JP5406924B2 - 通信システムにおけるフレーム検出のための方法および装置 - Google Patents

通信システムにおけるフレーム検出のための方法および装置 Download PDF

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本出願は、本出願と同日に出願された、代理人整理番号が100.916US01であり発明の名称が「METHOD AND APPARATUS FOR SWITCHING IN A TDD SYSTEM」である米国特許出願第12/144,977号と、代理人整理番号が100.924US01であり発明の名称が「SYSTEM AND METHOD FOR SYNCHRONIZED TIME−DIVISION DUPLEX SIGNAL SWITCHING」である米国特許出願第12/144,939号と、代理人整理番号が100.925US01であり発明の名称が「SYSTEM AND METHOD FOR CONFIGURABLE TIME−DIVISION DUPLEX INTERFACE」である米国特許出願第12/144,913号とに関するものであり、これらの出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
時分割複信(TDD:Time−Division Duplexing)システムにおける通信機器は、TDDシステムが適切に機能できるためには、適切なタイミングでアップリンク通信とダウンリンク通信との切り替えが行われるよう調整されていなければならない。一般に、ホストユニットが、切り替え時間を調整し、切り替え時間に関する情報をワイヤレス端末へと送信する。ワイヤレス端末は、その情報を用いて、ワイヤレス端末からの通信がホストユニットからの通信と衝突しないよう、切り替えを行うタイミングを決定する。
ホストおよびワイヤレス端末に加えて、ホストユニットとワイヤレス端末との間で情報の中継を行う通信ネットワーク内の機器にも、アップリンク通信とダウンリンク通信との切り替えを必要とする機器もある。いくつかのシステムでは、ネットワーク機器は、上流側および下流側通信の切り替えタイミングに関する、ホストユニットからの情報信号の受信、フィルタリング、復号化を適切に実行するに必要な回路を有さない。
以下の概要は、例示のためのものであり、限定のためのものではない。1つの実施形態では、時分割複信(TDD)システムにおけるサブフレームの境界を判定する方法を提供する。その方法は、少なくとも1つの無線周波数上の信号の出力レベルを検出する。この信号は、少なくとも1つのサブフレームを含むものである。検出された信号に対して第1基準信号との間の時間領域の相関が取られる。この第1基準信号は、少なくとも1つのサブフレームを表現したものである。検出された信号と第1基準信号との相関に基づいて、検出された信号の少なくとも1つのサブフレームの境界の時間的位置を判定される。
アップリンク送信とダウンリンク通信との切り替えを行うための通信システムの1つの実施形態を示すブロック図である。 フレーム構造の1つの実施形態を示す図である。 アップリンク送信とダウンリンク送信との切り替えを行うための通信回路の1つの実施形態を示すブロック図である。 アップリンク送信とダウンリンク送信との切り替え方法の1つの実施形態を示すフローチャートである。 時間ドリフトを打ち消すための、アップリンク送信とダウンリンク通信との切り替え時間の調整方法の1つの実施形態を示すフローチャートである。
一般的な慣例により、記載した様々な特徴は、一定の縮尺で描かれているわけではなく、本開示に関連する特定の特徴を強調するために描かれたものである。
図1は、通信ネットワーク100の1つの実施形態を示すブロック図である。図1に示す実施形態において、通信ネットワーク100は、分散アンテナシステム(DAS:Distributed Antenna System)103に通信可能に接続された基地局102を備える。他の実施形態では、DAS103は、1つまたは複数の上流側装置(例えば、基地局送受信器102、ワイヤレスアクセスポイント、または他の無線周波数信号源)と、1つまたは複数の下流側ワイヤレス装置(例えば、ワイヤレス端末112)との間で、無線周波数信号を搬送するために用いられる。いくつかの実施形態では、基地局送受信器102(本明細書では、「基地局」102とも称する)は、通信サービスプロバイダのインフラストラクチャの一部であり、ワイヤレス端末112は顧客宅内機器を含む。一般に、基地局102が下流側のワイヤレス端末112と通信を行う各無線周波数信号またはチャンネルに対して、元のダウンリンク無線周波数信号は、本来、1つまたは複数のワイヤレス端末112により受信されるよう、基地局102により送信される。元のアップリンク無線周波数信号は、本来、基地局102により受信されるよう、ワイヤレス端末112により送信される。
基地局102は、ワイヤレス端末112間の通信およびワイヤレス端末112と基地局102に接続された他の通信ネットワーク(図示せず)との通信を管理する。1つの実施形態では、基地局102は、ワイヤレス端末112と公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network)との間の通信を管理する。この実施形態では、例えば、通信ネットワーク100は、セルラ/PCSシステムであり、基地局102は、PSTNに対する音声/PSTNゲートウェイとして機能する基地局制御器と通信する。他の実施形態では、基地局102は、IPゲートウェイとの通信を介して、ワイヤレス端末112とインターネット・プロトコル(IP:Internet Protocol)に基づくネットワーク(例えば、インターネット)との通信を管理する。この実施形態では、基地局102は、IPゲートウェイからのIPデータに対してベースバンド処理を行い、IPデータをチャンネルに送る。1つの実施形態では、基地局102は、IEEE802.16に準拠する基地局である。所望により、基地局102は、WiMax、WiBro、LTE、または他のコンソーシアムの要件を満足するものであってもよい。さらに他の実施形態では、基地局102は、PSTNおよびIPに基づくネットワークの両方の間の通信の管理を含む複数の機能を備える。
DAS103は、基地局102に通信可能に接続されたハブ106と、ハブ106から遠隔に位置し通信可能に接続された3つの遠隔アンテナユニット108〜111とを備える。各遠隔アンテナユニット108〜111は、ワイヤレス端末112とのワイヤレス通信を行うために用いられる1つまたは複数のアンテナ104を備える。他の実施形態ではハブ106と基地局102とは同軸ケーブル、ワイヤレスアンテナ、または他の通信媒体により通信可能に接続されるが、この実施形態では、ハブ106は基地局102に対してオプティカル接続される。同様に、他の実施形態では、ハブ106と遠隔アンテナユニット108〜111とは同軸ケーブル、ワイヤレスアンテナ、または他の通信媒体により通信可能に接続されるが、この実施形態では、ハブ106は各遠隔アンテナユニット108〜111に対してオプティカル接続される。他の実施形態では、各遠隔アンテナユニット108〜111において単一のアンテナ104のみ、または3つ以上のアンテナ104が用いられるが、この実施形態では、遠隔アンテナユニット108〜111のそれぞれは、2つのアンテナ104すなわち主アンテナおよびダイバーシティアンテナを備える。1つの実施形態では、DAS103は、例えば、複数階の建物の各階にカバレッジを提供するために、ハブ106と遠隔アンテナユニット110および111との間で通信可能に接続された1つまたは複数の拡張装置114も備える。
基地局102は、DAS103を用い、アンテナ104を介して、ワイヤレス端末112との通信を行う。基地局102と、複数のワイヤレス端末112との間の双方向通信は、多重アクセス方式を用いることにより達成される。1つの実施形態では、基地局102とワイヤレス端末112との間の通信は、符号分割多重接続(CDMA:Code−Division Multiple Access)方式を用いて行われる。他の実施形態では、基地局102とワイヤレス端末112との間の通信は、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いて行われる。他の実施形態では、他の多重アクセス方式(例えば、TDMA、FDMA)が用いられる。または、例えば、音声通信用のCDMAおよびデータ通信用のOFDMAを含む、複数の多重アクセス方式が用いられる。
1つの実施形態では、基地局102とワイヤレス端末112との間の通信の一部または全部で、時分割複信(TDD)通信方式が用いられる。TDD方式は、異なった時間において、アップリンク送信(ワイヤレス端末112から基地局102への送信)とダウンリンク送信(基地局102からワイヤレス端末112への送信)とを有することにより、2つの装置間の双方向通信を可能にする。この実施形態では、アップリンク通信およびダウンリンク通信の両方が同一の周波数を共有する。
図1に示す実施形態では、単一の基地局102およびハブ106が図示されるが、他の実施形態では、複数の基地局102および/またはハブ108が用いられることを理解すべきである。加えて、この実施形態では、一定数量の遠隔アンテナユニット108〜111がハブ106に接続されているが、他の実施形態では、その他の数量の遠隔アンテナユニット108〜111がハブ106に接続される。
以下の説明はIEEE802.16規格に記載されたTDD方式に基づくシステムに関するものであるが、本開示の範囲は、他のTDD方式に適用するために、説明されたシステムおよび方法に対する適切な調整物、改変物、代用物を有する他の実施形態も含むことを意図する。
システム100は、ワイヤレス端末112と、例えばPSTNまたはインターネットに基づくネットワークを介して基地局に通信可能に接続された1つまたは複数の他の装置との間の通信を可能にする。ワイヤレス端末112は、遠隔アンテナ104を介して、遠隔アンテナユニット108〜111への信号および/または遠隔アンテナユニット108〜111からの信号の送信/受信を行う。この実施形態では、例えばハンドオフ時等の特定状況を除いては、ワイヤレス端末112はそれぞれ1度に1つの遠隔アンテナユニット108〜111と通信を行う。例えば、ワイヤレス端末112から送出される情報はワイヤレス端末112により送信され、例えば、送信中のワイヤレス端末112と通信中の遠隔アンテナユニット108において受信される。遠隔アンテナユニット108は、ワイヤレス端末112から受信した信号を再生し、遠隔アンテナユニット104に送信中の他のワイヤレス端末112から受信した他の信号とともに、その信号をハブ106へと送る。ハブ106は、遠隔アンテナユニット108(および一部は拡張装置114を通して、他の遠隔アンテナユニット109〜111)から情報を受信し、受信した信号を再生し、その信号を基地局102へと送信する。基地局102は、その情報を処理し、その情報をその宛先へと送信する。他のネットワークから受信する情報も、基地局102により受信される。基地局102は、どのワイヤレス端末112がその情報の宛先であるかを判定し、その情報を含む信号を生成し、変調し、ハブ106へと送信する。ハブ106は、信号を、受信し、再生し、例えば宛先のワイヤレス端末112と通信中の遠隔アンテナユニット108へと送信する。遠隔アンテナユニット108は、信号を、ハブ106から受信し、再生し、ワイヤレス端末112へとワイヤレス送信し、ワイヤレス端末112において情報が受信および処理される。この実施形態では、アップリンクおよびダウンリンクの両通信に対して、ハブ106および遠隔アンテナユニット108〜111は、基地局102およびワイヤレス端末112により送信される信号を復調または展開しない。そのかわり、ハブ106および遠隔アンテナユニット108〜111はリレーとして機能して、信号の受信および再生を行うが、信号に対しては最小限の処理を行うにとどまる。
図2は、TDD送信構造200の1例を示す図である。図2に示す実施形態では、送信構造200は、アップリンク(UL:uplink)サブフレーム204に先行するダウンリンク(DL:downlink)サブフレーム202を有するフレーム(本明細書では「フレーム」200とも称される)を含む。後続TDDフレームの第2ダウンリンクサブフレーム205の一部も図示されている。送信の各開始および終了は、本明細書では送信境界と称する。この実施形態では、各TDDフレーム200は構造において実質的に同等であり、5msの一定の存続期間を有し、1つのアップリンクサブフレームに先行する1つのダウンリンクサブフレームを含む。いくつかの実施形態では、TDDフレーム200の一部には制御データが割り当てられる。他の実施形態では、TDDフレーム200は、可変の存続期間を有してもよく、および/または各フレーム200内に複数のアップリンクサブフレームまたはダウンリンクサブフレームを含んでもよい。加えて、他の実施形態では、アップリンクサブフレームが先行しダウンリンクサブフレーがそれに後続してもよく、また、アップリンクサブフレームおよびダウンリンクサブフレームのいずれが各フレームを開始するかがフレームごとに変化してもよい。
TDDフレーム200の開始部分が、ダウンリンクサブフレーム202に割り当てられる。ダウンリンクサブフレーム202の終了部分において、時間間隔(TTG)206がアップリンクサブフレーム204の開始の前に生じる。次に、アップリンクサブフレーム204が始まり、別の時間間隔(RTG)208が、アップリンクサブフレーム204の終了と次のフレームのダウンリンクサブフレーム205の開始との間に、生じる。
ダウンリンクサブフレーム202の間に、基地局102は1つまたは複数のワイヤレス端末112への送信を行う。アップリンクサブフレーム204の間に、1つまたは複数のワイヤレス端末112が基地局102への送信を行う。ダウンリンクサブフレーム202とアップリンクサブフレーム204との間にあるTTG206により、送信モードから受信モードへの基地局の102切り替わりと、受信モードから送信モードへの各ワイヤレス端末112の切り替わりが一定時間内で可能になる。同様に、RTG208により、受信モードから送信モードへの基地局102の切り替わりと、送信モードから受信モードへのワイヤレス端末112の切り替わりが、一定時間内で可能となる。TTG206およびRTG208により、基地局の同期および伝達遅延の判定/調整等を行うための時間的余裕が可能となる。
基地局102およびワイヤレス端末112に加えて、DAS103内のRF回路においても、ダウンリンク送信の処理およびアップリンク送信の処理の切り替えが行われる。基地局102およびワイヤレス端末112と同様に、DAS103内のRF回路の切り替えは、時間間隔TTG206およびRTG208の間に行われる。各遠隔アンテナユニット108〜111内のRF回路およびハブ106内のRF回路は、アップリンクおよびダウンリンクの切り替えを行う。
1つの実施形態では、各フレーム200が同一のデューティサイクルを有し、ダウンリンクサブフレーム202およびアップリンクサブフレーム204の存続期間が一定となっている。他の実施形態では、デューティサイクルは可変であり、ダウンリンクサブフレーム202およびアップリンクサブフレーム204の存続期間はフレームごとに可変となっている。可変のデューティサイクルに対しては、サブフレームの存続期間は、送信が行われる間、システムのトラフィック、ユーザ環境設定、その他のパラメータに基づいて動的に割り当てられる。例えば、1つの実施形態では、フレーム200は、通信プロトコルの許容に応じて、合計47個のフレームを有し、35個シンボル分、34個シンボル分、および33個シンボル分の所定のダウンリンクサブフレーム長と、12個シンボル分、13個シンボル分、および14個シンボル分のアップリンクサブフレーム長とを有する。35個シンボル分のダウンリンクサブフレーム202は、12個シンボル分のアップリンクサブフレーム204に対応する。各サブフレームにおけるシンボル数に関わらず、アップリンクおよびダウンリンクのシンボルの合計数は変わらず47である。したがって、ダウンリンクサブフレーム202においてシンボル数が少ないと、対応するアップリンクサブフレーム204においてシンボル数が増えることとなる。この実施形態では、フレーム200が一定デューティサイクルまたは可変デューティサイクルであるに関わらず、TTG206およびRTG208の期間は、一定の存続期間を有する。
この実施形態でシステム100により使用される通信構造は、図2に示すように2つのサブフレームを含むフレームであるが、本開示の範囲が、他のフレーム/サブフレーム構造および当業者に周知の他の通信構造を含むことを意図するものであることを理解すべきである。
ワイヤレス端末112は、ダウンリンクサブフレーム202およびアップリンクサブフレーム204のタイミングを、基地局102により送られた通信から獲得する。1つの実施形態では、これらの通信は別個の制御チャンネル上で行われ、ワイヤレス端末112は制御チャンネルを聴取してフレームおよびサブフレームのタイミングを獲得する。別の実施形態では、ワイヤレス端末112は、フレームタイミングおよびサブフレームタイミングを、基地局102により送られた、フレーム200内のメッセージから、または、ペイロードチャンネル上の現在の送信を聴取し、当該送信から直接的にタイミングを見定めることにより、獲得する。いずれにせよ、ワイヤレス端末112は、各フレーム200の開始時間、ダウンリンクサブフレーム202の終了時間、受信モードから送信モードへの切り替え時間、およびアップリンクサブフレーム204の送信開始時間を判定する。しかしこの実施形態では、ハブ106および遠隔アンテナユニット108〜111は、基地局102とワイヤレス端末112との間で送信される信号の復調および展開に必要な回路を有しない。したがって、1つの実施形態では、ハブ106および遠隔アンテナユニット108〜111は、フレームおよびサブフレームのタイミングを独立して判定するために備えられた回路を有する。
図3は、通信ネットワーク100における送信構造の境界の時間的位置を判定するための回路300の1つの実施形態を示す図である。図3に示す実施形態において、回路300は、ネットワーク100内で送信される信号の出力レベルに基づいて、サブフレーム境界のタイミング(サブフレームタイミング)を判定する。判定されたサブフレームタイミングに基づいて、回路300は、ダウンリンクおよびアップリンク送信の切り替えタイミングを判定する。例えば、この実施形態では、回路300は、ダウンリンクサブフレーム202に対する開始境界の時間的位置を判定する。この実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202の開始がフレーム200の開始と一致するため、ダウンリンクサブフレーム202の開始時間の判定を行うと、フレーム200の開始時間も判定されることになる。回路300は、次に、ダウンリンクサブフレーム202の判定された開始境界に基づいて、アップリンク送信からダウンリンク送信へと切り替えるタイミングを判定する。
回路300は、ネットワーク100上で(例えば、基地局102と図示しないワイヤレス端末との間で)現在送信中の信号を検出し、検出した信号の出力レベルと既知の基準信号とを比較して、サブフレーム境界のタイミングを判定する。1つの実施形態では、その比較は、受信したダウンリンクサブフレームの期待される出力レベルおよび存続期間と一致する出力レベルを有する信号を含む基準信号との相関を取ることである。相関プロセスに関するさらなる詳細は、以下で提供する。この実施形態では、各フレームの存続期間が同一であるため、回路300は、検出されたフレームの開始の判定されたタイミングを用いて、後続のフレームの開始を予測する。次に、回路300は、次に受信するフレームの予測される開始時間に基づいて、スイッチ312がダウンリンク送信を中継するタイミングを判定する。こうして、回路300は、ネットワーク100のフレームおよびサブフレームのタイミングにしたがって、基地局102からのダウンリンク送信をワイヤレス端末112へと中継するために、ダウンリンクモードに設定される。上記の説明から明らかなように、本明細書に記載の装置および方法は、所望により、システムのフレームおよび/またはサブフレームのタイミングを判定するためにも使用することが可能である。
1つの実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202の開始とともに、アップリンクサブフレーム204の開始も、判定されたフレーム開始タイミングから予測される。例えば、フレームのデューティサイクルが一定の場合、アップリンクサブフレーム204の開始は、フレーム200の開始に対して一定である。フレーム開始の時間的位置が判定されると、後続のフレームの開始および当該フレーム内のアップリンクサブフレームの開始は、既知のフレーム存続期間および、フレームの開始と当該フレーム内のアップリンクサブフレームの開始との間の既知の時間に基づいて予測される。
他の実施形態では、フレームのデューティサイクルは可変であり、アップリンクサブフレーム204の開始は、特定のフレームのそれぞれのデューティサイクルに基づいて、フレームごとに変化する。ここで、フレームのタイミングは上述のようにして判定され、したがってダウンリンクサブフレーム202の開始は、ダウンリンクサブフレーム202の開始がフレーム200の開始と一致するため、既知である。アップリンクサブフレーム202の開始は、リアルタイムでのダウンリンクサブフレーム202の下降エッジの検出、および、下降エッジの検出に基づくダウンリンクモードからアップリンクモードへの切り替えにより、判定される。サブフレームの下降エッジに基づくリアルタイムでの切り替えに関するさらなる詳細は、「METHOD AND APPARATUS FOR SWITCHING IN A TDD SYSTEM」を発明の名称とする同時係属出願の米国特許出願第12/144,977号(代理人整理番号100.916US01)において提供される。なお、この米国特許出願第12/144,977号は、参照により、本明細書に組み込まれる。
1つの実施形態では、ハブ106および遠隔アンテナユニット108〜111の両方が、アップリンク送信モードとダウンリンク送信モードとの切り替えタイミングを判定するための、回路300等の回路を備える。他の実施形態では、回路300はハブ106内にのみ備えられる。代理人整理番号が100.924US01であり、発明の名称が「SYSTEM AND METHOD FOR SYNCHRONIZED TIME−DIVISION DUPLEX SIGNAL SWITCHING」である、同時係属出願の米国特許出願第12/144,939号に説明されるように、ここでハブ106は、遠隔アンテナユニット108〜111ならびにハブ106自体に対する切り替え時間を判定し、切り替え時間を示す制御信号を遠隔アンテナユニット108〜111へと転送する。なお、この米国特許出願第12/144,939号は、参照することにより、本明細書に援用される。
図3に示す実施形態では、回路300は2つの周波数バンドの信号を処理する。回路301が第1周波数バンドの信号を処理し、回路302が第2周波数バンドの信号を処理する。この実施形態では、回路301および302は、各回路301および302がそれぞれの周波数をサポートするためのわずかな相違を除いて、同等である。したがって、回路301のみを詳細に説明することにする。他の実施形態では、1つの周波数バンドのみがサポートされる。さらに他の実施形態では、3つ以上の周波数バンドがサポートされる。
回路301上で、信号は、RFデュプレックスポート303において、基地局102へとおよび/または基地局102から送信および受信される。ワイヤレス端末112への信号および/またはワイヤレス端末112からの信号は、それぞれダウンリンク(DL)ポート304およびアップリンク(UL)ポート306において送信および受信される。ダウンリンクポート304およびアップリンクポート306は、ワイヤレス端末112からワイヤレス信号を送信および受信する、1つまたは複数のアンテナ104に接続される。可変抵抗器308が、ダウンリンクポート304から送信されるダウンリンク信号の出力を制御する。アップリンク側では、増幅器310が、ワイヤレス端末112から受信される信号を、さらに処理して基地局102へと送信するために、増幅する。スイッチ312は、RFデュプレッスクポート303をダウンリンクポート304またはアップリンクポート306へと接続することにより、アップリンク送信(アップリンクモード)とダウンリンク送信(ダウンリンクモード)との間で回路300を切り替える。図3に示す実施形態では、スイッチ312は、1つの共通接点(デュプレックスポート303に接続)と2つのスイッチ接点(ダウンリンクポート304およびアップリンクポート306にそれぞれ接続)とを有する単極双投スイッチである。他の実施形態では、ポート303は、デュプレックスポートとして機能する、2つのシンプレックスポートを備える。回路300とシンプレックスおよびデュプレックスとしてのポート303とに関するさらなる詳細は、「SYSTEM AND METHOD FOR CONFIGURABLE TIME−DIVISION DUPLEX INTERFACE」が発明の名称であり代理人整理番号が100.925US01である同時係属出願の米国特許出願第12/144,913号において提供される。この米国特許出願第12/144,913号は、参照により本明細書に組み込まれる。
図4を参照すると、信号のサブフレームタイミングを判定するための方法400の1つの実施形態が開示されている。以下の記述はダウンリンクサブフレーム202のタイミング判定に関するものであるが、しかし、本明細書に記載の方法および装置は、適切な調整および変更を加えると、アップリンクサブフレーム204のタイミングを判定するために使用することも可能であることを理解すべきである。
方法400は、ダウンリンク信号の出力レベルを検出するブロック402において、開始される。検出された信号と基準信号との相関がブロック404において取られ、その相関から、検出されたダウンリンク信号のサブフレーム境界の時間的位置がブロック406において判定される。ブロック408で、検出されたダウンリンクサブフレームの判定された開始時間に基づいて、後続のダウンリンクサブフレームの開始時間が予測される。次にブロック410で、次のダウンリンクサブフレームの開始に合わせてスイッチ312がダウンリンクモードに設定される。
ブロック402で、ダウンリンク信号をRFデュプレッスクポート303において受信し、カプラ315はダウンリンク信号をRF検出器316に接続する。この実施形態では、カプラ315はスイッチ312の上流側に位置する。加えて、この実施形態では、RF検出器316は二乗平均平方根(RMS)検出器である。ダウンリンク信号がRF検出器316に達する前に、必要ならば、信号は減衰器324により減衰される。減衰器324に関するさらなる詳細は、以下で提供する。RF検出器316はダウンリンク信号の出力を測定し、アナログ・デジタル(A/D)変換器320は、RF検出器316により測定された出力レベルを読み取る。A/D変換器320は、RF検出器316からの出力レベルを、マイクロプロセッサ314のためのデジタル化サンプル(「スナップショットサンプル」)に変換する。マイクロプロセッサ314は、各サンプルが収集された時間を記録し、ダウンリンクサブフレーム202の全域が検出されるよう、一定時間にわたってサンプルを収集する。1つの実施形態では、基準信号のサンプル数に基づいて、1つのフレームの期間よりも少なくともわずかに長い時間にわたってサンプルを収集する。1つの実施形態では、アップリンクサブフレームがRF検出器316に接続される機会を低減するために、スイッチ312は、RF検出器316による検出が行われる間を通して、ダウンリンク位置に留まる。
ブロック404で、マイクロプロセッサ314は、検出したサンプルと基準信号との相関を取る。基準信号は、有効なダウンリンクサブフレーム202を表現したものである。つまり、基準信号は、有効なサブフレーム長のシンボル数を含む、検出されたダウンリンクサブフレーム202の表現である。以下で詳細に説明するように、マイクロプロセッサ314は、検出したサンプルと基準信号との相関結果に基づいて、ダウンリンクサブフレーム202の開始を判定する。
1つの実施形態では、相関は、検出したサンプルと基準信号とをオーバーラップし、検出したサンプルのそれぞれに、基準信号におけるオーバーラップした値を積算することにより、基準信号と検出したサンプルとを比較する、時間領域の相関である。次に、この第1時間ポイントに対する相関結果を、すべての積を加算することにより、算出する。次に、基準信号を、受信したサンプルに対して時間的にシフトして、積算と加算を繰り返し、この第2時間ポイントに対する相関結果を得る。このプロセスを繰り返し、基準信号と検出されたサンプルとの時変相関を得る。
ブロック406で、マイクロプロセッサ314は相関結果からフレームタイミングを判定する。例えば、システム100が一定デューティサイクルフレームを用いる1つの実施形態では、ブロック404における基準信号と検出したサンプルとの相関は、単一の時間ポイントにおける相関ピークを示すようになる。相関ピークは、基準信号と受信したサンプルが時間的に整列する時間ポイントにおいて、生じる。検出したサブフレームのサブフレーム長が基準信号のサブフレーム長と同じであるため、単一の相関ピークが生じる。一定デューティサイクルシステムにおけるサブフレーム長が一定および既知であるため、基準信号は、システムにより用いられるサブフレームと同じ長さを有するサブフレームを表現するように形成される。したがって、基準信号と検出した信号とが整列する1つの時間ポイントが存在する。ブロック406で、マイクロプロセッサ314は、サンプルが検出された時間の知識と、検出されたサンプルが基準信号と整列した時間ポイントの判定とに基づいて、受信したダウンリンクサブフレームの開始時間を判定する。
別の実施形態では、システム100は、可変デューティサイクルを有するフレームを使用する。ここで、ブロック404の相関は、最高の相関のために、複数の時間ポイントがつながった相関プラトー部を生じる。これは、検出したサブフレームのサブフレーム長が未知であることによるものである。このように、基準信号が、検出したサブフレームの長さと一致しない場合もある。検出したサブフレームが基準信号のサブフレームと異なる長さを有する場合、基準信号に対して相関を取ると、上述の一定デューティサイクルに関して記載されたような単一の相関ピークは存在しない。
未知のデューティサイクルを有するフレームとの相関を取るために、基準信号は、検出が期待される最大サブフレーム長と、検出が期待される最小サブフレーム長との両方に対して相関を取る。1つの実施形態では、期待される最大サブフレーム長および最小サブフレーム長は、通信プロトコルに認められる最大サブフレーム長および最小サブフレーム長である。
1つの実施形態では、2つの相関を行うことにより、検出したサンプルを、最大サブフレーム長および最小サブフレーム長の両方に対して相関を取る。1つの相関は、最長サブフレーム長を有する第1基準信号に対するものであり、第2の相関は、最短サブフレーム長を有する第2基準信号に対するものである。この実施形態では、第1基準信号におけるダウンリンクサブフレームの開始と、第2基準信号のダウンリンクサブフレームの開始とを整列し、第1基準信号および第2基準信号を、検出した信号に対して相関を取る。上述と同様に、相関は、検出した信号を基準信号に対して第1時間ポイントにおいて相関を取り、次に、時間的にシフトして、第2時間ポイントにおいて再び相関を取り、それを繰り返す、時間領域の相関である。各時間ポイントにおける第1基準信号に対する相関結果を、対応する時間ポイントにおける第2基準信号に対する相関結果に対して加算し、各時間ポイントに対する複合相関結果を得る。複合相関結果は、第1基準信号および第2基準信号に関する最高の全般的相関における相関ピークから生じるものである。ブロック406で、マイクロプロセッサ314は、複合相関結果に基づいて、ダウンリンクサブフレームの開始を判定する。
ブロック404のさらに他の実施形態では、上述の2つの相関を行うかわりに、期待される最大サブフレーム長および期待される最小サブフレーム長の両方を含む単一の相関を行う。第1基準信号と第2基準信号とを足し合わせることにより単一の複合基準信号を形成し、検出した信号とその複合基準信号との相関を取る。次に、ブロック406で、マイクロプロセッサ314はその相関に基づいてダウンリンクサブフレームの開始時間を判定する。
ブロック404の1つの実施形態では、複数のダウンリンクサブフレーム202にわたって相関を行う。ここで、複数のダウンリンクサブフレーム202をRF検出器316により検出し、A/D変換器320によりサンプリングして、マイクロプロセッサ314に送信する。マイクロプロセッサ314は、上述のように各ダウンリンクサブフレームと基準信号(単数または複数)との相関を行う。または、ダウンリンクサブフレームを、検出したダウンリンクサブフレームを含む長い基準信号に対して相関を取る。複数のサブフレームに対して相関を取るため、複数の相関ピークが生じる(1つのダウンリンクサブフレームに対して1つのピーク)。
ブロック406の1つの実施形態では、複数のサブフレームにわたって相関を行う場合、サブフレームの開始時間を判定するために、時間値を各ピークから抽出し、各フレームに対するピーク時間値をソートする。例えば、1つの実施形態では、中央ピーク時間値をダウンリンクサブフレームの開始として選択する。
ブロック406の1つの実施形態では、各フレームの相関結果をコヒーレント加算して、単一ピークおよび1フレーム分の長さを有する複合相関結果を生成する。ここで、コヒーレント加算とは、フレーム1のポイント1をフレーム2のポイント1に加算し、フレーム1のポイント2をフレーム2のポイント2に加算し、同様の加算を繰り返すことである。次に、時間値を単一の複合ピークから抽出する。ここで、1つの実施形態では、ピーク位置の初期推定値を、フレームに対する相関結果をコヒーレント加算する前に生成し、各フレームに対するピークを加算の前にフレームの中央に移動する。1つの実施形態では、以前の段落で説明したように、各ピークから時間値を抽出し、ピーク時間値をソートし、ソート値の中央値を選択することにより、ピーク位置の初期推定値を生成する。
1つの実施形態では、検出された信号の相関を時間にわたって行うとき、相関を行う時間の範囲をより狭めるために、ウィンドウを用いる。ここで、長時間にわたって初期相関を行った後にタイミング情報を推定し、後続の相関は、より短いウィンドウの時間にわたって行う。これにより、相関を行うために必要な処理力を低減することができる。例えば、1つの実施形態では、1フレーム分の長さにわたって相関の初期実行を行う。3回の相関を行った後、以前の相関からのピークに関するタイミング情報を用いて、後続フレームのピーク位置を推定する。後続フレームで行われる相関は、フレーム長の5%の長さを有するウィンドウで行う。1つの実施形態では、低減されたウィンドウを用いてサンプルされるフレームのピークが失われる可能性を低減するために発生したドリフトの量に基づいて、低減されたウィンドウサイズを決定する。1つの実施形態では、ウィンドウ長が短くなると、ウィンドウサンプルの解像度を大きくするために、サンプルレートを大きくする。1つの実施形態では、ウィンドウサイズおよびサンプルレートは可変であり、時間にわたって相関が行われる際のシステムパラメータ(例えば、現在のドリフト計算)に基づいて動的に更新される。ドリフトの判定に関するさらなる詳細を以下で提供する。
相関の実行方法に関わらず、マイクロプロセッサ314が、検出したダウンリンクサブフレームの開始時間を判定すると、後続ダウンリンクサブフレームの開始時間は、各フレームの存続期間に基づいてブロック408で予測される。例えば、受信されたダウンリンクサブフレームの開始がクロック328の時間104であると判定され、クロック328の25,000回の刻み分が1フレームの存続期間に等しいとすると、検出されたフレームに直接後続するフレームの開始(したがって、当該後続フレームのダウンリンクサブフレームの開始)は、クロック328の時間25,104である。このように、回路300のためのフレームタイミングを維持するためにクロック328を用いる。
ブロック410で、マイクロプロセッサ314は、タイミング情報を用いて、ダウンリンクサブフレーム202の開始に間に合うようスイッチ312をダウンリンクモードに設定する(RFデュプレッスクポート303からの信号をダウンリンクポート304に接続する)。1つの実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202の開始に間に合うようスイッチ312がダウンリンクモードに設定されるように、クロック328の位相をタイミング情報を用いて制御する。他の実施形態では、ダウンリンクサブフレームの開始を判定するために用いられるマイクロプロセッサ314内のカウンタを、タイミング情報を用いて調整する。例えば、マイクロプロセッサ314内のカウンタは継続的にカウンダウンし、次のフレームの開始のためにスイッチ312がダウンリンクモードに設定されるとカウンタがゼロとなるよう、各フレームの開始において値の設定がなされる。カウンタが0に達すると、カウンタに同一の値が再設定される。
上述の実施形態ではサブフレームの開始時間を判定したが、他の実施形態では、ダウンリンクサブフレームの終了時間、またはフレーム/サブフレーム内の他のポイントを判定する。例えば、1つの実施形態では、回路300は、アップリンク信号を検出し、検出された信号をアップリンク基準信号に対して相関を取ることにより、アップリンクサブフレーム204の終了を判定する。
ここで図5を参照すると、時間ドリフトを打ち消すための調整回路300の1つの実施形態が示されている。時間ドリフトは、例えば、クロック328の周波数と受信した信号の周波数との間に相違があるために、生じる。必要ならば、時間ドリフトを打ち消すために、フレーム/サブフレームタイミングの測定を行い、回路300を調整する。
方法500は、ダウンリンク信号を検出し(502)、ダウンリンク信号を基準信号に対して相関を取り(504)、ダウンリンク信号におけるサブフレーム境界の時間的位置を判定する(506)ことにより、開始される。図5に示すブロック502、504、および506は、図4に示すブロック402、404、および406と同様であり、ここでは再び詳述することをしない。フレーム境界の時間的位置が判定されると、マイクロプロセッサ314は、ブロック508で、判定されたフレーム境界を後続フレーム境界に対して比較(例えば、方法400により判定したように)して、予測されたフレーム境界と判定されたフレーム境界との相違を決定する。1つの実施形態では、ブロック508における比較は、まず、先行フレームに対する第1時間オフセットを判定する。第2時間オフセットもまた、後続のフレームに対して判定される。時間オフセットは単一の基準時間ポイントから判定される。したがって、2つのオフセットを比較して、先行サブフレーム境界と後続サブフレーム境界との間の時間的相違を判定することができる。ブロック510で、後続サブフレーム境界と先行フレーム境界との間の相違と、後続フレーム境界判定のフレーム検出後の時間的期間とを用いて、時間ドリフトを判定する。先行サブフレームと後続サブフレームとの間のフレーム数を判定し、先行フレームと後続フレームとの間の相違をフレーム数で除算して、それらのフレームにわたるドリフトを判定する。ブロック512で、マイクロプロセッサ314は、時間ドリフトを組み込むためにスイッチ312を設定する時間を設定する。
例えば、時間ドリフトを打ち消すための調整回路300の1つの実施形態では、マイクロプロセッサ314内のカウンタを調整する。ここで、マイクロプロセッサ314のカウンタを、方法400に関して説明したようにフレームタイミングのために初期設定した後で、フレームタイミングを再判定することにより、時間ドリフトを測定する。次に、再判定されたフレームタイミングを用いて、再判定されたフレームタイミングとカウンタ予測されたフレームタイミングとの相違を判定する。この相違と、カウンタを設定した後の時間量とを用いて、時間ドリフトを打ち消すよう、カウンタを調整する。例えば、カウンタが時間ドリフト測定よりも10フレーム分早く設定され、時間ドリフト測定によりカウンタと実際のフレームタイミングとの間がクロック328の1/2刻み相当量であることがわかった場合、カウンタにおける1/2刻み分の誤差を打ち消すために、カウンタに蓄積された値が通常の20フレーム毎よりも1カウント分大きくなるよう、カウンタを調整する。
時間ドリフトを打ち消すための調整回路300の他の実施形態では、時間ドリフトを打ち消すのと同様の方法で、クロック328の位相を調整する。さらに他の実施形態では、クロック328の周波数が受信された信号の周波数に近くなるよう、測定された時間ドリフトに基づいて、クロック328の周波数を調整する。
1つの実施形態では、回路300が作動する間、時間ドリフトを周期的に測定し、カウンタまたはクロック328を、時間ドリフトの変化を打ち消すために、必要に応じて更新する。1つの実施形態では、時間ドリフトを周期的に測定する場合、信号周波数に対するクロック328の周波数の正確さに基づいて、時間ドリフト測定間の期間を設定する。このように、クロックと送信された信号との相違が大きくなるほど、時間ドリフト測定間の期間は短くなる。
1つの実施形態では、方法400の初期フレームタイミング判定として、同じ組のサンプルから時間ドリフトを測定する。ここで、ブロック508、510、および512を、ブロック402、404、406、および408の後、且つブロック410の前、ブロック410の後、またはブロック410とともに、実行する。事実、1つの実施形態では、ブロック512およびブロック410が同一ステップに含まれるよう、カウンタまたはクロック328に対してただ1つの調整を行う。フレームタイミング判定ブロック402、404、406のために、複数のフレームにわたって複数のサンプルを採取する。サンプルを2つの部分に分類する。第1部分は、方法400に関して説明したように初期フレームタイミングを判定するための基準として用いる。次に、方法500に関して説明したように第2部分を用いて時間ドリフトを計算する。1つの実施形態では、カウンタが初期フレームタイミング判定の後直ちに更新されない場合、第2部分の間に経過した時間量、およびカウンタが実際に更新された時間も、またカウンタ設定のための要素となる。
1つの実施形態では、ドリフト計算を複数の計算にわたって平均し、必要とされる調整を判定する。これにより、信号およびクロックにおける短期変動の効果が低減される。
1つの実施形態では、計算に誤差があると判定された場合、ドリフト計算を無視する。ドリフト測定の計算時に、信号が存在しない状況もあり得る(例えば、悪天候、機器の切断、その他)ドリフト計算が、実際に検出されたサブフレームに基づいてではなく、ノイズに基づいて行われるため、信号が存在しない期間に行われたドリフト計算は、誤測定となりうる。これを打ち消すために、1つの実施形態では、各ドリフト計算は閾値品質レベルを越えたものでなければならない。ここで、検出された信号の平均出力で相関ピークを除算することにより、各相関結果を標準化する。これにより、検出した信号のための品質メトリックが得られる。次に、この標準化されたピークを品質閾値と比較する。例えば、標準化されたピーク範囲が0から1である場合、1つの実施形態では、閾値を0.7に選択する。標準化されたピークが閾値を越える場合、当該ピークからのドリフト計算を使用する。一方、標準化されたピークが閾値以下である場合、当該ドリフト計算を廃棄する。
図3に示す実施形態では、ダウンリンク信号がRF検出器316およびA/D変換器320に達する前に、もし必要なら、信号は減衰器324により減衰される。減衰器324は、信号がA/D変換器320に達する前に高出力信号の出力レベルを減衰することにより、A/D変換器320に要求されるダイナミックレンジを低減する。マイクロプロセッサ314は、RF検出器316およびA/D変換器320により読み取られた信号の出力レベルに基づいて、減衰器324を制御する。例えば、この実施形態では、ダウンリンクポート304における信号レンジ要件は25dBである。RF検出がスイッチ312の前に行われるため、カプラ315において見られる信号レンジは20dBの増加となる。したがって、カプラ315において見られる信号レンジは約45dBとなる。減衰器324は、イネーブル時は20dBの減衰を有し、ディセーブル時は0dBの減衰を有する。カプラ315における信号出力レベルがカプラ315において期待されるレンジの最大20dBにある場合、マイクロプロセッサ314は減衰器324をイネーブルにして、RF検出器316およびA/D変換器320における信号レベルを20dBだけ低減させる。
1つの実施形態では、マイクロプロセッサ314は、方法400および方法500において説明したように、ダウンリンク信号を分析してフレーム/サブフレームタイミングを判定する前に、減衰器324をイネーブルにするかどうかを判定する。RF検出器316およびA/D変換320を保護するために、マイクロプロセッサ314は、カプラ315が任意の信号を減衰器324、RF検出器316、またはA/D変換器320に接続する前に、まず減衰器324をイネーブルにする。次に、マイクロプロセッサ314は、受信した信号の出力レベルに基づいて、減衰器324をディセーブルにするかどうかを判定する。減衰器324がイネーブルにされると、A/D変換器320は複数のフレームにわたってダウンリンク信号をサンプリングする。次に、マイクロプロセッサ314はA/D変換器320から出力レベルを受信し、出力レベルを減衰器閾値に対して比較する。平均出力レベルが減衰器閾値よりも低いと、マイクロプロセッサ314は減衰器324をディセーブルにする。平均出力レベルが減衰器閾値以上であると、減衰器324はイネーブル状態を維持する。
1つの実施形態では、ダウンリンクサブフレーム(単数または複数)202の出力レベルのみを測定し、マイクロプロセッサ314は、一定数のフレーム内の全サンプルの出力レベルを加算して、減衰器をイネーブル/ディセーブルにするかどうかを判定する。その加算値を、RF検出器316における0dBと−5dBとの間の入力信号レベルに対応する閾値に対して比較する。マイクロプロセッサ314が全サンプルの出力レベルを加算するため、フレームのデューティサイクルは、加算値の大きさを左右する要素となる。つまり、例えば、−25dBの信号は、フレームのデューティサイクルに応じて、2つの異なった加算値を有する。ダウンリンクサブフレーム202が長いと加算値は大きくなり、ダウンリンクサブフレーム202が短いと加算値は小さくなる。一定デューティサイクルのフレームにおいてこれを打ち消すため、ダウンリンクサブフレームの長さにより加算値を標準化する。可変デューティサイクルのフレームに対して、ダウンリンクサブフレームの長さは未知でありフレームごとに変化する。したがって1つの実施形態では、出力レベル閾値を、期待される最長のダウンリンクサブフレームおよび期待される最短のダウンリンクサブフレームの両方により標準化する。
1つの実施形態では、マイクロプロセッサ314は、上述のように受信した信号を基準信号に対して相関を取り、相関ピークから平均信号レベルを計算することにより、受信した信号の出力レベルを判定する。例えば、静的デューティサイクルのフレームに対して、複数のフレームにわたって相関を行った後、以下の方程式を用いて平均信号レベルを計算する。
Figure 0005406924
式中、PwrAvgは平均信号出力であり、
PkAvgはフレームの相関ピークの平均であり、
nsfrは1フレーム内のA/D変換器320サンプルの数である。
可変デューティサイクルのフレームに対して、最短のサブフレーム長および最長のサブフレーム長を用いて複数のフレームにわたって相関を行った後、平均信号レベルを次の方程式を用いて計算する。
Figure 0005406924
式中、NSymDLMaxはOFDMシンボルの数(最大DLサブフレーム長)であり、
SymDLMinはOFDMシンボルの数(最小DLサブフレーム長)である。
1つの実施形態では、一定デューティサイクルのフレームに対して、減衰器324の閾値を、ダウンリンクサブフレーム長を考慮に入れて、サンプリングされたダウンリンクサブフレームの期待される出力レベルとして選択する。他の実施形態では、可変デューティサイクルのフレームに対して、フレーム内の各サンプルを合計した、サンプリングしたダウンリンクサブフレームの期待される平均出力レベルとして、閾値を選択する。平均は、最大ダウンリンクサブフレーム長と最小ダウンリンクサブフレーム長との間の、期待される出力レベルである。
減衰器324がディセーブルにされた場合、信号の出力レベルが閾値に達すると、減衰器324は再びイネーブルにされる。1つの実施形態では、減衰器324を再びイネーブルにするための閾値は、上述したディセーブルにするための閾値と同一である。別の実施形態では、減衰器324を再びイネーブルにするための閾値は、ヒステリシスを有するために、減衰器324をディセーブルにするための閾値よりもわずかに高い。1つの実施形態では、ヒステリシスを確保し、可変デューティサイクルのフレームに対して測定された出力レベルの誤りを補償するために、2つの閾値には9dBの隔たりがある。
本明細書で特定の実施形態を例示し説明してきたが、同一の目的を達成するよう計算されたあらゆる配列が、本明細書に示してきた特定の実施形態に対する代用物となりうることを当業者は理解するであろう。あらゆる発明が請求項および請求項の均等物によってのみ限定されることを、明らかに意図するものである。

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの無線周波数上の無線周波数(RF)信号であって少なくとも1つのサブフレームを含むRF信号の出力レベルを検出することと、
    前記検出したRF信号の出力レベルと、有効なサブフレーム長であるシンボル数を含む少なくとも1つのサブフレームの表現である所定の既知の第1基準信号との時間領域の相関を取ることと、
    前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号との前記相関に基づいて、前記検出したRF信号の前記少なくとも1つのサブフレームの境界の時間的位置を判定することと
    を含む、時分割複信(TDD)システムにおける送信構造の境界を判定する方法。
  2. 前記検出したRF信号の出力レベルと、所定の既知の第2基準信号との相関を取ることをさらに含む請求項1に記載の方法であって、前記第1基準信号は検出が期待される最大サブフレーム長に関連し、前記第2基準信号は検出が期待される最小サブフレーム長に関連し、
    サブフレームの境界の前記時間的位置を判定することは、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号および前記第2基準信号との前記相関に基づいて判定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1基準信号の前記相関と前記第2基準信号の前記相関とを加算することをさらに含む、請求項2に記載の方法であって、
    サブフレームの境界の前記時間的位置を判定することは、前記第1基準信号の前記相関と前記第2基準信号の前記相関との前記加算に基づいて、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を判定する、請求項2に記載の方法。
  4. サブフレームの境界の前記時間的位置を判定することは、
    第1時間ポイントにおいて、前記第1基準信号と、前記検出したRF信号の出力レベルとの相関を取り、最小サブフレームオーバーラップを計算することと、
    前記第1時間ポイントにおいて、前記第2基準信号と、前記検出したRF信号の出力レベルとの相関を取り、最大サブフレームオーバーラップを計算することと、
    前記最小サブフレームオーバーラップと前記最大サブフレームオーバーラップとを加算し、前記検出したRF信号の前記第1時間ポイントに対する相関結果を計算することと、
    前記検出した信号に対して前記基準信号を時間的にシフトすることと、
    相関を取って最小サブフレームオーバーラップを計算することと、相関を取って最大サブフレームオーバーラップを計算することと、前記最小サブフレームオーバーラップと前記最大サブフレームオーバーラップとを加算することと、時間的にシフトすることとを繰り返して、前記基準信号と前記検出したサンプルとの間の時変相関を得ることと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記検出したRF信号の出力レベルと、所定の既知の第1基準信号および所定の既知の第2基準信号との時間領域の相関を取ることは、
    検出が期待される前記最大サブフレーム長に関連する前記所定の既知の第1基準信号と、検出が期待される前記最小サブフレーム長に関連する前記所定の既知の第2基準信号とを加算することと、
    前記検出したRF信号の出力レベルと、前記第1基準信号と前記第2基準信号との前記加算との時間領域の相関を取ることとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. アップリンク通信経路に接続された第1ポートと、ダウンリンク通信経路に接続された第2ポートとを有するスイッチと、
    前記スイッチを通して伝播する無線周波数(RF)信号の出力レベルを測定するよう構成された出力レベル検出器と、
    前記出力レベル検出器により検出されかつ少なくとも1つのサブフレームを含むRF信号の出力レベルと所定の既知の第1基準信号との時間領域の相関を取るよう構成された処理装置であって、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号との前記相関に基づいて、前記スイッチを制御するよう構成された処理装置と、
    を備え
    前記第1の基準信号は、有効なサブフレーム長であるシンボル数を含む少なくとも1つのサブフレームの表現である、時分割複信(TDD)システムにおける切り替えのための装置。
  7. 前記処理装置は、前記少なくとも1つのサブフレームの境界の時間的位置を、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号との前記相関に基づいて判定するように、および、前記境界の前記時間的位置の前記判定に基づいて前記スイッチを制御するように、さらに構成された、請求項6に記載の装置。
  8. 前記処理装置は、前記検出したRF信号の出力レベルと、所定の既知の第2基準信号との相関を取るようさらに構成され、前記第1基準信号は、検出が期待される最大サブフレーム長に関連し、前記第2基準信号は検出が期待される最小サブフレーム長に関連し、
    前記処理装置は、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号および前記第2基準信号との前記相関に基づいて、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を判定するようさらに構成された、請求項7に記載の装置。
  9. 前記処理装置は、前記第1基準信号の前記相関と前記第2基準信号の前記相関とを加算するようさらに構成された、請求項8に記載の装置であって、
    前記処理装置は、前記第1基準信号の前記相関と前記第2基準信号の前記相関との前記加算に基づいて、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を判定するようさらに構成された、請求項8に記載の装置。
  10. 前記処理装置は、サブフレームの前記フレーム期間と、前記境界の前記判定された時間とに基づいて、次のサブフレームの前記開始を予測することにより、前記次のサブフレームの前記開始に間に合うよう、前記スイッチを、アップリンクモードまたはダウンリンクモードのうちの1つに設定するようさらに構成された、請求項7に記載の装置。
  11. 基地局と通信するよう構成された少なくとも1つのハブと、
    前記少なくとも1つのハブに通信可能に接続された複数の遠隔アンテナユニットとを備えた通信システムであって、
    前記通信システムは、前記少なくとも1つのハブと複数のワイヤレス端末との間で信号を通信可能に接続するよう構成され、
    前記少なくとも1つのハブは、
    アップリンク通信経路に接続された第1ポートと、ダウンリンク通信経路に接続された第2ポートとを有するスイッチと、
    前記スイッチを通って伝播する無線周波数(RF)信号の出力レベルを測定するよう構成された出力レベル検出器と、
    少なくとも1つのサブフレームを含む前記RF信号の前記検出した出力レベルと所定の既知の第1基準信号との時間領域の相関を取るよう構成された処理装置であって、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号との間の前記相関に基づいて、前記スイッチを制御するよう構成された処理装置と、
    をさらに備える複数の遠隔アンテナユニットと
    を備え
    前記第1の基準信号は、有効なサブフレーム長であるシンボル数を含む少なくとも1つのサブフレームの表現である通信システム。
  12. 前記処理装置は、前記少なくとも1つのサブフレームの境界の時間的位置を、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号との前記相関に基づいて判定するように、および前記境界の前記時間的位置の前記判定に基づいて、前記スイッチを制御するように、さらに構成された、請求項11に記載のシステム。
  13. 前期処理装置は、前記検出したRF信号の出力レベルと、所定の既知の第2基準信号との相関を取るようさらに構成され、前記第1基準信号は、検出が期待される最大サブフレーム長に関連し、前記第2基準信号は検出が期待される最小サブフレーム長に関連し、
    前記処理装置は、前記検出したRF信号の出力レベルと前記第1基準信号および前記第2基準信号との前記相関に基づいて、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を判定するようさらに構成された、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記処理装置は、前記第1基準信号の前記相関と、前記第2基準信号の前記相関とを加算するようさらに構成され、
    前記処理装置は、前記第1基準信号の前記相関と前記第2基準信号の前記相関との前記加算に基づいて、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を判定するようさらに構成された、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記処理装置は、前記フレーム期間と、サブフレームの前記境界の判定された時間とに基づいて、次のサブフレームの前記開始を予測することにより、前記次のサブフレームの前記開始に間に合うよう、アップリンクモードまたはダウンリンクモードのうちの1つに前記スイッチを設定するようさらに構成された、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記処理装置は、前記サブフレームの境界の前記時間的位置を、前記検出したRF信号の出力レベルと、検出が期待される前記最大サブフレーム長に関連する第1基準信号および検出が期待される前記最小サブフレーム長に関連する第2基準信号との加算との相関に基づいて判定するようにさらに構成された、請求項13に記載のシステム。
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