JP5417893B2 - 監視対象装置、監視対象制御方法、監視対象装置用プログラム及び記録媒体 - Google Patents

監視対象装置、監視対象制御方法、監視対象装置用プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報サービスを提供する機器の運用管理を支援する監視対象装置等に関し、特に、負荷及び監視情報の欠落を低減し、重要な監視情報及び重要な監視情報の周辺情報だけを確実かつ即座に管理者に送信する監視対象装置等に関する。
情報サービスのインフラ化に伴い、システムの大規模・複雑化、及びシステムの監視の重要性が増大し、監視内容の高度化も進んでいる。
従来の運用管理装置においては、機器の監視情報を検出時に即座に送信していた。しかし、いつ発生するかわからない監視情報のためにシステム資源に十分な余裕を持たせる必要があり、利用効率が低下してしまうという問題があった。また、運用管理装置の主な目的である障害対処の支援を行うためには、正常時に比べて大量の異常メッセージが発生することを想定してシステム構築を行う必要があり、運用管理システムが高価になってしまうという問題があった。
また従来の運用管理装置においては、監視にかかる処理負荷及び通信負荷を低減するために、監視頻度や項目数を一律的に抑制する機能を有していた。しかしながら、異常が原因で大量の異常メッセージが発生した場合には、正常時よりも更に抑制を強化する必要があり、主たる目的である障害対処の場面で最も情報の欠落が多くなってしまうという問題があった。また、多数の監視情報が収集されると、管理者がそれらを理解する負担も大きくなり、1つのサーバの多数の異常メッセージのために他の重要なメッセージを見落とす等の管理ミスが発生し易くなるという問題があった。
そこで、重要なメッセージのみを優先して送信を実施する技術として、例えば特許文献1及び特許文献2がある。また、関連のある技術として、例えば特許文献3及び4には、発生した異常メッセージに対して指定された時間分の過去のメッセージを検索する技術が開示されている。
特開2007−334716号公報 特開平5−250282号公報 特開2002−351701号公報 特開2004−185607号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2の技術では、重要なメッセージの解析及び対応の判断に必要である重要なメッセージの周辺メッセージを得ることができず、当該重要なメッセージの解析及び対応の判断に時間がかかってしまうという問題があった。
また、上記特許文献3及び4の技術では、短時間で大量のメッセージが発生した場合には、時間指定であるため、当該大量のメッセージの全部を確認してしまい、処理時間・処理負荷が過剰に高くなるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的の一例は、個々の機器における監視情報の送信負荷及び監視情報の欠落を低減し、重要な監視情報及び重要な監視情報の周辺情報のみを確実かつ即座に送信する監視対象装置等を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の監視対象装置は、自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得手段と、前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断手段と、前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出手段と、前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出手段と、前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶手段と、を備え、前記周辺メッセージ検出手段は、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の監視対象制御方法は、自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得工程と、前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断工程と、前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出工程と、前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出工程と、前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶工程と、を有し、前記周辺メッセージ検出工程において、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の監視対象装置用プログラムは、コンピュータを、自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得手段、前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断手段、前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出手段、及び、前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出手段、前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶手段として機能させ、前記周辺メッセージ検出手段は、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする。
本発明によれば、監視することが可能な要素を網羅的に収集するのではなく、処理及び通信の負荷を大幅に低減することができるため、システム構築のコストを低減することができる。
また本発明によれば、大量のメッセージが発生した場合にも、その中に含まれる障害情報メッセージのみを優先して確実に送ることができるため、障害情報の欠落(メッセージロスト)を少なくすることができる。
また本発明によれば、監視情報の中から管理者が設定した条件に合致した障害情報と障害の状況判断に必要な周辺情報とを優先的に収集することにより、解析作業における認知性が向上し解析精度の向上も期待することができ、障害情報の解析が容易になる。
また本発明によれば、発生順序と発生時刻差の組み合わせにより無駄な処理を低減することができる。
第1実施形態に係る監視対象装置100の概要構成の一例を示す図である。 メッセージ生成部11が生成するメッセージの一例を示す図である。 予め管理者によって指定されたフィルタの一例を示す図である。 第1実施形態に係る監視対象装置100におけるメッセージ解析部12の動作の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る監視対象装置100における優先メッセージ送信制御部19の動作の一例を示すフローチャートである。 重要度と値との対応関係を示すテーブルの一例を示す図である。 第2実施形態に係る監視対象装置101の概要構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る監視対象装置101における優先メッセージ送信制御部30の動作の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、監視対象装置に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
[第1実施形態]
先ず、本発明の第1実施形態に係る監視対象装置100の構成及び機能について、図1等を用いて説明する。なお、図1は、第1実施形態に係る監視対象装置100の概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る監視対象装置100(監視対象装置の一例)は、監視情報取得部10と、メッセージ生成部11と、メッセージ解析部12(取得手段、判断手段及び重要メッセージ検出手段の一例)と、メッセージ格納部13と、メッセージ圧縮部14と、タイマ15と、通常バッファ16と、優先バッファ18と、メッセージ送信部17と、優先メッセージ送信制御部19(周辺メッセージ検出手段の一例)とを備えて構成される。
監視装置200は、メッセージ受信部21と、メッセージ処理部22と、カウンタ指定部23とを備えて構成される。
監視情報取得部10は、監視対象装置100の情報を取得し、当該情報をメッセージ生成部11に出力する。
メッセージ生成部11は、当該取得した情報からメッセージを生成し、当該メッセージをメッセージ解析部12に出力する。なお当該メッセージの一例を図2に示す。
メッセージ解析部12は、メッセージ生成部11から取得したメッセージが予め管理者によって指定されたフィルタの条件に合致するか否かを判断する。なお当該フィルタの一例を図3に示す。そして、メッセージ解析部12は、当該フィルタの条件に合致するメッセージであって重要度が一定より高いメッセージ(以下、重要メッセージという。)に対してその重要度を付与し、優先メッセージ送信制御部19に出力する。また、メッセージ解析部12は、当該フィルタの条件に合致するメッセージであって重要度の低いメッセージ(以下、非重要メッセージという。)に対してその重要度を付与し、優先メッセージ送信制御部19よりカウンタが0を超過している通知を受けている場合は、非重要メッセージを優先メッセージ送信制御部19に出力する。それ以外の場合は、非重要メッセージをメッセージ格納部13に格納する。優先メッセージ送信制御部19に出力された非重要メッセージが優先メッセージ送信制御部19によって重要メッセージの周辺のメッセージ(以下、周辺メッセージという。)でないと通知された場合は、当該メッセージをメッセージ格納部13に格納する。
メッセージ圧縮部14は、タイマ15を参照し予め管理者によって設定された間隔毎にメッセージ格納部13に格納されている全てのメッセージを取得し、その後当該メッセージを圧縮し当該圧縮されたメッセージを通常バッファ16に格納する。
優先メッセージ送信制御部19は、メッセージの発生順序及び重要度から周辺メッセージの範囲を決定し、メッセージ解析部12より出力された重要度の高いメッセージ及び当該メッセージの周辺のメッセージをメッセージ格納部13、メッセージ解析部12より取得し、優先バッファ18に出力する。より具体的には、優先メッセージ送信制御部19は、メッセージ解析部12から重要メッセージを取得した際、内部に持つカウンタ(図示せず)に対し監視者がカウンタ指定部23によって指定した値を設定し、メッセージ格納部13に格納されている直前の非重要メッセージ(以下、前周辺候補メッセージという。)を取得する。前周辺候補メッセージの発生順序および重要度からカウンタを更新する。カウンタが0を超過する場合は、再度メッセージ格納部13から前周辺候補メッセージを取得し、カウンタの更新を行う。カウンタが0以下の場合は、最後にメッセージ格納部13から取得したメッセージ(以下、前境界メッセージという。)以外の前周辺候補メッセージ(以下、前周辺メッセージという。)とメッセージ解析部12から取得した重要メッセージをメッセージの発生時刻で並び替え、優先バッファ18に格納する。また、前境界メッセージは、再度、メッセージ格納部13に格納する。その後、再度、カウンタを指定された値に設定し、その値が0を超過する場合は、メッセージ解析部12にカウンタが正であることを通知する。メッセージ解析部12から非重要メッセージ(以下、後周辺候補メッセージという。)を取得した際、後周辺候補メッセージの発生順序及び重要度からカウンタを更新する。一方、カウンタが0を超過する場合は、当該後周辺候補メッセージ(以下、後周辺メッセージという。)を優先バッファ18に格納する。また、カウンタが0以下の場合は、当該メッセージ(以下、後境界メッセージという。)は、周辺メッセージではないこと、及び、カウンタが0以下になったことをメッセージ解析部12に通知する。
メッセージ送信部17は、優先バッファ18にメッセージが格納されている場合には、優先バッファ18からメッセージを取得し、当該取得したメッセージを監視装置200のメッセージ受信部21に出力し、優先バッファ18にメッセージが格納されていない場合には、通常バッファ16にメッセージが格納されているか否かの確認を行い、メッセージが格納されている場合は、当該メッセージを監視装置200のメッセージ受信部21に出力する。
メッセージ受信部21は、メッセージ送信部17からメッセージを受信し、当該受信したメッセージをメッセージ処理部22に出力する。
メッセージ処理部22は、メッセージ受信部21から取得したメッセージの処理を行う。
カウンタ指定部23は、管理者により指定された値を監視対象装置100の優先メッセージ送信制御部19に通知する。
次に、第1実施形態に係る監視対象装置100におけるメッセージ解析部12の動作について、図4を参照して説明する。なお、図4は、第1実施形態に係る監視対象装置100におけるメッセージ解析部12の動作の一例を示すフローチャートである。
先ず、メッセージ解析部12は、メッセージ生成部11からメッセージを取得し、取得した当該メッセージを予め管理者によって設定されたフィルタの条件に合致しているか否か、また、重要メッセージであるか否かを判断する(ステップS11)。
その結果、重要メッセージであると判断した場合(ステップS11:Y)は、メッセージ解析部12は、当該メッセージを優先メッセージ送信制御部19に出力する(ステップS16)。一方、非重要メッセージであると判断した場合(ステップS11:N)は、メッセージ解析部12は、カウンタ(図示せず)が0を超過しているか否かを判断する(ステップS12)。なお、カウンタが0を超過しているか或いは0以下であるかについては、それぞれが切り替わる際に優先メッセージ送信制御部19から通知が来るため、当該通知によって判断を行う。
そして、カウンタが0を超過していると判断した場合(ステップS12:Y)は、メッセージ解析部12は、当該非重要メッセージを優先メッセージ送信制御部19に出力する(ステップS13)。
次いで、メッセージ解析部12は、優先メッセージ送信制御部19から、当該非重要メッセージが周辺メッセージであるか否かについて通知を受け取り、当該通知により、当該非重要メッセージが周辺メッセージであるか否かを判断する(ステップS14)。
そして、周辺メッセージであると判断した場合(ステップS14:Y)は、何も実施せず、周辺メッセージでないと判断した場合(ステップS14:N)は、メッセージをメッセージ格納部13に格納する(ステップS15)。
また、ステップS12において、カウンタが0以下であると判断した場合(ステップS12:N)も、メッセージをメッセージ格納部13に格納する(ステップS15)。
次に、第1実施形態に係る監視対象装置100における優先メッセージ送信制御部19の動作について、図5を参照して説明する。なお、図5は、第1実施形態に係る監視対象装置100における優先メッセージ送信制御部19の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、優先メッセージ送信制御部19は、メッセージ解析部12からメッセージを受け取る(ステップS20)。
次に、優先メッセージ送信制御部19は、当該メッセージが重要メッセージであるか非重要メッセージであるかを判断する(ステップS21)。
そして重要メッセージであると判断した場合(ステップS21:Y)は、優先メッセージ送信制御部19は、内部に備えられたカウンタ(図示せず)を指定された値に設定する(ステップS22)。
次いで、優先メッセージ送信制御部19は、カウンタが0を超過しているか否かを判断する(ステップS23)。
そしてカウンタが0を超過していると判断した場合(ステップS23:Y)は、優先メッセージ送信制御部19は、メッセージ格納部13に格納されている非重要メッセージであって最後に格納されたメッセージを取得し(ステップS24)、当該取得したメッセージの重要度を利用してカウンタの値を更新する(ステップS25)。
なお、本実施形態では、図6に示すテーブルを用いて重要度と値の変換を行い、カウンタの指定値を10、カウンタの更新の計算式を「(現在のカウンタの値)−(重要度の最大値(本実施形態では、Critical=5))+(取得したメッセージの重要度)」とした場合について説明する。この際、カウンタの更新の計算式は、更新後の値が更新前の値に対し単調減少し、重要度が高いほど更新後の値が高くなるように設定する。即ち、単調減少であるため、発生順序が重要メッセージに近いメッセージほど、また、重要度が高いメッセージほど、周辺メッセージとして検出される可能性が高くなる。例えば、重要メッセージを受け取った直後のステップS24において重要度がMinorのメッセージを取得した場合は、ステップS25において「10−5(Critical)+3(Minor)」、即ち8にカウンタを更新する。
その後、優先メッセージ送信制御部19は、ステップS23において再度カウンタを確認し、カウンタが0を超過すると判断した場合(ステップS23:Y)は、再度、ステップS24においてメッセージ格納部13からメッセージを取得し、ステップS25においてカウンタの更新を行う。
上記処理を繰り返して、ステップS23においてカウンタが0以下になったと判断した場合(ステップS23:N)、優先メッセージ送信制御部19は、前周辺メッセージ及びメッセージ解析部12から受け取った重要メッセージを発生時刻でソートし、順番に優先バッファ18に格納する(ステップS26)。
その後、優先メッセージ送信制御部19は、カウンタを再度指定された値に設定し(ステップS27)、カウンタが0を超過しているか否かを判断する(ステップS28)。
そしてカウンタが0を超過していると判断した場合(ステップS28:Y)は、優先メッセージ送信制御部19は、カウンタが0を超過していることをメッセージ解析部12に通知して(ステップS29)、当該処理を終了する。一方、カウンタが0以下、即ち指定された値が0以下であると判断した場合(ステップS28:N)は、優先メッセージ送信制御部19は、何も通知せず、当該処理を終了する。
一方、ステップS21において、重要メッセージではない即ち非重要メッセージであると判断した場合(ステップS21:N)は、優先メッセージ送信制御部19は、ステップS25と同様にカウンタを更新する(ステップS30)。
次いで優先メッセージ送信制御部19は、カウンタを確認しカウンタが0を超過しているか否かを判断する(ステップS31)。
そしてカウンタが0を超過していると判断した場合(ステップS31:Y)は、優先メッセージ送信制御部19は、当該メッセージを優先バッファ18に格納し、当該メッセージが周辺メッセージであることをメッセージ解析部12に通知して(ステップS32)、当該処理を終了する。一方、カウンタが0以下であると判断した場合(ステップS31:N)は、優先メッセージ送信制御部19は、当該メッセージが周辺メッセージでない旨、及び、カウンタが0以下である旨をメッセージ解析部12に通知して(ステップS33)、当該処理を終了する。
以上説明したように上記実施形態によれば、他の監視情報にかかる負荷を抑制しつつ、重要メッセージ及び当該重要メッセージの周辺メッセージを遅滞なく収集することができ、障害発生時等の状況において迅速に解析作業を実施することができる。
また上記実施形態によれば、監視情報の収集負荷を低減しつつ、現在の解析作業に必要となる情報だけを優先的に送信するので、異常時のメッセージラッシュが生じた場合にも、安定して障害情報を収集することができる。
また上記実施形態によれば、監視することが可能な要素を網羅的に収集するのではなく、処理及び通信の負荷を大幅に低減することができるため、システム構築のコストを低減することができる。
また上記実施形態によれば、大量のメッセージが発生した場合にも、その中に含まれる障害情報メッセージのみを優先して確実に送り届けることができるため、障害情報の欠落(メッセージロスト)を少なくすることができる。
また上記実施形態によれば、監視情報の中から管理者が設定した条件に合致した障害情報と、障害の状況判断に必要な周辺情報とを優先的に収集することにより、解析作業での認知性が向上し、解析精度の向上も期待することができ、障害情報の解析が容易になる。
また上記実施形態によれば、発生順序と重要度の組み合わせにより無駄な処理を低減することができる。
[第2実施形態]
重要メッセージの付近に頻繁に発生するメッセージは、重要メッセージの解析に非常に役に立つが、重要メッセージの発生時刻から非常に離れている周辺メッセージは、重要メッセージの解析に不要である。そこで、重要メッセージと周辺メッセージとの発生時刻の差と、重要メッセージを検出するフィルタと非重要メッセージを検出するフィルタとの間における関連度と、を考慮した場合の第2実施形態に係る監視対象装置101について、図面を用いて説明する。
先ず、本発明の第2実施形態に係る監視対象装置101の概略構成について、図7を参照して説明する。なお、図7は、第2実施形態に係る監視対象装置101の概略構成の一例を示す図である。
図1に示す第1実施形態との相違点は、図7に示すように、優先メッセージ送信制御部19の処理を優先メッセージ送信制御部30の処理に変更した点と、フィルタ関連度蓄積部31(フィルタ関連度記憶手段の一例)を備えた点である。
フィルタ関連度蓄積部31は、重要メッセージを検出するフィルタと、非重要メッセージを検出するフィルタとの間における関連度(以下、フィルタ関連度という。)を保有する。なお、第2実施形態においては、フィルタ関連度の初期値は0とし、フィルタ関連度は、メッセージの発生順序によって決定され、優先メッセージ送信制御部30により使用及び更新が実施される。
次に、第2実施形態に係る監視対象装置101における優先メッセージ送信制御部30の動作について、図8を参照して説明する。なお、図8は、第2実施形態に係る監視対象装置101における優先メッセージ送信制御部30の動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示す第1実施形態との相違点は、図8に示すように、ステップS42が存在する点、及び、ステップS25及びステップS30におけるカウンタの更新処理がそれぞれステップS40及びS41におけるカウンタの更新処理に変更された点である。
先ず、ステップS40及びS41におけるカウンタの更新処理の変更点について説明する。
ステップS25及びS30におけるカウンタの更新処理では、図6に示すテーブルを用いて重要度と値の変換を行い、カウンタの更新の計算式を「(現在のカウンタの値)−(重要度の最大値)+(取得したメッセージの重要度)」としたが、ステップS40及びS41におけるカウンタの更新処理では、図8に示すように、取得したメッセージのフィルタ関連度と重要メッセージの発生時刻差とを考慮するため、カウンタの更新の計算式を「(現在のカウンタの値)−(重要度の最大値)+min((取得したメッセージの重要度)+(フィルタ関連度),(重要度の最大値)−1))−(発生時刻の分単位での差)」とする。なお、min(X,Y)は、XとYのうちの小さい方の値を取得する関数であり、XとYとが同じ値である場合にはXを取得する。例えば、現在のカウンタの値を8、重要度の最大値を5、取得したメッセージの重要度を2、取得したメッセージのフィルタ関連度を4、取得したメッセージと重要メッセージの発生時刻差を2分とした場合に、カウンタは「8−5+min(2+4,5−1)−2」=「8−5+4−2」、即ち5に更新される。
次に、ステップS42における処理について説明する。
図8に示すように、ステップS42において、例えば重要メッセージを検出したフィルタをF_Dとし、その周辺メッセージを検出したフィルタをF_A,F_G,F_Iとすると、F_DとF_A,F_DとF_G,F_DとF_Iのフィルタ関連度をそれぞれ1増加させ、F_A,F_G,F_I以外のフィルタとF_Dとのフィルタ関連度をそれぞれ1減少させる。
なお周辺メッセージとして範囲を決定する際において、重要メッセージと発生順序が近いほど当該メッセージが範囲に含まれる可能性が高い。また重要度が高いほど当該メッセージが範囲に含まれる可能性が高い。また発生時刻差が小さいほど当該メッセージが範囲に含まれる可能性が高い。またフィルタ関連度が高いほど当該メッセージが範囲に含まれる可能性が高い。
以上説明したように第2実施形態によれば、取得したメッセージと重要メッセージの発生時刻差と、取得したメッセージのフィルタ関連度とを考慮することによって、更に精度良く周辺メッセージを収集することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において変更することが可能である。例えば、本発明は、動作情報を集中的に収集、監視するシステムに広く適用することができる。
10 監視情報取得部
11 メッセージ生成部
12 メッセージ解析部
13 メッセージ格納部
14 メッセージ圧縮部
15 タイマ
16 通常バッファ
17 メッセージ送信部
18 優先バッファ
19 優先メッセージ送信制御部
21 メッセージ受信部
22 メッセージ処理部
23 カウンタ指定部
30 優先メッセージ送信制御部
31 フィルタ関連度蓄積部
100 監視対象装置
101 監視対象装置
200 監視装置

Claims (6)

  1. 自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得手段と、
    前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断手段と、
    前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出手段と、
    前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出手段と、
    前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶手段と、
    を備え
    前記周辺メッセージ検出手段は、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする監視対象装置。
  2. 請求項1に記載の監視対象装置において、
    前記周辺メッセージ検出手段は、更に前記周辺メッセージの重要度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする監視対象装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の監視対象装置において、
    前記フィルタ関連度は、前記メッセージの発生順序によって決定されることを特徴とする監視対象装置。
  4. 自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得工程と、
    前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断工程と、
    前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出工程と、
    前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出工程と、
    前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶工程と、
    を有し、
    前記周辺メッセージ検出工程において、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする監視対象制御方法。
  5. コンピュータを、
    自装置の動作情報を示すメッセージを取得する取得手段、
    前記メッセージが予め定められたフィルタの条件に合致するか否かを判断する判断手段、
    前記フィルタ条件に合致すると判断した場合は、前記フィルタ条件に基づいて前記メッセージから重要メッセージを検出する重要メッセージ検出手段、及び、
    前記重要メッセージに対する発生順序と発生時刻差とに基づいて、前記重要メッセージ以外の非重要メッセージから前記重要メッセージに関連する周辺メッセージを検出する周辺メッセージ検出手段、
    前記重要メッセージを検出したフィルタと前記非重要メッセージを検出したフィルタとの間の関連度を示すフィルタ関連度を記憶するフィルタ関連度記憶手段として機能させ、
    前記周辺メッセージ検出手段は、更に前記フィルタ関連度に基づいて前記周辺メッセージを検出することを特徴とする監視対象装置用プログラム。
  6. 請求項に記載の監視対象装置用プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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