JP5412761B2 - ガスバリア性ラミネート用接着剤及びラミネートフィルム - Google Patents
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Description
一方、これらの問題を解決する方法として、特許文献3にはポリウレタン系接着剤が、また、特許文献4ではエポキシ系ラミネート用接着剤が提案されている。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る、少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体
(D)ポリアミンとの反応によりカーバメート部位を形成する、カーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物
本発明のラミネート用接着剤は各種フィルム材料に対する好適な接着性能に加え、高いガスバリア性を有する事を特徴としていることから、ガスバリア性能と接着性能を1つの層に兼備させることが可能になる。その結果、従来の包装材料用ラミネートフィルムの場合、ガスバリア機能を有する層と、該層とシーラント層との接着のために塗工される接着層を別途使用する必要があったが、本発明のラミネート用接着剤を使用することにより、ガスバリア層を別途設けることなく高いガスバリア性を有する包装材料用ラミネートフィルムを作製する事が可能となる。また、PVDCコート層やポリビニルアルコール(PVA)コート層、エチレン‐ビニルアルコール共重合体(EVOH)フィルム層、メタキシリレンアジパミドフィルム層、アルミナ(Al2O3)やシリカ(Si)などを蒸着した無機蒸着フィルム層などの従来のガスバリア性フィルムとシーラント層との接着のための接着層として使用することも可能であり、その場合にはフィルムのガスバリア性を著しく向上させることができる。また、一般に高湿度条件下でのガスバリア性能低下という欠点を持つガスバリア性フィルムにおいても、本発明のラミネート用接着剤を併用することにより、その欠点を解消することができる。
また、本発明のラミネート用接着剤を使用して作製されるラミネートフィルム、及び該ラミネートフィルムを使用し、これを製袋して得られる包装用袋は酸素や水蒸気などのガスバリア性及びそのラミネート強度、ヒートシール強度等に優れ、機械的、化学的、あるいは、物理的強度において所定の強度等を有し、例えば、耐熱性、耐水性、保香性、耐光性、耐薬品性、耐突き刺し性、その他等の諸堅牢性に優れることから、菓子類、ステープル類、農産加工品、畜産加工品、水産加工品、果肉類、野菜類、冷凍惣菜、チルド惣菜などの調理済食品、乳製品、液体調味料などの食品類や化粧品類、医薬品類などの充填包装される内容物等を充分に保護し、その貯蔵・保存安定性、充填包装適性等に優れた包装体を提供する事ができる。
生成したエポキシ樹脂の数平均分子量は各種アルコール類、フェノール類及びアミン類に対するエピハロヒドリンのモル比により異なるが、約80〜4000であり、約200〜1000であることが好ましく、約200〜500であることがより好ましい。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン
(B)ポリアミンとの反応によりアミド基部位を形成し、且つオリゴマーを形成し得る、少なくとも1つのアシル基を有する多官能性化合物
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体
(D)ポリアミンとの反応によりカーバメート部位を形成する、カーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物
アミド基形成反応の際には反応を完結させるために必要に応じて反応の最終段階において反応装置内を減圧処理することもできる。また、必要に応じて非反応性の溶剤を使用して希釈することもできる。更に脱水剤、脱アルコール剤として、亜リン酸エステル類などの触媒を添加することもできる。
一方、(B)として酸無水物、酸塩化物を使用する場合には0〜150℃、好ましくは0〜100℃の条件下で混合後、アミド基形成反応を行うことにより実施される。
アミド基形成反応の際には反応を完結させるために必要に応じて反応の最終段階において反応装置内を減圧処理することもできる。また、必要に応じて非反応性の溶剤を使用して希釈することもできる。更にピリジン、ピコリン、ルチジン、トリアルキルアミンなどの3級アミンを添加することもできる。
カーバメート部位形成反応の際には、反応を促進するために必要に応じて(D)を溶融もくしは非反応性の溶剤を使用して希釈することもできる。
これらのラミネート法及びその他の一般的に使用されうるラミネート法は必要に応じて組み合わせることも可能であり、用途や形態に応じてラミネートフィルムの層構成は変化し得る。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.93molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Aを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.90molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Bを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.88molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Cを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.87molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Dを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.75molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.27molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Eを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.93molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.55molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Fを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.93molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、65℃に冷却した後、溶融したエチレンカーボネート0.11molを30分かけて滴下し、5時間65℃に保持し、エポキシ樹脂硬化剤Gを得た。
反応容器に1molのメタキシリレンジアミンを仕込んだ。窒素気流下60℃に昇温し、0.93molのアクリル酸メチルを1時間かけて滴下した。生成するメタノールを留去しながら165℃に昇温し、2.5時間165℃を保持した。メタノールを1.5時間かけて滴下して固形分濃度65%とし、攪拌、冷却した後、エポキシ樹脂硬化剤Hを得た。
<ポットライフ (hr)>
エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤、溶剤を混合した溶液(塗料溶液)を25℃に保持した。ザーンカップNo.3にて粘度を30分毎に測定し、保持時間とザーンカップ粘度(秒)との関係を調べた。塗料溶液を調製してからザーンカップ粘度20秒に到達するまでの時間をポットライフとした。
<酸素透過率 (ml/m2・day・MPa)>
酸素透過率測定装置(モダンコントロール社製、OX-TRAN ML2/21)を使用して、ラミネートフィルムの酸素透過率を23℃、相対湿度60%の条件下で測定した。また、高湿度下での酸素透過率については23℃、相対湿度90%の条件下で測定した。
<ラミネート強度 (g/15mm)>
JISK-6854に指定されている方法を用い、ラミネートフィルムのラミネート強度をT型剥離試験により100mm/minの剥離速度で測定した。
<ボイル処理後のラミネート強度 (g/15mm)>
JISK-6854に指定されている方法を用い、Retort Food Autoclave(Tomy社製)を用いて90℃で30分間ボイル処理を施したラミネートフィルムのラミネート強度をT型剥離試験により100mm/minの剥離速度で測定した。
<ヒートシール強度 (kg/15mm)>
ヒートシール処理器(東洋精機製作所製、熱傾斜試験機)を使用して、150℃、2kg/cm2、1秒の処理条件でヒートシール処理を行なったラミネートフィルムの試験片を300mm/minの引張り速度で評価した。
エポキシ樹脂硬化剤Aを245重量部及びメタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂(三菱ガス化学(株)製;TETRAD−X)を50重量部、メタノール265重量部、酢酸エチル39重量部を含む溶液を作製し、そこにシリコン系消泡剤(ビック・ケミー社製;BYK065)を0.1重量部加え、よく攪拌することにより、塗布液を得た。この塗料溶液のポットライフを評価した。
この塗布液を厚み15μmの延伸ナイロンフィルム(東洋紡績(株)製;ハーデンN1102)に110線/inch深さ95μmのグラビアロール、硬度A70(JIS K 6253)の圧胴を圧胴圧2kg/cm2にて使用して接着剤を塗布し(塗布量:3.8 g/m2(固形分))、次いで60℃(入り口付近)〜90℃(出口付近)の乾燥オーブンで乾燥させた後、厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(東セロ(株)製TUX−MCS)を、70℃に加熱したニップロールにより貼り合わせ、巻取り速度120m/minで巻取り、40℃で2日間エージングすることによりラミネートフィルムを得た。得られたラミネートフィルムについてそのガスバリア性、ラミネート強度を評価した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aを164重量部用い、メタノールを204重量部、酢酸エチルを29重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aを327重量部用い、メタノールを324重量部、酢酸エチルを32重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Bを235重量部用い、メタノールを257重量部、酢酸エチルを38重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Cを228重量部用い、メタノールを252重量部、酢酸エチルを37重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Dを225重量部用い、メタノールを249重量部、酢酸エチルを36重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Eを191重量部用い、メタノールを224重量部、酢酸エチルを32重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Fを421重量部用い、メタノールを394重量部、酢酸エチルを60重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Gを191重量部用い、メタノールを224重量部、酢酸エチルを32重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Cを228重量部及びメタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂(三菱ガス化学(株)製;TETRAD−X)を50重量部、メタノール888重量部、酢酸エチル108重量部を含む溶液を作製し、そこにシリコン系消泡剤(ビック・ケミー社製;BYK065)を0.1重量部加え、よく攪拌することにより、塗料溶液を得た。この塗料溶液のポットライフを評価した。
この塗布液をアンカーコート装置、単軸押出機、Tダイ、冷却ロール及びスリッター及び巻取機からなる押出ラミネーター装置を用い、200線/inch深さ38μmグラビアロールを使用して厚み15μmの延伸ナイロンフィルムに塗布し(塗布量:1.0 g/m2(固形分))、80℃の乾燥オーブンで乾燥させた後、シーラント層として繰り出される厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(東セロ(株)製TUX−MCS)との間に低密度ポリエチレンフィルム(日本ポリエチレン(株)製ノバテックLC−600A)を厚さ20μmで押出ラミネートし、巻取り速度100m/minで巻取り、40℃で1日間エージングすることによりラミネートフィルムを得た。得られたラミネートフィルムについてそのガスバリア性、ラミネート強度を評価した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂硬化剤Aの代わりにエポキシ樹脂硬化剤Hを163重量部用い、メタノールを201重量部、酢酸エチルを29重量部とした以外は実施例1と同様の方法で作製した。結果を表1に示す。
ポリウレタン系接着剤塗布液として、ポリエーテル成分(東洋モートン(株)製;TM-329)を50重量部、ポリイソシアネート成分(東洋モートン(株)製;CAT-8B)を50重量部含む酢酸エチル溶液(固形分濃度;30重量%)を作製し、実施例1の塗布液の代わりに用いた以外は実施例1と同様の方法でラミネートフィルムを作製した。
Claims (12)
- エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤からなるエポキシ樹脂組成物を主成分とするラミネート用接着剤であって、該エポキシ樹脂硬化剤が下記の(A)と(B)と(D)の反応生成物、又は(A)と(B)と(C)と(D)の反応生成物であることを特徴とするラミネート用接着剤。
(A)メタキシリレンジアミン又はパラキシリレンジアミン
(B)アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体
(C)炭素数1〜8の一価カルボン酸及び/又はその誘導体
(D)ポリアミンとの反応によりカーバメート部位を形成する、カーボネート部位を少なくとも1つ有する官能性化合物 - 前記エポキシ樹脂組成物中のエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤の配合割合が、エポキシ樹脂中のエポキシ基に対するエポキシ樹脂硬化剤中の活性水素の当量比(活性水素/エポキシ基)として、0.2〜5.0の範囲である請求項1に記載のラミネート用接着剤。
- (A)と(B)と(D)の反応、又は(A)と(B)と(C)と(D)の反応を行う際の(A)の活性水素数に対する、(B)の炭素−炭素二重結合数、(B)のアシル基数の2倍、(C)のカルボキシル基及びその誘導官能基の数ならびに(D)のカーボネート部位数の和の比が、0.25〜0.99の範囲である請求項1又は2に記載のラミネート用接着剤。
- 前記エポキシ樹脂硬化剤が、(a)メタキシリレンジアミンと、(b)アクリル酸、メタクリル酸及び/又はそれらの誘導体と、(d)エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート又はトリメチレンカーボネートとの反応生成物である請求項1又は2に記載のラミネート用接着剤。
- 前記(a)と(b)と(d)の反応モル比((a)対(b)対(d))が1対0.7〜0.95対0.1〜0.7の範囲である請求項4に記載のラミネート用接着剤。
- 前記エポキシ樹脂がメタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、1,3-ビス(アミノメチル)シクロヘキサンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、パラアミノフェノールから誘導されたグリシジルアミノ基及び/又はグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールAから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂、フェノールノボラックから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂及びレゾルシノールから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂から選ばれる少なくとも1つの樹脂である請求項1〜5のいずれかに記載のラミネート用接着剤。
- 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂、及び/又はビスフェノールFから誘導されたグリシジルオキシ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである請求項1〜5のいずれかに記載のラミネート用接着剤。
- 前記エポキシ樹脂が、メタキシリレンジアミンから誘導されたグリシジルアミノ基を有するエポキシ樹脂を主成分とするものである請求項1〜5のいずれかに記載のラミネート用接着剤。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のラミネート用接着剤を使用して作製したラミネートフィルム。
- 請求項9に記載のラミネートフィルムを含む多層包装材料。
- ヒートシール性樹脂層を有する請求項10に記載の多層包装材料。
- 請求項11に記載の多層包装材料の、ヒートシール性樹脂層の面を対向させて重ね合わせ更に、その外周周辺の端部をヒートシールしてシール部を形成して製袋したことを特徴とする包装用袋。
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