JP5408561B1 - タブレットホルダー - Google Patents

Abstract

【課題】タブレットを手で押えていなくてもセット出来るタブレットホルダーを提供する。
【解決手段】タブレットホルダーの載置台１は、直交する垂直ガイド溝２と水平ガイド溝３を有し、垂直ガイド溝２にはタブレットの上方および下方を押さえる上部ホルダー４と下部ホルダー５が配置され、水平ガイド溝３の左右には、ガイド溝をスライドする巻き付けユニット６と引っ張りユニット７が配置される。巻き付けユニット６のロール１０には、塩化ビニールなどの材質からなる透明シートの一端が固定され、透明シートを巻き付けることが出来る。透明シートの他端は引き板１５に固定されており、引き板１５を引っ張りユニット７のフック１６に掛ける事により、巻き付けユニット６と引っ張りユニット７の間に透明シートを張ることが出来る。載置台１に乗せられたタブレット端末は、巻き付けユニット６と引っ張りユニット７の間に張られた透明シートに押えられる。
【選択図】図１

Description

本発明は、タブレット端末や、スマートホンを搭載するタブレットホルダーに関する。

タブレット端末は、画面がタッチパネルで構成され、タッチパネルを指で接触して操作することを特徴としており、タブレット端末を手で支える代用としてのホルダーが普及している。

特許公開 ２０１３−０４２２５４ 携帯端末機器用スタンド 特開平 １０−１５４０４１ 表示一体型タブレット用スタンド

リザウンド： 読書スタンド カタログ サンワサプライ： タブレットＰＣアームスタンド カタログ

現在使用されているタブレット端末を搭載するホルダーは、タブレットの上下左右を爪で挟んで固定する方法が採用されている。この方法では、タブレットをセットする時に、下の爪にタブレットの下端を乗せ、左右の爪でタブレットの左右を片方ずつ押さえなければならず、その間手でタブレットを押さえていなければ、落下の恐れが有るという欠点を有している。
本発明は、タブレットを手で押えていなくてもセット出来るタブレットホルダーを提供するものである。

本発明のタブレットホルダーの載置台は、直交する垂直ガイド溝と水平ガイド溝を有し、垂直ガイド溝にはタブレットの上方および下方を押さえる上部ホルダーと下部ホルダーが配置され、水平ガイド溝の左右には、ガイド溝をスライドする巻き付けユニットと引っ張りユニットが配置される。
巻き付けユニットは、軸受板に軸支されたロールを備え、ロールには、塩化ビニールなどの材質からなる帯状の透明シートの一端が固定され、透明シートを巻き付け、巻き戻すことが出来る。透明シートの他端は引っ張りユニットに固定され、巻き付けユニットと引っ張りユニットの間に透明シートを張ることが出来る。

本発明のタブレットホルダーにタブレットをセットする時には、下部ホルダーをロックし、左右に張られた透明シートと載置台の間に上からタブレットを差込んでセットする。

塩ビ等の材質によるシートでタブレットの画面を覆っても、指でタブレットのタッチ画面を操作することが可能である。

タブレットのほぼ中央を透明シートで帯状に押える事が出来るので、左右を爪で押える従来の方法のような爪が外れる恐れがなく、画面が下向きの状態でも透明シートが受け止めているので、仰向けの姿勢で画面を見たり操作することが出来る。

透明シートの帯の長さを自由に調整できるので、幅の狭いスマートフォンから大型のタブレット端末まで幅広く使用することが可能である。

タブレットホルダー平面図 タブレットホルダーの正面図 タブレットを乗せた平面図 Ａ−Ａ断面図 下部押さえの平面図 Ｂ−Ｂ断面図 Ｃ−Ｃ断面図 左右に巻き付けユニットを配置した平面図

以下、本発明によるタブレットホルダーを実施例により説明する。

本発明は、ベッドや布団で寝ながらタブレット端末やスマートフォンを使用できるタブレットホルダーである。タブレット端末は片手で押え、もう片方の手でタッチ画面を操作して使用するもので、寝ながら使用する時には、手で支えなくても使用できるアームスタンド式のタブレットホルダーが望まれている。

図１は、本発明のタブレットホルダーの平面図、図２はタブレットホルダーの正面図である。
載置台１は、垂直ガイド溝２と水平ガイド溝３が同一平面をなす十字形を形成している。垂直ガイド溝２にはタブレットの上部と下部を押さえる上部押さえ４と下部押さえ５が垂直ガイド溝２をスライドし、かつ任意の位置に固定出来るように設置される。

水平ガイド溝３には、一方に巻き付けユニット６と他方に引っ張りユニット７がスライド可能にかつ任意の位置で固定出来るように設置されている。

巻き付けユニット６は、一対の軸受板に軸支されたロール１０に塩化ビニールなどからなる帯状の透明シート１１の端面を固定した構成を有する。
ロール１０は、軸受板Ａ８の外部に配置された巻き付けハンドル１２に直結しており、巻き付けハンドルを回して、透明シート１１の巻き付けおよび巻き戻しが可能である。
ロール他端の中心部には外部に突出するネジ１３が装着され、軸受板Ｂ９に軸支される。軸受板Ｂ９の外部に突き出たネジ１３部にナット１４を掛けて回すことによって、ロール１０は軸受板Ｂ９に締め付けられ、回転がロックされる。

透明シート１１の他方の端面は引き板１５に固定され、引き板の左右が、引っ張りユニットに設置された一対のフック１６に掛けられて着脱可能に固定される。

図３は、載置台１にタブレット１７を乗せた平面図。図４はＡ−Ａ断面図である。本発明のタブレットホルダーを使用する時には、下部押さえを載置台に固定し、透明シート１１を張った巻き付けユニット６と引っ張りユニット７の間隔をタブレットの幅よりも広くして水平ガイド溝３に固定する。
次に載置台１と透明シート１１の間にタブレット１７を上方から差し込み、巻き上げハンドル１２を回転して透明シート１１をロール１０に巻き付け、タブレットの上面を透明シートで締め付けてタブレットを載置台１に固定する。

Ａ−Ａ断面図は、載置台をスタンドに取付ける一方法を示すもので、載置台１は、載置台の中央部裏面に設置されたボールジョイント１８等を介して支持アーム１９に接続され、使用状態に適した位置にタブレットを配置できるように工夫される。

図５は、下部押さえ４の平面図、図６はＢ−Ｂ断面図である。下部押え４のベース２０には、六角ボルト２２の頭部をガイドとしてスライドする段になった長溝２１が形成されている。

図７は、Ｂ−Ｂの分解断面図で、載置台１に下部押さえ５が固定する方法を示しており、巻き付けユニットや引っ張りユニットも同様の方法で固定される。
下部押さえ５のベース２０は、載置台１の垂直ガイド溝２に装着され、六角ボルト２２とナット２４によって締め付け、固定することが出来る。
六角ボルトの頭部２３は、ベース２０の段になった長溝２１をスライドすることが可能であり、ベースを垂直ガイド溝の任意の位置に固定することが出来る。

図８は、左右にロール基板を配置した平面図である。
本発明は、図１に示すように、水平ガイド溝に、巻き付けユニットと引っ張りユニットの間に透明シートを張る事を特徴とするものであるが、図８のように、引っ張りユニットを巻き付けユニットに置き換え、左右一対の巻き付けユニットの間に透明シートを張っても、同じ効果を得ることが出来る事は言うまでもない。

１ 載置台
２ 垂直ガイド溝
３ 水平ガイド溝
４ 上部押さえ
５ 下部押さえ
６ 巻き付けユニット
７ 引っ張りユニット
８ 軸受板Ａ
９ 軸受板Ｂ
１０ ロール
１１ 透明シート
１２ 巻き付けハンドル
１３ ネジ
１４ ナット
１５ 引き板
１６ フック
１７ タブレット
１８ ボールジョイント
１９ 支持アーム
２０ ベース
２１ 長溝
２２ 六角ボルト
２３ 六角ボルトの頭
２４ ナット

Claims (2)

1. 載置台に直交する垂直ガイド溝と水平ガイド溝が形成され、垂直ガイド溝には下部押さえと上部押さえがスライド可能に設置され、水平ガイド溝の左右には、巻き付けユニットと引っ張りユニットがスライド可能に設置され、巻き付けユニットの軸受板に軸支されたロールには、透明シートの一端が固定され、透明シートの他端は引っ張りユニットに固定され、載置台に搭載したタブレットの上面を、巻き上げユニットと引っ張りユニットの間に張った透明シートで押える事を特徴とするタブレットホルダー。
2. 載置台に水平ガイド溝が形成され、水平ガイド溝の左右には、一対の巻き付けユニットが設置され、左右の巻き付けユニットの間に透明シートが張られ、載置台に搭載したタブレットの上面を、左右の巻き付けユニットの間に張った透明シートで押える事を特徴とするタブレットホルダー

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