JP5409886B1 - 電線補修装置及び電線補修装置の電線カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】電線の絶縁被膜が部分的に除去された部分(電線の露出導体部)に、電線の絶縁被覆部の外径寸法と略同一の外径寸法の絶縁被膜を再形成する。
【解決手段】電線カバー4の電線収容空間2は、電線3の絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一の穴径になっており、電線3の露出導体部3aの外周側に生じる空間14が、第1カバー本体8の第1ポート15を介して外部に連通すると共に、第2カバー本体10の第2ポート16を介して外部に連通している。第2ポート16は、絶縁性材料注入手段5から電線収容空間2の空間14内に流動性を有する絶縁性材料を注入可能とし、空間14内に絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成されるのを可能にする。第1ポート15は、空間14内を満たした絶縁性材料が電線カバー4の外部に流出するのを可能とする。電線カバー4は、開いた状態で電線3から取り外すことができる。
【選択図】図2
【解決手段】電線カバー4の電線収容空間2は、電線3の絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一の穴径になっており、電線3の露出導体部3aの外周側に生じる空間14が、第1カバー本体8の第1ポート15を介して外部に連通すると共に、第2カバー本体10の第2ポート16を介して外部に連通している。第2ポート16は、絶縁性材料注入手段5から電線収容空間2の空間14内に流動性を有する絶縁性材料を注入可能とし、空間14内に絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成されるのを可能にする。第1ポート15は、空間14内を満たした絶縁性材料が電線カバー4の外部に流出するのを可能とする。電線カバー4は、開いた状態で電線3から取り外すことができる。
【選択図】図2
Description
この発明は、通電状態のままで電線の補修作業を行うことができる電線補修装置及びこの電線補修装置を構成する電線カバーであって、電線の絶縁被膜(絶縁性材料の被膜)が部分的に除去され部分(電線の露出導体部)に絶縁被膜を再形成できるようにした電線補修装置及びこの電線補修装置を構成する電線カバーに関するものである。
電線の絶縁被膜が損傷して導体部が露出している部分を通電状態のままで補修する場合、従来においては、絶縁被覆の損傷した箇所に絶縁電線カバーを覆うように取り付けることで対応している。
図12乃至図14は、このような電線補修作業に使用され、電線101の露出導体部102に被せられる絶縁電線カバー103を示すものである。この絶縁電線カバー103は、第1カバー本体104と第2カバー本体105とに2分割され、これら第1カバー本体104と第2カバー本体105とがヒンジ106を中心に開閉できるようになっている。
図12は、第1カバー本体104と第2カバー本体105とがヒンジ106を中心に180°開かれた状態の絶縁電線カバー103を示すものである。この図12に示すような開かれた状態の絶縁電線カバー103は、露出導体部102を覆うように電線101に係合される(図13、図14参照)。なお、以下、図13に示すように、電線101を第1カバー本体104に係合させた後、第2カバー本体105が第1カバー本体104に重ねて閉じられる態様を例にして説明する。
図13に示す状態の絶縁電線カバー103において、第1カバー本体104の保持片107を図示しない間接活線工具(絶縁ヤットコ)で保持して、第1カバー本体104を固定し、第2カバー本体105の保持片108を図示しない間接活線工具で保持して、第2カバー本体105をヒンジ106を中心に回動させ、第1カバー本体104の固定片110の固定用突起111を第2カバー本体105の固定片112の固定用穴113に嵌め込むことにより、第1カバー本体104と第2カバー本体105とが閉じた状態で固定され、中心部に電線101を収容した筒状の絶縁電線カバー103が形作られるようになっている(図14参照)。図14に示す筒状の絶縁電線カバー103は、中心軸114に沿った両端部が電線101の絶縁被覆部115(絶縁材料で被覆された部分)にそれぞれ隙間無く嵌合されて、電線101の露出導体部102を覆った状態で電線101に固定される(特許文献1、2参照)。
しかしながら、図14に示すように、電線101に固定された絶縁電線カバー103は、電線101の絶縁被覆部115の外径寸法よりも大きく、突起物(保持片107,108、固定片110,112)が複数形成されているため、風の抵抗を受けやすく、電線101に風の力が作用し易い(電線が揺れやすい)という問題を有している。
そこで、本発明は、通電状態のままで電線の補修作業を行うことができる電線補修装置及びこの電線補修装置を構成する電線カバーであって、電線の絶縁被膜が部分的に除去された部分(電線の露出導体部)に電線の絶縁被覆部の外径寸法と略同一外径寸法の絶縁被膜を再形成できるようにした電線補修装置及びこの電線補修装置を構成する電線カバーの提供を目的とする。
図1乃至図3に示すように、本発明に係る電線補修装置1は、電線3の絶縁被膜が切除された露出導体部3aに通電状態のままで絶縁被膜3cを再形成するようになっており、中心部に電線収容空間2を有する筒状の電線カバー4と、この電線カバー4の前記電線収容空間2内に流動性を有する絶縁性材料を注入する絶縁性材料注入手段5と、を備えている。この電線補修装置1において、前記電線カバー4は、中心軸7に沿って第1カバー本体8と第2カバー本体10とに二分割され、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10とが開閉できるようにヒンジ11で接続され、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10とを閉じた場合に前記電線収容空間2を形作る筒状になり、前記電線3の前記露出導体部3aと前記露出導体部3aの両側に隣り合って位置する前記電線3の絶縁被覆部3b,3bとを前記電線収容空間2内に収容できるように形成され、前記電線収容空間2内に注入された前記絶縁性材料が固化した後に、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10が開かれて前記電線3から取り外されるようになっている。また、前記電線収容空間2は、前記電線3の前記絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一の穴径になっており、前記電線3の前記露出導体部3aの外周側に生じる空間14が、前記第1カバー本体8の第1ポート15を介して外部に連通すると共に、前記第2カバー本体10の第2ポート16を介して外部に連通している。また、前記第1ポート15と前記第2ポート16は、前記電線カバー4の前記中心軸7に沿った方向にずれて位置しており、いずれか一方が、前記絶縁性材料注入手段5に接続され、前記絶縁性材料注入手段5から前記電線収容空間2の前記空間14内に流動性を有する前記絶縁性材料が注入されて、前記空間14内に前記電線3の前記絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成されるのを可能し、いずれか他方が、前記電線収容空間2の前記空間14内を満たした前記絶縁性材料が前記電線カバー4の外部に流出するのを可能にしている。
また、図1乃至図6に示すように、本発明に係る電線カバー4は、電線3の絶縁被膜が切除された露出導体部3aに通電状態のままで絶縁被膜3cを再形成する電線補修装置1を構成している。この電線補修装置1の電線カバー4は、中心部に電線収容空間2を有する筒状体で、且つ、前記電線収容空間2内に流動性を有する絶縁性材料を注入する絶縁性材料注入手段5に接続されるようになっており、中心軸7に沿って第1カバー本体8と第2カバー本体10とに二分割され、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10とが開閉できるようにヒンジ11で接続されている。また、この電線補修装置1の電線カバー4は、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10とを閉じた場合に前記電線収容空間2を形作る筒状体になり、前記電線3の前記露出導体部3aと前記露出導体部3aの両側に隣り合って位置する前記電線3の絶縁被覆部3b,3bとを前記電線収容空間2内に収容できるように形成され、前記電線収容空間2内に注入された前記絶縁性材料が固化した後に、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10が開かれて前記電線3から取り外されるようになっている。この電線補修装置1の電線カバー4において、前記電線収容空間2は、前記電線3の前記絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一の穴径になっており、前記電線3の前記露出導体部3aの外周側に生じる空間14が、前記第1カバー本体8の第1ポート15を介して外部に連通すると共に、前記第2カバー本体10の第2ポート16を介して外部に連通している。また、前記第1ポート15と前記第2ポート16は、前記電線カバー4の前記中心軸7に沿った方向にずれて位置しており、いずれか一方が、前記絶縁性材料注入手段5に接続され、前記絶縁性材料注入手段5から前記電線収容空間2の前記空間14内に流動性を有する前記絶縁性材料が注入されて、前記空間14内に前記電線3の前記絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成されるのを可能し、いずれか他方が、前記電線収容空間2の前記空間14内を満たした前記絶縁性材料が前記電線カバー4の外部に流出するのを可能にしている。
本発明によれば、電線の絶縁被膜が部分的に除去された部分(電線の露出導体部)に電線の絶縁被覆部の外径寸法と略同一の外径寸法を有する絶縁被膜を再形成できるため、絶縁電線カバーによって電線の露出導体部を覆う従来技術と比較して、電線の受ける風の抵抗を小さくすることができる。
また、本発明によれば、第1ポートと第2ポートのいずれか一方から電線カバーの空間に注入された絶縁性材料が第1ポートと第2ポートのいずれか他方から電線カバーの外方へ流出したことを作業者が目視で確認することにより、電線カバーの空間が絶縁性材料で満たされたことを確認でき、電線の露出導体部に絶縁被膜を確実に再形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
(電線補修装置の構成)
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る電線補修装置1を示すものである。なお、図1は、一部を省略して示す電線補修装置1の正面図である。また、図2は、一部を省略して示す電線補修装置1の右側面図である。また、図3は、電線補修装置1の電線カバー4の開いた状態を示す図である。
(電線補修装置の構成)
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る電線補修装置1を示すものである。なお、図1は、一部を省略して示す電線補修装置1の正面図である。また、図2は、一部を省略して示す電線補修装置1の右側面図である。また、図3は、電線補修装置1の電線カバー4の開いた状態を示す図である。
これらの図に示すように、電線補修装置1は、中心部の電線収容空間2に電線3を収容する筒状の電線カバー4と、この電線カバー4の電線収容空間2内に流動性を有する絶縁性材料(絶縁性プラスチック又は絶縁性ゴム)を注入する絶縁性材料注入手段5とを有している。なお、図1は、電線カバー4が間接活線工具(絶縁ヤットコ等)6で保持された状態を示しており、絶縁性材料注入手段5の記載を省略してある。また、図2は、電線カバー4に絶縁性材料注入手段5が接続された状態を示しており、間接活線工具6の記載を省略してある。また、図3は、電線カバー4を開いた状態であり、電線カバー4の電線収容空間2と電線3の嵌合状態を示している。
図1乃至図6に示すように、電線カバー4は、中心軸7に沿って第1カバー本体8と第2カバー本体10とに二分割され、前記第1カバー本体8と前記第2カバー本体10とが開閉できるようにヒンジ11で接続されている。この電線カバー4は、少なくとも第1カバー本体8と前記第2カバー本体10が絶縁性樹脂材料で形成され、第1カバー本体8と第2カバー本体10とが閉じられた場合に、中心部に電線収容空間2を形作る筒状体になるように形成されている。また、この電線カバー4は、中心軸7に沿った方向の長さが電線3の露出導体部3aとこの露出導体部3aの両側に隣り合って位置する電線3の絶縁被覆部3b,3bとに跨って被せられる寸法になっており、電線3の絶縁被覆部3bのうちの露出導体部3a寄りの部分及び電線3の露出導体部3aを電線収容空間2内に収容できるようになっている。また、この電線カバー4は、中心軸7に沿った一端側に円環状の連結用凸部12が形成され、中心軸7に沿った他端側に円環状の連結用凹部13が形成されている。そして、この電線カバー4の連結用凸部12は、大径凸部分12aが他の電線カバー4で且つ略同一形状の電線カバー4の連結用凹部13の大径凹部分(大径溝)13aに嵌合し、小径凸部分12bが他の電線カバー4で且つ略同一形状の電線カバー4の連結用凹部13の小径凹部分(小径溝)13bに嵌合し、隣り合う電線カバー4,4,4同士を中心軸7に沿って連結できるようになっている(図7参照)。なお、電線収容空間2,連結用凸部12及び連結用凹部13は、第1カバー本体8と第2カバー本体10とに二分割された状態で形成されている。そして、第1カバー本体8と第2カバー本体10とを閉じることによって、電線収容空間2が電線3の断面形状と同様の丸穴となり、連結用凸部12及び連結用凹部13が円環状になる(図2,図3,図5,図6参照)。
図1乃至図3に示すように、電線カバー4の電線収容空間2は、電線3の絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一の内径寸法となるように形成されており、電線3の絶縁被覆部3bに隙間無く嵌合し、電線3の露出導体部3aの外周側に環状の空間14(絶縁被覆部3bの絶縁被膜の厚さと略同一寸法の環状の隙間)を生じるようになっている。また、電線カバー4の電線収容空間2は、電線3の露出導体部3aを収容する部分が第1カバー本体8側の第1ポート15と第2カバー本体10側の第2ポート16とによって電線カバー4の外部と連通するようになっている。
図1乃至図3に示すように、第1カバー本体8は、第1ポート15のチューブ接続用円筒部15aが外表面側に突出するように形成されると共に、このチューブ接続用円筒部15aから中心軸7に沿ってずれた位置に図示しない間接活線工具(絶縁ヤットコ等)で保持するための舌片状(平面視した形状が四角形状)の第1保持片17が形成されている。また、第2カバー本体10は、第2ポート16のチューブ接続用円筒部16aが第1ポート15のチューブ接続用円筒部15aよりも中心軸7に沿ってずれた位置に形成され、このチューブ接続用円筒部16aから中心軸7に沿ってずれた位置に図示しない間接活線工具等で保持するための舌片状(平面視した形状が四角形状)の第2保持片18が形成されている。
図1乃至図3に示すように、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方は、絶縁性材料注入手段5に接続され、絶縁性材料注入手段5から電線収容空間2の空間14内に流動性を有する絶縁性材料が注入されて、空間14内に電線3の絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成されるのを可能する。なお、本実施形態においては、第2ポート16が絶縁性材料注入手段5に接続されるようになっている。また、第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方は、電線収容空間2の空間14内を満たした絶縁性材料が電線カバー4の外部に流出するのを可能にしている。なお、本実施形態においては、電線収容空間2の空間14内を満たした絶縁性材料が第1ポート15を介して電線カバー4の外部に流出するようになっている。また、電線3の露出導体部3aは、第1ポート15と第2ポート16が空間14の中心軸7に沿った方向の両端部近傍に位置するように、補修箇所の絶縁被覆部3bの絶縁被膜が剥ぎ取られることによって形成されている。また、電線3の補修箇所が広く、電線3の絶縁被覆部3bの絶縁被膜が剥ぎ取られる範囲が広くて、電線3の露出導体部3a単一の電線カバー4の電線収容空間2からはみ出すような場合には、図7に示すように、複数の電線カバー4を中心軸7の方向に沿って接続し、長尺の電線カバー(4,4,4)を組み立てて使用する。この長尺の電線カバー(4,4,4)は、電線3の絶縁被覆部3bのうちの露出導体部3a寄りの部分及び電線3の露出導体部3aが電線収容空間2内に収容される。
図2及び図8に示すように、絶縁性材料注入手段5は、第1ポート15のチューブ接続用円筒部15a又は第2ポート16のチューブ接続用円筒部16aにクリップ20で着脱可能に接続されるチューブ21と、このチューブ21が接続された絶縁性材料注入器22とを有している。ここで、絶縁性材料注入器22は、流動性を有する絶縁性材料(絶縁性プラスチック又は絶縁性ゴム)をチューブ側へ吐出するスプレー缶や加圧シリンダ等が使用される。なお、本実施形態は、絶縁性材料注入手段5が第2ポート16に接続される態様を例示している。
(電線の補修作業)
以上のように構成された電線カバー4は、第1カバー本体8と第2カバー本体10が開かれた状態で図示しない間接活線工具によって保持され、通電状態の電線3の補修部分(電線3の絶縁被膜が切除された露出導体部3a)に近づけられる。この際、電線カバー4は、電線3の露出導体部3aが電線収容空間2の中央部(中心軸7に沿った中央部)に位置するように位置調整される。
以上のように構成された電線カバー4は、第1カバー本体8と第2カバー本体10が開かれた状態で図示しない間接活線工具によって保持され、通電状態の電線3の補修部分(電線3の絶縁被膜が切除された露出導体部3a)に近づけられる。この際、電線カバー4は、電線3の露出導体部3aが電線収容空間2の中央部(中心軸7に沿った中央部)に位置するように位置調整される。
次いで、第1カバー本体8の第1保持片17と第2カバー本体10の第2保持片18を図示しない間接活線工具で保持し、図示しない間接活線工具を操作することにより、第1カバー本体8と第2カバー本体10とを閉じ、この第1カバー本体8と第2カバー本体10を閉じた状態が他の図示しない間接活線工具によって保持される。これにより、電線カバー4の電線収容空間2内には、電線3の絶縁被覆部3bのうちの露出導体部3a寄りの部分及び電線3の露出導体部3aが収容される。なお、電線カバー4は、開いた状態の第1カバー本体8と第2カバー本体10を電線3の補修部分に乗せた後、第1カバー本体8と第2カバー本体10を閉じて、電線収容空間2内に電線3の補修部分を収容するようにしてもよい。
次いで、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方(本実施形態においては、第2ポート16)が絶縁性材料注入手段5に接続され、電線カバー4の電線収容空間2の空間14に絶縁性材料注入手段5から第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方(本実施形態においては、第2ポート16)を介して流動性を有する絶縁性材料が注入される。そして、電線カバー4の空間14内を満たした流動性を有する絶縁性材料が第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方(本実施形態においては、第1ポート15)から流出したのを作業者が目視で確認すると、絶縁性材料注入手段5から電線カバー4の電線収容空間2内への絶縁性材料の注入を停止し、電線カバー4と絶縁性材料注入手段5とを分離する。
次いで、電線収容空間2内に注入した絶縁性材料が固化した後、第1カバー本体8と第2カバー本体10とを間接活線工具を操作して開き、電線カバー4を電線3から取り除く。この際、第1ポート15及び第2ポート16内で固化した絶縁性材料の固まりは、バリとして電線3の外周に付着していることがある。この場合、そのバリは、ナイフやハサミ等の切断具で切り落とされる。
以上の電線の補修作業が実行されることにより、電線3の露出導体部3aには、電線3の絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成される。
以上の電線の補修作業が実行されることにより、電線3の露出導体部3aには、電線3の絶縁被覆部3bと略同一外径の絶縁被膜3cが再形成される。
(本実施形態の効果)
以上のような本実施形態に係る電線補修装置1によれば、電線3の絶縁被膜が部分的に除去された部分(電線3の露出導体部3a)に電線3の絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一外径寸法の絶縁被膜3cを再形成できるため、絶縁電線カバー103によって電線101の露出導体部102を覆う従来技術(図12乃至図14参照)と比較して、電線3の受ける風の抵抗を小さくすることができる。
また、本実施形態に係る電線補修装置1によれば、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方を絶縁性材料注入手段5に接続し、第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方を大気開放するようになっており、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方から電線カバー4の空間14に注入された絶縁性材料が第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方から電線カバー4の外方へ流出したことを作業者が目視で確認することにより、電線カバー4の空間14が絶縁性材料で満たされたことを確認でき、電線3の露出導体部3aへの絶縁被膜3cの再形成を確実に行うことができる。
以上のような本実施形態に係る電線補修装置1によれば、電線3の絶縁被膜が部分的に除去された部分(電線3の露出導体部3a)に電線3の絶縁被覆部3bの外径寸法と略同一外径寸法の絶縁被膜3cを再形成できるため、絶縁電線カバー103によって電線101の露出導体部102を覆う従来技術(図12乃至図14参照)と比較して、電線3の受ける風の抵抗を小さくすることができる。
また、本実施形態に係る電線補修装置1によれば、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方を絶縁性材料注入手段5に接続し、第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方を大気開放するようになっており、第1ポート15と第2ポート16のいずれか一方から電線カバー4の空間14に注入された絶縁性材料が第1ポート15と第2ポート16のいずれか他方から電線カバー4の外方へ流出したことを作業者が目視で確認することにより、電線カバー4の空間14が絶縁性材料で満たされたことを確認でき、電線3の露出導体部3aへの絶縁被膜3cの再形成を確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る電線補修装置1によれば、電線3の露出導体部3aの長さが単一の電線カバー4の中心軸7に沿った方向の長さよりも長い場合であっても、複数の電線カバー4,4,4を接続することができ、単一の電線カバー4からはみ出すような長さの電線3の露出導体部3aにも容易に絶縁被膜3cを再形成することが可能になる。したがって、本実施形態に係る電線補修装置1によれば、電線3の露出導体部3aの長さが電線カバー4の中心軸7に沿った方向の長さよりも長い場合であっても、その電線3の露出導体部3aに対応する大きさの電線カバー4を複数種類揃えておく必要がなく、部品コストの低減を図ることができる。
(電線補修装置の第1変形例)
図9は、本発明に係る電線補修装置1の第1変形例を示す図である。なお、図9(a)がフック23をフック引っ掛け部24に引っ掛ける前の状態における電線カバー4の右側面図であり、図9(b)がフック23をフック引っ掛け部24に引っ掛けた後の状態における電線カバー4の右側面図であり、図9(c)が図9(b)のA方向からフック23及びフック引っ掛け部24を見た図である。
図9は、本発明に係る電線補修装置1の第1変形例を示す図である。なお、図9(a)がフック23をフック引っ掛け部24に引っ掛ける前の状態における電線カバー4の右側面図であり、図9(b)がフック23をフック引っ掛け部24に引っ掛けた後の状態における電線カバー4の右側面図であり、図9(c)が図9(b)のA方向からフック23及びフック引っ掛け部24を見た図である。
この図9に示すように、本変形例に係る電線カバー4は、フック23が第1カバー本体8の外表面に揺動できるように取り付けられ、フック23を引っ掛けるためのフック引っ掛け部(突起)24が第2カバー本体10の外表面に形成されている。フック23は、弾性を有するプラスチック又は金属で形成されており、先端部に分岐するように突出する操作片23aを図示しない間接活線工具で摘み、先端の爪部23bをフック引っ掛け部24に引っ掛けることにより、第1カバー本体8と第2カバー本体10とを閉じた状態で弾性的に保持することができるようになっている。また、フック23は、操作片23aを図示しない間接活線工具で摘み、全体を弾性変形させることにより、爪部23bとフック引っ掛け部24との係合状態を解除できる。
なお、本変形例は、フック23を第1カバー本体8に形成し、フック引っ掛け部24を第2カバー本体10に形成するようになっているが、これに限られず、フック23を第2カバー本体10に形成し、フック引っ掛け部24を第1カバー本体8に形成するようにしてもよい。
また、本変形例は、フック引っ掛け部24として突起を例示したが、これに限られず、フック23の爪部23bを引っ掛けることができる凹みをフック引っ掛け部としてもよい。
また、本変形例は、フック引っ掛け部24として突起を例示したが、これに限られず、フック23の爪部23bを引っ掛けることができる凹みをフック引っ掛け部としてもよい。
(電線補修装置の第2変形例)
図10は、本発明に係る電線補修装置1の第2変形例を示す図であり、第1ポート15及び第2ポート16の一部拡大断面図を示すものである。
この図10に示すように、本変形例に係る電線カバー4において、第1ポート15及び第2ポート16は、絶縁性材料が通過する穴15b,16bの電線収容空間2側の端部内径が他部よりも小径に形成され、且つ、穴15b,16bの電線収容空間側端縁15c,16cが鋭角に形成されている。
図10は、本発明に係る電線補修装置1の第2変形例を示す図であり、第1ポート15及び第2ポート16の一部拡大断面図を示すものである。
この図10に示すように、本変形例に係る電線カバー4において、第1ポート15及び第2ポート16は、絶縁性材料が通過する穴15b,16bの電線収容空間2側の端部内径が他部よりも小径に形成され、且つ、穴15b,16bの電線収容空間側端縁15c,16cが鋭角に形成されている。
このような本変形例に係る電線カバー4によれば、第1ポート15の穴15b及び第2ポート16の穴16bが略同一内径の場合に比較し(図11参照)、第1カバー本体8と第2カバー本体10を開き、第1カバー本体8と第2カバー本体10を電線3から分離した際に、第1ポート15及び第2ポート16内に残留して固化した絶縁性材料を電線3の露出導体部3aに再形成された絶縁被膜3cから容易に切除することができる(図3,図5参照)。
1 電線補修装置
2 電線収容空間
3 電線
3a 露出導体部
3b 絶縁被覆部
3c 絶縁被膜
4 電線カバー
5 絶縁性材料注入手段
7 中心軸
8 第1カバー本体
10 第2カバー本体
11 ヒンジ
12 連結用凸部
13 連結用凹部
14 空間
15 第1ポート
16 第2ポート
23 フック
24 フック引っ掛け部
2 電線収容空間
3 電線
3a 露出導体部
3b 絶縁被覆部
3c 絶縁被膜
4 電線カバー
5 絶縁性材料注入手段
7 中心軸
8 第1カバー本体
10 第2カバー本体
11 ヒンジ
12 連結用凸部
13 連結用凹部
14 空間
15 第1ポート
16 第2ポート
23 フック
24 フック引っ掛け部
Claims (5)
- 電線の絶縁被膜が切除された露出導体部に通電状態のままで絶縁被膜を再形成する電線補修装置であって、
(1).中心部に電線収容空間を有する筒状の電線カバーと、この電線カバーの前記電線収容空間内に流動性を有する絶縁性材料を注入する絶縁性材料注入手段と、を備え、
(2).前記電線カバーは、
中心軸に沿って第1カバー本体と第2カバー本体とに二分割され、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とが開閉できるようにヒンジで接続され、
前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とを閉じた場合に前記電線収容空間を形作る筒状となり、前記電線の前記露出導体部と前記露出導体部の両側に隣り合って位置する前記電線の絶縁被覆部とを前記電線収容空間内に収容できるように形成され、
前記電線収容空間内に注入された前記絶縁性材料が固化した後に、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体が開かれて前記電線から取り外されるようになっており、
(3).前記電線収容空間は、
前記電線の前記絶縁被覆部の外径寸法と略同一の穴径になっており、
前記電線の前記露出導体部の外周側に生じる空間が、前記第1カバー本体の第1ポートを介して外部に連通すると共に、前記第2カバー本体の第2ポートを介して外部に連通し、
(4).前記第1ポートと前記第2ポートは、
前記電線カバーの前記中心軸に沿った方向にずれて位置しており、
いずれか一方が、前記絶縁性材料注入手段に接続され、前記絶縁性材料注入手段から前記電線収容空間の前記空間内に流動性を有する前記絶縁性材料が注入されて、前記空間内に前記電線の前記絶縁被覆部と略同一外径の絶縁被膜が再形成されるのを可能し、
いずれか他方が、前記電線収容空間の前記空間内を満たした前記絶縁性材料が前記電線カバーの外部に流出するのを可能にした、
ことを特徴とする電線補修装置。 - 前記第1カバー本体と前記第2カバー本体のいずれか一方には、間接活線工具によって操作できるフックが取り付けられ、
前記第1カバー本体と前記第2カバー本体のいずれか他方には、前記フックが引っ掛けられるフック引っ掛け部が形成され、
前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とを閉じた状態で、前記フックを前記フック引っ掛け部に引っ掛けることにより、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体の閉じた状態を保持でき、
前記フックを前記フック引っ掛け部から取り外すことにより、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とを開くことが可能になる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電線補修装置。 - 前記電線カバーは、前記中心軸に沿った一端側に連結用凸部が形成され、前記中心軸に沿った他端側に連結用凹部が形成され、
前記電線カバーが前記中心軸に沿って複数配置され、隣り合う一方の前記電線カバーの前記連結用凸部を隣り合う他方の前記電線カバーの前記連結用凹部に係合させることにより、複数の前記電線カバーが前記中心軸に沿って連結される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電線補修装置。 - 前記第1ポートと前記第2ポートは、前記絶縁性材料が通過する穴の前記電線収容空間側端部内径が他部よりも小径に形成され、且つ、前記絶縁性材料が通過する穴の前記電線収容空間側端縁が鋭角に形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電線補修装置。 - 電線の絶縁被膜が切除された露出導体部に通電状態のままで絶縁被膜を再形成する電線補修装置を構成し、
中心部に電線収容空間を有する筒状体で、且つ、前記電線収容空間内に流動性を有する絶縁性材料を注入する絶縁性材料注入手段に接続されるようになっており、
中心軸に沿って第1カバー本体と第2カバー本体とに二分割され、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とが開閉できるようにヒンジで接続され、
前記第1カバー本体と前記第2カバー本体とを閉じた場合に前記電線収容空間を形作る筒状体になり、前記電線の前記露出導体部と前記露出導体部の両側に隣り合って位置する前記電線の絶縁被覆部とを前記電線収容空間内に収容できるように形成され、
前記電線収容空間内に注入された前記絶縁性材料が固化した後に、前記第1カバー本体と前記第2カバー本体が開かれて前記電線から取り外されるようになっている、
電線補修装置の電線カバーであって、
前記電線収容空間は、
前記電線の前記絶縁被覆部の外径寸法と略同一の穴径になっており、
前記電線の前記露出導体部の外周側に生じる空間が、前記第1カバー本体の第1ポートを介して外部に連通すると共に、前記第2カバー本体の第2ポートを介して外部に連通し、
前記第1ポートと前記第2ポートは、
前記電線カバーの前記中心軸に沿った方向にずれて位置しており、
いずれか一方が、前記絶縁性材料注入手段に接続され、前記絶縁性材料注入手段から前記電線収容空間の前記空間内に流動性を有する前記絶縁性材料を注入可能とし、
いずれか他方が、前記電線収容空間の前記空間内を満たした前記絶縁性材料を前記電線カバーの外部に流出可能とする、
ことを特徴とする電線補修装置の電線カバー。
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