JP5399683B2 - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置及び表示装置を備えた電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機などの電子機器には、液晶表示装置に代表される電気光学装置が表示装置として好適に利用されている。
このような液晶表示装置は、例えばガラスやプラスチックなどの材料から構成される透光性を有する一対の基板を所定のギャップを有するように互いに対向して貼り合わせ、その一対の基板間に電気光学物質としての液晶材料を封入させることにより構成されている。通常一対の基板のうち、一方の基板が他方の基板の端面よりも突出して延在した1枚基板で構成された延在部を有している。その延在部には液晶材料に電圧を印加する電子部品としてのドライバICが実装されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−179349号公報
近年、表示装置の薄型化や小型化などの要求に応じて基板自体が薄くなっているため、基板の強度向上が課題となっている。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる表示装置は、第1の面及び前記第1の面の反対側の第2の面を有する基板と、前記基板の前記第1の面に対向して設けられる少なくとも一つの対向部材と、前記基板と、前記少なくとも一つの対向部材との間に配置された画素領域と、前記基板の前記第2の面に設けられた金属を含む補強部材と、前記補強部材と離間して前記基板の前記第2の面に設けられた光学部材と、を備え、前記基板は、前記少なくとも一つの対向部材と平面視において重なる領域と、前記領域から延在されている延在部と、を有し、前記補強部材の全体が前記延在部における前記第2の面の全域を覆っている
これによれば、表示装置は、補強部材の全体が、平面視において延在部と重なっていることから、表示装置の基板に外的衝撃が生じた場合でも、補強部材の剛性により基板の延在部の変形が抑制され、変形に伴う応力を低減できる。このことから、表示装置は、変形に伴う応力に起因する基板の延在部の割れなどの損傷を抑制できる。
加えて、表示装置は、補強部材の全体が、平面視において延在部と重なっていることから、補強部材が、従来のような延在部を挟んで画素領域の反対側にはみ出ることがないので、補強部材を含めた表示装置の小型化、軽量化を図ることができる。
また、表示装置は、補強部材が延在部における第2の面の全域を覆っていることから、補強部材の剛性により基板の延在部の変形が全域に亘って抑制され、変形に伴う応力を更に低減できる。
また、表示装置は、基板の第2の面に、補強部材を有するとともに光学部材を更に有していることから、光学部材の剛性が加わることにより基板の割れなどの損傷を更に抑制できる。
また、表示装置は、補強部材と光学部材とが離間しているので、補強部材と光学部材との熱膨張の差に起因する互いの干渉がなく、光学部材に光学的影響を与える虞がない。
さらに、表示装置は、補強部材が金属で構成されていることから、例えば、樹脂場合と比較して、補強部材の剛性を向上させることができる。
[適用例]本適用例にかかる電子機器は、上記のいずれかの構成を適用した表示装置を備えている。
本適用例によれば、上記のいずれかの構成の表示装置を搭載した電子機器は、表示装置の補強部材の全体が、平面視において延在部と重なっていることから、表示装置の基板に外的衝撃が生じた場合でも基板の延在部の変形が抑制され、変形に伴う応力を低減できる。このことから、電子機器は、変形に伴う応力に起因する基板の延在部の割れなどの損傷を抑制できる。
加えて、電子機器は、補強部材の全体が、平面視において延在部と重なっていることから、補強部材が、従来のような延在部を挟んで画素領域の反対側にはみ出ることがないので、補強部材を含めた表示装置の小型化、軽量化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施する最良の形態について説明する。なお、本発明がこの形態に限定されないことはもちろんである。また、図面は、特徴的な部分を分かりやすく示すために実際の構成とは異なる比率で示している。
(第1の実施形態)
図1は、本発明にかかる表示装置の一例である液晶表示装置の第1の実施形態の斜視図である。図2は、図1に示す矢印方向Xから見た部分側面断面図である。図3は、液晶表示装置の構成を示す構成図であり、図3(a)は斜視図、図3(b)は、図3(a)のA−A’線での断面図である。なお、図2では、便宜的にハッチングを省略している。
この液晶表示装置100は、液晶パネル3と、液晶パネル3を収容する保持体としてのフレーム(図示略)と、を有している。液晶パネル3は、互いに対向する基板1と基板2とを有している。基板1と基板2は、どちらも透光性を有するガラスやプラスチックから構成される。なお、本実施形態では、基板1は用語「対向部材」に含まれる。
基板2の端部位置は、基板1の端部位置よりも突出している。そこで、図2に示すように、基板2のうち、基板1に対して対向している基板2の部分を対向領域40と表記し、基板1から突出している基板2の部分を延在部10と表記する。そして、対向領域40と延在部10との堺を境界部9とする。境界部9には、基板1の端部位置(一端部1xの位置)が対応する。
さらに本実施形態では、基板1側の基板2の第1の面を「面2a」と表記し、基板1側とは反対側の基板2の第2の面を「面2b」と表記する。同様に、基板2側の基板1の面を「面1a」と表記し、基板2側とは反対側の基板1の面を「面1b」と表記する。
延在部10での面2aの端部側には、配線基板としてのFPC(Flexible Printed Circuit:フレキシブルプリント回路)基板4と、液晶材料に電圧を印加する電子部品としてのドライバIC5と、がそれぞれ接着部材を介して実装されている。なお、液晶パネル3が透過型表示パネルや反射半透過型表示パネルの構成の場合には、基板2の面2b側に照明装置(図示略)が設けられる。その場合、照明装置は液晶パネル3とともにフレームに収容される。
基板2の面2a上には、配線層18が形成され、配線層18上には複数の画素電極12がマトリクス状に形成されている。一方、基板1の面1a上には対向電極11が形成されている。そして、対向電極11が複数の画素電極12のすべてに対向するように、基板1と基板2とがシール材13を介して貼り合わされている。基板1と基板2との間(要するに対向電極11と複数の画素電極12との間)には、電気光学材料としての液晶材料15が封入されている。
本実施形態では、複数の画素電極12の一つと、一つの画素電極12に対応する対向電極11の部分と、それらの間の液晶層と、が画素領域14である。画素領域14は、文字や画像などを表示するための単位部分である。そして、複数の画素領域14が、基板1と基板2との間で、基板1または基板2の平面に平行にマトリクス状に並んでいる。
複数の画素領域14は、液晶パネル3において文字や画像などを表示する有効表示領域Vを規定する。図1において有効表示領域Vは二点鎖線で表されている。なお、図1では、分かりやすくするために有効表示領域Vを基板2側に示しているが、本来は基板1側に画像などが表示され視認可能となっている。
このような方式で液晶材料15を駆動する液晶パネル3としては、TN(Twisted Nematic)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、あるいはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式などが挙げられる。なお、基板1の面1aに共通電極などの対向電極が形成されないIPS(In Plane Switching)方式やFFS(Fringe Field Switching)方式で駆動する液晶パネル3を用いることもできる。
図2、図3に示すように、基板1の面1bに偏光板6が設けられ、基板2の面2bに偏光板7が設けられている。偏光板6と偏光板7とは、どちらも光学部材の一例である。偏光板6も偏光板7も、偏光板6,7の法線方向から見た場合、平面視で有効表示領域Vを覆っている。
なお、基板1の面1bに設けられた偏光板6の境界部9側の一端部6xは、本実施形態では基板1の一端部1xまで形成され、基板2の面2bに設けられた偏光板7の境界部9側の一端部7xは、境界部9まで形成されている。
また、基板2の面2bには、延在部10にて補強部材22が固定されている。補強部材22の全体は、平面視において延在部10と重なっており、延在部10における面2bの全域を覆っている。なお、補強部材22の一端部20xは、境界部9で偏光板7の一端部7xと接している。補強部材22は、スペーサ20と、スペーサを面2bに固定させるための接着部材21とで構成される。なお、スペーサ20自体が粘着性を有する場合は、スペーサ20単体で補強部材22とする。
このように、スペーサ20は、接着、粘着、またはその他の方法を用いて基板2の面2bに設けられている。スペーサ20は、例えば、ステンレス鋼、構造用鋼などの金属で構成されている。
また、補強部材22の外表面(補強部材22の基板2側とは反対側の面)の基板2の面2bの表面からの高さh1は偏光板7の外表面(基板2側とは反対側の偏光板7の面)の基板2の面2bの表面からの高さh2と略同じ高さであることが好ましい。高さh1と高さh2とが略同じであれば補強部材22、及び偏光板7の基板2とは反対面側に何等かの部材が存在する場合、その部材との間で段差が形成されることがない。例えば、補強部材22、及び偏光板7の基板2とは反対面側に更に他の光学部材、例えば位相差板、プリズムシート、及び導光板(いずれも図示略)などが配置される場合がある。
そのような場合、フレームに他の光学部材や液晶パネル3を収容する際に、高さh1と高さh2とが異なってしまうと、他の光学部材との間で段差が形成され、がたつきが生じる虞がある。ただし、本発明においては、これら他の光学部材を設けることは必須ではないので、高さh1と高さh2とが異なっても良い。
上述したように、液晶表示装置100は、補強部材22の全体が、平面視において延在部10と重なり、延在部10における面2bの全域を覆っていることから、液晶表示装置100の基板2に外的衝撃が生じた場合でも、補強部材22の剛性により基板2の延在部10の変形が全域に亘って抑制され、延在部10の変形に伴う応力を低減できる。
このことから、液晶表示装置100は、この変形に伴う応力に起因する基板2の延在部10の割れなどの損傷を抑制できる。
加えて、液晶表示装置100は、補強部材22の全体が、平面視において延在部10と重なっていることから、補強部材22が、従来のような延在部10を挟んで画素領域14の反対側にはみ出ることがないので、補強部材22を含めた液晶表示装置100の小型化、軽量化を図ることができる。
また、液晶表示装置100は、補強部材22のスペーサ20が金属で構成されていることから、例えば、スペーサ20が樹脂で構成されている場合と比較して、補強部材22の剛性を向上させることができる。また、基板2の延在部10の変形に伴う応力が、面2aに実装されているドライバIC5にも伝わることがある。その結果、ドライバIC5は変形に伴う応力に起因して割れなどの損傷が起こる虞もある。そうした場合であっても、補強部材22のスペーサ20が金属で構成されていることにより、スペーサ20が樹脂で構成されている場合と比較して、補強部材22の剛性が向上されるので、この変形に伴う応力に起因するドライバIC5の割れなどの損傷を抑制できる。
また、液晶表示装置100は、基板2の面2bに偏光板7が設けられていることから、偏光板7の剛性が加わることにより、基板2の割れなどの損傷を更に抑制することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明にかかる表示装置の一例である液晶表示装置の第2の実施形態の構成を示す構成図である。図4(a)は、斜視図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B’線での断面図である。
この液晶表示装置100xが第1の実施形態における構成と異なる部分は、偏光板7の一端部7xの位置であり、その他の構成は第1の実施形態と同じである。
第2の実施形態では、偏光板7は、基板2の面2bにおいて、境界部9より有効表示領域V側に位置している。したがって、偏光板7の一端部7xは、補強部材22の一端部20xとは接せずに離間する位置に設けられている。
このことから、液晶表示装置100xは、偏光板7の一端部7xが補強部材22の一端部20xとは接せずに離間する位置に設けられていることにより、補強部材22に何らかの熱応力が発生したとしても、補強部材22から偏光板7へは熱が伝わることはなく、偏光板7への熱に起因した光学的影響などを低減することができる。
一般的に、補強部材22に含まれるスペーサ20の材料としての金属材料は、熱伝導率が他の樹脂材料などより高いため、第1の実施形態のように補強部材22と偏光板7の一端部7xとが接していると偏光板7に熱が伝わり易い。
したがって、第2の実施形態の液晶表示装置100xは、補強部材22の一端部20xと偏光板7の一端部7xとを離間させることによって、補強部材22から偏光板7に熱が伝わることを確実に防止することができる。
(第1の変形例)
図5は、本発明にかかる表示装置の一例である液晶表示装置の第1の変形例を示す斜視図である。上記各実施形態では、補強部材22が延在部10における面2bの全域を覆っていた。
しかし、これに限られるものではなく、本変形例の液晶表示装置100yでは、基板2の延在部10が撓もうとすることを低減させるという観点から、補強部材22の形状が、平面視において、延在部10の外周に沿った枠状に形成されている。
このことから、液晶表示装置100yは、延在部10における面2bの全域を覆うように形成された上記各実施形態と比較して、所望の剛性を維持しつつ補強部材22の軽量化を図ることができる。
(第2の変形例)
図6は、本発明にかかる表示装置の一例である液晶表示装置の第2の変形例を示す斜視図である。上記各実施形態では、補強部材22は、基板2の端部2xと境界部9とを結ぶ方向と直交する方向(以下、幅方向と表記する)において、基板2の延在部10の幅方向全幅に亘って設けられていた。
しかし、これに限られるものではなく、本変形例の液晶表示装置100zでは、補強部材22が基板2の延在部10の幅方向の一部に設けられている構成としている。液晶表示装置100zは、このように基板2の幅方向の一部で補強部材22を設けることとしても、補強部材22の剛性により延在部10の変形が抑制され、変形に伴う応力を低減できる。
このことから、液晶表示装置100zは、変形に伴う応力に起因する基板2の延在部10の割れなどの損傷を抑制できる。
また、本変形例の液晶表示装置100zでは、補強部材22を設ける位置は、基板2の幅方向において特に限定されるものではない。ドライバIC5が基板2の面2aの幅方向のうちどちらか一方側に片寄って実装されている場合には、補強部材22をドライバIC5と平面的に重なる領域、若しくはドライバIC5が片寄って設けられた位置とは反対側のドライバIC5とは平面的に重ならない領域に設けるようにしても良い。
また、液晶表示装置100zでは、補強部材22をドライバIC5と平面的に重なる領域とドライバIC5とは平面的に重ならない領域とに跨った領域に設けるようにしても良い。ドライバIC5が複数設けられている場合には、それぞれのドライバIC5と平面的に重なるように、若しくは平面的に重ならないように補強部材22を一つ、若しくは複数設けるようにしても良い。より好ましくは、基板2の延在部10の変形に伴う応力が、面2aに実装されているドライバIC5にも伝わることを考慮すると、補強部材22は、外形がドライバIC5より大きい、即ち、補強部材22はドライバIC5を全て覆う程度の大きさであることが好ましい。
また、図7の液晶表示装置の第2の変形例のバリエーションを示す斜視図に示すように、補強部材22は、基板2の延在部10の幅方向(長手方向)に沿って、例えば、千鳥状に複数設けるようにしても良い。
これによれば、液晶表示装置100wは、延在部10の補強が必要な複数の箇所のそれぞれに、補強部材22を設けることができる。
(電子機器)
上記各実施形態、及び各変形例に係る液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について図8を参照して説明する。
液晶表示装置100、100x、100y、100z及び100w(以下これらを代表して「液晶表示装置1000」と表記する。)を携帯電話機600の表示部500として適用した例について説明する。図8は、この携帯電話機600の構成を示す斜視図である。携帯電話機600は、複数の操作ボタン200の他、受話口300、送話口400、及び液晶表示装置を適用した表示部500を備えている。
なお、液晶表示装置1000が適用可能な電子機器としては、携帯電話機600の他にも、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末機、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話装置、POS端末、デジタルスチルカメラ、電子ブックなどが挙げられる。
その他、本発明の上記各実施形態、及び上記各変形例は、上記各構成に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形及び組み合わせをすることが可能である。
例えば、上記各実施形態、及び各変形例では、表示装置の一例として液晶表示装置を例示したが、他の表示装置として、例えば有機ELディスプレイ(Organic light emitting diode:OLED)装置を適用することができる。
図9は、本発明にかかる表示装置の一例として有機ELディスプレイ装置60を適用した例を示す部分側面断面図である。なお、図9では、便宜的にハッチングを省略している。
有機ELディスプレイ装置60は、ガラスなどの基板61と、基板61上に形成された配線層18’と、配線層18’上に形成された複数の陽極63と、複数の陽極63に対応している陰極64と、複数の陽極63と陰極64との間にそれぞれ位置した複数の発光層62と、離間部材69と、封止部材70と、対向部材としての保護部材65と、を備えている。
保護部材65は、平面視において複数の発光層62を全て覆うように配置されている。離間部材69は、陰極64と保護部材65との間に空隙が形成されるように、基板61と保護部材65との間に位置している。そして封止部材70が、陰極64と保護部材65との間の空隙を埋めている。封止部材70は、好適には接着剤である。封止部材70と保護部材65とは、大気中から複数の発光層62へ水分が侵入することを防ぐ働きをする。
なお、一つの陽極63と、一つの陽極63に対応した陰極64の部分と、これらの間の発光層62とが、画素領域に対応している。
さて、液晶表示装置と同様に、基板61の端部位置は、保護部材65の端部位置よりも突出している。基板61のうち、保護部材65に対して対向している基板61の部分を対向領域67とし、保護部材65から突出している基板61の部分を延在部66とする。そして、対向領域67と延在部66との境を境界部68とする。境界部68には、保護部材65の端部位置が対応する。さらに、保護部材65側の基板61の第1の面を「面61a」とし、保護部材65側とは反対側の基板61の第2の面を「面61b」とする。
そして、上記各実施形態及び各変形例と同様に、延在部66の面61a側には、配線基板としてのFPC基板4’と電子部品としてのドライバIC5’と、がそれぞれ接着部材を介して実装されている。
また、延在部66の基板61の面61aとは反対側の面61b側には、平面視において、その全体が延在部66に重なるように補強部材22’が設けられている。なお、補強部材22’は補強部材22と同様にスペーサ20’と接着部材21’とを含んでいる。もちろんスペーサ20’単体で補強部材22’とすることもできる。
これによれば、有機ELディスプレイ装置60は、仮に落下などによる外的衝撃が与えられた場合でも、補強部材22’の全体が、平面視において延在部66と重なっていることから、補強部材22’の剛性により基板61の延在部66の変形が抑制され、変形に伴う応力を低減できる。
このことから、有機ELディスプレイ装置60は、この変形に伴う応力に起因する基板61の延在部66の割れなどの損傷を抑制できる。
なお、上記各実施形態及び各変形例においては、延在部10(延在部66)は1辺として例示したが、2辺以上の延在部10(延在部66)を備えていても良い。そして、それぞれの辺の延在部10(延在部66)に、平面視において、その全体が重なるように補強部材22(補強部材22’)が設けられていても良い。
また、上記各実施形態及び各変形例においては、液晶表示装置及び有機ELディスプレイ装置に本発明を適用した。本発明は、その他の表示装置、例えばプラズマディスプレイ装置、無機EL装置、電気泳動表示装置、フィールドエミッションディスプレイ装置などにも適用できる。
第1の実施形態の液晶表示装置を示す斜視図。 図1の矢印方向Xから見た部分側面断面図。 液晶表示装置の構成を示す構成図。 第2の実施形態の液晶表示装置の構成を示す構成図。 第1の変形例の液晶表示装置を示す斜視図。 第2の変形例の液晶表示装置を示す斜視図。 第2の変形例の液晶表示装置のバリエーションを示す斜視図。 電子機器としての携帯電話機を示す斜視図。 表示装置としての有機ELディスプレイ装置を示す部分側面断面図。
符号の説明
1,2…基板、1a,1b,2a,2b…面、3…液晶パネル、4…FPC基板、5…ドライバIC、6,7…偏光板、9…境界部、10…延在部、14…画素領域、20…スペーサ、21…接着部材、22…補強部材、40…対向領域。

Claims (2)

  1. 第1の面及び前記第1の面の反対側の第2の面を有する基板と、
    前記基板の前記第1の面に対向して設けられる少なくとも一つの対向部材と、
    前記基板と、前記少なくとも一つの対向部材との間に配置された画素領域と、
    前記基板の前記第2の面に設けられた金属で構成される補強部材と、
    前記補強部材と離間して前記基板の前記第2の面に設けられた光学部材と、を備え、
    前記基板は、前記少なくとも一つの対向部材と平面視において重なる領域と、前記領域から延在されている延在部と、を有し、
    前記補強部材の全体が前記延在部における前記第2の面の全域を覆っている表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置を備えた電子機器。
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