JP5422321B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5422321B2 JP5422321B2 JP2009219659A JP2009219659A JP5422321B2 JP 5422321 B2 JP5422321 B2 JP 5422321B2 JP 2009219659 A JP2009219659 A JP 2009219659A JP 2009219659 A JP2009219659 A JP 2009219659A JP 5422321 B2 JP5422321 B2 JP 5422321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command
- read
- pointer
- control unit
- effect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
遊技機は、内部抽選処理を含む遊技に係る制御を実行する制御部(メイン基板)と、前記制御部で生成した情報に基づき演出処理を実行する副制御部(サブ基板)とを備える。制御部から副制御部へ向かって一方方向にコマンドが送られ、副制御部は受信したコマンドに基づき演出処理を実行していた。
前記複数の演出デバイスにそれぞれ対応して設けられ、前記複数の演出デバイス制御部を制御するためのコマンドをそれぞれ格納する複数のバッファと、
前記制御部で生成した前記演出コマンドに基づき前記複数の演出デバイスごとに前記コマンドを生成して前記複数のバッファにそれぞれ書き込むコマンド生成書込部と、
前記複数のバッファそれぞれに格納された前記コマンドを読み出して前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送る複数のコマンド読出部と、を備え、
前記コマンド生成書込部及び前記複数のコマンド読出部は、予め定められた周期を単位として前記複数のバッファに前記コマンドを書き込むとともにその読み出しを行い、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、前記周期を単位として遅延時間を設定し、
前記コマンド生成書込部による前記コマンドの書き込みから前記遅延時間が経過したかどうか判断し、
前記遅延時間が経過していないときはその経過を待ち、
前記遅延時間が経過したときは前記複数のバッファから前記コマンド生成書込部により書き込まれた前記コマンドをそれぞれ読み出し、
読み出された前記コマンドを前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送り、予め定められた演出を実行させ、
前記遅延時間は、前記複数の演出デバイス制御部のうちで前記コマンドの受信から演出の開始までの準備処理に最も時間を要する最遅の演出デバイス制御部を基準として、他の演出デバイス制御部による演出の開始が、前記最遅の演出デバイス制御部の演出の開始に一致するように定められているものである。
前記コマンド生成書込部は、前記リングバッファの書き込み用のポインタであるライトポインタを含み、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、読み出し用のポインタであるリードポインタと、前記ライトポインタの内容を受けるとともに予め定められたタイミングで前記内容を前記リードポインタへ送る遅延要素と、前記リングバッファの前回読み出した位置を示す前回読出位置ポインタとを含み、
前記遅延要素は、前記遅延時間に対応するタイミングで前記内容を前記リードポインタへ送るものであり、
前記コマンド生成書込部は、前記ライトポインタを進め、前記ライトポインタに従って前記複数のバッファの少なくともひとつに前記コマンドを書き込み、
前記複数のコマンド読出部は、前記予め定められた周期に従って、前記遅延要素の内容を前記リードポインタに移すとともに、前記ライトポインタの内容を前記遅延要素に移す第1ポインタ内容転送処理と、
前記リードポインタと前回読出位置ポインタを比較する比較処理と、
両者が不一致のとき、前記リードポインタに従って前記リングバッファから前記コマンドを読み出す読出処理と、
前記リードポインタの内容を前回読出位置ポインタへ移す第2ポインタ内容転送処理と、を実行し、
前記比較処理の結果で両者が一致しているとき、前記第1ポインタ内容転送処理と前記比較処理を繰り返す、ようにしてもよい。
前記コマンド生成書込部は、前記リングバッファの書き込み用のポインタであるライトポインタを含み、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、読み出し用のポインタであるリードポインタを含み、
前記コマンド生成書込部は、前記ライトポインタを進め、前記ライトポインタに従って前記複数のバッファの少なくともひとつに前記コマンドを書き込むとともに、書き込んだ前記コマンドに対応する遅延量を書き込み、
前記遅延量は、前記遅延時間に対応するものであり、
前記複数のコマンド読出部は、前記予め定められた周期に応じて前記遅延量を減少させ、前記遅延量が予め定められた値になったとき、前記リードポインタを前記遅延量が予め定められた値になった前記リングバッファの位置へ移し、
前記リードポインタに従って前記コマンドを前記リングバッファから読み出す、ようにしてもよい。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御部である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御する電飾制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、スルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部(「メイン基板」とも呼ばれる)である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
43は、遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
可動体52cとは、遊技盤10上に打ち出された遊技球の落下動作に変化を与える障害物であって、副制御部40bの処理によって状態が変化するものである(図3において可動体52cの表示は省略している)。可動体52cは、例えば、通常状態とこれと異なる状態の2つを相互に行き来するものである。可動体とは、例えば、平板状、円柱状、円盤状、凹凸を有する歯車状、等のものである。なお、図示しないが可動体52cを駆動するための動力部を備える。可動体制御部47は、実際には、当該動力部を駆動する。動力部は、例えば、モータ、ソレノイドなどの電力又は磁力を用いた駆動装置又は駆動源を備えた制御装置などである。
副制御部40bのCPUは、制御部40からコマンドを受信すると、当該コマンドをコマンドバッファCBuffに書き込む。
制御部40から受ける演出コマンドは、どのような演出を行うかを指示するものであり、演出デバイスを直接制御するものではない。そこで、コマンド生成書込部40cが演出コマンドを解析し、デバイス毎のコマンドを生成する。例えば、演出指示用コマンドが液晶表示装置LCDに大当たりの画像を表示し、ランプなどを点滅させ、大音量のファンファーレを流すものであれば、液晶表示装置用コマンドとして大当たり画像表示コマンドを、サウンド装置用コマンドとしてファンファーレの発生コマンドを、ランプ制御部用コマンドとしてランプの点滅コマンドを生成する。
上記例では、大当たり画像表示コマンドをバッファBuffCに格納し、ファンファーレの発生コマンドをバッファBuffAに格納し、ランプの点滅コマンドをバッファBuffBに格納する。
例えば、2フレーム分遅延させるときは遅延時間n=2と設定し、書き込みの直後に読み出すように設定するときは遅延時間n=0と設定する。コマンド読出部CRe−A〜CRe−Cそれぞれについて独立に設定することができる。遅延時間をどのように設定するかについては、後述する。
コマンド読出部CRe−A〜CRe−Cそれぞれについて独立に判断する。遅延時間が経過したコマンド読出部については(YES)、S13とS14の処理を実行する。
そして、読み出したコマンドを、各演出デバイスへ送る。
なお、ポインタ(pointer)とは、つぎにアクセスすべきレコードの番地を保持する命令あるいはそのためのメモリの領域やレジスタのことである。ポインタが進むとは、ポインタの内容を更新して次の番地を示すようになることである。
ライトポインタは前回コマンドを書き込んだバッファのアドレスを保持しているから、これに+1して次の新しいアドレスに移動する。なお、ライトポインタが次回コマンドを書き込むべきアドレスを保持するようにしてもよい。両者はライトポインタの定義の違いだけでありその基本的な動作について違いはない。どちらを採用してもよい(リードポインタも同様)。
ライトポインタをコマンド読出部CRe−A〜CRe−Cそれぞれに設けている場合は、コマンド生成書込部40cが持つライトポインタ(書き込み位置情報)を、対応するコマンド読出部CRe−A〜CRe−Cのライトポインタへ転送(コピー)する。例えば、コマンド生成書込部40cが液晶表示装置用コマンドを生成しバッファBuffCに書き込んだ場合は、コマンド読出部CRe−Cのライトポインタへ転送する。あるいは、コマンド読出部CRe−A〜CRe−Cが、コマンド生成書込部40cのライトポインタを参照するようにしてもよい。
これにより、図13(a)において内容が右側へひとつ移ることになる。
S31は、第1ポインタ内容転送処理である。
両者が不一致であれば(S33でYES)、リードポインタが移動してコマンドを読み出すべきフレームに到達したことを意味するから、S34及びS35の処理を実行する。両者が一致していれば(S33でNO)、リードポインタが変化せずコマンドを読み出すべきフレームに到達していないから、S30の処理に戻る。
S35は、第2ポインタ内容転送処理である。
そして、S30の処理に戻る。
図18は、リングバッファへのコマンド書き込みフローチャートである。
例えば、図17のリングバッファに並べて(対応付けて)、同じようなバッファを設け、これに遅延量を書き込む。図17(b)の例では、アドレスA1、A2の位置のコマンド1、2にそれぞれ対応付けて、遅延量n=2、n=2と設定する。なお、この場合は、図13(a)の遅延要素及び前回読出位置ポインタは不要である。
設定した遅延量がゼロであれば(YES)、書き込んだフレームにおいて直ちにコマンドを読み出す。その後、S23の処理を行う。図12の2段目の例の「遅延なし」に相当する。設定した遅延量がゼロでなければ(NO)、S23の処理を行う。
しかし、コマンドの書き込みに時間を要するから、その際に時間が進み遅延量が減少するケースが考えられる。この点を考慮して読み出しのフレームを正確に指定するためには、先に遅延量を決めてからコマンドをバッファへ書き込むようにすることが好ましい。つまり、図18のS22bとS22の順番を反対にするとよい。この場合において、S22bの処理の後にフレームが切り替わったら(つまり新しいフレームに入ったら)、設定した遅延量を減少させるようにする(図19及びその説明参照)。
読み出し遅延量がゼロなったら(YES)、S34の処理を行う。設定した遅延量がゼロでなければ(NO)、S30の処理に戻る。
図21の動作は図20の場合と同じであるので、その説明は省略する。
40b 副制御部
40c コマンド生成書込部
44 ランプ制御部(演出デバイス制御部)
46 音響制御部(演出デバイス制御部)
47 可動体制御部(演出デバイス制御部)
52a ランプ・電飾(演出デバイス)
52b スピーカ(演出デバイス)
52c 可動体(演出デバイス)
LCD 液晶表示装置(演出デバイス)
VDP ビデオディスプレイプロセッサ(演出デバイス制御部)
LCD 液晶表示装置
ESW 演出スイッチ
E1 描画エンジン
E2 表示エンジン
CBuff コマンドバッファ
BuffA〜BuffC 演出デバイスA〜C用バッファ
CRe−A〜CRe−C コマンド読出部
Claims (5)
- 少なくとも液晶表示装置とスピーカとを含む複数の演出デバイスと、少なくとも前記液晶表示装置を制御するビデオディスプレイプロセッサ(以下「VDP」)及び前記スピーカを制御する音響制御部と、内部抽選処理を含む遊技に係る制御及び演出に係る制御を実行するとともに演出コマンドを生成する制御部と、前記制御部から受けた前記演出コマンドに基づき演出に係る処理を実行する副制御部と、を備える遊技機において、
前記VDPを制御するためのコマンドを格納する液晶表示装置用バッファと、
前記音響制御部を制御するためのコマンドを格納するサウンド装置用バッファと、
前記制御部で生成した前記演出コマンドに基づき前記VDP及び前記音響制御部の前記コマンドを生成して前記液晶表示装置用バッファ及び前記サウンド装置用バッファにそれぞれ書き込むコマンド生成書込部と、
前記液晶表示装置用バッファに格納された前記コマンドを読み出して前記VDPへ送る液晶表示装置用コマンド読出部と、
前記サウンド装置用バッファに格納された前記コマンドを読み出して前記音響制御部へ送るサウンド装置用コマンド読出部と、を備え、
前記コマンド生成書込部は、前記液晶表示装置の画面の描画及び表示に係るフレームを単位として前記液晶表示装置用バッファ及び前記サウンド装置用バッファに前記コマンドを書き込み、
前記液晶表示装置用コマンド読出部は、前記コマンド生成書込部により前記コマンドが書き込まれたとき、前記液晶表示装置用バッファから前記コマンドを読み出し、
読み出された前記コマンドを前記VDPへ送り、予め定められた演出を実行させ、
前記サウンド装置用コマンド読出部は、前記フレームを単位として遅延時間を設定し、
前記コマンド生成書込部による前記コマンドの書き込みから前記遅延時間に応じた前記フレームであるかどうか判断し、
前記遅延時間に応じた前記フレームでないときは待ち、
前記遅延時間に応じた前記フレームであるときは前記サウンド装置用バッファから前記コマンド生成書込部により書き込まれた前記コマンドを読み出し、
読み出された前記コマンドを前記音響制御部へ送り、予め定められた演出を実行させ、
前記遅延時間は、前記フレームを基準として、前記音響制御部による演出の開始が、前記VDPの演出の開始に一致するように定められていることを特徴とする遊技機。 - 複数の演出デバイスと、前記複数の演出デバイスをそれぞれ制御する複数の演出デバイス制御部と、内部抽選処理を含む遊技に係る制御及び演出に係る制御を実行するとともに前記複数の演出デバイスを制御するための演出コマンドを生成する制御部と、前記制御部から受けた前記演出コマンドに基づき演出に係る処理を実行する副制御部と、を備える遊技機において、
前記複数の演出デバイスにそれぞれ対応して設けられ、前記複数の演出デバイス制御部を制御するためのコマンドをそれぞれ格納する複数のバッファと、
前記制御部で生成した前記演出コマンドに基づき前記複数の演出デバイスごとに前記コマンドを生成して前記複数のバッファにそれぞれ書き込むコマンド生成書込部と、
前記複数のバッファそれぞれに格納された前記コマンドを読み出して前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送る複数のコマンド読出部と、を備え、
前記コマンド生成書込部及び前記複数のコマンド読出部は、予め定められた周期を単位として前記複数のバッファに前記コマンドを書き込むとともにその読み出しを行い、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、前記周期を単位として遅延時間を設定し、
前記コマンド生成書込部による前記コマンドの書き込みから前記遅延時間が経過したかどうか判断し、
前記遅延時間が経過していないときはその経過を待ち、
前記遅延時間が経過したときは前記複数のバッファから前記コマンド生成書込部により書き込まれた前記コマンドをそれぞれ読み出し、
読み出された前記コマンドを前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送り、予め定められた演出を実行させ、
前記遅延時間は、前記複数の演出デバイス制御部のうちで前記コマンドの受信から演出の開始までの準備処理に最も時間を要する最遅の演出デバイス制御部を基準として、他の演出デバイス制御部による演出の開始が、前記最遅の演出デバイス制御部の演出の開始に一致するように定められ、
前記複数のバッファは、それぞれ、一次元のメモリであって、その最後と最初がつながった環状のメモリとして扱われるリングバッファを含み、
前記コマンド生成書込部は、前記リングバッファの書き込み用のポインタであるライトポインタを含み、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、読み出し用のポインタであるリードポインタと、前記ライトポインタの内容を受けるとともに予め定められたタイミングで前記内容を前記リードポインタへ送る遅延要素と、前記リングバッファの前回読み出した位置を示す前回読出位置ポインタとを含み、
前記遅延要素は、前記遅延時間に対応するタイミングで前記内容を前記リードポインタへ送るものであり、
前記コマンド生成書込部は、前記ライトポインタを進め、前記ライトポインタに従って前記複数のバッファの少なくともひとつに前記コマンドを書き込み、
前記複数のコマンド読出部は、前記周期に従って、前記遅延要素の内容を前記リードポインタに移すとともに、前記ライトポインタの内容を前記遅延要素に移す第1ポインタ内容転送処理と、
前記リードポインタと前回読出位置ポインタを比較する比較処理と、
両者が不一致のとき、前記リードポインタに従って前記リングバッファから前記コマンドを読み出す読出処理と、
前記リードポインタの内容を前回読出位置ポインタへ移す第2ポインタ内容転送処理と、を実行し、
前記比較処理の結果で両者が一致しているとき、前記第1ポインタ内容転送処理と前記比較処理を繰り返す、ことを特徴とする遊技機。 - 複数の演出デバイスと、前記複数の演出デバイスをそれぞれ制御する複数の演出デバイス制御部と、内部抽選処理を含む遊技に係る制御及び演出に係る制御を実行するとともに前記複数の演出デバイスを制御するための演出コマンドを生成する制御部と、前記制御部から受けた前記演出コマンドに基づき演出に係る処理を実行する副制御部と、を備える遊技機において、
前記複数の演出デバイスにそれぞれ対応して設けられ、前記複数の演出デバイス制御部を制御するためのコマンドをそれぞれ格納する複数のバッファと、
前記制御部で生成した前記演出コマンドに基づき前記複数の演出デバイスごとに前記コマンドを生成して前記複数のバッファにそれぞれ書き込むコマンド生成書込部と、
前記複数のバッファそれぞれに格納された前記コマンドを読み出して前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送る複数のコマンド読出部と、を備え、
前記コマンド生成書込部及び前記複数のコマンド読出部は、予め定められた周期を単位として前記複数のバッファに前記コマンドを書き込むとともにその読み出しを行い、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、前記周期を単位として遅延時間を設定し、
前記コマンド生成書込部による前記コマンドの書き込みから前記遅延時間が経過したかどうか判断し、
前記遅延時間が経過していないときはその経過を待ち、
前記遅延時間が経過したときは前記複数のバッファから前記コマンド生成書込部により書き込まれた前記コマンドをそれぞれ読み出し、
読み出された前記コマンドを前記複数の演出デバイス制御部へそれぞれ送り、予め定められた演出を実行させ、
前記遅延時間は、前記複数の演出デバイス制御部のうちで前記コマンドの受信から演出の開始までの準備処理に最も時間を要する最遅の演出デバイス制御部を基準として、他の演出デバイス制御部による演出の開始が、前記最遅の演出デバイス制御部の演出の開始に一致するように定められ、
前記複数のバッファは、それぞれ、一次元のメモリであって、その最後と最初がつながった環状のメモリとして扱われるリングバッファを含み、
前記コマンド生成書込部は、前記リングバッファの書き込み用のポインタであるライトポインタを含み、
前記複数のコマンド読出部は、それぞれ、読み出し用のポインタであるリードポインタを含み、
前記コマンド生成書込部は、前記ライトポインタを進め、前記ライトポインタに従って前記複数のバッファの少なくともひとつに前記コマンドを書き込むとともに、書き込んだ前記コマンドに対応する遅延量を書き込み、
前記遅延量は、前記遅延時間に対応するものであり、
前記複数のコマンド読出部は、前記周期に応じて前記遅延量を減少させ、前記遅延量が予め定められた値になったとき、前記リードポインタを前記遅延量が予め定められた値になった前記リングバッファの位置へ移し、
前記リードポインタに従って前記コマンドを前記リングバッファから読み出す、ことを特徴とする遊技機。 - 前記コマンド生成書込部は、前記遅延量がゼロのとき、書き込んだ前記コマンドの位置に前記リードポインタを移動させ、前記複数のコマンド読出部に前記コマンドを前記リングバッファから直ちに読み出させることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
- 前記複数の演出デバイス制御部それぞれの前記準備処理に要する時間とそれぞれの前記遅延時間との和が前記最遅の演出デバイス制御部の前記準備処理に要する時間と同じであることを特徴とする請求項2乃至請求項4いずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009219659A JP5422321B2 (ja) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009219659A JP5422321B2 (ja) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011067286A JP2011067286A (ja) | 2011-04-07 |
JP5422321B2 true JP5422321B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=44013239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009219659A Expired - Fee Related JP5422321B2 (ja) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5422321B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019042577A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019042576A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019042578A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019058816A (ja) * | 2019-01-28 | 2019-04-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4991954B1 (ja) * | 2011-07-25 | 2012-08-08 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5938671B2 (ja) * | 2011-09-16 | 2016-06-22 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP5757503B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-07-29 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5339483B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-11-13 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5424277B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-02-26 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5477916B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-04-23 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5424276B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-02-26 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP5561741B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-07-30 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP2013022449A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-02-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP5953550B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-07-20 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5953551B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-07-20 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5953552B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-07-20 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP6176600B2 (ja) * | 2012-10-10 | 2017-08-09 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP6210495B2 (ja) * | 2014-04-10 | 2017-10-11 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2016010642A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6332858B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-05-30 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5990762B2 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-09-14 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2016193092A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6095179B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-15 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP6233852B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-11-22 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP6307185B2 (ja) * | 2017-01-31 | 2018-04-04 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP6560785B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2019-08-14 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6824344B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-02-03 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5205762B2 (ja) * | 2007-01-12 | 2013-06-05 | ヤマハ株式会社 | 音源回路 |
-
2009
- 2009-09-24 JP JP2009219659A patent/JP5422321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019042577A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019042576A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019042578A (ja) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019058816A (ja) * | 2019-01-28 | 2019-04-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011067286A (ja) | 2011-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5422321B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6553839B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5506578B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5368256B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5669469B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008061751A (ja) | 遊技機及びシミュレーションプログラム | |
JP5280255B2 (ja) | 制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラム | |
JP5351666B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5944560B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4954640B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4954641B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5762589B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017136344A (ja) | 遊技機 | |
JP2016129730A (ja) | 遊技機 | |
JP5351680B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4468340B2 (ja) | 遊技機およびその制御方法 | |
JP6557188B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2021069621A (ja) | 遊技機 | |
JP6474357B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017217518A (ja) | 遊技機 | |
JP2005074130A (ja) | 遊技機 | |
JP6444904B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4173214B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2014223362A (ja) | 遊技機 | |
JP2005102712A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5422321 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |