JP5421283B2 - 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5421283B2
JP5421283B2 JP2010536660A JP2010536660A JP5421283B2 JP 5421283 B2 JP5421283 B2 JP 5421283B2 JP 2010536660 A JP2010536660 A JP 2010536660A JP 2010536660 A JP2010536660 A JP 2010536660A JP 5421283 B2 JP5421283 B2 JP 5421283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
advertisement
service application
screen
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010536660A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010052859A1 (ja
Inventor
健太郎 中井
好克 井藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010536660A priority Critical patent/JP5421283B2/ja
Publication of JPWO2010052859A1 publication Critical patent/JPWO2010052859A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5421283B2 publication Critical patent/JP5421283B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L12/2823Reporting information sensed by appliance or service execution status of appliance services in a home automation network
    • H04L12/2827Reporting to a device within the home network; wherein the reception of the information reported automatically triggers the execution of a home appliance functionality
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0277Online advertisement
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F27/00Combined visual and audible advertising or displaying, e.g. for public address
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L2012/2847Home automation networks characterised by the type of home appliance used
    • H04L2012/285Generic home appliances, e.g. refrigerators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/487Arrangements for providing information services, e.g. recorded voice services or time announcements
    • H04M3/4872Non-interactive information services
    • H04M3/4878Advertisement messages

Description

本発明は、複数の広告の中から音声出力する広告を制御する技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータにより複数の広告データをディスプレイに表示し、広告データに関する情報を音声出力することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ユーザ端末が音声による広告を再生するウェブページにアクセスし、広告を表示したときに、ユーザ端末において当該ウェブページの広告の音声を再生することが行われている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−86120号公報 特開2003−36386号公報
しかしながら、前者の従来技術では、複数の広告データのうち音声出力される広告データがユーザの興味を引く広告データとは限らない。そして、ユーザが興味を引かない広告データの音声出力はユーザに不快感を与えてしまい、かえって広告効果が低下するという恐れがある。また、複数の広告データの音声制御の記述がないため、2以上の広告データに関する情報が同時に音声出力されてしまうことも想定され、この場合、ユーザは各音声を認識できず、ユーザに不快感を与えてしまい、かえって広告効果が低下するという恐れがある。
後者の従来技術では、ウェブページと広告との関連性の記述がないため、ユーザがアクセスしたウェブページに関連する広告の音声が出力されるとは限らず、ウェブページに関連しない広告の音声が出力されても広告効果が期待できない。また、複数の広告の音声制御の記述がないため、2以上の広告の音声出力が同時になされてしまうことも想定され、この場合、ユーザは各音声を認識できず、ユーザに不快感を与えてしまい、かえって広告効果が低下するという恐れがある。
そこで、本発明は、複数の広告が表示される場合に、ユーザの興味を引く可能性が高い広告の音声を他の広告の音声と混在することを回避しつつ出力することを可能にする広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の広告音制御装置は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続されている広告音制御装置であって、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部と、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示し、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択し、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択し、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する制御部と、を備える。
上記の広告音制御装置によれば、選択されたサービスアプリケーションに対応する広告のアプリケーションが選択され、選択された広告のアプリケーションの音声出力が行われるので、ユーザの興味を引く可能性が高い広告のアプリケーションの音声を他の広告のアプリケーションの音声と混在することを回避しつつ出力することが可能になる。
第1の実施の形態のネットワーク構成図。 図1の制御部の機能構成図。 図1の表示装置に表示される先頭画面としてのポータル画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示されるサービスアプリの詳細画面の一例を示す図。 図1の記憶部に記憶されるライフターゲティングテーブルの一例を示す図。 図1の記憶部に記憶される再生音選択テーブルの一例を示す図。 図2の制御部が行う広告音制御処理(ユーザ選択)の流れを示すフローチャート。 図7のサービスアプリの表示処理の流れを示すフローチャート。 図7の広告音声出力処理の流れを示すフローチャート。 図7の広告音声出力処理の流れを示すフローチャート。 図7の上層/先頭画面遷移処理の流れを示すフローチャート。 図1の表示装置に先頭画面として表示されるポータル画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示されるポータル画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 (a)〜(c)は再生音選択テーブルの一例を示す図。 再生音選択テーブルの一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図2の制御部が行う広告音制御処理(家電機器動作完了)の流れを示すフローチャート。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。 図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図。
本発明の一態様である第1の広告音制御装置は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続されている広告音制御装置であって、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部と、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示し、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択し、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択し、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する制御部と、を備える。
本発明の一態様である第1の集積回路は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器に搭載される集積回路であって、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示し、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択し、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択し、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する制御部を備える。
本発明の一態様である第1の広告音制御方法は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において行われる広告音制御方法であって、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、を有する。
本発明の一態様である第1の広告音制御プログラムは、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において行われる広告音制御プログラムであって、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、を有する。
本発明の一態様である第1の記録媒体は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において行われる広告音制御プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、を有する広告音制御プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
上記の広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム、及び記録媒体の夫々によれば、選択されたサービスアプリケーションに対応する広告のアプリケーションが選択され、選択された広告のアプリケーションの音声出力が行われるので、ユーザの興味を引く可能性が高い広告のアプリケーションの音声を他の広告のアプリケーションの音声と混在することを回避しつつ出力することが可能になる。
本発明の一態様である第2の広告音制御装置は、第1の広告音制御装置において、前記制御部は、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記出力機器に表示し、サービスアプリケーションの下層画面の表示の指示を受けて、当該サービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択する。
これによれば、下層画面の表示が指示されたサービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションの音声が出力される。下層画面の表示が指示されたサービスアプリケーションはユーザが関心を有するサービスアプリケーションであると想定されることから、広告のアプリケーションの音声出力により大きな広告効果が得られる可能性がある。
本発明の一態様である第3の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記下層画面の表示の指示は、前記出力機器を操作するためのリモコン装置において行われる。
これによれば、ユーザがリモコン装置を用いて下層画面の表示の指示を行ったサービスアプリケーションのサービスはユーザがサービスを受けようとしているサービスであることが想定され、サービスを受けようとしているサービスアプリケーションに関連する広告はユーザの興味を引く可能性が高いと考えられることから、大きな広告効果が得られる可能性がある。
本発明の一態様である第4の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記下層画面の表示の指示は、前記家電機器の動作終了通知であり、前記制御部は、前記動作終了通知を受けた前記家電機器に対応するサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択する。
これによれば、ユーザが利用していた家電機器に対応するサービスアプリケーションに関連する広告はユーザの興味を引く可能性が高いと考えられることから、大きな広告効果を得る可能性がある。
本発明の一態様である第5の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記制御部は、各前記サービスアプリケーションを表す画面を前記出力機器の表示画面の第1の表示領域に表示し、前記複数のサービスアプリケーションのうちの少なくとも1以上の各前記サービスアプリケーションに対応する前記広告のアプリケーションを表す画面を前記出力機器の表示画面の第2の表示領域に表示し、前記サービスアプリケーションの下層画面の表示が指示された場合において、当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが前記第2の表示領域に表示されているときには、当該下層画面を前記第1の表示領域内で拡大表示する。
これによれば、下層画面の表示が指示されたサービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが第2の表示領域に表示されているときには、当該サービスアプリケーションの下層画面が第1の表示領域内で拡大表示される。このため、下層画面の表示が指示されたサービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションを表示しつつ、サービスアプリケーションの下層画面の表示のために出力機器の表示画面を有効に活用できる。
本発明の一態様である第6の広告音制御装置は、第5の広告音制御装置において、前記制御部は、前記サービスアプリケーションの下層画面の表示が指示された場合において、当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが前記第2の表示領域に表示されていないときには、当該下層画面を前記第1の表示領域と前記第2表示領域とを合わせた表示領域内で拡大表示する。
これによれば、下層画面の表示が指示されたサービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが第2の表示領域に表示されていないときには、当該サービスアプリケーションの下層画面が第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域内で拡大表示される。このため、サービスアプリケーションの下層画面の表示のために出力機器の表示画面を有効に活用できる。
本発明の一態様である第7の広告音制御装置は、第1の広告音制御装置において、前記複数の広告のアプリケーションの夫々について、広告のアプリケーションの1以上の音声ファイルを優先順位を付けて記憶する音声記憶部を更に有し、前記制御部は、前記音声記憶部で、前記音声記憶部に記憶されている、前記一のサービスアプリケーションに関連する前記広告のアプリケーションの音声ファイルの中から、前記優先順位に基づいて一の音声ファイルを選択し、選択した音声ファイルの音声を前記出力機器から出力する。
これによれば、広告のアプリケーションに対応する音声ファイルが複数ある場合であっても、優先順位に基づいて一の音声ファイルを選択して、選択された一の音声ファイルの音声を出力するので、音声が混在する状況を防止できる。
本発明の一態様である第8の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記制御部は、前記下層画面から前記先頭画面に戻る指示を受けると、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する。
これによれば、ユーザの関心が下がった考えられる広告の音声が継続して出力される状況を回避できる。
本発明の一態様である第9の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記制御部は、前記下層画面から一つ上の階層の画面に戻る指示がされた場合であっても、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を継続して行う。
これによれば、ユーザの関心はまだ継続していると想定される広告の音声出力を継続することによって、広告効果が得られる可能性がある。
本発明の一態様である第10の広告音制御装置は、第2の広告音制御装置において、前記制御部は、前記下層画面が表示されているサービスアプリケーション以外の画面表示が選択された場合、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する。
これによれば、ユーザの関心が下がった考えられる広告の音声が継続して出力される状況を回避できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
≪第1の実施の形態≫
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<ネットワーク構成>
図1は本実施の形態のネットワーク構成図である。図1のネットワークには、制御端末装置100と、表示装置101と、リモコン102と、家電機器103〜106とが含まれている。更に、図1のネットワークには、サービスアプリサーバ107と、広告アプリサーバ108とが含まれている。
制御端末装置100は、広告音制御装置としての役割を果たし、例えば、デジタルレコーダ機器である。
制御端末装置100は、インターネットNW2を介してサービスアプリサーバ107と広告アプリサーバ108とに接続されている。サービスアプリサーバ107は、宅内の家電機器を用いたサービスを実現するためのアプリケーション(以下、「サービスアプリ」と言う。)を配信するサーバであり、制御端末装置100はインターネットNW2を介してサービスアプリサーバ107からサービスアプリの配信を受ける。また、広告アプリサーバ108は、広告のアプリケーション(以下、「広告アプリ」と言う。)を配信するサーバであり、制御端末装置100は、インターネットNW2を介して広告アプリサーバ108から広告アプリの配信を受ける。
制御端末装置100は、表示装置101と接続されている。表示装置100は、表示機能及び音声出力機能を有する出力機器の一例に該当する。制御端末装置100と表示装置101とは、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルに代表されるデジタルケーブルなどで接続されている。制御端末装置100は、表示装置101に対して映像データ及び音声データを出力する。表示装置101は、制御端末装置100から入力された映像データに基づき映像をディスプレイに表示し、音声データに基づきスピーカから音声を出力する。リモコン102は、例えば、表示装置101上でのユーザの操作指示に係る操作指示信号を、表示装置101を介して制御端末装置100へ出力する。
制御端末装置100は、宅内ネットワークNW1を介して家電機器103〜106に接続されている。但し、家電機器103〜106は、宅内にある家電機器、例えば、洗濯機、炊飯器、体重計、エアコン、冷蔵庫、電子レンジなどである。但し、家電機器103〜106はこれらに限られるものではない。
<制御端末装置のハードウェア構成>
制御端末装置100は、図1に示すように、通信インタフェース部109と、インタフェース部110と、記憶部111と、制御部112と、音声出力部113と、映像出力部114と、家電機器制御部115とを備える。
通信インタフェース部109は、インターネットNW2に接続され、制御端末装置100がインターネットNW2に接続されたサービスアプリサーバ107と広告アプリサーバ108などとデータの交換を行うためのインタフェースである。例えば、制御部112は、通信インタフェース部109を介して、サービスアプリサーバ107からサービスアプリの配信を受けてサービスアプリを記憶部111に記憶し、広告アプリサーバ108から広告アプリの配信を受け、広告アプリを記憶部111に記憶する。
更に、通信インタフェース部109は、宅内ネットワークNW1に接続され、制御端末装置100が宅内ネットワークNW1に接続された家電機器103〜106などとデータの交換を行うためのインタフェースである。例えば、家電機器制御部115は、通信インタフェース部109を介して、家電機器103〜106などに対して操作命令の信号を送信し、家電機器103〜106などから操作履歴の信号又は動作状態の信号を受け取り、受け取った信号を制御部112へ出力する。
インタフェース部110は、制御端末装置100が表示装置101とデータの交換を行うためのインタフェースである。
記憶部111は、例えば電源が供給されなくても記憶内容を保持することができる不揮発な記憶デバイスである。記憶部111は、各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラムなどのプログラムを記憶保持している。例えば、記憶部111は、図7から図11及び図22に示す動作フローを記述した、ユーザが選択した家電機器又は動作が完了した家電機器のサービスアプリに対応する広告アプリの音声出力を行うためのプログラムを記憶保持する。
また、記憶部111は、サービスアプリや広告アプリを記憶保持する。さらに、記憶部111は、後述するライフターゲティングテーブル210(図5参照)及び再生音選択テーブル211(図6参照)を記憶し、音声出力中フラグを記憶保持する。本実施の形態では、音声出力中フラグは1つのみであるとし、音声出力中フラグは広告アプリの音声出力中であれば「ON」、広告の音声出力中でなければ「OFF」とする。なお、音声出力中フラグは1ビットである必要はなく、また、音声出力中フラグを広告アプリ毎に用意してもよい。
制御部112は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などである。制御部112は、記憶部111に記憶保持されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行することによって、広告端末装置100全体の各種制御や各種演算を行う。例えば、制御部112は、記憶部111から図7から図11及び図22に示す動作フローを記述したプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行する。
音声出力部113は、制御部112によって制御され、例えば、制御部112が選択した広告アプリに関係する情報の音声信号をインタフェース110を介して表示装置101へ出力する。映像出力部114は、制御部112によって制御され、例えば、サービスアプリ及び広告アプリに関する情報の映像信号又は画像信号をインタフェース110を介して表示装置101へ出力する。
家電機器制御部115は、制御部112によって制御され、宅内ネットワークNW1に接続された家電機器103〜106などの動作を通信インタフェース部110を介して制御し、家電機器103〜106などから通信インタフェース部110を介して操作履歴の信号又は動作状態の信号などを受信する。
<制御部の機能構成>
図2は図1の制御端末装置100内の制御部112の機能構成図である。制御部112は記憶部111からそれに記憶保持されている図7〜図11に示す処理フローを記述したプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行する。これによって、制御部112は、入力情報処理部204、アプリ・広告識別部205、ライフターゲティング管理部206、音声出力判断部207、広告音声出力部208、及びサービスアプリ表示部209として機能する。
以下、制御部112の各機能部の処理内容を説明する前に、制御部112に入力される情報について説明する。
制御部112に入力されるデータは、入力情報201、サービスアプリ202、広告アプリ203である。
入力情報201は、表示装置101上で、リモコン102を介し、ユーザによって入力された情報、又は、家電機器制御部115から入力される情報である。
サービスアプリは、1つ又は複数の家電機器を利用したサービスをユーザが享受できるアプリケーションである。別の言い方をすれば、サービスアプリは、1つ又は複数の家電機器を用いて多種多様のサービスを利用するアプリケーションである。上述したように、サービスアプリは、サービスアプリサーバ107から制御端末装置100に配信され、記憶部111に保存される。
但し、本実施の形態では、サービスアアプリ202は、音声出力の機能を有しないとする。内容を更新することなく使用するサービスアプリには音声出力の機能を持たせず、内容を適宜更新する広告アプリに音声出力の機能を持たせる。こうすることによって、サービスアプリの簡素化を図りつつ、ユーザへの訴求が必要な広告のアプリケーションに音声出力の機能を持たせた、効率のよいシステムを構築することができる。なお、サービスアプリ202が、内容を適宜変更することが可能であり、また、音声出力の機能を有していてもよいことは言うまでもない。
例えば、サービスアプリとして、次のサービスアプリが想定される。(1)洗濯機をリモート操作するサービスアプリ及び洗濯機の環境を配慮した使い方の提案を目的するサービスアプリ(以下、これらを「洗濯機アプリ」と言う。)、(2)炊飯器をリモートで操作するサービスアプリ及び炊飯器を用いたレシピ集の提供を目的とするサービスアプリ(以下、これらを「炊飯器アプリ」と言う。)、(3)体重計や血圧計から収集した情報から簡易な健康診断を実施するサービスアプリ及び体重計や血圧計から収集した情報から体重や血圧の時間経過をユーザに提供する健康チェックを目的とするサービスアプリ(以下、これらを「健康チェックアプリ」と言う。)、(4)電子レンジを使ったダイエットレシピや美容レシピの提供を目的とするサービスアプリ(以下、これを「電子レンジアプリ」と言う。)などである。
サービスアプリ202には、サービスアプリ202に関する属性情報として、例えば、キーワードが付与されている。例えば、洗濯機アプリのキーワードとして、「洗剤」、「洗濯」、又は「家事」等が考えられる。
広告アプリは、広告を音声でユーザに提示するアプリケーションである。但し、広告アプリは、(1)広告を音声のみでユーザに提示するアプリケーション、(2)広告を音声に加えて動画若しくは画像でユーザに提示するアプリケーション、を含む。上述したように、広告アプリ203は、広告アプリサーバ108から制御端末装置100に配信され、記憶部111に保存される。
例えば、広告アプリ203として、次のアプリケーションが想定される。(1)洗濯機で利用する洗剤の広告アプリ、(2)健康向上のためのフィットネスクラブの広告アプリ、(3)電子レンジでも利用可能な高温対応ラップの広告アプリ、(4)ごはんのおかずとして有益なおかずレトルト食品の広告アプリなどである。
また、広告アプリ203は、広告に関する属性情報を保持する。例えば、属性情報は、キーワード、広告料、広告アプリの音声(以下、適宜、「広告音声」又は「広告音」と言う。)の出力すべき所定回数、又は、広告アプリの音声ファイルのファイル名などである。一つの広告アプリに対応する音声ファイルが複数存在する場合は、音声ファイルに優先順位が付与されている。属性情報は、広告アプリサーバ108で付与される。
以下、制御部112の各機能部の処理内容の概要を説明する。なお、制御部112の各機能部の処理内容の詳細については図7などのフローチャートなどを用いて後述する。
入力情報処理部204は、入力情報201を解析し、入力情報201に応じた処理を行う。入力情報201がユーザによるリモコン102の操作である場合、入力情報処理部204は、アプリ・広告識別部205に対して、リモコン102の操作がサービスアプリ上で行われたのか、それ以外で行われたのかを判別するように判別指示の信号を出力する。また、入力情報201が家電機器制御部115からの情報である場合は、入力情報処理部204は、情報の内容に応じた指示の信号を音声出力判断部204及びサービスアプリ表示部209に出力する。
アプリ・広告識別部205は、入力されるアプリケーションが、サービスアプリであるか広告アプリであるかを識別し、識別した情報はライフターゲティングテーブル管理部206で管理される。なお、当該識別は、属性情報の内容を用いて、或いは、拡張子を用いて行うことができるが、サービスアプリか広告アプリかを識別することができる手法であれば特に限定されるものではない。また、アプリ・広告識別部205は、入力情報処理部204から上記の判別指示の信号の入力を受けて、ユーザによるリモコン102の操作が、サービスアプリ上で行われたのか、それ以外で行われたのかを識別する。そして、リモコン102の操作がサービスアプリ上で行われたと識別した場合には、アプリ・広告識別部205は、更に、複数のサービスアプリの内、どのサービスアプリ上でリモコン102の操作が行われたかを識別する。
ライフターゲティング管理部206は、アプリ・広告識別部205で識別されたサービスアプリ202と広告アプリ203とを属性情報を用いて関連付け、一つのライフターゲティングテーブル210(図5参照)を作成する。また、ライフターゲティング管理部206は、サービスアプリ202及び広告アプリ203の持つ属性情報から、一つ又は複数の再生音選択テーブル211(図6参照)を作成する。作成されたライフターゲティングテーブル210及び再生音選択テーブル211は、記憶部111に保存される。
ライフターゲティング管理部206による、サービスアプリ202と広告アプリ203との関連付けは、サービスアプリ202及び広告アプリ203の夫々に付与された属性情報であるキーワードを用いて行われる。例えば、「洗濯機アプリ」にキーワード「洗濯」が付与され、「洗剤」の広告アプリにも同様にキーワード「洗濯」が付与されている場合は、「洗濯」というキーワードで、「洗濯機アプリ」と「洗剤」の広告アプリとが関連付けられる。但し、一つのサービスアプリに対し、関連付け候補の広告アプリが複数存在する場合、広告アプリの属性情報である広告料を用いて比較し、広告料が高い広告アプリとサービスアプリとを一意に関連付ける。なお、サービスアプリと広告アプリとを一意に関連付ける方法は、広告料を用いる方法に限るものではなく、例えば、サービスアプリと広告アプリとのキーワードの一致度を用いる方法でも良い。
音声出力判断部207は、例えば、ユーザがサービスアプリにリモコンフォーカスを当ててクリックしたときに、記憶部111に記憶されている音声出力中フラグの値を用いて、前記サービスアプリに対応する広告アプリの音声が出力されているか否かを確認し、前記サービスアプリに対応する広告アプリの音声を出力するか否かを判断する。但し、音声出力判断部207は、音声出力中フラグが「OFF」である場合に、前記サービスアプリに対応する広告アプリの音声を出力すると判断する。
広告音声出力部208は、例えば、音声出力判断部207が、広告アプリの音声を出力すると判断した場合に、ライフターゲティングテーブル210及び再生音選択テーブル211を参照して出力する広告アプリの音声ファイルを選択し、音声出力部113に音声出力の指令信号を出力する。
サービスアプリ表示部209は、入力情報処理部204及びアプリ・広告識別部205からの入力に基づき、サービスアプリの詳細を示す下層画面、又は、一つ上の階層の画面、又は、先頭画面の表示の指令信号を映像出力部114に出力する。
<表示装置の表示画面の例>
[先頭画面の例]
図3は、図1の表示装置101に先頭画面として表示されるポータル画面の一例を示す図である。
先頭画面は、1つ又は複数のサービスアプリ及び1つ又は複数の広告アプリを含む。先頭画面の表示領域は、一つ又は複数のサービスアプリを表示可能な第1の表示領域309と、一つ又は複数の広告アプリを表示可能な第2の表示領域310とを含む。第1の表示領域309にはタブがあり、第1の表示領域309に表示する一つ又は複数のサービスアプリを切り替えることが可能になっている。図3の例では、「マイホーム」タブと「お勧めアプリ」タブとがあり、表示する一つ又は複数のサービスアプリを切り替えることができる。第2の表示領域310には、スクロールバーがあり、制御端末装置100が、広告アプリサーバ108から取得し蓄積した複数の広告アプリの表示を切り替えることが可能である。
図3の先頭画面の一例では、第1の表示領域309には、サービスアプリとして、洗濯機アプリ301、健康チェックアプリ302、電子レンジアプリ303、炊飯器アプリ304が表示されている。また、第2の表示領域310には、広告アプリとして、「洗剤」の広告アプリ305、「おかずレトルト食品」の広告アプリ306、「高温対応ラップ」の広告アプリ307、「フィットネスクラブ」の広告アプリ308が表示されている。
[サービスアプリの詳細画面の例]
図4は、図1の表示装置101に表示されるサービスアプリの詳細画面の一例を示す図である。但し、図4のサービスアプリの詳細画面は、図3の洗濯機アプリ301にユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックした場合に表示装置101に表示される洗濯機アプリ301の詳細画面の一例である。サービスアプリは、多層構造からなり、ユーザがリモコン102を操作し、サービスアプリそのもの、又はサービスアプリ内のリンクを選択すると、サービスアプリの下層画面として、サービスアプリの詳細情報が表示される。
例えば、洗濯機アプリ301の詳細画面として、リモート操作メニューが表示される。図4の例では、洗濯機アプリ301の詳細画面は、洗濯機の動作状態を示す画面401、洗濯機の予約を行う画面402、一つ上の階層へ戻る「戻る」のボタン404、及び先頭画面(ポータル画面)へ戻る「ポータルへ戻る」のボタン405を含む。洗濯機アプリ301の詳細画面は、リモート操作メニューから、さらにサービスの詳細情報である洗濯機を使ったエコロジーのアイデアの詳細画面へ遷移するためのリンク403を含む。
洗濯機アプリ301の詳細画面の表示サイズは、図3で示した洗濯機アプリ301の表示サイズと異なる場合がある。例えば、洗濯機アプリ301が拡大表示設定されている場合、図3の表示中に、ユーザがリモコン102の操作により洗濯機アプリ301にリモコンフォーカスを当ててクリックすると、サービスアプリ表示部209は、洗濯機アプリ301の下層画面(詳細画面)を表示する際、下層画面の表示サイズが図3の洗濯機アプリ301の表示サイズより拡大するよう変更する。なお、サービスアプリに拡大表示設定をしないことによって、下層画面の表示の際に表示サイズを変更しないようにすることも可能である。
<ライフターゲティングテーブルの一例>
図5は、図1の記憶部111に記憶されるライフターゲティングテーブル210の一例を示す図である。図5に一例を示すライフターゲティングテーブル210は、ライフターゲティング管理部206によって、サービスアプリと広告アプリとが関連づけられ、生成された後のテーブルとする。
ライフターゲティングテーブル210は、サービスアプリ501、サービスアプリに対応する広告アプリ502、及び広告アプリの一つ又は複数の音声を記述した再生音選択テーブル503から構成される。サービスアプリ501には、サービスアプリの名称が記載される。広告アプリ502には、サービスアプリと関連付けられた広告アプリの名称が記載される。再生音選択テーブル503には、広告アプリの一つまたは複数の音声が記載された再生音選択テーブルの所在を示すパス情報が記載される。
図5の例では、サービスアプリ501には、「洗濯機アプリ」、「健康チェックアプリ」、「電子レンジアプリ」、及び、「炊飯器アプリ」が記載されている。広告アプリ502には、「洗濯機アプリ」、「健康チェックアプリ」、「電子レンジアプリ」、及び「炊飯器アプリ」に対応させて、「洗剤」、「フィットネスクラブ」、「高温対応ラップ」、及び「おかずレトルト食品」が記載されている。さらに、再生音選択テーブル503には、「洗剤」、「フィットネスクラブ」、「高温対応ラップ」、及び「おかずレトルト食品」に対応させて、「file://nv/ad/lionchan/v1/top2.xml」、「http://www.fitness/ad/0909.xml」、「file://nv/ad/newkurehawrap_v1.xml」、及び「http://bamonto.com/curry/kukkuru.xml」が記載されている。
なお、再生音選択テーブル503に記載される再生音選択テーブルのパス情報は、例えば、制御端末装置100に蓄積したファイルを示すパスであってもよく、宅外のサーバである広告アプリサーバ108に保存されているファイルを示すパスであってもよい。
<再生音選択テーブルの一例>
図6は、図1の記憶部111に記憶される再生音選択テーブル211の一例を示す図である。図6に一例を示す再生音選択テーブル211は、ライフターゲティング管理部206によって、広告アプリの属性情報から生成された後のテーブルとする。
再生音選択テーブル211には、広告アプリの持つ一つ又は複数の音声情報及び属性情報が記載される。再生音選択テーブル210は、優先順位601、広告音602、所定回数603、再生済みカウンタ604、及びキャンセルカウンタ605から構成される。
優先順位601には、出力すべき広告アプリの音声ファイルの優先順位が数値で記載され、本実施の形態では、数値が小さい程優先順位が高いものとする。なお、数値が大きい程優先順位が高いとしても良いことは言うまでもない。広告音声出力部208は、優先順位601に基づき、出力する広告アプリの音声ファイルを選択する。また、優先順位601には、数値以外に「NULL」を記載することもできる。優先順位601に「NULL」が記載されている場合には、所定回数603に音声ファイルの再生条件が記載される。
広告音602には、出力する広告音の音声ファイルのファイル名が記載される。なお、広告音602に記載する音声ファイル名は、例えば、制御端末装置100内に蓄積した音声ファイルのパス情報であっても良いし、広告アプリサーバ108にある音声ファイルのパス情報であっても良い。
所定回数603には、広告アプリサーバで予め設定された広告音の音声ファイルの音声出力すべき回数が記載される。但し、上述したように、優先順位601に「NULL」が記載されている場合には、所定回数603には音声ファイルの再生条件が記載されることになる。
再生済みカウンタ604には、広告アプリの音声ファイルの音声が再生された回数が記載される。また、キャンセルカウンタ605には、広告アプリの音声ファイルの音声が再生中に途中で停止された回数が記載される。なお、キャンセルカウンタ605を用いて、優先順位601の変更が行われる。
例えば、図5に示したライフターゲティングテーブル210の再生音選択テーブル503の一つである「file://nv/ad/lionchan/v1/top2.xml」は、図6に示す再生音選択テーブルであるとする。図6の再生音選択テーブルにおいて、優先順位601の「1」に対応する広告音602は「洗剤Ver1.acc」、出力すべき所定回数603は「5」、再生済みカウンタ604は「2」、キャンセルカウンタ605は「1」である。なお、優先順位601の「2」及び「3」に関しては、図6に示す通りである。
優先順位601の「NULL」に対応する広告音602には「洗剤Ver声優.acc」、所定回数603には再生条件として「再生済みカウンタ%7==0」が記載されている。この再生条件は、再生済みカウンタ604のトータル数が7で割り切れる場合には、優先順位601に関係なく、優先順位601の「NULL」の行に記載された広告音602の「洗剤Ver声優.acc」を再生する、という条件である。
<制御部の処理動作>
[広告音制御処理(ユーザ選択)]
図7は、図2の制御部112が行う広告音制御処理(ユーザ選択)の流れを示すフローチャートである。なお、ライフターゲティングテーブル210及び再生音選択テーブル211は、ライフターゲティング管理部206によって、作成されているものとする。
入力情報処理部204は、ユーザによるリモコン102の操作を待ち、ユーザによるリモコン102の操作に関連する入力情報201の入力を受け取る(ステップS701)。入力情報処理部204は、アプリ・広告識別部205に対して、リモコン102の操作がサービスアプリ上で行われたのか、それ以外で行われたのかを判別するように判別指示の信号を出力する。そして、アプリ・広告識別部204は、ユーザによってサービスアプリにリモコンのフォーカスが当てられ、クリックされたか否かを判断する(ステップS702)。
なお、アプリ・広告識別部205は、ユーザによるリモコン102の操作において、サービスアプリにリモコンのフォーカスが当たっているだけでクリックされていない場合には、ユーザがサービスアプリを選択したとは判断しない。サービスアプリにリモコンのフォーカスが当たっているだけで、このサービスアプリに対応する広告アプリの音声が再生されると、ユーザがリモコン102を操作し、サービスアプリ上でフォーカスを移動させているだけで、広告アプリの音声が再生されてしまい、ユーザの利便性が損なわれるからである。
サービスアプリがクリックされていない場合(S702:N)、ステップS701の処理に戻って、入力情報処理部204はユーザによるリモコン102の操作に関連する入力情報201の入力を監視する。
一方、サービスアプリがクリックされた場合(S702:Y)、アプリ・広告識別部205は、どのサービスアプリがクリックされたかを判別し、クリックされたサービスアプリを特定する(ステップS703)。続いて、アプリ・広告識別部205は、ユーザが操作したサービスアプリの下層画面の表示指示の信号をサービスアプリ表示部209へ出力するとともに、音声出力判断部207に広告アプリの音声が出力中であるか否かを判別するように判別指示の信号を出力する(ステップS704)。
音声出力判断部207は、ユーザがリモコン102を操作し、サービスアプリにリモコンフォーカスが当てられてクリックされた際に、既にサービスアプリに対応する広告アプリの音声(広告音)が出力されているか否かを判断する(ステップS705)。なお、音声出力判断部207は、記憶部111に記憶されている音声出力中フラグが「ON」であるか否かを確認し、音声出力中フラグが「ON」であれば広告音が出力されていると判断し、「OFF」であれば広告音が出力されていないと判断する。
広告音が出力されている場合(S705:Y)、既に広告アプリの音声が出力されているので、新たな広告アプリの音声の出力が行われることなく、サービスアプリ表示部209は図8に動作フローを示すサービスアプリの表示処理を行う(ステップS706)。なお、制御部112が新たな広告アプリの音声の出力を行わないのは、既に、広告アプリの音声の出力が行われている状態で、再度、同一又は異なる広告アプリの音声の出力が行われると、広告アプリの音声が途中で途切れてしまい、ユーザに正確に広告内容を伝達することができないからである。
一方、広告音声が出力されていない場合(S705:N)、サービスアプリ表示部209は図8に動作フローを示すサービスアプリの表示処理を行う(ステップS707)。同時に、音声出力判断部207は広告音の出力の指示信号を広告音声出力部208へ出力し、広告音声出力部208は図9及び図10に動作フローを示す広告音出力処理を行う(ステップS708)。そして、広告音声出力部208は、広告アプリの音声の出力が完了すると、音声出力中フラグを「ON」から「OFF」に変更する(ステップS709)。但し、(1)サービスアプリの表示処理(ステップS707)と、(2)広告音出力処理(ステップS708)及び音声出力完了処理(ステップS709)とは、例えば並列して行われる。
なお、サービスアプリの表示処理(ステップS707)については図8を参照して後に詳述し、広告音出力処理(ステップS708)については、図9及び図10を参照して後に詳述する。
サービスアプリ表示部209は、サービスアプリに表示中の下層画面よりも下の階層の下層画面が存在するか否か、言い換えると、サービスアプリにおいて表示中の下層画面が最下層画面でないか否かを判断する(ステップS710)。サービスアプリに表示中の下層画面よりも下の階層の下層画面が存在する場合(S710:Y)、ステップS701の処理に戻って、入力情報処理部204はユーザによるリモコン102の操作に関連する入力情報201の入力を監視する。ここで、さらに下層画面を表示する指示があると、新たに広告アプリの音声が選択されることになる。即ち、更なる下層画面の表示の指示という動作からユーザが同一の家電機器又はサービスに対して継続して強い感心があることを推定できる。これにより、ユーザが感心を持つ同一の家電機器又はサービスに対応して広告アプリの音声を継続して出力することができ、広告の大きな訴求効果が得られる。
一方、サービスアプリに表示中の下層画面よりも下位の階層の下層画面が存在しない場合(S710:N)、制御部112は、図11に動作フローを示す例えばサービスアプリの表示中の下層画面から一つ上の階層の上層画面又は先頭画面へ遷移する上層画面/先頭画面遷移処理を行う(ステップS711)。なお、上層画面/先頭画面遷移処理(ステップS711)については図11を参照して後に詳述する。
以下、図7で示した広告音制御処理(ユーザ選択)に対応する画面表示の遷移の一例を図12から図14を参照して説明する。
例えば、ユーザが図12に示す先頭画面であるポータル画面1300a上で、洗濯機アプリ1301aにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとすると、図12に示す洗濯機アプリ1301aの下層画面である、図13に示す洗濯機アプリの詳細画面1304bが表示される。サービスアプリの下層画面の表示方法の詳細については図8を参照して後に詳述する。サービスアプリの下層画面の表示と同時に、広告音声出力部208は、洗濯機アプリに対応する「洗剤」の広告アプリの音声を選択し、選択された広告アプリの音声が出力される。広告音声出力部208による広告アプリの音声の選択方法の詳細については図9及び図10を用いて後に詳述する。
但し、ユーザが洗濯機アプリ1301aにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとき、洗濯機アプリに関連する広告アプリの音声が既に出力されていれば、音声出力中の広告アプリの音声の出力は停止されず、洗濯機アプリの詳細画面1304bが表示される。これに対し、洗濯機アプリに関連する広告アプリの音声が出力されていなければ、洗濯機アプリの詳細画面1304bが表示されるとともに、広告音声出力部208は、「洗剤」の広告アプリの音声を選択し、選択された「洗剤」の広告アプリの音声が出力される。
さらに、洗濯機アプリに、図13の詳細画面1304bより下の階層の下層画面である詳細画面が存在する場合、例えば、図13の詳細画面1304bに「洗濯機エコアイデア」へのリンク1306bが存在する場合、ユーザが「洗濯機エコアイデア」へのリンク1306bにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとき、図14に示す洗濯機アプリの図13に示す詳細画面1304bより1つ下の下層画面である詳細画面1306cが表示される。
但し、ユーザが図13の詳細画面1304bの「洗濯機エコアイデア」へのリンク1306bにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとき、広告アプリの音声が既に出力されていれば、音声出力中の広告アプリの音声の出力は停止されず、図13の詳細画面1304bの1つ下の下層画面である図14に示す詳細画面1306cが表示される。これに対し、広告アプリの音声が出力されていなければ、図14に示す詳細画面1306cが表示されるとともに、広告音声出力部208は、「洗剤」の広告アプリの音声を選択し、選択された「洗剤」の広告アプリの音声が出力される。
[サービスアプリの表示処理]
図8は、図7のサービスアプリの表示処理(ステップS706,S707)の流れを示すフローチャートである。
サービスアプリ表示部209は、ユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックしたサービスアプリ(ユーザによって操作されたサービスアプリ)に関連する広告アプリが、第2の表示領域(図3参照)に表示されているか否かを判断する(ステップS801)。なお、サービスアプリ表示部209は、サービスアプリに関連する広告アプリが表示されているか否かの判断を記憶部111に記録されたライフターゲティングテーブル210を参照することによって行う。
第2の表示領域にユーザによって操作されたサービスアプリに関連する広告アプリが表示されている場合(S801:Y)、サービスアプリ表示部209は、ユーザによって操作されたサービスアプリが拡大表示設定されているか否かを判断する(ステップS802)。なお、サービスアプリの拡大表示設定は、各々のサービスアプリで異なり、各々のサービスアプリの設定事項として、記憶部111に保存されているものとする。
ユーザによって操作されたサービスアプリが拡大表示設定されている場合(S802:Y)、サービスアプリ表示部209は、ユーザによって操作されたサービスアプリの下層画面を表示するとき、表示サイズを変更し、第1の表示領域(図3参照)内で拡大表示する(ステップS803)。これによると、複数の家電機器のいずれかに対応するサービスアプリの下層画面の表示が指示された場合、当該サービスアプリに関連する広告アプリが第2の表示領域(図3参照)に表示されているか否かを判断し、表示されている場合は前記指示された下層画面を表示装置101の第1の表示領域全体に拡大表示する。これにより、関連する広告アプリの画面が第2の表示領域に表示されている場合は、サービスアプリ表示部209は、関連する広告アプリの画面の表示とサービスアプリの下層画面の表示とを共存させつつ、下層画面の表示を可能な範囲で最大限拡大表示する。このため、広告アプリの画面を表示させた上で、ユーザが表示を指示した下層画面の表示のために表示装置101の表示画面を有効に活用できる。
一方、ユーザによって操作されたサービスアプリが拡大表示設定されていない場合(S802:N)、サービスアプリ表示部209は、サービスアプリの表示サイズを変更することなく下層画面を表示する(ステップS804)。
第2の表示領域にユーザによって操作されたサービスアプリに関連する広告アプリが表示されていない場合(S801:N)、サービスアプリ表示部209は、操作されたサービスアプリが拡大表示設定されているか否かを判断する(ステップS805)。
ユーザによって操作されたサービスアプリが拡大表示設定されている場合(S805:Y)、サービスアプリ表示部209は、ユーザによって操作されたサービスアプリの下層画面を表示するとき、表示サイズを変更し、第1の表示領域(図3参照)と第2の表示領域(図3参照)とを合わせた表示領域内で拡大表示する(ステップS806)。例えば、ユーザによって操作されたサービスアプリに関連する広告アプリがユーザによるスクロールバーの操作によって第2の表示領域に表示されていない場合、広告アプリの表示によるユーザへの広告効果が期待できないので、ユーザの操作性を優先し、ユーザが操作するサービスアプリの表示範囲を第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域に拡大する。これによると、複数の家電機器のいずれかに対応するサービスアプリケーションの下層画面の表示が指示された場合、当該サービスアプリに関連する広告アプリが第2の表示領域に表示されているか否かを判断し、表示されていない場合に前記指示された下層画面を表示装置101の第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域全体に拡大表示する。このように、関連する広告アプリが第2の表示領域に表示されていない場合は、下層画面の表示を表示装置101の第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域全体に拡大表示して、下層画面の表示を関連しない広告アプリの表示より優先させる。このため、関連する広告アプリが第2の表示領域に表示されておらず、関連する広告アプリの音声しかユーザが感知できない場合には、ユーザが表示を指示した下層画面の表示のために表示装置101の表示画面全体を有効に活用できる。
一方、ユーザによって操作されたサービスアプリが拡大表示設定されていない場合(S805:N)、サービスアプリ表示部209は、サービスアプリの表示サイズを変更することなく下層画面を表示する(ステップS807)。
以下、図8で示したサービスアプリの表示処理に対応する画面表示の遷移の一例を図12、図13、図15、図16、図3、及び図17を参照して説明する。
最初に、図12及び図13を用いて、サービスアプリの下層画面を第1の表示領域内で拡大表示する一例を示す。
例えば、ユーザが、図12に示すポータル画面1300a上で、洗濯機アプリ1301aにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとする。ここで、洗濯機アプリ1301aは、初期設定として、下層画面の表示の際に拡大表示する拡大表示設定がなされているとする。図12において、第2の表示領域1303aに洗濯機アプリ1301aに関連する広告アプリである「洗剤」が表示されているので、サービスアプリ表示部209は、洗濯機アプリの詳細画面であるリモート操作メニューが第1の表示領域に拡大表示されるように表示サイズを変更し、図13に示すように、リモート操作メニュー1304bを第1の表示領域1302b内で拡大表示する。
次に、図15及び図16を用いて、サービスアプリの下層画面を第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域に拡大表示する一例を示す。
例えば、ユーザが、図15に示すポータル画面1500a上で、洗濯機アプリ1501aにリモコンフォーカスを当ててクリックしたとする。ここで、洗濯機アプリ1501aは、初期設定として、下層画面の表示の際に拡大表示する拡大表示設定がなされているとする。図15において、第2の表示領域1503aに洗濯機アプリ1501aに関連する広告アプリである「洗剤」が表示されていないので、サービスアプリ表示部209は、洗濯機アプリの詳細画面であるリモート操作メニューが第1の表示領域と第2の表示領域とを合わせた表示領域に拡大表示されるように表示サイズを変更し、図16に示すように、リモート操作メニュー1504bを第1の表示領域1502bと第2の表示領域1503bとを合わせた表示領域内で拡大表示する。
最後に、図3及び図17を用いて、サービスアプリの下層画面の表示サイズを変更しない一例を示す。
例えば、ユーザが、図3に示すポータル画面300上で、健康チェックアプリ302にリモコンフォーカスを当ててクリックしたとする。ここで、健康チェックアプリ302は、初期設定として、下層画面の表示の際に拡大表示する拡大表示設定がなされていないとする。サービスアプリ表示部209は、健康チェックアプリ302の表示サイズを変更することなく、例えば、図17に示す健康チェックアプリの詳細画面である健康診断の画面1801aを表示する。なお、このとき、健康チェックアプリに対応するフィットネスクラブの広告アプリの音声が出力される。
[広告音声出力処理]
図9及び図10は、図7の広告音出力処理(ステップS708)の流れを示すフローチャートである。
広告音声出力部208は、ライフターゲティングテーブル210を記憶部111から読み込む(ステップS901)。そして、広告音声出力部208は、ライフターゲティングテーブル210を参照して、ユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックしたサービスアプリに対応する広告アプリを特定する(ステップS902)。そして、広告音声出力部208は、特定した広告アプリに対応する再生音選択テーブルを記憶部111から読み込む(ステップS903)。
図18(a)〜(c)に、再生音選択テーブルの一例を示す。図18(a)〜(c)に示す再生音選択テーブルは、図5に示したライフターゲティングテーブルに記載される、再生音選択テーブル「file://nv/ad/lionchan/v1/top2.xml」の一例である。
図18(a)〜(c)の再生音選択テーブルには、優先順位「1」、「2」、「NULL」に対応する広告アプリの音声ファイルとして、広告音の欄に「洗剤Ver1.acc」、「洗剤Ver2.acc」、「洗剤Ver声優.acc」が記載されている。また、広告音「洗剤Ver1.acc」、「洗剤Ver2.acc」、「洗剤Ver声優.acc」に対応する所定回数は、「5」、「2」、「再生済みカウンタ%7==0」である。なお、上述したように、優先順位「NULL」に対応する広告音の所定回数には、再生条件が記載され、図18(a)〜(c)では、「再生済みカウンタ%7==0」が記載されている。再生条件「再生済みカウンタ%7==0」は、再生済みカウンタのトータル数が7で割り切れる場合、優先順位「NULL」に対応する広告音を出力する、という条件である。
再生音選択テーブルから再生する広告アプリの音声を特定するために、まず、広告音声出力部208は再生音選択テーブルの優先順位「NULL」に対応する所定回数の欄に記載されている再生条件を確認する(ステップS904)。例えば、再生条件は、「再生済みカウンタのトータル数が7で割り切れる場合、「洗剤Ver声優.acc」の音声を出力する」である。
再生条件を満たすか否かを判断するため、広告音声出力部208は、再生音選択テーブルを参照して、再生済みカウンタのトータル数を算出する(ステップS905)。そして、広告音声出力部208は、再生済みカウンタのトータル数が、優先順位「NULL」に対応する所定回数の欄に記載されている再生条件に合致するか否かを判断する(ステップS906)。
再生済みカウンタのトータル数が再生条件に合致する場合(S906:Y)、広告音声出力部208は、優先順位「NULL」に対応する広告音(図18(a)の例では「洗剤Ver声優.acc」)を音声出力する広告音として選択し(ステップS913)、音声出力部113に音声出力の指令信号を出力する(ステップS914)。これにより、表示装置101が備えるスピーカから選択された広告音が音声出力されることになる。広告音声出力部208は、音声出力判断部207が広告音の再生中であるか否かを確認するための、音声出力中フラグを「ON」にする(ステップS915)。更に、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力する広告音として選択された広告音に対応する再生済みカウンタを「1」インクリメントする(ステップS916)。
一方、再生済みカウンタのトータル数が再生条件に合致しない場合(S906:N)、広告音声出力部208は、優先順位が一番高い広告音を選択する(ステップS907)。例えば、図18(a)に示す再生音選択テーブルでは、広告音声出力部208は、優先順位「1」の広告音「洗剤Ver1.acc」を選択する。
次に、広告音声出力部208は、ステップS907で選択した広告音に対応するキャンセルカウンタが規定回数「n」より小さいか否かを判断する(ステップS908)。なお、規定回数「n」として、例えば、予め設定された値やユーザによって設定された値を用いることができる。但し、キャンセルカウンタのインクリメントは、図11に動作フローを示す上層画面/選択画面遷移処理において、サービスアプリの下層画面からサービスアプリの先頭画面であるポータル画面に遷移する際や他のサービスアプリに遷移する際に実施される。
キャンセルカウンタが規定回数「n」以上である場合(S908:Y)、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、ステップS907で選択した広告音の優先順位を最下位に変更し(ステップS911)、ステップS907で選択した広告音に対応するキャンセルカウンタを0にクリアする(ステップS912)。そして、ステップS907の処理に戻る。これは、同じ広告音に対し、再生中でのキャンセル(音声出力の停止)が複数回発生した場合に出力する広告音の優先順位を変更し、ユーザに飽きさせることなく広告を伝えるためである。
ここで、図18(b)及び図18(c)を用いて再生音選択テーブル内での広告音の優先順位の変更及びキャンセルカウンタのクリアの一例を示す。
例えば、キャンセルカウンタの規定回数「n」を「5」とする。図18(b)の再生音選択テーブルでは、優先順位「1」の「洗剤Ver1.acc」のキャンセルカウンタは「5」であり、規定回数の値「5」と同じである。広告音声出力部208は、図18(c)に示すように、広告音「洗剤Ver1.acc」の優先順位を最下位である「2」に変更し、キャンセルカウンタを0にクリアするとともに、広告音「洗剤Ver2.acc」の優先順位を「1」に変更する。
一方、キャンセルカウンタが規定回数「n」より小さい場合(S908:Y)、広告音声出力部208は、再生音声選択テーブルを参照して、ステップS907で選択した広告音に対応する所定回数と再生済みカウンタとの比較を行う(ステップS909)。そして、広告音声出力部208は、ステップS909の比較の結果に基づいて、ステップS907で選択した広告音の再生済みカウンタが所定回数に達しているか否かを判断する(ステップS910)。
ステップS907で選択した広告音に対応する再生済みカウンタが所定回数に達していない場合(S910:N)、広告音声出力部208は、ステップS907で選択した広告音を音声出力する広告音とし、音声出力部113に音声出力の指令信号を出力する(ステップS914)。これにより、表示装置101が備えるスピーカから選択された広告音が音声出力されることになる。広告音声出力部208は、音声出力中フラグを「ON」にする(ステップS915)。更に、広告音声出力部208は、ステップS907で選択した広告音に対応する再生済みカウンタを「1」インクリメントする(ステップS916)。
例えば、図18(c)に示す再生音選択テーブルでは、優先順位「1」の広告音「洗剤Ver2.acc」の再生済みカウンタの値「0」が所定回数「2」に達していないので、広告音声出力部208は、広告音「洗剤Ver2.acc」を音声出力する広告音として選択し、音声出力部113に音声出力の指令信号を出力する。これによって、表示装置101が備えるスピーカから広告音「洗剤Ver2.acc」が音声出力される。そして、広告音声出力部208は、音声出力中フラグを「ON」にし、音声出力する広告音として選択した広告音「洗剤Ver2.acc」の再生済みカウンタを1インクリメントする。
一方、ステップS907で選択した広告音に対応する再生済みカウンタが所定回数に達している場合(S910:Y)、図10のステップS1001の処理が行われる。広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、選択した広告音の優先順位を最下位に変更する(ステップS1001)。例えば、図19に示す再生音選択テーブルのように、「洗剤Ver1.acc」の再生済みカウンタが「5」となり、所定回数である「5」と一致する場合、広告音声出力部208は、「洗剤Ver1.acc」の優先順位を「2」に変更し、「洗剤Ver2.acc」の優先順位を「1」と変更する。
次に、広告音声出力部208は、再生音選択テーブルに記載されている全ての広告音に対応する再生済みカウンタが所定回数に達したかを判断する(ステップS1002)。
一つでも再生済みカウンタが所定回数に達していない広告音が存在する場合(S1002:N)、図9のステップS907の処理が行われる。
一方、全ての広告音に対応する再生済みカウンタが所定回数に達した場合(S1002:Y)、広告音声出力部208は、広告音を音声出力するか否かを判断する(ステップS1003)。音声出力しないと判断された場合(S1003:N)、広告音声出力部208は広告音の出力は行わない(ステップS1005)。一方、広告音を音声出力すると判断された場合(S1003:Y)、広告音声出力部208は、再生音選択テーブルに記載された優先順位を変更するか否かを判断する(ステップS1004)。
優先順位を変更しないと判断された場合(S1004:N)、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、全ての広告音に対応する再生済みカウンタを0にクリアする(ステップS1006)。そして、図9のステップS907の処理が行われる。一方、優先順位を変更すると判断された場合(S1004:Y)、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、全ての広告音に対応する優先順位をランダムに書き換え(ステップS1007)、全ての広告音に対応する再生済みカウンタを0にクリアする(ステップS1008)。そして、図9のステップS907の処理が行われる。
なお、優先順位の書き換えにおいては、優先順位「NULL」に対応する広告音も含めて、広告音に対応する優先順位をランダムに書き換えても良い。また、優先順位「NULL」に対応する広告音の所定回数に記載される再生条件を変更してよい。
また、優先順位の書き換えの方法は、広告音に対応する優先順位をランダムに書き換える方法に限らず、例えば、優先順位が一番低かった広告音の優先順位を一番高くし、それ以外の広告音の優先順位を1つずつ下げる方法など、優先順位の書き換え方法は特に限定されるものではない。
なお、(1)全ての広告音の再生済みカウンタが所定の回数に達した場合に広告アプリの音声を出力するか否かの条件設定、(2)優先順位を変更するか否かの条件設定は、ユーザが予め制御端末装置100内で設定していてもよく、制御端末装置100がユーザに条件設定の入力を促してその都度ユーザが設定するようにしてもよい。また、上記の各条件設定を広告アプリが配信される際に広告アプリの属性情報として付与しておいてもよい。
以上のように、複数の家電機器のいずれかに対応するサービスアプリが選択された場合、広告アプリの音声が出力されていないときに、選択されたサービスアプリに対応する広告アプリの音声が選択されて出力される。これにより、複数の広告アプリの音声が混在して出力されることが回避される。
また、複数の家電機器の夫々に対応するサービスアプリの中から、ユーザによってリモコンフォーカスが当てられクリックされたサービスアプリに関連する広告アプリの音声が出力される。このため、ユーザが感心を持つと考えられる、家電機器に対応するサービスアプリに関連した広告アプリを適切に選択して音声出力が行われ、大きな広告の訴求効果が得られる。
[上層画面/先頭画面遷移処理]
図11は、図7の上層画面/先頭画面遷移処理(ステップS711)の流れを示すフローチャートである。但し、図11に示すフローチャートを示す処理は、ユーザがサービスアプリを操作し、最下層の画面へ遷移した状態での処理である。
ユーザがサービスアプリを操作して当該サービスアプリの最下層でサービスアプリの利用中である。入力情報処理部204は、ユーザによるリモコン102の操作を待ち、ユーザによるリモコン102の操作に関連する入力情報201の入力を受け取る(ステップS1101)。入力情報取得部204が、ユーザによるリモコン102の操作が電源OFFに関連する操作であるか否かを判断する(ステップS1102)。
ユーザによるリモコン操作が電源OFFに関連する操作である場合(S1102:Y)、音声出力判断部207は、音声出力中フラグの値を見て、広告音が出力中であるか否かを判断する(ステップS1103)。
広告音が出力中である場合(S1103:Y)、音声出力判断部207は広告音声出力部208に対して再生音選択テーブルの書き換えの指示信号を出力し、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力中の広告音に対応するキャンセルカウンタを「1」インクリメントする(ステップS1104)。そして、制御部111は、制御端末装置100の電源をOFFにする(ステップS1105)。一方、広告音が出力中でない場合(S1103:N)は、制御部111は、即座に、制御端末装置100の電源をOFFにする(ステップS1105)。
一方、ユーザによるリモコン操作が電源OFFに関連する操作でない場合(S1102:N)、入力情報処理部204は、ユーザによるリモコン102の操作が「ポータルへ戻る」のボタンにリモコンフォーカスを当ててクリックした操作であるか否か(サービスアプリの先頭画面であるポータル画面へ戻るであるか否か)を判断する(ステップS1106)。
ユーザによるリモコン操作がポータル画面へ戻るである場合(S1106:Y)、音声出力判断部207は、音声出力中フラグの値を見て、広告音が出力中であるか否かを判断する(ステップS1107)。
広告音が出力中である場合(S1107:Y)、音声出力判断部208は、出力中の広告音の停止の指示信号を音声出力部113へ出力する(ステップS1108)。これによって、音声出力部113は出力中の広告音の出力を停止する。
そして、音声出力判断部207は広告音声出力部208に対して再生音選択テーブルの書き換えの指示信号を出力し、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力を停止した広告音に対応するキャンセルカウンタを「1」インクリメントする(ステップS1109)。サービスアプリ表示部209は、ポータル画面を表示する(ステップS1110)。これによると、下層画面から先頭画面に戻る指示がされた場合であって、広告アプリの音声(広告音)が出力されているときには、広告音の音声出力を停止する。即ち、先頭画面に戻ることにより音声出力中の広告音に係る家電機器に対応するサービスアプリに対するユーザの関心が薄れたと推定して、音声出力中の広告音の音声出力を停止する。これにより、ユーザの関心が薄れたと推定される家電機器に対応するサービスアプリに関連する広告アプリの音声が継続して出力される状況を回避でき、ユーザが別のサービスアプリにリモコンフォーカスを当ててクリックしたときに当該別のサービスアプリに関連する広告アプリの音声出力が行われることを可能にする。
一方、広告音の出力中でない場合(S1107:N)は、サービスアプリ表示部209はポータル画面を表示する(ステップS1110)。
ユーザによるリモコン操作がポータル画面へ戻るでない場合(S1106:N)、入力情報処理部204は、ユーザによるリモコン102の操作が「戻る」のボタンにリモコンフォーカスを当ててクリックした操作であるか否か(下層画面から一つ上の階層の画面へ戻るであるか否か)を判断する(ステップS1111)。
ユーザによるリモコン操作が下層画面から一つ上の階層の画面へ戻るである場合(S1111:Y)、入力情報処理部204は、サービスアプリ表示部209にサービスアプリの一つ上の階層の表示指示を出す(ステップS1112)。そして、サービスアプリ表示部209及び広告音声出力部208はサービスアプリの一つ上の階層の画面の表示及びサービスアプリに対応する広告音声の出力処理を実施する(ステップS1113)。なお、ステップS1113の処理は、図7の表示/音声出力処理が該当する。
これによると、表示中の下層画面から一つ上の階層の画面に戻る指示がされた場合、広告アプリの音声出力を継続する。即ち、同一の家電機器に対応するサービスアプリに対するユーザの感心が継続していると推定して、当該広告アプリの音声出力を継続する。これにより、ユーザが感心を持つ家電機器に対応するサービスアプリに関連した広告アプリの音声の出力を継続して、ユーザに適切な広告内容を訴求できる。
ユーザによるリモコン操作が下層画面から一つ上の階層の画面へ戻るでない場合(S1111:N)、音声出力判断部207は、音声出力中フラグの値を見て、広告音が出力中であるか否かを判断する(ステップS1114)。広告音の出力中でない場合(S1114:N)、図7のステップS701が行われる。一方、広告音の出力中である場合(S1114:Y)、音声出力判断部208は、出力中の広告音の停止の指示信号を音声出力部113へ出力する(ステップS1115)。これによって、音声出力部113は出力中の広告音の出力を停止する。そして、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力を停止した広告音に対応するキャンセルカウンタを「1」インクリメントする(ステップS1116)。ユーザによるリモコン操作が一つ上の階層にも戻るでない場合とは、例えば、サイズ変更のないサービスアプリから直接他のサービスアプリへ移動した際に発生する。
この場合、音声出力中の広告音に係る家電機器に対応するサービスアプリに対するユーザの関心が薄れたと推定して、音声出力中の広告音の音声出力を停止する。これにより、ユーザの関心が薄れたと推定される家電機器に対応するサービスアプリに関連する広告アプリの音声が継続して出力される状況を回避でき、ユーザが別のサービスアプリにリモコンフォーカスを当ててクリックしたときに当該別のサービスアプリに関連する広告アプリの音声出力が行われることを可能にする。
以下、図11で示した上層画面/先頭画面遷移処理に対応する画面表示の遷移の一例を図20、図3、図17及び図21を参照して説明する。
最初に、図20及び図3を用いて、サービスアプリの下層画面から先頭画面であるポータル画面へ戻る画面表示の遷移の一例を示す。
例えば、図20に示す画面上の洗濯機アプリのリモート操作メニュー1701上で、ユーザが「ポータルへ戻る」のボタン1702にリモコンフォーカス当ててクリックすると、表示画面は図20の画面から図3に示すポータル画面300へ遷移する。このとき、広告音が再生されている場合は、再生が停止され、表示画面は図3に示すポータル画面300に戻る。広告音が再生されていない場合には、サービスアプリの表示のみが変更され、表示画面は図3に示すポータル画面300に戻る。ユーザが「ポータルへ戻る」のボタン1702にリモコンフォーカスを当ててクリックすることは、ユーザが操作していたサービスアプリから別のサービスアプリへ興味が移ったことが想定されるので、制御部112は広告アプリの音声の出力中であっても途中で停止する。
次に、図17及び図21を用いて、表示画面がサイズ変更のないサービスアプリから他のサービスアプリへと直接遷移する一例を示す。
図17に示すように、サイズ変更のない健康チェックアプリ1801aをユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックし、当該健康チェックアプリ1801aを利用しているとする。この状態から、図21に示すように、ユーザがリモコン102を操作してリモコンカーソルを洗濯機アプリ1802bへ移動した場合、健康チェックに対応する広告アプリであるフィットネスクラブの広告音声が再生中の場合は、再生が停止される。一方、広告音声が出力されていない場合には、リモコンのカーソルが洗濯機アプリへ移動するだけである。
<広告音制御処理(家電機器動作完了)>
図22は、図2の制御部112が行う広告音制御処理(家電機器動作完了)の流れを示すフローチャートである。但し、広告音制御処理(家電機器動作完了)は、サービスアプリで設定した家電機器の動作完了通知を広告アプリの音声でユーザに伝達する処理である。
ユーザがリモコン102を利用して家電機器の動作終了通知に当該家電機器に対応するサービスアプリに関連する広告アプリの音声(広告音)の出力を設定するための操作を行う。これを受けて、制御部112は家電機器の動作終了通知に広告音の出力を設定する(ステップS1201)。動作終了通知を広告アプリの音声(広告音)の出力に設定しておけば、ユーザが他のサービスアプリを操作中であっても、動作終了通知として、動作が終了した家電機器に対応するサービスアプリに関連する広告アプリの音声が出力される。
入力情報処理部204は、ユーザが動作終了通知に広告音の出力を設定した家電機器の動作の終了を待つ。そして、入力情報処理部204は、家電機器が動作を終了すると家電機器制御部115を介して動作の終了を示す入力情報201を受け取る(ステップS1202)。
入力情報処理部204は、動作の終了を示す入力情報201を基に、サービスアプリの画面遷移を実施するか否かを判断する(ステップS1203)。なお、動作終了時にサービスアプリの画面遷移を行うか否かは、例えば各サービスアプリの条件設定に依存する。条件設定は、例えば、制御端末装置100内で予め行われていても良く、ユーザが動作終了通知に広告音の出力を設定する際に合わせて行われても良い。
サービスアプリの画面遷移を実施すると判断された場合(S1203:YES)、入力情報処理部204は、サービスアプリ表示部209にサービスアプリの表示変更の指示信号を出力する(ステップS1204)。音声出力判断部206は、音声出力中フラグの値を見て、広告音が出力中であるか否かを判断する(ステップS1205)。
広告音が出力中でない場合(S1205:N)、サービスアプリ処理部209はサービスアプリの表示処理を行う(ステップS1208)。これとともに、広告音声出力部208は広告音出力処理を行う(ステップS1209)。そして、広告音声出力部208は、広告アプリの音声出力が完了すると、音声出力中フラグを「OFF」にする(ステップS1210)。なお、ステップS1208で行われるサービスアプリの表示処理は、図8の処理においてユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックしたサービスアプリが動作の終了した家電機器に対応するサービスアプリに置き換わったものである。また、ステップS1209で行われる広告音出力処理は、図9及び図10においてユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックしたサービスアプリが動作の終了した家電機器に対応するサービスアプリに置き換わったものである。
一方、広告音が出力中である場合(S1205:Y)、広告音声出力部208は、出力中の広告音の停止の指示信号を音声出力部113へ出力する(ステップS1206)。これによって、音声出力部113は出力中の広告音の出力を停止する。そして、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力を停止した広告音に対応するキャンセルカウンタを「1」インクリメントする(ステップS1207)。その後、サービスアプリ処理部209はサービスアプリの表示処理を行う(ステップS1208)。これとともに、広告音声出力部208は広告音出力処理を行う(ステップS1209)。そして、広告音声出力部208は、広告アプリの音声出力が完了すると、音声出力中フラグを「OFF」にする(ステップS1210)。
一方、サービスアプリの画面遷移を実施しないと判断された場合(S1203:NO)、音声出力判断部206は、音声出力中フラグの値を見て、広告音の出力中であるか否かを判断する(ステップS1211)。
広告音が出力中でない場合(S1211:N)、広告音声出力部208は、広告音声出力処理を行い(ステップS1214)、広告アプリの音声出力が完了すると、音声出力中フラグを「OFF」にする(ステップS1215)。なお、ステップS1214で行われる広告音出力処理は、図9及び図10においてユーザがリモコンフォーカスを当ててクリックしたサービスアプリが動作の終了した家電機器に対応するサービスアプリに置き換わったものである。
一方、広告音が出力中である場合(S1211:Y)、音声出力判断部206は、出力中の広告音の停止の指示信号を音声出力部113へ出力する(ステップS1212)。これによって、音声出力部113は出力中の広告音の出力を停止する。そして、広告音声出力部208は、再生音選択テーブル内で、音声出力を停止した広告音に対応するキャンセルカウンタを「1」インクリメントする(ステップS1213)。そして、広告音声出力部208は、広告音出力処理を行い(ステップS1214)、広告アプリの音声出力が完了すると、音声出力中フラグを「OFF」にする(ステップS1215)。
以下、図22で示した広告音制御処理(家電機器動作完了)に対応する画面表示の遷移の一例を図23及び図24を参照して説明する。
ユーザは、炊飯器アプリの動作完了通知として広告音を設定したとする。炊飯器アプリは、動作完了時に画像遷移が行われないサービスアプリとする。炊飯器アプリは、「おかずレトルト食品」の広告アプリと関連付けられている。
図23の炊飯器アプリ1401aが動作完了すると、図24に示すように、炊飯器アプリ1402bの表示が「[炊飯時間] 残り:0分」となり、動作完了をユーザに通知する。このとき、炊飯器アプリに対応する広告アプリの音声又は他の広告アプリの音声が出力されている場合には、前記広告アプリの音声又は前記他の広告アプリの音声の再生が停止され、前記炊飯器アプリに対応する「おかずレトルト食品」の広告アプリの音声が出力される。炊飯器アプリの動作完了時、広告音が再生されていない場合は、即、「おかずレトルト食品」の広告音が出力される。制御部112は、再生中の広告アプリの音声を停止し、新たに、炊飯器アプリに対応する「おかずレトルト食品」の広告の音声を出力することで、ユーザに、動作完了を的確に伝達することができる。また、ユーザが動作完了を待っている場合は、動作完了時の音声に集中しているので、広告効果を高めることができる。
以上により、ある家電機器の動作終了通知により対応するサービスアプリの下層画面を表示することにより、これに連動して対応する広告アプリの音声が出力される。これにより、広告アプリの音声は広告内容の音声という本来の機能に加えて、家電機器の動作終了をユーザに報知する機能を兼ねる。その結果、ユーザが現在使用中の家電機器に対してその家電機器に関連する広告を出力できる。そのため、広告主にとってはユーザに広告を適切なタイミングで訴求できると共に、ユーザにとっては広告の音声により関連する家電機器を想起しやすく、その動作終了を認知しやすいという効果がある。
≪補足≫
本発明は上記の実施の形態で説明した内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するためのいかなる形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
(1)第1の実施の形態では、制御端末装置がデジタルレコーダ機器であるとしたが、これに限られるものではなく、制御端末装置は表示装置を持つ例えばテレビ、携帯電話機、パーソナルコンピュータ等の家電機器であってもよい。
(2)第1の実施の形態では、宅内の家電機器の数を4つとしたが、これに限られるものではなく、宅内の家電機器の数は3つや5つなどであってもよく、宅内の家電機器の数は制限されるものではない。
(3)第1の実施の形態の制御端末装置100は、サービスアプリサーバ107から、随時更新されるサービスアプリを、インターネットNW2を介して受信し、記憶部111に保存することが可能である。また、第1の実施の形態の制御端末装置100は、広告アプリサーバ108から、随時更新される広告アプリを、インターネットNW2を介し受信し、記憶部111に保存することが可能である。
(4)第1の実施の形態では、サービスアプリが洗濯機アプリ、健康チェックアプリ、電子レンジアプリ、炊飯器アプリであるとして説明したが、サービスアプリはこれに限るものではない。また、広告アプリが洗剤、高温対応ラップ、レトルト食品、フィットネスクラブに関連する広告アプリとして説明したが、広告アプリはこれに限るものではない。
(5)第1の実施の形態では、ライフターゲティングテーブル生成時に、洗濯機アプリに、キーワード「洗剤」で洗剤の広告アプリを関連付けたが、これに限るものではない。
(6)第1の実施の形態では、優先順位「NULL」の広告音に対応する再生条件として、「再生済みカウンタのトータル数が7で割り切れる」を設定したが、これに限るものではない。
(7)第1の実施の形態では、再生音選択テーブルのフォーマットをxml(Extensible Markup Language)としたが、再生音選択テーブルのフォーマットはこれに限るものではなく、再生音選択テーブルのフォーマットとして各種フォーマットを利用することができる。また、ライフターゲティングテーブルのフォーマットとしてxml、csv(Comma Separated Values)等、各種フォーマットを利用することができる。
(8)第1の実施の形態では、ユーザがサービスアプリを選択し、サービスアプリに対応する広告アプリの音声を出力したが、広告アプリの音声出力と同時に、広告アプリの表示形態を変更してもよい。
(9)第1の実施の形態における図7などの説明では、ライフターゲティング管理部206が、ライフターゲティングテーブル及び再生音選択テーブルを作成済みであるした。しかしながら、ライフターゲティング管理部206がライフターゲティングテーブル及び再生音選択テーブルを生成するのは、制御部112が動作中であっても良い。また、ライフターゲティング管理部206が、ライフターゲティングテーブル及び再生音選択テーブルを生成するのは、制御端末装置100が、図1に示したサービスアプリサーバ107及び広告アプリサーバ108から新しいサービスアプリ及び広告アプリを取得した時点でも良い。
(10)第1の実施の形態では、家電機器からの動作終了通知に当該家電機器に対応するサービスアプリに関連した広告アプリの広告音を利用するものである。しかしながら、これに限られるものではなく、自宅への来客の通知にインターフォンに関連するサービスアプリを用いて当該サービスアプリに関連する広告アプリの広告音を利用するなど、家電機器の動作開始通知又は家電機器へ外部からの入力があったことの通知に広告アプリの広告音を用いても良い。
(11)第1の実施の形態で説明した図7から図11及び図22に示す動作フローの手順をプログラムに記載し、記載したプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、記録媒体を頒布するようにしてもよい。
(12)第1の実施の形態などで説明した制御部はCPUやMPUで動作するソフトウェア構成に限られるものではなく、例えば、ハードウェア構成で実現されてもよい。この場合は、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらは、個別に1チップ化されてもよいし、各実施の形態の全ての構成または一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限られるものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらに、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本発明は、ユーザに広告の音声を提供する表示機能を持つ各種の機器において利用することができる。
100 制御端末装置
101 表示装置
102 リモコン
103〜106 家電機器
107 サービスアプリサーバ
108 広告アプリサーバ
109 通信インタフェース部
110 インタフェース部
111 記憶部
112 制御部
113 音声出力部
114 映像出力部
115 家電機器制御部
204 入力情報処理部
205 アプリ・広告識別部
206 ライフターゲティング管理部
207 音声出力判断部
208 広告音声出力部
209 サービスアプリ表示部

Claims (13)

  1. 表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続されている広告音制御装置であって、
    前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部と、
    前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示し、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択し、前記記憶部で、当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択し、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する制御部とを備え、
    前記制御部は、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記表示画面に表示し、前記複数の家電機器のうちいずれかからの動作終了通知を受けて、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択するとともに、当該サービスアプリケーションの下層画面を表示する
    広告音制御装置。
  2. 前記制御部は、
    各前記サービスアプリケーションを表す画面を前記出力機器の表示画面の第1の表示領域に表示し、前記複数のサービスアプリケーションのうちの少なくとも1以上の各前記サービスアプリケーションに対応する前記広告のアプリケーションを表す画面を前記出力機器の表示画面の第2の表示領域に表示し、
    前記サービスアプリケーションの下層画面の表示が指示された場合において、当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが前記第2の表示領域に表示されているときには、当該下層画面を前記第1の表示領域内で拡大表示する
    請求項1記載の広告音制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記サービスアプリケーションの下層画面の表示が指示された場合において、当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションが前記第2の表示領域に表示されていないときには、当該下層画面を前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とを合わせた表示領域内で拡大表示する
    請求項2記載の広告音制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記下層画面から前記先頭画面に戻る指示を受けると、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する
    請求項3記載の広告音制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記下層画面から一つ上の階層の画面に戻る指示がされた場合であっても、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を継続して行う
    請求項4記載の広告音制御装置。
  6. 前記制御部は、
    前記下層画面が表示されているサービスアプリケーション以外の画面表示が選択された場合、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する
    請求項5記載の広告音制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記下層画面から前記先頭画面に戻る指示を受けると、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する
    請求項1記載の広告音制御装置。
  8. 前記制御部は、
    前記下層画面から一つ上の階層の画面に戻る指示がされた場合であっても、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を継続して行う
    請求項1記載の広告音制御装置。
  9. 前記制御部は、
    前記下層画面が表示されているサービスアプリケーション以外の画面表示が選択された場合、音声出力中の広告のアプリケーションの音声の出力を停止する
    請求項1記載の広告音制御装置。
  10. 表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器に搭載される集積回路であって、
    前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示し、前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択し、前記記憶部で、当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択し、選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する制御部を備え、
    前記制御部は、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記表示画面に表示し、前記複数の家電機器のうちいずれかからの動作終了通知を受けて、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択するとともに、当該サービスアプリケーションの下層画面を表示する
    を備える集積回路。
  11. 表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において行われる広告音制御方法であって、
    前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、
    前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、
    前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、
    選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、
    を有し、
    前記表示ステップは、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記表示画面に表示し、
    前記第1選択ステップは、前記複数の家電機器のうちいずれかからの動作終了通知を受けて、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択する
    広告音制御方法。
  12. 表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において広告音を制御するための処理を実行する広告音制御プログラムであって、
    前記処理は、
    前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、
    前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、
    前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、
    選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、
    含み、
    前記表示ステップは、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記表示画面に表示し、
    前記複数の家電機器のうちいずれかからの動作終了通知を受けると、
    前記表示ステップは、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションの下層画面を前記表示画面に表示し、
    前記第1選択ステップは、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択する
    広告音制御プログラム。
  13. 表示機能及び音声出力機能を有する出力機器及び複数の家電機器が接続され、前記複数の家電機器の夫々に対応する夫々のサービスアプリケーションと当該サービスアプリケーションに関連する広告のアプリケーションとを対応させて記憶する記憶部を有する機器において広告音を制御するための処理を実行する広告音制御プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
    前記処理は、
    前記夫々のサービスアプリケーションを前記出力機器の表示画面に表示する表示ステップと、
    前記表示画面に表示されている複数のサービスアプリケーションの中から一のサービスアプリケーションを選択する第1選択ステップと、
    前記記憶部で当該一のサービスアプリケーションに対応して記憶されている広告のアプリケーションを選択する第2選択ステップと、
    選択した広告のアプリケーションの音声を前記出力機器から出力する音声出力ステップと、
    含み、
    前記表示ステップは、各前記サービスアプリケーションを表す画面であって多層構造からなる画面の先頭画面を前記表示画面に表示し、
    前記複数の家電機器のうちいずれかからの動作終了通知を受けると、
    前記表示ステップは、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションの下層画面を前記表示画面に表示し、
    前記第1選択ステップは、前記動作終了通知に対応する家電機器のサービスアプリケーションを前記一のサービスアプリケーションとして選択する
    広告音制御プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP2010536660A 2008-11-04 2009-10-29 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5421283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010536660A JP5421283B2 (ja) 2008-11-04 2009-10-29 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008283204 2008-11-04
JP2008283204 2008-11-04
JP2010536660A JP5421283B2 (ja) 2008-11-04 2009-10-29 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体
PCT/JP2009/005719 WO2010052859A1 (ja) 2008-11-04 2009-10-29 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010052859A1 JPWO2010052859A1 (ja) 2012-04-05
JP5421283B2 true JP5421283B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=42152672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010536660A Expired - Fee Related JP5421283B2 (ja) 2008-11-04 2009-10-29 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110202411A1 (ja)
JP (1) JP5421283B2 (ja)
WO (1) WO2010052859A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013106995A1 (en) * 2012-01-17 2013-07-25 Nokia Corporation Method and apparatus for determining a predicted duration of a context
JP6239906B2 (ja) * 2012-09-19 2017-11-29 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America アクセス制御方法、アクセス制御システム、通信端末、及び、サーバ
US9391966B2 (en) * 2013-03-08 2016-07-12 Control4 Corporation Devices for providing secure remote access
US20180160158A1 (en) * 2016-12-06 2018-06-07 Bing Liu Method and system for live stream broadcast and content monetization

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018604A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 I Technology Kk ソフトウェア配信システム
JP2005346188A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
WO2007056451A2 (en) * 2005-11-07 2007-05-18 Scanscout, Inc. Techniques for rendering advertisments with rich media

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5410326A (en) * 1992-12-04 1995-04-25 Goldstein; Steven W. Programmable remote control device for interacting with a plurality of remotely controlled devices
US6084628A (en) * 1998-12-18 2000-07-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method of providing targeted advertising during video telephone calls
US20030014754A1 (en) * 2000-02-04 2003-01-16 Chang Vernon S. Advertisement response system
JP2002091647A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Toshiba Corp 装置関連データ管理システム及び保証書データ追記装置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20050060232A1 (en) * 2000-10-12 2005-03-17 Maggio Frank S. Method and system for interacting with a writing
JP2004280244A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 広告配信システム
JP2007122217A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 広告宣伝配信システム
WO2008056578A1 (fr) * 2006-11-08 2008-05-15 Cirius Technologies, Inc. Procédé de fourniture d'informations de publicité, système de fourniture d'informations de publicité et programme de fourniture d'informations de publicité

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018604A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 I Technology Kk ソフトウェア配信システム
JP2005346188A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
WO2007056451A2 (en) * 2005-11-07 2007-05-18 Scanscout, Inc. Techniques for rendering advertisments with rich media

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010052859A1 (ja) 2010-05-14
US20110202411A1 (en) 2011-08-18
JPWO2010052859A1 (ja) 2012-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6103393B2 (ja) 機能更新方法及び機能更新システム
JP5589570B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN102830964B (zh) 一种显示多任务界面的方法及装置
JP5421283B2 (ja) 広告音制御装置、集積回路、広告音制御方法、広告音制御プログラム及び記録媒体
JP2013008369A (ja) ユーザインターフェイス及びコンテンツ統合
CN104081782A (zh) 用于同步第二屏幕上的内容的方法和系统
US9894129B2 (en) Digital living network alliance device for sharing multiple home media content and method therefor
US8036995B2 (en) Method for programming by rehearsal
CN107241657A (zh) 视频播放方法、装置、计算设备以及存储介质
KR20190084725A (ko) 디스플레이 장치 및 이의 컨텐츠 제공 방법
CN103154923A (zh) 对电视显示器的远程控制
CN103124968A (zh) 用于后仰式娱乐的内容转换
CN103428570A (zh) 用于多重播放视频的方法和设备
CN107580246A (zh) 一种按键的操作方法、装置、设备和存储介质
WO2016117261A1 (ja) 制御装置、制御装置の制御プログラム、制御装置の制御方法、制御システム、端末装置、および被制御装置
KR20150055528A (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
JP2010003020A (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
JP5785351B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2007208547A (ja) インターネットテレビジョン装置、及びその簡単操作を実現するリモコン装置
CN103534732B (zh) 再现装置、再现方法以及电视机
TW201122996A (en) Method and apparatus for highlighting functional display items
JP3924585B1 (ja) インターネットテレビジョン装置
US11392261B1 (en) Visualized item based systems
US20160349945A1 (en) Display apparatus and method for controlling the same
JP2011509482A (ja) 入力要素選択情報表示の方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5421283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees