ウレタンC:A剤としてヘキサメチレンジイソシアネート(HDI、住化バイエルン社製)及びポリプロピレンエーテルトリオールG3000(旭硝子社製G3000、数平均分子量Mn3000)とポリプロピレンエーテルジオールD1000(旭硝子社製、数平均分子量Mn1000)とのG3000:D1000=20:80の混合物ををNCO/OHモル比が2.0となるように混合したもの、B剤としてポリプロピレンエーテルトリオールG3000、硬化触媒としてDBTDLを使用した。ウレタンCの硬度は30、破断伸びは500%であった。
ウレタンD:B剤として、ポリプロピレンエーテルトリオールG3000の代わりに、G3000(旭硝子社製)とポリプロピレンエーテルジオールD3000(旭硝子社製、数平均分子量Mn3000)とのG3000:D3000=5:95の混合物を使用したことを除き、ウレタンCと同様にして調製したものを使用した。ウレタンDの硬度は5、破断伸びは700%であった。
Figure 0005422919
表3の接着剤は、下記により調製した。
TDIプレポリマー
ポリプロピレンエーテルトリオール(旭硝子社製G−3000、数平均分子量Mn3000)20gとポリプロピレンエーテルジオール(旭硝子社製D−2000、数平均分子量Mn2000)80gとからなるポリオール化合物を、トリレンジイソシアネート(TDI、三井化学ポリウレタン社製コスモネートT−80)をNCO/OHモル比が2.0となるように混合し、窒素気流中、80℃で8時間撹拌しながら反応させ、TDIプレポリマーを調製し使用した。
NCOビウレット体:ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のビウレット体(住化バイエルン社製デスモジュールN3200)を使用した。
ケチミン
ヘキサメチレンジアミン(HMDA、和光純薬工業社製)100gと、メチルイソプロピルケトン(MIPK)200gとを、トルエン200gとともにフラスコに入れ、生成する水を共沸により除きながら20時間反応させて、MIPK−HMDA−MIPKからなるケチミンを調製し、使用した。
炭酸カルシウム:丸尾カルシウム社製カルファイン200を使用した。
Figure 0005422919
なお、表4において使用した原材料の種類を下記に示す。
NR:天然ゴム、RSS #1
BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol BR1220
カーボンブラック:中部カーボン社製HTC 100
酸化亜鉛:東邦亜鉛社製銀嶺亜鉛華
ステアリン酸:工業用ステアリン酸、花王石鹸社製ルナックYA
老化防止剤1:大内新興化学工業社製ノクラック 6C
老化防止剤2:大内新興化学工業社製ノクラック 224
ワックス:ミクロクリスタリンワックス、大内新興化学工業社製サンノック
オイル:芳香族系プロセス油、日本石油社製コウモレックス 300
加硫促進剤:大内新興化学工業社製ノクセラー DM
硫黄:軽井沢精錬所社製粉末硫黄
空気入りタイヤのサイドウォール部表面にタイヤラベルを貼着したタイヤ側面図である。 (A)(B)は本発明の接着剤組成物を使用して貼着するタイヤラベルの一例であり、(A)は平明図、(B)は側面図である。 (A)(B)(C)は実施例で使用したタイヤラベルの構造を模式的に示す側面図である。 従来のタイヤラベルの構造を模式的に示す斜視図である。 従来のタイヤラベルの構造を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 タイヤラベル
2 基材層
3 塗料層
4 カバー層
T 空気入りタイヤ
Ta サイドウォール部表面

Claims (4)

  1. 空気入りタイヤのサイドウォール部の表面に貼着するタイヤラベルであって、そのタイヤラベルが、厚さが0.5〜2.0mmである基材層の表面に塗料層を配置し、その塗料層を覆うように透明なカバー層を積層して構成すると共に、前記基材層が、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムのいずれかを主成分とする弾性材料から構成され、カバー層が、ポリウレタン樹脂からなる弾性材料から構成され、前記基材層を構成する弾性材料の硬度がJIS K6253に準拠する硬度で20〜70、前記カバー層を構成する弾性材料の硬度が20〜100であるタイヤラベル。
  2. 前記基材層が、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴムのいずれかを主成分とする請求項1に記載のタイヤラベル。
  3. 前記カバー層の厚さが0.01〜3.0mmである請求項1又は2に記載のタイヤラベル。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のタイヤラベルの前記基材層のカバー層と反対側の表面を、接着剤を用いてタイヤのサイドウォール部の表面に貼着した空気入りタイヤ。
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