JP5397126B2 - 端末装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents

端末装置、通信方法および通信プログラム Download PDF

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この発明は、端末装置間で情報の送受信をおこなう端末装置、通信方法および通信プログラムに関し、特に、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置、通信方法および通信プログラムに関する。
テレビ会議システムは、複数の端末装置間で各拠点の参加者の状況などを示す映像情報を送受信する。テレビ会議システムは、端末装置によって送受信された各拠点の映像情報をデコードして各拠点の映像を表示する。各拠点における会議の参加者は、端末装置によって表示された映像を確認して会議をおこなう。
近年では、自拠点の端末装置が送信した映像情報が相手拠点の端末装置によって、どのような映像として表示されているかを把握するため、自拠点の端末装置は、相手拠点の端末装置から、相手拠点における再生画質情報を受信する。自拠点の端末装置は、相手拠点へ送信した映像情報を、受信した再生画質にして確認用の映像として出力するコミュニケーションシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2007−150916号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来技術では、自拠点の端末装置は、相手拠点の映像情報のデコードに加え、相手拠点へ送信した映像情報を相手拠点から受信した再生画質情報に基づいてデコードをおこなう必要があり、処理負荷がかかるという問題が一例として挙げられる。
この発明は、上述した問題を解決するため、相手拠点からの映像情報のデコードだけおこなう簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相手拠点で表示されている自拠点の映像の状況を正確に把握することができる端末装置、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる端末装置は、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置であって、前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像手段と、前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信手段と、所定の条件に基づいて、前記撮像手段によって撮像された前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信手段と、を備え、前記判断手段は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする。
請求項2の発明にかかる端末装置は、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置であって、前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像手段と、前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信手段と、所定の条件に基づいて、前記撮像手段によって撮像された前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信手段と、を備え、前記受信手段は、複数の前記他拠点からそれぞれ前記他拠点映像情報を受信し、複数の前記他拠点映像情報に前記自拠点映像が含まれていた場合、前記他拠点映像情報に含まれていた前記自拠点映像同士の差分を演算し、前記差分が一定以上である場合、前記差分が一定以上あった他拠点を示す警告を前記参加者に報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項3の発明にかかる端末装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記判断手段は、所定周期で前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする。
請求項4の発明にかかる端末装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記判断手段は、所定タイミングで前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする。
請求項の発明にかかる通信方法は、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう通信方法であって、前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像工程と、前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信工程と、所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像された前記自拠点映像と、前記受信工程によって受信された前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断工程と、前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成工程と、前記生成工程によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信工程と、を含み、前記判断工程は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする。
請求項の発明にかかる通信プログラムは、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置のための通信プログラムであって、前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像させる撮像工程と、前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信させる受信工程と、所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像させた前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成させるか否かを判断させる判断工程と、前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成させ、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成させる生成工程と、前記生成工程によって生成させた前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信させる送信工程と、をコンピュータに実行させ、前記判断工程は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする。
請求項7の発明にかかる通信プログラムは、自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置のための通信プログラムであって、前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像させる撮像工程と、前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信させる受信工程と、所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像させた前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成させるか否かを判断させる判断工程と、前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成させ、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成させる生成工程と、前記生成工程によって生成させた前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信させる送信工程と、をコンピュータに実行させ、前記受信工程は、複数の前記他拠点からそれぞれ前記他拠点映像情報を受信し、複数の前記他拠点映像情報に前記自拠点映像が含まれていた場合、前記他拠点映像情報に含まれていた前記自拠点映像同士の差分を演算し、前記差分が一定以上である場合、前記差分が一定以上あった他拠点を示す警告を前記参加者に報知する報知工程をさらに備えることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、自拠点で撮像された自拠点映像に他拠点から受信された他拠点映像を合成した自拠点映像情報を送信することができる。したがって、他拠点では、自拠点から送信された自拠点映像を確認することで、自拠点の映像とともに自拠点で表示されている他拠点の映像を確認することができる。同様に、自拠点では、他拠点から送信された他拠点映像を確認することで、他拠点の映像とともに他拠点で表示されている自拠点の映像を確認することができるため、簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相互で相手拠点に表示される映像の状態を把握することができる。また、他拠点映像に自拠点映像が含まれている場合は、自拠点映像と他拠点映像との合成をおこなわないため、表示する映像に複数の自拠点映像や他拠点映像が入り込んでしまうという無限の連鎖を防ぐことができる。
請求項2にかかる発明によれば、複数拠点からの他拠点映像に含まれる自拠点映像を比較して、差分の大きい場合に警告を報知できるため、自拠点の映像が適切に送信できなかった他拠点を的確に把握することができる。
請求項にかかる発明によれば、所定周期で自拠点映像と他拠点映像とを合成することができる。すなわち、すべての映像を合成することなく他拠点で表示される自拠点の映像を確認するのに十分な程度の合成でよいため、自拠点映像と他拠点映像との合成処理の負荷を軽減することができる。
請求項にかかる発明によれば、所定タイミングで自拠点映像と他拠点映像とを合成することができるため、他拠点で表示される自拠点の映像を確認できる適切なタイミングで合成映像の生成処理の最適化を図ることができる。
請求項にかかる発明によれば、自拠点で撮像された自拠点映像に他拠点から受信された他拠点映像を合成した自拠点映像情報を送信することができる。したがって、他拠点では、自拠点から送信された自拠点映像を確認することで、自拠点の映像とともに自拠点で表示されている他拠点の映像を確認することができる。同様に、自拠点では、他拠点から送信された他拠点映像を確認することで、他拠点の映像とともに他拠点で表示されている自拠点の映像を確認することができるため、簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相互で相手拠点に表示される映像の状態を把握することができる。また、他拠点映像に自拠点映像が含まれている場合は、自拠点映像と他拠点映像との合成をおこなわないため、表示する映像に複数の自拠点映像や他拠点映像が入り込んでしまうという無限の連鎖を防ぐことができる。
請求項にかかる発明によれば、自拠点で撮像された自拠点映像に他拠点から受信された他拠点映像を合成した自拠点映像情報を送信することができる。したがって、他拠点では、自拠点から送信された自拠点映像を確認することで、自拠点の映像とともに自拠点で表示されている他拠点の映像を確認することができる。同様に、自拠点では、他拠点から送信された他拠点映像を確認することで、他拠点の映像とともに他拠点で表示されている自拠点の映像を確認することができるため、簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相互で相手拠点に表示される映像の状態を把握することができる。また、他拠点映像に自拠点映像が含まれている場合は、自拠点映像と他拠点映像との合成をおこなわないため、表示する映像に複数の自拠点映像や他拠点映像が入り込んでしまうという無限の連鎖を防ぐことができる。
請求項7にかかる発明によれば、複数拠点からの他拠点映像に含まれる自拠点映像を比較して、差分の大きい場合に警告を報知できるため、自拠点の映像が適切に送信できなかった他拠点を的確に把握することができる。
以上説明したように、本発明にかかる端末装置、通信方法および通信プログラムよれば、簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相手拠点で表示されている自拠点の映像の状況を正確に把握することができる。
本発明の実施形態1にかかるテレビ会議システムの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末の機能的構成の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態1にかかる会議映像として表示される合成映像の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末の処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1にかかる映像パケットの生成処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1にかかる映像パケットの送受信の一例を示す説明図である。 本発明の変形例にかかる自拠点の映像パケットの生成処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2にかかる映像比較・報知処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2にかかる映像比較の概要について説明する説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる端末装置、通信方法および通信プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
(全体構成)
図1を用いて、本発明の実施形態1にかかる端末装置を、テレビ会議をおこなうテレビ会議システムのために複数拠点に設置されたテレビ会議端末に適用した場合について説明する。図1は、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議システムの一例を示す説明図である。なお、本実施形態1では、各拠点(A,B,C,D)に設置されたテレビ会議端末110(110a,110b,110c,110d)によって、本発明にかかる端末装置を実現し、ネットワーク150を介してテレビ会議端末110が接続されたテレビ会議システム100またはテレビ会議端末110によって、本発明にかかる通信方法の処理が実行され、本発明にかかる通信プログラムによって、テレビ会議端末110に処理を実行させる場合について説明する。
図1において、テレビ会議システム100は、各拠点(A,B,C,D)に設置されたテレビ会議端末110a,110b,110c,110dがネットワーク150を介して接続されて構成されている。具体的には、地理的に離れた各拠点(A,B,C,D)に設置されたテレビ会議端末110a,110b,110c,110dがインターネットなどのネットワークを介して接続されたり、建物内の離れた各拠点(A,B,C,D)に設置されたテレビ会議端末110a,110b,110c,110dがLAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク150を介して接続されたりしている。また、ネットワーク150は、公衆電話回線網により構成されていてもよい。なお、図1では、テレビ会議端末110a,110b,110c,110dがネットワークを介して相互に接続されることとして説明するが、ネットワーク上の任意の位置に設置された管理サーバなどを介して相互に接続される構成でもよい。以降の説明では、各拠点の区別をしない場合、符号の末尾の記号である「a」,「b」,「c」,「d」を省略して説明する。
テレビ会議システム100は、各拠点でテレビ会議に参加する参加者116の映像および音声を各テレビ会議端末110によって相互に送受信させる。テレビ会議端末110は、CPU(セントラルプロセッシングユニット)などの機能部の筐体である本体部111に接続された、各種映像を表示する表示部112と、参加者116の映像を撮像するカメラ113と、参加者116の音声を集音するマイク114と、各種音声を出力するスピーカ115とを備えている。
テレビ会議端末110は、カメラ113によって自拠点の参加者116の映像を撮像する。テレビ会議端末110は、撮像された映像を含む映像パケットをネットワーク150を介して他拠点のテレビ会議端末110に送信する。
テレビ会議端末110は、マイク114によって自拠点における参加者116の音声を集音する。テレビ会議端末110は、集音した参加者116の音声を含む音声パケットをネットワーク150を介して他拠点のテレビ会議端末110に送信する。
テレビ会議端末110は、他拠点のテレビ会議端末110から送信される参加者116の映像を含む映像パケットを受信する。テレビ会議端末110は、受信した映像パケットをデコードして表示部112によって会議映像を表示する。
テレビ会議端末110は、他拠点のテレビ会議端末110から送信される参加者116の音声を含む音声パケットを受信する。テレビ会議端末110は、受信した音声パケットをデコードしてスピーカ115によって会議音声を出力する。
テレビ会議端末110は、映像パケットを生成する際、自拠点のカメラ113で撮像された映像に、他拠点から受信した映像パケットに含まれる他拠点の映像を合成するか否かを判断する。映像の合成に関する判断は、たとえば、前回、他拠点へ送信した映像パケットについて合成をおこなったか否かによって、前回に合成をおこなっている場合は、今回は合成しないこととする。すなわち、所定周期として合成と非合成を交互に繰り返すこととなる。以降の説明では、自拠点をテレビ会議端末110aが設置されたA拠点、他拠点をテレビ会議端末110bが設置されたB拠点として説明するが、自拠点および他拠点がいずれの拠点(A,B,C,D)に相当することとしてもよい。
テレビ会議端末110aは、A拠点の映像に、受信した映像パケットに基づくB拠点の映像を合成しないと判断された場合、カメラ113aによって撮像された映像をB拠点へ送信する映像パケットとして生成する。すなわち、A拠点の映像のみをB拠点へ送信する。
テレビ会議端末110aは、A拠点の映像に、受信した映像パケットに基づくB拠点の映像を合成すると判断された場合、A拠点の映像とB拠点の映像とを合成した合成映像をB拠点へ送信する映像パケットとして生成する。具体的には、テレビ会議端末110aは、B拠点から受信した映像パケットに基づく会議映像中のB拠点の映像を、カメラ113aによって撮像されたA拠点の映像に合成する。テレビ会議端末110aは、A拠点の映像にB拠点の映像が合成された映像をパケット化して、ネットワーク150を介してB拠点へ送信する。
B拠点のテレビ会議端末110bが表示する会議映像には、A拠点において表示されているB拠点の映像が所定の割合で含まれていることとなる。したがって、参加者116bは、表示された会議映像に含まれるB拠点の映像を確認することによって、A拠点においてB拠点の映像がどのように表示されていたのかを容易に把握することができる。同様にして、テレビ会議端末110aが表示する会議映像には、B拠点で表示されたはずのA拠点の映像が所定の割合で含まれていることとなる。したがって、参加者116aは、表示された会議映像に含まれるA拠点の映像を確認することによって、B拠点においてA拠点の映像がどのように表示されていたのかを容易に把握することができる。
(機能的構成)
図2を用いて、テレビ会議端末110の機能的構成について説明する。図2は、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末の機能的構成の一例を示す説明図である。
図2において、テレビ会議端末110は、CPU(セントラルプロセッシングユニット)201と、RAM(ランダムアクセスメモリ)202と、ROM(リードオンリーメモリ)203と、表示部112やカメラ113に対して映像の入出力を制御する映像I/F204と、スピーカ115やマイク114に対して音声の入出力を制御する音声I/F205と、各種情報の入力を受け付ける操作部206と、外部機器との通信を制御する通信I/F207と、各種情報を記憶する記憶媒体208と、を備えている。また、テレビ会議端末110の各構成部は、バス200によってそれぞれ接続されている。
CPU201は、テレビ会議端末110全体の制御をおこなう。CPU201は、RAM202をワークエリアとして、ROM203から読み込まれる各種プログラムを実行する。
映像I/F204は、CPU201の制御にしたがって、表示部112に各種情報を表示させる。映像I/F204は、他拠点のテレビ会議端末110から受信された映像パケットを、CPU201の制御にしたがって、記憶媒体208から読み出してデコードし、会議映像として表示部112に表示させる。映像I/F204は、カメラ113によって撮像された自拠点の映像や、他拠点とのテレビ会議に関する処理の入力を受け付けるための入力画面などを表示させる構成でもよい。
映像I/F204は、CPU201の制御にしたがって、カメラ113によって自拠点の参加者116の映像を撮像する。映像I/F204は、CPU201の制御にしたがって、カメラ113によって撮像された映像を記憶媒体208に出力する。
音声I/F205は、CPU201の制御にしたがって、スピーカ115に各種音声を出力させる。音声I/F205は、他拠点のテレビ会議端末110から受信された音声パケットを、CPU201の制御にしたがって、記憶媒体208から読み出してデコードし、会議音声としてスピーカ115に出力させる。音声I/F205は、他拠点とのテレビ会議に関する指示コマンドの案内音声などを出力させる構成でもよい。
音声I/F205は、CPU201の制御にしたがって、マイク114によって自拠点の参加者116の音声を集音する。音声I/F205は、CPU201の制御にしたがって、マイク114によって集音された音声を記憶媒体208に出力する。
操作部206は、参加者116などから各種情報の入力を受け付ける。操作部206は、タッチパネルや操作ボタンなどによって構成され、テレビ会議に関する情報の入力を受け付けて、入力された信号をCPU201へ出力する。
通信I/F207は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク150に接続され、このネットワーク150を介して他のテレビ会議端末110やその他外部機器に接続される。通信I/F207は、ネットワーク150とテレビ会議端末110内部のインターフェースをつかさどり、外部機器に対するデータの入出力を制御する。通信I/F207には、たとえば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
通信I/F207は、他拠点のテレビ会議端末110から送信される映像パケットおよび音声パケットを受信する。通信I/F207は、CPU201の制御にしたがって、受信した映像パケットおよび音声パケットを記録媒体208へ出力する。
通信I/F207は、CPU201の制御にしたがって、記憶媒体208に記憶された自拠点の映像および音声を、他拠点のテレビ会議端末110へ送信する。通信I/F207は、CPU201の制御にしたがって、映像および音声を含む映像パケットおよび音声パケットとして所定のタイミングで送信する。
具体的には、CPU201は、記録媒体208に記憶された自拠点の映像および音声から、他拠点のテレビ会議端末110へ送信するために映像パケットおよび音声パケットを生成する。CPU201は、生成した映像パケットおよび音声パケットを、通信I/F207を介して他拠点のテレビ会議端末110に送信する。
CPU201は、映像パケットを生成する際、自拠点の映像に、他拠点の映像を合成するか否かを判断し、判断結果に応じて映像パケットを生成する。CPU201は、前回、他拠点へ送信した映像パケットについて合成をおこなっていなければ合成すると判断する。
CPU201は、自拠点の映像に他拠点の映像を合成すると判断された場合、記憶媒体208から読み出した自拠点の映像に、表示部112に表示させる会議映像中の他拠点の映像を合成した合成映像を他拠点へ送信する映像パケットとして生成する。
ここで、図3を用いて、本発明の実施形態1にかかる会議映像として表示される合成映像について説明する。図3は、本発明の実施形態1にかかる会議映像として表示される合成映像の一例を示す説明図である。図3では、A拠点のテレビ会議端末110aからA拠点の映像と、B拠点の映像とが合成された合成映像が映像パケットとしてB拠点のテレビ会議端末110bに送信され、B拠点のテレビ会議端末110bにおいてデコードされた会議映像について説明する。
図3において、B拠点のテレビ会議端末110bは、A拠点のテレビ会議端末110aから受信した映像パケットをデコードする。テレビ会議端末110bは、表示部112bに映像パケットをデコードした会議映像300を表示させる。
表示部112bには、会議映像300として、送信元のA拠点の参加者116aのA拠点映像301と、B拠点の参加者116bのB拠点映像302とが合成されて表示されている。すなわち、A拠点のテレビ会議端末110aによって、B拠点から送信されていたB拠点の映像と、カメラ113aで撮像されたA拠点の映像とが合成された合成映像の映像パケットを生成し、生成した映像パケットをA拠点のテレビ会議端末110aからB拠点のテレビ会議端末110bへ送信している。
具体的には、A拠点のテレビ会議端末110aは、会議映像300の映像パケットを生成する際、B拠点から送信されていた映像パケットをデコードする。テレビ会議端末110aは、映像パケットをデコードした会議映像を表示部112aに表示させるとともに、前回B拠点へ送信したA拠点の映像パケットは、B拠点の映像と合成処理をおこなったか否かを判断する。
テレビ会議端末110aは、前回、合成処理をおこなっていない場合、カメラ113aで撮像したA拠点の映像に、B拠点の映像を合成した合成映像を、B拠点へ送信する映像パケットとして生成する。そして、テレビ会議端末110aは、生成した映像パケットを通信I/F207aを介してB拠点のテレビ会議端末110bへ送信する構成である。
B拠点の参加者116bは、表示部112bに表示された会議映像300に含まれるB拠点映像302を確認することで、B拠点のテレビ会議端末110bが送信していた映像が、A拠点でどのように表示されていたのかについて、A拠点に問合せることなく容易に把握することができる。
図2に戻って、記憶媒体208は、HD(ハードディスク)や着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)などである。記憶媒体208は、それぞれのドライブデバイスを有し、CPU201の制御にしたがって各種データが記録される。また、記憶媒体208からは、それぞれのドライブデバイスの制御にしたがってデータが読み取られる。
なお、各構成要素と、各機能を対応付けて説明すると、図2に示したCPU201、映像I/F204およびカメラ113によって、本発明にかかる撮像手段の機能を実現する。CPU201および通信I/F207によって、本発明にかかる受信手段および送信手段の機能を実現する。CPU201によって、本発明にかかる判断手段および生成手段の機能を実現する。
(テレビ会議端末110の処理の内容)
図4〜図6を用いて、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議システム100の処理の内容について説明する。図4〜図6では、A拠点のテレビ会議端末110aと、B拠点のテレビ会議端末110bとによってテレビ会議をおこなう場合について説明する。図4は、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末の処理の内容を示すフローチャートである。図4(a)は、A拠点のテレビ会議端末の処理の内容を示すフローチャートである。図4(b)は、B拠点のテレビ会議端末の処理の内容を示すフローチャートである。なお、図4(b)におけるステップS451〜ステップS457の処理は、図4(a)におけるステップS401〜ステップS407の処理とほぼ同様の処理であるため説明を省略する。
図4(a)のフローチャートにおいて、まず、CPU201aは、テレビ会議が開始されたか否かを判断する(ステップS401)。テレビ会議の開始は、たとえば、参加者116aによる操作部206aの操作に基づいて、通信I/F207aを介して他のテレビ会議端末110aに対して接続要求をおこなう。通信I/F207aを介して他のテレビ会議端末110bから応答を受信することによって判断される。
ステップS401において、テレビ会議が開始されるのを待って、開始された場合(ステップS401:Yes)は、CPU201は、映像I/F204aを介してカメラ113aによってA拠点の映像を撮像する(ステップS402)。
CPU201aは、通信I/F207aによって、B拠点から映像パケットを受信したか否かを判断する(ステップS403)。
ステップS403において、B拠点から映像パケットを受信しない場合(ステップS403:No)は、CPU201は、所定の時間が経過してタイムアウトしたか否かを判断する(ステップS404)。所定の時間の経過は、たとえば、図示しないタイマなどによって、会議開始や、直前のデコードなどを起点にして計時される。
ステップS404において、タイムアウトしていない場合(ステップS404:No)は、ステップS403へ戻って処理を繰り返し、タイムアウトした場合(ステップS404:Yes)は、そのままステップS405へ移行する。
ステップS403において、B拠点から映像パケットを受信した場合(ステップS403:Yes)は、CPU201aは、受信された映像パケットを記憶媒体208aに記憶して、ステップS405へ移行する。
CPU201aは、映像I/F204aを制御して、記憶媒体208aに記憶された他拠点の映像パケットを読み出してデコードし、表示部112aに会議映像を表示する(ステップS405)。このステップS405では、未受信の状態で記憶媒体208aにB拠点の映像パケットが記憶されていない場合や、B拠点の映像パケットが欠損していた場合でも、そのままデコードして黒一色映像や一部が欠損した映像などを表示することとなる。
CPU201aは、A拠点の映像パケットの生成・送信処理をおこなう(ステップS406)。ここで、図5を用いて、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末の映像パケットの生成・送信処理について説明する。図5(a)を用いて、本発明の実施形態1にかかるテレビ会議端末110aにおけるA拠点の映像パケットの生成・送信処理(図4(a)に示したステップS406)について説明する。図5(a)は、本発明の実施形態1にかかるA拠点の映像パケットの生成・送信処理(図4(a)に示したステップS406)の内容を示すフローチャートである。なお、図5(b)は、本発明の実施形態1にかかるB拠点の映像パケットの生成・送信処理(図4(b)に示したステップS456)の内容を示すフローチャートである。図5(b)におけるステップS551〜ステップS554の処理は、図5(b)におけるステップS501〜ステップS504の処理とほぼ同様であるため説明を省略する。
図5(a)のフローチャートにおいて、まず、CPU201aは、ステップS405において会議映像を表示する前にB拠点のテレビ会議端末110bに送信した映像パケットは合成した映像パケットだったか否かを判断する(ステップS501)。
ステップS501において、前回合成していない場合(ステップS501:No)は、CPU201aは、記憶媒体208aから読み出したA拠点の映像に、表示対象の会議映像中のB拠点の映像を合成する(ステップS502)。CPU201aは、ステップS502において合成した合成映像に基づいて、B拠点へ送信する映像パケットを生成する(ステップS503)。
CPU201aは、通信I/F207aを介して、ステップS503において生成された映像パケットをB拠点に送信して(ステップS504)、そのままA拠点の映像パケットの生成・送信処理を終了して、図4(a)に示したステップS407へ戻る。
ステップS501において、前回合成した場合(ステップS501:Yes)は、CPU201は、ステップS503へ移行して、ステップS402において撮像された自拠点(A拠点)の映像に基づいて、他拠点(B拠点)へ送信する映像パケットを生成する(ステップS503)。
CPU201aは、通信I/F207aを介して、ステップS503において生成された映像パケットを他拠点に送信して(ステップS504)、そのままA拠点の映像パケットの生成・送信処理を終了して、図4に示したステップS407へ戻る。
図4(a)に戻って、CPU201aは、ステップS401で開始されたテレビ会議が終了するか否かを判断する(ステップS407)。テレビ会議の終了は、たとえば、参加者116aによる操作部206aの操作に基づいて、通信I/F207aを介して他のテレビ会議端末110bに対して切断要求をおこなう。通信I/F207aを介して他のテレビ会議端末110bから応答を受信することによって判断される。
ステップS407において、テレビ会議が継続される場合(ステップS407:No)は、ステップS402へ戻って処理を繰り返す。ステップS407において、テレビ会議が終了される場合(ステップS407:Yes)は、そのまま一連の処理を終了する。
ここで、図6を用いて、図4および図5におけるテレビ会議システム100の処理の内容について具体的に説明する。図6は、本発明の実施形態1にかかる映像パケットの送受信の一例を示す説明図である。図6では、A拠点のテレビ会議端末110aの処理の内容を示す図4(a)および図5(a)と、B拠点のテレビ会議端末110bの処理の内容を示す図4(b)および図5(b)とのフローチャートの順序にしたがって説明する。
図6において、ステップS401でテレビ会議が開始されると、A拠点のテレビ会議端末110aは、ステップS402において、自拠点であるA拠点の映像を撮像する(T1)。B拠点のテレビ会議端末110bもステップS451およびステップS452において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、相手拠点から映像パケットを受信する前であるため、ステップS404においてタイムアウトすることとなる(T2)。換言すれば、テレビ会議端末110aは、ステップS504における相手拠点であるB拠点へ映像パケットの送信をおこなう前であるためタイムアウトとなる。B拠点のテレビ会議端末110bもステップS454において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、相手拠点であるB拠点から映像パケットを受信していないため、ステップS405において、B拠点の映像がないことを示す黒映像を表示する(T3)。テレビ会議端末110bもステップS455において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS406における映像パケットの生成・送信処理へ移行すると、前回は映像パケットの合成をおこなっていないため(ステップS501:No)、ステップS502において、相手拠点の映像である黒映像と、自拠点で撮像された映像とを合成し、ステップS503において相手拠点へ送信する映像パケットを生成する(T4)。テレビ会議端末110bも、ステップS456、ステップS551、ステップS552およびステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS503において生成された映像パケットを相手拠点であるB拠点へ送信すると(T5)、B拠点から送信された映像パケットを受信し、会議映像として表示する(T6)。テレビ会議端末110bもステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS407において会議が継続されている場合は、ステップS402において、新たに自拠点の映像を撮像している(T7)。テレビ会議端末110bも、ステップS457およびステップS452において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS406における映像パケットの生成・送信処理へ移行すると、前回はT4において映像パケットの合成をおこなっているため、合成はおこなわずに、自拠点であるA拠点の映像からステップS503において相手拠点であるB拠点へ送信する映像パケットを生成する(T8)。テレビ会議端末110bもステップS456およびステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS503において生成された映像パケットを相手拠点であるB拠点へ送信すると(T9)、B拠点から送信された映像パケットを受信し、会議映像として表示する(T10)。テレビ会議端末110bもステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS407において会議が継続されている場合は、ステップS402において、新たにA拠点の映像を撮像している(T11)。テレビ会議端末110bもステップS457およびステップS452において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS406における映像パケットの生成・送信処理へ移行すると、前回はT8において映像パケットの合成をおこなっていないため、ステップS502において、T10において受信・表示をおこなった相手拠点であるB拠点の映像と、自拠点であるA拠点で撮像された映像とを合成し、ステップS503においてB拠点へ送信する映像パケットを生成する(T12)。テレビ会議端末110bもステップS456、ステップS552およびステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS503において生成された映像パケットをB拠点へ送信すると(T13)、B拠点から送信された映像パケットを受信し、会議映像として表示する(T14)。テレビ会議端末110bもステップS553において同様の処理をおこなう。
テレビ会議端末110aは、ステップS407において会議が継続されている期間は、A拠点の映像に対してB拠点の映像の合成と、非合成とを繰り返して映像パケットを生成して、B拠点へ送信することとなる。テレビ会議端末110bも同様に、ステップS457において会議が継続している間は映像の合成と、非合成を繰り返して映像パケットを生成して、A拠点へ送信する構成である。
なお、本発明の各構成要素における通信方法と、本発明の実施形態1の各処理または各機能とを関連付けて説明すると、ステップS402(S452)におけるCPU201、映像I/F204およびカメラ113の処理によって、本発明にかかる撮像工程の処理が実行される。ステップS403(S453)およびステップS404(S454)におけるCPU201および通信I/F207の処理によって、本発明にかかる受信工程の処理が実行される。ステップS406(ステップS501〜ステップS503)(S456(S551〜S553))におけるCPU201および記憶媒体208の処理によって、本発明にかかる判断工程および生成工程の処理が実行される。ステップS504(S554)におけるCPU201および通信I/F207の処理によって、本発明にかかる送信工程の処理が実行される。
以上説明したように、本発明の実施形態1によれば、自拠点で撮像された自拠点映像に他拠点から受信された他拠点映像を合成した自拠点映像情報を送信することができる。したがって、他拠点では、自拠点から送信された自拠点映像を確認することで、自拠点の映像とともに自拠点で表示されている他拠点の映像を確認することができる。
同様に、自拠点では、他拠点から送信された他拠点映像を確認することで、他拠点の映像とともに他拠点で表示されている自拠点の映像を確認することができるため、自拠点の映像をデコードすることなく、簡易な構成で処理負荷の低減を図りつつ、相互で相手拠点に表示される映像の状態を把握することができる。
また、交互に合成と非合成を繰り返す構成としているため、合成された映像を繰り返し合成して、合成映像の連鎖を防止することができるとともに、無駄な合成処理をおこなうことがない。
(その他の一部の変形例)
本発明の実施形態1では特に、相互に表示対象となる映像について映像パケットとして送受信する構成としたがこれに限ることはない。すなわち、映像を送受信するデータ形式は、テレビ会議をおこなうテレビ会議端末110同士が送受信するのに適したデータ形式であればなんでもよい。このようにすることで、送受信するデータ形式について汎用性の向上を図ることができる。
また、本発明の実施形態1では特に、図6で示したようにA拠点と、B拠点の映像について、合成映像および合成をおこなっていない映像の送受信について同タイミングで説明したが、これに限ることはない。具体的には、A拠点から合成映像に基づくA拠点映像パケットが送信されるタイミングで、B拠点からは合成をおこなっていない映像に基づくB拠点映像パケットが送信される構成でもよい。
また、本発明の実施形態1では特に、ステップS501およびステップS551において、所定周期として、合成と、非合成を交互に繰り返すこととして説明したがこれに限ることはない。具体的には、たとえば、交互に繰り返す代わりに、合成と、非合成とを複数回ごとに繰り返す構成でもよい。すなわち、1回の合成の後に複数回非合成を繰り返したりしてもよく、合成処理負荷の最適化を図ることができる。また、所定周期の代わりに所定タイミングを検知して合成を判断してもよい。
ここで、図7を用いて、本変形例にかかる自拠点の映像パケットの生成・送信処理について説明する。図7は、本発明の変形例にかかる自拠点の映像パケットの生成処理(図4(a)に示したステップS406または図4(b)に示したステップS456)の内容を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、CPU201は、所定タイミングとなったか否かを判断する(ステップS701)。所定タイミングは、テレビ会議端末110の起動時、ネットワーク150環境の変動時、テレビ会議端末110のテレビ会議への新たな接続時や切断時などのタイミングである。
ステップS701において、所定タイミングとなった場合(ステップS701:Yes)は、CPU201は、記憶媒体208から読み出した自拠点の映像に、表示対象の会議映像中の他拠点の映像を合成する(ステップS702)。
CPU201は、ステップS702において自拠点の映像に会議映像中の他拠点の映像を合成した合成映像に基づいて、他拠点へ送信する映像パケットを生成する(ステップS703)。
CPU201は、通信I/F207を介して、ステップS703において生成された映像パケットを他拠点に送信して(ステップS704)、そのまま自拠点の映像パケットの生成・送信処理を終了して、図4(a)に示したステップS407(または、図4(b)に示したステップS457)へ戻る。
ステップS701において、所定タイミングとなっていない場合(ステップS701:No)は、CPU201は、ステップS703へ移行して、ステップS402において撮像された自拠点の映像に基づいて、他拠点へ送信する映像パケットを生成する(ステップS703)。
CPU201は、通信I/F207を介して、ステップS703において生成された映像パケットを他拠点に送信して(ステップS704)、そのまま自拠点の映像パケットの生成・送信処理を終了して、図4(a)に示したステップS407(または、図4(b)に示したステップS457)へ戻る。
このように、会議映像を用いずに所定タイミングによって合成の要否を判断することで、簡易な構成によって、表示する映像に複数の自拠点映像や他拠点映像が入り込んでしまうという無限の連鎖を防ぐことができる。また、所定のタイミングで、映像の合成の要否を判断することで、合成映像の生成処理の最適化を図ることができる。
また、本発明の実施形態1では特に、所定周期の経過によって、映像の合成と非合成を豪語に繰り返すこととして説明したが、これに限ることはない。具体的には、会議映像に自拠点の映像が含まれているか否かに基づいて、自拠点の映像に他拠点の映像を合成すると判断してもよい。すなわち、他拠点から送信された映像パケットをデコードした会議映像に、自拠点の映像が含まれていなければ合成すると判断する。
他拠点から送信された映像パケットに基づく会議映像に自拠点映像が含まれている場合は、自拠点映像と他拠点映像との合成をおこなわないため、表示する映像に複数の自拠点映像が入り込んでしまうことを防ぐことができ、最適な会議映像によって円滑なテレビ会議をおこなうことができる。
(実施形態2)
つぎに、本発明の実施形態2について説明する。本発明の実施形態2では、実施形態1で説明した会議映像について、複数の他拠点から受信した場合に、表示に不具合がある他拠点を報知する場合について説明する。なお、本発明の実施形態2にかかるテレビ会議システム100の概要、テレビ会議端末110の機能的構成、テレビ会議端末110の処理の内容については、実施形態1に示したそれぞれ図1、図2、図4および図5とほぼ同様であるため説明を省略する。
本発明の実施形態2においては、図4(a)に示したステップS404〜S407または図4(b)に示したステップS454〜S457の間に、複数の他拠点から受信した映像パケットについて、映像比較および報知処理をおこなう構成である。すなわち、通信I/F207は、複数の他拠点のテレビ会議端末110から送信される映像パケットを受信し、記録媒体208へ出力する。
CPU201は、複数の他拠点から送信された映像パケットをデコードした会議映像に、自拠点の映像が含まれているか否かを判断し、含まれている場合は、自拠点の映像の差分を算出する。CPU201は、差分が一定値以上である場合に、表示部112やスピーカ115によってその旨を参加者116へ報知する構成である。
(映像比較・報知処理の内容)
ここで、図8を用いて、本発明の実施形態2にかかるテレビ会議端末110による会議映像の映像比較・報知処理について説明する。図8は、本発明の実施形態2にかかる映像比較・報知処理の内容を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、CPU201は、複数の他拠点から受信した映像パケットに基づく会議映像に自拠点の映像があるか否かを判断する(ステップS801)。
ステップS801において、自拠点の映像がない場合(ステップS801:No)は、そのまま一連の映像比較・報知処理を終了し、図4のフローチャートへ戻る。ステップS1301において、自拠点の映像がある場合(ステップS801:Yes)は、CPU201は、会議映像に含まれる各自拠点の映像の画素間の差分を算出する(ステップS802)。
CPU201は、ステップS802において算出された差分が一定以上か否かを判断する(ステップS803)。差分が一定以上か否かの判断は、たとえば、自拠点の映像が適切に表示されていないことを判断するものである。
ここで、図9を用いて、本発明の実施形態2にかかるテレビ会議端末110による映像比較の概要についてB拠点のテレビ会議端末110bが、A,C,D拠点のテレビ会議端末110a,110c,110dからA拠点の映像を含む会議映像の映像パケットを受信する例を説明する。図9は、本発明の実施形態2にかかる映像比較の概要について説明する説明図である。
図9において、B拠点のテレビ会議端末110bは、テレビ会議端末110a,110c,110dから映像パケットを受信する。テレビ会議端末110bは、A,C,D拠点から受信した映像パケットをA拠点の会議映像900、C拠点の会議映像910、D拠点の会議映像920としてそれぞれデコードする。
会議映像900には、参加者116aのA拠点映像901と、A拠点で表示された参加者116bのB拠点映像902とが合成されている。会議映像910には、参加者116cのC拠点映像911と、C拠点で表示された参加者116bのB拠点映像912とが合成されている。会議映像920には、参加者116dのD拠点映像911と、C拠点で表示された参加者116bのB拠点映像922とが合成されている。
会議映像920におけるB拠点映像922には、欠損個所950が存在しており、B拠点の自拠点とする各B拠点映像902,912,922の画素間の差分を算出すると、B拠点映像922について一定以上の差分が算出されることとなる。
テレビ会議端末110bは、一定以上の差分があったB拠点映像922を含む会議映像920の送信元のD拠点に対して、自拠点であるB拠点の映像パケットが適切に送信されなかったこととして、その旨を報知する。報知は、たとえば、B拠点の参加者116bに対して「D拠点でうまく再生できていません」などのメッセージ960を表示する。
図8に戻って、ステップS803において、一定以上の差分がない場合(ステップS803:No)は、そのまま一連の映像比較・報知処理を終了し、図4のフローチャートへ戻る。
ステップS803において、一定以上の差分があった場合(ステップS803:Yes)は、CPU201は、映像I/F204を制御して、表示部112に一定以上の差分があった旨を表示して(ステップS804)、一連の映像比較・報知処理を終了し、図4のフローチャートへ戻る。
以上説明したように、本発明の実施形態2によれば、他拠点の映像に含まれる自拠点の映像を比較して、差分の大きい場合に警告を報知できるため、自拠点の映像が適切に送信できなかった他拠点を的確に把握することができる。
(その他の一部の変形例)
本発明の実施形態2では特に、自拠点の参加者116に対して、自拠点の映像が適切に送信されなかった他拠点を報知することとしたが、これに限ることはない。具体的には、図9の例で、たとえば、テレビ会議端末110bは、他拠点A,C,Dに対しても、適切に映像が送信されていない拠点間を報知することとしてもよい。相互に、通信が適切に確立されていないことを報知することで、参加者116は、通信が確立できない拠点間を特定することができる。
また、本発明の実施形態2では特に、各会議映像900,910,920における各B拠点映像902,912,922の画素間の差分を算出することとして説明したが、テレビ会議端末110bは、タイムスタンプを付与してB拠点映像902,912,922を送信した場合、同時刻のタイムスタンプが付与されている場合に差分を算出する構成でもよい。タイムスタンプを利用することで、通信の不具合を正確に把握することができる。
また、本発明の実施形態2では特に、各会議映像900,910,920における各B拠点映像902,912,922の画素間の差分を算出することとして説明したが、これに限ることはない。具体手には、たとえば、テレビ会議端末110bは、自装置が送信したB拠点映像902,912,922を一時保持可能とする。各会議映像900,910,920における各B拠点映像902,912,922と、一時保持されている(かつて自装置が送信した)B拠点映像902,912,922との差分をそれぞれ算出する構成でもよい。このようにすれば、通信の不具合を正確に把握することができる。
また、本発明の実施形態2では特に、一定以上の差分があった旨をメッセージ960として表示する構成としたが、これに限ることはない。具体的には、一定以上の差分があるD拠点からの会議映像920を強調表示したり、音声による報知をおこなったりしてもよい。このように、様々な報知形態を適用することで、テレビ会議端末110の利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の実施形態2では特に、D拠点に映像パケットが適切に送信されなかったこととしてメッセージ960を表示することとしたが、これに限ることはない。具体的には、D拠点から送信される映像パケットに不具合について「D拠点からの送信に不具合があります」や「D拠点との通信に不具合が発生しています」というメッセージでもよい。
また、上述した説明では、実施形態1、実施形態2および一部の変形例について別々の例として説明したが、これに限ることはない。すなわち、それぞれ実施形態1、実施形態2および一部の変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
なお、本発明の実施形態1、2および変形例で説明した通信方法は、あらかじめ用意された通信プログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。この通信プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 テレビ会議システム
110(110a,110b,110c,110d) テレビ会議端末
111(111a,111b,111c,111d) 筐体
112(112a,112b,112c,112d) 表示部
113(113a,113b,113c,113d) カメラ
114(114a,114b,114c,114d) マイク
115(115a,115b,115c,115d) スピーカ
116(116a,116b,116c,116d) 参加者
150 ネットワーク
200 バス
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 映像I/F
205 音声I/F
206 操作部
207 通信I/F
208 記憶媒体

Claims (7)

  1. 自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置であって、
    前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像手段と、
    前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信手段と、
    所定の条件に基づいて、前記撮像手段によって撮像された前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信手段と、
    を備え
    前記判断手段は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、
    前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする端末装置。
  2. 自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置であって、
    前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像手段と、
    前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信手段と、
    所定の条件に基づいて、前記撮像手段によって撮像された前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、複数の前記他拠点からそれぞれ前記他拠点映像情報を受信し、複数の前記他拠点映像情報に前記自拠点映像が含まれていた場合、前記他拠点映像情報に含まれていた前記自拠点映像同士の差分を演算し、前記差分が一定以上である場合、前記差分が一定以上あった他拠点を示す警告を前記参加者に報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする端末装置。
  3. 前記判断手段は、所定周期で前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記判断手段は、所定タイミングで前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう通信方法であって、
    前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像する撮像工程と、
    前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信する受信工程と、
    所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像された前記自拠点映像と、前記受信工程によって受信された前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像とを合成するか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成し、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信する送信工程と、
    を含み、
    前記判断工程は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする通信方法。
  6. 自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置のための通信プログラムであって、
    前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像させる撮像工程と、
    前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信させる受信工程と、
    所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像させた前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成させるか否かを判断させる判断工程と、
    前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成させ、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成させる生成工程と、
    前記生成工程によって生成させた前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信させる送信工程と、
    をコンピュータに実行させ
    前記判断工程は、前記他拠点映像情報に含まれる前記他拠点映像に、前記自拠点映像が含まれているか否かを判断し、前記自拠点映像が含まれていた場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断し、前記自拠点映像が含まれていない場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成すると判断することを特徴とする端末装置のための通信プログラム。
  7. 自拠点と、ネットワークを介して接続された複数の他拠点との間で送受信される情報を利用して会議をおこなう端末装置のための通信プログラムであって、
    前記自拠点の参加者を含む自拠点映像を撮像させる撮像工程と、
    前記他拠点から、他拠点映像を含む他拠点映像情報を受信させる受信工程と、
    所定の条件に基づいて、前記撮像工程によって撮像させた前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成させるか否かを判断させる判断工程と、
    前記判断工程によって前記自拠点映像と、前記他拠点映像とを合成しないと判断された場合、前記自拠点映像から前記他拠点に対して送信する自拠点映像情報を生成させ、合成すると判断された場合、前記自拠点映像と、前記他拠点映像とから前記自拠点映像情報を生成させる生成工程と、
    前記生成工程によって生成させた前記自拠点映像情報を、前記他拠点に対して送信させる送信工程と、
    をコンピュータに実行させ
    前記受信工程は、複数の前記他拠点からそれぞれ前記他拠点映像情報を受信し、複数の前記他拠点映像情報に前記自拠点映像が含まれていた場合、前記他拠点映像情報に含まれていた前記自拠点映像同士の差分を演算し、前記差分が一定以上である場合、前記差分が一定以上あった他拠点を示す警告を前記参加者に報知する報知工程をさらに備えることを特徴とする端末装置のための通信プログラム。
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