JP5415849B2 - タッチパネルを利用した液晶表示パネル - Google Patents

タッチパネルを利用した液晶表示パネル Download PDF

Info

Publication number
JP5415849B2
JP5415849B2 JP2009160170A JP2009160170A JP5415849B2 JP 5415849 B2 JP5415849 B2 JP 5415849B2 JP 2009160170 A JP2009160170 A JP 2009160170A JP 2009160170 A JP2009160170 A JP 2009160170A JP 5415849 B2 JP5415849 B2 JP 5415849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon nanotube
touch panel
liquid crystal
layer
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009160170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010015153A (ja
Inventor
開利 姜
亮 劉
守善 ▲ハン▼
杰良 陳
嘉雄 鄭
誌笙 呉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Original Assignee
Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hon Hai Precision Industry Co Ltd filed Critical Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Publication of JP2010015153A publication Critical patent/JP2010015153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5415849B2 publication Critical patent/JP5415849B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、液晶表示パネルに関し、特にタッチパネルを利用した液晶表示パネルに関するものである。
液晶表示パネルは、エネルギーの消耗が低く、小型で、品質が優れているので、広大な消費者の好評を受けている。現在、TN(ツイスト・ネマティック)方式の液晶表示パネル(TN−LCD)が広く用いられている。前記TN−LCDにおいて、電極に電圧を印加しない場合、前記液晶表示パネルはオフ(OFF)状態になり、この時、光は前記液晶表示パネルを透過することができ、電極に電圧を印加した場合、前記液晶表示パネルはオン(ON)状態になり、この時、光は前記液晶表示パネルを透過することができない。選択的に電極に電圧を印加することによって、いろいろな図案が液晶表示パネルに表示される。
最近、各種電子装置の高性能化及び多様化の発展に従って、液晶表示装置の表示面に透光性タッチパネルが設置された電子装置がますます多くなっている。このような電子装置を使用する場合、使用者はタッチパネルの背面の表示素子に表示された内容を視覚的に確認しながら、前記タッチパネルを指又はペンのような接触素子で押圧又は接触して前記電子装置を操作する。これにより、電子装置の各種機能に対して操作を実施することができる。
タッチパネルは、その動作原理及び伝送媒質の相違によって、抵抗膜方式タッチパネル、静電容量方式タッチパネル、赤外線方式タッチパネル及び表面弾性波方式タッチパネルに分けることができる。その中で、抵抗膜方式タッチパネルが一番広く用いられている。
しかし、従来の抵抗膜方式タッチパネルにおいて、透明導電構造体として導電性インジウム・スズ酸化物層(Indium Tin Oxide、ITO層)を用いる。前記ITO層は、スパッタリング法、イオンプレーティング、塗布法などの方法により形成される。非特許文献1には、ITO/SiO/ポリエチレンテレフタレート(PET)層を用いるタッチパネルに関して記載されている。
前記ITO層の製造過程において、真空環境が必要とされ、且つ200〜300℃までの加熱が必要するので、前記ITO層を用いるタッチパネルの製造コストが高くなり、製造方法が複雑になる。また、前記ITO層において、機械的性能が良好でなく、湾曲し難く、且つ抵抗値の分布の均一性が低い欠点がある。また、ITOは、湿気が存在する空気で透明度が低下する。従って、従来のタッチパネル及び前記タッチパネルを用いるタッチパネルを利用した液晶表示パネルにおいて、耐用性が良好でなく、感度、線形性及び正確性が低い問題が存在する。
野田和裕(Noda Kazuhiro)等、「Production of Transparent Conductive Films with Inserted SiO2 Anchor Layer、and Application to a Resistive Touch Panel」 Electronics and Communications in Japan、Part2、Vol.84、P39−45(2001)
以上の問題点に鑑みて、耐用性が良好で、感度が高く、線形性及び正確性も高いタッチパネルを利用した液晶表示パネルを提供することを目的とする。
上述問題を解決するために、本発明は、透明導電構造体を含むタッチパネルが設置された上基板と、半導体層を含む薄膜トランジスタパネルが設置され、且つ前記上基板に向い合った下基板と、前記上基板と前記下基板との間に設置された液晶層と、を備え、前記タッチパネルの透明導電構造体が第一カーボンナノチューブ構造体を含み、前記薄膜トランジスタパネルの半導体層が第二カーボンナノチューブ構造体を含むタッチパネルを利用した液晶表示パネルを提供する。
従来技術と比べると、本発明のタッチパネルを利用した液晶表示パネルは次のような利点がある。
カーボンナノチューブを用いるタッチパネルは、操作命令及び情報を直接入力できるので、前記タッチパネルは伝統的なキーボード、マウス又はキーマットなどのような入力手段に代わることができる。従って、タッチパネルを利用した液晶表示パネルを用いる電子装置の構造が簡単になる。
また、カーボンナノチューブを含む透明導電構造体は、前記カーボンナノチューブの優れた力学特性によって優れた靱性及び機械的強度を有し、且つ耐湾曲性も有するので、タッチパネルの耐用性が向上する。従って、タッチパネルを利用した液晶表示パネルの耐用性が向上される。前記タッチパネルは柔軟性基材と配合して柔軟性タッチパネルを利用した液晶表示パネルを製造することができる。また、本発明で、半導体型カーボンナノチューブ構造体が従来技術の非晶質シリコン、多結晶シリコン又は有機半導体ポリマー層によって形成される半導体層に代わるので、前記半導体型カーボンナノチューブ構造体によって形成される薄膜トランジスタの柔軟性が向上する。従って、前記薄膜トランジスタは柔軟性薄膜トランジスタパネルに適用され、さらに柔軟性タッチパネルを利用した液晶表示パネルに適用される。
また、カーボンナノチューブは湿気が存在する空気でも優れた透明度を有するので、カーボンナノチューブ構造体を透明導電構造体とするタッチパネルも優れた透明度を有する。従って、タッチパネルを利用した液晶表示パネルの解像度が向上する。
また、優れた導電性を有するカーボンナノチューブからなるカーボンナノチューブ構造体が均一な抵抗値を有するので、透明導電構造体としてカーボンナノチューブ構造体を用いるタッチパネルを利用した液晶表示パネルの解像度及び正確度が向上する。
また、優れた半導体性を有するカーボンナノチューブを含む薄膜トランジスタが大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有するので、前記薄膜トランジスタを用いるタッチパネルを利用した液晶表示パネルは優れた表示性能を有する。
また、カーボンナノチューブ構造体による半導体層の薄膜トランジスタのサイズが小さくて薄膜トランジスタパネルの解像度が高いので、タッチパネルを利用した液晶表示パネルの解像度を向上させることができる。
本発明に係るタッチパネルを利用した液晶表示パネルの側断面図である。 本発明に係るタッチパネルを利用した液晶利用した液晶表示パネルの上基板の分解図である。 本発明に係るタッチパネルを利用した液晶利用した液晶表示パネルの上基板の斜視図である。 本発明に係るタッチパネルにおけるカーボンナノチューブフィルムのSEM写真である。 本発明に係るタッチパネルを利用した液晶利用した液晶表示パネルの薄膜トランジスタパネルの俯瞰図である。 図5の薄膜トランジスタパネルにおける薄膜トランジスタの断面図である。 図6の薄膜トランジスタにおける長いカーボンナノチューブフィルムのSEM写真である。 本発明に係るタッチパネルを利用した液晶表示パネルの動作原理を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施例に係るタッチパネルを利用した液晶表示パネルに対して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るタッチパネルを利用した液晶表示パネル300の側断面図である。前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300は、上基板100と、前記上基板100に対向する下基板200と、前記上基板100と前記下基板200との間に設置された液晶層310と、を備える。
前記液晶層310は、複数の棒状液晶分子を含む。前記液晶層310の材料は、従来技術で用いている常用の液晶分子である。前記液晶層310の厚さの範囲は1μm〜50μmである。本実施例において、前記液晶層310の厚さを5μmにする。
図2は、本発明に係るタッチパネルを利用した液晶表示パネル300の上基板100の分解図である。前記上基板100は、タッチパネル10と、第一偏光層110と、第一配向層112と、を順に備える。
前記第一偏光層110は、前記タッチパネル10の下表面(前記液晶層310に近接する前記タッチパネル10の表面)に設置され、前記液晶層310を透過した光線を制御する。前記第一配向層112は、前記第一偏光層110の下表面(前記液晶層310に近接する表面)に設置される。即ち、前記第一配向層112は、前記液晶相310に近接するように設置される。前記第一配向層112の下表面(前記液晶層310に近接する表面)に、前記液晶層310の液晶分子を配向して配列させる平行な複数の第一凹溝(図示せず)がさらに設置されることができる。
前記タッチパネル10は、4線式、5線式又は8線式構造の抵抗膜方式タッチパネルである。前記タッチパネル10は、第一電極板12と、複数の透明なスペーサ16と、第二電極板14と、を順に備える。前記第一電極板12と前記第二電極板14とは、向い合って一定な間隔があるように設置される。前記複数の透明なスペーサ16は、前記第一電極板12と前記第二電極板14との間に設置される。
前記第一電極板12は、第一基材120と、第一導電構造体122と、2つの第一電極124と、を備える。前記第一基材120は、平面構造である。前記第一導電構造体122及び前記2つの第一電極124は、全部前記第一基材120の下表面(前記第二電極板14に近接する表面)に設置される。前記2つの第一電極124は、第一方向に沿う前記第一導電構造体122の両端にそれぞれ設置され、前記第一導電構造体122に電気的に接続される。ここで、1つの第一電極124から、前記第一導電構造体122を越えてもう1つの第一電極124まで進む方向を、第一方向と定義する。
前記第二電極板14は、第二基材140と、第二導電構造体142と、2つの第二電極144と、を備える。前記第二基材140は、平面構造である。前記第二導電構造体142及び前記2つの第二電極144は、全部前記第二基材140の上表面(前記第一電極板12に近接する表面)に設置される。前記2つの第二電極144は、第二方向に沿う前記第二導電構造体142の両端に電気接続して設置される。それぞれ設置され、前記第二導電構造体142に電気的に接続される。ここで、1つの第二電極144から、前記第二導電構造体142を越えてもう1つの第二電極144まで進む方向を、第二方向と定義する。
前記第一方向と前記第二方向とは直交する。即ち、前記2つの第一電極124と2つの第二電極144とが直交して設置される。
前記第一基材120及び前記第二基材140は、全部透明な薄膜又は薄板である。前記第一基材120の材料として、プラスチック又は樹脂などのような柔軟性材料を用いることができ、前記第二基材140の材料として、ガラス、石英、ダイヤモンドなどのような硬性材料を用いることができる。
前記タッチパネル10が柔軟性タッチパネルを利用した液晶表示パネル300に用いられる場合、前記第二基材140の材料も、プラスチック又は樹脂などのような柔軟性材料を用いることができる。この時の前記第一基材120及び前記第二基材140の材料は、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのようなポリエステル(Polyester)、ポリエーテルスルホン(PES)、繊維素エステル(Cellulose Ester)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ベンゾシクロブテン(BCB)及びアクリル酸(Acrylic Acid)樹脂から選択されることができる。前記第一基材120及び前記第二基材140の厚さは1mm〜1cmである。本実施例において、前記第一基材120及び前記第二基材140の材料として、全部PETを用い、その厚さを2mmにする。
また、前記第一基材120及び前記第二基材140の材料は、上述した材料に限定されるものではない。即ち、前記第一基材120及び前記第二基材140が優れた透明度を保持し、前記第一基材120及び前記第二基材140が支持作用をし、且つ前記第一基材120の材料が一定な柔軟性を有する材料であれば、全部本発明が保護しようとする範疇に属する。
本実施例において、前記タッチパネル10における第一導電構造体122及び第二導電構造体142は、全部第一カーボンナノチューブ構造体を含む透明な導電構造体である。前記カーボンナノチューブ構造体には、複数のカーボンナノチューブが均一に分散されている。該複数のカーボンナノチューブは分子間力で接続されている。前記カーボンナノチューブ構造体は、金属型カーボンナノチューブを含む必要がある。前記カーボンナノチューブ構造体に、前記複数のカーボンナノチューブが配向し又は配向せずに配置されている。前記複数のカーボンナノチューブの配列方式により、前記カーボンナノチューブ構造体は非配向型のカーボンナノチューブ構造体及び配向型のカーボンナノチューブ構造体の二種に分類される。本実施例における非配向型のカーボンナノチューブ構造体では、カーボンナノチューブが異なる方向に沿って配置され、又は絡み合っている。配向型のカーボンナノチューブ構造体では、前記複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列している。又は、配向型のカーボンナノチューブ構造体において、配向型のカーボンナノチューブ構造体が2つ以上の領域に分割される場合、各々の領域における複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って配列されている。この場合、異なる領域におけるカーボンナノチューブの配列方向は異なる。前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブ、二層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブである。前記カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブである場合、直径は0.5nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが二層カーボンナノチューブである場合、直径は1nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブである場合、直径は1.5nm〜50nmに設定される。
前記カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも1枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って、端と端が接続されている。単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、複数のカーボンナノチューブセグメントを含む。前記複数のカーボンナノチューブセグメントは、長さ方向に沿って分子間力で端と端が接続されている。それぞれのカーボンナノチューブセグメントは、相互に平行に、分子間力で結合された複数のカーボンナノチューブを含む。単一の前記カーボンナノチューブセグメントにおいて、前記複数のカーボンナノチューブの長さが同じである。前記カーボンナノチューブフィルムを有機溶剤に浸漬させることにより、前記カーボンナノチューブフィルムの強靭性及び機械強度を高めることができる。
前記カーボンナノチューブ構造体は、積層された複数枚の前記カーボンナノチューブフィルムを含むことができる。この場合、隣接する前記カーボンナノチューブフィルムは、分子間力で結合されている。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、それぞれ0°〜90°の角度で交差している。隣接する前記カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブが0°以上の角度で交差する場合、前記カーボンナノチューブ構造体に複数の微孔が形成される。又は、前記複数のカーボンナノチューブフィルムは、隙間なく並列されることもできる。
又は、単一の前記カーボンナノチューブフィルムは、ほぼ同じ長さを有する複数のカーボンナノチューブを含む。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、前記複数のカーボンナノチューブは、同じ方向に沿って、均一に並列されている。単一の前記カーボンナノチューブフィルムの厚さは、10nm〜100μmである。前記複数のカーボンナノチューブは、それぞれ前記複数枚のカーボンナノチューブフィルムの表面に平行に配列され、相互に平行に配列されている。隣接する前記カーボンナノチューブは所定の距離で分離して設置される。前記距離は0〜5μmである。前記距離が0μmである場合、隣接する前記カーボンナノチューブは分子間力で接続されている。前記カーボンナノチューブフィルムにおける各々の前記カーボンナノチューブの長さは、前記カーボンナノチューブフィルムの長さと同じである。単一の前記カーボンナノチューブの長さは、1cm以上であり、1cm〜30cmであることが好ましい。さらに、各々の前記カーボンナノチューブ145に結節がない。本実施形態において、前記カーボンナノチューブフィルムの厚さは10μmである。単一の前記カーボンナノチューブ145の長さは10cmである。
前記カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも1枚のカーボンナノチューブフィルムを含む。単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブは、絡み合い、等方的に配列されている。前記カーボンナノチューブ構造体においては、前記複数のカーボンナノチューブが均一に分布されている。複数のカーボンナノチューブは配向せずに配置されている。単一の前記カーボンナノチューブの長さは、100nm以上であり、100nm〜10cmであることが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体は、自立構造の薄膜の形状に形成されている。ここで、自立構造は、支持体材を利用せず、前記カーボンナノチューブ構造体を独立して利用することができるという形態である。
前記複数のカーボンナノチューブは、分子間力で接近して、相互に絡み合って、カーボンナノチューブネット状に形成されている。前記複数のカーボンナノチューブは配向せずに配置されて、多くの微小な穴が形成されている。ここで、単一の前記微小な穴の直径が10μm以下になる。前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、相互に絡み合って配置されるので、該カーボンナノチューブ構造体は柔軟性に優れ、任意の形状に湾曲して形成させることができる。用途に応じて、前記カーボンナノチューブ構造体の長さ及び幅を調整することができる。前記カーボンナノチューブ構造体の厚さは、0.5nm〜100μmである。
また、前記第一カーボンナノチューブ構造体は、上述した各種のカーボンナノチューブフィルムと高分子材料とからなる複合構造体であることもできる。前記高分子材料は、前記カーボンナノチューブフィルムのカーボンナノチューブの間に均一に分布される。前記高分子材料は、透明な高分子材料であり、その具体的な材料に対して限定しない。例えば、前記透明な高分子材料として、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ベンゾシクロブテン(BCB)又はシクロオレフィンポリマー(COP)などを用いることができる。
本実施例において、前記第一導電構造体122及び第二導電構造体142における第一カーボンナノチューブ構造体は、1枚のカーボンナノチューブフィルムとPMMAからなった複合構造体である。ここで、単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおいて、複数のカーボンナノチューブが同じ方向に沿って、端と端が接続されている。前記第一導電構造体122のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは第一方向に沿って配列され、前記第二導電構造体142のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは第二方向に沿って配列されている。前記カーボンナノチューブ複合構造体の厚さは0.5nm〜100μmであり、その幅は0.01cm〜10cmである。
前記タッチパネル10において、前記第一電極124及び第二電極144は、導電性材料からなる。言い換えれば、前記第一電極124及び第二電極144は、金属層、導電性ポリマー又はカーボンナノチューブ構造体である。前記金属層の材料としては、金(Au)、銀(Ag)又は銅(Cu)のような導電性金属である。前記導電性ポリマーの材料としては、ポリアセチレン(Polyacetylene)、ポリパラフェニレン(PPP)、ポリアニリン(Polyaniline)、ポリピロール(PPy)、ポリチオフェン(Polythiophenes)などである。導電材料としてカーボンナノチューブ構造体を用いるのが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも1枚の引き出して得たカーボンナノチューブフィルムを含む。本実施例において、前記第一電極124及び第二電極144は、導電性銀ペースト層である。また、柔軟性タッチパネルを利用した液晶表示パネル300に用いる上述した電極124、144は、一定な強靭性及び湾曲が容易な柔軟性を有する。
前記タッチパネル10において、前記第二電極板14の、前記第一電極板12に近接する表面の周縁に沿って枠形の絶縁部18を設置する。前記第一電極板12は、前記第一電極板12の第一導電構造体122が前記第二電極板14の第二導電構造体142に対向して前記絶縁部18の上に設置される。前記第一導電構造体122と前記第二導電構造体142との間の間隔は2μm〜10μmである。
上述した複数のスペーサ16は、それぞれ所定の距離だけ離れて、均一に前記第二電極板14の第二導電構造体142と前記第一電極板12の第一導電構造体122との間に設置される。
前記絶縁部18及び前記複数のスペーサ16は、全部絶縁性樹脂又は他の絶縁材料からなることができる。前記絶縁部18及び前記スペーサ16は、前記第一電極板12と前記第二電極板14の盲目的な電気的接触を防止することができる。また、タッチパネル10のサイズが小さい場合、前記第一電極板12と前記第二電極板14との絶縁を確保すれば、前記スペーサ16を省略しても良い。
また、前記タッチパネル10において前記第一電極板12を保護するために、前記第一電極板12の、前記第二電極板14に近接する表面との反対面に透明な保護膜126を設置することができる。前記保護膜126は、粘着剤又は熱圧方式によって前記第一電極板12の第一導電構造体122の、前記第二電極板14に近接する表面との反対面に接着されることもできる。前記保護膜126は、特別な処理(例えば、表面硬化処理等)を実施したプラスチック膜又は樹脂膜である。前記樹脂膜は、ポリエステル、ベンゾシクロブテン(BCB)及びアクリル酸樹脂のような材料によって形成される。本実施例において、前記保護膜126の材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いる。前記保護膜126は、前記第一電極板12を保護して前記タッチパネル10の耐用性を向上させる。前記保護膜126は、グレアや反射を低減させる機能のような付加機能も有する。
前記第一偏光層110の材料としては、従来技術で用いる常用の偏光材料である。前記偏光材料は、ヨード系材料及び染料系材料のような二色性有機高分子材料である。また、前記第一偏光層110は、1枚の配向型のカーボンナノチューブフィルムであることができる。前記配向型のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは同じ方向に沿って配向して配列される。前記第一偏光層110が引き出して得たカーボンナノチューブフィルム構造によって構成されるのが好ましい。前記第一偏光層110の厚さは1μm〜0.5mmである。
前記カーボンナノチューブの電磁波に対する吸収能力が黒体に接近するので、前記カーボンナノチューブは、各種波長の電磁波に対して皆均一な吸収特性を有する。従って、第一偏光層110における配向型のカーボンナノチューブフィルムも、各種波長の電磁波に対して全部均一な偏光吸収の特性を有する。光線が前記第一偏光層110に入射する場合、振動方向が前記カーボンナノチューブの長さ方向に平行する光線は吸収され、振動方向が前記カーボンナノチューブの長さ方向に直交する光線は透過されるので、出射光線が直線偏光の光線である。従って、カーボンナノチューブフィルムは、従来技術での偏光素子に代わって偏光作用をすることができる。
また、前記第一偏光層110が同じ方向に沿って配向して配列されたカーボンナノチューブを含むので、前記第一偏光層110は優れた導電性能を有する。そのため、前記第一偏光層110はタッチパネルを利用した液晶表示パネル300の上電極としても用いられる。本発明のタッチパネルを利用した液晶表示パネル300における前記第一偏光層110が、光線に対して偏光を行うと共に、上電極の作用もできるので、上電極層を別に設置する必要がなく、前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300の厚さを薄くし、前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300の構造を簡単にし、前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300のコストを低下させ、バックライトの光源の利用率を向上させ、表示の質を改善することができる。
前記第一配向層112の材料として、ポリスチレン(PS)及びその誘導体(Derivative)、ポリイミド(Polyimide)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエステル(Polyester)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ポリウレタン(Polyurethanes)、ポリシラン(Polysilane)などを用いる。前記第一配向層112の第一凹溝(図示せず)は、ラビング法、SiOx膜斜方蒸着法、又は膜の表面に微細溝を形成する方法(Micro−Grooves Treatment Method)等のような従来技術によって形成される。前記第一凹溝は、液晶分子を配向して配列させる。本実施例において、前記第一配向層112の材料はポリイミドであり、その厚さは1μm〜50μmである。
図1及び図3に示したように、前記下基板200は、第二配向層212と、薄膜トランジスタパネル220と、第二偏光層210と、を順に備える。
前記第二偏光層210は、前記薄膜トランジスタパネル220の下表面(液晶層310側の表面とは反対側の薄膜トランジスタパネル220の表面)に設置される。前記第二偏光層210の材料は、前記第一偏光層の材料と同じである。前記偏光材料は、ヨード系材料及び染料系材料のような二色性有機高分子材料である。前記第二偏光層210の厚さは1μm〜0.5mmである。前記第二偏光層210は、前記タッチパネルを利用した液晶表示パネルの下方に設置された導光板(図示せず)から出射された光線を偏光させて、単一な方向に沿う偏光された光線を得る。前記第二偏光層210の偏光方向は、前記第一偏光層110の偏光方向に直交する。
前記第二配向層212は、前記薄膜トランジスタパネル220の上表面(液晶層310に近接する薄膜トランジスタパネル220の表面)に設置される。前記第二配向層212の上表面に、前記液晶層310の液晶分子を配向して配列させる平行な複数の第二凹溝(図示せず)がさらに設置される。前記複数の第二凹溝は、前記第一配向層112の第一凹溝に直交する。前記第二配向層212の材料は、前記第一配向層112の材料と同じである。
前記第二配向層212の第二凹溝と前記第一配向層112の第一凹溝との配列方向が直交するので、前記第一配向層112と前記第二配向層212との間の液晶分子は、その2層の配向層112、212の間で90度ねじれた状態に配列される。従って、前記第二配向層212によって偏光された光線は、ねじれた液晶分子によって90度の角度にねじれる。本実施例において、前記第二配向層212の材料はポリイミドであり、その厚さは1μm〜50μmである。
図5に示したように、前記薄膜トランジスタパネル220は、第三基材240、及び前記第三基材の表面に設置された複数の薄膜トランジスタ222、複数の画素電極224、複数のソース(Source)電極線226及び複数のゲート(Gate)電極線228を備える。
前記複数のソース電極線226は第一方向で相互に平行に設置され、前記複数のゲート電極線228は第二方向で相互平行に設置されている。前記ソース電極線226と前記ゲート電極線228とは、10°〜90°で絶縁的に交差されて、前記第三基材240の表面には複数の格子242が形成される。
単一の前記格子242の内に、1つの前記薄膜トランジスタ222及び1つの前記画素電極224が設置され、前記画素電極224及び薄膜トランジスタ222は、相互に間隔があるように設置される。各々の前記格子242の内で、前記画素電極224は薄膜トランジスタ222のドレイン電極2224に電気的に接続され、前記薄膜トランジスタ222のソース電極2222は前記ソース電極線226に電気的に接続され、前記薄膜トランジスタ222のゲート電極2228は前記ゲート電極線228に電気的に接続される。即ち、前記複数の格子242は複数の列及び行に沿って配列され、毎行に従う格子242の内のソース電極は全部前記ソース電極線226に電気的に接続され、毎列に従う格子242の内のゲート電極は全部前記ゲート電極線に電気的に接続される。
前記薄膜トランジスタパネル220は、表示パネル駆動回路(図示せず)をさらに備えることができる。前記複数のソース電極線226及び複数のゲート電極線228は前記表示パネル駆動回路に電気的に接続され、前記表示パネル駆動回路は前記複数のソース電極線226及び複数のゲート電極線228を通して前記薄膜トランジスタ222のON/OFFを制御する。前記表示パネル駆動回路は、前記第三基材に集積設置されて集積回路板を形成する。
前記第三基材240は、透明な基材であり、その材料としては、ガラス、石英、セラミックス、シリコンチップなどのような硬性材料、又は樹脂、プラスチックなどの柔軟性材料を用いることができる。本実施例において、前記第三基材240の材料はPETである。また、第三基材240として大型集積回路の中のプリント回路板を用いることができる。
前記画素電極224は導電薄膜であり、その材料としては導電性材料である。前記画素電極224を液晶表示パネルに用いられる場合、前記画素電極224としては、ITO層、アンチモン・スズ酸化物(ATO)層、インジウム・亜鉛酸化物(IZO)層又は金属型カーボンナノチューブフィルムのような透明な導電構造体である。前記画素電極224の面積の範囲は10μm〜0.1mmである。本実施例において、前記画素電極224の材料としてITOを採用し、その面積を0.05mmにする。
前記ソース電極線226及びゲート電極線228の材料としては、金属、合金及び導電性ポリマーである。前記金属又は合金の材料としては、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、金(Au)、チタン(Ti)、ネオジム(Nd)、パラジウム(Pd)、セシウム(Cs)及びそれらの任意の組み合わせの合金である。また、前記ソース電極線226及びゲート電極線228は、金属型カーボンナノチューブ線によって構成することもできる。前記ソース電極線226及びゲート電極線228の幅の範囲は、0.5nm〜100μmである。本実施例において、前記ソース電極線226及びゲート電極線228の材料としてAlを採用し、その直径を10μmにする。
図6に示したように、前記薄膜トランジスタ222は、半導体層2220と、ソース電極2222と、ドレイン電極2224と、薄膜トランジスタの絶縁層2226と、ゲート電極2228と、を備える。前記半導体層2220は、前記ソース電極2222及び前記ドレイン電極2224に電気的に接続され、前記ゲート電極2228は、前記薄膜トランジスタの絶縁層2226を介して前記半導体層2220、前記ソース電極2222及びドレイン電極2224と絶縁的に設置される。前記薄膜トランジスタ222は、トップゲート型構造又はボトムゲート型構造であることができる。
本実施例において、前記薄膜トランジスタ222は、ボトムゲート型構造である。前記ゲート電極2228は、前記第三基材240の表面に設置される。前記絶縁層2226は、前記ゲート電極2228を被覆するように設置される。前記半導体層2220は、前記絶縁層2226の、前記ゲート電極2228に近接する表面との反対面に設置され、前記絶縁層2226によって前記ゲート電極2228と絶縁される。前記ソース電極2222と前記ドレイン電極2224とは、間隔があるように設置され、前記半導体層2220に電気的に接続される。
前記半導体層2220は、第二カーボンナノチューブ構造体を含む。前記第二カーボンナノチューブ構造体は、複数のカーボンナノチューブを含む。前記カーボンナノチューブは、単層又は二層の半導体型カーボンナノチューブである。前記単層の半導体型カーボンナノチューブの直径は0.5nm〜50nmであり、前記二層の半導体型カーボンナノチューブの直径は1.0nm〜50nmである。前記半導体型カーボンナノチューブの直径を10nmより小さくするのが好ましい。前記半導体層2220の長さは1μm〜100μmであり、幅は1μm〜1mmであり、厚さは0.5nm〜100μmである。
前記第二カーボンナノチューブ構造体は、カーボンナノチューブが配向し又は配向せずに配列されている配向型又は非配向型のカーボンナノチューブフィルムを含む。前記非配向型のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは配向せずに又は等方的に配列される。前記配向せずに配列されたカーボンナノチューブは絡み合い、前記等方的に配列されたカーボンナノチューブは前記カーボンナノチューブフィルムの表面に平行する。前記配向型のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、同じ方向又は異なる方向に沿って優先方位に配列される。前記第二カーボンナノチューブ構造体が長いカーボンナノチューブによって構成された少なくとも1枚の長いカーボンナノチューブフィルムを含むのが好ましい。図7に示したように、前記長いカーボンナノチューブフィルムにおける長いカーボンナノチューブは、相互に平行され、並んで配列され、隣接する2つのカーボンナノチューブは分子間力によって緊密に結合される。この時の前記第二カーボンナノチューブ構造体の長さは前記第二カーボンナノチューブ構造体における長いカーボンナノチューブの長さと同じである。
前記第二カーボンナノチューブ構造体が積層状態に設置された複数枚の配向型のカーボンナノチューブフィルムを含む場合、前記複数枚の配向型のカーボンナノチューブフィルムは任意の方向を沿って積層状態に設置されることができる。従って、隣接する2枚の配向型のカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブは、それぞれ角度αで交差して配列されている。ここで、該角度αは、0≦α≦90°の条件を満たす。前記前記第二カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブが前記薄膜トランジスタ222のソース電極2222からドレイン電極2224に至る方向に沿って配列されるのが好ましい。
本実施例において、前記半導体層2220は、長いカーボンナノチューブによって構成された1枚の配向型のカーボンナノチューブフィルムを含む。前記半導体層2220の長さは50μmであり、幅は300μmであり、厚さは5nmである。前記半導体層2220の前記ソース電極2222とドレイン電極2224との間の区域にチャネル(図示せず)が形成されている。前記チャネルの長さは5μmであり、幅は40〜100μmである。前記長いカーボンナノチューブの両端はそれぞれに前記ソース電極2222及び前記ドレイン電極2224に接続される。
前記薄膜トランジスタパネル220は、タッチパネルを利用した液晶表示パネル300の中で液晶画素ドットの駆動素子として用いられる。前記表示パネル駆動回路を通して前記画素電極224と前記第一偏光層110との間に電圧を印加した場合、前記第一配向層112と第二配向層212との間に設置された液晶層310の液晶分子は配向して配列される。従って、前記第二偏光層210によって偏光された光線は、ねじれていない状態で前記第一偏光層110に直接至る。この時の光線は前記第一偏光層110を透過することができない。
前記表示パネル駆動回路を通して前記画素電極224と前記第一偏光層110との間に電圧を印加しない場合、前記第一配向層112と第二配向層212との間に設置された液晶層310の液晶分子はねじれた状態に配列される。従って、前記第二偏光層210によって偏光された光線は、前記液晶層310のねじれた状態に配列された液晶分子によってねじれる。この時の光線は前記第一偏光層110を透過することができる。
図8に示したように、前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300は、タッチパネル制御器40、中央処理器50及び表示素子制御器60をさらに備える。
前記タッチパネル制御器40、前記中央処理器50及び前記表示素子制御器60は、電気回路によって相互に電気的に接続される。その中、前記タッチパネル制御器40は前記タッチパネル10に電気的に接続され、前記表示素子制御器60は前記下基板200の薄膜トランジスタパネル220の表示パネル駆動回路に電気的に接続される。前記タッチパネル制御器40は、指又はペンのような接触素子70で図案又はメニューなどを接触又は押圧することによって入力情報を選択し、その入力情報を前記中央処理器50に伝送する。前記中央処理器50は、前記表示素子制御器60を通して前記薄膜トランジスタパネル220の表示パネル駆動回路を制御することで画像を表示する。
前記タッチパネルを利用した液晶表示パネル300を作動する場合、前記タッチパネル10の第一電極板12の間及び第二電極板14の間にそれぞれに5Vの電圧を印加する。この時、使用者はタッチパネル10の背面の表示素子に表示された内容に対して視覚的に確認を進行しながら、指又はペンのような接触素子70で前記タッチパネル10の第一電極板12に対して操作を進行する。これにより、前記第一電極板12の前記第一基体120が湾曲して、押圧部位71の前記第一電極板12の第一導電構造体122と前記第二電極板14の第二導電構造体142とは回路を形成する。この時、前記タッチパネル制御器40は、それぞれに前記第一導電構造体122の第一方向での電圧変化と前記第二導電構造体142の第二方向での電圧変化とを測定する一方、正確に計算して押圧部位71の座標に転換する。前記タッチパネル制御器40は、デジタル化された押圧部位71の座標を前記中央処理器50に伝送する。前記中央処理器50は前記押圧部位71の座標に基づいて相応する指令を出力して、電子装置(図示せず)の各種機能を転換させ、前記表示素子制御器60を通して前記薄膜トランジスタパネル220の表示パネル駆動回路を制御することで画像を表示する。
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も又、本発明の特許請求の範囲内に含まれるものであることは、いうまでもない。
100 上基板
10 タッチパネル
110 第一偏光層
112 第一配向層
12 第一電極板
120 第一基材
122 第一導電構造体
124 第一電極
126 保護膜
14 第二電極板
140 第二基材
142 第二導電構造体
144 第二電極
16 スペーサ
18 絶縁層
200 下基板
210 第二偏光層
212 第二配向層
220 薄膜トランジスタパネル
222 薄膜トランジスタ
2220 半導体層
2222 ソース電極
2224 ドレイン電極
2226 薄膜トランジスタの絶縁層
2228 ゲート電極
224 画素電極
226 ソース電極線
228 ゲート電極線
240 第三基材
242 格子
300 タッチパネルを利用した液晶表示パネル
310 液晶層
40 タッチパネル制御器
50 中央処理器
60 表示素子制御器
70 接触素子
71 押圧部位

Claims (4)

  1. 透明導電構造体を含むタッチパネルが設置された第一素子と、
    薄膜トランジスタパネルが設置され、且つ前記第一素子に対向する第二素子と、
    前記第一素子と前記第二素子との間に設置された液晶層と、
    を備え、
    前記タッチパネルの透明導電構造体が第一カーボンナノチューブ構造体を含み、
    前記薄膜トランジスタパネルが半導体層を含み、
    前記半導体層が第二カーボンナノチューブ構造体を含み、
    前記第一カーボンナノチューブ構造体及び第二カーボンナノチューブ構造体は、少なくとも一枚のカーボンナノチューブフィルムからなり
    前記カーボンナノチューブフィルムは、複数のカーボンナノチューブからなり、
    単一の前記カーボンナノチューブフィルムにおける前記複数のカーボンナノチューブは、同じ方向に沿って配列されていることを特徴とするタッチパネルを利用した液晶表示パネル。
  2. 前記第一カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブが金属型カーボンナノチューブであり、
    前記第二カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブが半導体型カーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネルを利用した液晶表示パネル。
  3. 前記タッチパネルは、
    第一基材及び前記第一基材に設置される第一導電層を有する第一電極板と、
    前記第一電極板から所定の距離だけ離れ、第二基材及び前記第二基材に設置される第二導電層を有する第二電極板と、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネルを利用した液晶表示パネル。
  4. 前記カーボンナノチューブ構造体において、カーボンナノチューブが分子間力で接続され、均一に分布されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のタッチパネルを利用した液晶表示パネル。
JP2009160170A 2008-07-04 2009-07-06 タッチパネルを利用した液晶表示パネル Active JP5415849B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2008100683173A CN101620328B (zh) 2008-07-04 2008-07-04 触摸式液晶显示屏
CN200810068317.3 2008-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010015153A JP2010015153A (ja) 2010-01-21
JP5415849B2 true JP5415849B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=41513640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009160170A Active JP5415849B2 (ja) 2008-07-04 2009-07-06 タッチパネルを利用した液晶表示パネル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5415849B2 (ja)
CN (1) CN101620328B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220005640A (ko) 2010-04-28 2022-01-13 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 표시 장치
CN102221949A (zh) * 2011-05-12 2011-10-19 信利半导体有限公司 电容式触摸屏及其制作方法
KR102026111B1 (ko) * 2011-10-24 2019-09-30 엘지디스플레이 주식회사 터치패널 및 그 제조 방법
CN103885639A (zh) * 2014-03-27 2014-06-25 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 柔性智能信息交换终端
CN104391598A (zh) * 2014-10-31 2015-03-04 业成光电(深圳)有限公司 触控显示装置及其制作方法
CN105609636B (zh) * 2016-02-17 2018-05-08 上海交通大学 定向单壁碳纳米管阵列为沟道的场效应晶体管及制作方法
CN106019449A (zh) * 2016-05-27 2016-10-12 京东方科技集团股份有限公司 偏光膜层、显示装置及其制作方法
CN114660883B (zh) * 2020-12-22 2024-03-19 宁波激智科技股份有限公司 一种抗环境光激光电视屏幕及其制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100483189C (zh) * 2002-08-20 2009-04-29 三星电子株式会社 液晶显示设备
CN1281982C (zh) * 2002-09-10 2006-10-25 清华大学 一种偏光元件及其制造方法
JP4572543B2 (ja) * 2003-02-14 2010-11-04 東レ株式会社 電界効果型トランジスタ並びにそれを用いた液晶表示装置
US7150865B2 (en) * 2003-03-31 2006-12-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method for selective enrichment of carbon nanotubes
JPWO2005104141A1 (ja) * 2004-04-20 2008-03-13 タキロン株式会社 タッチパネル用透明導電成形体およびタッチパネル
KR100770258B1 (ko) * 2005-04-22 2007-10-25 삼성에스디아이 주식회사 유기 박막트랜지스터 및 그의 제조 방법
JP2007011997A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Fujitsu Component Ltd タッチパネル
JP2007073706A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Seiko Epson Corp 配線基板、電気光学装置、電子機器、および配線基板の製造方法
JP2007123870A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平板表示装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010015153A (ja) 2010-01-21
CN101620328A (zh) 2010-01-06
CN101620328B (zh) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4571698B2 (ja) タッチパネルを利用した液晶表示パネル
JP5415849B2 (ja) タッチパネルを利用した液晶表示パネル
JP5415852B2 (ja) タッチパネルを利用した液晶表示装置
CN101825796B (zh) 触摸式液晶屏
US10901565B2 (en) Portable computer
US8260378B2 (en) Mobile phone
JP5713985B2 (ja) フレキシブルタッチスクリーンディスプレイ
CN101876766B (zh) 触摸式液晶屏
US10452219B2 (en) Touch sensor
CN101852935A (zh) 触摸式液晶显示屏
JP2010020769A (ja) タッチパネルを利用した液晶表示装置
CN101852934A (zh) 触摸式液晶显示屏
TWI481923B (zh) 觸摸式液晶顯示器
TWI486675B (zh) 具有觸控功能的液晶模組的製備方法
TW201405200A (zh) 液晶面板
JP5473440B2 (ja) タッチパネルを利用した液晶表示パネルの製造方法
TWI489173B (zh) 具有觸控功能的液晶模組的製備方法
TW201405210A (zh) 液晶面板
TWI391853B (zh) 觸摸式液晶顯示屏
TWI539202B (zh) 觸摸式液晶屏
TWI486682B (zh) 具有觸控功能的液晶模組
TWI377396B (en) Liquid crystal display with touch panel
TWI416210B (zh) 觸摸式液晶顯示屏
TWI427524B (zh) 觸摸屏
TWI377395B (en) Liquid crystal display with touch panel

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5415849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250