JP5411372B1 - 開き窓用ヒンジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材が相互に結合されるリベット部に挿入されるワッシャにオイル注入空間を設け、オイルを用いて作動の円滑な開き窓の開閉を可能とし、さらにワッシャの摩耗を防止し、長時間の使用によるリベット部の緩みを防止できる開き窓用ヒンジ装置を提供する。
【解決手段】窓枠に固定される第1固定部材及び第2固定部材と、窓に固定される第3固定部材と、第1リンク部材と、第2リンク部材とを具備する。前記第1固定部材は、前記窓枠に接触して固定可能に構成された第1の平面部を有する。前記第2固定部材は、前記第1平面部と同一の平面上に位置し前記窓枠に固定可能に構成された第2の平面部と、前記第2の平面部に設けられ前記第1固定部材が第1の方向に内挿される空間部を形成する凹部とを有し、前記第1固定部材と一体に結合される。
【選択図】図6

Description

本発明は、開き窓用ヒンジ装置に関する。より詳しくは、開き窓の障子が下方に垂れ下がるのを防止することができ、部材がリベットに互いに結合されるリベット部に用いられるワッシャのオイル注入空間にオイルを注入し、開き窓を開閉する際に、オイルによって作動を円滑にし、ワッシャの摩耗を防止し、長時間の使用によるリベット部の緩みを防止するだけではなく、部材間の結合力を増大させる開き窓用ヒンジ装置に関する。
一般的に、開き窓は可動部である障子と固定部である窓枠で構成され、障子と窓枠を連結して窓を開閉できるように障子と窓枠をリンクさせるヒンジが用いられる。
図1は、障子を窓枠に設けるための部品、すなわち、ヒンジの一例であって、このヒンジは、窓枠側の固定杆110、障子側の連結支持杆140、これを互いに連結するための第1支持杆120、及び第2支持杆130を備える。
この連結構造について説明すれば、第1支持杆120の両端が第1結合部150及び第2結合部160によって固定杆110と連結支持杆140にそれぞれ回動可能に連結され、第2支持杆130の両端が第3結合部170及び第4結合部180によって固定杆110と連結支持杆140にそれぞれ回動可能に連結される。
したがって、窓を開閉する際に、固定杆110に対して連結支持杆140が支持杆120、130を介してリンク運動することで窓を開閉することができる。説明していない符号190は、作動停止鍔である。
前記結合部を具体的に説明すれば、図2に示すように、固定杆110または連結支持杆140に形成された挿入溝と、例えば、第2支持杆130の一端に形成された挿入溝との間に樹脂ワッシャ158を挟み、固定杆110または連結支持杆140に形成された挿入溝、樹脂ワッシャ158の挿入溝及び第2支持杆130の挿入溝を介してリベット152を嵌めた後、リベット152の脚部先端を拡張してリベッティングすれば、リベット頭部154とリベット脚部先端の拡張部156によって固定杆110または連結支持杆140と、第2支持杆130とを結合することができる。
図2において、説明していない符号112は、固定杆110または連結支持杆140の折曲部分である。
しかし、上記のような従来のヒンジにおいては、樹脂ワッシャ158を採用することに対し次のような問題がある。部材間の摩擦板の機能を行う樹脂ワッシャ158は、従来耐摩耗性に優れる材料が多く用いられてきたが、その場合においても開閉を繰り返すことで磨耗して弾性力が急激に低下し、樹脂ワッシャ158の摩擦力が低下することがあった。これにより、結合部が緩み、窓が開いた状態で停止せずに、重力が作用する側に開いたり閉じたりするようになり、弱い風でも開閉するという問題があった。
また、従来のヒンジは、20kg以上の窓に用いられる場合、窓を開いたときに支持杆120、130が重力の作用する側に撓んだり、固定杆110が窓枠へ充分に固定されずに分離し、障子が垂れ下がるという問題があった。
すなわち、従来のヒンジは、耐久性が十分とは言えなかった。したがって、開閉を繰り返すことでリベットされた部分が緩んだり、支持杆の撓みや固定杆が分離するなどの問題によって新しいヒンジに交替しなければならず、労力の損失、使用上の不便さ、資源の無駄遣いを招くという問題があった。
韓国登録実用新案第0331954号
このような問題を解決するために本発明の目的は、部材が相互に結合されるリベット部に挿入されるワッシャにオイル注入空間を設け、オイルを用いて作動の円滑な開閉を可能とし、さらにワッシャの摩耗を防止し、長時間の使用によるリベット部の緩みを防止できる開き窓用ヒンジ装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、第1固定部材及び第1固定部材の上面に第2固定部材が結合され、その結合部分を拡張させることによって、障子が下方に垂れ下がるのを防止することができ、第1固定部材及び第2固定部材の結合力が増大され、それによって第1固定部材及び第2固定部材が互いに分離しないようにする開き窓用ヒンジ装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、窓枠に固定される第1固定部材及び第2固定部材と、障子に固定される第3固定部材と、第1リンク部材と、第2リンク部材とを具備する。
前記第1リンク部材は、前記第1固定部材に第1リベットを介して回動可能に結合された一端と、前記第3固定部材に第2リベットを介して回動可能に結合された他端とを有する
前記第2リンク部材は、前記第2固定部材に第3リベットを介して回動可能に結合された一端と、前記第3固定部材に第4リベットを介して回動可能に結合された他端とを有する。
前記第1固定部材は、前記窓枠に接触して固定可能に構成された第1の平面部を有する。
前記第2固定部材は、
前記第1平面部と同一の平面上に位置し前記窓枠に固定可能に構成された第2の平面部と、前記第2の平面部に設けられ前記第1固定部材が第1の方向に内挿される空間部を形成する凹部とを有し、前記第1固定部材と一体に結合される。
また、前記開き窓用ヒンジ装置は、第1ワッシャと、第2ワッシャとをさらに具備する。
前記第1ワッシャは、前記第2リンク部材と対向する第1の面に形成されオイルが注入される第1オイル注入空間を有し、前記第3リベットと前記第2リンク部材との間に配置される。
前記第2ワッシャは、前記第2固定部材と対向する第2の面に形成されオイルが注入される第2オイル注入空間を有し、前記第2リンク部材と前記第2固定部材との間に配置される。
また、前記第1固定部材は、前記凹部に結合される第1結合部をさらに有し、
前記第2固定部材は、前記凹部に設けられ前記第1の方向と直交する第2の方向に前記第1結合部に結合される第2結合部をさらに有してもよい。
さらに、前記第1結合部は、前記第1平面部の側方に突出する結合突起を有し、
前記第2結合部は、前記結合突起が挿入される枠部を有してもよい。
さらに、前記第1結合部は、前記第1平面部に直交する第3の方向に突出する第1突出部をさらに有し、
前記第2結合部は、前記第1突出部と前記第3の方向に結合する第2突出部をさらに有してもよい。
以上のように、本発明によれば、第2固定部材は、第1固定部材の上面に接触して位置し、第1固定部材を窓枠に密着させて第1固定部材と一体に結合されることによって、第2リンク部材に伝えられる荷重に耐えることができ、第1固定部材及び第2固定部材が窓枠から分離するのを防止できる効果がある。
また、本発明によれば、部材がリベットに互いに結合されるリベット部に用いられるワッシャのオイル注入空間にオイルを注入し、開き窓を開閉する際に、オイルによって円滑に作動させ、ワッシャの摩耗を防止し、長時間の使用によるリベット部の緩みを防止できる効果がある。
また、本発明によれば、第1固定部材及び第1固定部材の上面に第2固定部材が結合され、その結合部分を拡張することによって、障子が下方に垂れ下がるのを防止することができ、第1固定部材及び第2固定部材の結合力が増大され、それによって第1固定部材及び第2固定部材が互いに分離しないようにする効果がある。
従来のヒンジを示す図である。 図1のヒンジに用いられる部品の連結部分を示す図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置を示す正面図である。 図3に示すA−Aの断面図である。 図3に示すB−Bの断面図である。 図3から図5に示すA1を拡大した断面図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1ワッシャを示す図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第2ワッシャを示す図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の作動状態を示す正面図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す要部斜視図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す側面図である。 図11に示すA3部分が結合された状態を示す断面図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す底面図である。 本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す底面図である。 図14に示すC−Cの断面図である。 図14に示すD−Dの断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置を示す正面図である。図4は、図3に示すA−Aの断面図である。図5は、図3に示すB−Bの断面図である。なお、図中のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向は、それぞれ直交する3軸方向を示し、X軸方向及びY軸方向が平面方向、Z軸方向が上下方向を示す。また、本実施形態において、「第1の方向」は、X軸方向を示し、「第2の方向」は、Y軸方向を示し、「第3の方向」は、Z軸方向を示す。
図3から図5を参照すると、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置は、第1固定部材210、第2固定部材220、第1リンク部材230、第2リンク部材240、及び第3固定部材250を備える。
まず、開き窓用ヒンジ装置は、第1固定部材210と第2固定部材220とが窓枠に固定される。第1固定部材210は、X軸方向に延在している。第2固定部材220は、第1固定部材210の一部を被覆し、第1固定部材210と同様にX軸方向に延在している。
第1固定部材210は、XY平面上に形成された第1の平面部213を有している。第1の平面部213は、窓枠に接触して固定可能に構成される。
第2固定部材220は、第2の平面部228を有する。第2の平面部228は、窓枠に接触して固定可能に構成され、第1の平面部213と同一のXY平面上に形成される。
さらに第2固定部材220は、第2の平面部228に設けられ第1固定部材210がX軸方向に内挿される空間部221を形成する凹部2210を有する(図6参照)。すなわち第2平面部228は、窓枠に接触して固定可能に構成された領域から一部がZ軸方向に突出してX軸方向に延在する凹部2210が形成される。空間部221は、第2固定部材220が窓枠に固定された場合、凹部2210と当該窓枠との間に設けられる。これにより、第2固定部材220は、第1固定部材210と一体に結合される(図4、図6、図13を参照)。
また、第1固定部材210と第2固定部材220とが窓枠に固定されるとき、ボンディングまたはネジなどの結合部材によって結合される。
また、第2固定部材220の第2リンク部材240は、窓を開く時の回動角度を制限する目的で第2リンク部材240がこれ以上回動しないように開放回動防止鍔222がZ軸方向上方に突出形成され、窓を閉める時の回動角度を制限する目的で、第2リンク部材240がこれ以上回動しないように閉鎖回動防止鍔223がZ軸方向に突出して形成されている。
第1リンク部材230は、第1固定部材210に第1リベット261を介して回動可能に結合された一端231と、後述する第3固定部材に第2リベット262を介して回動可能に結合された他端232とを有する。
また、第2リンク部材240は、第2固定部材220に第3リベット263を介して回動可能に結合された一端241と、後述する第3固定部材250に第4リベット264を介して回動可能に結合された他端242とを有する。
なお、以下の説明において、第1〜第4リベット261,262,263,264を総称して、リベット260と表記することもあるものとする。
ここで、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置が設けられた開き窓が開かれたとき、窓に加えられる荷重は第1リンク部材230と第2リンク部材240にそれぞれ伝えられ、第1リンク部材230よりも第2リンク部材240にさらに大きい荷重が伝えられる。すなわち、第2固定部材220は、第1固定部材210の上面(第1の平面部213に対向する面)に位置して第1固定部材210を窓枠に密着させて第1固定部材210と一体に結合されることによって、第2リンク部材240に伝えられる荷重に耐えることができ、第1固定部材210と第2固定部材220とが窓枠から分離するのを防止することができる。
また、普通は障子の重さが20kgの場合、従来は障子の垂れ下がりが発生したが、本発明の開き窓用ヒンジ装置を使用すれば、窓の重さが20kg以上から28kg以下の場合にも垂れ下がりが発生しない。
第3固定部材250は、第1リンク部材230の他端232と第2リンク部材240の他端242がそれぞれ第2、第4リベット262,264に回動可能に結合し、窓に固定される。
また、第1リンク部材230と第2リンク部材240の一端及び他端231,232,241,242がそれぞれリベット260に結合されるときは、それぞれの部材が回動可能にリベットされて結合される。
このように、本発明の開き窓用ヒンジ装置が設けられた開き窓は、障子を押す、あるいは引く動作によって第1リンク部材230と第2リンク部材240がリンク運動することで開閉される。
図6は、図3から図5に示すA1(第1リベット261及び第3リベット263を含む部分)を拡大した断面図である。図7は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1ワッシャを示す図である。図8は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第2ワッシャを示す図である。また、以下の説明では、第3リベット263を含むA1部分について説明する。
本発明に係る開き窓用ヒンジ装置は、第1ワッシャ270及び第2ワッシャ280をさらに含む。
図6及び図7を参照すれば、第1ワッシャ270は、第3リベット263と第2リンク部材240との間にそれぞれ挿入される。第1ワッシャ270は、円環状のプレートワッシャであり、第2リンク部材240と対向する第1の面272を有する。また、第1ワッシャ270は、第1の面272に形成されオイルが注入される第1オイル注入空間271を有する。
図8を参照すると、第2ワッシャ280は、例えば第2リンク部材240と第2固定部材220との間にそれぞれ挿入される。第2ワッシャ280は、「T」の形状に形成されたTワッシャであり、第2リンク部材240と対向する第2の面273を有する。また、第2ワッシャ280は、第2の面273に形成されオイルが注入される第2オイル注入空間281を有する。さらに第2ワッシャ280には、中央部分が突出し、突出した上端の外周面に第1ワッシャ270が載置される載置溝282が形成される。
第1オイル注入空間271と第2オイル注入空間281とは、図8(a)及び図8(b)に示すように、第1ワッシャ270及び第2ワッシャ280のそれぞれに、等間隔に4つ以上形成されることが好ましいが、これに限定されることはない。
図9は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の動作を示す正面図である。
図9を参照すると、第1リンク部材230と第2リンク部材240とがリンク運動する際に発生するリベット260との摩擦力が第1オイル注入空間271に注入されたオイルによって低減され、所定の摩擦力が保たれて円滑なリンク運動が行われる。
また、第1リンク部材230と第2リンク部材240とがリンク運動しながら発生する第1固定部材210、第2固定部材220、及び第3固定部材250との摩擦力が第2オイル注入空間281に注入されたオイルによって低減され、所定の摩擦力が保たれて円滑なリンク運動が行われる。
したがって、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置は、部材がリベット260に互いに結合されるリベット部に用いられる第1ワッシャ270の第1オイル注入空間271と、第2ワッシャ280の第2オイル注入空間281に注入されたオイルによってリンク運動が円滑になり、長時間の使用によるリベット部の緩みを防止することができる。
図10は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す要部斜視図である。図11は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す側面図である。図12は、図11に示すA3部分が結合された状態を示す断面図である。
図10から図12を参照すると、第1固定部材210は、凹部2210に結合される第1結合部2111をさらに有する。第1結合部2111は、第1固定部材210の側面229に形成される。
第1結合部2111は、第1突出部214と、結合突起212を有する。第1突出部214は、例えば結合突起212が形成される第1の領域2141と、結合突起212が形成されない第2の領域2142(図13,14のA4)とを含み、第1平面部213に直交するZ軸方向上方に突出する。結合突起212は、第1突出部214の第1の領域2141に形成され、第1平面部213の側方(Y軸方向)に突出する。また、結合突起212は、第1平面部213の側面215に形成された一対の挿入溝211に囲まれて形成される。
また、第2固定部材220は、凹部2210に設けられY軸方向に第1結合部2111に結合される第2結合部2211を有する。
第2結合部2211は、第2突出部224と、結合突起212が挿入される枠部225を有する。第2突出部224は、例えば枠部225が形成される第1の領域2241と、枠部225が形成されない第2の領域2242(図13,14のA4)とを含み、第1突出部214とZ軸方向に結合する。枠部225は、第2突出部224の第1の領域2241に形成され、例えば中央部に結合突起212を嵌めることが可能な貫通孔226が形成される。
すなわち、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置は、第1固定部材210の結合突起212が第2固定部材220の枠部225に嵌められて結合することにより、障子を開いたときに加わる荷重が第2リンク部材240を介して第2固定部材220に伝えられるとき、当該荷重によって第2固定部材220が第1固定部材210から分離するのを防止する。
図13及び図14は、本発明に係る開き窓用ヒンジ装置の第1固定部材と第2固定部材の結合関係を示す底面図である。図15は、図14に示すC−Cの断面図である。図16は、図14に示すD−Dの断面図である。図13,14のA4は、上述のように、第1及び第2突出部214,224の第2領域2142,2242を示す。
図13〜16に示すように、第1結合部2111と第2結合部2211とは、本実施形態において、Z軸方向に突出して形成される第1突出部224と第2突出部225とを有する。このように、第1固定部材210と第2固定部材220とがそれぞれZ軸方向に突出している部分で係合されるため、第1固定部材210の上面と第2固定部材220の第2の平面部228とが互いに接する面積が拡張される。
これにより、第1固定部材210と第2固定部材220の結合力が増大し、これによって窓が開かれたときに発生する荷重によって第1固定部材210と第2固定部材220とが互いに分離することなく、開き窓が下方に撓むのを防止することができ、結合を堅固に保つことができる。
以上の説明は、本発明の技術的思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されることはない。本発明の保護範囲は下記の請求範囲によって解釈されるべきであり、それと同一の範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されなければならない。
例えば、以上の説明では、第3リベット263を含む部分に第1及び第2ワッシャ270,280が配置されるとしたが、上述と同様の構成で、第1、第2、第4リベット261,262,264が配置された部分に第1及び第2ワッシャ270,280が配置されてもよい。
例えば、第1固定部材210の第1結合部2111が第1突出部を有さず、第2固定部材220の第2結合部2111が第2突出部を有さない構成としてもよい。これにより、Z軸方向に突出していない領域において第1固定部材210の結合突起212と第2固定部材220の枠部225とが結合される。
また、第1突出部及び第2突出部は、上記第1領域及び第2領域のいずれか一方のみ形成されていてもよい。
また、第1固定部材210の第1結合部2111が結合突起を有さず、第2固定部材220の第2結合部2211が枠部を有さない構成としてもよい。これにより、Z軸方向に突出した第1突出部214及び第2突出部225により第1固定部材210及び第2固定部材220を結合させることができる。なお、この場合に、「第2の方向」は、Z軸方向とすることができる。
210 第1固定部材
211 挿入溝
212 突出ピン
213 第1の平面部
214 第1突出部
2111 第1結合部
220 第2固定部材
221 空間部
222 開放回動防止鍔
223 閉鎖回動防止鍔
224 第2突出部
225 枠部
226 貫通孔
228 第2の平面部
2211 第2結合部
230 第1リンク部材
240 第2リンク部材
250 第3固定部材
261 第1リベット
262 第2リベット
263 第3リベット
264 第4リベット
270 第1ワッシャ
271 第1オイル注入空間
272 第1の面
280 第2ワッシャ
281 第2オイル注入空間
282 載置溝
283 第2の面

Claims (3)

  1. 窓枠に接触して固定可能に構成された第1の平面部を有し、第1の方向に沿って延在し前記窓枠に固定される第1固定部材と、
    前記第1平面部と同一の平面上に位置し前記窓枠に固定可能に構成された第2の平面部と、前記第2の平面部に設けられ前記第1固定部材が前記第1の方向に内挿される空間部を形成する凹部とを有し、前記第1の方向に沿って延在し、かつ前記第1固定部材と一体に結合されて前記窓枠に固定される第2固定部材と、
    障子に固定される第3固定部材と、
    前記第1固定部材に第1リベットを介して回動可能に結合された一端と、前記第3固定部材に第2リベットを介して回動可能に結合された他端とを有する第1リンク部材と、
    前記第2固定部材に第3リベットを介して回動可能に結合された一端と、前記第3固定部材に第4リベットを介して回動可能に結合された他端とを有する第2リンク部材と、
    を具備し、
    前記第1固定部材は、前記第1平面部の側方に突出する結合突起を含み前記凹部に結合される第1結合部をさらに有し、
    前記第2固定部材は、前記結合突起が挿入される枠部を含み、前記凹部に設けられ前記第1の方向と直交する第2の方向に前記第1結合部に結合される第2結合部をさらに有する
    開き窓用ヒンジ装置。
  2. 請求項1に記載の開き窓用ヒンジ装置であって、
    前記第2リンク部材と対向する第1の面に形成されオイルが注入される第1オイル注入空間を有し、前記第3リベットと前記第2リンク部材との間に配置される第1ワッシャと、
    前記第2固定部材と対向する第2の面に形成されオイルが注入される第2オイル注入空間を有し、前記第2リンク部材と前記第2固定部材との間に配置される第2ワッシャと、
    をさらに具備する
    開き窓用ヒンジ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の開き窓用ヒンジ装置であって、
    前記第1結合部は、前記第1平面部に直交する第3の方向に突出する第1突出部をさらに有し、
    前記第2結合部は、前記第1突出部と前記第3の方向に結合する第2突出部をさらに有する
    開き窓用ヒンジ装置。
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