JP5417528B2 - 可動部品を有する電子装置 - Google Patents
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Description
本発明は可動部品を有する電子装置に関する。装置は例えばディスプレイとキーパッドとを含む携帯電話などとすることができる。
電子装置又は電子端末は様々な用途に使用される。例えば、携帯用無線通信端末は、音声通信やデータ通信を送信するためなど、ユーザと基地局との間の電気通信を提供するのに使用される。
そのような電子装置は様々な形状を有する。また、電子装置の特定の形状をその電子装置のフォームファクタともいう。例えば、棒形(「板状」又は「キャンディバー形」ともいう)の電子装置があり、その場合装置はほぼ直方体の形状である。他のフォームファクタには、2つの要素がヒンジによって連結されており、2つの要素の面内の軸に沿って回転することのできる折り畳み式フォームファクタ(「クラムシェル形」ともいう)、2つの要素が、2つの要素に対して垂直な軸を支点として回転することができるスイベル式フォームファクタ、及び2つの要素が相互に対して摺動することができるスライド式フォームファクタが含まれる。
欧州特許出願第1667408号は、主ハウジングと、キーパッドモジュールを露出させたり、隠したりするために摺動し得るように主ハウジングに結合された摺動ハウジングとを含む携帯用端末に関するものである。摺動ハウジングの摺動運動は、摺動ハウジングの上面と表示装置とキーパッドの間の高さの違いを克服するためにキーパッドモジュールの上下運動に変換される。
欧州特許出願第1638298号は、上側ハウジングを開くとキー操作部が自動的に上昇し、上側ハウジングを閉じるとキー操作部が自動的に下降して下側ハウジングに格納される移動端末に関するものである。
電子装置の使いやすさ及び便利な特徴を、特にその機能へのアクセスのしやすさ及びそのコンパクトさに関して改善することが求められている。
上記の目的、又は少なくともその一部を達成するための本発明による電子装置が独立請求項において定義されている。有利な実施形態が従属請求項において定義されている。
一実施形態において、電子装置は、本体と表示パネルと入力パネルとを含む。表示パネルは、本体に対して少なくとも第1の位置及び第2の位置を占めることができるように本体に可動的に連結されている。入力パネルは、本体に対して少なくとも第1の位置及び第2の位置を占めることができるように本体に可動的に連結されている。装置は、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第1の位置を占めるときに、入力パネルが表示パネルの一部を隠すように構成されている。装置はさらに、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第2の位置を占めるときに、表示パネルが入力パネルの少なくとも一部を隠すように構成されている。装置はさらに、表示パネルがその第2の位置を占めるときに、入力パネルが、その第1の位置からその第2の位置へ移動可能な状態、及びその第2の位置からその第1の位置へ移動可能な状態の少なくとも一方になるように構成されている。
装置は、2つの異なる状態においてコンパクト性を実現するという点において有利である。第1の状態において、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第1の位置を占めるときに、入力パネルは表示パネルの一部を隠す。これは、入力パネルを十分に使用することができ、表示パネルも使用することができるが、表示パネルの一部は入力パネルによって隠され、その状態における装置のサイズが、第2の状態における装置のサイズとおおむね同じであることを意味する。第2の状態において、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第2の位置を占めるときに、表示パネルは入力パネルの少なくとも一部を隠す。これは、入力パネルは使用することができず、又は十分に使用することができず、表示パネルは十分に使用することができ、その第2の状態における装置のサイズが第1の状態における装置のサイズとおおむね同じであることを意味する。
よって装置は、2つの状態の間で実質的なサイズの違いを伴わないその2つのうちの一方の状態で、例えばポケットなどに入れておくことができる。ユーザが2つの状態の一方を好む場合、ユーザは、好みの状態を選択したためにサイズが大きくなるという負担を負わずに、装置を好みの状態で自分のポケットに入れておくことができる。これは2つの状態がおおむね同じサイズだからである。
言い換えると、ユーザが(表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第2の位置を占め、表示パネルが入力パネルの少なくとも一部を隠す)第2の状態に対応する全画面モードを好むにせよ、ユーザが(表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第1の位置を占め、入力パネルが表示パネルの一部を隠す)第1の状態に対応する「部分画面及びキーパッド」モードで入力パネル(又はキーパッド)にアクセスできることを好むにせよ、サイズはおおむね同じである。マルチメディアの使用感及び使いやすさは、入力パネルによって形成される従来のキーパッドを使用する選択肢を排除せず、サイズ負担を増やさずに全画面モードを提供することにより向上する。
他の利点は、以下の説明及び図面を考察すれば明らかになるであろう。
一実施形態において、電子装置は、携帯電話、ゲームコンソール、携帯情報端末、衛星ナビゲーション受信機、ディジタルカメラ、ラップトップ、ノート型コンピュータ、メディアプレーヤ、メッセージングページャ、コードレス電話機、ビデオ記録装置、モバイル・インターネット・ブラウザ及びスマートフォンのうちの少なくとも1つである。
一実施形態において、装置はさらに、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第1の位置を占めるときに、入力パネルがその第2の位置へ移動することができず、表示パネルがその第1の位置を占め、入力パネルがその第2の位置を占めるときに、入力パネルがその第1の位置へ移動することができないように構成されている。
この実施形態では、表示パネルがその第1の位置を占めるときに、入力パネルのその第1及び第2の位置のどちらか一方から他方への移動は不可能である。これは、この実施形態では、表示パネルの第1の位置において、表示パネルの一部が、入力パネルの移動空間、即ち、入力パネルがその第1及び第2の位置のどちらか一方から他方へ移動するために確保された空間又はその空間の一部をふさぐからである。この特徴によりコンパクト性を実現することができる。
一実施形態において、装置はさらに、本体が、縦軸、縦軸に対して垂直な横軸、及び縦軸と横軸両方に対して垂直な垂直軸を定義するように構成されており、表示パネルは縦軸及び横軸の面内に表示部又は画面を含み、表示パネルは縦軸に沿って摺動可能である。これにより、表示パネルを手動で簡単に動かしてその第1の位置と第2の位置との間を移動させることができる。
この実施形態の下位実施形態において、装置はさらに、表示パネルがその第2の位置を占めるときに、入力パネルが垂直軸に沿って摺動可能であるように構成されている。
これにより、入力パネルがその第2の位置へ移動した後に、入力パネルを都合よく表示パネルの背後に隠し、又は少なくとも一部を隠すことができると共に、入力パネルがその第1の位置へ移動した後に、表示パネルの前に入力パネルを都合よく配置して表示パネルの一部を隠すこともできる。
一実施形態において、装置はさらに、入力パネルがその第2の位置を占めるときに表示パネルをその第1の位置からその第2の位置へ移動することにより、入力パネルのその第1の位置への移動が引き起こされるように構成されている。
これにより、装置のユーザがさらに別の操作を行わなくても、入力パネルをその第2の位置からその第1の位置へ移動させる間に、表示パネルをその第1の位置からその第2の位置へ、例えば手動で都合よく移動することができる。
一実施形態において、装置はさらに、入力パネルがその第1の位置を占めるときに表示パネルをその第1の位置からその第2の位置へ移動することにより、入力パネルのその第2の位置への移動が引き起こされるように構成されている。
これにより、ユーザがさらに別の操作を行わなくても、入力パネルをその第1の位置からその第2の位置へ移動させる間に、表示パネルをその第1の位置からその第2の位置へ、例えば手動で都合よく移動することができる。
一実施形態において、装置は、一方では、入力パネルがその第1の位置を占めるときに表示パネルをその第1の位置からその第2の位置への移動することにより、入力パネルをその第2の位置へ移動させ、他方では、入力パネルがその第2の位置を占めるときに表示パネルの同じ移動により、入力パネルをその第1の位置へ移動させるように構成されている。これにより装置を都合よく動作させることができる。
一実施形態において、装置はさらに、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へ、その第2の位置からその第1の位置へ、又はその第1の位置からその第2の位置へとその第2の位置からその第1の位置への両方へ移動するためのモータ駆動機構を含む。言い換えると、装置は、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へとその第2の位置からその第1の位置への少なくとも一方へ移動するためのモータ駆動機構を含む。これにより入力パネルを都合よく、制御可能に作動することができる。
そのようなモータ駆動機構を用いた実施形態において、装置は、モータ駆動機構が、モータによって生じる回転運動を入力パネルの直線運動へと変換するためのラック・アンド・ピニオン機構を含むようなものとすることができる。
これにより、入力パネルを、少なくともその第1の位置からその第2の位置へ、且つ/又はその第2の位置からその第1の位置へ移動するためのモータ駆動機構を都合よく実施することができる。この実施形態は、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へ又はその第2の位置からその第1の位置へ、どちらでもモータによって作動させるように構成されていない方向に移動させるための弾性的手段と組み合わされてもよい。或いはモータは、モータによって適用されるトルクの方向に応じて、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へとその第2の位置からその第1の位置へと移動させるために、時計回りと反時計回り両方に回転してトルクを生じさせることができてもよい。また、モータ駆動機構を実施するための複数のモータが設けられていてもよい。
一実施形態において、装置は、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へとその第2の位置からその第1の位置への少なくとも一方に移動し、又はその移動を助長するための1つ又は複数の制御可能な磁石を含む。
一実施形態において、装置は、入力パネルを、その第1の位置からその第2の位置へとその第2の位置からその第1の位置への少なくとも一方に移動し、又はその移動を助長するための1つ又は複数の制御可能な形状記憶合金要素を含む。
一実施形態において、装置は、表示パネルがその第2の位置に移動されるときに、まず、入力パネルの第1の位置と第2の位置との中間の位置への入力パネルの位置の変更が生じるように、表示パネルが入力パネルに機械的に結合されているようなものである。
一実施形態において、装置は、入力パネルがその第1の位置を占めるか、それともその第2の位置を占めるか検出するように構成された1つ又は複数のセンサを含み、装置はさらに、1つ又は複数のセンサを使って入力パネルがその第2の位置を占めると判定される間に表示パネルがその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、入力パネルのその第1の位置への移動が引き起こされ、1つ又は複数のセンサを使って入力パネルがその第1の位置を占めると判定される間に表示パネルがその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、入力パネルのその第2の位置への移動が引き起こされるように構成されている。
一実施形態において、装置は、表示パネルが、表示パネルの上又は表示パネルの近傍における指、手又は他の物体の存在又は位置を検出することのできるタッチセンサ機能を含むようなものであり、装置はさらに、入力パネルがその第2の位置を占めると判定される間に表示パネルがその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、入力パネルのその第1の位置への移動が引き起こされ、入力パネルがその第1の位置を占めると判定される間に表示パネルがその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、入力パネルのその第2の位置への移動が引き起こされるように構成されている。この実施形態では、表示パネルの上又は表示パネルの近傍における指、手又は他の物体の存在又は位置を検出するのに使用されるのと同じタッチセンサ機能が、入力パネルがその第1の位置を占めるか、それともその第2の位置を占めるか判定するのにも使用される。
次に、本発明の実施形態を、添付の図と併せて説明する。
次に本発明を具体的実施形態と併せて説明する。これらの具体的実施形態は当業者により適切な理解を提供するためのものであり、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を何ら限定するためのものではないことが理解されるであろう。
図1a〜図1dに、本発明の一実施形態における電子装置の連続する状態(s1)〜(s13)を概略的に示す。これらの連続する状態は順次に発生するよう意図されている。
図1a、状態(s1)には、電子装置の側面図が概略的に示されている。電子装置の本体10の上に表示パネル12が配置されている。表示パネル12の上部に入力パネル14が配置され、図示の装置を上から見るユーザ(不図示)に対して表示パネル12の前面の一部を隠している。表示パネル12は少なくとも1つの表示部を含む。表示部は例えば液晶ディスプレイ(LCD)とすることができる。また表示部はタッチスクリーンとすることもできる。入力パネル14は少なくとも1つの入力部を含む。入力部は例えばキーパッドやタッチパッドなどとすることができる。本体10又はハウジングは、電気通信受信回路、電気通信送信回路、アンテナ、プリント基板組立品、電池などを搭載し得る。
状態(s1)は「部分画面及びキーパッド」モードに対応する。表示パネル12はその第1の位置を占め、入力パネル14はその第1の位置を占め、表示パネル12は入力パネル14によって一部隠されている。入力パネル14はこの状態ではその第2の位置の方へ移動することができない。表示パネル12は入力パネル14の移動空間をふさいでいる。
状態(s2)で、表示パネル12は、右向きの矢印で示すように、その第1の位置からその第2の位置の方へ移動している。入力パネル14は、この表示パネル12の移動中にはまだその第1の位置を占める。
状態(s3)で、表示パネル12はその第2の位置に到達している。入力パネル14はまだその第1の位置を占めるが、入力パネル14は、その第2の位置の方へ移動し、又は移動されることが可能な状態にある。
状態(s4)で、入力パネル14は、下向きの矢印で示すように、その第2の位置に向かって下方に移動している。この入力パネル14の移動中には、表示パネル12はその第2の位置に留まる。
次に図1bを見ると、状態(s5)で、入力パネル14はその第2の位置に到達しており、表示パネル12はまだその第2の位置を占める。しかし表示パネル12はその第1の位置の方へ戻ることが可能な状態にある。
状態(s6)で、表示パネル12は、左向きの矢印で示すように、その第1の位置の方へ移動している。入力パネル14はその第2の位置を占め、そこに留まる。
状態(s7)で、表示パネル12はその第1の位置に到達している。よって表示パネル12は、図1bの上から装置を見るユーザに対して、その第2の位置を占める入力パネル14を隠している。この状態(s7)は全画面モードに対応する。入力パネル14はこの状態ではその第1の位置の方へ移動することができない。表示パネル12は入力パネル14の移動空間をふさいでいる。
図1b、状態(s7)には、全画面モードにおいて、表示パネル12が入力パネル14を、より正確には入力パネル14の上表面を完全に隠す実施形態が示されているが、表示パネル12が入力パネル14の一部だけを隠す実施形態も本発明の範囲内に含まれる。
図1a及び図1bの状態(s1)〜状態(s7)は、「部分画面及びキーパッド」モードから「全画面」モードへの遷移を概略的に示している。次に、「全画面」モードから「部分画面及びキーパッド」モードへの遷移を、図1c及び図1dに示す状態(s7)〜状態(s13)を参照して説明する。
図1cの状態(s7)は図1bを参照して説明したのと同じ状態、即ち全画面モードに対応する。状態(s8)で、表示パネル12は、右向きの矢印で示すように、その第1の位置からその第2の位置の方へ移動している。入力パネル14は、このステップの間は、その第2の位置を占める。
状態(s9)で、表示パネル12はその第2の位置に到達している。入力パネル14は、まだその第2の位置を占め、その第1の位置の方へ戻ることが可能な状態にある。
状態(s10)で、入力パネル14は、上向きの矢印で示すように、その第2の位置からその第1の位置の方へ移動している。このステップの間は、表示パネル12はその第2の位置に留まる。
次に図1dを見ると、状態(s11)で、入力パネル14はその第1の位置に到達している。表示パネル12はまだその第2の位置にあるが、その第1の位置の方へ戻ることが可能な状態にある。
状態(s12)で、表示パネル12は、左向きの矢印で示すように、その第2の位置からその第1の位置の方へ移動している。このステップの間は、入力パネル14はその第1の位置に留まる。
次いで状態(s13)で、表示パネル12はその第1の位置に到達しており、入力パネル14はその第1の位置を占める。状態(s13)は、「部分画面及びキーパッド」モードである図1aに示す状態(s1)に対応する。
図1a〜図1dに示す実施形態では、表示パネル12は、その遠位端(即ち、各図の右側にある端部)の厚さがその中央部及び近位端(即ち、各図の左側)の厚さより大きいものとして示されている。また本体10も、装置の遠位端に凹部を有するものとして示されている。しかしこれらの特徴は任意選択である。即ち、一実施形態では、表示パネル12の厚さはその長手に沿って一定、又はおおむね一定であり、本体10の遠位端(即ち、各図の右側)には凹部が設けられていない。
次に、図2〜図12を参照して、入力パネル14が、モータ駆動機構を使って、その第1の位置からその第2の位置へ、且つ/又はその第2の位置からその第1の位置へ移動されるように構成されている実施形態を説明する。この実施形態では、表示パネル12の移動は、手動で行われてもよく、或いはモータ駆動機構によって作動されてもよい。
図2に、前述のモータ駆動の実施形態における電子装置のいくつかの要素の分解組立図を概略的に示す。本体10(図2には示されていない)にベースフレーム16が固定して連結されている。表示パネル12はベースフレーム16に対して摺動自在である。また入力パネル14(本明細書ではキーパッドパネル14ともいう)もベースフレーム16に対して、表示パネル12が移動可能な方向に対して垂直な方向に動かすことができる。
表示パネル12とベースフレーム16とは、図5bに示すように、ベースフレーム16の内面に設けられたセンサ30と、表示パネル12の側面に設けられた要素28とを含む感知アセンブリを備える。要素28は、要素28とセンサ30とが向かい合うときに、センサ30による検出が可能である。要素28は例えば磁石などとすることができる。センサ30が要素28を検出するとき、これは表示パネル12がその第2の位置を占めることを表す。感知アセンブリは、表示パネル12の第2の位置が感知アセンブリによって検出され得る限りにおいて、異なった配置とされてもよく、どんな電子要素又は電磁要素によって構成されていてもよい。
歯の付いた平板な要素20が入力パネル14の表面に対して垂直に延在する。平板な要素20を本明細書ではラック20と呼ぶ。本明細書でピニオン18と呼ぶ円形歯車18がラック20の歯と係合する。ピニオン18はモータによって駆動される。ピニオン18とモータとは、ベースフレーム16に固定して連結されている。ピニオン18の回転はラック20によって入力パネル14の並進運動へと変換される。ピニオン18を駆動するモータは、表示パネル12がその第2の位置を占めることをセンサ30が検出したときに作動される。
センサ30からモータにコマンドを送信するための制御部(不図示)が設けられていてもよい。制御部は、ハードウェア、ソフトウェア、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ファームウェアなどとして実施することができる。
ベースフレーム16の各側面に1つずつ、2つのモータが設けられていてもよい。或いは、ただ1つのモータ又は3つ以上のモータが設けられていてもよい。1つ又は複数のモータは、入力パネル14を下方に移動するのに適する任意のやり方で配置することができる。
また、4つの平板な要素24も入力パネル14に対して垂直に延在している。平板な各要素24の端部にはガイドピン22が設けられている。ガイドピン22は、ベースフレーム16内に設けられた溝26の内側を移動することができる。これにより入力パネル14は、その第1の位置からその第2の位置へ、また逆に第2の位置から第1の位置へ安定して移動することができる。
図3に、ベースフレーム16の内部制御を受けるセンサ要素30による検出が可能な要素28を備える表示パネル12を概略的に示す。
図4aに入力パネル14を概略的に示す。2つのラック20と4つの平板な要素24とが入力パネル14の表面に対して垂直に延在している。4つの平板な要素24のそれぞれの端部にはガイドピン22が設けられている(図4aには示されていない)。
図4bに、その第1の位置を占める入力パネル14と、その第1の位置を占める表示パネル12とを概略的に示す。表示パネル12は入力パネル14の下に隠されている。また、ピニオン18がラック20の歯とどのようにして係合するかも示されている。
図5a及び図5bに、装置の本体10に固定して連結されたベースフレーム16を概略的に示す。ベースフレーム16は入力パネル14のガイドピン22を受けるための4つの溝26を含む。前述のように、図5bにはセンサ30も示されている。
図6aに、入力パネル14がまだその第1の位置を占める間に、(図6aに矢印で示すように)その第1の位置から移動した後で(図1aの状態(s3)に対応する)その第2の位置に到達している表示パネル12を概略的に示す。この時点で、センサ30は図6bに示すように要素28を検出し、ピニオン18に結合された回転モータが作動される。
図7a、図7b及び図7cにモータが作動されるときの装置の構造要素の図が示されている。特に、図7cの矢印は、ラック20及び入力パネル14を下方へ引くために、ベースフレーム16のこの特定の側面のモータが作動されてピニオン18を時計回りに回転させることを概略的に示すものである。
図8に、入力パネル14が(下向きの矢印で示すように)その第1の位置からその第2の位置へ移動し、その第2の位置に到達している状態を概略的に示す。この状態は図1bの状態(s5)に対応する。表示パネル12は、この段階では、その第2の位置からその第1の位置へ戻るのに十分な空間を有する。
図9に表示パネル12がその第2の位置からその第1の位置へ移動し、その第2の位置に到達している状態が概略的に示されている。矢印は表示パネル12のその第2の位置からその第1の位置への移動を示す。この状態は図1bの状態(s7)、即ち全画面モードに対応する。この段階では、入力パネル14は表示パネル12の下に隠されている。
図10aに、(図10aの矢印で示す)表示パネル12のその第1の位置から第2の位置への引き出し移動を概略的に示す。特に、表示パネル12は、図10aに示す状態ではその第2の位置に到達しており、これは図1cの状態(s9)に対応する。この時点で、図10bに示すように、センサ要素30は要素28を検出し、モータが作動されて入力パネル14を上方に駆動する。
図11bの矢印は、モータによって駆動され、ラック20及び入力パネル14を上方に駆動するピニオン18の反時計回りの回転を示す。この移動の終わりに、入力パネル14は、図11aに概略的に示すように、その第1の位置に到達する。この状態は図1dの状態(s11)に対応する。
最後に図12に、その第1の位置に戻っており、その時に一部が入力パネル14の下にある表示パネル12を概略的に示す。表示パネル12は入力パネル14の移動空間をふさいでいる。この状態は図1dの状態(s13)に対応する。
前述の実施形態のいずれか1つと組み合わされ得る一実施形態において、表示パネル12はさらに、表示部の周りにタッチキー(不図示)を含んでいてもよく、このタッチキーは両モード(「全画面」モードと「キーパッド及び部分画面」モード)で使用できてもよく、全画面モードだけで使用できてもよい。
前述の実施形態のいずれか1つと組み合わされ得る一実施形態において、表示パネル12がその第2の位置を占める状態は、電子装置の第3の使用可能な構成を提供する。即ち、表示パネル12は全部を使用することができ、入力パネル14も全部を使用することができる。
一実施形態において、(図2〜図12を参照して説明した)モータ駆動の実施形態におけるセンサ30は、要素28によって発生する磁界を検出するためのセンサである。センサ30は例えば、「NEC, Data Sheet, MRMS501A, “Low voltage operation type Built−in IC ultra−small MR sensor”, No. MR−0501 A−E−02, Date of Issue: Apr.2008」に記載されている、日本電気株式会社(NEC Corporation)製の磁気抵抗(MR)センサとすることができる。
一実施形態において、(図2〜図12を参照して説明した)モータ駆動の実施形態におけるセンサ30は、(1つ又は複数の)モータに適切なコマンドを与えるための信号をモータコントローラ(不図示)に送るように構成されている。(1つ又は複数の)モータは、時計回りと反時計回りとに動作するステップモータとすることができる。本発明のいくつかの実施形態に使用され得るモータコントローラの例には以下のデータシートに記載されているものが含まれる。(i)STMicroelectronics, L297, “Stepper Motor Controllers”, December 2001、(ii)SGS−Thomson Microelectronics, L297, L297D, “Stepper Motor Controllers, August 1996、及び(iii)RS Components, ”Stepper Motor driver IC SAA 1027“, Data Pack J, Issued March 1997 232−2699, RS stock number 300−237。
図2〜図12(モータ駆動の実施形態)を参照して説明したモータは、両方向に回転することができ、約2V〜4Vの低電圧で動作することができ、電子装置内に収まるのに十分なほど小型であるマイクロDCサーボモータという特性を有し得る。適切なモータは、例えば、米国フロリダ州クリアウォーターのMicroMo Electronics, Inc.などにより製造されている。
一実施形態においては、モータ駆動機構を使用するのではなく、又はそのような機構を使用することに加えて、その位置又は形状を制御することのできる1つ若しくは複数の制御可能な磁石及び/又は1つ若しくは複数の機械的要素を使用して、入力パネル14がその第1の位置からその第2の位置へ、且つ/又はその第2の位置からその第1の位置へ移動され、又はその移動が助長され得る。
例えば、適切なサイズを有する電磁石などの1つ又は複数の制御可能な磁石が作動されて、入力パネル14をその第1の位置からその第2の位置へ移動させ(又はこの移動を実行することを助長し)てもよい。また、1つ又は複数の制御可能な磁石が作動されて、入力パネル14をその第2の位置からその第1の位置へ移動させ(又はこの移動を実行することを助長し)てもよい。1つ又は複数の制御可能な磁石の作動は、表示パネル12がその第2の位置に移動され次第(即ち、図1a〜図1dに示すステップ(s3)〜ステップ(s4)又はステップ(s9)〜ステップ(s10)に対応するときに)行われてもよい。
その位置又は形状を制御することのできる機械的要素には形状記憶合金でできている要素が含まれる。これらの要素は例えば、[1]2010年4月16日にhttp://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Shape_memory_ailoy&oldid=356022206にアクセスして得た2010年4月14日付けのWikipediaの「Shape memory alloy」や、[2]2010年4月16日にhttp://www.stanford.edu/〜richlinl/sma/sma.htmlにアクセスして得たRichard Lin著の「Shape Memory Alloys and Their Applications」などに記載されている。そのような機械的要素は、電流又は電磁界により、その形状が入力パネル14に力を及ぼすように変化するように制御することができる。
入力パネル14をその第1の位置からその第2の位置へ、且つ/又はその第2の位置からその第1の位置へ移動し、又はその移動を助長するために、力を及ぼすことができ、適切なサイズを有する、油圧装置や空気圧装置といった他の作動手段が使用されてもよい。
制御可能な磁石、又はその位置若しくは形状を制御することのできる機械的要素(形状記憶合金でできている要素など)を、表示パネル12がその第2の位置まで移動された後に、それらが正しい方向で入力パネル14に力を及ぼすように作動するために、適切なサイズを有する、近接センサや光センサといった1つ又は複数のセンサを使って、入力パネル14の初期位置が検出されてもよい。適切なセンサの例には以下が含まれる。[3]“Subminiature High Sensitivity Photo Interrupter, ITR8307”,H−33〜H−37ページ(台湾国台北、億光電子工業(Everlight)から入手可能)、又は[4]“Ultra−Compact Surface−Mount Photointerrupter, TLP848”, New Product Guide News, 2006−04 DQ, Toshiba(日本国東京、東芝から入手可能)。
しかし、(前述のように、制御可能な磁石、又はその位置若しくは形状を制御することのできる機械的要素を、表示パネル12がその第2の位置まで移動された後に、それらが正しい方向で入力パネル14に力を及ぼすように作動させるための)入力パネル14の初期位置の検出は、前述のような近接センサや光センサといった1つ又は複数のセンサの使用だけに限定されない。一実施形態においては、この検出を実行するのに専用のセンサは使用されない。したがって、必要な電子構成部品数がより少なくて済み、電池電力及びスペースが節約され、装置がより簡略化される。
この実施形態では、表示パネル12はタッチパネル(タッチスクリーンともいう)であり、タッチパネル上の指、手、スタイラス又は他の物体の位置を検出するのに使用されるのと同じ手段が、入力パネル14がその第1の位置を占めるか、それともその第2の位置を占めるかを判定するのにも使用される。
入力パネル14がその第1の位置を占める場合、入力パネル14は表示パネル12の上部に配置され、表示パネル12の前面の一部を隠す。例えば、タッチパネル(タッチスクリーン)が、タッチパネル上の(又はその近傍における)ユーザの指、手又は他の物体の存在によって生じるキャパシタンスの変化に反応することにより働く場合には、その空間における入力パネル14の存在によって生じる表示パネル12上方の空間の誘電性特性の変化により、表示パネル12の上部に入力パネル14が紛れもなく存在することを検出することができる。
これに対して、入力パネル14がその第2の位置を占める場合、入力パネル14は表示パネル12の背後に配置され、入力パネル14は表示パネル12の前面を隠さない。タッチパネル(タッチスクリーン)が、タッチパネル上の(又はその近傍における)ユーザの指の存在によって生じるキャパシタンスの変化に反応することにより働く場合には、表示パネル12の背後の入力パネル14の位置は、表示パネル12上方の空間の誘電性特性を変化させない。この表示パネル12上方の空間の誘電性特性に変化がないことは、入力パネル14がその第2の位置を占めることを意味するものと解釈することができる。
表示パネル12のタッチセンサ機能の出力に対して入力パネル14がその第1の位置に存在することが及ぼす正確な影響は、適切な試験及び較正によって評価することができ、それによって入力パネル14の位置が動作に際して適正に区別される。
一実施形態において、表示パネル12は、表示パネル12がその第2の位置に移動されるときに、まず、入力パネル14の第1の位置と第2の位置との中間の位置への入力パネル14の位置の変更が生じるように入力パネル14に機械的に結合されている。入力パネル14が中間の位置に到達したときに、(前述のような)1つ又は複数のセンサによって検出されるように、表示パネル12の移動の前に、制御可能な磁石(又は前述のような類似の作動手段)を入力パネル14の初期位置に応じて特定の方向に作動させることができ、検出の結果はメモリに記憶される。この制御可能な磁石(又は前述のような類似の作動手段)の特定の方向での作動は、表示パネル12がその第1の位置の方へ戻されるときに、表示パネル12がその第1の位置又はその第2の位置にある入力パネル14を押すのに十分な比較的小さい入力パネル14の移動を生じさせることができる。この実施形態では、制御可能な磁石(又は前述のような類似の作動手段)によって加えられる力は比較的小さくて済み、よって消費エネルギーが低減される。
以上、本発明を詳細な例に基づいて説明したが、これらの詳細な例は当業者により適切な理解を提供するためのものにすぎず、本発明の範囲を限定するためのものではない。本発明の範囲は、こうした例ではなく添付の特許請求の範囲によって定義されるものである。
Claims (14)
- 本体(10)と、
前記本体(10)に対して少なくとも第1の位置及び第2の位置を占めることができるように前記本体(10)に可動的に連結された表示パネル(12)と、
前記本体(10)に対して少なくとも第1の位置及び第2の位置を占めることができるように前記本体(10)に可動的に連結された入力パネル(14)と
を含み、
前記表示パネル(12)がその第1の位置を占め、前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めるときに、前記入力パネル(14)が前記表示パネル(12)の一部を隠し、
前記表示パネル(12)がその第1の位置を占め、前記入力パネル(14)がその第2の位置を占めるときに、前記表示パネル(12)が前記入力パネル(14)の少なくとも一部を隠し、
前記表示パネル(12)がその第2の位置を占めるときに、前記入力パネル(14)が、その第1の位置からその第2の位置へ移動可能な状態、及びその第2の位置からその第1の位置へ移動可能な状態の少なくとも一方である
ように構成されている電子装置。 - 前記表示パネル(12)がその第1の位置を占め、前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めるときに、前記入力パネル(14)がその第2の位置へ移動することができず、
前記表示パネル(12)がその第1の位置を占め、前記入力パネル(14)がその第2の位置を占めるときに、前記入力パネル(14)がその第1の位置へ移動することができない
ようにさらに構成されている請求項1に記載の装置。 - 前記本体(10)が、縦軸、前記縦軸に対して垂直な横軸、及び前記縦軸と前記横軸両方に対して垂直な垂直軸を定義し、
前記表示パネル(12)が前記縦軸及び前記横軸の面内に表示部又は画面を含み、
前記表示パネル(12)が前記縦軸に沿って摺動可能である
ようにさらに構成されている請求項1又は2に記載の装置。 - 前記表示パネル(12)がその第2の位置を占めるときに、前記入力パネル(14)が前記垂直軸に沿って摺動可能であるようにさらに構成されている請求項3に記載の装置。
- 前記入力パネル(14)がその第2の位置を占めるときに前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動することが、前記入力パネル(14)のその第1の位置への移動を引き起こすようにさらに構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
- 前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めるときに前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動することが、前記入力パネル(14)のその第2の位置への移動を引き起こすようにさらに構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
- 前記入力パネル(14)を、
その第1の位置からその第2の位置へと、
その第2の位置からその第1の位置へ
の少なくとも一方に移動するためのモータ駆動機構を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。 - 前記モータ駆動機構が、モータによって生じる回転運動を前記入力パネル(14)の直線運動へと変換するためのラック・アンド・ピニオン機構を含む請求項7に記載の装置。
- 前記入力パネル(14)を、
その第1の位置からその第2の位置へと、
その第2の位置からその第1の位置へ
の少なくとも一方に移動し、又は前記移動を助長するための1つ又は複数の制御可能な磁石を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。 - 前記入力パネル(14)を、
その第1の位置からその第2の位置へと、
その第2の位置からその第1の位置へ
の少なくとも一方に移動し、又は前記移動を助長するための1つ又は複数の制御可能な形状記憶合金要素を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。 - 前記表示パネル(12)がその第2の位置に移動されるときに、まず、前記入力パネル(14)の前記第1の位置と前記第2の位置との中間の位置への前記入力パネル(14)の位置の変更が生じるように前記表示パネル(12)が前記入力パネル(14)に機械的に結合されている請求項9又は10に記載の装置。
- 前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めるか、それともその第2の位置を占めるか検出するように構成された1つ又は複数のセンサを含み、
前記1つ又は複数のセンサを使って前記入力パネル(14)がその第2の位置を占めると判定される間に前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、前記入力パネル(14)のその第1の位置への移動が引き起こされ、
前記1つ又は複数のセンサを使って前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めると判定される間に前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、前記入力パネル(14)のその第2の位置への移動が引き起こされる
ようにさらに構成されている
請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置。 - 前記表示パネル(12)が、前記表示パネル(12)の上又は前記表示パネル(12)の近傍における指、手又は他の物体の存在を検出するためのタッチセンサ機能を含み、
前記入力パネル(14)がその第2の位置を占めると判定される間に前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、前記入力パネル(14)のその第1の位置への移動が引き起こされ、
前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めると判定される間に前記表示パネル(12)がその第1の位置からその第2の位置へ移動されるときに、前記入力パネル(14)のその第2の位置への移動が引き起こされ、
前記表示パネル(12)の上又は前記表示パネル(12)の近傍における指、手又は他の物体の存在又は位置を検出するのに使用されるのと同じタッチセンサ機能が、前記入力パネル(14)がその第1の位置を占めるか、それともその第2の位置を占めるかを判定するのにも使用されるようにさらに構成されている
請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置。 - 携帯電話、ゲームコンソール、携帯情報端末、衛星ナビゲーション受信機、ディジタルカメラ、ラップトップ、ノート型コンピュータ、メディアプレーヤ、メッセージングページャ、コードレス電話機、ビデオ記録装置、モバイル・インターネット・ブラウザ及びスマートフォンのうちの少なくとも1つである請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
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