JP5402795B2 - Icタグ - Google Patents
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平面視で前記ICチップを挟む両側のうち少なくとも一方の側において、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグである。
平面視で前記ICチップを挟む両側において、それぞれ、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグである。
関するものである。
平面視で前記ICチップを挟む両側のうち少なくとも一方の側において、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグである。
平面視で前記ICチップを挟む両側において、それぞれ、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグである。
タグを屈曲した場合、外装材が大きく伸びて屈曲するにも拘らず保護シートの伸びはわずかであり、このため、この保護シートのわずかな引張応力が保護シートとICインレットとの境界面にかかるに過ぎない。
ように配置することが好適である。ICチップを覆うように補強板を配置することによって、ICタグに屈曲負荷がかかったときに、ICチップに対してこの屈曲負荷がかかることを防止でき、また、補強板の端部がわずかに曲面状に撓むことでアンテナに対する負荷を軽減することができる。なお、この補強板は、ICインレットと保護シートとの間、保護シートと外装材との間、あるいは外装材の外側に配置することができる。この補強板は、耐熱性接着剤を使用して接着することができる。また、その材質に応じて、素材自体の自己融着によって接着することも可能である。
この実施例に係るICタグの層構成は、図1に示すものと同一である。また、図5はそ
の概略平面図である。
保護シート6、6を使用することなく、2枚の外装材7,7で直接ICインレットを挟んだことを除き、実施例1と同様にICタグを製造した。
実施例2のICタグは、実施例1のICタグの外装材7,7の両面に補強板8,8を接着したものである(図6参照)。
保護シート6、6を使用することなく、2枚の外装材7,7で直接ICインレットを挟んだことを除き、実施例2と同様にICタグを製造した。
実施例1及び比較例1のICタグを使用して揺動屈曲試験を行い、これらICタグの屈曲耐性を評価した。実施例1のICタグと比較例1のICタグとは、実施例1のICタグが保護シート6、6を備えているのに対し、比較例1のICタグはこの保護シート6、6を備えていない点で相違し、その他は同一であるから、この結果を比較することによって屈曲耐性に対する保護シート6、6の寄与を評価することができる。
このICタグを解析したところ、ICチップのエッジ位置におけるアンテナの亀裂が観察できた。
実施例1,2及び比較例1,2のICタグを使用して360度屈曲試験を行い、これらICタグの屈曲耐性を評価した。
まず、情報の読み取りができなかったICタグの解析結果から、ICチップや補強板8,8のエッジ部分に屈曲負荷が集中することが理解できる。
の比較から、揺動屈曲試験と360度屈曲試験のいずれの試験においても、実施例1のICタグの屈曲耐性が優れていることが分かる。この両者の相違は保護シート6、6の有無にあるから、この保護シート6、6が屈曲耐性の向上に寄与していることが理解できる。また、100℃環境下における揺動屈曲試験の結果から、高温環境下の屈曲耐性の向上にも保護シート6、6が寄与していることが理解できる。
2 線状アンテナ
21,22 線状アンテナの直線部分
2x 屈曲軸と交差する直線部分
3 異方性導電性接着剤
4 ICチップ
5 熱硬化性接着剤
6 保護シート
7 外装材
8 補強板
a1,a2,a3,a4,a5,a6 切り欠き
m 切り欠きとICチップ端部との距離
x 切り欠きの先端同士を結ぶ線(屈曲軸)
θ 屈曲軸と線状アンテナとの交差角度
Claims (10)
- インレット基材と、このインレット基材上に配置され、互いに接続された線状アンテナ及びICチップとでICインレットを構成すると共に、このICインレットの表裏面に保護シートを接着して補強インレットを構成し、この補強インレットを外装材中に埋設して構成されたICタグにおいて、
平面視で前記ICチップを挟む両側のうち少なくとも一方の側において、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグ。 - インレット基材と、このインレット基材上に配置され、互いに接続された線状アンテナ及びICチップとでICインレットを構成すると共に、このICインレットの表裏面に保護シートを接着して補強インレットを構成し、この補強インレットを外装材中に埋設して成るICタグにおいて、
平面視で前記ICチップを挟む両側において、それぞれ、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグ。 - 前記切り欠きとICチップ端部とが、平面視で2mm以上離れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のICタグ。
- インレット基材と、このインレット基材上に配置され、互いに接続された線状アンテナ及びICチップとでICインレットを構成すると共に、このICインレットの表裏面に保護シートを接着して補強インレットを構成し、この補強インレットを外装材中に埋設し、かつ、平面視で前記ICチップに重なる位置に、屈曲しにくい補強板を備えるICタグにおいて、
平面視で前記ICチップを挟む両側のうち少なくとも一方の側において、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグ。 - インレット基材と、このインレット基材上に配置され、互いに接続された線状アンテナ及びICチップとでICインレットを構成すると共に、このICインレットの表裏面に保護シートを接着して補強インレットを構成し、この補強インレットを外装材中に埋設し、かつ、平面視で前記ICチップに重なる位置に、屈曲しにくい補強板を備えるICタグにおいて、
平面視で前記ICチップを挟む両側において、それぞれ、前記保護シートに複数の切り欠きが設けられており、
かつ、これら複数の切り欠きのうち一方が長辺に設けられており、他方がこれに対向する長辺に設けられていると共に、これら複数の切り欠きが、平面視で正対しない位置に配置されていることを特徴とするICタグ。 - 前記切り欠きと補強板端部とが、平面視で2mm以上離れていることを特徴とする請求項4又は5に記載のICタグ。
- 前記複数の切り欠きの先端同士を結ぶ線と前記線状アンテナとの交差角度が45度以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のICタグ。
- 前記保護シートが外装材に比較して伸びにくい材質であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載のICタグ。
- 前記ICインレットと保護シートとが耐熱性接着剤で接着されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のICタグ。
- 前記接着剤が保護シートに比較して圧縮しやすい材質であることを特徴とする請求項9記載のICタグ。
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