JP5409439B2 - コウゾ抽出物を含む免疫機能強化用組成物 - Google Patents
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Description
化用健康食品、及びコウゾ抽出物を含む免疫機能低下による疾患用治療剤に関するものである。
さな枝に短毛が密生するが生長するにつれてなくなり、樹皮は灰褐色であり、高さは約3m程度である。葉は、卵形または長楕円形で縁に鋭い鋸歯があり、虫食ったようにまちまちに破れた模様をしている。花は、赤紫色で5〜6月に雌雄異株形態で腋出して、実は核果で球形であり9月頃に成熟する。コウゾは、漢方で根皮を構皮麻、果実を楮実子といい若い枝及び葉とともに夏と秋期に採取する。(国家生物総知識情報システム、http://www.nature.go.kr/plant/plantGuide/)。
コウゾ蒸気抽出液は、チュンヤン ペーパー カンパニー リミテッド(天陽製紙(株))で韓紙製造工程中に生産されるものを収集して、全州生物素材研究所で凍結乾燥したものを使用した。切り取ったコウゾ幹を1〜1.5mの長さに切断して並べた後、約15〜20kg程度の小さな束に縛って直径2m、深さ1m程度の鉄製円筒に水を1/3程度満たした後、コウゾを縦に立てて約450〜600kg入れ、まわりを動かないようにしっかりと固定した。外部にビニールを被せて蒸気が抜けないようにして、蒸気を供給して2〜3時間加熱した。充分に蒸されたコウゾを除去して、円筒下方のコウゾ抽出液を回収して、減圧濃縮した後、凍結乾燥して実験に使用した。乾燥したコウゾ水抽出物の収率は、1.3%であった。
7週齢のオスのC57BL/6マウス(大韓バイオリンク、忠清北道陰城)を頚椎脱骨後、脾臓を摘出した。摘出した脾臓を、HBSS( Hank’s Balanced Salts Modified.Gbico BRL.)で洗浄して細胞を分離後、遠心分離してRBC細胞溶解バッファー(lysing buffer, Sigma)で赤血球を除去した後、10%FBS(GibcoBRL.)とペニシリン(Gibco BRL.)及びストレプトマイシン(Gibco BRL.)を含むRPMI1640(Hyclone)培地に浮遊させて、5%CO2、37℃で培養した。前記実施例1で製造されたコウゾ水抽出物が、脾臓細胞増殖に及ぼす効果を検索するために、96ウェルプレートに分離培養した脾臓細胞を5×105細胞/ウェルで分注して、コウゾ水抽出物を1〜100μg/mlの濃度でPBSに溶解して添加した。細胞増殖効果に対する比較物質としてConA(Concanavalin A,Sigma Co.,米国)とLPS(lipopolysaccharide,Sigma Co.,米国)2μg/mlを使用した。48時間培養後、テトラゾリウム塩のCCK−8キット(Cell Counting Kit-8,Dojindo Laboratories,東京,日本)溶液を添加して、さらに4時間培養した後、ELISAリーダー(Ceres UV 900C,Bio-tech instrument,米国)を使用して、450nm で吸光度を測定した。対照群ウェルの吸光度に対する薬物添加ウェルの吸光度の比率を%で計算し、多くのウェルの平均値を用いた。計算は、下記の[数式1]を用いて算出した。
<2−1>マウス大食細胞株の細胞増殖効果の調査
マウス大食細胞株であるRaw264.7細胞株を96ウェルプレートに5×103細胞/ウェルで分注して、水抽出物を1〜100μg/ml濃度で処理した。比較物質には、ConA(Sigma Co.,米国)とLPS(Sigma Co.,米国)2μg/mlを使用した。48時間培養後テトラゾルリウム塩のCCK−8キット(Cell Counting Kit−8,Dojindo Laboratories,東京,日本)溶液を添加して、さらに4時間培養した後、ELISAリーダー器(Ceres UV900C,Bio−tech instrument,米国)を使用して、450nmで吸光度を測定した。対照群ウェルの吸光度に対する薬物添加ウェルの吸光度の比を%で計算し、多くのウェルの平均値を使用した。計算は、下記の[数式2]を使用して算出した。
Raw264.7細胞を2.5×105細胞/ウェルで、48ウェルプレートに分注してCO2培養器内で24時間培養した後、陽性対象群としてLPSを処理した。薬物処理群には、水抽出物を1〜100μg/mlで処理して、18時間培養後、上澄み液を分離してNO生成量を測定した。NO生成量は、Griess reagent(Promega,米国)を使用して反応させ、535nmで吸光度を測定した。
<1−1>散剤の製造
本発明のコウゾ水抽出物 2g
乳糖 1g
前記成分を混合した後、気密包に充填して散剤を製造した。
本発明によるコウゾ水抽出物 100mg
とうもろこし澱粉 100mg
乳糖 100mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
前記成分を混合した後、通常の錠剤の製造方法にしたがって打錠して精製を製造した。
本発明のコウゾ水抽出物 100mg
とうもろこし澱粉 100mg
乳糖 100mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
前記成分を混合した後、通常のカプセル剤の製造方法にしたがってゼラチンカプセルに充填してカプセル剤を製造した。
本発明によるコウゾ水抽出物 10μg/ml
薄い塩酸BP pH3.5になるまで
注射用塩化ナトリウムBP 最大1ml
適当な容積の注射用塩化ナトリウムBPの中に本発明によるコウゾ水抽出物の粉末を溶解させて、生成された溶液のpHを薄い塩酸BPを使用してpH3.5に調節して、注射用塩化ナトリウムBPを使用して容積を調節して充分に混合した。溶液を透明ガラス製の5mlタイプIアンプルの中に充填して、ガラスを溶解させて封入して、120℃で15分以上オートクレーブで殺菌して注射液剤を製造した。
本発明による本発明のコウゾ水抽出物を含む食品を下記のように製造した。
本発明のコウゾ水抽出物0.1〜10.0重量部を小麦粉に添加して、この混合物を使用して通常の方法でパン、ケーキ、クッキー、クラッカー及び麺類を製造して健康増進用食品を製造した。
本発明のコウゾ水抽出物0.1〜1.0重量部をスープ及び肉汁に添加して、通常の方法で健康増進用肉加工製品、麺類のスープ及び肉汁を製造した。
本発明のコウゾ水抽出物10重量部をグラウンドビーフに添加して、通常の方法で健康増進用グラウンドビーフを製造した。
本発明のコウゾ水抽出物0.1〜1.0重量部を牛乳に添加して、前記牛乳を用いて、通常の方法でバター及びアイスクリームのような多様な乳製品を製造した。
玄米、麦、もち米、ハト麦を公知の方法でアルファ化させて乾燥させたものを焙煎した後、粉砕機で粒度60メッシュの粉末に製造した。
種実類(えごま7重量部、黒豆8重量部、黒ごま7重量部)、
本発明のコウゾ水抽出物(1 重量部)、
霊芝(0.5重量部)、
地黄(0.5重量部)。
本発明のコウゾ水抽出物を含む飲料を下記のように製造した。
液状果糖(0.5%)、オリゴ糖(2%)、砂糖(2%)、食塩(0.5%)、水(75%)のような副材料と本発明によるコウゾ水抽出物を均質に配合して瞬間殺菌をした後、これをガラスビン、ペットボトルなど小型容器に包装して健康飲料を製造した。
本発明のコウゾ水抽出物0.5gをトマトまたはニンジンなどの野菜のジュース1,000mlに加えて、通常の方法で健康増進用野菜ジュースを製造した。
本発明のコウゾ水抽出物0.1gをリンゴまたはブドウなどの果物のジュース1,000mlに加えて、通常の方法で健康増進用果物ジュースを製造した。
Claims (2)
- コウゾ水抽出物を有効成分として含む、炎症性疾患、アトピーなどのアレルギー疾患及び癌を除く、免疫機能強化用薬学的組成物。
- 前記コウゾが、韓紙製造工程中に生産され集められることを特徴とする、請求項1に記載の、炎症性疾患、アトピーなどのアレルギー疾患及び癌を除く、免疫機能強化用薬学的組成物。
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