JP5402075B2 - カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末 - Google Patents

カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5402075B2
JP5402075B2 JP2009039698A JP2009039698A JP5402075B2 JP 5402075 B2 JP5402075 B2 JP 5402075B2 JP 2009039698 A JP2009039698 A JP 2009039698A JP 2009039698 A JP2009039698 A JP 2009039698A JP 5402075 B2 JP5402075 B2 JP 5402075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
display screen
image
terminal
side communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009039698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010199734A (ja
Inventor
正和 須原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2009039698A priority Critical patent/JP5402075B2/ja
Publication of JP2010199734A publication Critical patent/JP2010199734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402075B2 publication Critical patent/JP5402075B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末に関する。
カメラの姿勢を携帯型端末を用いて遠隔制御するシステム又は方法としては、カメラを回転台上に設置し、携帯電話機の所定の操作キーやボタンを押下することによって、これに応じて回転台を回転させてカメラの姿勢を調整するようにしたもの(下記特許文献1参照)、携帯端末の姿勢変化を検出して、該姿勢変化に応じてカメラを上下又は左右に回転させてその姿勢を調整するようにしたもの(下記特許文献2参照)等が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、操作キーやボタンを押下することによって、この操作に応じてカメラを回転させるものでは、キーやボタンの操作が煩雑であり、直感的な操作によりカメラの姿勢を調整することはできないという問題があった。また、特許文献2に記載の技術は、携帯端末の姿勢を調整することにより、これに応じてカメラの姿勢を変更するものであるので、上述した操作キーやボタンの操作と比較して直感的な操作は可能ではあるが、カメラを所望の姿勢に調整する際に回転が足りなかったり、回転させ過ぎてしまったりと、微調整が難しく、調整に時間がかかる場合があるという問題があった。
本発明の目的は、簡単な操作で撮像方向を速やかに変更調整可能なカメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末を提供することである。
実用新案登録第3099956号公報 特開2004−128997号公報
本発明に係るカメラの遠隔制御システムは、
カメラを支持し前記カメラを鉛直方向に移動させる位置変更手段及び前記カメラを水平面内で回転させる姿勢変更手段を有する支持装置において支持された前記カメラを携帯型端末を操作して遠隔制御するカメラの遠隔制御システムにおいて、
前記携帯型端末は、
前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内の指定された位置を検出する検出手段と、
前記端末側通信手段を介して省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
前記端末側通信手段を介して受信した前記カメラからの画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含む制御情報を前記端末側通信手段を介して前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
前記端末側通信手段を介して前記表示画面に表示されている画像を静止画像として取得させる取得指示を前記カメラに送信する画像取得制御手段とを有し、
前記カメラは、
画像を撮像する撮像手段と、
前記携帯型端末と無線通信により情報を送受信するカメラ側通信手段と、
前記カメラ側通信手段を介して前記省電力指示を受信した際に、省電力モードの状態とし、
前記カメラ側通信手段を介して前記制御情報を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記制御情報に基づいて前記カメラの焦点検出エリアが前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、その状態で焦点検出を実施した後、前記カメラのフレームの中心が元の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、
前記カメラ側通信手段を介して静止画像の取得指示を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記撮像手段により静止画像を撮像し、前記撮像手段により撮像された静止画像を前記カメラ側通信手段を介して前記携帯型端末に対して送信するカメラ側制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明に係るカメラの遠隔制御システムは、
カメラを支持し前記カメラを鉛直方向に移動させる位置変更手段及び前記カメラを水平面内で回転させる姿勢変更手段を有する支持装置において支持された前記カメラを携帯型端末を操作して遠隔制御するカメラの遠隔制御システムにおいて、
前記携帯型端末は、
前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内の指定された位置を検出する検出手段と、
前記端末側通信手段を介して省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
前記端末側通信手段を介して受信した前記カメラからの画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含み静止画像を取得させる制御情報を前記端末側通信手段を介して前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
前記カメラは、
画像を撮像する撮像手段と、
前記携帯型端末と無線通信により情報を送受信するカメラ側通信手段と、
前記カメラ側通信手段を介して前記省電力指示を受信した際に、省電力モードの状態とし、
前記カメラ側通信手段を介して前記制御情報を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記制御情報に基づいて前記カメラのフレームの中心が前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、前記フレームの中心で焦点検出を実施するとともに、その状態で前記撮像手段により静止画像を撮像し、前記撮像手段により撮像された静止画像を前記カメラ側通信手段を介して前記携帯型端末に対して送信するカメラ側制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明に係る携帯型端末は、
位置及び姿勢の少なくとも一方を自動変更する支持装置に支持されたカメラであり、かつ省電力モード状態のときに動作指示を受信した際、該省電力モードを解除して受信した前記動作指示に応じた動作を行うカメラを遠隔制御する携帯型端末であって、
前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内で指定された位置を検出する検出手段と、
前記端末側通信手段を介して前記省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
前記カメラから前記端末側通信手段を介して受信した画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記端末側通信手段を介して前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含む前記支持装置の制御を指示する制御情報を前記動作指示として前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
前記端末側通信手段を介して前記表示画面に表示されている画像を静止画像として取得させる取得指示を前記動作指示として前記カメラに送信する画像取得制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な操作で撮像方向を速やかに変更調整可能なカメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末を提供することができる。
本発明の実施形態のカメラ及び支持装置の外観構成を示す正面図である。 本発明の実施形態の携帯型端末の外観構成を示す平面図である。 本発明の実施形態のカメラの制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の携帯型端末の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画角調整モードを説明するための図である。 本発明の実施形態のAF指定場所調整モードを説明するための図である。 本発明の実施形態のズーム調整モードを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔遠隔制御システムの全体構成〕
図1は本発明の実施形態のカメラの遠隔制御システムを構成するカメラ及び支持装置の外観構成の概略を示す図、図2は同じく携帯型端末の外観構成の概略を示す図である。このカメラの遠隔制御システムは、被写体の像を撮像するカメラ1と、該カメラ1の位置(この実施形態では、上下方向の位置)及び姿勢(この実施形態では、鉛直軸回りの回転)を自動変更する支持装置2と、カメラ1を遠隔制御する携帯型端末3とを備えて構成されている。
〔カメラの構成〕
カメラ1は、この実施形態では、一眼レフ方式のデジタルカメラ(電子カメラ)である。但し、カメラ1は、コンパクトタイプのデジタルカメラ、その他のタイプのデジタルカメラであってもよく、静止画を撮像する機能を備えるデジタルビデオカメラであってもよい。なお、本願におけるカメラとは、一般にカメラと称呼されるもののみならず、電子的な撮像機能を有する携帯電話機やPDA等の電子装置等も含まれる。
カメラ1は、図1に示されているように、カメラ本体11と、撮影レンズ12と、光学式のファインダ部13とを概略備えて構成されている。カメラ本体11の内部には、撮像面に結像される被写体の像を画像信号に変換して出力するCCD(又はCMOS等)からなる撮像素子、及び遮光部材を機械的に駆動して露光時間を調節するためのメカニカルシャッタが設けられている。
また、カメラ本体11内には、撮影レンズ12の光路内に配置されるミラーダウン位置と、撮影レンズ12の光路から待避されるミラーアップ位置との間で回動可能なクイックリターンミラーが設けられている。クイックリターンミラーは、その裏面側(下側)に、サブミラーを備えており、ミラーダウン位置にあるクイックリターンミラーのハーフミラー部を透過した一部の光は、サブミラーで反射されて、位相差検出方式の焦点検出装置に入射されるようになっている。
焦点検出装置は、フレーム(撮影領域)内に設定される単数又は複数の焦点検出エリア(測距点)について、縦方向と横方向に関する焦点位置を検出するクロスセンサ方式の検出装置である。焦点検出エリアは、この実施形態では、フレーム内の中央の1箇所に設定されている。但し、フレーム内の複数箇所(例えば、11箇所)に分散的に設定されていてもよい。ファインダ部13には、焦点検出エリアに対応して、ファインダ窓を介して目視可能な指標が配置されている。
撮影レンズ12は、被写体の像を撮像素子の撮像面上に結像させるための光学系である。撮影レンズ12の鏡筒内には、メインレンズ、フォーカスレンズ、ズームレンズ等を含むレンズ群及び撮像素子へ入射させる光の量を調節するための可変開口絞り等が設けられている。フォーカスレンズ及びズームレンズは、それぞれ撮影レンズ12の光軸AXに沿う方向(図1で紙面に直交する方向)に移動可能に設けられており、光軸AXに沿う方向の位置がエンコーダにより検出されるとともに、駆動モータによって光軸AXに沿う方向に位置決め可能に移動されるようになっている。可変開口絞りの開口径(絞り段数)は、駆動モータにより、変更されるようになっている。駆動モータの作動は、カメラ本体11の後述する全体制御コントローラ(図3参照)によって制御される。
カメラ本体11の上部に配置されるファインダ部13は、焦点板(フォーカシングスクリーン)、ペンタ(ダハ)プリズム、測光部(測光素子)、ファインダ窓等を含んで構成されている。カメラ本体11の背面には、TFT(Thin Film Transistor)方式等の液晶パネルからなる画像表示モニタが設けられている。
〔支持装置の構成〕
支持装置2は、図1に示されているように、水平板21を三本の支持脚22で支持してなる可搬性を有する三脚であり、水平板21の中央部には支持軸23が鉛直方向(Z軸方向)に摺動(スライド)可能に、且つ該Z軸を中心としてθ方向に回転可能に支持されている。また、水平板21には、支持軸23をZ軸方向に位置決め可能に昇降(上下動)させる昇降駆動部及び支持軸をθ方向に位置決め可能に回転させる回転駆動部を有する駆動機構24が取り付けられている。
駆動機構24の昇降駆動部は駆動モータを備え、該駆動モータの回転力をラックアンドピニオン等により直線運動に変換して、支持軸23を任意の昇降位置で位置決め可能に昇降させる機構である。また、駆動機構24の回転駆動部は駆動モータを備え、減速ギア等を介して支持軸23を任意の回転位置で位置決め可能に回転させる機構である。支持軸23の上端には、カメラ1を着脱可能に取り付けるための支持板25が一体的に固定されている。
駆動機構24の内部には、昇降駆動部及び回転駆動部のそれぞれの駆動モータを駆動制御する駆動回路が収納されており、駆動機構24の内部に設けられたバッテリ又は外部電源(商用電源等)からの電力を該駆動回路を介して駆動モータに供給することによって、昇降及び回転動作がなされるようになっている。カメラ1と駆動機構24の駆動回路とは、着脱可能なコネクタ等有する接続ケーブル26を介して接続され、駆動機構24の昇降駆動部及び回転駆動部の動作は、カメラ1の後述する全体制御コントローラ(図3参照)からの制御信号に従って制御されるようになっている。
なお、この実施形態では、カメラ1と駆動機構(駆動回路)との接続は、接続ケーブル26による有線接続としたが、電波や赤外線等を用いる無線接続であってもよい。また、この実施形態では、支持装置2として、可搬性を有する三脚を例示したが、建造物等に固定して設けられる単一又は複数の支持脚を有するものであってもよい。
ところで、この実施形態では、支持装置2は、上下方向(Z軸方向)への直線的な移動と、鉛直軸(Z軸)回りに回転させる2自由度のものを例示したが、これは、人間がカメラを手に持って撮影する際には、一般に、上下方向の画角調整については光軸AXはほぼ平行な状態を保って上下に動作して行うことが多く、左右方向の画角調整については自分を支点として左右に回転する(光軸AXを水平面内で回転する)動作を行うことが多いことに鑑みたものであり、カメラを遠隔制御して撮影する際にも、これのような手動撮影の場合と同様な動作を行い得るようにしたものである。但し、上下動及び鉛直軸回りの回転に加えて又は該上下動に代えて、水平軸回りの回転動作をも行い得るように構成してもよい。また、上下動及び鉛直軸回りの回転に加えて又は該鉛直軸回りの回転に代えて、左右方向への移動動作をも行い得るように構成してもよい。
〔携帯型端末の構成〕
携帯型端末3は、図2に示されているように、タッチパネル(検出手段)付きの表示画面31aを有するディスプレイ(表示手段)31、モード等を指定するための複数の操作ボタン32、及び表示画面31a上の位置(点)を指定するためのタッチペン(スタイラス)33を概略備えて構成されている。表示画面31a上には、カメラ1で撮像された画像(スルー画像)をリアルタイムに表示させることができる。
ユーザは、表示画面31a上に表示された画像を見ながら、表示画面31a上の所望の位置(点)にタッチペン33の先端を接触(又は該先端で押圧)させることにより、その位置を指定することができる。タッチパネルは、指定された表示画面31a内の位置(点)の情報を検出して、この検出された位置に基づいて、後述する遠隔制御モードの設定に応じた適切な動作が行われる。なお、タッチペンは専用のものでも、汎用のものでもよい。また、タッチペン33による操作に代えて、指先で行うようにしてもよい。タッチパネルとしては、抵抗膜方式、 表面弾性波方式、電磁誘導方式、静電容量方式等のものが知られているが、これらのうちの何れの方式のものを用いてもよい。
操作ボタン32としては、画角調整モードに設定するボタン、AF指定場所調整モードに設定するボタン、画角調整撮影モードに設定するボタン、ズーム調整モードに設定するボタン、省電力モードに設定するボタン、撮影指示ボタン、その他のボタンが設けられている。なお、これらはボタンに限られず、操作キー、ダイヤル、スイッチ等であってもよい。
〔カメラの制御系の構成〕
図3はカメラの制御系の構成を示すブロック図である。同図において、カメラ1を全体的に制御する全体制御コントローラ(カメラ側制御手段)40は、マイクロコンピュータ等によって構成され、不図示のメモリから制御プログラムを読み込み、実行することにより、このカメラ1の各部を制御する。
操作部41は、半押し及び全押しの2つのスイッチングが可能なレリーズボタン、主電源をオン/オフするメインスイッチ、コマンドダイヤル、メニューボタン、項目選択用十字キー、OKボタン(決定ボタン)、各種の撮影モードを選択するためのボタン等を含み、ユーザはこれらのスイッチやボタン等を所定の手順に従って操作することにより、撮影指示、各種のモード等の選択や設定の切り換え、パラメータの選択や入力、その他の撮影に伴う指示等を行うことができる。
カメラ方向駆動部42は、全体制御コントローラ40による制御の下、支持装置2の駆動機構24の駆動回路に対して、昇降駆動部及び回転駆動部を駆動するための制御信号を送出する。レンズ駆動部43は、全体制御コントローラ40による制御の下、撮影レンズ12のフォーカスレンズ及びズームレンズの駆動モータの駆動を制御する。
撮像部44は、上述した撮像素子の他、A/D変換回路、画像処理回路等を備えて構成される。A/D変換回路は、撮像素子が撮影レンズ12を介した被写体光を受光して出力する画像信号(蓄積電荷としてのアナログ信号)をA/D変換する回路である。このA/D変換回路により出力されるデジタル信号は画像処理回路に送られる。
画像処理回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成され、A/D変換回路から出力されるデジタル信号の画像データに対して、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整等の画像処理(信号処理)を行い、画像メモリ45へ出力する。また、画像処理回路は、画像データを所定の圧縮形式(JPEG、TIFF形式等)で圧縮する圧縮処理又はその伸長処理を行う。なお、画像メモリ45は、SRAM、VRAM、又はSDRAM等から構成される。
送信部(カメラ側通信手段)46は、全体制御コントローラ40による制御の下、画像メモリ45から画像を読み出して、該画像を含む無線信号をアンテナ48を介して、携帯型端末3に対して送信する。携帯型端末3の表示画面31aにカメラ1で撮像中の画像をリアルタイム表示させる場合には、送信部46は画像メモリ45に所定のフレームレートで順次格納される画像(スルー画像)を順次携帯型端末3に対して送信する。
受信部(カメラ側通信手段)47は、全体制御コントローラ40による制御の下、携帯型端末3から送信された制御情報を含む無線信号をアンテナ48を介して受信する。
〔携帯型端末の制御系の構成〕
図4は携帯型端末の制御系の構成を示すブロック図である。同図において、携帯型端末3を全体的に制御する全体制御コントローラ(端末側制御手段)50は、マイクロコンピュータ等によって構成され、不図示のメモリから制御プログラムを読み込み、実行することにより、この携帯型端末3の各部を制御する。
操作部51は、上述した操作ボタン32等を含んで構成され、その操作に応じた指示を全体制御コントローラ50に送る。
受信部(端末側通信手段)52は、全体制御コントローラ50による制御の下、カメラ1の送信部46から送信された画像を含む無線信号をアンテナ53を介して受信し、画像メモリ54に出力する。なお、画像メモリ54は、SRAM、VRAM、又はSDRAM等から構成される。
表示コントローラ55は、全体制御コントローラ50による制御の下、画像メモリ54から画像を読み出し、ディスプレイ31の表示画面31aに当該画像を表示させる。表示コントローラ55は、携帯型端末3の表示画面31aにカメラ1で撮像中の画像をリアルタイム表示させる場合には、受信部52により順次受信され、画像メモリ54に格納される画像を所定のフレームレートで順次、ディスプレイ31の表示画面31aに表示させる。
ユーザがディスプレイ31の表示画面31aに表示された画像を見ながら、タッチペン33の先端を表示画面31a内の所望の位置に接触させて(又は該先端で押圧して)該位置を指定すると、タッチパネルにより当該位置(接触箇所)の座標が検出され、表示画面31a内の当該位置の座標が座標記憶部56に格納される。
送信部57は、全体制御コントローラ50による制御の下、携帯型端末3を識別するための固有IDと、座標記憶部56からユーザにより指定された表示画面31a内の位置の座標と、現在設定されているモード(画角調整モード、AF指定場所調整モード、画角調整撮影モード、ズーム調整モード等)に係るモード情報(該モードを識別するためのフラグ)とを制御情報に設定して、該制御情報を含む無線信号をアンテナ53を介して、カメラ1の受信部47に対して送信する。
なお、カメラ1の送信部46又は受信部47と、携帯型端末3の受信部52又は送信部57との間の無線通信は、公衆無線LAN回線のアクセスポイントを介して通信するインフラストラクチャーモード、又はアクセスポイントを中継せずに直接無線通信するアドホックモードの何れでもよい。これらの通信モードのうちの何れのモードで通信するかを、携帯型端末3の操作部51又はカメラ1の操作部41を用いてユーザが適宜に変更設定できるようにしてもよい。この実施形態では、広域性が高い公衆無線LAN回線のアクセスポイントを介して通信するものとする。
なお、携帯型端末3はこの実施形態では、カメラ1を遠隔制御する専用の端末装置であるものとするが、携帯電話機やPDA等の携帯型の電子装置に、上述した各装置又は機能を搭載することにより実現してもよい。
〔画角調整モード〕
次に、画角調整モードについて、図5を参照して説明する。この画角調整モードは、カメラ1のフレーム(撮影領域)の中心をタッチパネルにより指定された表示画面31a内の位置に対応する位置に設定するモードである。
この画角調整モードに設定する場合には、ユーザは携帯型端末3の操作部51のこのモードに対応する操作キー32を押下する。なお、この状態では、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、図5中のフレームFで示すように、座標A(0,0)を中心とする範囲のリアルタイム画像が表示されているものとする。
次いで、ユーザはタッチペン33の先端を表示画面31aの所望の位置に接触させることにより、当該位置を指定する。ここでは、フレームFにおいて、座標Bの位置を指定したものとする。この指定した位置のフレームF内における座標Bがタッチパネルにより検出される。携帯型端末3は、該携帯型端末3を識別するための固有IDと、現在設定されているモード(画角調整モード)を識別するモード情報と、当該座標Bとを制御情報として、カメラ1に対して無線送信する。
この制御情報を受信したカメラ1においては、制御情報に設定されているモード情報から画角調整モードであることを認識し、座標Bの位置を中心とするフレーム(F+1)となるように、支持装置2の駆動機構24の昇降駆動部及び回転駆動部にそれぞれ制御信号を出力する。これに応じて、昇降駆動部及び回転駆動部が作動されて、カメラ1の姿勢を変更するためZ軸を中心として適宜な角度だけ回転されるとともに、カメラ1のZ軸方向の位置を変更するためZ軸方向に移動される。これにより、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、フレーム(F+1)で示すように、座標Bを中心とする範囲のリアルタイム画像が表示される。
昇降駆動部及び回転駆動部に対する制御信号としての駆動量は、具体的には、以下のようにして求めることができる。即ち、まず、フレームFにおいて、X(カメラの固定位置)からフレームFの中心である座標A(0,0)までの距離XAを、上述した位相差方式の焦点検出装置による検出結果に基づいて算出する。
次いで、フレームF内における座標Bと中心座標A(フレームFの原点)より距離B’Aを求め、tanθ1=B’A/XAから回転駆動部に対する駆動量(回転量)θ1を求めることができる。また、フレームF内における座標Bと中心座標A(フレームFの原点)より距離B’Bを求め、これを昇降駆動部に対する駆動量(移動量)とする。従って、カメラ1は、回転駆動部によりθ1だけ回転されるとともに、昇降駆動部により距離B’Bに相当する量だけ移動(ここでは、上昇)され、当該回転及び移動後のフレーム(F+1)に対応する画像が携帯型端末3に送信され、携帯型端末3の表示画面31aに表示されることになる。
この時点で、携帯型端末3の画像表示部31aに表示された画像に対応する静止画像(フレーム(F+1)内の画像)を記録したい場合には、操作部51の撮影指示ボタンを押下することにより、フレーム(F+1)の中心位置でオートフォーカス(自動焦点検出)処理が行われ、当該画像がカメラ1に着脱可能に装着される可搬性を有する画像記録媒体(メモリカード)等に記録される。なお、この撮像された画像を携帯型端末3に無線により転送して、表示画面31aに表示させ、あるいは携帯型端末3が備える記憶部(カメラ1と同様な画像記録媒体を備える場合には当該画像記録媒体)等に記録するようにしてもよい。
フレーム(F+1)の構図が気に入らない、あるいは上述した撮影指示を行った後に、他の画角に変更したい場合、例えば、フレーム(F+1)において、座標Cの位置にフレームの中心を移動させたい場合には、タッチペン33で当該座標Cの位置を指定することにより、当該座標Cを中心とするフレーム(F+2)に切り換えることができる。以下同様に、表示画面31a内の所望の位置を指定することにより、所望の画像を観察又は記録することができる。
このように、携帯型端末3の表示画面31a内において、フレームの中心にしたい位置を指定するだけで、カメラ1の位置及び姿勢が自動的に変更調整され、その変更調整されたフレーム内の画像が表示画面31aに表示されるので、その操作を直感的且つ容易に行うことができ、しかも極めて迅速に所望の構図を得ることができる。
〔AF指定場所調整モード〕
次に、AF指定場所調整モードについて、図6を参照して説明する。このAF指定場所調整モードは、カメラ1の焦点検出エリア(オートフォーカスポイント)をタッチパネルにより指定された表示画面31a内の位置に設定し、その状態でオートフォーカス(自動焦点検出)処理を実施した後、カメラ1のフレームの中心を元の位置に設定するモードである。
このAF指定場所調整モードに設定する場合には、ユーザは携帯型端末3の操作部51のこのモードに対応する操作キー32を押下する。なお、この状態では、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、図6中のフレーム(F+2)で示すように、座標Cを中心とする範囲のリアルタイム画像が表示されているものとする。
次いで、ユーザはタッチペン33の先端を表示画面31aの所望の位置に接触させることにより、当該位置を指定する。ここでは、フレーム(F+2)において、座標Dの位置を指定したものとする。この指定した位置のフレーム(F+2)内における座標Dがタッチパネルにより検出される。携帯型端末3は、該携帯型端末3を識別するための固有IDと、現在設定されているモード(AF指定場所調整モード)を識別するモード情報と、当該座標Dとを制御情報として、カメラ1に無線送信する。
この制御情報を受信したカメラ1においては、制御情報に設定されているモード情報からAF指定場所調整モードであることを認識し、座標Dの位置に焦点検出エリアが設定されるように、支持装置2の駆動機構24の昇降駆動部及び回転駆動部にそれぞれ制御信号を出力する。これに応じて、昇降駆動部及び回転駆動部が作動されて、カメラ1の姿勢を変更するためZ軸を中心として適宜な角度だけ回転されるとともに、カメラ1のZ軸方向の位置を変更するためZ軸方向に移動される。この実施形態では、焦点検出エリアはフレームの中心に位置しているため、画角調整モードの場合と同様に、座標Dの位置がフレームの中心となるように、カメラ1の位置及び姿勢が変更される。なお、焦点検出エリアが分散的に複数設定されている場合には、座標Dに最も近いAFエリアが座標Dの位置に設定されるように、カメラ1の位置及び姿勢を変更するとよい。
昇降駆動部及び回転駆動部に対する制御信号としての駆動量は、具体的には、以下のようにして求めることができる。即ち、まず、フレーム(F+2)において、X(カメラの固定位置)からフレーム(F+2)の中心である座標Cまでの距離XCを、上述した位相差方式の焦点検出装置による検出結果に基づいて算出する。
次いで、フレーム(F+2)内における座標Dと中心座標C(フレーム(F+2)の原点)より距離D’Cを求め、tanθ3=D’C/XCから回転駆動部に対する駆動量(回転量)θ3を求めることができる。また、フレーム(F+2)内における座標Dと中心座標C(フレーム(F+2)の原点)より距離D’Dを求め、これを昇降駆動部に対する駆動量(移動量)とする。従って、カメラ1は、回転駆動部によりθ3だけ回転されるとともに、昇降駆動部により距離D’Dに相当する量だけ移動(ここでは、上昇)され、この状態でオートフォーカス処理が実施される。
その後、カメラ1を回転及び移動させて、直前のフレーム(F+2)の中心座標Cに戻す。即ち、回転駆動部により−θ3だけ回転させるとともに、昇降駆動部により−D’Dに相当する量だけ移動(ここでは、下降)させる。
この時点で、携帯型端末3の画像表示部31aに表示された画像に対応する静止画像(フレーム(F+2)内の画像)を記録したい場合には、操作部51の撮影指示ボタンを押下することにより、座標Dの位置でのフォーカス状態(ピント)を維持したまま、撮影動作(静止画を画像記録媒体に記録する動作等)が行われる。つまり、ユーザが指定した場所での焦点距離を保ちながら、所望のアングルで撮影することが可能である。
〔画角調整撮影モード〕
次に、画角調整撮影モードについて説明する。この画角調整撮影モードは、カメラ1のフレームの中心をタッチパネルにより指定された表示画面31a内の位置に設定し、該フレームの中心でオートフォーカス処理を実施するとともに、その状態で撮影動作を実施するモードである。
この画角調整撮影モードに設定する場合には、ユーザは携帯型端末3の操作部51のこのモードに対応する操作キー32を押下する。なお、この状態では、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、カメラ1の現在の位置及び姿勢に係るフレーム内の画像がリアルタイムに表示されているものとする。
ユーザはタッチペン33の先端を表示画面31aの所望の位置に接触させることにより、当該位置を指定する。この指定した位置の座標はタッチパネルにより検出される。携帯型端末3は、該携帯型端末3を識別するための固有IDと、現在設定されているモード(画角調整撮影モード)を識別するモード情報と、ユーザにより指定された位置の座標とを制御情報として、カメラ1に無線送信する。
この制御情報を受信したカメラ1においては、制御情報に設定されているモード情報から画角調整撮影モードであることを認識し、当該座標の位置を中心とするフレームとなるように、支持装置2の駆動機構24の昇降駆動部及び回転駆動部にそれぞれ制御信号を出力する。これに応じて、昇降駆動部及び回転駆動部が作動されて、カメラ1の姿勢を変更するためZ軸を中心として適宜な角度だけ回転されるとともに、カメラ1のZ軸方向の位置を変更するためZ軸方向に移動される。
昇降駆動部及び回転駆動部に対する制御信号としての駆動量は、上述した画角調整モードと同様である。その後、この画角調整後のフレームの中心位置でオートフォーカス(自動焦点検出)処理が行われ、撮影動作(静止画を画像記録媒体に記録する動作等)が実施される。
このように、携帯型端末の表示画面31a内において、フレームの中心にしたい位置を指定するだけで、カメラ1の位置及び姿勢が自動的に変更調整され、その変更調整されたフレーム内の画像が記録されるので、画角調整及び撮影動作を直感的且つ容易に行うことができる。
〔ズーム調整モード〕
次に、ズーム調整モードについて、図7を参照して説明する。このズーム調整モードは、カメラ1の撮影倍率をタッチパネルを用いて変更するモードである。このズーム調整モードは、上述した各モード(画角調整モード、AF指定場所調整モード、画角調整撮影モード)と適宜に組み合わせて実行することができる。
このズーム調整モードに設定する場合には、ユーザは携帯型端末3の操作部51のこのモードに対応する操作キー32を押下する。なお、ここでは、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、カメラ1の現在の位置及び姿勢に係るフレーム(F+2)内の画像がリアルタイムに表示されているものとする。
このズーム調整モードに設定すると、図7に示されているように、ディスプレイ31の表示画面31aに、ズーム調整用目盛りMが表示中の画像に重畳して表示される。ユーザはタッチペン33の先端を表示画面31a内のズーム調整用目盛りM上の所望の倍率に対応する位置に接触させる。この指定したズーム調整用目盛りM上の位置の座標はタッチパネルにより検出される。なお、ここでは、ズーム調整用目盛りM以外の位置を指定した場合には、何も反応はしないものとする。携帯型端末3は、該携帯型端末3を識別するための固有IDと、現在指定されているモード(ズーム調整モード)を識別するモード情報と、ユーザにより指定された位置の座標とを制御情報として、カメラ1に無線送信する。
この制御情報を受信したカメラ1においては、制御情報に設定されているモード情報からズーム調整モードであることを認識し、当該座標に対応する倍率を求め、レンズ駆動部43を介して、ズームレンズの位置を適宜に移動して、撮影倍率を変更する。これにより、携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、フレームの中心は従前のままで、撮影倍率が変更された画像がリアルタイムに表示される。
このように、携帯型端末3の表示画面31a内に表示されたズーム調整用目盛りM上の所望の倍率に対応する位置を指定するだけで、カメラ1の撮影倍率を自動的に変更調整できるので、撮影倍率の変更を直感的且つ容易に行うことができる。
〔省電力モード〕
次に、省電力モードについて説明する。この省電力モードは、携帯型端末3から制御信号が送信された場合にのみ、カメラ1をアクティブ状態とし、その他の時にはスタンバイ(スリープ)状態にするモードである。
この省電力モードに設定する場合には、ユーザは携帯型端末3の操作部51のこのモードに対応する操作キー32を押下する。この操作に応じて、携帯型端末3は、該携帯型端末3を識別するための固有IDと、省電力モードに設定することを示すモード情報とを制御情報として、カメラ1に無線送信する。
この制御情報を受信したカメラ1においては、制御情報に設定されているモード情報から省電力モードであることを認識する。このモードでは、カメラ1はスタンバイ状態とされ、携帯型端末3から何らかの制御情報が受信された場合にのみ、アクティブ状態となって、当該制御情報に設定されたモード情報等に従った処理を実施し、その実施後は、再度スタンバイ状態となって、電力消費を最小限に抑制するものである。
携帯型端末3のディスプレイ31の表示画面31aには、前回アクティブであったときに送られた静止画像が表示されている。この省電力モードは、ユーザが携帯型端末3の操作部51のこのモードの解除に対応する操作キー32を押下するまで継続される。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1…カメラ、2…支持装置、3…携帯型端末、11…カメラ本体、12…撮影レンズ、13…ファインダ部、AX…光軸、21…水平板、22…支持脚、23…支持軸、24…駆動機構(昇降駆動部、回転駆動部)、25…支持板、26…接続ケーブル、31…タッチパネル付きディスプレイ、31a…表示画面、32…操作キー、33…タッチペン、40…全体制御コントローラ、41…操作部、42…カメラ方向駆動部、43…レンズ駆動部、44…撮像部、45…画像メモリ、46…送信部、47…受信部、48…アンテナ、50…全体制御コントローラ、51…操作部、52…受信部、53…アンテナ、54…画像メモリ、55…表示コントローラ、56…座標記憶部、57…送信部。

Claims (4)

  1. カメラを支持し前記カメラを鉛直方向に移動させる位置変更手段及び前記カメラを水平面内で回転させる姿勢変更手段を有する支持装置において支持された前記カメラを携帯型端末を操作して遠隔制御するカメラの遠隔制御システムにおいて、
    前記携帯型端末は、
    前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
    画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
    前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内の指定された位置を検出する検出手段と、
    前記端末側通信手段を介して省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
    前記端末側通信手段を介して受信した前記カメラからの画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含む制御情報を前記端末側通信手段を介して前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
    前記端末側通信手段を介して前記表示画面に表示されている画像を静止画像として取得させる取得指示を前記カメラに送信する画像取得制御手段とを有し、
    前記カメラは、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記携帯型端末と無線通信により情報を送受信するカメラ側通信手段と、
    前記カメラ側通信手段を介して前記省電力指示を受信した際に、省電力モードの状態とし、
    前記カメラ側通信手段を介して前記制御情報を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記制御情報に基づいて前記カメラの焦点検出エリアが前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、その状態で焦点検出を実施した後、前記カメラのフレームの中心が元の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、
    前記カメラ側通信手段を介して静止画像の取得指示を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記撮像手段により静止画像を撮像し、前記撮像手段により撮像された静止画像を前記カメラ側通信手段を介して前記携帯型端末に対して送信するカメラ側制御手段と
    を有することを特徴とするカメラの遠隔制御システム。
  2. カメラを支持し前記カメラを鉛直方向に移動させる位置変更手段及び前記カメラを水平面内で回転させる姿勢変更手段を有する支持装置において支持された前記カメラを携帯型端末を操作して遠隔制御するカメラの遠隔制御システムにおいて、
    前記携帯型端末は、
    前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
    画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
    前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内の指定された位置を検出する検出手段と、
    前記端末側通信手段を介して省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
    前記端末側通信手段を介して受信した前記カメラからの画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含み静止画像を取得させる制御情報を前記端末側通信手段を介して前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
    前記カメラは、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記携帯型端末と無線通信により情報を送受信するカメラ側通信手段と、
    前記カメラ側通信手段を介して前記省電力指示を受信した際に、省電力モードの状態とし、
    前記カメラ側通信手段を介して前記制御情報を受信した際に、前記省電力モードを解除して、前記制御情報に基づいて前記カメラのフレームの中心が前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定されるように前記支持装置を制御し、前記フレームの中心で焦点検出を実施するとともに、その状態で前記撮像手段により静止画像を撮像し、前記撮像手段により撮像された静止画像を前記カメラ側通信手段を介して前記携帯型端末に対して送信するカメラ側制御手段と
    を有することを特徴とするカメラの遠隔制御システム。
  3. 位置及び姿勢の少なくとも一方を自動変更する支持装置に支持されたカメラであり、かつ省電力モード状態のときに動作指示を受信した際、該省電力モードを解除して受信した前記動作指示に応じた動作を行うカメラを遠隔制御する携帯型端末であって、
    前記カメラと無線通信により情報を送受信する端末側通信手段と、
    画像を表示する表示画面を有する表示手段と、
    前記表示画面上に配置されたタッチパネルにより前記表示画面内で指定された位置を検出する検出手段と、
    前記端末側通信手段を介して前記省電力モードへの切り替えを指示する省電力指示を前記カメラに送信する省電力制御手段と、
    前記カメラから前記端末側通信手段を介して受信した画像情報に基づく画像を前記表示画面に表示させるとともに、前記端末側通信手段を介して前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に基づく位置情報を含む前記支持装置の制御を指示する制御情報を前記動作指示として前記カメラに対して送信する端末側制御手段と、
    前記端末側通信手段を介して前記表示画面に表示されている画像を静止画像として取得させる取得指示を前記動作指示として前記カメラに送信する画像取得制御手段と
    を有することを特徴とする携帯型端末。
  4. 前記カメラのフレームの中心を前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定する画角調整モード、
    前記カメラの焦点検出エリアを前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定し、その状態で焦点検出を実施し、前記カメラのフレームの中心を元の位置に戻すAF指定場所調整モード、
    及び前記カメラのフレームの中心を前記検出手段により検出された前記表示画面内の位置に設定し、前記フレームの中心で焦点検出を実施するとともに、その状態で撮影動作を実施する画角調整撮影モード
    を含む複数の遠隔制御モードのうちの何れかを指定するモード指定手段を更に備え、
    前記端末側制御手段は前記モード指定手段により指定されたモードに係るモード情報を前記制御情報に含めることを特徴とする請求項3に記載の携帯型端末。
JP2009039698A 2009-02-23 2009-02-23 カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末 Expired - Fee Related JP5402075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039698A JP5402075B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039698A JP5402075B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010199734A JP2010199734A (ja) 2010-09-09
JP5402075B2 true JP5402075B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42824033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009039698A Expired - Fee Related JP5402075B2 (ja) 2009-02-23 2009-02-23 カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402075B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013180317A1 (ko) * 2012-05-31 2013-12-05 (주)정직한기술 모바일 단말기의 터치 입력을 이용한 ip 카메라의 원격 제어장치
CN105049813A (zh) * 2015-08-11 2015-11-11 小米科技有限责任公司 控制视频画面的方法、装置及终端

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171175U (ja) * 1988-05-11 1989-12-04
JP3523656B2 (ja) * 1992-06-10 2004-04-26 富士写真光機株式会社 雲台を用いたテレビカメラ動作制御装置
JPH07336778A (ja) * 1994-06-09 1995-12-22 Hitachi Ltd リモートコントローラおよび情報携帯端末およびオーディオ・ビジュアル機器
JP3962595B2 (ja) * 2002-01-29 2007-08-22 キヤノン株式会社 光学装置
JP2008252331A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Victor Co Of Japan Ltd デジタル監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010199734A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10368003B2 (en) Imaging device and time-lapse imaging method
JP6819768B2 (ja) 表示装置および撮像装置
US8466996B2 (en) Condition changing device
JP6335394B2 (ja) 撮像システム及び撮像制御方法
US10334157B2 (en) Method of setting initial position of camera, camera, and camera system
JP6659148B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP5891378B2 (ja) カメラシステム
US8649675B2 (en) Interchangeable lens and camera body
JP5402075B2 (ja) カメラの遠隔制御システム、及び携帯型端末
JP2012212135A (ja) 交換レンズと、該交換レンズを装着および制御できるカメラボディ
US20140212126A1 (en) Image pickup apparatus
JP6374535B2 (ja) 操作装置、追尾システム、操作方法、及びプログラム
JP2013034158A (ja) 撮像装置
JP2011155534A (ja) 撮像装置
WO2017149851A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2015012550A (ja) 撮像装置および撮像システム
JP2010062834A (ja) 撮影システム並びに当該撮影システムを構成する撮影装置及び操作装置
JP6270508B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の画像表示方法
JP2006217354A (ja) デジタルカメラ、アクセサリ装置、及びデジタルカメラシステム
JP2015099956A (ja) 撮像装置、情報処理装置、撮像システム及びプログラム
JP2008294954A (ja) カメラシステム及び遠隔操作装置
JP2006098547A (ja) カメラ装置、レンズフィルタ装置
JP2005164622A (ja) 撮像装置
JP2008076511A (ja) 撮像装置
JP2012009999A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5402075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees