JP5418134B2 - 情報端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本願は、無線通信機能を有する情報端末および情報端末に組み込まれるコンピュータプログラムに関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータおよびPDA(Personal Digital Assistant)といった可搬型の情報端末を、業務用の備品として保有する企業やその他の組織が増えている。無線通信手段を内蔵しまたは外付けされた可搬型の情報端末には、無線LAN(Local Area Network)の構築された環境において、ケーブル配線をすることなく随所でネットワークにアクセスできるという利便性がある。反面、所定の場所以外での使用による情報漏洩のリスクがあり、据え置き型と比べて盗難のリスクが大きい。個人の所有する情報端末が業務に使用される場合も同様である。したがって、情報端末を備品または資産として管理する企業やその他の組織では、上記リスクを低減する質の高い管理を行なう上で、情報端末の所在確認を頻繁に行なう必要がある。
情報端末が所定の場所に在るかどうかを把握する手法として、RFID(Radio Frequency Identification)を利用する手法がある。RFIDは、電波によって個体を識別する技術である。パッシブ型またはアクティブ型のRFIDタグを情報端末に取り付けるとともに、情報端末のRFIDタグと交信するリーダライタを所定区域の出入り口に設置する。これにより、情報端末が所定区域の内から外へ持ち出されるのを自動的に検知することができる。情報端末が出入り口を通過するときに警告音を発することもできる。なお、RFIDの応用として、RFIDタグとリーダライタとの双方の情報に基づいて、情報端末内のデータファイルへのアクセスを制限する技術がある(特許文献1)。この技術によれば、所定区域以外でのファイルの閲覧や編集を禁止し、それによって情報漏洩のリスクを低減することができる。
また、無線LANの交信可能範囲内での情報端末の移動をジャイロセンサによって検知する手法がある。この手法では、一定距離以上の情報端末の移動を、ジャイロセンサによって検出した位置情報に基づいて検出する。移動した情報端末が主電源の切られた状態であれば、主電源を自動的にオンし、無線LANを用いて移動後の位置情報を送信する(特許文献2)。
さらに、広域における情報端末の所在を確認する手法としては、携帯電話事業者が提供する携帯通信ネットワークを利用する手法がある。情報端末の内部に携帯通信ネットワークに接続可能なモジュールを搭載する。これにより、携帯電話機と同様に、情報端末内のモジュールが交信した基地局の位置情報に基づいて情報端末の現在位置を含む地域を特定することができる。
特開2007−233441号公報 特開2005−242585号公報
情報端末の所在確認に関する課題は、情報端末が非稼動であっても情報端末が所定の区域内に在るか否かを把握することができ、しかもシステム導入にあたって必要となるハードウェア要素の少ないシステムを実現することである。RFIDを利用するシステムを導入するには、少なくとも情報端末と同数のRFIDおよび出入り口と同数のリーダライタを準備しなければならない。ジャイロセンサを使用するシステムでは、無線LAN環境を利用することができるものの、ジャイロセンサを情報端末に内蔵させる必要がある。携帯通信ネットワークを利用するシステムでは、専用の通信モジュールを情報端末に搭載する必要があるとともに、携帯電話事業者と利用契約を結ぶ必要もある。
情報端末は、無線通信部、主機能部、監視部、通信制御部、および間欠動作制御部を有する。無線通信部には、外部と通信する無線通信装置が装着される。主機能部は、無線通信装置を用いる外部とのデータ通信を含む情報処理を行なう。監視部は、主機能部に対する電力供給の状態を検知する。通信制御部は、監視部によって検知された状態が、主機能部が前記無線通信装置を用いるデータ通信を行なえない状態である場合、予めメモリに格納されているデータの外部への送信を無線通信装置に行なわせる。間欠動作制御部は、主機能部が非稼動状態であるときに、監視部および通信制御部を稼動状態と非稼動状態とに交互に切り替える。
非稼動状態の情報端末が所定の無線通信区域内に在るか否かを無線通信によって管理するシステムに適合する情報端末を、RFIDダグのような専用の無線機能部品およびジャイロセンサのような位置検出部品からの出力を必要とすることなく提供することができる。
端末管理システムの概要を示す図である。 情報端末の動作状態とマイクロコンピュータ(MC)の動作との関係を示す図である。 情報端末が管理サーバに送信するデータの一例を示す図である。 管理サーバにおける端末管理動作の処理の流れを示すフローチャートである。 情報端末の構成を示す図である。 情報端末のマイクロコンピュータが参照する切替え判定テーブルの一例を示す図である。 情報端末における無線通信動作の処理の流れを示すフローチャートである。 マイクロコンピュータが制御する無線通信の間欠動作を示す図である。 マイクロコンピュータが制御する無線通信の間欠動作の処理の流れを示すフローチャートである。
図1に示す端末管理システム1は、ある時点の情報端末2の所在および当該時点以前の情報端末2の動作状態を管理サーバ6において記録するシステムである。情報端末2の所在とは、無線通信ネットワーク8における複数のアクセスポイント(Access Point)4a,4b,4cのいずれかと交信可能な位置を意味する。動作状態には、電源のオンオフ状態および無線通信ネットワーク8との接続の有無が含まれる。情報端末2の所在および動作状態は定期的に管理サーバ6に通知され、管理サーバ6内のデータベース7に蓄積される。端末管理システム1は、情報端末2の所在確認と情報端末2の使用状況の把握とに利用することができる。
管理対象である情報端末2は、無線データ通信を含む種々の情報処理を実行することのできる情報機器である。所在確認の必要性の観点においては、ノート型パーソナルコンピュータのような持ち運びの容易な可搬型が好適ではあるが、必ずしも情報端末2が可搬型である必要はない。また、情報端末2とともに他の一つまたは複数の情報端末を管理対象とすることができる。
情報端末2において、所在および動作状態を管理サーバ6に通知する無線通信動作は、図中に「MC」と記されたマイクロコンピュータ(Microcomputer)18によって制御される。マイクロコンピュータ(以下、MCと称すことがある)18は、情報端末2の主機能部12に対する電力供給の制御を担う補助的なコントローラである。主機能部12が有するCPU(Central Processing Unit)13と比べて、MC18の処理能力は低いものの、MC18の消費電力は主機能部12の消費電力より大幅に少ない。MC18は、ハードウェア要素としては、スタンバイ(サスペンド)や休止(ハイバネーション)といった省電力モードを有する情報機器に備わるマイクロコントローラ(Micro Controller)に相当する。MC18は、主機能部12が非稼動状態にある場合でも、電力の供給を受けて、主機能部12とは独立して動作する。M18の構成の詳細は後述のとおりである。
MC18は、主機能部12が非稼動状態であるときに、無線通信部14を制御して所定のデータを管理サーバ6へ送信する。図2に示すように、主機能部12が稼動状態のときは、無線通信部14の制御権を主機能部12のCPU13がもつ。このとき、CPU13は、予め定められたイベントが発生するごとに、その内容をユーザによる使用状況として記録する。稼動状態は、例えば電力制御に関する規格であるACPI(Advanced Configuration and Power Interface)のステータス0(S0)に相当する。主機能部12が稼動状態からスタンバイ、電源OFFまたは休止といった非稼動状態に動作状態が移行すると、無線通信部14の制御権はMC18に移る。制御権をもったMC18は、CPU13によって記録されている状況を管理サーバ6に通知する。非稼動状態は、ACPIのステータス3,4,5(S3,S4,S5)に相当する状態である。非稼動状態が継続している期間において、MC18による通知は例えば10分といった所定時間が経過するごとに、または設定された時刻が到来するごとに繰り返される。非稼動状態から稼動状態に移行すると、制御権はMC18からCPU13に戻る。
図3に示すように、管理サーバ6に送信されるデータは、CPU13による記録の時刻情報、使用状況の内容、情報端末2を特定する情報としての無線通信部14のMACアドレス(Media Access Control address)が含まれる。そして、これらの情報とともに、所在を特定する情報としてのBSSID(Basic Service Set Identifier)が送信される。BSSIDは、複数のアクセスポイント4a、4b、4cのうちのデータ送信時に接続が確立した一つのアクセスポイントのMACアドレスである。BSSIDが送信されることによって、情報端末2が電源OFF状態であっても、管理サーバ6において情報端末2の所在を記録することができる。
図4に示す管理サーバ6における端末管理動作によって、情報端末2が通知した情報はデータベース7に登録される(#1、#2、#4)。管理サーバ6は、通知の時間間隔または時刻の設定で決まるMC18が通知を行なうべき時期に、情報端末2からの通知がなければ、所在確認不能であることを管理者に警告する(#1、#2、#3)。例えば、データベース7の内容を一覧表示するモニター画面において、情報端末2を強調したり、メッセージを表示したりする警告の方法がある。
以下、情報端末2の構成および動作をさらに詳しく説明する。
図5のように情報端末2は、主機能部12、無線通信部14、電源回路16、およびマイクロコンピュータ(MC)18を備える。情報端末2は、電源回路16に装着されるバッテリ161または図示しないACアダプタから供給される電力によって作動する。ACアダプタはACアダプタ接続端子163に接続される。
主機能部12は、上述のCPU13(図1参照)の他に、主記憶装置、補助記憶装置、操作入力装置、および表示装置(いずれも図示せず)といったハードウェアを備える。また、主機能部12は、CPU13が主記憶装置を用いてプログラムを実行することによって実現される機能要素であるログ書込み部52を有する。ログ書込み部52は、管理サーバ6へ通知すべき情報を適時に取得してMC18に引き渡す。
無線通信部14は、無線データ信号を送受する無線通信装置としての無線LANアダプタ15が装着される回路である。無線通信部14の構造については、例示のように無線LANアダプタ15を情報端末2に内蔵する形態、または無線LANアダプタ15を着脱可能にする形態を採用することができる。無線通信部14は、バス切替え器19を介して主機能部12およびMC18とデータの受け渡しをする。本例ではデータの受け渡しにUSB−I/F(Universal Serial Bus interface)が用いられる。
電源回路16は、主機能部12が実行するBIOS(Basic Input Output System)やOS(Operating System)による指示に従って、電力の供給先を変える。例えば、上述の稼動状態(S0)では主機能部12の全体に電力が供給される。非稼動状態のうちのスタンバイ状態では主機能部12のうちの主記憶装置には電力が供給され、補助記憶装置には電力が供給されない。非稼動状態に含まれる休止状態および電源OFF状態では主機能部12に対して電力が供給されない。
MC(マイクロコンピュータ)18は、演算ブロック20、書換え可能なROM(Read Only Memory)22、割込みコントローラ24、タイマ26、メモリ28、USBホスト30、およびタイマ用メモリ32を備える。MC18は、割込みコントローラ24およびタイマ26が関与する省電力化のための間欠動作が可能に構成されている。タイマ26が計時する間欠動作の時間間隔は、タイマ用メモリ32に格納されており、管理サーバ6または他の外部装置による設定変更が可能である。
演算ブロック20は、図示しないCPUおよび主記憶装置としてのRAM(Random Access Memory)を有し、ROM22に格納されたファームウェアを実行する。ファームウェアに含まれる通信制御プログラム62を演算ブロック20が実行することによって、複数の機能要素が実現される。その複数の機能要素には、図示された電源制御部40、切替え制御部42、通信制御部44、およびログ読込み部46が含まれる。これら機能要素の次のような動作によって管理サーバ6への通知が行なわれる。
電源制御部40に含まれる監視部41が、主機能部12のOSまたはBIOSによる電源状態の変更を監視する。状態の変更があったとき、監視部41は切替え制御部42に対して状態変更を通知する。切替え制御部42における判定部43が、監視部41からの通知を受け取り、無線通信の制御権の切替えの要否を判定する。制御権の切替えが必要なとき、切替え制御部42は、制御権の所在を表すデータである「CPU制御」および「MC制御」の内容を変更する。電源状態と「CPU制御」および「MC制御」の内容との関係は図6に示される。
図6の例示において、切替え制御部42は、稼動状態から非稼動状態へ電源状態が変更される場合に、主機能部12のCPU13に制御権があることを示す「CPU制御」を「Enable」から「Disable」へ変更する。これとともに切替え制御部42は、MC18に制御権があることを示す「MC制御」を「Disable」から「Enable」へ変更する。また、逆に非稼動状態から稼動状態へ電源状態が変更されたときには、切替え制御部42は、「CPU制御」を「Disable」から「Enable」へ変更し、「MC制御」を「Enable」から「Disable」へ変更する。
「MC制御」が「Disable」から「Enable」へ変更された場合、通信制御部44が無線通信部14を制御し、ROM22に格納されている接続先情報64を用いて管理サーバ6との接続を確立する。そして、「MC制御」をセレクト信号として受けるバス切替え器19が、バス切替え器19とUSBホスト30とを結ぶUSB−I/F2をアクティブにする。これにより、MC18と管理サーバ6とのデータ通信が可能になる。このとき、主機能部12とバス切替え器19とを結ぶUSB−I/F1はノンアクティブとされる。
管理サーバ6とMC18との接続が確立された後、メモリ28に格納されているログがログ読込み部46によって演算ブロック20に取り込まれる。ログは、上述のとおり主機能部12が非稼動状態になる以前に主機能部12のログ書込み部52から引き渡された情報である。演算ブロック20に取り込まれたログは、USBホスト30とバス切替え器19を介して無線通信部14に送られ、無線LANアダプタ15によって管理サーバ6に向けて送信される。このとき、上述のようにアクセスポイントの識別情報(BSSID)が情報端末2の所在情報としてログに付加される。
以上の情報端末2の動作の概要が図7のフローチャートで示される。
図7において、電源が投入されると、主機能部12が使用状況をMC18に記録させる(#11、#12)。電源投入は、ユーザが情報端末2の使用を開始しようとする状況であるとみなすことができる。また、情報端末2と無線ネットワーク8のアクセスポイント(AP)4a,4b,4cのいずれかとの接続が確立すると、主機能部12は使用状況をMC18に記録させる(#13、#14)。接続の確立は、ユーザが無線ネットワーク8にログインした状況であるとみなすことができる。その後、稼動状態が継続している状況において、ユーザの操作に応じて、主機能部12とアクセスポイントとの間の通信が行なわれる(#15)。通信には電子メールの送受や無線ネットワーク8に繋がるインターネットのウェブの閲覧が含まれる。
稼動状態から非稼動状態への移行イベントが発生すると(#16でYES)、MC18の監視部41が電源状態の移行を検知する(#17)。このとき、主機能部12は使用状況をMC18に記録させる(#18)。ユーザが電源をオフにしたとか、所定期間にわたって操作されないためにスタンバイになったとかという状況が記録される。そして、主記憶部12によって主機能部12とアクセスポイントとの接続が解除されて管理サーバ6との回線が切断される(#19)。
MC18の切替え制御部42が電源状態の変更されることを認識し、通信に用いるバスおよび無線通信の制御権の切替えを行なう(#20)。MC18の電源制御部40による制御を受けて主機能部12が稼動状態から非稼動状態へ移行する(#21)。非稼動状態において、MC18の通信制御部44が無線ネットワーク8のアクセスポイントへの自動接続を行い(#22)、アクセスポイントとの接続が確立する(#23)。非稼動状態が継続している状況において、定期的に管理サーバ6への通知のためのアクセスポイントとの通信が定期的に行なわれる(#24)。
非稼動状態から稼動状態へ復帰させる移行イベントが発生すると(#25でYES)、MC18の監視部41が電源状態の移行を検知し(#26)、通信制御部44がアクセスポイントとの接続を解除する(#27)。そして、MC18の切替え制御部42が電源状態の変更されることを認識し、バスおよび無線通信の制御権の切替えを行なう(#28)。
その後、図7のステップ#11から#28の処理が繰り返される。
情報端末2においては、非稼動状態における消費電力を低減するために、MC18および無線通信部14が図8および図9のフローチャートに示す間欠動作をする。
図8のように、MC18の状態はアクティブとスリープとに交互に切り替わる。アクティブはMC18の全体に動作のための電力が供給される状態である。スリープは、割込みコントローラ24とタイマ26とを除いて、MC18への電力供給が停止される状態である。
図8および図9を参照して、アクティブであるとき、MC18の通信制御部44は無線ネットワーク8にプローブ要求パケットを送り、アクセスポイント4a,4b,4cのいずれかからのプローブ応答パケットの受信を待つ(図9の#34)。プローブ応答パケットを受信すると、交信中の一つのアクセスポイント(例えば、アクセスポイント4a)にBSSIDを受け取ったことの通知(ACK:Acknowledgement)を送る(図9の#35)。その後、アクセスポイント4aを介して管理サーバ6に情報端末2の使用状況を示すログおよび所在を示すBSSIDを送信する(図9の#36)。送信が完了すると、MC18はスリープに移行する。これに伴ってアクセスポイント4aとの接続は解除される。
スリープは割込みコントローラ24によって解除される。アクティブである期間の開始時点からの経過時間がタイマ用メモリ32に格納されている動作間隔(例えば10分)に達すると、割込みコントローラ24はスリープからアクティブへ状態を切り替える。具体的にはMC18の全体と無線LANアダプタ15を含む無線通信部14に電力を供給する(図9の#31から#33まで参照)。経過時間はタイマ26によって計時される。
端末管理システム1の管理者は、タイマ26の計時する時間、すなわち間欠動作間隔を適宜変更することができる。また、バッテリ161から電力が供給される場合とACアダプタ接続端子163を介して外部の電源(典型例は商用交流配線)から電力が供給される場合とで、間欠動作間隔を異ならせる設定をすることができる。バッテリ161を使用する場合には、外部電源を使用する場合よりも動作間隔を長くすることで、バッテリ161の電力の消耗を軽減することができる。そのようにする場合、MC18は、電源回路16からACアダプタからの電力の有無を示す検出情報を取得し、ACアダプタによる電力供給に有無に応じた予め設定されているタイマ値を、タイマ用メモリ32から読み込んでタイマ26に設定する。
以上の実施形態によれば、MC18のように主機能部12と独立して無線LANアダプタ15を制御する補助的なプログラマブルコントローラを備えた情報端末であれば、ファームウェアの組み込みによって所在確認のためのシステムを構成することができる。
1 端末管理システム
2 情報端末
6 管理サーバ(管理装置)
14 無線通信部
15 無線LANアダプタ(無線通信装置)
12 主機能部
16 電源回路(電源)
41 監視部
44 通信制御部
28 メモリ
52 ログ書込み部(ログ記録手段)
24 割込みコントローラ(間欠動作制御部)
18 MC(マイクロコンピュータ)
62 通信制御プログラム

Claims (2)

  1. 外部と通信する無線通信装置が装着される無線通信部と、
    前記無線通信装置を用いる外部とのデータ通信を含む情報処理を行なう主機能部と、
    前記主機能部に対する電力供給の状態を検知する監視部と、
    前記監視部によって検知された状態が、前記主機能部が前記無線通信装置を用いるデータ通信を行なえない状態である場合、予めメモリに格納されているデータの外部への送信を前記無線通信装置に行なわせる通信制御部と、
    前記主機能部が非稼動状態であるときに、前記監視部および前記通信制御部を稼動状態と非稼動状態とに交互に切り替える間欠動作制御部と、
    を有する情報端末。
  2. 無線通信装置を用いるデータ通信を含む情報処理を行なう主機能部を有した情報端末における、前記主機能部に対する電力供給の状態を検知する監視部
    記監視部によって検知された状態が、前記主機能部が前記無線通信装置を用いるデータ通信を行なえない状態であるときに、予めメモリに格納されているデータを前記無線通信装置に送信させる通信制御部、および
    前記主機能部が非稼動状態であるときに、前記監視部および前記通信制御部を稼動状態と非稼動状態とに交互に切り替える間欠動作制御部としての動作を、前記情報端末に内蔵されるコンピュータに実現させる、当該コンピュータによって実行されるコンピュータプログラム。
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