JP5399584B1 - 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法 - Google Patents

香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5399584B1
JP5399584B1 JP2013146855A JP2013146855A JP5399584B1 JP 5399584 B1 JP5399584 B1 JP 5399584B1 JP 2013146855 A JP2013146855 A JP 2013146855A JP 2013146855 A JP2013146855 A JP 2013146855A JP 5399584 B1 JP5399584 B1 JP 5399584B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
incense
current
current supply
set time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013146855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015016241A (ja
Inventor
彰信 松元
Original Assignee
彰信 松元
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 彰信 松元 filed Critical 彰信 松元
Priority to JP2013146855A priority Critical patent/JP5399584B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5399584B1 publication Critical patent/JP5399584B1/ja
Publication of JP2015016241A publication Critical patent/JP2015016241A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】香炉の加熱の開始及び停止を自動的に行うことができ、利便性及び安全性に優れる香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電気香炉のヒーターに電気を供給する香炉用ヒーター制御装置であって、人の接近を感知するセンサーと、上記センサーの感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始すると共に、上記ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する電流供給制御部とを備えることを特徴とする。上記電流供給制御部が、上記センサーからの感知信号受信後に第一電圧で電流を上記ヒーターに供給し、上記第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、上記第一電圧よりも低い第二電圧で電流を上記ヒーターに供給するとよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法に関する。
仏教の焼香では、抹香が香炉で焚かれる。この香炉としては、近年取扱い性及び安全性の観点から電気式ヒーターにより抹香を焚く電気香炉が普及しつつある(例えば特開2009−50358号公報参照)。このような電気香炉は、スイッチを入れることで抹香が加熱により焚かれ焼香が開始され、スイッチを切ることで抹香の加熱が止まって焼香が終了する。
しかしながら、従来の電気香炉では焼香の度にスイッチを入れる手間が必要であり、焼香はその状況が肉眼で確認しにくいため、スイッチの入れ忘れ及び切れ忘れが発生しやすい。さらに従来の電気香炉ではスイッチを切り忘れると人が離れた状態で焼香が続くため、電力が浪費されると共に火災に繋がるおそれがある。
特開2009−50358号公報
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、香炉の加熱の開始及び停止を自動的に行うことができ、利便性及び安全性に優れた香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、電気香炉のヒーターに電気を供給する香炉用ヒーター制御装置であって、人の接近を感知するセンサーと、上記センサーの感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始すると共に、上記ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する電流供給制御部とを備えることを特徴とする。
当該香炉用ヒーター制御装置は、センサーによって人の接近を感知してヒーターに電流を供給するため、人がスイッチを操作しなくとも自動的に焼香を開始させることができ、スイッチの入れ忘れ及び切れ忘れを防止すると共に、操作の手間を低減することができる。また、当該香炉用ヒーター制御装置は、ヒーターへの電流供給開始後、予め設定した第一設定時間経過後に電流供給を停止することで、スイッチの消し忘れを無くすことができるため、高い安全性と省力性とを有する。特に当該香炉用ヒーター制御装置は、スイッチのオンオフを共に自動化しているため、オンのみを自動化した場合に生じやすいスイッチの消し忘れを確実に防止できる。また、このように一定時間後に電流供給を停止することで、当該香炉用ヒーター制御装置はヒーターの高温損傷を防止して寿命を高めることができる。
上記電流供給制御部が、上記センサーからの感知信号受信後に第一電圧で電流を上記ヒーターに供給し、上記第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、上記第一電圧よりも低い第二電圧で電流を上記ヒーターに供給するとよい。このように第一電圧でヒーターを加熱後、予め設定した第二設定時間経過後から電圧を第二電圧まで低減してヒーターを加熱することで、当該香炉用ヒーター制御装置は、抹香を素早く焚くことができると共に、ヒーターの高温化を抑制してその寿命をさらに高めることができる。
従って、当該香炉用ヒーター制御装置と、ヒーターを内蔵した香炉本体とを備える電気香炉は、上述のようにヒーターの加熱及び加熱の停止を自動的に行うことができ、利便性及び安全性に優れる。
また、上記課題を解決するためになされた別の発明は、電気香炉のヒーターへの電気供給の制御方法であって、センサーから人の接近の感知信号を受け取る手段と、上記感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始する手段と、上記ヒーターへの電流供給を設定時間後に停止する手段とを備えることを特徴とする。
当該香炉用ヒーターの制御方法は、上述のように人がスイッチを操作しなくとも自動的に焼香を開始させることができ、スイッチの入れ忘れ及び操作の手間を無くすことができ高い利便性を有すると共に、スイッチの消し忘れを無くすことができ高い安全性を有する。また、一定時間後に電流供給を停止することで、当該香炉用ヒーターの制御方法はヒーターの高温損傷を防止して寿命を高めることができる。
以上説明したように、本発明の香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法は、香炉の加熱の開始及び停止を自動的に行うことができ、利便性及び安全性に優れる。
本発明の一実施形態に係る香炉用ヒーター制御装置の模式的回路図である。 図1の香炉用ヒーター制御装置の模式的正面図(a)と、模式的背面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る電気香炉の香炉本体の模式的平面図(a)と、模式的断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る香炉用ヒーターの制御方法のフローチャートである。
[香炉用ヒーター制御装置]
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の香炉用ヒーター制御装置の実施の形態を詳説する。
図1及び図2の香炉用ヒーター制御装置は、電気香炉のヒーター(図示せず)に電気を供給するための制御装置である。当該香炉用ヒーター制御装置は、人の接近を感知するセンサー1と、上記センサー1の感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始すると共に、上記ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する電流供給制御部2と、これらを格納する筐体100とを備える。
(センサー)
センサー1は、人の接近を電気信号に変換する人感センサーである。このセンサー1としては、公知の人感センサーを用いることができ、例えば赤外線式、超音波式、可視光式等を単体で用いたもの又はこれらを2種以上組み合わせたものを用いることができる。
センサー1は、図2に示すように香炉用ヒーター制御装置の筐体100の外面に表出して配設されている。センサー1の感知範囲は電気香炉の使用環境に合わせて適宜設計することができるが、例えば水平方向角度を80°以上、垂直方向角度を60°以上、感知距離を3m以上とすることが好ましい。
(電流供給制御部)
電流供給制御部2は、ヒーターに供給する電流を制御するものである。具体的には、電流供給制御部2は、センサー1の感知信号によってヒーターに第一電圧で電流供給を開始する電流供給開始機能と、ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する電流供給停止機能と、上記第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、第一電圧よりも低い第二電圧で電流をヒーターに供給する電圧変更機能とを有する。
電流供給制御部2は、上記3つの機能を実現する電気回路で構成される。この電気回路は、図1に示したものに限定されるものではなく、上記機能を実現可能な公知の電気回路を適宜用いることができる。図1では、電流供給制御部2は、制御用IC11、12を有しセンサー1からの感知信号を処理すると共にタイマー制御をする処理部2aと、電源に接続されたプラグ20から入力される電流を変圧しヒーターへ電流を供給する供給部2bとを有する。なお、変圧回路は必須のものではなく、ヒーターとしてセラミックヒーターを用いる場合等には変圧回路を省略することができる。
上記電流供給開始機能は具体的に、上記センサー1の感知信号によって上記処理部2aに接続されたリレー10内の電磁コイルに電流が流れ、リレー10内のスイッチが閉となることで、上記供給部2bによってヒーター用電流出力端子19に電流が供給され実現される。このとき、後述するタイマースイッチ18aは閉となっており、第一電圧でヒーター用電流出力端子19に電流が供給される。また、センサー1の感知信号によってリレー10内のスイッチが閉となった場合は、運転表示LED16が点灯することによってヒーターに電流が供給されていることが筐体100の正面に表示される。
上記第一電圧はヒーターの定格電圧に設定される。ヒーターの定格電圧は、電気香炉に投入する抹香の量等によって適宜設計することができるが、例えば12Vとすることができる。
上記電流供給停止機能は具体的に、制御用IC11によって予め設定した第一設定時間経過後にリレー10内の電磁コイルへの電流供給を停止し、リレー10内のスイッチを開とすることで実現される。
上記第一設定時間は、筐体100に取付けられた調整つまみ13cによって第一可変抵抗13aの抵抗値を調整することで設定できる。具体的には、この第一可変抵抗13aの抵抗をRx、この第一可変抵抗13aと直列に接続されたコンデンサ13bの静電容量をCxとした場合に、第一設定時間は1.1・Rx・Cxで表される。この第一設定時間の下限としては、1分が好ましく、2分がより好ましい。第一設定時間が上記下限未満の場合、焼香時間が不十分となるおそれがある。一方、第一設定時間の上限としては、10分が好ましく、5分がより好ましい。第一設定時間が上記上限を超える場合、安全性や省力性が不十分となるおそれがある。
上記電圧変更機能は具体的に、タイマー18によって第二設定時間経過後にタイマースイッチ18aを開とすることで第二可変抵抗14aに電流を流して電圧を第二電圧まで低下させる。これによりヒーターの高温化を抑制してその寿命を高めることができる。
上記第二設定時間は、電気香炉に投入する抹香の量等によって適宜設計することができるが、例えば10秒とすることができる。
上記第二電圧は、筐体100に取付けられた調整つまみ14bによって第二可変抵抗14aの抵抗値を変更して設定することができる。第二電圧の下限としては、第一電圧の1/6が好ましく、1/3がより好ましい。すなわち第二電圧が12Vの場合、2Vが好ましく、4Vがより好ましい。第二電圧が上記下限未満の場合、抹香の発煙が不十分となるおそれがある。一方、第二電圧の上限としては、第一電圧の5/6が好ましく、7/12がより好ましい。すなわち第二電圧が12Vの場合、10Vが好ましく、7Vがより好ましい。第二電圧が上記上限を超える場合、ヒーターの高温化が十分抑制できないおそれがある。
なお、ヒーターへの出力レベル(電圧)は、出力レベル表示LED17の明度によって確認することができる。
筐体100の材質は特に限定されず、金属板、合成樹脂板等を用いることができるが、電気回路のシールド効果の観点からは金属板を用いることが好ましい。また、筐体100の背面にはアース端子20aが設けられている。このアース端子20aにアース線を接続し筐体100をアースすることで、筐体100による高いシールド効果を得ることができる。
ヒーター用電流出力端子19は、例えば丸型圧着端子を用いることができ、筐体100にネジ等で固定することができる。
(使用方法)
以下、当該香炉用ヒーター制御装置の使用方法について説明する。まず、当該香炉用ヒーター制御装置のヒーター用電流出力端子19に電気香炉に内蔵されたヒーターを接続し、プラグ20を家庭用コンセントに接続する。次に、センサー1が参拝者を感知できるように当該香炉用ヒーター制御装置の位置及び向きを調整して設置する。このように設置した後、当該香炉用ヒーター制御装置の主電源スイッチ15をオン(閉)にする。
当該香炉用ヒーター制御装置は、人がセンサー1の感知領域内に侵入すると、上述のように、(1)電流供給制御部2によってヒーターに第一電圧で第二設定時間経過まで電流を供給する。次に、(2)第二設定時間経過後、第一設定時間経過まで第二電圧でヒーターに電流を供給する。最後に、(3)第一設定時間経過後に電流の供給を停止する。なお、第一設定時間経過後に人がセンサー1の感知領域内に存在する場合は、上記(1)〜(3)の手順が改めて繰り返される。
なお、当該香炉用ヒーター制御装置が長時間使用されない場合には、主電源スイッチ15をオフ(開)とすることで、ヒーターへの電流供給を確実に遮断することができる。
また、当該香炉用ヒーター制御装置で長時間焼香を行う場合は、電流供給制御部2内に設けた短絡部10aを結線することで、リレー10を介さずに、プラグ20と、ヒーターへ電流を供給する供給部2bとを短絡してセンサーの感知に関わらずヒーターへの電流供給を継続させることができる。
(利点)
当該香炉用ヒーター制御装置は、センサー1によって人の接近を感知してヒーターに電流を供給するため、主電源をオンにしておけば人がスイッチを操作しなくとも自動的に焼香を開始させることができ、スイッチの入れ忘れ及び切れ忘れを防止すると共に、操作の手間を低減することができる。また、当該香炉用ヒーター制御装置は、ヒーターへの電流供給開始後、予め設定した第一設定時間経過後に電流供給を停止することで、スイッチの消し忘れを無くすことができるため、高い安全性と省力性とを有する。特に当該香炉用ヒーター制御装置は、スイッチのオンオフを共に自動化しているため、オンのみを自動化した場合に生じやすいスイッチの消し忘れを確実に防止できる。また、このように一定時間後に電流供給を停止することで、当該香炉用ヒーター制御装置はヒーターの高温損傷を防止して寿命を高めることができる。さらには人が離れても一定時間は加熱が続くため、例えば人が当該香炉用ヒーター制御装置及び香炉を配置した部屋内で別の場所(センサーの感知領域外)に移動しても焼香を継続させて、焼香の香りを継続的に供給することができる。
また、当該香炉用ヒーター制御装置は、第一電圧でヒーターを加熱後、予め設定した第二設定時間経過後から第一電圧よりも低い第二電圧でヒーターを加熱することで、抹香を素早く焚くことができると共に、ヒーターの高温化を抑制してその寿命をさらに高めることができる。
さらに当該香炉用ヒーター制御装置は、参拝者の人数や参拝頻度等に合わせて第二電圧や第二設定時間等を調整つまみによって容易に変更することができる。また、当該香炉用ヒーター制御装置は、運転表示LED16及び出力レベル表示LED17によってヒーターの加熱状況を容易に確認することができる。
<その他の実施形態>
本発明の香炉用ヒーター制御装置は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、電流供給制御部が第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、第一電圧よりも低い第二電圧で電流をヒーターに供給する電圧変更機能を有したが、電流供給制御部がこの電圧変更機能を有しない香炉用ヒーター制御装置も本発明の意図する範囲である。
[電気香炉]
次に、適宜図面を参照しつつ本発明の香炉用ヒーター制御装置を用いた電気香炉の実施の形態を詳説する。
当該電気香炉は、図1及び図2に示す当該香炉用ヒーター制御装置と、図3に示す香炉本体200とを備える。この香炉本体200は、ヒーター21を内蔵する。
香炉本体200は、抹香を焚く銅板皿22と、抹香を収容する抹香皿24とを有する。銅板皿22の底部には、ヒーター21が配設されている。このヒーター21はマイカ(雲母)製の支持板23に固定されており、この支持板23が銅板皿22の底面に取付けられている。これにより、ヒーター21が銅板皿22の底面において上方(表面側)に表出するように配設されている。支持板23の銅板皿22への取付けは、例えばネジ止めによって行うことができる。なお、上記支持板23は、マイカ板を複数枚を重ねて形成してもよい。
上記ヒーター21としては、公知のものを用いることができ、例えばニクロム線ヒーターやセラミックヒーター等を用いることができる。
ヒーター21と当該香炉用ヒーター制御装置のヒーター用電流出力端子19との接続は、例えばヒーター21に差込型ピン端子を装着し、この端子と当該香炉用ヒーター制御装置のヒーター用電流出力端子19とを電線で電気的に接続することで行うことができる。
当該電気香炉は、当該香炉用ヒーター制御装置の上述した機能によって、焼香の開始及び停止を自動的に行うことができるため、利便性及び安全性に優れる。
なお、当該電気香炉の香炉本体は図3に示す角型に限定されず、丸型の香炉本体を用いることも可能である。
[香炉用ヒーターの制御方法]
次に、適宜図面を参照しつつ本発明の香炉用ヒーターの制御方法の実施の形態を詳説する。
当該香炉用ヒーターの制御方法はセンサーによって電気香炉のヒーターへの電気供給を制御するものであり、センサーから人の接近の感知信号を受け取る感知信号受信手段と、上記感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始する電流供給開始手段と、上記ヒーターへの電流供給を設定時間後に停止する電流供給停止手段とを備える。具体的には、当該香炉用ヒーターの制御方法は、図4に示すように、センサーからの感知信号を受け取る感知ステップS1と、上記感知信号によってヒーターに電流供給を開始する電流供給ステップS2と、上記ヒーターへの電流供給を設定時間後に停止するタイマーステップS3と、終了判断ステップS4とを有する。
(感知ステップ)
感知ステップS1は、上記感知信号受信手段に該当し、センサーからの感知信号を監視し、信号の確認(検出)により次の電流供給ステップS2へ進む判断を行う。上記センサーは、上述の香炉用ヒーター制御装置で用いたものと同様のものを使用できる。当該香炉用ヒーターの制御方法は、センサーからの感知信号を検出すると、次の電流供給ステップS2へと進む。感知ステップS1において感知信号が無い場合は、感知ステップS1が繰り返され、センサーからの感知信号を待ち続ける。
(電流供給ステップ)
電流供給ステップS2は、上記電流供給開始手段に該当し、ヒーターへの電流供給を開始する。具体的には、ヒーターへの電流供給を制御する装置に信号を送信し、ヒーターへの電流供給を開始させる。その後、当該香炉用ヒーターの制御方法は、次のタイマーステップS3へ進む。上記ヒーターは、上述の電気香炉で用いたものと同様のものを使用できる。
(タイマーステップ)
タイマーステップS3は、上記電流供給停止手段に該当し、電流供給開始後、予め設定した時間が経過(タイマーアップ)した時点で、上記ヒーターへの電流供給を制御する装置に信号を送信し、ヒーターへの電流供給を停止させる。その後、当該香炉用ヒーターの制御方法は、終了判断ステップS4へと進む。
(終了判断ステップ)
終了判断ステップS4は、感知ステップS1に戻り、センサーからの感知信号を待つ状態に戻るかどうかを判断する。つまり、終了判断ステップS4は、終了条件が満たされない場合には、上記各ステップ(感知ステップS1〜タイマーステップS3)を繰り返す。一方、終了条件が満たされる場合には、当該香炉用ヒーターの制御方法は終了する。この終了条件は、例えばこの制御方法を実現する制御装置の主電源をオフにすることや、この制御装置上で終了操作をすることが該当する。
なお、当該香炉用ヒーターの制御方法は、上記主電源をオンにするか、上記制御装置上で開始操作を行うことで開始させることができる。
(利点)
当該香炉用ヒーターの制御方法は、センサーからの人の接近の感知信号によってヒーターに電流を供給するため、人がスイッチを操作しなくとも自動的に焼香を開始させることができ、スイッチの入れ忘れ及び切れ忘れを防止すると共に、操作の手間を低減することができる。また、当該香炉用ヒーターの制御方法は、ヒーターへの電流供給開始後、予め設定した設定時間経過後に電流供給を停止することで、スイッチの消し忘れを無くすことができるため、高い安全性と省力性とを有する。
なお、当該香炉用ヒーターの制御方法は、上記電流供給ステップS2において、センサーからの感知信号受信後に第一電圧で電流を上記ヒーターに供給し、ヒーターへの電流供給を停止する第一設定時間経過前かつ予め設定した第二設定時間経過後に、上記第一電圧よりも低い第二電圧で電流を上記ヒーターに供給するようにすることができる。このように第一電圧でヒーターを加熱後、予め設定した第二設定時間経過後にヒーターへの供給電流を第二電圧に低減することで、当該香炉用ヒーターの制御方法によって、抹香を素早く焚くことができると共に、ヒーターの高温化を抑制してその寿命をさらに高めることができる。
以上説明したように、本発明の香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法は、香炉の加熱の開始及び停止を自動的に行うことができ、利便性及び安全性に優れる。そのため、焼香装置又はその一部として好適に用いることができる。
1 センサー
2 電流供給制御部
2a 処理部
2b 供給部
10 リレー
10a 短絡部
11、12 IC
13a 第一可変抵抗
13b コンデンサ
13c 調整つまみ
14a 第二可変抵抗
14b 調整つまみ
15 主電源スイッチ
16 運転表示LED
17 出力レベル表示LED
18 タイマー
18a タイマースイッチ
19 ヒーター用電流出力端子
20 プラグ
20a アース端子
21 ヒーター
22 銅板皿
23 支持板
24 抹香皿
100 筐体
200 香炉本体

Claims (3)

  1. 電気香炉のヒーターに電気を供給する香炉用ヒーター制御装置であって、
    人の接近を感知するセンサーと、
    上記センサーの感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始すると共に、上記ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する電流供給制御部と
    を備え
    上記電流供給制御部が、上記センサーからの感知信号受信後に第一電圧で電流を上記ヒーターに供給し、上記第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、上記第一電圧よりも低い第二電圧で電流を上記ヒーターに供給することを特徴とする香炉用ヒーター制御装置。
  2. 請求項1に記載の香炉用ヒーター制御装置と、ヒーターを内蔵した香炉本体とを備える電気香炉。
  3. 電気香炉のヒーターへの電気供給の制御方法であって、
    センサーから人の接近の感知信号を受け取る手段と、
    上記感知信号によって上記ヒーターに電流供給を開始する手段と、
    上記ヒーターへの電流供給を第一設定時間経過後に停止する手段と
    を備え
    上記電流供給開始手段が、上記センサーからの感知信号受信後に第一電圧で電流を上記ヒーターに供給し、上記第一設定時間経過前かつ第二設定時間経過後に、上記第一電圧よりも低い第二電圧で電流を上記ヒーターに供給することを特徴とする香炉用ヒーターの制御方法。
JP2013146855A 2013-07-12 2013-07-12 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法 Active JP5399584B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013146855A JP5399584B1 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013146855A JP5399584B1 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5399584B1 true JP5399584B1 (ja) 2014-01-29
JP2015016241A JP2015016241A (ja) 2015-01-29

Family

ID=50112385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013146855A Active JP5399584B1 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5399584B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102255326B1 (ko) * 2019-10-11 2021-06-01 이태완 휴대전화를 활용한 상시 충전기능을 갖는 도난 방지용 봉안당 전자 명패·액자
KR102255316B1 (ko) * 2019-10-11 2021-06-01 이태완 휴대전화를 활용한 상시 충전기능을 갖는 봉안당용 전자 명패·액자

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09289944A (ja) * 1996-04-30 1997-11-11 Hochiki Corp 自動焼香装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09289944A (ja) * 1996-04-30 1997-11-11 Hochiki Corp 自動焼香装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015016241A (ja) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109564002B (zh) 炉灶、抽油烟机及其控制方法
US9220130B1 (en) Method and apparatus for controlling operation of range top heating elements for cooking
CN113167479B (zh) 具有一体式温度监测和防火系统的烹饪容器支撑系统
US11212880B2 (en) Induction cooking top
US7002109B2 (en) Automatic stove timer and alarm apparatus and method of use
JP5399584B1 (ja) 香炉用ヒーター制御装置、電気香炉及び香炉用ヒーターの制御方法
US8895903B2 (en) Methods and apparatus for controlling the supply of power to a radiant heater of a cooking appliance
CA3064260A1 (en) Gas cooktop fire prevention and alarm system
US10757761B2 (en) Apparatus and method for safely warming food
JP2009145014A (ja) 加熱調理器
JP5453180B2 (ja) 過熱防止機能付ガスコンロ
CN211084148U (zh) 燃烧灶具
CN205425124U (zh) 人体感应电暖器
CN203718848U (zh) 电加热盘
CN107468047B (zh) 一种电饭锅
US7342329B2 (en) Power supply for electrical domestic appliances and domestic appliances for co-action with such a power supply
CN112413667A (zh) 厨房电器的控制方法、装置及厨房电器
CN203000528U (zh) 多功能电热锅
JP5080956B2 (ja) 加熱調理器における電源切状態用監視装置
ES2289109T3 (es) Procedimiento y dispositivo para controlar un aparato electrico de coccion.
CN216166999U (zh) 保护型多士炉
CN220817812U (zh) 燃气灶的控制系统和燃气灶
CN213273012U (zh) 一种温控组件及加湿器
CN215071776U (zh) 供电电路及烹饪器具
CN212319803U (zh) 一种安全型等离子体灶

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250