JP5418265B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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電位制御:「階調パターン形成・検知」⇒「作像条件調整」⇒END
自動階調補正:「面積階調パターン形成・検知」⇒「γ生成」⇒END
となる。
本発明の第1の解決手段は、像担持体上に面積階調パターンを形成し、検知することによって階調特性を補正する手段を搭載した画像形成装置において、
前記像担持体上に階調パターンを形成する階調パターン形成部と、
前記階調パターンの画像濃度を検出する濃度検出手段と、
前記濃度検出手段による検出結果に基づいて作像条件を調整する作像条件調整手段と、
前記作像条件調整手段に用いた階調パターンとは異なる種類の階調パターンの画像濃度の検出結果に基づいて入力画像面積率と出力画像面積率との比で示される入出力特性を補正する入出力補正信号を形成する入出力特性補正信号形成手段と、
前記入出力補正信号により前記入出力特性を変更する入出力特性変更手段と、
前記作像条件調整手段によってベタ部の画像濃度を補正する第一の制御と、
前記入出力特性変更手段によって前記階調特性を補正する第二の制御を備え、
前記第一の制御と前記第二の制御の実施タイミングを判断する制御タイミング判断手段と、前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限する画像面積率制限手段と、を備え、
前記制御タイミング判断手段は、前記第一の制御と前記第二の制御が連続して実施されるか否かを検出し、
前記第一の制御と前記第二の制御が連続して行われると判断した場合、前記画像面積率制限手段が前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限し、
且つ、前記階調パターンの画像濃度を検出する濃度検出手段による検出結果としての画像濃度測定値を一時的に記憶しておく記憶手段を備え、
前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を前記記憶手段に一時的に記憶させ、前記第二の制御において前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を第二の制御のベタ部の値として使用することを特徴とする(請求項1)。
本発明の第3の解決手段は、第2の解決手段の画像形成装置において、前記制御タイミング判断手段は、前記第一の制御と前記第二の制御が連続して実施されるか否かを検出し、前記第一の制御と前記第二の制御が連続して行われると判断した場合、前記画像面積率判断部は前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限することを特徴とする(請求項3)。
本発明の第5の解決手段は、第1乃至第4のいずれか一つの解決手段の画像形成装置において、前記第一の制御は、帯電バイアス、現像バイアスを変化させてベタ部のトナー目標付着量を決定し、画像面積率が20%以下の孤立1ドット径が帯電バイアスによらず一定となるように光源(例えば半導体レーザー(LD))パワー値を調整することを特徴とする(請求項5)。
本発明の第7の解決手段は、第6の解決手段の画像形成装置において、前記記憶手段に記憶されている前記画像濃度測定値は、各色ともに階調パターンの画像面積率が0〜20%に対する画像濃度測定値であることを特徴とする(請求項7)。
本発明の第8の解決手段は、第1乃至第7のいずれか一つの解決手段の画像形成装置において、前記第二の制御で用いる画像面積率20%以下の場合の画像濃度測定値は前記入出力特性における画像面積率20%以下の場合の目標特性の値とした値を用い、画像面積率20%以下の場合の入出力特性補正信号をリニアとしたことを特徴とする(請求項8)。
本発明の第10の解決手段は、第9の解決手段の画像形成装置において、前記第一の制御において形成する階調パターンは、現像バイアス・帯電バイアス・光源(例えば半導体レーザー(LD))パワーの少なくとも一つを変更することによって異なる濃度のパッチを形成し、前記第二の制御において形成する階調パターンは、面積階調法によって異なる濃度のパッチを形成することを特徴とする(請求項10)。
本発明の第12の解決手段は、第9乃至第11のいずれか一つの解決手段の画像形成装置において、一時的に前記階調パターンの濃度を検出する濃度検出手段による画像濃度測定値を記憶しておく記憶手段を備え、前記第一の制御で測定した前記ベタ部の画像濃度測定値を前記記憶手段に一時的に記憶させ、前記第二の制御において前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を前記第二の制御のベタ部の値として使用することを特徴とする(請求項12)。
本発明の第14の解決手段は、第13の解決手段の画像形成装置において、前記記憶手段に記憶されている画像濃度測定値は、黒(K)が画像面積率0〜20%、カラー(例えばマゼンタ(M)/シアン(C)/イエロー(Y))が画像面積率0〜40%に対する画像濃度測定値であることを特徴とする(請求項14)。
本発明の第15の解決手段は、第9乃至第14のいずれか一つの解決手段の画像形成装置において、前記第二の制御で用いる黒の画像面積率20%以下、カラーの画像面積率40%以下に対する画像濃度測定値は、予め記憶媒体に記憶されている前記入出力特性における黒の画像面積率20%以下、カラーの画像面積率40%以下に対する目標特性の値とした値を用い、黒(K)の画像面積率20%以下、カラー(例えばマゼンタ(M)/シアン(C)/イエロー(Y))の画像面積率40%以下に対する入出力特性補正信号をリニアとしたことを特徴とする(請求項15)。
本発明は、面積階調パターンを形成し、検知することによって階調補正を行う階調補正に際して、以下の特徴を有する。
要するに、現像・帯電バイアスを変化させ、濃度の異なる階調パターンを形成し、検知することによってベタ濃度および中間調の1点を補正する電位制御において、前記補正する中間調の1点は、画像面積率が20%以下の範囲における孤立1ドット径が一致するように光源(例えば半導体レーザー(LD))のパワーを設定し、ハイライト部の階調性を確保する。そして、自動階調補正を続けて行う場合、自動階調補正用に形成するパッチの画像面積率の範囲を制限する。具体的には、電位制御と自動階調補正が連続して実施される場合を判断し、連続して行うと判断した場合、自動階調補正時の面積階調パターンは、ハイライト部(特定の画像面積率以下)を除いた濃度の異なる面積階調パターンを形成し、検知して階調補正を行うことが特徴となっている。
以下、上記記載の本発明の特徴について、図面を参照して詳細に説明する。
この画像形成装置は、記録紙に画像を形成する画像形成部100、この画像形成部100に対して記録紙を供給する給紙部400、原稿画像を読み取る画像読取部(スキャナ)200、このスキャナに原稿を自動給紙する原稿自動搬送部(原稿自動搬送装置)300等を備えている。
画像形成装置の筐体内には、転写体たる無端状の中間転写ベルト31を複数の張架ローラ(駆動ローラ32、従動ローラ33、2次転写バックアップローラ35等)によって張架している転写手段たる転写ユニット30が配設されている。中間転写ベルト31は、伸びの少ないポリイミド樹脂に、電気抵抗を調整するためのカーボン粉末を分散せしめた材料からなっている。そして、図示しない駆動手段によって回転駆動される駆動ローラ32、2次転写バックアップローラ35、従動ローラ33、4つの1次転写ローラ34(イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)用の転写ローラ)によって張架されながら、駆動ローラ32の回転によって無端移動せしめられる。
ここでは、入力画像データに対して画像処理及び信号処理を施し、上述の光書込ユニット20でのレーザー駆動信号となるまでの概略を説明する。図3は本実施例の画像形成装置における画像データ処理方法の流れを表したブロック図であり、上記の各手段の処理を実行する具体的な例を示している。
ラスタ化処理部から送られてくる属性の信号にしたがって、最適な線数とスクリーン角に設定されたディザマトリクスが選択され、最適な擬似中間調処理が施されるようになっている。
周囲環境の変動や画像形成部の劣化、現像ユニット内のトナー濃度などが変動した場合、図5の実線に示すように入力画像面積率に対して所望の階調特性が得られなくなる。一般に、同一の潜像に対しては、現像ユニット内のトナー濃度が高く変動した場合、トナーの帯電量が低下するために付着量が増加し、全体的に紙上画像濃度が高くなる。逆に、現像ユニット内のトナー濃度が低下した場合、トナー帯電量が増加し付着量が減少するため、全体的に画像濃度が低くなる傾向がある。このような階調特性の変動は、色を重ねた二次色、三次色の色味に大きな影響を与えるため、目標階調特性に戻すための補正が必要となる。詳しくは後述するが、図5において実線で示した、ずれた階調特性の補正は、ベタ濃度を補正する第一の制御と、中間調を補正する第二の制御で行う。
まず、階調特性の補正が必要であるかどうかを判断する(S1)。この判断は、電源投入時からの経過時間や、装置内の温度・湿度などの情報を取得する環境センサ(図示せず)、後述するトナー付着量センサ、現像ユニット3に付設されているトナー濃度検知センサ(図示せず)などからのセンサ出力、通算通紙枚数などの情報から、判断を行う。この階調特性補正動作の実行判断は従来技術と同様のため、ここでは省略する。階調補正が必要と判断した場合、次のステップS2に進み、必要でないと判断した場合はそのまま終了する。
本実施例における第一の制御は、帯電バイアス、現像バイアス、光源(LD)パワーを調節し、ベタ濃度の補正を行う。この補正方法の詳細については後述する。
第二の制御終了後、補正動作を終了する。
即ち、図7に示す制御では、第一の制御と第二の制御の関係が予め設定されており、その判断結果に従って画像面積率の範囲の制限を行うか否かを判断している。また、制御タイミング判断部の位置以外の構成は、図6と同様である。
本実施例では、第一の制御の実施指令が入力されると、中間転写ベルト31上に階調パターンを形成する(S21)。図9に階調パターンのレイアウト例を示す。階調パターンは、後述するトナー付着量検知センサ(図1、図2に示すトナー付着量センサ37)の位置に形成する。第一の制御で用いる階調パターンは、現像バイアスと露光部電位との差(以下、現像ポテンシャル)を変化させて濃度差をつけたアナログ階調パターンである。本実施例では色毎に10種類の異なる濃度値のパッチから構成される階調パターンを形成しているが、パッチ数に制限はなく、幾つであってもよい。さらに、本実施例では像担持体として中間転写ベルト上に階調パターンを形成しているが、感光体や搬送ベルト上に形成する形態であっても構わない。
図9の階調パターンを形成・検知することによって得られる現像ポテンシャルと付着量の関係を図11に示す。
図11に示すように、現像ポテンシャルとベルト上トナー付着量の関係はほぼリニアの関係がある。第一の制御前の現像ポテンシャルをVp1とすると、目標付着量よりも高い付着量となっていることがわかる。これを補正するために、(1) 目標付着量と近似直線の交点から、(2) 目標付着量が得られる現像ポテンシャルVp2を算出する。そして、求めた現像ポテンシャルVp2の値に基づいて、図12に示すような予め不揮発メモリに記憶されている作像条件変更テーブルから作像条件を決定し、次回からの作像に用いる。以上のように帯電バイアス、現像バイアス、光源パワー(LDパワー)を変化させることによって、ベタ部の付着量が目標付着量と一致する制御を行っている。この作像条件変更テーブルは、図12の(A)に示すように現像ポテンシャルとベルト上トナー付着量の近似曲線の傾きから決定するものでも良いし、(B)に示すように現像ポテンシャルから決定する形態であっても構わない。さらに、帯電バイアス、現像バイアス、LDパワーの関係を予め数式で表現し、得られた現像ポテンシャルから逐次計算して作像条件を決定する形態でも構わない。本発明ではLDパワーの決定方法にも特徴がある。本実施例におけるLDパワーは、ハイライト部の濃度変動を抑制するため、様々な帯電バイアスに対して1by4の孤立1ドット径がほぼ60μmとなるような値としている。
しかし、“ベタ部および画像面積率20%以下以外”の画像面積率では、トナー濃度の変動によって階調特性が変動していることがわかる。そこで本発明では、このような第一の制御で補正しきれない階調特性を、第二の制御によって補正する。
このフロー図で示すように第一の制御(S41〜S45)と第二の制御(S47〜S50)が連続実施される場合、第一の制御(S41〜S45)の実施に続いて、第二の制御で形成する面積階調パターンの画像面積率の範囲を制限し(S46)、さらに形成しなかった画像面積率のデータは、不揮発メモリに格納されている測定値から参照し、入出力特性補正信号を形成する。
図23は画像面積率制限部によって制限された後の面積階調パターンレイアウトの一例である。特に(C)図で示すようなトナー付着量センサが1つしかない構成の画像形成装置に対しては、パッチ数を減らすことは効果的である。
以上の形態とすることで、補正精度を落とすことなく、補正にかかる時間を短縮することが可能となる。
次に、本発明における第二の実施例について説明する。なお、画像形成装置の基本的な構成、動作は実施例1と同様である。
図26は第二の実施例における制御フロー図である。図26において、S56の(階調パターンの画像面積率を制限)を(階調パターンの画像面積率の範囲を制限)と読み替えるものとする。このフロー図で示すように、第二の実施例では、第一の制御(S51〜S55)に続いて、階調パターンの画像面積率の範囲を制限して(S56)、第二の制御(S57〜S60)が連続実施される場合、第一の制御(S51〜S55)におけるベタ部の測定値を揮発メモリに一時的に保存し(S61)、選択した電位テーブルに基づいて、第一の制御で測定した値を第二の制御のベタ部の測定値として用いる形態となっている(S62)。
即ち本実施例では、決定した作像条件に最も近い条件で形成した階調パターンの測定値を選択し、第二の制御のベタ部の測定値として用いている。なお、この測定値は、決定した作像条件の現像ポテンシャルと図11で得られた近似直線から、ベルト上付着量を推測した値でも良い。
図26に示す形態とすることで、第二の制御のステップS57で形成する面積階調パターンは、図27に示すようにベタ部を除いた面積階調パターンとすることができる。図28は入出力特性の算出方法を示している。図28に示すように、画像面積率が20%以下の測定値は不揮発メモリから参照し、ベタ部は第一の制御時における検知結果の値、もしくは推測した値を用いている。
以上の形態とすることで、補正精度を落とすことなく、補正にかかる時間をさらに短縮することが可能となる。
次に、本発明における第三の実施例について説明する。なお、画像形成装置の基本的な構成、動作は実施例1と同様である。
図31は第一の制御を行ったシアン(C)の階調特性である。図からわかるように、目標孤立1ドット径が60μmとして第一の制御を実施した場合、画像面積率が40%までは画像濃度変動がほとんどないことがわかる。マゼンタ(M)、イエロー(Y)についてもこの傾向があることを確認している。即ち、色によって画像濃度変動が大きくなる画像面積率が異なる。
この傾向を利用して、第三の実施例では、黒(K)に対する画像面積率の制限幅は20%、カラーに対する画像面積率の制限幅は40%までとした面積階調パターンを用いている。図32に面積階調パターンの一例を示す。この面積階調パターンは、第二の実施例で説明した“第一の制御におけるベタ部の測定値を用いる”という動作も含んでいる。その結果、従来と比較して黒では4パッチ、カラーでは6パッチ削減することが可能となっている。これにより本実施例では、補正動作にかかる時間が、従来に比べて約55%の時間短縮が可能となった。
2:帯電ユニット
3:現像ユニット
4:クリーニングユニット
10Y,10C,10M,10K:プロセスユニット
20:光書込ユニット
30:転写ユニット
31:中間転写ベルト
32:駆動ローラ
33:従動ローラ
34:1次転写ローラ
35:2次転写バックアップローラ
36:搬送ベルト
37:トナー付着量検知センサ(濃度検出手段)
38:定着ユニット
39排紙トレイ
41−1,41−2:給紙トレイ
42:給紙装置
43,44,45:搬送ローラ
46:レジストローラ対
100:画像形成部
200:画像読取部(スキャナ)
300:原稿自動搬送部(原稿自動搬送装置)
400:給紙部
Claims (15)
- 像担持体上に面積階調パターンを形成し、検知することによって階調特性を補正する手段を搭載した画像形成装置において、
前記像担持体上に階調パターンを形成する階調パターン形成部と、
前記階調パターンの画像濃度を検出する濃度検出手段と、
前記濃度検出手段による検出結果に基づいて作像条件を調整する作像条件調整手段と、
前記作像条件調整手段に用いた階調パターンとは異なる種類の階調パターンの画像濃度の検出結果に基づいて入力画像面積率と出力画像面積率との比で示される入出力特性を補正する入出力補正信号を形成する入出力特性補正信号形成手段と、
前記入出力補正信号により前記入出力特性を変更する入出力特性変更手段と、
前記作像条件調整手段によってベタ部の画像濃度を補正する第一の制御と、
前記入出力特性変更手段によって前記階調特性を補正する第二の制御を備え、
前記第一の制御と前記第二の制御の実施タイミングを判断する制御タイミング判断手段と、前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限する画像面積率制限手段と、を備え、
前記制御タイミング判断手段は、前記第一の制御と前記第二の制御が連続して実施されるか否かを検出し、
前記第一の制御と前記第二の制御が連続して行われると判断した場合、前記画像面積率制限手段が前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限し、
且つ、前記階調パターンの画像濃度を検出する濃度検出手段による検出結果としての画像濃度測定値を一時的に記憶しておく記憶手段を備え、
前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を前記記憶手段に一時的に記憶させ、前記第二の制御において前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を第二の制御のベタ部の値として使用することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像面積率制限手段は、前記制御タイミング判断手段の判断結果に基づいて、前記第二の制御で形成する階調パターンの各パッチの画像面積率の範囲を、各色ともに20%以上に制限することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記制御タイミング判断手段は、第一の制御と前記第二の制御が連続して実施されるか否かを検出し、前記第一の制御と前記第二の制御が連続して行われると判断した場合、前記画像面積率判断部は前記第二の制御で形成する階調パターンにおける各パッチの画像面積率の範囲を制限することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第一の制御において形成する階調パターンは、現像バイアス・帯電バイアス・光源パワーの少なくとも一つを変更することによって異なる濃度のパッチを形成し、前記第二の制御において形成する階調パターンは、面積階調法によって異なる濃度のパッチを形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記第一の制御は、帯電バイアス、現像バイアスを変化させてベタ部のトナー目標付着量を決定し、画像面積率が20%以下の孤立1ドット径が帯電バイアスによらず一定となるように光源パワー値を調整することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記第二の制御を行う場合に、階調パターンの濃度を検出する色毎の濃度センサによる事前に階調パターンの所定の画像面積率のパッチを複数回繰り返して形成して検知した画像濃度測定値を予め記憶しておく記憶手段を備え、前記第二の制御を行う場合に、前記記憶手段から前記階調パターンの所定の画像面積率のパッチを複数回繰り返して形成して検知した前記画像濃度測定値を前記所定の画像面積率の色毎に参照して階調補正を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置において、
前記記憶手段に記憶されている前記画像濃度測定値は、各色ともに階調パターンの画像面積率が0〜20%に対する画像濃度測定値であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記第二の制御で用いる画像面積率20%以下の場合の画像濃度測定値は前記入出力特性における画像面積率20%以下の場合の目標特性の値とした値を用い、画像面積率20%以下の場合の入出力特性補正信号をリニアとしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像面積率制限手段は、前記制御タイミング判断手段の判断結果に基づいて、前記第二の制御で形成する階調パターンの各パッチの画像面積率の範囲を、黒を20%以上、カラーを40%以上とすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9に記載の画像形成装置において、
前記第一の制御において形成する階調パターンは、現像バイアス・帯電バイアス・光源パワーの少なくとも一つを変更することによって異なる濃度のパッチを形成し、前記第二の制御において形成する階調パターンは、面積階調法によって異なる濃度のパッチを形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9または10に記載の画像形成装置において、
前記第一の制御は、帯電バイアス、現像バイアスを変化させてベタ部のトナー目標付着量を決定し、画像面積率が20%以下の孤立1ドット径が帯電バイアスによらず一定となるように光源パワー値を調整することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9乃至11のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
一時的に前記階調パターンの濃度を検出する濃度検出手段による画像濃度測定値を記憶しておく記憶手段を備え、前記第一の制御で測定した前記ベタ部の画像濃度測定値を前記記憶手段に一時的に記憶させ、前記第二の制御において前記第一の制御で測定した前記ベタ部の前記画像濃度測定値を前記第二の制御のベタ部の値として使用することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9乃至12のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記第二の制御を行う場合に、階調パターンの濃度を検出する色毎の濃度センサによる階調パターンの所定の画像面積率のパッチを複数回繰り返して形成して検知した画像濃度測定値を予め記憶しておく記憶手段を備え、前記第二の制御を行う場合に、前記階調パターンの濃度を検出する濃度センサによる前記画像濃度測定値を前記記憶手段から前記所定の画像面積率の色毎に参照して階調補正を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13に記載の画像形成装置において、
前記記憶手段に記憶されている前記画像濃度測定値は、黒が画像面積率0〜20%、カラーが画像面積率0〜40%に対する画像濃度測定値であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9乃至14のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記第二の制御で用いる黒の画像面積率20%以下、カラーの画像面積率40%以下に対する前記画像濃度測定値は、予め前記記憶手段に記憶されている前記入出力特性における黒の画像面積率20%以下、カラーの画像面積率40%以下に対する目標特性の値とした値を用い、黒の画像面積率20%以下、カラーの画像面積率40%以下に対する入出力特性補正信号をリニアとしたことを特徴とする画像形成装置。
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