JP5396645B2 - 情報関連付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報関連付け装置に係り、特に、車両に乗車する乗員と車両内における携帯通信端末とを関連付ける情報関連付け装置に関する。
近年、車両を運転するドライバや同乗者に対して、携帯電話などの携帯通信端末を介して情報提供を行うことがある。このような情報提供を行うにあたり、車両内の乗員と携帯通信端末とを関連付け、携帯通信端末に関連付けられた乗員に対する情報を当該携帯通信端末に提供することが行われる。
このように、携帯通信端末と乗員との間における関連付けを行う技術として、従来、車室内の座席と携帯通信端末の端末IDとを関連付ける監視システムが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。この監視システムでは、車両操縦者(ドライバ)が所有する携帯通信端末と車両操縦者との関連付けを行っている。具体的には、携帯通信端末が運転席にある場合、携帯通信端末と車両操縦者とを関連付けしている。
また、携帯通信端末の車両内への持ち込み順序と乗員が乗車する際における運転者の乗り込み順序が一致する場合にも携帯通信端末と車両操縦者とを関連付けしている。さらには、運転席のドアが開いたときに持ち込まれた携帯通信端末が認識された場合に、携帯通信端末と車両操縦者とを関連付けしている。
特開2009−140445号公報
しかし、上記特許文献1に開示された監視システムでは、携帯通信端末と車両操縦者を適切に関連付けできないことが考えられる。たとえば、車両操縦者の携帯通信端末が運転席にない場合、運転席のドアが開いたとき以外に車両操縦者の携帯通信端末が車両に持ち込まれた場合などには、携帯通信端末と車両操縦者を適切に関連付けできないこととなるという問題があった。また、車両操縦者以外の乗員と携帯通信端末との関連付けについては考慮されていないという問題もあった。
そこで、本発明の課題は、ドライバが所有する携帯通信端末とドライバとを精度良く関連付けすることができる情報関連付け装置を提供することにある。さらには、ドライバ以外の乗員と携帯通信端末との関連付けを行うことができる情報関連付け装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る情報関連付け装置は、車両内の携帯通信端末を検知する携帯通信端末検知手段と、車両内の乗員を検知する乗員検知手段と、携帯通信端末検知手段に検知された携帯通信端末と、乗員検知手段に検知された乗員との間で関連付けを行う関連付け手段と、関連付けられた携帯通信端末と乗員との関連付け情報を保存する関連付け情報保存手段と、を備え、関連付け手段は、乗員検知手段で検知した車両内の乗員がドライバ一人である場合に、携帯通信端末検知手段に検知された携帯通信端末と乗員検知手段に検知された乗員とを関連付けて、乗員検知手段で検知された乗員が複数である場合には、車両に乗車している複数の乗員のうち、関連付け情報保存手段に関連付け情報が未保存とされた乗員である未保存乗員が一人であり、かつ、車両に未関連付けとなっている携帯通信端末である未関連付け携帯通信端末が検知された場合に、未保存乗員と未関連付け携帯通信端末とを関連付ける情報関連付けることを特徴とする。
本発明に係る情報関連付け装置は、乗員検知手段で検知した車両内の乗員がドライバ一人である場合に、携帯通信端末検知手段に検知された携帯通信端末と乗員検知手段に検知された乗員とを関連付ける。このため、乗員がドライバ一人である場合には、車両内における携帯通信端末の置き場所や携帯通信端末が持ち込まれた際に開いたドアなどによらず、ドライバが所有する携帯通信端末とドライバとを関連付けることができる。したがって、ドライバが所有する携帯通信端末とドライバとを精度良く関連付けすることができる。
本発明に係る情報関連付け装置では、関連付けられた携帯通信端末と乗員との関連付け情報を保存する関連付け情報を保存しておき、未保存乗員と未関連付け携帯通信端末とを関連付けている。このため、ドライバ以外の乗員についても、所定の条件が満たされることによって、ドライバ以外の乗員についても携帯通信端末と関連付けすることができる。
また、関連付けられた携帯通信端末と乗員との情報を保存する関連付け情報保存手段をさらに備え、携帯通信端末検知手段によって複数の携帯通信端末が検知され、乗員に対して関連付けされた携帯通信端末が情報保存手段に複数保存されている場合に、関連付けの対象となる特定乗員に関連付けされた回数が多い携帯通信端末を特定乗員の携帯通信端末と関連付ける態様とすることができる。
本発明に係る情報関連付け装置においては、複数の携帯通信端末が検知され、関連付けされた携帯通信端末が情報保存手段に複数保存されている場合に、関連付けの対象となる特定乗員に関連付けされた回数が多い携帯通信端末を特定乗員の携帯通信端末と関連付ける。このため、特定乗員が他の者の携帯通信端末を含めた複数の携帯通信端末を車内に持ち込んでしまった場合でも、特定乗員と携帯通信端末とを精度よく関連つけることができる。
本発明に係る情報関連付け装置によれば、ドライバが所有する携帯通信端末とドライバとを精度良く関連付けすることができる。さらには、ドライバ以外の乗員と携帯通信端末との関連付けを行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報関連付け装置のブロック構成図である。 第1の実施形態に係る情報関連付け装置におけるデータ作成の際の処理手順を示すフローチャートである。 ドライバに関連付けられた携帯電話を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報関連付け装置におけるデータ作成の際の処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図示の便宜上、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致しない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報関連付け装置のブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報関連付け装置1は、関連付ECU[Electronic ControlUnit]1を備えている。関連付ECU10には、ドライバ検知センサ2、乗員検知センサ3、および携帯電話検知センサ4が接続されている。
ドライバ検知センサ2は、たとえば車室内における運転席を視認可能な位置に配置されたドライバモニタリング用カメラを備えている。ドライバ検知センサ2では、ドライバモニタリング用カメラで撮像した画像に画像処理を施すことにより、車両に乗車するドライバを検知している。ドライバ検知センサ2は、ドライバを検知した場合に、検知したドライバに対応するドライバ検知信号を関連付ECU10に送信する。ドライバを検知するドライバ検知センサとしては、そのほか、指紋認証付のハンドルを用意し、ドライバがハンドルを握った際に指紋認証を行うことによってドライバを検知する態様とすることなどもできる。
乗員検知センサ3は、たとえば車両の運転席および運転席以外の座席に設けられた着座センサからなる。乗員検知センサ3では、車両の座席に着座する乗員を検知している。さらに、乗員検知センサ3は、乗員を検知した場合に、乗員検知信号を関連付ECU10に送信する。
携帯電話検知センサ4は、車室内に持ち込まれた携帯通信端末である携帯電話から出射される電波を検知している。携帯電話検知センサ4では、携帯電話から出射される電波を検知した場合に、携帯電話が車室内に持ち込まれていることを検知する。携帯電話検知センサ4は、携帯電話が車室内に持ち込まれていることを検知した場合に、携帯電話検知信号を関連付ECU10に送信する。また、携帯電話検知センサ4では、車室内に複数の携帯電話が持ち込まれた場合に、複数の携帯電話のそれぞれに応じた携帯電話検知信号を関連付ECU10に送信する。
また、関連付ECU10は、ドライバ特定部11、乗員認識部12、携帯電話認識部13、関連付け実行部14、および関連付け情報記憶部15を備えている。ドライバ特定部11は、ドライバ検知センサ2から送信されるドライバ検知信号に基づいて、車両に乗車しているドライバを特定する。ドライバ特定部11では、車両に乗車しているドライバを特定した場合に、ドライバ特定信号を関連付け実行部14に出力する。
乗員認識部12は、乗員検知センサ3から送信される乗員検知信号に基づいて、車両に乗車している乗員を認識する。ここでは、座席に着座する乗員を着座した座席の位置に応じて認識している。乗員認識部12では、認識した乗員に基づいて、車両の乗車人数を確認する。たとえば、2つの座席における乗員検知信号から乗員検知信号が送信されている場合には、乗員が2人であることを確認する。乗員認識部12では、確認した乗員および車両への乗車人数に応じた乗員信号を関連付け実行部14に出力する。
携帯電話認識部13は、携帯電話検知センサ4から送信される携帯電話検知信号に基づいて、車室内に持ち込まれた携帯電話の有無を確認する。また、携帯電話検知信号が複数送信されている場合には、携帯電話検知信号に応じた携帯電話を認識する。携帯電話認識部13は、車室内の携帯電話が持ち込まれていることを確認した場合に、持ち込まれた携帯電話に応じた携帯電話持込信号を関連付け実行部14に出力する。
関連付け実行部14は、ドライバ特定部11から出力されたドライバ乗車信号、乗員認識部12から出力された乗員信号、および携帯電話認識部13から出力された携帯電話持込情報に基づいて、乗員と携帯電話との関連付けを行う。関連付け実行部14では、乗員と携帯電話との関連付けを行うにあたり、ドライバ以外の乗員については、乗員が着座する座席と位置と携帯電話との関係で関連付けを行う。たとえば、助手席に着座する乗員と携帯電話とを対応させて関連付けを行う。
また、関連付け実行部14では、ドライバと携帯電話との関連付けを行う際に、関連付け情報記憶部15に記憶された関連付け情報を読み出し、読み出した関連付け情報を利用する場合もある。関連付け実行部14は、関連付けを行った際の関連付け情報を関連付け情報記憶部15に出力する。
関連付け情報記憶部15は、関連付け実行部14から出力された関連付け情報を記憶している。また、関連付け情報記憶部15では、関連付け実行部14からの読み出しに応じて、記憶している関連付け情報を関連付け実行部14に出力する。
次に、本実施形態に係る情報関連付け装置1における処理手順について説明する。ここで、まず、情報関連付けデータを作成する際の手順について説明する。図2は、情報関連付け装置におけるデータ作成の際の処理手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、情報関連付けデータを作成するにあたり、情報関連付け装置1は、関連付ECU10における乗員認識部12において、車両の乗員を認識して乗車人数を確認する(S1)。また、この確認結果に応じて、車両に乗車している乗員の人数が1人であるか2人以上であるかを確認する。
その結果、乗車人数が2人以上である場合には、関連付けデータを作成することなく、そのまま関連付けデータ作成処理を終了する。一方、乗車人数が1人であると判断した場合には、車両にはドライバのみが乗車していることとなる。この場合には、ドライバ特定部11において、ドライバ検知センサから送信されるドライバ検知信号に基づいて、車両に乗車しているドライバを特定する(S3)。
続いて、関連付け実行部14において、携帯電話認識部13から出力される携帯電話持込信号に基づいて、車両内に持ち込まれた携帯電話を特定する(S4)。それから、関連付け実行部14は、特定したドライバと携帯電話とを関連付ける(S5)。その後、関連付けたドライバと携帯電話との関係に基づく関連付け情報を関連付けデータとして関連付け情報記憶部15に記憶させる(S6)。このようにして、関連付けデータ作成処理を終了する。
また、車両内に複数の乗員が乗車しており、複数の携帯電話が車両内に持ち込まれる場合がある。この場合には、関連付け情報記憶部15に記憶された関連付け情報を用いて、ドライバの携帯電話を特定することができる。以下、図2に示すフローを用いて作成した関連付けデータを用いて、ドライバに関連付けられた携帯電話を特定する手順について説明する。図3は、ドライバに関連付けられた携帯電話を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、ドライバに関連付けられた携帯電話を特定する際には、まず、ドライバ特定部11において、複数の乗員の中から、ドライバを特定する(S11)。ドライバを特定したら、関連付け実行部14において、関連付け情報記憶部15に記憶された関連付け情報の中から、特定したドライバに対応する関連付け情報を検索し、特定したドライバに関連付けられた携帯電話が、車両に持ち込まれた複数の携帯電話の中にあるか否かを判断する(S12)。
その結果、特定したドライバに関連付けられた携帯電話がある場合には、その携帯電話をドライバの携帯電話と特定して(S13)、携帯電話の特定処理を終了する。一方、特定したドライバに関連付けられた携帯電話がない場合には、携帯電話の特定を行うことなく携帯電話の特定処理を終了する。
このように、本実施形態に係る情報関連付け装置1においては、ドライバと携帯電話を関連付けする際に、乗員検知センサ3で検知した車両内の乗員がドライバ一人である場合に、携帯電話検知センサ4に検知された携帯電話とドライバとを関連付ける。このため、乗員がドライバ一人である場合には、車両内における携帯電話の置き場所や携帯電話が持ち込まれた際に開いたドアなどによらず、ドライバが所有する携帯電話とドライバとを関連付けることができる。したがって、ドライバが所有する携帯電話とドライバとを精度良く関連付けすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る情報関連付け装置の装置構成は、上記第1の実施形態と同様であり、関連付ECU10における処理が主に異なる。以下、この相違点を中心として本実施形態に係る情報関連付け装置について説明する。図4は、本実施形態における情報関連付け装置におけるデータ作成の際の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態に係る情報関連付け装置においては、上記第1の実施形態と同様、最初に、車両に乗車している乗員の乗車人数を確認する(S21)。次に、ドライバ特定部11において、ドライバを特定する(S22)。続いて、乗車人数が1人であるか2人であるかを確認する(S23)。
その結果、乗車人数が1人であると判断した場合には、乗員はドライバであると考えられる。この場合には、携帯電話認識部13において、携帯電話検知センサ4から送信された携帯電話検知信号に基づいて、車両に持ち込まれた携帯電話の台数を確認する(S24)。
ここで、車内に持ち込まれている携帯電話の台数が0台である場合には、関連付けデータの作成の必要はないこととなるので、そのまま関連付けデータの作成処理を終了する。また、車内に持ち込まれている携帯電話の台数が1台である場合には、認識された携帯電話がドライバの携帯電話であると判断できるので、関連付け実行部14において、認識された携帯電話とドライバとを関連付ける(S25)。その後、ドライバと携帯電話との関連付け情報を関連付け情報記憶部15に記憶させて(S26)、関連付けデータの作成処理を終了する。
また、車両内に持ち込まれている携帯電話の台数が2台以上であると判断した場合には、関連付け実行部14は、関連付け情報記憶部15に記憶された関連付け情報を読み出す。関連付け情報には、携帯電話とドライバの関連付けが行われた回数が含まれている。そこで、関連付け実行部14は、車両内に持ち込まれた各携帯電話が、過去にドライバと関連付けられた回数をそれぞれ確認する(S27)。
それから、各携帯電話について、ドライバと関連付けられた回数を比較し、ドライバと関連付けられた携帯電話がドライバの携帯電話であると判断できる。この場合に、関連付け実行部14において、ドライバと関連付けられた回数がもっとも多い携帯電話とドライバとを関連付ける(S28)。その後、関連付け情報を関連付け情報記憶部15に記憶させて(S26)、関連付けデータの作成処理を終了する。
さらに、ステップS23において、乗員が2人以上であると判断した場合には、ドライバに対する携帯電話との関連付けが済んでいるか否かを判断する(S29)。ここで、ドライバに対する携帯電話との関連付けが済んでいないと判断した場合には、ドライバと携帯電話との関連付けを行うために、ステップS24に進む。
一方、ドライバと携帯電話との関連付けが済んでいると判断した場合には、関連付けがされていない乗員、言い換えると、ドライバ以外の乗員が1人であるか否かを判断する(S30)。その結果、関連付けがされていない乗員が1人でないと判断した場合には、関連付けが行われていない乗員が2人以上であることとなる。したがって、携帯電話との関連付けを行うことなく、そのまま関連付けデータの作成処理を終了する。
一方、関連付けがされていない乗員が1人であると判断した場合には、関連付け実行部14において、携帯電話認識部13から出力される携帯電話持込信号に基づいて、特定の乗員との間で関連付けがされていない携帯電話が車両内に存在しているか否かを判断する(S31)。その結果、関連付けがされていない携帯電話が車両内に存在していないと判断した場合には、関連付けデータの作成の必要はないこととなるので、そのまま関連付けデータの作成処理を終了する。
また、関連付けがされていない携帯電話が車両内に存在していると判断した場合には、携帯電話は関連付けがされていない乗員の携帯電話であると判断できる。このため、関連付けがされていない乗員と関連付けがされていない携帯電話とを関連付けして(S32)、関連付け情報を関連付け情報記憶部15に記憶させる(S26)。その後、関連付けデータの作成処理を終了する。
また、本実施形態に係る情報関連付け装置1において、ドライバに関連付けられた携帯電話を特定する手順は、図3に示す上記第1の実施形態と同様の手順となる。
このように、本実施形態に係る情報関連付け装置1においては、ドライバと携帯電話とを関連付けるにあたり、車両内に複数の携帯電話が持ち込まれている場合には、関連付け情報記憶部15に記憶されている関連付け情報を読み出す。そして、読み出した関連付け情報に基づく過去の履歴から、ドライバともっとも数多く関連付けられている携帯電話をドライバと関連付けするようにしている。このため、ドライバがドライバ以外の乗員の携帯通信端末を含めた複数の携帯通信端末を車内に持ち込んでしまった場合でも、ドライバと携帯通信端末とを精度よく関連つけることができる。
また、本実施形態に係る情報関連付け装置1においては、車両にドライバを含めた複数の乗員が乗車している場合に、ドライバに対する携帯電話との関連付けが済んだ後に、可能な範囲で乗員と携帯電話との関連付けを行っている。具体的には、ドライバ以外の乗員が1人である場合に、ドライバ以外の乗員と携帯電話との関連付けを行っている。このため、ドライバ以外の乗員についても、所定の条件が満たされることによって、ドライバ以外の乗員についても携帯通信端末と関連付けすることができる。
本実施形態に係る情報関連付け装置1では、たとえば、「母親が子供の携帯電話を届けるために子供の携帯電話を持ってドライバとなった際、子供の携帯電話と母親とを関連付けてしまった」場合に、その後、母親の携帯電話と母親とを関連付ける際に役立つこととなる。母親がドライバとなる際には、通常、母親が自分の携帯電話を車両内に持ち込むことが多いと考えられ、関連付け情報記憶部15に記憶される関連付け情報では、母親と母親の携帯電話が関連付けられた関連付け情報が多いと考えられる。したがって、上記のたまたまの状況において、ドライバである母親と、子供の携帯電話とを誤って関連付けしてしまった場合でも、次回に母親と子供がそれぞれ自分の携帯電話を持って車両に乗車する場合に、母親と母親の携帯電話とを正しく関連付けすることができる。
また、母親と子供がそれぞれ携帯電話を持って車両に乗車する状況を想定すると、母親と母親の携帯電話とが関連付けされた後、車両内には、関連付けされていない乗員として子供1人が残ることとなる。このため、子供と子供の携帯電話とを関連付けることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態においては携帯通信端末として携帯電話を例示しているが、ノートパソコンやPDA(Personal Data Assistance)といった携帯型電子通信機器など、その他の携帯通信端末を挙げることもできる。また、上記実施形態では、乗員検知センサ3として着座センサを用いているが、ドライバ検知センサと同様、モニタリング用カメラを備え、画像処理を施す画像センサを用いることもできる。この場合には、乗員の有無のみならず、乗員を特定することができる。したがって、たとえばドライバ以外の乗員が2人以上いて、携帯電話が3台以上車両内に持ち込まれた状況において、ドライバに対する携帯電話との関連付けが済んだ後、関連付け情報記憶部15に記憶された関連付け情報を参照して、それぞれの乗員に関連付けられている回数が多い携帯電話をそれぞれの乗員に関連付ける態様とすることもできる。
1…情報関連付け装置、2…ドライバ検知センサ、3…乗員検知センサ、4…携帯電話検知センサ、10…関連付ECU、11…ドライバ特定部、12…乗員認識部、13…携帯電話認識部、14…関連付け実行部、15…関連付け情報記憶部。

Claims (2)

  1. 車両内の携帯通信端末を検知する携帯通信端末検知手段と、
    前記車両内の乗員を検知する乗員検知手段と、
    前記携帯通信端末検知手段に検知された携帯通信端末と、前記乗員検知手段に検知された乗員との間で関連付けを行う関連付け手段と、
    関連付けられた携帯通信端末と乗員との関連付け情報を保存する関連付け情報保存手段と、
    を備え、
    前記関連付け手段は、前記乗員検知手段で検知した車両内の乗員がドライバ一人である場合に、前記携帯通信端末検知手段に検知された携帯通信端末と前記乗員検知手段に検知された乗員とを関連付けて、前記乗員検知手段で検知された乗員が複数である場合には、前記車両に乗車している複数の乗員のうち、関連付け情報保存手段に関連付け情報が未保存とされた乗員である未保存乗員が一人であり、かつ、前記車両に未関連付けとなっている携帯通信端末である未関連付け携帯通信端末が検知された場合に、前記未保存乗員と前記未関連付け携帯通信端末とを関連付ける情報関連付け装置。
  2. 関連付けられた携帯通信端末と乗員との情報を保存する関連付け情報保存手段をさらに備え、
    前記携帯通信端末検知手段によって複数の携帯通信端末が検知され、前記乗員に対して関連付けされた携帯通信端末が前記情報保存手段に複数保存されている場合に、 関連付けの対象となる特定乗員に関連付けされた回数が多い携帯通信端末を前記特定乗員の携帯通信端末と関連付ける請求項1に記載の情報関連付け装置。
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