JP5400741B2 - 扉開閉構造 - Google Patents

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本発明は扉開閉構造に関し、より詳しくは、建造物や家具、置物などに取り付けられた回動自在に開閉する扉の開閉構造に関する。
回動自在に開閉する扉は建造物や家具、置物などに広く用いられており、そのような扉の開閉構造の多くは、軸部材と軸受けによるものやヒンジなどである。特許文献1の扉開閉構造もその基本構成は、扉の回動中心の扉側と本体側とに軸受けを設け、両方の軸受けに軸部材を回動自在に係合したものである。しかし、これら従来の扉開閉構造は扉の着脱を想定していないため、扉を本体から外そうとすれば、軸部材と軸受けの凹凸が障害となって着脱が容易でない。
実用新案登録第3160035号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、開閉扉の着脱が容易な扉開閉構造を提供することを目的とする。
本発明の扉開閉構造は、両端にて本体に回動自在に固定された開閉扉と、前記開閉扉の固定箇所の少なくとも1箇所に、前記本体に回動自在に取り付けられ、前記開閉扉を着脱自在に係合する回動部材とを備える扉開閉構造であって、前記開閉扉および前記回動部材には、互いに対向するように吸引部材が取り付けられ、前記開閉扉の吸引部材および前記回動部材の吸引部材の一方が磁石からなり、他方が磁性体または該磁石と吸引しあう磁石からなり、前記回動部材が、前記本体に形成された穴に回動自在に係合される回動軸と、前記開閉扉を摺動自在かつ着脱自在に係合する係合部とを備え、前記開閉扉の吸引部材が、前記開閉扉の取付け面から突出しないよう埋込み固定され、前記回動部材の吸引部材が、前記回動部材の取付け面から突出しないよう埋込み固定されることを特徴としている。
また、前記係合部が、断面コ字状の係合部であることが好ましい。
また、前記吸引部材同士の対向面の少なくとも一方に、被覆材が設けられてなることが好ましい。
本発明によれば、開閉扉は磁石の吸引力で回動部材に固定されるため、磁石の吸引力に抗して開閉扉を取り外すことができ、着脱が容易である。そのため、購入者自身が、室内デザインや好みに応じて異なる意匠を有する開閉扉に容易に交換することができる。また、開閉扉を異なる意匠のものに交換することができるため、意匠ごとに開閉扉を製造する必要がなく、製造販売業者は在庫点数を減らすことができ、在庫管理が容易となり、コストも低減できる。さらに、開閉扉を交換するだけで多様な意匠を取り入れることができるので、意匠の選択肢を大幅に増やすことができる。さらに、開閉扉が破損してもその交換が容易であるため、修復の際のコスト負担を軽減できる。
また、本体に係合する回動軸と、開閉扉を摺動自在かつ着脱自在に係合する断面コ字状の係合部とを備えるよう回動部材を構成したものは、開閉扉の着脱がしやすい。さらに、吸引部材を埋込み固定したものは、開閉扉を回動部材に係合するときに障害がないため、スムーズな着脱が可能となる。さらに、吸引部材の対向面に被覆材を設けたものは、吸引部材同士による摩擦抵抗が低減され、摩擦による劣化を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態による家具の概略斜視図である。 図1の家具に備えられた扉開閉構造の概略断面図である。 図1の回動部材の概略分解斜視図であって、回動部材の取付けを説明した図である。
本発明の実施の形態による扉開閉構造について、添付図面に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による家具の概略斜視図であり、図2は、図1の家具に備えられた扉開閉構造の概略断面図であり、図3は、図1の回動部材の概略分解斜視図であって、回動部材の取付けを説明した図である。
図1に示されるように、家具Aは、開閉扉1aの本体に相当するものであり、天板5と地板6を有し、三方の側面が覆われ、前面のほぼ全面が開口した箱形状を有する木製の構造体である。家具Aの前面の両側には、開口を観音開き式に開閉する左右1対の開閉扉1a,1bが取り付けられている。2枚の開閉扉1a,1bは木製の長方形板状体である。開閉扉1a,1bの一端は、家具Aの前面の開口端より前方で、その上端が天板5に公知の軸部材/軸受け(図示せず)によって回動自在に固定され、下端が回動部材10を介して地板6に回動自在に固定されている。
図2および3に示されるように、開閉扉1aの回動中心の下端には、回動部材10が地板6に取り付けられている。回動部材10の下面には、地板6の上面に形成された穴16に回動自在に係合された円柱形状の回動軸12が形成されている。回動部材10は、穴16に回動軸12が係合されているだけなので、地板6から簡単に取り外すことができる。一方、回動部材10の上面には、回動部材10を地板6に取り付けた状態で、開閉扉1aの隅角を摺動自在かつ着脱自在に係合する係合部が設けられている。
この係合部は、上面と、開閉扉1aが進入する面が開口し、両側面に側壁が形成された構造を有し、開閉扉1aの進入方向と直交する断面がコ字状に形成されている。これによって、開閉扉1aは開口した一側面から係合部に進入し、該コ字内を摺動し、係合部に係合する。回動部材10の材質は非磁性のものであれば特に限定されるものではなく、木製、合成樹脂製、非磁性の金属製とすることができる。なお、回動部材10は、開閉扉1aの進入方向と平行する断面をL字状に形成することによって、L字の立脚部を構成する側壁を開閉扉1aのストッパーとしてもよい。
開閉扉1aの下面には、円柱形状の吸引部材(以下、第1吸引部材という)15aが該下面とほぼ面一で埋込み固定されている。一方、回動部材10の上面には、第1吸引部材15aと対向する位置に円柱形状の吸引部材(以下、第2吸引部材という)15bが該上面とほぼ面一になるように埋込み固定されている。なお、第1吸引部材15aおよび第2吸引部材15bの固定は嵌合やピン、ネジ、接着剤によって行う。
第1吸引部材15aは磁石からなり、第2吸引部材15bは鉄製である。これによって、第1吸引部材15aが第2吸引部材15bを吸引し、開閉扉1aは回動部材10に着脱自在に固定される。なお、使用する磁石の種類は特に限定されるものではないが、取扱いが容易なフェライト磁石やネオジム磁石などの永久磁石を用いることが好ましく、第2吸引部材は鉄製に限定されるものではなく、他の磁性体やマルテンサイト系ステンレス鋼などの強磁性体を用いることができる。
第1吸引部材15aの下面と第2吸引部材15bの上面はともに平滑面である。これによって、第1吸引部材15aと第2吸引部材15bとの接触による摩擦抵抗が低減され、長期間にわたって劣化を防ぐことができ、また、開閉扉1aの回動部材10からの着脱がしやすい。また、開閉扉1aの上端の回動固定は公知の軸受けによりなされているが、上述した開閉扉1aの下端におけるものと同じ構成にすることができる。なお、開閉扉1bにおける扉開閉構造の構成も開閉扉1aにおけるものと基本的に同じなので、説明は繰り返さない。
なお、上記実施の形態では本体は家具であったが、これに限定されるものではなく、箱、建物、あるいは電子機器などに幅広く適用することができる。開閉式扉も左右1対のものや1枚扉に限定されるものではなく、上下開閉式や蓋状の扉に適用することができる。開閉についても部分的な開閉や半開き状態も含む。扉も木製に限定されず、非磁性体材料からなるものであれば良く、合成樹脂製やアルミニウムなどの非磁性の金属製にすることができる。また、本発明の扉開閉構造に、公知のロック機構や、ダンパー等のショックアブソーバー機構などを付加することもできる。
また、上記実施の形態では、回動部材は、本体に形成された穴に回動自在に係合される回動軸と、開閉扉を摺動自在かつ着脱自在に係合する断面コ字状の係合部とを備えるものであったが、これに限定されるものではなく、たとえば平板形状の部材や断面L字形状の部材とすることができる。
さらに、上記実施の形態では、吸引部材の固定は、開閉扉の下面と回動部材の上面であったが、吸引部材同士が対向するように取り付けられていれば、その取付け位置は特に限定されるものではない。また、上記実施の形態では吸引部材の固定は埋込み固定であったが、これに限定されるものではなく、吸引部材を開閉扉または回動部材に外付けすることもできる。
さらに、上記実施の形態では吸引部材の形状は円柱形状であったが、これに限定されるものではなく、角柱形状や球形状、平板形状であっても良く、また、吸引部材の材質についても、第1吸引部材および第2吸引部材の両方を磁石にすることができる。その場合、吸引部材は2つの吸引部材の対向端の磁極が異なるように配置する。さらに、吸引部材は、磁石のみまたは磁性体のみからなるものに限定されず、磁石や磁性体を含む部材であっても良い。そのような部材として、たとえば磁石を収容したケーシングや磁石や磁性体を粒子状にして混合した合成樹脂からなる成形物があげられる。
さらに、上記実施の形態では、開閉扉および本体の吸引部材に平滑面が形成されていたが、この平滑面は研磨材を用いて研磨することによって形成したものであっても良い。また、吸引部材同士の接触による摩擦抵抗を軽減するため、吸引部材同士の対向面の少なくとも一方に、被覆材が設けられていることが好ましい。被覆材としては、ニッケルなどの鍍金、テフロン(登録商標)コーティングなどの合成樹脂からなる塗膜、ジュラコン(登録商標)などの硬質の合成樹脂やゴムからなるシート部材、木製の板状体、合成樹脂がコーティングされた紙、潤滑油などがあげられる。これら被覆材の厚さは、吸引部材同士の吸引力を大幅に低下しない程度であれば良く、できるだけ薄い方が良く、好ましくは2mm以下である。シート部材や木製の板状体、コーティングされた紙は接着剤によって吸引部材に固定することができる。
A 家具
1a,1b 開閉扉
5 天板
6 地板
10 回動部材
12 回動軸
15a (第1)吸引部材
15b (第2)吸引部材
16 穴

Claims (3)

  1. 両端にて本体に回動自在に固定された開閉扉と、前記開閉扉の固定箇所の少なくとも1箇所に、前記本体に回動自在に取り付けられ、前記開閉扉を着脱自在に係合する回動部材とを備える扉開閉構造であって、
    前記開閉扉および前記回動部材には、互いに対向するように吸引部材が取り付けられ、前記開閉扉の吸引部材および前記回動部材の吸引部材の一方が磁石からなり、他方が磁性体または該磁石と吸引しあう磁石からなり、
    前記回動部材が、前記本体に形成された穴に回動自在に係合される回動軸と、前記開閉扉を摺動自在かつ着脱自在に係合する係合部とを備え、
    前記開閉扉の吸引部材が、前記開閉扉の取付け面から突出しないよう埋込み固定され、
    前記回動部材の吸引部材が、前記回動部材の取付け面から突出しないよう埋込み固定されることを特徴とする扉開閉構造。
  2. 前記係合部が、断面コ字状の係合部であることを特徴とする請求項1記載の扉開閉構造。
  3. 前記吸引部材同士の対向面の少なくとも一方に、被覆材が設けられてなる請求項1または2記載の扉開閉構造。
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