JP5398051B2 - 洗剤組成物 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は
〔1〕アクリル酸系ポリマーとスメクタイト系粘土鉱物とを水系媒体の存在下に接触処理して得られる修飾スメクタイト系粘土鉱物からなる汚れ移り防止剤、
〔2〕〔1〕記載の汚れ移り防止剤を含有する洗剤組成物
に関する。
[Si8 (Mga Alb )O20(OH)4 ]X−・MeX+ (I)
(式中、0<a≦6、0<b≦4、好ましくは0<a<6、0<b<4、x=12−2a−3bであり、MeはNa、K、Li、Ca、Mg及びNH4の少なくとも1種を表す。Meは、好ましくは、少なくともNaである。)
尚、粘土鉱物中のNa/Caの質量比は、次の方法で測定する。
粘土鉱物を乳鉢で粉砕し、目開き125μmの篩を通過した試料0.1gをマイクロウェーブ湿式灰化装置(自動)で硫酸−過酸化水素分解したのち、メスフラスコにて50mLにメスアップして、ICP発光分析装置で測定してNaとCa量を定量して計算する。
同様に汚れの再付着防止性の観点から、粘土鉱物に含有されるCaの質量割合は、粘土鉱物中、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。Caの質量割合は、上記のNa/Caの質量比と同様に、Ca定量値をサンプル質量と比較して計算することができる。
(i)アニオン系モノマー
イタコン酸、メタリルスルホン酸、(無水)マレイン酸又はそれらのアルカリ金属塩
(ii)ノニオン系モノマー
(メタ)アクリル酸の炭素数1〜12のエステル、好ましくは(メタ)アクリル酸メチル又は(メタ)アクリル酸エチル、酢酸ビニル、エチルビニルアルコール、ビニルピロリドン
(iii)その他
イソプレンなどの炭素数1〜8のオレフィン
を挙げることができる。
本発明において修飾スメクタイト系粘土鉱物とは、アクリル酸系ポリマーとスメクタイト系粘土鉱物とを水系媒体の存在下に接触処理して得られたものであり、スメクタイト粘土鉱物の表面ないし内部までアクリル酸系ポリマーが付着した状態であると考えられる。このような化合物を得るためには、例えば、アクリル酸系ポリマー粉末と少量の水分を吸わせたスメクタイト系粘土鉱物を粉末で混合して得る方法、アクリル酸系ポリマー水溶液をスメクタイト系粘土鉱物に噴霧して得る方法、スメクタイト系粘土鉱物とアクリル酸系ポリマーとを水系媒体中で混合し、乾燥して得る方法などを挙げることができる。本発明では特にスメクタイト系粘土鉱物とアクリル酸系ポリマーとを水系媒体中で混合し、乾燥して得る方法が好ましい。前記好ましい方法は、例えば以下の4つの工程を含む。
工程(1):スメクタイト系粘土鉱物を水100質量部に対して1〜10質量部を添加後、分散又は溶解させる工程、
工程(2):アクリル酸系ポリマーを水100質量部に対して0.1〜40質量部を添加し、分散させ、これを工程(1)のスメクタイト系粘土鉱物の分散液又は溶解液と上記の割合になるように混合する工程、
工程(3):工程(2)で得られた混合液をそのまま乾燥させることで、修飾スメクタイト系粘土鉱物を得る工程、乾燥方法としては、加熱する場合は80℃から120℃で乾燥してもよいし、或いは凍結乾燥してもよい、
工程(4):所望により、乾燥後のアクリル酸系ポリマーが修飾したスメクタイト系粘土鉱物を粉砕、或いは整粒する工程。
この方法において、工程(2)で得られた混合液中に、界面活性剤、アクリル酸系ポリマー以外のポリマー、水溶性無機塩、有機酸塩などを添加してもよい。
(a)修飾スメクタイト系粘土鉱物
本発明において修飾スメクタイト系粘土鉱物は、前記したものを用いることができる。洗剤組成物に配合する場合、汚れの再付着防止性の点から、洗剤組成物中の(a)成分の含有量は、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、7質量%以上がさらに好ましく、10質量%以上が特に好ましい。組成のバランスの点から、25質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。
本発明の洗剤組成物は、好ましくは(b)成分として界面活性剤を含有する。特に、本発明の洗剤組成物は、洗浄力を付与するために、(b−1)非イオン性界面活性剤と、(b−2)陰イオン性界面活性剤とを含有することが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、アルキル基の炭素数が10〜18であって炭素数が2〜4のアルキレンオキシドを平均3〜10モル付加させたポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキル基の炭素数が8〜22の脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキシド付加物、アルキル基の炭素数が8〜22のショ糖脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が8〜22のアルキルグリコシド、アルキル基の炭素数が8〜22の脂肪酸グリセリンモノエステルなどを挙げることができる。この中でも本発明の洗剤組成物は、非イオン界面活性剤としてポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有することが好ましく、更には炭素数10〜16の、好ましくは炭素数10〜14の、最も好ましくは12〜14のアルキル鎖をもつ、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。すすのような疎水性微粒子の再付着防止性の点から、エチレンオキサイド(EO)の平均付加モル数が、好ましくは4〜8であり、より好ましくは4.5〜8であり、より好ましくは4.5〜7であり、より好ましくは5〜7であり、より好ましくは5〜6.5である。木綿への再付着防止性の点からは、平均付加モル数が、4.5〜8のものが好ましく、5〜7のものがより好ましい。また、ポリエステルと木綿の混紡生地への再付着防止性の点からは、平均付加モル数が、好ましくは4〜7、より好ましくは4.5〜6.5のものが優れている。
本発明の洗剤組成物に用いられる(b−2)陰イオン性界面活性剤としては、好ましくは炭素数10〜18の、より好ましくは炭素数12〜16の、さらに好ましくは炭素数12〜14のアルキル鎖又はアルケニル鎖を持つ、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルファスルフォ脂肪酸メチルエステル塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面活性剤、アルキル又はアルケニルリン酸エステル又はその塩等が使用できる。特に、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩が好ましい。本発明では牛脂やヤシ油由来の脂肪酸塩を配合してもよいが、汚れの再付着防止性が十分でないために、本発明では(b−2)陰イオン性界面活性剤として、脂肪酸、及びその塩は含まず、その他界面活性剤として本効果を損なわない範囲で適宜配合するものとする。
(b)成分は、界面活性剤全体として、洗剤組成物中に好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、最も好ましくは19質量%以上含有され、洗剤粒子からしみだすことによる製品品質への影響の点から、30質量%以下が好ましく、27.5質量%以下がより好ましく、25質量%以下が最も好ましい。また、汚れの再付着防止性や洗浄性の点から非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤を主界面活性剤とすることが好ましく、洗剤組成物中の(b−1)及び(b−2)を合計した割合が、10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、19質量%以上が最も好ましい。全ての界面活性剤が(b−1)及び(b−2)成分から構成されていてもよい。
本発明の洗剤組成物に、修飾スメクタイト系粘土鉱物に含まれるアクリル酸系ポリマー以外に、別途ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸若しくはその塩、又はアクリル酸-マレイン酸共重合体若しくはその塩を含有すると、更に汚れ付着防止効果が向上するので好ましい。重量平均分子量5000以上10万以下のポリアクリル酸、ポリメタクリル酸若しくはその塩、又は重量平均分子量5000以上10万以下のアクリル酸-マレイン酸共重合体若しくはその塩を含有することが好ましい。これらの高分子は、泥のような親水性の微粒子に対する分散性に優れるために、これらの粒子の再付着防止性に効果を発揮する。この点から、洗剤組成物中の(c)成分の含有量は、0.5質量%以上が好ましく、1.0質量%以上がより好ましく、2.0質量%以上が更に好ましく、3.0質量%以上が更により好ましい。また、配合のバランスの観点から洗剤組成物中の(c)成分の含有量は、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更により好ましい。また、泥汚れの再付着防止性の点から、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はその塩がより好ましい。汚れの再付着防止性の観点から、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はその塩の重量平均分子量は5000以上5万以下が好ましく、5000以上3万以下がより好ましい。重量平均分子量は前記記載の方法で測定する。
更に、本発明ではアルカリ剤を使用することが好ましい。使用できるアルカリ剤としては、従来知られているものが挙げられる。アルカリ剤の例としては、デンス灰やライト灰と称される炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、並びにJIS1号、2号、3号等の非晶質のアルカリ金属珪酸塩、結晶性アルカリ金属珪酸塩等のアルカリ金属塩が挙げられる。洗浄性の点から、アルカリ剤の含有量は、洗剤組成物の5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上が更に好ましい。配合のバランスの点から、50質量%以下が好ましく、40質量%以下が好ましく、35質量%以下が更に好ましい。
金属イオン封鎖剤は、塩強度の増加による汚れの再付着の促進を抑制する効果があるため、配合することが好ましい。また、ビルダーとして、金属イオン封鎖剤を洗剤組成物に配合し、洗濯水中の硬度成分を捕捉することは、洗浄性の点から非常に効果的である。特にカルシウムイオン捕捉能100mgCaCO3 /g以上である金属イオン封鎖剤を配合することがより効果的であり、好ましい。かかる金属イオン封鎖剤としては、A型ゼオライトとして知られている結晶性アルミノ珪酸塩、層状ケイ酸ナトリウムとしてよく知られている結晶性珪酸ナトリウム、その他にトリポリリン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸、メチルグリシン二酢酸が挙げられる。ただし、炭酸ナトリウム、非晶質珪酸ナトリウムは、高硬度の場合、金属イオン封鎖剤として作用するが、本発明においては金属イオン封鎖剤に含まないこととする。洗剤組成物中の金属イオン封鎖剤の含有量は、洗浄性の観点から、1質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、10質量%以上がさらに好ましく、20質量%以上が特に好ましい。また、配合のバランスの観点から、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、35質量%以下がさらに好ましい。本発明では特に、一次平均粒子径が0.1〜2μmの結晶性アルミノ珪酸ナトリウム(ゼオライト)を10〜40質量%含有することが最も好ましい。なおゼオライトは、界面活性剤を含有する粉末粒子の表面に付着させることで、粉末洗剤の流動性を高めることからも好ましい基材である。
また、本発明の洗剤組成物には、前記(a)成分に用いられたアクリル酸系ポリマー及び(c)成分のポリアクリル酸、ポリメタクリル酸やアクリル酸−マレイン酸共重合体以外に、重量平均分子量数千〜数十万の有機ポリマー、例えば、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等を本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。再汚染防止性の点から、重量平均分子量30万以上の有機ポリマーは配合しないことが好ましい。
重量平均分子量は(a)成分に記載の測定方法により測定することができる。
本発明の洗剤組成物には、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、漂白剤、漂白活性化剤、酵素、香料、蛍光染料、着色剤(顔料や染料)、酸化防止剤、抗菌剤等も適宜配合することができる。特に酵素は、粒状化されたものや、液状のものとして市販されているものを用いることができ、また漂白剤としてはホウ酸又はホウ酸塩や水溶性珪酸塩で被覆された過炭酸ナトリウム(PCとも言う)を配合することができる。
ズード・ケミ社製のベントナイト3g(Na/Ca質量比=3)をイオン交換水90mLに分散させて、その分散液にポリアクリル酸Na(実効値:40%)(花王(株)製、重量平均分子量 10000;GPC測定、ポリエチレングリコール換算)2.25gをイオン交換水100mL中に分散した分散液10mLを添加して攪拌し、凍結乾燥を行い製造した。
ズード・ケミ社製のベントナイト3g(Na/Ca質量比=3)をイオン交換水90mLに分散させて、その分散液にポリアクリル酸Na(実効値:40%)(花王株式会社製、重量平均分子量 10000;GPC測定、ポリエチレングリコール換算)2.25gをイオン交換水100mL中に分散した分散液10mLを添加して攪拌し、105℃の電気乾燥機で120分乾燥して製造した。
ズード・ケミ社製のベントナイト3g(Na/Ca質量比=3)をイオン交換水90mLに分散させて、その分散液にアクリル酸/マレイン酸共重合体(実効値:40%)(Sokalan CP7(BASF社製)、重量平均分子量 50000;GPC測定、ポリエチレングリコール換算、共重合体のアクリル酸由来のモノマー構成単位の割合=50%)2.25gをイオン交換水100mL中に分散した分散液10mLを添加して攪拌し、105℃の電気乾燥機で120分乾燥して製造した。
<処理布の調製法>
試験布(注1)を次の方法にて前処理を行った。衣料用洗剤(ニュービーズ、花王(株)製)を洗濯水量の0.083質量%で使って、試験布に全自動洗濯機・標準コースを使って5回累積洗濯処理を行った。洗濯処理を行った試験布を、恒温室(25℃/40%RH)において一昼夜の乾燥及び調湿したものを処理布とした。なお、浴処理条件は、Haier(株)製全自動洗濯機JW−Z20A型を用い、標準コース(洗い15分、濯ぎ2回、脱水5分、水量15L)、水温20℃、浴比40である。
汚れ移り防止効果の評価には、布帛の洗浄試験機としてラウンダオメーター(スガ試験機株式会社製)を使用して評価を行った。
表1の洗剤組成物を硬度72mg/L(CaCO3換算)のカルシウム硬水100mLに各々溶解し、濃度が0.15質量%になるように調整し、浴液とした。次いで浴液中に、0.13gのカーボンを入れ、超音波発振器((株)国際電気エルテック製 型式U0600PB-Y)の浴槽を用いて15分間超音波照射し分散させ、ラウンダオメーター用のガラスカップに移した。
式: 再汚染防止率(%)=〔再汚染試験布の反射率/処理布の反射率〕×100
非イオン性界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル):炭素数10〜14の1級アルコールにEOを平均3モル付加させたもの
陰イオン性界面活性剤:炭素数12〜14のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
粘土鉱物1:修飾スメクタイト系粘土鉱物B
粘土鉱物2:Na/Ca質量比が3のベントナイト(ズード・ケミ社製)
ソーダ灰:デンス灰(セントラル硝子(株)製)
参考例に粘土鉱物2を加えることでより良好になるが、本願の修飾スメクタイト系粘土鉱物、例えば、修飾スメクタイト系粘土鉱物Bを用いることで、さらにその効果を高めることができる。特にT/Cブロードのときにその差は顕著である。
これら本発明の洗剤組成物を用いて、長期にわたって洗濯を行うと、粘土鉱物1を含まない洗剤組成物或いは、ポリマー非修飾の粘土鉱物2を配合する場合よりも、衣類に対して黒ずみが抑制されることが観察される。それはドラム式洗濯機において顕著である。
粘土鉱物1:修飾スメクタイト系粘土鉱物B
ノニオン: 炭素数10〜14の1級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの
LAS:アルキル基の炭素数12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
AS−Na:アルキル基の炭素数12〜16のアルキル硫酸エステルナトリウム
AAポリマー:ポリアクリル酸(重量平均分子量1.5万;GPCによる測定、ポリエチレングリコール換算)
炭酸Na:炭酸ナトリウム
結晶性シリケート:「プリフィード顆粒品」(株式会社トクヤマシルテック製)
ゼオライト:「ゼオビルダー」(4A型、ゼオビルダー社製)
PEG:ポリエチレングリコール(重量平均分子量10000)
芒硝:硫酸ナトリウム(四国化成(株)製)
漂白剤粒子:炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物(過炭酸ナトリウム)(特開2000−256699号公報の段落0019に記載の漂白剤粒子)
漂白活性化剤粒子:ラウロイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム造粒物(特開2000−256699号公報の段落0018記載の漂白剤粒子)
蛍光染料:「チノパールCBS−X」(チバガイギー社製)
酵素: 「アルカリセルラーゼK」(特開昭63−264699号公報記載)、「カンナーゼ24TK」(ノボザイム社製) 、「サビナーゼ6.0T」(ノボザイム社製) を3:1:2の質量比で使用。
Claims (4)
- アクリル酸系ポリマーとスメクタイト系粘土鉱物とを水系媒体中で混合し、乾燥して得られる修飾スメクタイト系粘土鉱物からなる汚れ移り防止剤であって、
修飾スメクタイト系粘土鉱物中のスメクタイト系粘土鉱物の含有量が、乾燥状態の質量で該修飾スメクタイト系粘土鉱物の質量のうち(3/3.9)×100〜99.9質量%である、汚れ移り防止剤。 - スメクタイト系粘土鉱物中のNa/Caの質量比が、1.0以上である請求項1記載の汚れ移り防止剤。
- 請求項1又は2記載の汚れ移り防止剤を含有する洗剤組成物。
- (a)請求項1又は2記載の汚れ移り防止剤、並びに(b)界面活性剤として(b−1)非イオン性界面活性剤、及び(b−2)陰イオン性界面活性剤を含有し、(b−1)成分と(b−2)成分の質量比〔(b−1)/(b−2)〕が0.5以上である請求項3記載の洗剤組成物。
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