JP5419342B2 - バスバーアッセンブリおよびそれを用いたインバータ一体型電動圧縮機 - Google Patents
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Description
一方、顧客毎の要求仕様や製品機種毎のバリエーションに対応して、新たに電装部品を追加したり、その電装部品を交換または変更しなければならないことが多々あり、これらの電装部品をインバータ装置およびインバータ収容部において、設置スペースを増大することなく実装できれば、インバータ一体型電動圧縮機としては大きなメリットとなる。
すなわち、本発明にかかるバスバーアッセンブリは、複数の電装部品間の電気配線を行う少なくとも1本以上のバスバーを絶縁用樹脂材によりモールド成形して一体化したバスバーアッセンブリにおいて、前記絶縁用樹脂材の一部を部分的に切欠き、該切欠きにより第3の電装部品を実装可能な空間部を形成するとともに、前記空間部において少なくとも1本の前記バスバーが長さ方向に沿って2分割され、その2分割された前記バスバーの端部が該空間部に露出されることによりステーション端子とされ、該ステーション端子に短絡用バスバーまたは前記第3の電装部品が接続可能とされていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態にかかるインバータ一体型電動圧縮機のインバータ装置部分の分解斜視図が示されている。
インバータ一体型電動圧縮機1は、その外殻を構成するハウジング2を有する。ハウジング2は、図示省略の電動モータが収容されるモータハウジング3と、図示省略の圧縮機構が収容される圧縮機ハウジング4とがボルト等を介して一体に締め付け固定されることにより構成される。このモータハウジング3および圧縮機ハウジング4は、アルミダイカスト製とされている。
本実施形態において、バスバーアッセンブリ21は、インバータ装置15内においてP−N電源端子と、ヘッドキャパシタ16およびインダクタ17等の高電圧部品と、パワー回路基板19との間の電気配線をなすものであり、その絶縁用樹脂材23の一部を部分的に切り欠いて空間部30が形成され、そこにヒューズ28、コイル29等の比較的小型の第3の電装部品が実装可能とされている。図4には、空間部30において、バスバー22にステーション端子31を介して過電流を遮断する適宜容量のヒューズ28を実装した例が示されている。また、図5には、2本のバスバー22に跨って設けられ、コモンモードノイズを除去するコモンモードコイル29を実装した例が示されている。
さらに、第3の電装部品28,29等を実装する必要がない場合には、第3の電装部品に代えて短絡用バスバーを接続したバスバーアッセンブリ21を使用すればよく、様々な要求仕様に対しても簡便に個別設定することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、空間部30の形成の仕方が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図6に示されるように、バスバーアッセンブリ21における絶縁用樹脂材23の一部を部分的に切り欠くことによって、バスバーアッセンブリ21をバスバーアッセンブリ21Aと21Bに2分割し、その間に空間部30を任意に形成できる構成としている。
次に、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1および第2実施形態に対して、ステーション端子31の構成が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、バスバーアッセンブリ21のステーション端子31を第1および第2実施形態に示すヘラ形状からストレート形状の端子31Aとしている。この例に示されるように、ステーション端子31の構成については、これに限らず種々変形が可能であり、カシメ構造の端子、ネジ止め構造の端子等としてもよい。
次に、本発明の第4実施形態について、図8を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1ないし第3実施形態に対して、空間部30の構成が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、空間部30に対して、ステーション端子31に実装される第3の電装部品28,29等を収容支持するホルダー32を絶縁用の樹脂材23により一体成形した構成としている。
次に、本発明の第5実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1ないし第4実施形態に対して、空間部30の構成が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、空間部30の下方部に、ステーション端子31に実装される第3の電装部品28,29等の下面を下方から支えるサポート部33を絶縁用の樹脂材23と一体成形または樹脂材23に接合して設けた構成としている。なお、このサポート部33は実装される第3の電装部品28,29の形状に合わせた適宜の形状とすることができる。
2 ハウジング
7 インバータ収容部
15 インバータ装置
16 ヘッドキャパシタ(高電圧部品)
17 インダクタ(高電圧部品)
19 パワー回路基板
21,21A,21B バスバーアッセンブリ
22 バスバー
23 絶縁用樹脂材
28 ヒューズ(第3の電装部品)
29 コイル(第3の電装部品)
30 空間部
31,31A ステーション端子
32 ホルダー
33 サポート部
Claims (4)
- 複数の電装部品間の電気配線を行う少なくとも1本以上のバスバーを絶縁用樹脂材によりモールド成形して一体化したバスバーアッセンブリにおいて、
前記絶縁用樹脂材の一部を部分的に切欠き、該切欠きにより第3の電装部品を実装可能な空間部を形成するとともに、
前記空間部において少なくとも1本の前記バスバーが長さ方向に沿って2分割され、その2分割された前記バスバーの端部が該空間部に露出されることによりステーション端子とされ、該ステーション端子に短絡用バスバーまたは前記第3の電装部品が接続可能とされていることを特徴とするバスバーアッセンブリ。 - 前記空間部には、該空間部に実装される前記第3の電装部品を支持するホルダーまたはサポート部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバスバーアッセンブリ。
- 電動モータと圧縮機構とが内蔵されるハウジングの外周にインバータ収容部を設け、その内部に直流電力を三相交流電力に変換して前記電動モータに給電するインバータ装置を収容設置したインバータ一体型電動圧縮機において、
前記直流電力が供給される電源端子と前記インバータ装置を構成する回路基板および高電圧部品との間の電気配線をなす高電圧バスバーに、請求項1または2に記載のバスバーアッセンブリを適用し、該バスバーアッセンブリの前記ステーション端子に前記インバータ装置の機能を担う短絡用バスバーまたは第3の電装部品が接続可能とされていることを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。 - 前記第3の電装部品は、ヒューズ、コイル等により構成されることを特徴とする請求項3に記載のインバータ一体型電動圧縮機。
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