JP5400561B2 - 組織回収袋 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡下外科手術において切除された組織を収容して体外に摘出し、回収する組織回収袋に関する。
従来、前記組織回収袋として、切除された組織を収容する袋状体と、該袋状体の開口部縁辺に列設された複数の紐通し孔と、該紐通し孔に挿通されて該袋状体の開口部を開閉自在とする閉じ紐とを備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
前記組織回収袋は、ポリエチレン等の無毒性で肉薄柔軟な樹脂製であり、前記袋状体は長方形状の底部をくの字型とし、熱溶着によりシールされている。そして、切除された組織を前記袋状体に収容した後、前記閉じ紐を引くことにより、前記開口部を絞って閉じるようになっている。
前記組織回収袋は、使用に当たっては、前記底部を軸として円柱状に巻き取られ、内径5mm程度の外套管内に収納される。そして、前記組織回収袋は、前記外套管を切開孔から体腔内に導入した後、別の切開孔から体腔内に挿入された鉗子により該外套管から引き出され、展開されることにより使用に供される。
実登第3063390号公報
しかしながら、前記従来の組織回収袋は、円柱状に巻き取られた状態で外套管内に収納されているので所謂巻き癖がついており、体腔内で該外套管から引き出されたときに、容易に展開することができないという不都合がある。
本発明は、かかる不都合を解消して、体腔内で容易に展開することができる組織回収袋を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、内視鏡下外科手術において切除された組織を収容する袋状体と、該袋状体の開口部縁辺に列設された複数の紐通し孔と、該紐通し孔に挿通されて該袋状体の開口部を開閉自在とする閉じ紐とを備え、該組織を該袋状体に収容して体外に摘出し、回収する組織回収袋において、前記袋状体は、前記開口部と反対側の端部を閉塞する第1のシーム部と、一方の側端縁に沿って延在する第2のシーム部とを備え、第2のシーム部と該側端縁との間に棒状部材を挿通可能なポケット部を備えることを特徴とする。
本発明の組織回収袋は、従来の組織回収袋と同様に、第1のシーム部を軸として円柱状に巻き取られる。そして、内径5mm程度の外套管内に収納され、外套管を切開孔から体腔内に導入した後、別の切開孔から体腔内に挿入された鉗子により該外套管から引き出され、展開されることにより使用に供される。
このとき、本発明の組織回収袋は、第2のシーム部により一方の側端縁との間にポケット部を備えるので、該ポケット部に棒状部材を挿通することにより、巻き癖を排除して容易に展開することができる。前記棒状部材としては、例えば、鉗子を用いることができる。
また、本発明の組織回収袋では、前記棒状部材を前記ポケット部に挿通するときに、該ポケット部の底部を突き破ることが懸念される。そこで、本発明の組織回収袋において、第2のシーム部は第1のシーム部に連接され、第1のシーム部から前記開口部方向に延在していることが好ましい。
第2のシーム部が第1のシーム部に連接されていることにより、前記ポケット部は前記袋状体の組織が収容される部分から独立して形成されることとなる。従って、前記ポケット部の底部が突き破られたとしても、前記袋状体に収容された組織や体液が外部に漏洩することを防止することができる。
本発明の組織回収袋の一構成例を示す斜視図。 本発明の組織回収袋の使用方法を示す斜視図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本実施形態の組織回収袋1は、切除された組織を収容する袋状体2と、袋状体2の開口部3に沿って列設された複数の紐通し孔4と、紐通し孔4に挿通されて袋状体2の開口部3を開閉自在とする閉じ紐5とを備えている。袋状体2は、例えばポリエチレン等の無毒性で肉薄柔軟な樹脂からなる円筒状体において、開口部3と反対側の端部が熱溶着された第1のシーム部6により閉塞することにより形成されている。
また、袋状体2は第1のシーム部6に連接すると共に、開口部3方向に延在する第2のシーム部7とを備えている。この結果、第2のシーム部7と一方の側端縁8aとの間に組織収容部9が画成されると共に、他方の側端縁8bとの間に、組織収容部9とは独立にポケット部10が画成されている。
組織回収袋1は、使用に当たっては、例えば、第1のシーム部6を軸として円柱状に巻き取られ、内径5mm程度の外套管(図示せず)内に収納される。そして、前記外套管を切開孔から体腔内に導入した後、別の切開孔から体腔内に挿入された鉗子により該外套管から引き出され、展開される。
前記外套管から引き出された組織回収袋1は、図2(a)に示すように、巻き癖がついた状態となっており、このままでは鉗子等により展開することが難しい。そこで、本実施形態では、ポケット部10に棒状部材、例えば鉗子11を挿入する。
このとき、第2のシーム部7は、開口部3に至るまで形成されていてもよいが、本実施形態では、開口部3に沿って列設された紐通し孔4の手前(紐通し孔4の列に対して開口部3の反対側)までにとどめられている。この結果、第2のシーム部7が、開口部3に至るまで形成されている場合に比較して、ポケット部10の入口を広くすることができ、鉗子11を容易に挿入することができる。
第2のシーム部7が、開口部3に至るまで形成されている場合、鉗子11は、開口部3に対して直交するように操作して、直接、ポケット部10に挿入する必要がある。しかし、本実施形態のように、第2のシーム部7が、紐通し孔4の手前までにとどめられているときには、例えば、鉗子11を開口部3に沿って組織収容部9側からポケット部10方向に案内し、側端縁8bに至った時点で開口部3に直交する方向に操作すればよい。この結果、本実施形態の組織回収袋1では、鉗子11をポケット部10に容易に挿入することができる。
鉗子11をポケット部10に挿入することにより、組織回収袋1は、図2(b)に示すように、鉗子11により巻き癖を排除することができ、容易に展開することができる。組織回収袋1は、前述のように展開されたならば、ついで開口部3から組織収容部9に切除された組織を収容する。そして、他の鉗子(図示せず)を用いて閉じ紐5の把持部5aを把持し、閉じ紐5を引くことにより開口部3を絞って閉じ、組織回収袋1を体外に摘出する。
鉗子11により前記のようにして展開するとき、場合によっては、鉗子11によりポケット部10の底部を構成している第1のシーム部6を突き破ることがある。しかし、ポケット部10は組織収容部9とは独立に画成されているので、底部が突き破られたとしても、組織収容部9に収容された組織や体液が袋状体2の外部に漏洩することは無い。
また、組織回収袋1は、使用に当たって、図2(b)のようにポケット部10に鉗子11を挿入した状態で、鉗子11を軸として矢示するように鉗子11に巻き付けてもよい。この場合、組織回収袋1は、切開孔に挿入されたトロカール等を介して鉗子11と共に、体腔内に導入される。そして、側端縁8aを他の鉗子により把持した状態で、鉗子11を図2(b)に矢示する方向とは反対方向に回転させることにより、容易に組織回収袋1を展開することができる。
本実施形態の組織回収袋1では、第2のシーム部7が第1のシーム部6に連接されている場合について説明している。しかし、第2のシーム部7は、側端縁8bに沿って延在して鉗子11が挿通されるポケット部10を形成できればよく、第1のシーム部6に連接されていなくてもよい。但し、この場合は、鉗子11によりポケット部10の底部を構成している第1のシーム部6を突き破ると、組織収容部9に収容された組織や体液が袋状体2の外部に漏洩することがあるので注意が必要である。
1…組織回収袋、 2…袋状体、 3…開口部、 4…紐通し孔、 5…閉じ紐、 6…第1のシーム部、 7…第2のシーム部、 10…ポケット部、 11…鉗子(棒状部材)。

Claims (3)

  1. 内視鏡下外科手術において切除された組織を収容する袋状体と、該袋状体の開口部縁辺に列設された複数の紐通し孔と、該紐通し孔に挿通されて該袋状体の開口部を開閉自在とする閉じ紐とを備え、該組織を該袋状体に収容して体外に摘出し、回収する組織回収袋において、
    前記袋状体は、前記開口部と反対側の端部を閉塞する第1のシーム部と、一方の側端縁に沿って延在する第2のシーム部とを備え、第2のシーム部と該側端縁との間に棒状部材を挿通可能なポケット部を備えることを特徴とする組織回収袋。
  2. 請求項1記載の組織回収袋において、前記棒状部材は、鉗子であることを特徴とする組織回収袋。
  3. 請求項1または請求項2記載の組織回収袋において、第2のシーム部は第1のシーム部に連接され、第1のシーム部から前記開口部方向に延在していることを特徴とする組織回収袋。
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