JP5402454B2 - 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5402454B2
JP5402454B2 JP2009217162A JP2009217162A JP5402454B2 JP 5402454 B2 JP5402454 B2 JP 5402454B2 JP 2009217162 A JP2009217162 A JP 2009217162A JP 2009217162 A JP2009217162 A JP 2009217162A JP 5402454 B2 JP5402454 B2 JP 5402454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
point
support
unit
exposure apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009217162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011065039A (ja
Inventor
真次 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2009217162A priority Critical patent/JP5402454B2/ja
Priority to CN201010280701.7A priority patent/CN102023512B/zh
Priority to US12/880,272 priority patent/US8534852B2/en
Publication of JP2011065039A publication Critical patent/JP2011065039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402454B2 publication Critical patent/JP5402454B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/105Scanning systems with one or more pivoting mirrors or galvano-mirrors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • G03G15/0435Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure by introducing an optical element in the optical path, e.g. a filter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファックス等、およびこれら複合機等の画像形成装置に用いられる露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置には、レーザ光を走査させる露光装置を備えたものがある。この露光装置は、画像信号に応じて光源から光変調されて出射された光束をポリゴンミラーにより周期的に偏向させ、走査レンズによって感光体である感光体ドラム面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行うものである。
このような露光装置の中でも、前記光源から感光体ドラム面に至る光路中にミラーを配置し、前記光源から出射される光束を該ミラーに反射させて前記感光体ドラム面に投射させる光路構成とすることにより、該露光装置の小型化を図ったものが知られている。
この露光装置に用いられるミラーは角度調整機構を備えていて、該角度調整機構によりミラーの反射面の角度を調整することにより、ミラーに反射して前記感光体ドラム面に指向する光軸を適切に調整可能とされている。
図7は前記露光装置における従来のミラー角度調整機構を模式的に示している。ミラーMはその重心Gを走査光軸L上に合わせて、長手方向を該走査光軸Lの方向に向けて配置されている。
前記ミラーMは、その長手方向一端部の一点と、他端部におけるミラー幅方向の2点とにそれぞれ支持点a,b,cを持って、図外のミラーベース部材に3点支持されている。
前記ミラーMの一点支持側の支持点aは、前記走査光軸L上に配置されるように該ミラーMの幅方向中央に設定されている一方、2点支持側の支持点b,cは、前記走査光軸Lを中心として線対称位置に設定されていて、これらの支持点a,b,cを結んだ三角形領域内に前記重心Gが存在するような配置構成とされている。
そして、前記2点支持側の支持点b,cの一方、例えば支持点cが角度調整点として、即ち、例えばアジャストスクリュー等による可動調整部として構成される。
これにより、前記可動調整部(支持点c)を図7の紙面方向に微動することによって、前記支持点a,bを結ぶ線をミラー回転軸0として、ミラーMが僅かに回転し、該ミラーMの保持角度が変化して光軸調整が行われる。
このミラーMの角度調整の関連技術は、例えば特許文献1,2に示されている。
特開平11−202409号公報 特開2003−263000号公報
図7に示す従来の構造では、ミラーMの角度調整時に該ミラーMが走査光軸L上で回転できないため、ミラーMがねじれ回転し、反射光軸が曲がって光軸調整精度が損なわれる可能性がある。
このミラーMのねじれ回転を回避するためには、前記2点支持側の一方の支持点bも一転支持側の支持点aと同様に前記走査光軸L上に設定して、これら支持点aとbとを結ぶミラー回転軸0線を該走査光軸L上に整合させればよいが、これでは前記ミラーMの重心Gがミラー回転軸0上に存在することとなって、振動の影響を受け易くピッチムラ等の画像への悪影響が生じてしまう。
そこで、これらの支持点aと支持点bとを前記走査光軸L上からミラーMの幅方向にずらして前記ミラー回転軸0を走査光軸Lに対して平行移動させて設定して、ミラーMの重心Gが3支持点a,b,cを結んだ三角形領域内に存在するように設定することも考えられる。しかし、この場合、前記走査光軸Lに対するミラー回転軸0の平行移動により、当然ながら一点支持側の支持点aがミラーMの幅方向中央から該ミラーMの幅方向一側に偏寄ってしまい、該ミラーMの一点支持側のミラー重心がミラーMの幅方向他側へ偏寄り、ミラーMのねじれ振動が生じ易くなってしまう。
そこで、本発明はミラーの角度調整時における該ミラーのねじれ回転を回避できると共に、振動の影響を受けにくい露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
本発明の露光装置のミラーユニットは、ミラーと、該ミラーを保持するミラーベースとを有し、走査光軸方向に配置されたミラーの長手方向一端部の1点と、他端部におけるミラー幅方向の2点とに支持点を持ち、前記1点支持側の支持点と、前記2点支持側の一方の支持点とを結ぶ線をミラー回転軸とし、該2点支持側の他方の支持点を角度調整入力点として、ミラーをミラーベース部材に角度調整可能に3点支持してあって、前記ミラーを、その長手方向を前記走査光軸に対してミラー幅方向に傾斜して配置し、前記1点支持側の支持点をミラーの幅方向中央に設定して、該1点支持側の支持点と前記2点支持側の一方の支持点とを前記走査光軸上に設定することにより、前記ミラー回転軸がこの走査光軸上に設定され、かつ、ミラー重心が前記3支持点を結んだ三角形領域内に設定されていることを主要な特徴としている。
前記2点支持側の他方の支持点に角度調整入力が作用すると、前記1点支持側の支持点と、前記2点支持側の一方の支持点とを結ぶ線をミラー回転軸として前記ミラーが回転し、ミラー反射面の角度が調整される。
本発明によれば、前述のようにミラーをその長手方向を走査光軸に対してミラー幅方向に傾斜して配置することにより、該ミラーの1点支持側の支持点をミラーの幅方向中央に設定した上で、該1点支持側の支持点と2点支持側の一方の支持点とを前記走査光軸上に設定して、ミラー回転軸の該走査光軸上への整合が可能となると共に、ミラー重心の前記3支持点を結んだ三角形領域内への設定が可能となる。
この結果、ミラーの角度調整時に該ミラーにねじれ回転が発生することがなく、また、ミラー重心位置のずれに起因する振動影響を受けることがないので、露光精度を高めることができる。
本発明の実施形態としての画像形成装置を概念的に示す全体構成図。 図1に示した画像形成装置における露光部としての露光装置を模式的に示す説明図。 図2に示した露光装置におけるミラーユニットの一実施形態を示す斜視図。 ミラーユニットの側面図。 ミラーユニットの平行度調整構造を模式的に示す平面説明図。 図3に示したミラーユニットにおけるミラー角度調整機構を模式的に示す説明図。 従来のミラー角度調整機構を模式的に示す説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
図1は本発明に係る露光装置のミラーユニットが適用された画像形成装置の全体構成を示している。
この画像形成装置100は、複数の感光体としての感光体ドラム31Y,31M,31C,31Kを中間転写体の一例としての中間転写ベルト41に対面させて縦方向に配列したフルカラーの画像を形成するタンデム型カラー画像形成装置と称されるものである。
画像形成装置100は、その上部に自動原稿送り装置ADFを備えている。自動原稿送り装置ADFの原稿載置台103に載置された原稿Dは、一枚ずつに分離され原稿搬送路に送り出され、搬送ドラム102により搬送される。
原稿読取部101は、原稿画像読み取り位置RPにおいて搬送中の原稿Dの画像を読み取る。第1搬送ガイドG1および原稿排出ローラ105は、読み取りが終了した原稿Dを原稿排紙トレイ107に排出する。
画像形成装置100は、前記原稿読取部101、露光部2Y,2M,2C,2K、画像形成部3Y,3M,3C,3K、中間転写部104、定着部115、排紙反転部106、再給紙部116、給紙部108、制御部109等から構成され、それらが一つの筺体内に収められている。
原稿読取部101は、原稿画像読み取り位置RPにて原稿Dの画像をランプLにて照射し、その反射光を第1ミラーユニット111、第2ミラーユニット112、レンズ113によって導き、撮像素子CCDの受光面に結像させる。撮像素子CCDは入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。画像読取制御部114は、この画像信号に対して、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理を施し、制御部109の記憶部に画像データとして格納する。記憶部に格納された画像データには、ユーザにより設定されている条件により適宜な画像処理が施されて、出力画像データが生成される。
露光部2Y,2M,2C,2Kは、制御部109から送られる出力画像データを基に出力される出力情報に対応して、主帯電部32Y,32M,32C,32Kにより帯電された感光体ドラム31Y,31M,31C,31Kの表面をレーザ光により走査露光し、感光体ドラム31Y,31M,31C,31KにY色,M色,C色,BK色用の静電画像が形成される。
画像形成部3Yは、感光体ドラム31Yと、その周辺に配置されている主帯電部32Y,現像部33Y,第1転写ローラ34Y,クリーニング部35Yからなる。他の画像形成部3M,3C,3Kにおいても画像形成部3Yと同様な構成であり、それぞれの感光体ドラム31M,31C,31Kの周辺に、それぞれに対応して主帯電部32M,32C,32K、現像部33M,33C,33K、第1転写ローラ34M,34C,34K、クリーニング部35M,35C,35Kが配置されている。
現像部33Y,33M,33C,33Kは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)のトナーで現像することによって感光体ドラム31Y,31M,31C,31K上の潜像を顕像化する。これにより、各感光体ドラム31Y,31M,31C,31K上には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)のトナー像が形成される。
中間転写部104の第1転写ローラ34Y,34M,34C,34Kは、感光体ドラム31Y,31M,31C,31K上に形成されたトナー像を中間転写ベルト41上の所定位置に重ね合わせて転写する。各色のトナー像が重ね合わされることにより中間転写ベルト41上にカラー画像が形成される。無端状ベルトからなる中間転写ベルト41は、ベルト駆動ローラ44の駆動力によって図1の矢印に示す方向に回転しながら移動する。クリーニング部35Y,35M,35C,35Kは、トナー像の転写を終えた感光体ドラム31Y,31M,31C,31Kの表面に残留するトナーを除去する。
一方、第2転写ローラ42は、中間転写ベルト41上に重ね合わされて転写されたカラー画像を、給紙部108のトレイPG1,PG2,PG3から搬送され、レジストローラ50によってタイミングが取られて送り出された用紙Pに転写する。ベルトクリーニング部43は、カラー画像の用紙Pへの転写を終えた中間転写ベルト41の表面を清掃し、清掃された中間転写ベルト41は次の画像転写に供される。
トナー像を担持した用紙Pは定着部115に送られ、定着部115は用紙Pを加圧加熱することによって、トナー像を用紙Pへ定着させる。
排紙反転部106は、定着部115による定着処理を終えた用紙Pを搬送して排紙トレイ51に排紙する。用紙Pを表裏反転して排紙する場合には、排紙ガイド52が一旦用紙Pを下方に導き、排紙反転ローラ53に用紙Pの後端を挟持させた後に反転搬送し、排紙ガイド52が用紙Pを排紙ローラ54に導いて排紙する。
なお、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、排紙ガイド52は、表面のトナー像の定着処理を終えた用紙Pを下方にある再給紙部116に搬送し、再給紙反転ローラ55により後端を挟持させた後、逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送路56に送り出し、裏面への画像形成に供する。
前記露光部2Y,2M,2C,2Kは、図2に示す露光装置2として構成される。
露光装置2は、図外の半導体レーザ光源から出射された光束を周期的に偏向させるポリゴンミラー60、複数の走査レンズ61,62、複数のミラー63,64を有するミラーユニット65を備えている。
ミラー63,64は90°の開き角度をもって配置され、ポリゴンミラー60により偏向された光束は走査レンズ61を通してミラー64に入射する。ミラー64に入射する光束は、該ミラー64とミラー63の反射作用により入射方向と平行に反転され、走査レンズ62を通して感光体ドラム31(Y,M,C,K)に投射される。
ポリゴンミラー60の回転によるレーザ光の偏向走査は、前述のようにして帯電された感光体ドラム31(Y,M,C,K)の主走査方向への画像データの書込みである。主走査方向は、感光体ドラム31の回転軸に平行な方向である。副走査方向は、感光体ドラム31の回転軸に対して直交する方向である。この感光体ドラム31が副走査方向に回転し、かつ、レーザ光を主走査方向へ偏向走査することによって、感光体ドラム31に所定の静電潜像が結像される。
このように複数のミラー63,64を有するミラーユニット65を用いて、ポリゴンミラー60により偏向された光束を平行に折り返す光路構成を採ることによって、露光装置2の小型化が図られる。
次に、図3〜図5にもとづいてミラーユニット65の構成例を説明する。
ミラーユニット65は、前記レーザ光の走査光軸方向に配置された前記一対のミラー63,64と、これらミラー63,64を保持する金属製のミラーベース部材66とを備えている。
ミラーベース部材66は、横長に形成された縦壁67と、該縦壁67の両端に前方に向けて張り出して形成された端壁68とを備え、これら端壁68の上,下面にはミラー63,64の板厚相当の深さで側面L字状のミラー受容溝69が形成されている。
上,下のミラー受容溝69,69は、端壁68の前方に向けて90°の開き角度で設けられ、これらミラー受容溝69,69に定置される上,下のミラー63,64の相対向する反射面の開き角度が90°に設定されるようになっている。
ミラー63,64は、それらの両端部が上,下のミラー受容溝69,69に上下方向に嵌合され、各端部が適宜の板ばね材からなるリテーナプレート70により弾性的に保持されている。
このリテーナプレート70は、その基部が前記縦壁67の上,下面にロケートピン72により位置決めされてスクリュー73止めされていて、ミラー63,64の各端部でその背面と側端面と前端面とに跨ってこれを保持する3つの抱持片71で構成されている(図4参照)。この抱持片71のミラー対向面には半球状の当接座71aが設けられていて、ミラー63,64と点接触することにより保持ばね力の面方向の分散が抑制されている。
前記ミラー受容溝69,69にあっても、基本的にはそれらの側面L字状を成す前側溝面と後側溝面とに半球状に突設された当接座69aがミラー63,64に点接触することにより、前記リテーナプレート70の保持ばね力の面方向の分散が抑制されるようになっている。
本実施形態では上側のミラー63を前記上側のミラー受容溝69に対して固定的な基準ミラーとし、下側のミラー64をこの基準ミラー63に対して反射面の角度調整が可能な可動ミラーとしている。
図6にこの下側のミラー64の角度調整機構を模式的に示している。前記ミラー64は、走査光軸L方向に配置された長手方向の一端部の1点と、他端部におけるミラー幅方向の2点とにそれぞれ支持点A,B,Cを持っている。
そして、この1点支持側の支持点Aと、2点支持側の支持点B,Cの一方、例えば上側の支持点Bとを結ぶ線をミラー回転軸0とし、2点支持側の他方(下側)の支持点Cを角度調整入力点として、前記ミラー64がミラーベース部材66に角度調整可能に3点支持されている。
1点支持側の支持点Aは、ミラー受容溝69の前側の溝面に突設された前記半球状の当接座69aで構成される。
2点支持側の支持点B,Cは、本実施形態では何れも前記ミラー受容溝69の前側の溝面に突出したアジャストスクリュー74,75の半球状の先端74a,75aで構成されている。
このアジャストスクリュー74,75は、ミラーベース部材66の一方の端壁68に切欠形成されたスクリュー取付面76に取付けられていて、これらアジャストスクリュー74,75のねじ込み量調整により、前記2点支持側の支持点B,Cが可動調整構造とされる。
前述のように、下側のミラー64は支持点A,B,Cによって3点支持されるが、この下側のミラー64は、図6に示すようにその長手方向を前記走査光軸Lに対してミラー幅方向に傾斜して配置されている。
そして、前記1点支持側の支持点Aをミラー幅方向中央に設定して、該支持点Aと前記2点支持側の一方の支持点Bとを前記走査光軸L上に設定することによって、これらの支持点A,Bを結ぶ線で構成されるミラー回転軸0がこの走査光軸L上に整合され、かつ、ミラー重心Gが前記3支持点A,B,Cを結んだ三角形領域内に存在するように設定されている。
前記ミラーベース部材66の両側の端壁68には、取付ブラケット77,78が水平に突設されている。これら取付ブラケット77,78にはそれぞれ1つのボルト挿通孔77a,78aが形成され、これらボルト挿通孔77a,78aに固定用ボルト79を挿通して、図外の露光ユニットフレームに締結固定されるようになっている。
前記ボルト挿通孔77a,78aの一方、例えばボルト挿通孔77aはボルト挿通孔78aを中心とする円弧に沿う前後方向の長孔として形成されている(図5参照)。
これにより、ボルト挿通孔78aに挿通した固定用ボルト79を中心にミラーベース部材66をボルト挿通孔77aの長さ範囲に対応する回動角θの範囲で回動して、感光体ドラム31に対する平行度調整が可能とされている。
以上の構成からなる本実施形態のミラーユニットによれば、ミラー64における2点支持側の下側の支持点Cを構成するアジャストスクリュー75のねじ込み量を調整することにより、前記支持点Aと支持点Bとを結ぶ線をミラー回転軸0として、該ミラー回転軸0を中心にミラー64が回転し、そのミラー反射面の角度が調整される。
このとき、前記ミラー回転軸0は走査光軸L上に整合しているため、前記ミラー角度調整時にミラー64にねじれ回転が発生することはない。また、前記1点支持側の支持点Aはミラー幅の中央に設定され、かつ、ミラー重心Gが前記3つの支持点A,B,Cを結んだ三角形領域内に存在するようにこれらの支持点A,B,Cが設定されているので、ミラー重心Gの偏寄り、およびミラー64の支持点A側のミラー重心の偏寄りに起因する振動影響を受けることがなく、前記ミラー64のねじれ回転の発生を解消できることと相俟って露光精度を高めることができる。
この結果、画像形成装置100の画像形成部3Y,3M,3C,3Kにおける露光部2Y,2M,2C,2Kの光路変向用ミラーユニット65のミラーユニットとして用いた場合に、ミラー反射面の角度調整を適切に行えて、感光体ドラム31Y,31M,31C,31Kに結像される静電画像にピッチムラ等を生じることがなく、画質の精度を良好にすることができる。
また、ミラー64はミラー63と対を成して相互の反射面が90°の開き角度をもってミラーベース部材66に設けられていて、ミラー63を固定的な基準ミラーとして、このミラー63の反射面を基準にミラー64を前述のようにミラー回転軸0を中心に回転してその反射面の角度調整が行われるため、ミラーユニット65の光軸調整作業を容易に行うことができる。
更に、前記ミラーベース部材66は、感光体ドラム31(Y,M,C,K)に対して、一方の取付ブラケット77のボルト挿通孔77aの長さ範囲で、他方の取付ブラケット78の固定用ボルト79を中心に回動して平行度調整可能とされているので、前記感光体ドラム31に対する露光精度をより一層高めることができる。
しかも、前記ミラー64の2点支持側の支持点B,Cがともにアジャストスクリュー74,75で構成した可動調整構造とされているため、これらアジャストスクリュー74,75のねじ込み量調整により前記感光体ドラム31に対する平行度を微調整することが可能で、前記平行度の調整精度を高めることができる。
なお、場合によって前記3支持点A,B,Cとも可動調整構造とすることも可能である。
2…露光装置(露光部)
31…感光体ドラム(感光体)
64…ミラー
66…ミラーベース部材
74,75…アジャストスクリュー(可動調整構造)
77,78…取付ブラケット
77a,78a…ボルト挿通孔
79…固定用ボルト
A,B,C…支持点
0…ミラー回転軸
…走査光軸

Claims (6)

  1. 露光装置に用いられるミラーユニットであって、
    該ミラーユニットは、ミラーと該ミラーを保持するミラーベース部材とを有し、
    走査光軸方向に配置されたミラーの長手方向一端部の1点と、他端部におけるミラー幅方向の2点とに支持点を持ち、前記1点支持側の支持点と、前記2点支持側の一方の支持点とを結ぶ線をミラー回転軸とし、該2点支持側の他方の支持点を角度調整入力点として、ミラーをミラーベース部材に角度調整可能に3点支持してあって、
    前記ミラーを、その長手方向を前記走査光軸に対してミラー幅方向に傾斜して配置し、前記1点支持側の支持点をミラーの幅方向中央に設定して、該1点支持側の支持点と前記2点支持側の一方の支持点とを前記走査光軸上に設定することにより、前記ミラー回転軸がこの走査光軸上に設定され、かつ、ミラー重心が前記3支持点を結んだ三角形領域内に設定されていることを特徴とする露光装置のミラーユニット。
  2. 前記2点支持側の少くとも1つの支持点が可動調整構造とされていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置のミラーユニット。
  3. 前記ミラーが、画像形成装置の画像形成部における露光部に用いられるミラーであることを特徴とする請求項1または2に記載の露光装置のミラーユニット。
  4. 前記ミラーが、相互の反射面が90°の開き角度をもって前記ミラーベース部材に設けられた一対のミラーからなり、少くとも一方のミラーが角度調整可能に3点支持されていることを特徴とする請求項3に記載の露光装置のミラーユニット。
  5. 前記ミラーベース部材は、その長手方向両端部にそれぞれ固定用ボルトが挿通する1つのボルト挿通孔を有する取付ブラケットを備え、少くとも一方の取付ブラケットのボルト挿通孔が長孔に形成されて、前記ミラーの反射光が投射される感光体に対して、前記ミラーベース部材が前記他方の取付ブラケットの固定用ボルトを中心に前記一方の取付ブラケットのボルト挿通孔の長さ範囲で回動して平行度調整可能とされていることを特徴とする請求項3または4に記載の露光装置のミラーユニット。
  6. 請求項1〜5の何れか1つに記載の露光装置のミラーユニットを有する画像形成装置。
JP2009217162A 2009-09-18 2009-09-18 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置 Expired - Fee Related JP5402454B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217162A JP5402454B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置
CN201010280701.7A CN102023512B (zh) 2009-09-18 2010-09-10 曝光装置的反射镜单元以及利用该单元的图像形成装置
US12/880,272 US8534852B2 (en) 2009-09-18 2010-09-13 Mirror unit of exposure device and image forming apparatus using mirror unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217162A JP5402454B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011065039A JP2011065039A (ja) 2011-03-31
JP5402454B2 true JP5402454B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=43756425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009217162A Expired - Fee Related JP5402454B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8534852B2 (ja)
JP (1) JP5402454B2 (ja)
CN (1) CN102023512B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103926673B (zh) * 2014-03-27 2016-07-06 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种多方位大气遥感紫外成像仪反射锥镜的调校方法
CN104035183B (zh) * 2014-06-04 2016-04-27 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种大型反射镜俯仰调整装置
US10403746B2 (en) * 2015-03-31 2019-09-03 Swegan Ab Heterostructure and method of its production

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190829A (ja) * 1975-02-07 1976-08-09
JP3405171B2 (ja) 1998-01-14 2003-05-12 日本ビクター株式会社 プロジェクタ装置
JP2003263000A (ja) 2002-03-08 2003-09-19 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JP2006171116A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Canon Inc 光走査装置及び画像形成装置
JP2007041529A (ja) * 2005-06-30 2007-02-15 Konica Minolta Opto Inc 投射光学系の製造方法及び投射光学系
US7663792B2 (en) * 2006-07-20 2010-02-16 Nisca Corporation Reflection mirror unit in image reading device and image reading device using the same
CN101482643B (zh) * 2009-02-23 2010-09-22 中国科学院光电技术研究所 两维大口径快速控制反射镜

Also Published As

Publication number Publication date
CN102023512B (zh) 2013-05-08
CN102023512A (zh) 2011-04-20
US8534852B2 (en) 2013-09-17
JP2011065039A (ja) 2011-03-31
US20110069407A1 (en) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5354323B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US8754919B2 (en) Optical writing unit and image forming apparatus including same
JP2014060492A (ja) 傾き調整機構、撮像ユニット装置、画像走査装置、画像読取装置、及び複写機
JP4476047B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
US20060262177A1 (en) Optical scanning unit and image forming apparatus
JP2008224965A (ja) 光走査装置、および画像形成装置
JP6225764B2 (ja) 画像の読取装置および画像形成装置
JP5402454B2 (ja) 露光装置のミラーユニットおよびこれを用いた画像形成装置
JP2010039155A (ja) 光走査装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2005192076A (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP4830821B2 (ja) 光走査光学装置
JP6848293B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5614052B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5494281B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2008139352A (ja) 光走査光学装置
JP5233878B2 (ja) 光走査装置、およびそれを用いた画像形成装置
JP4830820B2 (ja) 光走査光学装置
JP4946395B2 (ja) 光走査光学装置
JP2009014786A (ja) 光走査装置
JP4946394B2 (ja) 光走査光学装置
JP4940913B2 (ja) 光走査光学装置
JP2007065003A (ja) 光走査装置の支持構造及び画像形成装置
JP4830818B2 (ja) 光走査光学装置
JP4830819B2 (ja) 光走査光学装置
JP6413904B2 (ja) 光走査装置、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120626

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5402454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees