JP5403958B2 - 地図情報処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、地図情報を処理する地図情報処理装置に関し、特に地図情報が部分的にバージョンアップされた場合に対応する技術に関する。
ナビゲーション装置は、道路データを含む地図データを保持しており、この地図データを用いて自車位置の算出および表示、ならびに、目的地までの経路探索および経路案内などの機能を実現している。
このようなナビゲーション装置で用いられる地図データは、地図の詳細さに応じた階層構造を有し、例えば最も詳細な地図がレベル0、最も粗い地図がレベルn−1(nは2以上の整数)となる。各レベルの地図は、例えば日本全体といった作成範囲を複数のメッシュに分割した単位地図から成り、単位地図を表すデータをメッシュデータという。地図を複数のメッシュに分割して各々をメッシュデータで表すのは、複数のメッシュに分割することによって、取り扱うデータサイズを小さくし、ナビゲーション装置で扱いやすくするためである。メッシュデータは、道路データ、背景データおよび文字データなどから成る。
道路データは、道路を表すリンクを定義するリンクデータと、交差点などを表すノードを定義するノードデータとからなる。リンクデータは、リンクの両端のノードを表すノードレコード番号を含み、ノードデータは、ノードに接続されるリンクのリンクレコード番号を含み、これらによって道路の接続関係が表される。
メッシュ境界上のノード(以下、「境界ノード」という)は、隣接情報として、接続される隣のメッシュのノードレコード番号を含み、メッシュ間での道路データの接続を実現している。
また、実際の道路の拡張、改修または廃止などが行われた場合は、バージョンアップされた地図データがナビゲーション装置のメーカーまたは地図メーカーから提供されるが、この場合、同じ道路であってもリンクレコード番号またはノードレコード番号が変更される場合がある。このため、一部地域のみがバージョンアップされた場合は、新旧バージョンの地図データ間で隣接情報が正しく設定されない場合が発生し、その結果、新旧バージョンを混在して使用することはできない。
この問題を解決するために、例えば特許文献1および特許文献2は、接続関係を示す専用データを設け、バージョンアップ時に専用データをも更新することによって新旧バージョンの地図データ間の接続関係を保証する技術を開示している。
特開2004−212456号公報 特開2007−101865号公報
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に開示された技術では、専用データを設ける必要があるので、リンクデータおよびノードデータから専用データを用いて隣接情報を取得し、また、隣接情報から専用データを用いてノードデータおよびリンクデータを取得する必要があり、これらの処理に時間がかかるという問題がある。
この発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、新旧バージョンの地図データ間の接続関係を保証する処理を簡単かつ短時間で行うことができる地図情報処理装置を提供することにある。
この発明に係る地図情報処理装置は、所定範囲の地図を複数のメッシュに分割して得られた単位地図毎に作成された地図データであって、該単位地図のバージョンアップによって変更されないリンクID番号が付与されたリンクデータと、隣接する単位地図の道路に接続する隣接情報として前記リンクID番号が用いられたノードデータとから成る道路データを含む地図データを記憶する地図データ記憶部と、地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報と、隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号とが一致する場合に接続関係が保たれていることを判断し、複数の単位地図に跨る地図の表示、経路探索および経路案内を含む地図情報処理を実行する制御部とを備え、制御部は、地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報に一致するリンクID番号が、隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号の中に存在しない場合に行き止まりと判断し、ノードデータに含まれる隣接情報は、所定幅を有するリンクID番号から成り、地図データ記憶部は、単位地図のリンクデータによって示されるリンクが分割された場合に、所定幅の中から選ばれたリンクID番号が付与された道路データを記憶するとともに、隣接する単位地図側のリンクに、分割される前のリンクに付与されていたリンクID番号が付与された道路データを記憶するものである
この発明に係る地図情報処理装置によれば、新しい地図に存在する道路と接続されるバージョンの古い地図の道路が使用可能となり、上述した従来の地図情報処理装置に比べて新旧バージョンの地図データ間の接続関係を保証する処理を簡単かつ短時間で行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、この発明に係る地図情報処理装置が、ナビゲーション装置に適用されている場合を例に挙げて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成を示すブロック図である。この地図情報処理装置は、ナビゲーション制御部100、地図データ入力部101、地図データ記憶部102、GPS(Global Positioning System)受信機103および自立センサ104を備えている。
ナビゲーション制御部100は、この発明の「制御部」に対応し、ナビゲーション機能を実現するための各種処理を実行する。このナビゲーション制御部100の詳細は後述する。
地図データ入力部101は、例えば、バージョンアップディスクまたはメモリカードといった記録メディア、あるいは、図示しないセンタから通信により地図データを取得する携帯電話などから構成され、新バージョンの地図データを入力する。この地図データ入力部101から入力された地図データは、地図データ記憶部102に送られる。
地図データ記憶部102は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などといった書き換え可能な記憶装置から構成されており、地図データを記憶する。この地図データ記憶部102には、ナビゲーション装置の出荷時に記憶された地図データの他、地図データ入力部101で入力された新バージョンの地図データが記憶される。この地図データ記憶部102に記憶されている地図データは、ナビゲーション制御部100によって読み出される。
GPS受信機103は、GPS衛星から送信される電波を受信し、自己の現在位置を検出する。このGPS受信機103で検出された自己の現在位置は、現在位置データとしてナビゲーション制御部100に送られる。
自立センサ104は、速度センサおよび方位センサ(いずれも図示を省略する)を含む。速度センサで検出された自己の移動速度は、速度データとしてナビゲーション制御部100に送られる。また、方位センサで検出された自己の進行方位は、方位データとしてナビゲーション制御部100に送られる。
次に、ナビゲーション制御部100の詳細を説明する。ナビゲーション制御部100は、表示制御部105、自車位置算出部106、経路探索・案内部107および操作制御部108を備えている。
表示制御部105は、図示しないモニタに地図、推奨経路または各種メッセージなどを表示するための処理を実行する。
自車位置算出部106は、GPS受信機103から送られてくる現在位置データ、または、自立センサ104から送られてくる速度データと方位データとに基づき自律航法により算出した自車位置データによって示される自車位置の座標を算出し、さらに、地図データ記憶部102に記憶されている地図データを用いて自車が地図上のどの道路上にいるかを算出する。この自車位置算出部106で算出された自車位置は、経路探索・案内部107における出発地として使用される他、表示制御部105で地図上に自車位置マークを表示するために使用される。
経路探索・案内部107は、自車位置算出部106で算出された現在位置(出発地)から、操作制御部108の制御により入力された目的地までの経路探索を行って推奨経路を算出するとともに、この算出した推奨経路に沿って経路案内を行うための処理を実行する。
操作制御部108は、例えば、操作パネル、リモートコントローラ(リモコン)、タッチパネルまたは音声入力装置(いずれも図示は省略する)を制御することにより、これらの操作に応じた各種情報(例えば、目的地)を入力するための処理を実行する。
次に、地図データ記憶部102に記憶される地図データについて説明する。図2は、各階層の地図データのフォーマットを示す図である。この地図データのフォーマットは、後述する道路データのフォーマットを除き、従来の地図データのフォーマットと同じである。すなわち、地図データは、データヘッダ、階層レベル数:nおよびレベル0〜n−1のレベルデータ(以下、「レベル0〜n−1データ」という)から成る。
データヘッダは、データバージョン、データサイズおよび作成範囲を表すデータから成る。作成範囲は、作成区域左端Xs、作成区域上端Ys、作成区域右端Xeおよび作成区域下端Yeを表すデータから成る。
レベルmデータは、X方向データ数:Xm、Y方向データ数:Ym、メッシュデータ(0,0)〜メッシュデータ(Xm−1,Ym−1)から成る。メッシュデータ(Xm−1,0)は、メッシュ座標(Xm−1,0)、データバージョン、ヘッダ、道路データ、背景データおよび文字データから成る。図3は、上記のように定義された地図データのレベルmデータによって表されるメッシュの例を示す図である。1つのメッシュに対応する地図を、この明細書では「単位地図」と呼ぶ。
図4は、この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置で使用される道路データのフォーマットを示す。道路データは、図4(a)に示すように、交差点などのノードを表すノードデータとノード間の道路であるリンクを表すリンクデータとから成る。
ノードデータは、図4(b)に示すように、ノードレコード数と複数のノードレコード#0〜#n−1とから成る。ノードレコード#0〜#n−1の各々は、ノードの位置を示すノード座標、ノードが交差点であるか境界ノードであるかなどを示すノード属性、隣接する単位地図(以下、単に「隣接地図」という)へ接続するための隣接情報、ノードに接続されるリンクの本数を示す接続リンク数、および、接続リンク数分のリンクレコード番号から成る。隣接情報は、ノード属性が境界ノードであることを表している場合にのみ有効な情報である。なお、隣接情報は、ノード属性が境界ノードでない場合は、道路データ中に隣接情報を保持しないように構成できる。この構成によれば、道路データの全体の量を減らすことができる。
リンクデータは、図4(c)に示すように、リンクレコード数と複数のリンクレコード#0〜#n−1から成る。リンクレコード#0〜#n−1の各々は、リンクの始点および終点のノードをそれぞれ示す始点ノードレコード番号および終点ノードレコード番号、リンクの種別を表すリンク種別、リンクの属性を表すリンク属性、すべてのリンクにユニークな値として付加されるリンクID番号、リンクの長さを表すリンク長、および、リンクの形を現すリンク形状から成る。また、隣接情報は、図4(d)に示すように、リンクID番号からなる。
上述した道路データを用いて、地図上の道路は、以下のように表される。図5は、単位地図Map1およびMap2が、両方とも旧バージョン(Ver.1)である場合を示している。図6は、Map1とMap2との接続関係を説明するための図であり、Map1とMap2との境界ノードの隣接情報は、破線で示すように、それぞれ相手側の単位地図のリンクID番号から成り、接続関係が保たれている。この点において、境界ノードの隣接情報として、相手側の単位地図のノードレコード番号を用いる従来の道路データとは異なる。
具体的には、図6に示す例においては、Map1の境界ノード801の隣接情報は、Map2のリンク804のリンクID番号「20」であり、Map2の境界ノード802の隣接情報は、Map1のリンク803のリンクID番号「10」である。
図7は、Map2のみがVer.2へバージョンアップされた場合の地図を示している。境界ノード901の隣接情報は、バージョンアップ前の境界ノード802の隣接情報と同じものが用いられ、リンク902のリンクID番号は、バージョンアップ前のリンク804のリンクID番号と同じになる。また、図7に示す例では、リンク904が追加されているが、Map1はバージョンアップされていないため、境界ノード903の隣接情報で示されるリンクは存在しない。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の動作を、図8および図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。以下では、境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理を中心に説明する。この処理は、表示制御部105、自車位置算出部106または経路探索・案内部107からの地図データの取得要求に応じて、ナビゲーション制御部100において実行される。
境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理では、まず、ノード属性が取得される(ステップST11)。すなわち、ナビゲーション制御部100は、要求された地図データを地図データ記憶部102から読み込み、この読み込んだ地図データに含まれる道路データのノードデータからノード属性を取得する。
次いで、ステップST11で取得したノード属性が境界ノードであるかどうかが調べられる(ステップST12)。このステップST12において、ノード属性が境界ノードでないことが判断されると、境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は終了する。一方、ステップST12において、ノード属性が境界ノードであることが判断されると、次いで、隣接情報が取得される(ステップST13)。すなわち、ノードデータのノードレコードの中から、隣接情報として格納されている隣接地図のリンクID番号が取得される。
次いで、隣接地図が読み込まれる(ステップST14)。すなわち、当該メッシュの隣のメッシュの地図データが読み込まれる。次いで、隣接リンク取得処理が実行される(ステップST15)。この隣接リンク取得処理では、隣接地図から隣接情報に一致するリンクID番号を取得する処理が行われる。この隣接リンク取得処理の詳細は、後述する。
次いで、隣接リンクの取得が成功したがどうかが調べられる(ステップST16)。このステップST16において、隣接リンクの取得が成功したことが判断されると、境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は終了する。一方、ステップST16において、隣接リンクの取得に成功しなかったことが判断されると、行き止まりノードであると判定され、その旨が設定される(ステップST17)。これにより、バージョンの違いによって道路データが接続されていない場合であっても、正しくナビゲーション動作を行うことができる。その後、境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は終了する。
次に、上記ステップST15で実行される隣接リンク取得処理を、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
隣接リンク取得処理においては、まず、リンクデータの中の先頭リンクレコードが取得される(ステップST21)。次いで、ステップST21で取得されたリンクレコードの中からリンクID番号が取得される(ステップST22)。次いで、ステップST22で取得されたリンクID番号が、上述したステップST13で取得された隣接情報と一致するかどうかが調べられる(ステップST23)。このステップST23において、隣接情報と一致することが判断されると、取得成功であることが認識され、その旨が設定される(ステップST24)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
上記ステップST23において、隣接情報と一致しないことが判断されると、次いで、最後尾のリンクレコードであるかどうかが調べられる(ステップST25)。このステップST25において、最後尾のリンクレコードでないことが判断されると、次のリンクレコードが取得される(ステップST26)。その後、シーケンスはステップST22に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップST25において、最後尾のリンクレコードであることが判断されると、取得失敗であることが認識され、その旨が設定される(ステップST27)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置によれば、図7における境界ノード801および901から、隣接するリンク902および803をそれぞれ取得できるので、バージョンが変わったとしても接続関係は保たれる。また、境界ノード903は、行き止まりノードとして処理されるので、隣接情報から不正なデータを取得することなく、ナビゲーション装置として正常動作を実現できる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る地図情報処理装置は、バージョンアップにより隣接地図の道路が分割された場合に対応できるようにしたものである。この実施の形態2に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。また、この実施の形態2に係る地図情報処理装置で行われる境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8および図9のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じである。
図10は、実施の形態2に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。例えば、既存の道路に交差点が新設された場合などは、バージョンアップによりリンクが分割される場合がある。この場合は、分割されたリンクの各々に新たにリンクID番号を付与しなおす必要がある。
このとき、図10に示すように、例えば図7に示す地図が旧バージョンであるとした場合に、リンク902を、リンク1002とリンク1003とに分割するときに、境界ノード1001に接続されるリンク1002には、旧バージョンのリンク902に付与されていたリンクID番号「20」を付与する。
これにより、図8および図9に示したフローチャートに示す処理を実行することにより、バージョンアップによって道路が分割されても、旧バージョンの隣接情報から新バージョンのリンクID番号を取得することができるので、接続されている古い地図の道路が使用可能になる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る地図情報処理装置は、更新データによるバージョンアップを行うようにしたものである。
図11は、この発明の実施の形態3に係る地図情報処理装置の構成を示すブロック図である。この地図情報処理装置は、実施の形態1に係る地図情報処理装置から地図データ入力部101が除去されるととともに、更新データ入力部200および地図データ更新部201が追加されて構成されている。
更新データ入力部200は、地図データのバージョンアップを行うための更新データを入力する。この更新データ入力部200から入力された更新データは、地図データ更新部201に送られる。
地図データ更新部201は、更新データ入力部200から送られてくる更新データを使用して、地図データ記憶部102に記憶されている地図データのバージョンアップを実行する。
図12は、更新データのフォーマットを示す図である。更新データは、地図データのメッシュデータに対応させて階層毎に用意されている。更新データは、旧バージョンのデータから新バージョンのデータを作成するためのデータであり、一般に、新旧データ間のバイナリ差分および更新用のスクリプトデータなどから成る。
具体的には、更新データは、データヘッダ、階層レベル数:nおよびレベル0更新データ〜レベルn−1更新データから成る。データヘッダは、更新前データバージョンと更新後データバージョンとから成る。レベルm更新データは、更新データ数:mと更新データ#0〜更新データ#m−1から成る。さらに、更新データ#0〜更新データ#m−1の各々は、メッシュ番号(X,Y)、更新後データサイズおよび更新データ実態から成る。
一般に、更新データは地図データよりも小さい(10〜20%程度)ため、新バージョンの地図データを用いる代わりに更新データを用いることにより、より少ないデータ量でバージョンアップを行うことができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る地図情報処理装置は、道路データに含まれるノードデータを、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置で使用されるノードデータ(図4参照)と異なるフォーマットで構成したものである。
図13は、実施の形態4に係る地図情報処理装置で使用されるノードデータのフォーマットを示す図である。このノードデータは、ノードの隣接情報が、リンクレコード番号の代わりに、隣接情報と同じリンクID番号で表される。
この実施の形態4に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。また、この実施の形態4に係る地図情報処理装置で行われる境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8および図9のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じである。この実施の形態4に係る地図情報処理装置によっても、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置と同様の作用および効果を奏する。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置は、リンクデータに含まれるリンクID番号に幅を持たせるようにしたものである。この実施の形態5に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。
図14は、この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置で使用される道路データのリンクデータに含まれるリンクID番号のフォーマットを示す図である。リンクID番号は、始点ノードレコード側の始点側リンクID番号と終点ノードレコード側の終点側リンクID番号とから成る。バージョンアップによってリンクが分割された場合は、始点側リンクID番号と終点側リンクID番号の範囲内でリンクID番号が振りなおされる。なお、隣接情報を構成する始点側リンクID番号と終点側リンクID番号の範囲内のリンクIDによって示されるリンクは接続されている。
図15および図16は、実施の形態5に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。図15において、リンク1103のリンクID番号は、始点側「10」、終点側「19」(以下、「10:19」と記す)とされ、リンク1104のリンクID番号は「20:29」とされ、境界ノード1101および1102の隣接情報もそれぞれ「20:29」および「10:19」とされている。
図16に示すように、図15に示すリンク1104がリンク1202とリンク1203とに分割された場合、リンクID番号として、それぞれ「20:24」および「25:29」が付与される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置の動作を説明する。この実施の形態5に係る地図情報処理装置で行われる境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じであり、その中のステップST15で実行される隣接リンク取得処理のみが異なる。以下、異なる部分についてのみ説明する。
図17は、実施の形態5に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。この隣接リンク取得処理は、表示制御部105、自車位置算出部106または経路探索・案内部107からの地図データの取得要求に応じて、ナビゲーション制御部100において実行される。
隣接リンク取得処理では、まず、リンクデータの中の先頭リンクレコードが取得される(ステップST31)。次いで、ステップST31で取得されたリンクレコードの中からリンクID番号が取得される(ステップST32)。次いで、ステップST32で取得されたリンクID番号が、上述したステップST13で取得された隣接情報の範囲内であるかどうかが調べられる(ステップST33)。
このステップST33において、隣接情報の範囲内であることが判断されると、次いで、始点側ノードが取得される(ステップST34)。次いで、ステップST34で取得された始点側ノードが境界ノードであるかどうかが調べられる(ステップST35)。このステップST35において、始点側ノードが境界ノードであることが判断されると、取得成功であることが認識され、シーケンスはステップST38に進む。
一方、ステップST35において、始点側ノードが境界ノードでないことが判断されると、次いで、終点側ノードが取得される(ステップST36)。次いで、ステップST36で取得された終点側ノードが境界ノードであるかどうかが調べられる(ステップST37)。このステップST37において、終点側ノードが境界ノードであることが判断されると、取得成功であることが認識され、シーケンスはステップST38に進む。ステップST38においては、取得成功である旨が設定される。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
上記ステップST33において、隣接情報の範囲内でないことが判断された場合、および、上記ステップST37において、終点側ノードが境界ノードでないことが判断された場合は、次いで、最後尾のリンクレコードであるかどうかが調べられる(ステップST39)。このステップST39において、最後尾のリンクレコードでないことが判断されると、次のリンクレコードが取得される(ステップST40)。その後、シーケンスはステップST32に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップST39において、最後尾のリンクレコードであることが判断されると、取得失敗であることが認識され、その旨が設定される(ステップST41)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
以上の処理により、境界ノードの隣接情報から正しくリンクレコードを取得できるので、バージョンアップによって道路が分割されても、接続されている古い地図の道路は使用可能となる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置は、リンクID番号に副番を付与するようにしたものである。この実施の形態6に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。
図18は、この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置で使用される道路データのリンクデータに含まれるリンクID番号のフォーマットを示す図である。リンクID番号は、リンクID番号正番とリンクID番号副番とから成る。バージョンアップによってリンク分割が発生した場合はリンクID番号副番が振りなおされる。
図19および図20は、実施の形態6に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。図19において、リンク1503のリンクID番号の正番は「10」、副番は「0」(以下、「10−0」と記す)とされ、リンク1504のリンクID番号は「20−0」とされ、境界ノード1501および1502の隣接情報もそれぞれ「20−0」および「10−0」とされている。
図20に示すように、リンク1504がリンク1602とリンク1603とに分割された場合、リンクID番号として、それぞれ「20−0」および「20−1」が付与される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置の動作を説明する。この実施の形態6に係る地図情報処理装置で行われる境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じであり、その中のステップST15で実行される隣接リンク取得処理のみが異なる。以下、異なる部分についてのみ説明する。
図21は、実施の形態6に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。この隣接リンク取得処理は、表示制御部105、自車位置算出部106または経路探索・案内部107からの地図データの取得要求に応じて、ナビゲーション制御部100において実行される。
隣接リンク取得処理においては、まず、リンクデータの中の先頭リンクレコードが取得される(ステップST51)。次いで、ステップST51で取得されたリンクレコードの中からリンクID番号正番が取得される(ステップST52)。次いで、ステップST52で取得されたリンクID番号正番が、上述したステップST13で取得された隣接情報と一致するかどうかが調べられる(ステップST53)。このステップST53において、隣接情報と一致しないことが判断されると、取得成功であることが認識され、その旨が設定される(ステップST54)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
上記ステップST53において、隣接情報と一致することが判断されると、次いで、最後尾のリンクレコードであるかどうかが調べられる(ステップST55)。このステップST55において、最後尾のリンクレコードでないことが判断されると、次のリンクレコードが取得される(ステップST56)。その後、シーケンスはステップST52に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップST55において、最後尾のリンクレコードであることが判断されると、取得失敗であることが認識され、その旨が設定される(ステップST57)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
以上の処理により、境界ノードの隣接情報から正しくリンクレコードを取得できるので、バージョンアップによって道路が分割されても、接続されている古い地図の道路は使用可能となる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置は、隣接情報として、上述した実施の形態5に係る地図情報処理装置で使用される隣接情報と異なる情報を用いるようにしたものである。この実施の形態7に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。
図22は、この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置で使用される道路データのノードデータに含まれる隣接情報のフォーマットを示す図である。隣接情報としては、境界ノード側のリンクID番号が用いられる。
図23および図24は、実施の形態7に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。図23において、境界ノード1301の隣接情報としては、リンク1104の境界ノード1302側のリンクID番号(ここでは「20」とする)が用いられ、境界ノード1302の隣接情報としては、リンク1103の境界ノード1301側のリンクID番号(ここでは「19」とする)が用いられる。
図24に示すように、リンク1104がリンク1402とリンク1403とに分割された場合、リンクID番号として、それぞれ「20:24」および「25:29」が付与される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置の動作を説明する。この実施の形態7に係る地図情報処理装置で行われる境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じであり、その中のステップST15で実行される隣接リンク取得処理のみが異なる。以下、異なる部分についてのみ説明する。
図25は、実施の形態7に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。この隣接リンク取得処理は、表示制御部105、自車位置算出部106または経路探索・案内部107からの地図データの取得要求に応じて、ナビゲーション制御部100において実行される。
隣接リンク取得処理では、まず、リンクデータの中の先頭リンクレコードが取得される(ステップST61)。次いで、ステップST61で取得されたリンクレコードの中から始点側リンクID番号が取得される(ステップST62)。次いで、ステップST62で取得された始点側リンクID番号が、上述したステップST13で取得された隣接情報と一致するかどうかが調べられる(ステップST63)。
このステップST63において、隣接情報と一致することが判断されると、次いで、終点側リンクID番号が取得される(ステップST64)。次いで、ステップST64で取得された終点側リンクID番号が、上述したステップST13で取得された隣接情報と一致するかどうかが調べられる(ステップST65)。このステップST65において、隣接情報と一致することが判断されると、取得成功であることが認識され、その旨が設定される(ステップST66)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
上記ステップST65において、隣接情報と一致しないことが判断されると、次いで、最後尾のリンクレコードであるかどうかが調べられる(ステップST67)。このステップST67において、最後尾のリンクレコードでないことが判断されると、次のリンクレコードが取得される(ステップST68)。その後、シーケンスはステップST62に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップST67において、最後尾のリンクレコードであることが判断されると、取得失敗であることが認識され、その旨が設定される(ステップST69)。その後、隣接リンク取得処理は終了し、図8に示す処理にリターンする。
以上の処理により、境界ノードの隣接情報から正しくリンクレコードを取得できるので、バージョンアップによって道路が分割されても、接続している古い地図の道路は使用可能となる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置は、隣接情報として、上述した実施の形態6に係る地図情報処理装置で使用される隣接情報と異なる情報を用いるようにしたものである。この実施の形態8に係る地図情報処理装置の構成は、上述した実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成(図1参照)と同じである。
図26は、この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置で使用される道路データのノードデータに含まれる隣接情報のフォーマットを示す図である。隣接情報としては、リンクID番号正番が用いられる。
図27および図28は、実施の形態8に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。図27において、境界ノード1701の隣接情報としては、リンク1504のリンクID番号正番「20」が用いられ、境界ノード1702の隣接情報としては、リンク1503のリンクID番号正番「10」が用いられる。
また、図28に示すように、リンク1504がリンク1802とリンク1803とに分割された場合、リンクID番号として、それぞれ「20−0」および「20−1」が付与される。
上記のように構成される、この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置の動作は、境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理は、図8のフローチャートに示した実施の形態1に係る地図情報処理装置で行われる処理と同じであり、その中のステップST15で実行される隣接リンク取得処理は、図21に示した実施の形態6に係る隣接リンク取得処理と同じである。
この実施の形態8に係る地図情報処理装置によれば、境界ノードの隣接情報から正しくリンクレコードを取得できるので、バージョンアップによって道路が分割されても、接続している古い地図の道路は使用可能となる。また、実施の形態6に係る地図情報処理装置に比べて隣接情報のサイズを小さくできる。
この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置で使用される各階層の地図データのフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の地図データ記憶部に記憶される各階層の地図データのレベルデータで表されるメッシュの例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置で使用される道路データのフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置において取り扱われる2つの地図が両方とも旧バージョンの地図である場合の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置において取り扱われる2つの地図の接続関係を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置において取り扱われる2つの地図の一方がバージョンアップされた場合の例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の動作のうちの境界ノードから隣接地図のリンクを取得する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る地図情報処理装置の動作のうちの隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態3に係る地図情報処理装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る地図情報処理装置で使用される更新データのフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態4に係る地図情報処理装置で使用される道路データに含まれるノードデータのフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置で使用される道路データのリンクデータに含まれるリンクID番号のフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態5に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置で使用される道路データのリンクデータに含まれるリンクID番号のフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態6に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置で使用される道路データのノードデータに含まれる隣接情報のフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態7に係る地図情報処理装置で行われる隣接リンク取得処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置で使用される道路データのノードデータに含まれる隣接情報のフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態8に係る地図情報処理装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
100 ナビゲーション制御部、101 地図データ入力部、102 地図データ記憶部、103 GPS受信機、104 自律センサ、105 表示制御部、106 自車位置算出部、107 経路探索・案内部、108 操作制御部、200 更新データ入力部、201 地図データ更新部。

Claims (7)

  1. 所定範囲の地図を複数のメッシュに分割して得られた単位地図毎に作成された地図データであって、該単位地図のバージョンアップによって変更されないリンクID番号が付与されたリンクデータと、隣接する単位地図の道路に接続する隣接情報として前記リンクID番号が用いられたノードデータとから成る道路データを含む地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報と、隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号とが一致する場合に接続関係が保たれていることを判断し、複数の単位地図に跨る地図の表示、経路探索および経路案内を含む地図情報処理を実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報に一致するリンクID番号が、前記隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号の中に存在しない場合に行き止まりと判断し、
    前記ノードデータに含まれる隣接情報は、所定幅を有するリンクID番号から成り、
    前記地図データ記憶部は、単位地図のリンクデータによって示されるリンクが分割された場合に、前記所定幅の中から選ばれたリンクID番号が付与された道路データを記憶するとともに、隣接する単位地図側のリンクに、分割される前のリンクに付与されていたリンクID番号が付与された道路データを記憶する
    ことを特徴とする地図情報処理装置。
  2. 前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新する更新データを入力する更新データ入力部と、
    前記更新データ入力部から入力された更新データを用いて前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新する地図データ更新部
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の地図情報処理装置。
  3. 隣接情報を構成する所定幅を有するリンクID番号によって示されるリンクは、接続されていることを特徴とする請求項1記載の地図情報処理装置。
  4. ノードデータに含まれる隣接情報は、隣接する単位地図側の所定幅を有するリンクID番号から成ることを特徴とする請求項1記載の地図情報処理装置。
  5. 所定範囲の地図を複数のメッシュに分割して得られた単位地図毎に作成された地図データであって、該単位地図のバージョンアップによって変更されないリンクID番号が付与されたリンクデータと、隣接する単位地図の道路に接続する隣接情報として前記リンクID番号が用いられたノードデータとから成る道路データを含む地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報と、隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号とが一致する場合に接続関係が保たれていることを判断し、複数の単位地図に跨る地図の表示、経路探索および経路案内を含む地図情報処理を実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記地図データ記憶部に記憶されている地図データに含まれる道路データを構成するノードデータに含まれる隣接情報に一致するリンクID番号が、前記隣接する単位地図のリンクデータに付与されたリンクID番号の中に存在しない場合に行き止まりと判断し、
    前記リンクデータに含まれるリンクID番号は、副番を有し、
    前記地図データ記憶部は、単位地図のリンクデータによって示されるリンクが分割された場合に、前記副番が設定しなおされたリンクデータを含む道路データを記憶するとともに、隣接する単位地図側のリンクに、分割される前のリンクに付与されていたリンクID番号が付与された道路データを記憶する
    ことを特徴とする地図情報処理装置。
  6. 前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新する更新データを入力する更新データ入力部と、
    前記更新データ入力部から入力された更新データを用いて前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新する地図データ更新部
    とを備えたことを特徴とする請求項記載の地図情報処理装置。
  7. ノードデータに含まれる隣接情報は、隣接する単位地図側のリンクID番号の正番から成ることを特徴とする請求項記載の地図情報処理装置。
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