JP5408694B2 - 物干竿の支持装置、及び、それを備える屋根 - Google Patents

物干竿の支持装置、及び、それを備える屋根 Download PDF

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Description

本発明は、洗濯物などを干すために用いられる物干竿を支持するための装置に関するものであり、特に、テラス、カーポート、バルコニー、サンルームなどの屋根の下方に物干竿を吊設するための支持装置に関する。
従来、テラス、カーポート、バルコニー、サンルームなどの屋根の下方に、屋内外方向に移動可能な物干竿受け材を吊り下げる構成の物干し装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような物干し装置の構成によれば、物干竿を屋内外方向の異なる位置に配置することが可能となる。これにより、例えば、日照時では屋外側へ物干竿を移動させて洗濯物の乾燥を促進させることや、雨天時では屋内側へ物干竿を移動させて雨水の洗濯物への降りかかりを防止することが可能となる。このように、従来の構成では、利用者が状況に応じて物干竿の位置を設定できるようになっている。
そして、特許文献1に開示される構成では、摺動レールに沿って移動するキャスターが設けられ、該キャスターにて物干し竿受け材を吊設支持することにより、物干し竿受け材が屋内外方向に移動可能となっている。また、物干し竿受け材は、屋根の幅方向における二箇所に配置され、両物干し竿受け材によって物干竿の両端部が下側から保持される構成としている。
また、特許文献1の構成においては、摺動レールにキャスターを停止させるためのキャスター停止用切り込みが設けられ、この切り込みに落とし込まれた際に、キャスターの移動が規制され、物干竿を規定の位置にセットできるようになっている。
実開昭52−140927号公報
しかし、特許文献1に開示される構成の場合では、物干し竿受け材が互いに離れた位置に配置されるため、物干竿を架けた状態のまま離れた位置にある二つの物干し竿受け材を移動させるためには、(1)右側の物干し竿受け材を斜め上方に持ち上げてキャスターの移動規制を解除、(2)左側の物干し竿受け材の場所まで作業者が移動、(3)左側の物干し竿受け材を斜め上方に持ち上げてキャスターの移動規制を解除、(4)物干竿の中間位置まで作業者が移動、(5)物干竿を掴んで両方の物干し竿受け材を移動させる、といった手順が必要となる。
つまり、一人作業による場合では、離れた位置にある二つの物干し竿受け材の移動規制を同時に解除できないことから、上記(1)〜(5)の手順が必要となるのである。仮に、二つの物干し竿受け材について同時に移動規制を解除するためには、二人以上による作業が必要となるのである。また、一人作業の場合では、上記(1)〜(5)の手順によって作業時間がかかることになるため、突然の大雨が発生した際など、急いで物干竿を屋内側へ移動したい場合には、迅速な対応が困難となってしまう。特に、物干竿に洗濯物を掛けた状態のままで物干竿を移動させたい場合には、一人作業では困難を極めることになる。
また、特許文献1に開示される構成の場合では、二箇所の離れた位置に物干し竿受け材が配置されるため、まず、右側の物干し竿受け材を斜め上方に持ち上げて移動規制を解除した際には、その右側の物干し竿受け材の屋内外方向の位置は、左側の物干し竿受け材の位置とは異なることになる。つまり、この状態では、物干竿の右端部が、その左端部に対し屋内外方向にずれた位置に配置され、物干竿が規定の設置状態から斜めに傾いた状態となる。
そして、この状態で左側の物干し竿受け材の移動規制を解除する作業が必要となるが、この場合、物干竿は、既に規制が解除されている右側の物干し竿受け材を支点として回動することになる。この際に、物干竿の回動につられて右側の物干し竿受け材も移動してしまい、再び、キャスターが切り込みに落とし込まれて移動規制がなされてしまうことが懸念される。こうなってしまうと、再び右側の物干し竿受け材についての規制解除を行う必要が生じ、一から作業をやり直すはめになる。
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、より簡易、かつ、迅速に物干竿の屋内外方向の位置を変更することができる、物干竿の支持装置について提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、物干竿を被ガイド部と掛け部にて囲むようにして支えるための竿掛けと、前記竿掛けを移動可能に支えるための物干桟と、を備える物干竿の支持装置であって、前記竿掛けの被ガイド部は、前記被ガイド部に設けた被係止部を、前記物干桟の複数箇所に形設された係止部に落とし込むことで、各係止部の位置において係止可能に構成され、前記係止部に対する前記被係止部における係止は、前記被ガイド部の上方向への移動により前記被係止部が前記係止部から抜けることで解除されるよう構成され、前記物干竿を上方に持ち上げて、前記物干竿の上端部を前記被係止部の直下となる位置において前記被ガイド部の下面部に当接させて、前記物干竿にて前記被ガイド部を押し上げることで、前記物干桟に対する前記竿掛けの係止状態が解除される構成とする、物干竿の支持装置とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
物干竿の移動作業は、物干竿を掴むなどして、物干竿に操作力を加えるだけで行うことができ、一人作業であっても容易に、且つ、迅速に行うことができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は、本願発明の一実施形態にかかる物干竿の支持装置10を備える屋根1について示すものである。この屋根1は、テラス4の上方に配置されており、屋内側から屋内側にかけて、その屋根面が一枚の屋根板2によって構成されている。なお、本明細書において、屋内側とは、屋根1が付設される建物100に近い側をいい、屋外側とは、屋根1が付設される建物100から遠い側をいうものとする。
また、図1に示すごとく、屋根1の下方となる位置に、本発明の実施形態にかかる物干竿の支持装置10が配置される。この物干竿の支持装置10に物干竿40が支持され、物干竿40に対し、洗濯物17がかけられるようになっている。
次に、図2は、物干竿の支持装置10の全体構成を示すものである。
屋根1の側桁8において、屋内外方向の二箇所に吊金具11・12が上下方向に吊設される。この吊金具11・12は、筒状の部材であって、取付金具13・14を介して側桁8に固定される。また、側桁8には、吊金具11・12の周囲を囲むサポート金具15・16が固定されており、このサポート金具15・16によって吊金具11・12の揺れを規制するようにしている。
また、図2に示すごとく、吊金具11・12には、それぞれ、物干桟20の屋内外方向に二箇所においてそれぞれ上方に延設されるスライド棒21・22が挿入固定され、これにより、物干桟20が吊金具11・12を介して側桁8に吊設される。なお、このように側桁8に対して物干桟20を吊設するほか、図示せぬ垂木に対して物干桟20を吊設することとしてもよい。
また、図2に示すごとく、物干桟20は、屋内外方向に長い長尺の部材にて構成され、その屋外側端部と屋内側端部の高さが同一となるように、略水平に配置されている。また、物干桟20には、それぞれに物干竿40を掛けるための竿掛け30・30が設けられている。この竿掛け30・30は、物干桟20にガイドされながら屋内外方向に移動可能に構成されるとともに、物干桟20に対し、屋内外方向の規定の係止位置29a〜29dにて係止固定されるように構成されている。
次に、図3(a)は、物干桟20の断面形状について示すものである。
物干桟20は、対向して配置される二つの側壁部23・24を有し、その上部同士が上板部25で連結され、下部同士が下板部26で連結されて構成されている。また、側壁部23・24の下部は、下板部26よりも下方に延出され、その端部が互いに近づけられるようにして、略水平の板面部を構成するガイド突条部23a・24aが形成されている。また、ガイド突条部23a・24aの間には、間隔27が確保されており、これにより、側壁部23・24の間において、間隔27を通して下方に開放されるガイド溝28が形成されるようになっている。
また、図3(a)に示すごとく、ガイド突条部23a・24aにおいては、物干桟20の屋内外方向の複数箇所において、その板面部が上下方向に切り欠かれて、係止部23b・24bが形成されている。この係止部23b・24bは対向配置されて一対に構成されており、図2の例では、係止位置29a〜29dにおいて、それぞれ一対の係止部23b・24bが形成されることとしている。
そして、図3(b)に示すごとく、ガイド溝28に対し、竿掛け30の被ガイド部31が摺動自在に挿入されるようになっている。この竿掛け30は、図4に示すごとく、上部に構成される棒状の被ガイド部31と、該被ガイド部31の長手方向の両端部に対し、それぞれU字の端部が接続されるように構成される略U字状の掛け部32を有することとしている。そして、この掛け部32に対し、物干竿40が挿通されるとともに、掛け部32によって物干竿40が下側から支持されるようになっている。また、以上の構成で、竿掛け30は、物干竿40の周囲を被ガイド部31と掛け部32にて囲むように構成されており、これにより、図5を参照して後述するように、物干竿40による竿掛け30の上方への押し上げ、及び、屋内外方向への移動を可能としている。
また、図4に示すごとく、被ガイド部31においては、長手方向に連続的に形成される上側突条部33・33と、上側突条部33・33の下方において上側突条部33・33と平行に設けられる下側突条部34・34が形成されている。これら上側突条部33・33、下側突条部34・34は、被ガイド部31の軸断面視において両側方に向かって突出されるようになっており、これにより、各突条部33・34の間に被ガイド溝35・35が形成されるようになっている。また、上側突条部33・33には、その長手方向中途部において、凸状の被係止部36が下方向に突設されている。
そして、以上の構成において、図3(b)に示すごとく、竿掛け30の被ガイド溝35・35に、物干桟20のガイド突条部23a・24aを挿通させることで、竿掛け30が物干桟20に対して吊設される。なお、竿掛け30の素材については、金属や樹脂などで構成することができ、例えば、鋳造にて製造されるものであってもよく、いずれの素材、製造方法を用いる場合においても、十分な強度を確保することが破損防止の観点から重要となる。
また、図3(b)では、被係止部36・36が、ガイド突条部23a・24aに載置された状態となっており、この状態では、図5の左側の状態に示すごとく、被係止部36をガイド突条部23a・24aの上面で滑らせるようにして、竿掛け30を物干桟20に対して移動させることができるようになっている。ここで、被係止部36とガイド突条部23a・24aの接触面積は、仮に上側突条部33をガイド突条部23a・24aと接触させた場合における接触面積と比較して小さく構成されるため、被係止部36とガイド突条部23a・24aの間の摩擦抵抗は小さくなり、竿掛け30の物干桟20に対する移動は容易に行えることとなる。
一方、図3(c)の状況では、図5の右側の状態に示すごとく、被係止部36が、係止部23b・24bに落とし込まれ、竿掛け30の物干桟20に対する移動が規制されることになる。そして、これにより、竿掛け30を係止部23b・24bの箇所(位置29c)において、係止固定することができることになる。なお、図3(c)においては、上側突条部33・33がガイド突条部23a・24aによって下側から支えられることで、竿掛け30が落下することはない。
さらに、図5に示すごとく、位置29cにおいて一度係止固定された竿掛け30を移動させたい場合には、作業者は、次のようにして、物干竿40に対して操作力を付与する。即ち、物干竿40を上方に持ち上げて、物干竿40の上面で被ガイド部31を押し上げ、被係止部36を係止部23b・24bから抜き出すことで係止固定を解除する。そして、そのまま物干竿40を掛け部32に押し当て屋内外方向に移動させることで、被係止部36をガイド突条部23a・24aに乗り上げさせて、竿掛け30を移動できる状態とする。
以上のようにして、物干竿40を持ち上げて係止固定を解除するとともに、そのまま、物干竿40に手を添えることで、物干竿40を屋内外方向に移動させることができる。換言すれば、物干竿40を移動させるための操作力が、物干竿40を介して竿掛け30に付与され、これにより、竿掛け30の物干桟20に対する係止固定が解除されるとともに、竿掛け30が移動されるようになっているのである。
さらに、図5に示すごとく、位置29cから物干竿40(竿掛け30)を移動させる際において、竿掛け30が別の位置29bにある係止部23b・24bに到達した際には、被係止部36が係止部23b・24bに落とし込まれることになるため、特別な操作を必要とすることなく、位置29bにおいて、物干竿40(竿掛け30)を係止固定させることができる。このように、特別な操作を必要とすることなく、物干竿40(竿掛け30)を物干桟20に係止固定することができるため、物干竿40の移動の作業を迅速に完了できることになる。
以上に説明した物干竿の移動作業、係止固定作業は、物干竿を掴むなどして、物干竿に操作力を加えるだけで行うことができ、一人作業であっても容易に、且つ、迅速に行うことができるのである。仮に、図6(a)に示すごとく、本実施形態とは異なる竿掛け130・130に直接手を添えて物干竿40の移動を可能とするためには、各竿掛け130・130を持ち上げるために二回の操作が必要になり、それに伴って作業者は移動する必要が生じるが、本実施形態の場合では、図6(b)に示すごとく、竿掛け30・30の位置まで体を移動させることなく、物干竿40を押し上げるだけで、物干竿40とともに竿掛け30・30を移動させることができるのである。
また、図7の例に示すごとく、窓51から手を伸ばして物干竿40を掴んで力を加えるだけで、テラス4に出ずに、物干竿40を移動させることができる。即ち、室内52に居ながら物干竿40を移動させることもできるのである。
以上が本実施形態の構成である。
即ち、図2に示すごとく、物干竿40を支えるための竿掛け30と、前記竿掛け30を移動可能に支えるための物干桟20と、を備える物干竿の支持装置10であって、前記竿掛け30は、前記物干桟20に対し複数の係止位置29a〜29dにて係止可能に構成され、前記竿掛け30は、前記物干竿40を介して付与される操作力によって、前記物干桟20に対する係止状態が解除される、構成とするものである。
これにより、物干竿の移動作業は、物干竿を掴むなどして、物干竿に操作力を加えるだけで行うことができ、一人作業であっても容易に、且つ、迅速に行うことができる。
また、図5に示すごとく、移動する前記竿掛け30の被係止部36が、前記複数の係止位置29a〜29dにそれぞれ設けられる係止部23b・24bに到達した際に、前記被係止部36が前記係止部23b・24bに対して係止固定される、構成とするものである。
これにより、特別な操作を必要とすることなく、物干竿40(竿掛け30)を物干桟20に係止固定することができ、物干竿40の移動の作業を迅速に完了できる。
また、図2、及び、図7に示すごとく、前記物干桟20は、略水平に設置されており、物干竿40は、略水平に移動可能に構成されることとするものである。
これにより、図2に示すごとく、物干竿40の移動方向における全ての箇所において、同一の作業感覚にて、物干竿40の移動作業を行うことができる。仮に、図2の例において、側桁8と同様に物干竿40を傾斜して配置して、物干竿40の屋外側が低く屋内側が高くなるように構成されると、屋内側において物干竿40を操作する際には、背伸びをして物干竿40を掴む必要が生じる一方、屋外側においては背伸びの必要性がなくなるなど、屋内外方向の各箇所において、操作感覚が異なることになり、不便を感じることになる。この点、上記実施形態によれば、このような不具合が発生しないのである。
なお、以上の実施形態では、図2に示すように、傾斜配置される側桁8(若しくは、図示せぬ垂木)に対して、物干桟20が水平に吊設される構成とするものであるが、側桁8(若しくは、図示せぬ垂木)が水平に配置される屋根においては、この側桁8(若しくは、図示せぬ垂木)に物干桟20の機能を持たせる、つまりは、側桁8(若しくは、図示せぬ垂木)を物干桟として、側桁8(若しくは、図示せぬ垂木)にて竿掛け30を移動可能に支える構成としてもよい。
また、図8(a)〜(c)、及び図9(a)〜(c)は、竿掛けと物干桟との係止方法(固定方法)の他の例であり、上述の実施形態に代えて適用することができる。
以下順に説明すると、図8(a)の構成では、物干桟60の屋内外方向の複数箇所における内壁面に、可撓性のある突起部61(係止部)を設ける一方、竿掛け70には、前記突起部61と係止するための係止凹部71(被係止部)を設ける構成とするものである。この構成では、突起部61が係止凹部71に嵌入した際に、係止がなされる一方、竿掛け70に屋内外方向の力が加わった際には、突起部61が撓んで、係止凹部71から抜け出すことで両者の係止が解除され、竿掛け70の移動が許容されることになる。なお、この構成の場合では、係止解除をするにあたり竿掛け70を上方に移動させる必要がないため、図示せぬ物干桟を屋内外方向に動かす力を加えるだけで、係止状態を解除できる。
また、図8(b)は、物干桟62の屋内外方向の複数箇所に、可撓性のある突起部63(係止部)を下方に向けて設け、竿掛け72の上面に係止凹部73(被係止部)を設ける例である。図8(c)は、物干桟64の屋内外方向の複数箇所に係止凹部65(係止部)を設け、竿掛け74上面に可撓性のある突起部75(被係止部)を設ける例である。このように、図8(b)(c)の構成においても、図8(a)と同様の作用・効果を奏させることが可能である。なお、図8(b)(c)の関係と同様に、図8(a)の構成において、突起部を竿掛け側に、係止凹部を物干桟側に設けることとしてもよい。また、突起部61・63・75については、それぞれ、球状先端をスプリングにて突出させるとともに、荷重が作用した際に球状先端を引き込ませる構成のラッチ構造を採用してもよい。
また、図9(a)は、物干桟66において屋内外方向の複数箇所に磁石67(係止部)を設置し、竿掛け76に前記磁石67に吸着される金属片77(磁石であってもよい)(被係止部)を設置する構成とするものである。なお、この逆の組合せ、つまり、竿掛け76側に磁石、物干桟66側に金属片を設置する構成としてもよい。これらの構成によっても、図8(a)と同様の作用・効果を奏させることが可能である。
また、図9(b)は、物干桟68において屋内外方向の複数箇所に波状の板バネ69(係止部)を設置し、竿掛け78に前記板バネ69の凹部に係止される突起部79(被係止部)を設置する構成とするものである。図9(c)は、この逆の組合せであり、竿掛け78aに板バネ78b(被係止部)を設置し、物干桟68aに突起部68b(係止部)を設ける構成とするものである。これらの構成によっても、図8(a)と同様の作用・効果を奏させることが可能である。
本発明は、テラス、カーポート、バルコニー、サンルームなどの屋根の下方に物干竿を吊設するための支持装置として、広く適用可能である。
本発明の一実施例に係る物干竿の支持装置を取り付けた屋根の概要について示す図。 本発明の一実施例に係る物干竿の支持装置の側面図。 (a)は物干桟の断面形状について示す断面図。(b)は竿掛けを物干桟に対して摺動させる場合の状態について示す図。(c)は係止部に竿掛けが継合した状態について示す図。 竿掛けの構造について示す斜視図。 竿掛けの係止、移動について説明する図。 (a)は二つの竿掛けを個別に操作する場合について説明する図。(b)は物干竿に手を添えて二つの竿掛けを同時に操作する場合について示す図。 室内に居たまま物干竿を移動させることについて説明する図。 (a)は竿掛けの係止形態の第一の他例について示す図。(b)は竿掛けの係止形態の第二の他例について示す図。(c)は竿掛けの係止形態の第三の他例について示す図。 (a)は竿掛けの係止形態の第四の他例について示す図。(b)は竿掛けの係止形態の第五の他例について示す図。(c)は竿掛けの係止形態の第六の他例について示す図。
符号の説明
1 屋根
2 屋内側パネル
3 屋外側パネル
4 テラス
10 支持装置
20 物干桟
29b 係止位置
29c 係止位置
30 竿掛け
40 物干竿

Claims (1)

  1. 物干竿を被ガイド部と掛け部にて囲むようにして支えるための竿掛けと、
    前記竿掛けを移動可能に支えるための物干桟と、
    を備える物干竿の支持装置であって、
    前記竿掛けの被ガイド部は、前記被ガイド部に設けた被係止部を、前記物干桟の複数箇所に形設された係止部に落とし込むことで、各係止部の位置において係止可能に構成され、
    前記係止部に対する前記被係止部における係止は、前記被ガイド部の上方向への移動により前記被係止部が前記係止部から抜けることで解除されるよう構成され、
    前記物干竿を上方に持ち上げて、前記物干竿の上端部を前記被係止部の直下となる位置において前記被ガイド部の下面部に当接させて、前記物干竿にて前記被ガイド部を押し上げることで、
    前記物干桟に対する前記竿掛けの係止状態が解除される構成とする、物干竿の支持装置。
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