JP5411007B2 - 後付けサッシ - Google Patents
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Description
この問題を解決した構造として特許文献2には、新設サッシ枠を既存サッシ枠よりも一回り大きなものとして既存サッシ枠の外周を囲み、新設サッシ枠を外壁に直接又は捨て枠を介して固定する後付けサッシが記載されている。この場合、新設サッシ枠を取付けるにあたり、一人の作業者が新設サッシ枠を外壁又は捨て枠に押し当てながらもう一人の作業者が新設サッシ枠をネジで外壁又は捨て枠に固定する必要があるので、一人では施工できないという問題があった。
特許文献3には、外壁の室外側に張り出して設けるサッシの施工を容易にするため、躯体開口部の底面に上向きの規制部を有する施工治具を設けておき、サッシ枠の下枠を施工治具の規制部に引っ掛けて室外側に移動しないように規制した上で、サッシ枠の左右の位置調整とサッシ枠の固定を行うことが開示されている。しかし、下枠側を規制しただけではサッシ枠の支持が不安定で、手で支えていないとサッシ枠が倒れるおそれがあり、一人で施工するのは容易ではない。また、躯体側に施工治具を、サッシ枠の下枠に下枠固定金具を別々に取付ける必要があり、部材点数が多くなるのでコストがアップし、施工も面倒になっていた。
支持材11を外壁3に固定した後、枠組みしたサッシ枠7を、図6に示すように、上枠の被係止部23を支持材11の係止部27に上方から係止させて吊下げる。その際、係止部27の後方に位置する固定片28が下から上に向かうにつれて外壁3から離間する向きで傾斜していることで、上枠4の被係止部23が固定片28にガイドされて所定の位置に誘導され、また係止部27が支持材11を外壁3に固定しているネジ25の上方に位置しており、ネジ25の頭に邪魔されることもないので、上枠4の被係止部23の係止が容易に行える。
その後、サッシ枠7の左右方向の位置調整を行う。上枠4の被係止部23を支持材11の係止部27に係止していることで、サッシ枠7は外壁3に当接する状態で安定して支持され、手で支えていなくてもサッシ枠7が倒れてくる心配もないので、サッシ枠7の左右位置調整を作業者が一人で容易に行うことができ、入隅納まりでサッシ枠7を左右片方に寄せる必要がある場合でも容易に対応できる。また、支持材11を既存サッシ2の上枠13aの長さに揃えてあり、既存サッシの上枠13aから支持材11が側方に飛び出さないため、サッシ枠7の左右位置の調整代を最大限確保できる。
サッシ枠7の位置を決めたら、上枠4の被係止部23を室外側から斜め上向きのネジ31で支持材11の固定片28に固定する。このとき、支持材11の固定片28が下から上に向かうにつれて外壁3から離れる向きで傾斜していることで、固定片28によりサッシ枠7の持ち上がりが規制され、作業者がサッシ枠7を下方に押さえる必要がないので、ネジ固定を一人で容易に行える。また、上枠4の被係止部23が同じように傾斜していることで、被係止部23を上枠4のレール24a,24bと見込方向に重合させてネジ31の頭を隠蔽しても、斜め下方から容易に接合できる。さらに、固定片28と外壁3との間に空間30が形成されているので、ネジ31の先端が外壁3に突き当たるのを防止でき、ネジ締めを最後まで確実に行い、被係止部23を固定片28に密着させて固定できる。さらに固定片28の上部に室内側に屈曲した屈曲部29を有し、その先端を外壁に当接させていることで、固定片28の変形を防止して上枠4の接合強度を高められるとともに、固定片28と外壁3間にネジ31の外壁3との干渉を防止するための空間30を確実に形成できる。
その後、上枠4、竪枠6及び下枠5の各固定部14a,14b,35a,35bを固定ネジ17a,17b,36a,36bで固定する。このときも作業者がサッシ枠7を外壁3に押付ける必要がないため、一人で容易に作業できる。その後、上枠4と竪枠6の凹溝15a,15bに目板18a,18bを嵌め込み、固定ネジ17a,17bを隠蔽する。
その後、下枠5の固定部35bを隠すように下枠5の下方に下枠補助材12を外壁3に当接して配置し、固定ネジ17cで固定する。その後、下枠補助材12の凹溝15cにも目板18cを嵌め込み、固定ネジ17cを隠蔽する。
その後、上枠4、竪枠6及び下枠補助材12の外周に形成されたシール受け部21a,21b,21cと外壁3間にシール材22を連続して充填する。サッシ枠7外周にシール受け部21a,21b,21cを有していることでシール作業が容易に行え、さらに、下枠補助材12端部に設けた端部カバー41により、竪枠6と下枠補助材12のシール受け部21b,21cを連続させているので、サッシ枠7の外周全周に亘ってシール材22を切らすことなく連続してシールでき、これにより水密性を向上できるとともにシール作業の作業性を向上できる。
その後、サッシ枠7に内外障子8,9と網戸10を通常のサッシと同様に建て込む。
2 既存サッシ
3 外壁
4 上枠
5 下枠
6 竪枠
7 サッシ枠
11 支持材
12 下枠補助材
13 既存サッシ枠
14a,14b,14c 固定部
15a,15b,15c 凹溝
17a,17b,17c 固定ネジ
18a,18b,18c 目板
21a,21b,21c シール受け部
22 シール材
23 被係止部
26 支持材の固定部
27 係止部
28 固定片
29 屈曲部(当接部)
30 空間
31 ネジ
35a,35b 下枠の固定部
36a,36b 下枠の固定ネジ
38 カバー片
39 垂下片
41 端部カバー
Claims (3)
- 外壁の室外側面に当接して設ける支持材とサッシ枠とを備え、支持材は、上向きの係止部を有し、サッシ枠は、上枠の下面に下向きに垂下する被係止部を有し、上枠の被係止部を支持材の係止部に上方から係止し、サッシ枠の内周側から支持材とネジ止めしてあることを特徴とする後付けサッシ。
- 外壁の室外側面に当接して設ける支持材とサッシ枠とを備え、サッシ枠は、上枠に下向きの被係止部を有し、支持材は、上向きの係止部と、係止部の室内側に設けられ上枠の被係止部の室内側に重合する固定片を有し、固定片は下から上に向かうにつれて外壁から離間する向きで傾斜し、固定片と外壁との間に空間を有し、上枠の被係止部を支持材の係止部に上方から係止し、室外側から斜め上向きのネジで固定片に固定してあることを特徴とする後付けサッシ。
- 支持材の下端を既存サッシ枠の上枠上面に当接していることを特徴とする請求項1又は2記載の後付けサッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010011980A JP5411007B2 (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 後付けサッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010011980A JP5411007B2 (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 後付けサッシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011149217A JP2011149217A (ja) | 2011-08-04 |
JP5411007B2 true JP5411007B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=44536434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010011980A Active JP5411007B2 (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 後付けサッシ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5411007B2 (ja) |
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2010
- 2010-01-22 JP JP2010011980A patent/JP5411007B2/ja active Active
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