JP5400992B2 - 動物用コルセット - Google Patents

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Description

本発明は、犬や猫などの四足歩行の動物を対象とした動物用コルセット、特に頸椎の動きを制限したり歪みを矯正したりするために使用される動物用コルセットに関する。
動物の頸椎の動きを制限したり歪みを矯正したりするためにコルセットを着用させるということは考えられてはいない。したがって、動物の頸椎の動きを制限したり歪みを矯正したりするコルセットのような器具も存在しない。
これに対し、人間に対して頸椎の動きを制限したり、歪みを矯正したりするコルセットは種々提案されている。
特許文献1〜3に示すものは、頸部用のコルセットは人間の頸部を包囲可能としたベルト部材を備え、当該ベルト部材に頸部(頸椎)の支持構造を持たせたものである。
実用新案登録第3084442号 実用新案登録第3097867号 特開2006−197953号
しかしながら、上述の人間の頸部用のコルセットは、人間の体型を元に考案されているので、動物用のコルセットとして適用した場合には、次のような問題がある。
(1)動物は4足歩行を行い頭部が人間よりも前方に突出しているので、頸椎に対する頭部の角度が人間と相違しており、人間用のコルセットを用いようとしても動物の頸部に装着することができない。
(2)人間の頸部用のコルセットでは人間の肩や鎖骨部でコルセットの重量を支持して保持するようにしているが、動物は肩や鎖骨が動物の体になだらかに沿っているので、人間の頸部用のコルセットを用いようとしても動物の頸部に保持することができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、動物への装着が容易で、動物の体型などにも適合し、効果的に頸椎の動きを制限したり歪みを矯正したりすることができる動物用コルセットを提供することにある。
(1)本発明の請求項1記載の動物用コルセットは、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に配置される下部心材と、当該下部心材を動物の胴体に着脱自在に装着するための心材装着部材を備え、前記下部心材の下顎に相当する部分が、当該下顎の下部輪郭形状に沿い当該下顎を下方から支持又は保持し得る形状となっていることを特徴とする。
(2)本発明の請求項2記載の動物用コルセットは、動物の後頭部付近から背部に至る部分に配置される上部心材、動物の側頭部付近から側部に至る部分に配置される側部心材の少なくとも1種を有することを特徴とする。
(3)本発明の請求項3記載の動物用コルセットは、前記心材装着部材が動物の頭部付近から胴体側に至る部分をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体からなり、当該コルセット本体には、隣接させられる両端部を着脱自在に連結する連結部と、動物の前足を受け入れる前足受入れ部と、前記下部心材、上部心材又は側部心材を動物の頭部付近から胴体側に至る部分に相当する位置に固定する心材固定部とが形成されていることを特徴とする。
(4)本発明の請求項4記載の動物用コルセットは、前記心材固定部が前記下部心材、上部心材又は側部心材を収納する心材収納部からなることを特徴とする。
(5)本発明の請求項5記載の動物用コルセットは、前記心材固定部が前記下部心材、上部心材又は側部心材を前記コルセット本体の外側から係合させる心材係合部からなることを特徴とする。
(6)本発明の請求項6記載の動物用コルセットは、前記前足受入れ部には周方向の途中で分断された分断部が形成され、各分断部の端部には相互に係合して前記前足受入れ部を形作る係合部が形成されていることを特徴とする。
(7)本発明の請求項7記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体がその周方向に複数枚のシート部材に分割され、当該各シート部材の隣接する端部には前記各シート部材を相互に連結して筒状にする連結部が形成されていることを特徴とする。
(8)本発明の請求項8記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体がその周方向に複数枚のシート部材に分割され、当該シート部材が動物の腹部を覆う腹部覆い部材と動物の背部を覆う背部覆い部材との少なくとも2つからなることを特徴とする。
(9)本発明の請求項9記載の動物用コルセットは、前記コルセット本体の動物の下顎側に相当する位置に、動物が食物などを摂取した際にコルセット本体が汚れることから保護する保護部材と、当該保護部材が着脱自在に取り付けられる保護部材取付部とが形成されていることを特徴とする。
(10)本発明の請求項10記載の動物用コルセットは、前記下部心材、上部心材又は側部心材がその長さ方向に分断された少なくとも2個の心材部品と、当該各心材部品の隣接する端部の重合代を調整する調整部とを備えたことを特徴とする。
(11)本発明の請求項11記載の動物用コルセットは、前記下部心材が、動物の下顎の形状に対応して当該下顎に相当する部分に形成される下顎受け部、動物の最終肋骨部付近の形状に対応して当該最終肋骨部付近に相当する部分に形成される肋骨受け部の少なくとも1つを備えたことを特徴とする。
(12)本発明の請求項12記載の動物用コルセットは、前記下部心材が、動物の下顎の形状に対応して形成され当該下顎に相当する部分に配置される下顎受け部材と、動物の最終肋骨部付近の形状に対応して形成され当該最終肋骨部付近に相当する部分に配置される肋骨受け部材と、これら下顎受け部材及び肋骨受け部材を連結する連結部材とを備えたことを特徴とする。
(1)動物の下顎から肋骨部に至る部分に配置された下部心材により、頭部を支える頸椎などの動きを制限したり頸椎などの歪みを矯正したりすることができるとともに、前記下部心材により主として頸椎の前屈や下顎の動きを制限することができる。さらに、下部心材の下顎に相当する部分が、下顎の下部輪郭形状に沿い下顎を下方から支持又は保持し得る形状となっているので、下部心材の端が動物の下顎部に突き当たってしまうことを抑制することができる。
(2)動物の後頭部付近から背部に至る部分に上部心材を付加したものでは、主として頸椎の後屈が制限でき、動物の側頭部付近から側部に至る部分に側部心材を付加したものでは、主として頸椎の側屈が制限できる。
(3)シート状のコルセット本体を動物の頭部付近から胴体側に至る部分をほぼ覆って筒状にし、隣接させられる両端部を連結部で着脱自在に連結し、動物の前足を前足受入れ部に受け入れさせ、前記下部心材、上部心材又は側部心材を心材固定部により動物の頭部付近から胴体側に至る部分に相当する位置に固定することにより、動物の頸椎などの動きが制限できる。特に、シート状のコルセット本体に柔軟性を持ったものにすれば、動物の頭部や胴体、特に皮膚が弱い頸部や口の周囲の接触をソフトにすることができる。
(4)下部心材、上部心材又は側部心材はコルセット本体に形成された心材収納部に収納されてコルセット本体に取り付けられて、動物の頸椎などの動きを制限することができる。
(5)下部心材、上部心材又は側部心材はコルセット本体に形成された心材係合部に係合してコルセット本体に取り付けられて、動物の頸椎などの動きを制限することができる。
(6)コルセット本体をおおよそ動物の頭部から胴体付近に装着した後に、前足受入れ部の分断部を、前足を取り巻くように、その係合部で連結して前足受入れ部が形成でき、動物用コルセットの装着を嫌がる動物であっても容易に装着することができる。
(7)分割されたシート部材を連結部で連結して筒状のコルセット本体を形成することができ、連結部分の重合代を調整すれば動物の頸部や胴体の寸法に応じてコルセット本体の巻寸法を調整できる。
(8)動物の背部に背部覆い部材を配置し動物の腹側に腹部覆い部材を配置してこれらを連結することにより筒状のコルセット本体を形成することができ、動物用コルセットの装着を嫌がる動物であっても容易に装着することができる。また、背部覆い部材には背部に装着した際に必要な機能を持たせ、腹部覆い部材には腹部に装着した際に必要な機能を持たせることができる。
(9)コルセット本体の動物の下顎側に相当する位置に装着された保護部材により、動物が食物を摂取した際などにコルセット本体が汚れることから保護できる。
(10)下部心材、上部心材又は側部心材において、長さ方向に分断された心材部品の重合代を調整部において調整することにより、心材の長さや形状を動物の頸部や胴体に適合するように調整することができる。
(11)下部心材の動物の下顎に相当する下顎受け部が下顎の形状に対応させてあり、下部心材の動物の最終肋骨部付近に相当する最終肋骨部が最終肋骨部付近の形状に対応させてあるので、下部心材を下顎付近や最終肋骨部付近に無理なく装着することができ、動物の頸部や胴体にかかる負担を最小限にすることができる。
(12)下部心材の動物の下顎に相当する下顎受け部材が下顎の形状に対応させてあり、下部心材の動物の最終肋骨部付近に相当する最終肋骨部材が最終肋骨部付近の形状に対応させ、下顎受け部材及び肋骨受け部材を連結部材により連結してあるので、下部心材を下顎付近や最終肋骨部付近に無理なく装着することができ、動物の頸部や胴体にかかる負担を最小限にすることができる。

図面を参照して、本発明の実施の形態に係る動物用コルセットについて説明する。
図1〜図3に基づいて本発明の実施の一形態に係る動物用コルセット1について説明する。本動物用コルセット1は、主として犬に装着して使用されるもので、例えば環軸関節の亜脱臼を患った犬に装着して使用されるものである。
本動物用コルセット1は、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に配置される下部心材2と、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体(心材装着部材)3とを備えて概略構成される。下部心材2は、少なくとも、動物の胸骨柄から最終肋骨(犬の場合には第13肋骨)までに配置することが好ましい。
下部心材2は幅が長さ方向でほぼ同一とされた方形形状をした例えば金属製の薄板から形成されている。コルセット本体3は、少なくとも1面が起毛された不織布(例えば、ネオプレーン(登録商標))などから形成されている。コルセット本体3には、隣接させられる両端部を着脱自在に連結する連結部3a,3bと、動物の前足を受け入れる前足受入れ部3cと、下部心材2を動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に相当する位置に固定する心材収納部(心材固定部)4とが形成されている。
連結部3aはコルセット本体3の起毛部からなり、連結部3bはコルセット本体3に縫製などにより固定され前記起毛部に係合する面ファスナー(例えば、マジックテープ(登録商標))などからなる。心材収納部4は、コルセット本体3の表面(外面)に方形状の布地を縫製してポケット状に形成されている。心材収納部4の一端(下顎側の端部)は閉塞され、他端(肋骨側の端部)には下部心材2を挿入する開口部4aが形成されている。当該開口部4aの内面には、対向する内面の起毛部と係合する面ファスナー4bが取り付けられ、面ファスナー4bを開口部4aの内面に係合させて開口部4aを閉塞できる。
図3に、本動物用コルセット1を使用使用した状態を示す。
下部心材2を動物の下顎から肋骨部に至る形状におおよそ合うように塑性変形させ、コルセット本体3の心材収納部4内に下部心材2を挿入する。次いで、前足受入れ部3cに動物Dの前足を挿入して受け入れさせ、コルセット本体3の端部を連結部3a,3bにより連結させて筒状として、動物Dに装着する。心材収納部4内の下部心材2を動物の下顎から肋骨部に至る形状に合致するように最終的に塑性変形させ、連結部3a,3bの係合位置を調整して、動物用コルセット1の動物Dへの装着を完了する。
下部心材2により動物の頸椎が前屈することが制限され、例えば、環軸関節の亜脱臼を患った動物Dの頸椎の保持を確実に行うことができる。また、コルセット本体3が柔らかい材質で形成されているので、動物の皮膚の弱いところにソフトに接触する。
図4〜図8に基づいて本実施の他の形態に係る動物用コルセット10について説明する。前記動物用コルセット1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
コルセット本体1の一端(下顎側の端部)の両面には、面ファスナー15a,15b(保護部材取付部)が取り付けられている。面ファスナー15a,15bには、図6及び図7に示すように、動物が食物を摂取した際などにコルセット本体3が汚れることから保護する起毛布などからなる保護部材16が係合させられて取り付けられる。
図8に、本動物用コルセット10を使用した状態を示す。
面ファスナー15a,15bに保護部材16を係合してから、前記実施の形態と同様に、コルセット本体3を動物に装着する。また、保護部材16が汚れたらコルセット本体3の隙間に指を挿入して保護部材16を取り外して新しい保護部材16と交換する。
前述の実施の形態と同様な作用を奏するとともに、動物が食物を摂取した際に保護部材16がカバーとなってコルセット本体3が汚れることが防止され衛生的である。
図9及び図10に基づいて本実施の更に他の形態に係る動物用コルセット20について説明する。前記動物用コルセット1,10と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
コルセット本体20の一端(下顎側の端部)の両面には、ボタンファスナー25a,25b(保護部材取付部)が取り付けられ、動物が食物を摂取した際などにコルセット本体3が汚れることから保護する起毛布などからなる保護部材26にはボタンファスナー25c,25d(保護部材取付部)が取り付けられている。そして、ボタンファスナー25a,25b,25c,25dを係合させて保護部材26をコルセット本体3に取り付ける。上述の実施の形態と同様な使用方法を行うことにより、動物が食物を摂取した際に保護部材26がカバーとなってコルセット本体3が汚れることが防止され衛生的である。
図11〜図13に基づいて本実施の更に他の形態に係る動物用コルセット30について説明する。
本動物用コルセット30は、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に配置される下部心材32と、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体(心材装着部材)33とを備えて概略構成される。
下部心材32は幅が長さ方向でほぼ同一とされた方形形状をした例えば金属製の薄板から形成され、前記コルセット本体33は、少なくとも1面が起毛された不織布(例えば、ネオプレーン(登録商標))などから形成されている。コルセット本体33には、隣接させられる両端部を着脱自在に連結する連結部33a,33bと、動物の前足を受け入れる前足受入れ部33cと、下部心材32を動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に相当する位置に固定する心材収納部(心材固定部)34とが形成されている。
連結部33aはコルセット本体33の起毛部からなり、連結部33bはコルセット本体33に縫製などにより固定され前記起毛部に係合する面ファスナー(例えば、マジックテープ(登録商標))などからなる。心材収納部34は、前記心材収納部4と同様に、コルセット本体33の表面(外面)に方形状の布地を縫製してポケット状に形成されている。心材収納部34の一端(下顎側の端部)は閉塞され、他端(肋骨側の端部)には下部心材32を挿入する開口部34aが形成されている。当該開口部34aの内面には、対向する内面の起毛部と係合する面ファスナー34bが取り付けられ、面ファスナー34bを開口部34aの内面に係合させることにより開口部34aを閉塞できる。
前足受入れ部33cには周方向の途中で分断された分断部33dが形成され、各分断部33dの端部には相互に係合して前足受入れ部33cを形作る係合部33eが形成されている。係合部33eは分断部33dの一端に縫製などにより固定された面ファスナーからなる。
図13に、本動物用コルセット30を使用した状態を示す。
下部心材32を動物の下顎から肋骨部に至る形状におおよそ合わせて塑性変形させ、コルセット30の心材収納部34内に下部心材32を挿入し、前足受入れ部33cをその分断部33dで分断した状態とする。次いで、分断された前足受入れ部33cに動物Dの前足を挿入して受け入れさせ、コルセット本体33の端部を連結部33a,33bにより連結しコルセット本体33を筒状として、動物Dに装着する。前足受入れ部33cから前足が外れた場合には、前足受入れ部33c内に前足を入れて分断部33dを近接させて係合部33eにより分断部33dを連結して前足の前足受入れ部33cへの装着を完了する。そして、心材収納部34内の下部心材32を動物の下顎から肋骨部に至る形状に合致するように最終的に塑性変形させ、連結部33a,33bの係合位置を調整して、動物用コルセット30の動物Dへの装着を完了する。
前述の実施の形態と同様な効果を奏するとともに、前足受入れ部33cが分断部33dにより分断されているので、動物用コルセット30の装着を嫌がる動物の場合であっても、動物用コルセット30の前足受入れ部33cに前足を入れない状態で動物用コルセット30を動物の胴体に装着した後に、分断部33dを係合部33eにより連結するという操作を行うことにより、容易に動物用コルセット30を装着することができる。
図14〜図18に基づいて本実施の更に他の形態に係る動物用コルセット40について説明する。
本動物用コルセット40は動物の下顎付近から肋骨部に至る部分をほぼ覆って筒状にされるコルセット本体43を備え、このコルセット本体43は、動物の腹部を覆う腹部覆い部材43aと、動物の背部を覆う背部覆い部材43bとの2つの部品からなっている。腹部覆い部材43aと背部覆い部材43bとは、少なくとも1面が起毛された不織布(例えば、ネオプレーン(登録商標))などから形成されている。
腹部覆い部材43a及び背部覆い部材43bには、これらの端部を連結して筒状にする連結部43c,43dが形成されている。連結部43dは背部覆い部材43bの起毛部からなり、連結部43cは腹部覆い部材43aの端部に縫製により取り付けられ前記起毛部に係合する面ファスナー(例えば、マジックテープ(登録商標))からなる。
腹部覆い部材43aには、動物の下顎付近から肋骨部に至る部分に配置される下部心材42と、略半円形状をなし動物の前足を受け入れる前足受入れ部43eと、下部心材42を動物の下顎部付近から肋骨付近に至る部分に相当する位置に固定する心材収納部(心材固定部)44とが形成されている。下部心材42は幅が長さ方向でほぼ同一とされた方形形状をした例えば金属製の薄板から形成されている。
心材収納部44は、上述した心材収納部4と同様に、腹部覆い部材43aの表面(外面)に布地を縫製してポケット状に形成され、心材収納部44の一端(下顎側の端部)は閉塞され、他端(肋骨側の端部)には下部心材42を挿入する開口部44aが形成され、当該開口部44aの内面には、対向する内面の起毛部と係合する面ファスナー44bが取り付けられ、面ファスナー44bを開口部44aの内面に係合させることにより開口部44aを閉塞できる。
背部覆い部材43bには、動物の後頭部から背部に至る部分に配置される上部心材45と、略半円形状をした動物の前足を受け入れる前足受入れ部43fと、上部心材45を動物の後頭部付近から背部に至る部分に相当する位置に固定する心材収納部(心材固定部)46とが形成されている。心材収納部46は、上述の心材収納部44と同様に、背部覆い部材43bの表面(外面)に布地を縫製してポケット状に形成され、心材収納部46の一端(頭部側の端部)は閉塞され、他端(背部側の端部)には上部心材45を挿入する開口部46aが形成され、当該開口部46aの内面には、対向する内面の起毛部と係合する面ファスナー46bが取り付けられ、面ファスナー46bを開口部46aの内面に係合させることにより開口部44aを閉塞できる。
背部覆い部材43bには、動物に装着した場合に動物の側頭部付近から側部に至る部分に配置される側部心材47と、側部心材47を動物に装着した場合に動物の側頭部付近から側部に至る部分に相当する位置に固定する心材収納部(心材固定部)48とが形成されている。心材収納部48は、上述した心材収納部44,46と同様に、背部覆い部材43bの表面(外面)に布地を縫製してポケット状に形成され、心材収納部48の一端(側頭部側の端部)は閉塞され、他端(側部側の端部)には下部心材47を挿入する開口部48aが形成され、当該開口部48aの内面には、対向する内面の起毛部と係合する面ファスナー48bが取り付けられ、面ファスナー48bを開口部48aの内面に係合させることにより開口部48aを閉塞できる。
図18に、本動物用コルセット40を使用した状態を示す。
下部心材42、上部心材45、側部心材47を、動物の頭部から胴部に至る形状におおよそ合わせて塑性変形させる。下部心材42を腹部覆い部材43aの心材収納部44内に挿入し、上部心材45を背部覆い部材43bの心材収納部46内に挿入し、側部心材47を背部覆い部材43bの心材収納部48内に挿入する。次いで、連結部43c,43dを連結して腹部覆い部材43aの一端に背部覆い部材43bを連結して1枚のシート状形状とする。前足受入れ部43e,43f内に動物Dの前足を挿入して受け入れさせ、コルセット本体43を動物Dの頭部から胴部に対して巻き付け、連結部43c,43dを連結して動物Dに装着する。心材収納部44内の下部心材32や、心材収納部46内の上部心材45や心材収納部48内の側部心材47を動物の頭部から胴退部に至る形状に合致するように最終的に塑性変形させ、連結部43c,43dの係合位置を調整して、動物用コルセット40の動物Dへの装着を完了する。
前述の実施の形態と同様な効果を奏するとともに、コルセット本体43が腹部覆い部材43aと背部覆い部材43bとに分割され、前足受入れ部43e,43fが分断されているので、動物の胴体の大きさに応じてコルセット本体43の巻寸法を調整することができるとともに、動物用コルセット40の装着を嫌がる動物の場合であっても、容易に動物用コルセット40を装着することができる。
下部心材42のみを設けたものは環軸関節の亜脱臼の保存療法に向いているが、上部心材45、側部心材47を設けた動物用コルセット40では頸椎の骨折や変形などの症状に対応することができる。
図19は本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセット50の使用状態を示す図である。上述した実施の形態に係る動物用コルセット1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
このものは、上述の下部心材2と同様な形状の下部心材52を、コルセット本体3の表面(外面)の動物の下顎から肋骨部に相当する位置に着脱自在に取り付けたものである。
下部心材52の取り付け方法としては、下部心材52の裏面に面ファスナーを接着などの方法により形成し、当該面ファスナーをコルセット本体53の起毛部に係合させる方法が採用される。ここで、面ファスナーと起毛部とは本発明の心材係合部(心材固定部)を構成する。
このものでは、コルセット本体3の外面側から着脱自在に取り付けるようにしているので、コルセット本体3を動物Dに装着した後に、下部心材52をコルセット本体3に取り付けたり、下部心材52の係合位置を調整したりすることができる。
図20は本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセット60の使用状態を示す図である。上述した実施の形態に係る動物用コルセット1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
このものは、下部心材62を、コルセット本体3の表面(外面)の動物の下顎から肋骨部に相当する位置に着脱自在に取り付けたものであり、上述の実施の形態に係る動物用コルセット50と同様に、下部心材62に設けた面ファスナーをコルセット本体3の起毛部に係合させて固定する。
下部心材62は、動物の下顎に相当する部分を下顎の形状に対応した形状に湾曲幅広形状とした下顎受け部62aと、前記下部心材の動物の最終肋骨部付近に相当する部分を最終肋骨部付近の形状に対応した形状に湾曲幅広形状とした肋骨受け部62bと、これら下顎受け部62a及び肋骨受け部62bを連結する連結部62cとを一体に成形した薄板状の形状となっている。
このものでは、動物の下顎に対応した形状の下顎受け部62aにより下顎が保持されるので、皮膚の弱い下顎部にソフトに接触させることができ、同様に、最終肋骨付近に対応した形状の肋骨受け部62bにより最終肋骨部付近が保持されるので、皮膚の弱い肋骨部付近にソフトに接触させることができる。
図21〜図24に、本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセット70を示す。上述した実施の形態に係る動物用コルセット1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
下部心材72は、動物の下顎に相当する部分に形成され下顎の形状に対応した下顎受け部材72aと、動物の最終肋骨部付近に相当する部分に形成され最終肋骨部付近の形状に対応した肋骨受け部材72bと、これら下顎受け部材72a及び肋骨受け部材72bを連結する連結部材72cとを備えている。連結部材72cと下顎受け部材72a及び肋骨受け部材72bとは、リベット止めなどの方法により一体化されている。下顎受け部材72a及び肋骨受け部材72bの隅部には、コルセット本体3に糸などにより取り付ける場合にその糸などが挿通される貫通孔72kが形成されている。
連結部材72cは、その長さ方向に分断された少なくとも2個の心材部品72d,72eからなり、各心材部品72d,72eには複数の貫通孔72gが長さ方向に形成されている。各心材部品72d,72eの隣接する端部は互いに重合させられており、その重合代を調整する調整部72fが設けられている。
調整部72fは、前記貫通孔72gと、貫通孔72g内に挿入される皿ネジ72hと、皿ネジ72のネジ部に螺合されて心材部品72d,72eを締め付ける蝶ナット72jとを備える(図23参照)。
図24に、本動物用コルセット70を使用した状態を示す。
下顎受け部材72aが動物Dの下顎付近の適切な位置になるとともに、肋骨受け部材72bが動物Dの最終肋骨部付近の適切な位置になるように、心材部品72d,72eの重合代を調整して下部心材72の長さを決め、心材部品72d,72eの貫通孔72gに皿ネジ72hを挿入して皿ネジ72hのネジ部に蝶ナット72jを螺合し締め付けて固定する。次いで、下部心材72を、必要に応じて、動物の下顎から肋骨部に至る形状におおよそ合わせて塑性変形させ、コルセット本体3に取り付ける。なお、コルセット本体3に下部心材72を取り付けた後に、心材部品72d,72eなどを塑性変形するようにしてもよい。前足受入れ部3cに動物Dの前足を挿入して受け入れさせ、コルセット本体3の端部を、連結部3a,3bを連結して、動物用コルセット70を動物Dに装着する。下部心材72を動物の下顎から肋骨部に至る形状に合致するように最終的に塑性変形させ、連結部3a,3bの係合位置を調整して、動物用コルセット70の動物Dへの装着を完了する。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットと同様な効果を奏するとともに、調整部72fにより下部心材72の長さや形状を調整することにより、動物Dの体に合わせることができ、頸椎などを適切に保持することができる。
図25に、本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセット80を示す。上述の実施の形態に係る動物用コルセット70と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本動物用コルセット80では、下顎受け部材72aの隅部に形成された貫通孔72kにベルト部材83aの端部が係止され、調整部72fの皿ネジ72hにベルト部材83bの端部が係止され、肋骨受け部材72bの隅部に形成された貫通孔72kにベルト部材83c又はベルト部材83dが係止されている。ベルト部材83a,83b,83c,83dは本発明の心材装着部材を構成する。
このものでは、下顎受け部材72aが動物Dの下顎付近の適切な位置になるとともに、肋骨受け部材72bが動物Dの最終肋骨部付近の適切な位置になるように、心材部品72d,72eの重合代を調整して下部心材72の長さを決め、心材部品72d,72eの貫通孔72gに皿ネジ72hを挿入して皿ネジ72hのネジ部に蝶ナット72jを螺合し締め付けて固定する。次に、下部心材72を、必要に応じて、下部心材72を動物の下顎から肋骨部に至る形状におおよそ合わせて塑性変形させる。ベルト部材83a,83b,83c,83dをバックル部材で締め付けることにより、下部心材72を動物Dに装着する。下部心材72を動物の下顎から肋骨部に至る形状に合致するように最終的に塑性変形させ、ベルト部材83a,83b,83c,83dの締め付け具合を調整して、動物用コルセット80の動物Dへの装着を完了する。
本動物用コルセット80では、動物Dへの装着にコルセット本体を用いないので、部品点数が少なくなりコストを低減することができる。また、コルセット本体で動物Dの頭部から胴部を覆わないので、胴部が蒸れることが抑制される。
本動物用コルセット80では下部心材72をベルト部材83a,83b,83c,83dにより動物Dに装着するようにしているが、下部心材72とともに又は下部心材72を除いて上部心材、側部心材の少なくとも1つを上記したのと同様なベルト部材のみで動物Dに装着するようにしてもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットでは、下部心材や上部心材や側部心材として金属製のものを使用したが、プラスチック等の他の材料を使用してもよい。この場合、動物の体に合わせて塑性変形できるものが好ましいが、予め動物の体に合わせて形成されたものであれば、大きく塑性変形できないものや弾性変形のみをするものであってもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットでは、1個の下部心材や上部心材や側部心材を1個の心材収納部内に挿入して固定するようにしているが、下部心材や上部心材や側部心材を、それぞれ複数(例えば2個)の幅狭の帯状部材から構成し、コルセット本体の動物の頭部側から胴体側に対応した位置に、それぞれの帯状部材を収納する心材収納部を複数(例えば2個)略平行に形成したものでもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセット50,60では下部心材をコルセット本体に対して着脱自在に取り付けているが、下部心材に縫製用の糸が挿通される糸穴を形成し、この糸穴により下部心材をコルセット本体に縫製してもよい。下部心材がコルセット本体に固定的に縫製されるので、動物が動き回って下部心材がコルセット本体から外れることがない。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットでは心材収納部は心材のすべてを覆い隠すものを例示したが、心材の一部のみを覆い隠すものであってもよい。例えば、心材の長さ方向に複数のベルトを設け、ベルト間にベルトに引っかけるように心材を挿入するようにしたものであってもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットではポケット状の心材収納部をコルセット本体に縫製により一体に形成しているが、別部品からなる袋状の心材収納部材をコルセット本体に面ファスナーなどにより着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットでは前足受入れ部をコルセット本体に一体に形成したが、前足受入れ部を備えた別部品からなる前足受入れ部材をコルセット本体に面ファスナーなどにより着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットにおいてコルセット本体を複数のシート部材により形成したもので、シート部材間に隙間が形成されるときにはその隙間を覆う覆い部材を別途設けるようにしてもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットではコルセット本体をネオプレーン(登録商標)のような材料を使用したものを示したが、メッシュ地のような材料を用いて、必要部分に面ファスナーなどからなる連結部などを設けるようにしてもよい。
上述の実施の形態に係る動物用コルセットではコルセット本体の端部を連結して筒状にするためにコルセット本体に縫製などにより固定された面ファスナーなどからなる連結部を用いたが、連結部に例えば編み上げ式の連結部を採用してもよい。また、連結部を別部品からなる連結部材から形成し、連結部材をコルセット本体に着脱自在に取り付けるようにしたものでもよい。
本発明の実施の一形態に係る動物用コルセットを表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る動物用コルセットを裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る動物用コルセットを表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る動物用コルセットを裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る動物用コルセットを表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る動物用コルセットを裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である腹部覆い部材を表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である腹部覆い部材を裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である背部覆い部材を表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である背部覆い部材を裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である心材部品を表面(外面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である心材部品を裏面(内面)から見た状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットの一部品である心材部品の一部を破断した拡大断面図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。 本発明の実施の更に他の形態に係る動物用コルセットを動物に装着した状態を示す図である。
符号の説明
1 動物用コルセット
2 下部心材
3 コルセット本体(心材装着部材)
3a,3b 連結部
3c 前足受入れ部
4 心材収納部(心材固定部)
10 動物用コルセット
15a,15b 面ファスナー(保護部材取付部)
16 保護部材
20 動物用コルセット
25a,25b,25c,25d ボタンファスナー
26 保護部材
30 動物用コルセット
32 下部心材
33 コルセット本体(心材装着部材)
33a,33b 連結部
33c 前足受入れ部
33d 分断部
33e 連結部
34 心材収納部(心材固定部)
40 動物用コルセット
42 下部心材
43 コルセット本体
43a 腹部覆い部材(シート部材)
43b 背部覆い部材(シート部材)
43c,43d 連結部
43e,43f 前足受入れ部
44 心材収納部(心材固定部)
45 上部心材
46 心材収納部
47 側部心材
48 心材収納部(心材固定部)
50 動物用コルセット
52 下部心材
60 動物用コルセット
62 下部心材
62a 下顎受け部
62b 肋骨受け部
63c 連結部
70 動物用コルセット
72 下部心材
72a 下顎受け部材
72b 肋骨受け部材
72c 連結部材
72d,72e 心材部品
72f 調整部
80 動物用コルセット
83a,83b,83c,83d ベルト部材(心材装着部材)

Claims (12)

  1. 動物の下顎から肋骨部に至る部分に配置される下部心材と、当該下部心材を動物の胴体に着脱自在に装着するための心材装着部材を備え、前記下部心材の下顎に相当する部分が、当該下顎の下部輪郭形状に沿い当該下顎を下方から支持又は保持し得る形状となっていることを特徴とする動物用コルセット。
  2. 動物の後頭部付近から背部に至る部分に配置される上部心材、動物の側頭部付近から側部に至る部分に配置される側部心材の少なくとも1種を有することを特徴とする請求項1記載の動物用コルセット。
  3. 前記心材装着部材が動物の頭部付近から胴体側に至る部分をほぼ覆って筒状にされるシート状のコルセット本体からなり、当該コルセット本体には、隣接させられる両端部を着脱自在に連結する連結部と、動物の前足を受け入れる前足受入れ部と、前記下部心材、上部心材又は側部心材を動物の頭部付近から胴体側に至る部分に相当する位置に固定する心材固定部とが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の動物用コルセット。
  4. 前記心材固定部が前記下部心材、上部心材又は側部心材を収納する心材収納部からなることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  5. 前記心材固定部が前記下部心材、上部心材又は側部心材を前記コルセット本体の外側から係合させる心材係合部からなることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  6. 前記前足受入れ部には周方向の途中で分断された分断部が形成され、各分断部の端部には相互に係合して前記前足受入れ部を形作る係合部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  7. 前記コルセット本体がその周方向に複数枚のシート部材に分割され、当該各シート部材の隣接する端部には前記各シート部材を相互に連結して筒状にする連結部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  8. 前記コルセット本体がその周方向に複数枚のシート部材に分割され、当該シート部材が動物の腹部を覆う腹部覆い部材と動物の背部を覆う背部覆い部材との少なくとも2つからなることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  9. 前記コルセット本体の動物の下顎側に相当する位置に、動物が食物などを摂取した際にコルセット本体が汚れることから保護する保護部材と、当該保護部材が着脱自在に取り付けられる保護部材取付部とが形成されていることを特徴とする請求項3記載の動物用コルセット。
  10. 前記下部心材、上部心材又は側部心材がその長さ方向に分断された少なくとも2個の心材部品と、当該各心材部品の隣接する端部の重合代を調整する調整部とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の動物用コルセット。
  11. 前記下部心材が、動物の下顎の形状に対応して当該下顎に相当する部分に形成される下顎受け部、動物の最終肋骨部付近の形状に対応して当該最終肋骨部付近に相当する部分に形成される肋骨受け部の少なくとも1つを備えたことを特徴とする請求項1記載の動物用コルセット。
  12. 前記下部心材が、動物の下顎の形状に対応して形成され当該下顎に相当する部分に配置される下顎受け部材と、動物の最終肋骨部付近の形状に対応して形成され当該最終肋骨部付近に相当する部分に配置される肋骨受け部材と、これら下顎受け部材及び肋骨受け部材を連結する連結部材とを備えたことを特徴とする請求項1記載の動物用コルセット。
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