JP5396626B1 - 画像強調装置、画像強調方法 - Google Patents

画像強調装置、画像強調方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5396626B1
JP5396626B1 JP2012177476A JP2012177476A JP5396626B1 JP 5396626 B1 JP5396626 B1 JP 5396626B1 JP 2012177476 A JP2012177476 A JP 2012177476A JP 2012177476 A JP2012177476 A JP 2012177476A JP 5396626 B1 JP5396626 B1 JP 5396626B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
input image
processing
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012177476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014036383A (ja
Inventor
清一 合志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keisoku Giken Co Ltd
Original Assignee
Keisoku Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keisoku Giken Co Ltd filed Critical Keisoku Giken Co Ltd
Priority to JP2012177476A priority Critical patent/JP5396626B1/ja
Priority to CN201380029164.0A priority patent/CN104335568B/zh
Priority to US14/404,558 priority patent/US9471962B2/en
Priority to KR1020147034083A priority patent/KR20150043244A/ko
Priority to PCT/JP2013/071899 priority patent/WO2014025067A1/ja
Priority to EP13827925.2A priority patent/EP2884734B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5396626B1 publication Critical patent/JP5396626B1/ja
Publication of JP2014036383A publication Critical patent/JP2014036383A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/20Image enhancement or restoration using local operators
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/73Deblurring; Sharpening
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4092Edge or detail enhancement
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20192Edge enhancement; Edge preservation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】複数フレームに対する繰り返し演算なしでナイキスト周波数を超える周波数成分により画像を先鋭化する。
【解決手段】本発明に係る画像強調装置1は、入力画像を鮮鋭化した出力画像を生成する画像強調装置1であって、前記入力画像を表す入力画像信号に非線形処理を行い第1信号を生成する非線形処理部10と、前記第1信号に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号を生成するフィルタ部20と、前記第2信号を調整して第3信号を生成するリミッタ30と、前記第3信号を前記入力画像信号に加算して前記出力画像を表す出力画像信号を生成する加算器40と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を鮮鋭化して画質を改善するための画像強調装置及び画像強調方法に関し、例えばテレビジョン(TV)受像機でリアルタイムに表示される動画の鮮鋭化に好適な画像強調装置及び画像強調方法に関する。
画像を鮮鋭化して画質を改善するための画像強調処理は、従来より広く知られている。例えば、従来のテレビジョン受像機において、表示される画像の輪郭部に相当する映像信号の立ち上がりや立ち下がりを急にする輪郭補償が行われている。この輪郭補償では、入力画像信号(輝度信号)の高周波成分を抽出し、その高周波成分を増幅して入力画像信号に加算することにより、視覚上の画質を向上させている。図10は、従来の画像強調処理による画像の信号レベルの波形変化を示す図である。図10(A)は、入力画像信号の水平方向の信号レベルの波形を示す図であり、特に、水平方向に信号レベルが変化するエッジに相当する部分の波形を示す図である。図10(B)は、入力画像信号から抽出された高周波成分であり、この高周波成分を増幅して入力画像信号に加算することにより、図10(C)に示すエッジの立ち上がり変化が急となった出力画像信号を得ることができる。
また、近年、特に入力画像をより高解像度の出力画像にアップコンバートし、当該アップコンバートした画像の強調処理を行う超解像と呼ばれる技術も提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
S. Farsiu, D. Robinson, M. Elad, and P. Milanfar, "Fast and Robust Multi-frame Super-resolution", IEEE Transactions on Image Processing, vol. 13, no. 10, pp. 1327-1344, October 2004.
従来の画像強調処理は、線形のデジタル信号処理に基づくものであることから、ナイキスト周波数よりも高い周波数成分、すなわち対象となる画像のサンプリング周波数の1/2よりも高い周波数成分を生成することができない。このため、画質改善のために、ナイキスト周波数を超える周波数成分を生成、利用して画像を鮮鋭化することはできなかった。
例えば、フルハイビジョン(HDTV:High Definition Television、1080×1920画素)のテレビジョン受信機で、解像度がHDTVに満たない画像信号を拡大表示する場合には、画像がぼやけて表示される。また、HDTVの解像度を持つ画像信号をより高精細な解像度(例えば4000×2000画素程度の4K解像度)に拡大した場合も同様に画像がぼやけて表示される。このように画像がぼやける原因は、拡大処理後の画像信号には、拡大前の元画像のナイキスト周波数までの周波数成分しか含まれておらず、拡大後の画像のナイキスト周波数近傍の周波数成分が含まれていないためである。
以下、画像の拡大、強調処理による周波数成分の変化を図11により説明する。図11(A)は、サンプリング周波数がfsであるデジタル画像信号の周波数スペクトルを示し、図11(B)は、このデジタル画像信号をアップコンバートして画素数を水平方向に2倍に拡大した場合の周波数スペクトルである。拡大処理後のサンプリング周波数Fbsは元のサンプリング周波数fsの2倍となる(Fsb=2・fs)。ここで、図11(B)に示すとおり、アップコンバート後のデジタル画像信号においては、元のサンプリング周波数fsに対応するナイキスト周波数fs/2と、新たなサンプリング周波数Fbsに対応する新たなナイキスト周波数Fbs/2=fsとの間には、周波数成分が存在しない。
図11(C)は、アップコンバート後のデジタル画像信号に対し、従来の線形デジタル信号処理による画像強調処理を行った場合の周波数スペクトルを示している。図示の通り、線形デジタル信号処理による画像強調処理により、元のナイキスト周波数fs/2近傍の周波数成分は増大している。しかし、従来の線形デジタル信号処理による画像強調処理では、元のナイキスト周波数fs/2を超える周波数成分が生成されることはない。そのため、従来の線形デジタル信号処理による画像強調処理では、例えば図11(D)に例示するように、元のナイキスト周波数fs/2を超えて、新たなナイキスト周波数Fbs/2近傍の周波数成分が生成されることはない。すなわち、アップコンバート後のデジタル画像信号に対し、画質改善のために、ナイキスト周波数を超える周波数成分を生成、利用して画像を鮮鋭化することはできなかった。
また、非特許文献1などに記載の従来の超解像技術は、サンプリング周波数が同じ複数のフレームに繰り返し演算処理を施し、各フレームから解像度の高い画素を選択して合成することにより画像強調処理を行うものである。そのため、画像によっては正しく復元できないことがあるため、動画では破綻画像が突然現れたりするようなチラつきが発生する可能性があり、また、複数フレームを使っての演算の処理量が非常に重いという問題があった。
そこで本発明は、複数フレームに対する繰り返し演算なしで、ナイキスト周波数を超える周波数成分により画像を先鋭化することが可能な画像強調装置及び画像強調方法を提供することを目的とする。
上述した諸課題を解決すべく、本発明に係る画像強調装置は、入力画像を鮮鋭化した出力画像を生成する画像強調装置であって、前記入力画像を表す入力画像信号に非線形処理を行い第1信号を生成する非線形処理部であって、前記入力画像信号に対して前記第1信号が連続した非線形関数として表され、且つ、前記入力画像信号に含まれない周波数成分を生成する非線形処理を行う非線形処理部と、前記第1信号に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号を生成するフィルタ部と、前記第2信号を調整して第3信号を生成するリミッタと、前記第3信号を前記入力画像信号に加算して前記出力画像を表す出力画像信号を生成する加算器と、を備える。
また、前記非線形処理部は、前記入力画像信号の冪乗を前記第1信号として生成することが好ましい。
また、前記非線形処理部は、前記入力画像信号の冪乗根を前記第1信号として生成することが好ましい。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当し、装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現した画像強調方法は、入力画像を鮮鋭化した出力画像を生成する画像強調装置における画像強調方法であって、前記画像強調装置による処理手順が、前記入力画像を表す入力画像信号に非線形処理を行い第1信号を生成する非線形処理ステップであって、前記入力画像信号に対して前記第1信号が連続した非線形関数として表され、且つ、前記入力画像信号に含まれない周波数成分を生成する非線形処理を行う非線形処理ステップと、前記第1信号に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号を生成するステップと、前記第2信号を調整して第3信号を生成するステップと、前記第3信号を前記入力画像信号に加算して前記出力画像を表す出力画像信号を生成するステップと、を含む。
また、前記非線形処理ステップにおいて、前記入力画像信号の冪乗を前記第1信号として生成することが好ましい。
また、前記非線形処理ステップにおいて、前記入力画像信号の冪乗根を前記第1信号として生成することが好ましい。
本発明に係る画像強調装置及び画像強調方法によれば、複数フレームに対する繰り返し演算なしで、ナイキスト周波数を超える周波数成分により画像を先鋭化することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像強調装置の構成を示す図である。 画像の水平方向の信号レベルの波形を示す図である。 高域通過フィルタの構成の一例を示す図である。 低域通過フィルタにより構成した高域通過フィルタの一例を示す図である。 ガンマ処理による非線形処理の評価に用いる原画像である。 ガンマ処理前後の周波数スペクトルである。 本発明による画像強調処理を行った画像を示す図である。 本発明による画像強調処理を行った画像の周波数スペクトルである。 本発明による画像強調処理と従来手法との画像の比較を示す図である。 従来の画像強調処理による画像の信号レベルの波形変化を示す図である。 画像の拡大、強調処理による周波数成分の変化を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像強調装置1の構成を示すブロック図である。この画像強調装置1は、画像を表すデジタル信号として外部から入力される入力画像信号Sinに対し、その入力画像信号Sinの表す画像を鮮鋭化するための処理(以下「画像強調処理」または単に「強調処理」という)を施す装置であって、非線形処理部10と、高域通過フィルタ(HPF)20と、リミッタ30と、加算器40とを備えている。
入力画像信号Sinの表す画像は、静止画であってもよいし動画であってもよく、入力画像信号Sinが動画を表す場合、その動画は、例えば標準画質テレビジョン(SDTV:Standard Definition Television)または高精細テレビジョン(HDTV:High Definition Television)の受像機においてリアルタイムで表示される動画であってもよい。
以下、図2に示す画像の水平方向の信号レベル(輝度値)の波形を例に、各構成部の動作及び出力される波形の説明を行う。なお、以下の説明では、画像の水平方向の信号レベルの波形について各構成部の説明を行うが、画像の垂直方向の信号レベルの波形や、動画像における画像間の時間方向の信号レベルの波形についても、各構成部は水平方向と同等の処理で画像強調処理を行うことが可能である点に留意されたい。
図2(A)は、入力画像信号Sinの水平方向の信号レベルの波形を示す図であり、特に、水平方向に信号レベルが変化するエッジに相当する部分の波形を示す図である。なお、入力画像信号Sinの解像度は、出力画像信号Soutの解像度に対応するものであり、出力画像の解像度が元の入力画像の解像度より高い場合、入力画像信号Sinは、元の入力画像の解像度を出力画像信号Soutの解像度にアップコンバートしたものである。例えば、画像強調装置1によりSDTVの画像をHDTVの画像として出力する場合、入力画像信号Sinは、元のSDTVの画像を既存の線形変換によりHDTVの解像度に変換した信号となる。
非線形処理部10は、入力画像信号Sinに対して非線形処理を行うことにより第1信号S1を生成する。非線形処理部10による非線形処理は、画像の輪郭を先鋭化することを目的とするものであり、具体的には、図2(A)に示す入力画像信号Sinを図2(B)のような第1信号S1とし、信号レベルにおいてエッジの立ち上がり変化を急にする処理を行うものである。
非線形処理部10による入力画像信号Sinから第1信号S1を生成する処理は、式(1)により一般化することができる。非線形処理部10による非線形処理は、p/qで表される一般的な有理数の指数乗をすべて包含する。
例えば、非線形処理部10は、入力画像信号Sinの冪乗を第1信号S1として生成する。非線形処理部10が入力画像信号Sinをn乗して第1信号S1を生成する場合、S1=Sin となる。入力画像信号Sinはデジタル信号(離散化された信号)であるので、より詳しくは、入力画像信号Sinを構成するデータ列をX1,X2,X3,…としたとき、第1信号S1は、データ列X1,X2,X3,…によって構成されるデジタル信号である。なお、nは任意の実数である。
例えば、入力画像信号Sinが8ビットのデジタル信号であれる場合、各画素の信号レベルは0〜255の値をとる。このとき、非線形処理部10が、入力画像信号Sinを2乗すると、図2(B)に例示するように、エッジ部の立ち上がり変化が急になるため、画像の輪郭がより強調されることになる。
また、例えば、非線形処理部10は、入力画像信号Sinの冪乗根を第1信号S1として生成する。非線形処理部10が入力画像信号Sinのn乗根を第1信号S1として生成する場合、S1=Sin 1/nとなる。入力画像信号Sinはデジタル信号(離散化された信号)であるので、より詳しくは、入力画像信号Sinを構成するデータ列をX1,X2,X3,…としたとき、第1信号S1は、データ列X11/n,X21/n,X31/n,…によって構成されるデジタル信号である。なお、nは任意の実数である。
入力画像信号Sinの冪乗根を第1信号S1として生成する非線形処理は、人間の知覚特性に基づく輪郭抽出に適している。例えば、人間の感覚に基づく法則として、ヴェーバー‐フェヒナーの法則が知られている。この法則を画像認識に当てはめると、輝度が低い領域における輪郭は、輝度が高い領域における輪郭に比べて知覚されやすいといえる。そのため、非線形処理部10は、例えばガンマ補正関数(例えば、S1=Sin 1/2)により、輝度が高い画素より、輝度が低い画素をより引き上げる非線形処理を行う。
この場合、非線形処理部10は、式(2)により、mビットのデジタル信号の画素値Xを正規化した値であるX’を算出する。式(2)による正規化後のX’の値は0〜1の間の値となる。
ここで、非線形処理部10は、正規化後のX’に式(3)示すガンマ補正関数を適用し、非線形処理後の値Yを算出する。
式(3)により、X’の値が小さい場合、非線形処理後のYの値がX’に比べて高く引き上げられることになる。すなわち、輝度が高い画素より、輝度が低い画素がより引き上げられる。これにより、例えば図2(B)に例示するエッジの先鋭化において、特に輝度が低い領域のエッジ強調成分が大きくなるため、特に輝度の低い領域の画像の輪郭がより強調されることになる。
HPF20は、第1信号S1に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより高周波信号である第2信号S2を生成する。具体的には、HPF20は、入力画像信号Sinを非線形処理して得られた画像の輪郭成分を含む高周波成分を抽出する処理として、図2(B)の第1信号S1から、図2(C)の第2信号S2を抽出する。ここで、図2(C)に示す第2信号S2と、図10(B)に示す従来の線形デジタル処理による高周波成分の信号とを比較すると、第2信号S2は、従来の高周波成分と比べて波形が先鋭化されている。第2信号S2は、後述するとおり、リミッタ30を経て画像の鮮鋭化のための補償用信号として入力画像信号Sinに加算されるものである。即ち、第2信号S2の波形が従来と比べて先鋭化されているということは、従来に比べてより高精細な画像強調処理が可能になるということであり、また、輪郭の先鋭化に伴い、従来の線形デジタル処理で問題となったリンギングの発生を低減させることが可能となる。
図3は、HPF20の構成の一例を示す図である。図3の通り、HPF20は、m−1個の単位遅延素子201〜20(m−1)と、m個の乗算器211〜21mと、1個の加算器220とから構成されるmタップ(mは3以上)のトランスバーサル型のデジタルフィルタとして構成することができる。この場合、各乗算器21j(j=1〜m、以下同じ)は、入力される信号に係数Cjを乗算してその結果を加算器220に出力し、係数Cjは、HPF20が、輪郭成分を含む高周波成分を抽出するように設定されている(例えば、m=3、C1=0.5、C2=−1、C3=0.5)。なお、一般に、高域通過フィルタを実現するよりも低域通過フィルタを実現する方が容易である。図4は、低域通貨フィルタにより構成した高域通過フィルタの一例を示す図である。図4の通り、低域通過フィルタ(以下「LPF」という)21と減算器22を用いた構成により、図1に示すHPF20を実現することができる。
リミッタ30は、第2信号S2の振幅(信号レベル)の調整器として機能するものであり、第2信号S2を調整して第3信号S3を生成する。具体的には、第2信号S2の振幅が所定の上限値以下となるようにクリップ処理を行ったり、第2信号S2に0≦α<1となる定数αを乗算することにより当該第2信号のレベルのゲイン調整を行う。また、リミッタ30は、ノイズ除去のため、第2信号S2における所定の下限値以下の信号値を0とする丸め処理を行うこともできる。リミッタ30は、クリップ処理、ゲイン調整、丸め処理などを行った第2信号S2を第3信号S3として加算器40に出力する。
加算器40は、第3信号S3を画像の鮮鋭化のための補償用信号として入力画像信号Sinに加算することにより出力画像信号Soutを生成する。すなわち、Sout=Sin+S3であり、図2(A)の入力画素信号に図2(C)の第3信号S3を加算することにより、図2(D)に示す画像強調処理後の信号を生成する。この出力画像信号Soutにおけるエッジ部の立ち上がり変化は、入力画像信号Sinのエッジ部の立ち上がり変化よりも急になる。即ち、入力画像信号Sinよりも鮮鋭な画像を得ることができる。なお、加算器40は、入力画像信号Sinと第3信号S3との間でタイミングを調整するための遅延素子を必要に応じて備えるものである。
本実施形態に係る画像強調装置1は、従来の画像強調装置では補償できなかったナイキスト周波数fs/2を越える高周波域の補償も可能であることから、拡大処理の施された画像信号の表す画像の鮮鋭化による画質向上において特に効果を奏する。以下、非線形処理部10による非線形処理により、ナイキスト周波数fs/2を越える高周波域の補償が可能となる点について更に詳しく説明する。
いま、入力画像信号Sinが(水平方向)位置xの関数f(x)で表現されるものとし、入力画像信号Sinの基本角周波数をωとすると、このf(x)は式(4)のようなフーリエ級数で表現することができる。
ここで、Nは、(画像拡大処理前の)サンプリング周波数fsに対応するナイキスト周波数fs/2を越えない最高周波数の高調波の次数である。すなわち、
Nω/(2π)<fs/2≦(N+1)ω/(2π)
である。
例えば、非線形処理部10が、入力画像信号Sinを2乗することにより、第1信号S1を生成する場合、第1信号S1における各項は下記式(5a)〜(5c)のいずれかで表現される。
(i=±1,±2,…,±N;j=±1,±2,…,±N)
三角関数に関する公式を用いると、上記式(5a)〜(5c)は、下記の式(6a)〜(6c)にそれぞれ書き直すことができる。
上記式より(f(x))2は、(N+1)ω,(N+2)ω,…,2Nω等の角周波数成分を含むので、ナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分を含む。このため、第1信号S1も、周波数2Nω/(2π)という高調波成分等のようにナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分を含む。
したがって、画素数を水平方向に2倍にする画像拡大処理が施された後の画像信号が入力画像信号Sinとして本実施形態の画像強調装置1に入力されると、非線形処理部10の処理により、画像拡大処理前のナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分を含む第1信号S1が生成される。HPF20は、第1信号S1の高域周波数成分を抽出して第2信号S2を生成するものであり、第2信号S2は、必然的に画像拡大処理前のナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分を含む。また、リミッタ30が出力する第3信号S3にも、画像拡大処理前のナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分は含まれる。このため、入力画像信号Sinと補償用信号である第3信号S3とを加算した出力画像信号Soutにも、同様に画像拡大処理前のナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分が含まれる。その結果、出力画像信号Soutの周波数スペクトルは、例えば図11(D)に示すように、元のナイキスト周波数fs/2を超え、新たなナイキスト周波数Fbs/2近傍の周波数成分が生成されたものとなる。
上記では、非線形処理部10が入力画像信号Sinを2乗して第1信号S1を生成する例により、画像強調装置1によるナイキスト周波数fs/2を越える高周波域の補償を説明したが、非線形処理部10の処理は入力画像信号Sinの2乗に限定されないことは言うまでもない。例えば、2乗処理と同様に、任意の冪乗処理により、ナイキスト周波数fs/2を超える周波数成分が生成されることは、一般的な三角関数の公式などから明らかに導かれる事項である。
また、任意のガンマ処理(冪乗根)についても、ナイキスト周波数fs/2を超える周波数成分が生成されるものである。以下、図5、図6により、非線形処理部10によるガンマ処理により、ナイキスト周波数fs/2を越える高周波域の補償が可能となる点について説明する。
図5は、ガンマ処理による非線形処理の評価に用いる原画像であり、図6は、ガンマ処理前後の周波数スペクトルを示す図である。図6(A)は、ガンマ処理前の原画像の周波数スペクトルであり、図6(B)は、ガンマ処理後の画像の周波数スペクトルである。図6では、非線形処理部10は、ガンマ処理として入力画像信号Sinの2乗根を第1信号S1としている。すなわち、S1=Sin 1/2である。図6(A)、図6(B)を比較すると、図6(B)に示すガンマ処理後の周波数スペクトルでは、周波数成分の範囲が広がっており、原画像の周波数スペクトルに含まれない周波数成分が生成されていることがわかる。
以下、本発明の効果を検証するために、本発明に係る画像強調処理を実画像に施した結果について説明する。
図7は、原画像と本発明による画像強調処理を行った画像とを示す図であり、図8は、それぞれの画像の周波数スペクトルを示す図である。図7(A)の原画像は、元の画像に対して縦・横2倍の拡大処理を施した後の画像であり、この原画像は、拡大処理後のサンプリング周波数Fbs=2fsに対応するナイキスト周波数Fbs/2=fs近傍の周波数成分を有していない(図8(A)参照)。
図7(B)は、非線形処理部10が入力画像信号Sinの2乗根を第1信号S1として、水平方向と垂直方向に一回ずつ対象画像に画像強調処理を施した後の画像を示している。図7(B)の画像を図7(A)の画像と比較すると、スカーフやいすの背もたれを中心に、提案手法の画像は鮮鋭度または解像度が向上しており、鮮鋭化により画像全体の画質が向上しているといえる。また、図8(B)の周波数スペクトルでは、拡大処理後のナイキスト周波数Fbs/2=fsを超える周波数成分が発生しており、拡大処理後のナイキスト周波数Fbs/2=fsを超える周波数成分により画像が先鋭化されていることがわかる。
図9は、比較のため、本発明による画像強調処理を行った画像と、従来の線形処理による画像強調処理を行った画像とを示す図である。既述のように、従来の線形処理による画像強調処理では、画像処理後の画像がナイキスト周波数Fbs/2=fs近傍の周波数成分を発生させることはできないため、従来の画像強調処理を当該対象画像に施しても画質は向上せず、例えば、図7(A)の原画像と図9(A)の従来技術による画像との間では、鮮鋭度や解像度感にほとんど差が認められない。一方、図7(B)に示す本発明による画像は、拡大処理後のナイキスト周波数Fbs/2=fsを超える周波数成分が発生しており、従来技術である図9(A)に比べ、大幅に画像が先鋭化されていることがわかる。
このように、本実施形態によれば、非線形処理部10は、入力画像信号Sinに非線形処理を行い第1信号S1を生成し、HPF20は、第1信号S1に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号S2を生成し、リミッタ30は、第2信号S2を調整して第3信号S3を生成し、加算器40は、第3信号S3を入力画像信号Sinに加算して出力画像信号Soutを生成する。これにより、複数フレームに対する繰り返し演算なしで、ナイキスト周波数を超える周波数成分により画像を先鋭化することが可能となる。また入力信号に対して一意的に出力信号が規定できる処理であるため、従来の超解像処理手法のような画像マッチングがとれず突然に画像破綻を起こすことも無い。
より詳しくは、非線形処理部10における非線形処理(例えば式(1))により、入力画像信号Sinが有する周波数成分の高調波成分等のナイキスト周波数fs/2を越える高周波成分が生成され、この高周波成分を利用して、入力画像信号Sinに対し鮮鋭化のための処理が施される。すなわち、サンプリング周波数がfsであるデジタル画像信号から画像拡大処理によってサンプリング周波数Fbs=2fsの画像信号を生成し、この画像信号を入力画像信号Sinとして使用するものとすると、非線形処理部10の処理に基づき、元のサンプリング周波数fsに対応するナイキスト周波数fs/2よりも高い周波数成分を含む第3信号S3が補償用信号として生成され、この第3信号S3が入力画像信号Sinに付加される。これにより、本実施形態における出力画像信号Soutの周波数スペクトルは図11(D)に示すように、なり、拡大処理前のナイキスト周波数fs/2を超える成分を含み、従来の画像強調装置に比べ、拡大処理後の画像を十分に鮮鋭化できるようになる。なお、上記実施形態においては、画像を2倍に拡大処理する場合を例に説明を行ったが、本発明の効果は、画像を2倍する形態のみに限定されないことは言うまでもない。
また、非線形処理部10は、入力画像信号Sinの冪乗を第1信号S1として生成したり、入力画像信号Sinの冪乗根を第1信号S1として生成したりすることができる。すなわち、非線形処理部10は、比較的簡潔な非線形処理により、第1信号S1としてナイキスト周波数fs/2を越える高周波成分を生成することができる。
また、図1に示す簡単な構成で本実施形態に係る画像強調装置1を実現できるので、この画像強調装置1を高精細テレビジョン(HDTV)や標準画質テレビジョン(SDTV)の受像機等に利用することにより、静止画のみならずリアルタイムで表示される動画についても、大きなコスト増を招くことなく画質を改善することができる。
また本実施形態は、従来の画像強調装置では補償できなかったナイキスト周波数fs/2を越える高周波域の補償も可能であることから、特に、拡大処理の施された画像信号の表す画像の鮮鋭化による画質向上において特に効果を奏する。例えば高精細テレビジョン(HDTV)の受信機のディスプレイで、標準画質テレビジョン(SDTV:Standard Definition Television)の画像信号に拡大処理を施して画像を表示する場合に、本実施形態は、リアルタイムで表示される動画を簡単な構成で十分に鮮鋭化できるという点で大きな効果を奏する。また、現在、HDTVの画素数よりも多い4000×2000程度の画素数のディスプレイ(以下「4kディスプレイ」という)やそれに対応したテレビジョン放送のための技術開発が行われており、HDTV用の画像信号をアップコンバートしてこの4kディスプレイで表示する場合にも、本実施形態は同様の点で大きな効果を奏する。
また、例えば人間の知覚特性を利用した画像処理技術として、HDR(ハイダイナミックレンジ)合成が知られている。HDRは、非常に大きなコントラストの元画像(現実)を、コントラストを落とした画像に変換するものである。HDRでは、コントラストを落とすためのトーンマッピングにガンマ補正関数を用いることによって、輝度の低い画素の引き上げを行っている。本実施形態に係る画像強調装置1は、HDR合成のように人間の知覚特性に基づく非線形処理(ガンマ処理)を行うものであり、輝度が暗い領域の輪郭をより先鋭化することにより、人間とってより好ましい形で画像を鮮鋭化して画質を改善することができる。
本発明は、画像を鮮鋭化して画質を改善するための画像強調装置に適用されるものであり、例えばテレビジョン(TV)受像機でリアルタイムで表示される動画を鮮鋭化するための画像強調装置に適用することができる。
また、本発明は、監視カメラの画像強調処理に適用可能であり、例えば、画像の一部を拡大した際のボケを低減することが可能となる。また、暗所に設置された監視カメラの画像や、夜間に撮影された画像などに対して、輝度が暗い領域の輪郭をより先鋭化する画像強調処理が可能になる。
さらに、本発明は、遠距離から撮像した映像の解像度改善に適用することができる。例えば、接近することが困難な事故現場などを遠方から撮影した画像や、衛星画像などに対し、輪郭を先鋭化する画像強調処理が可能になる。
さらに、本発明は、アナログコンテンツのハイビジョン化に適用することができる。即ち、既存のアナログコンテンツをハイビジョンコンテンツに変換する際、アップコンバートされた画像の輪郭を先鋭化する画像強調処理を行うことにより、アナログコンテンツをより高精細なデジタルコンテンツとして再製することが可能となる。例えば、アナログテレビコンテンツをハイビジョンコンテンツに変換したり、古い映画コンテンツをより高精細なデジタルコンテンツ(例えばBlu−ray(登録商標)コンテンツ)に変換したりする際に適用可能である。
さらに、本発明は、医療分野にも適用可能である。例えば、内視鏡等による患部の拡大画像をより高精細な画像へと変換したり、遠隔医療などにおいて、解像度の低い患部の映像をより高精細な画像へと変換したりすることが可能となる。
さらに、本発明は、コンピュータで視聴可能な動画コンテンツの高精細化に適用可能である。インターネット上には動画コンテンツを配信するサイトが多数存在し、既に多数の動画コンテンツが保存されている。本発明により、既存の動画コンテンツをさらに高精細、高解像度のコンテンツに変換し、視聴品質を向上させることが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 画像強調装置
10 非線形処理部
20 HPF(高域通過フィルタ)
201〜20(m−1) 単位遅延素子
211〜21m 乗算器
220 加算器
21 LPF(低域通過フィルタ)
22 減算器
30 リミッタ
40 加算器

Claims (6)

  1. 入力画像を鮮鋭化した出力画像を生成する画像強調装置であって、
    前記入力画像を表す入力画像信号に非線形処理を行い第1信号を生成する非線形処理部であって、前記入力画像信号に対して前記第1信号が連続した非線形関数として表され、且つ、前記入力画像信号に含まれない周波数成分を生成する非線形処理を行う非線形処理部と、
    前記第1信号に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号を生成するフィルタ部と、
    前記第2信号を調整して第3信号を生成するリミッタと、
    前記第3信号を前記入力画像信号に加算して前記出力画像を表す出力画像信号を生成する加算器と、を備える画像強調装置。
  2. 前記非線形処理部は、前記入力画像信号の冪乗を前記第1信号として生成する、請求項1に記載の画像強調装置。
  3. 前記非線形処理部は、前記入力画像信号の冪乗根を前記第1信号として生成する、請求項1に記載の画像強調装置。
  4. 入力画像を鮮鋭化した出力画像を生成する画像強調装置における画像強調方法であって、
    前記画像強調装置による処理手順が、
    前記入力画像を表す入力画像信号に非線形処理を行い第1信号を生成する非線形処理ステップであって、前記入力画像信号に対して前記第1信号が連続した非線形関数として表され、且つ、前記入力画像信号に含まれない周波数成分を生成する非線形処理を行う非線形処理ステップと、
    前記第1信号に含まれる周波数成分の少なくとも直流成分を除去することにより第2信号を生成するステップと、
    前記第2信号を調整して第3信号を生成するステップと、
    前記第3信号を前記入力画像信号に加算して前記出力画像を表す出力画像信号を生成するステップと、を含む画像強調方法。
  5. 前記非線形処理ステップにおいて、前記入力画像信号の冪乗を前記第1信号として生成する、請求項4に記載の画像強調方法。
  6. 前記非線形処理ステップにおいて、前記入力画像信号の冪乗根を前記第1信号として生成する、請求項4に記載の画像強調方法。
JP2012177476A 2012-08-09 2012-08-09 画像強調装置、画像強調方法 Active JP5396626B1 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177476A JP5396626B1 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 画像強調装置、画像強調方法
CN201380029164.0A CN104335568B (zh) 2012-08-09 2013-08-07 图像增强装置、图像增强方法
US14/404,558 US9471962B2 (en) 2012-08-09 2013-08-07 Image enhancement apparatus and image enhancement method
KR1020147034083A KR20150043244A (ko) 2012-08-09 2013-08-07 화상 강조 장치 및 화상 강조 방법
PCT/JP2013/071899 WO2014025067A1 (ja) 2012-08-09 2013-08-07 画像強調装置、画像強調方法
EP13827925.2A EP2884734B1 (en) 2012-08-09 2013-08-07 Image emphasizing device and image emphasizing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177476A JP5396626B1 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 画像強調装置、画像強調方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5396626B1 true JP5396626B1 (ja) 2014-01-22
JP2014036383A JP2014036383A (ja) 2014-02-24

Family

ID=50068279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012177476A Active JP5396626B1 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 画像強調装置、画像強調方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9471962B2 (ja)
EP (1) EP2884734B1 (ja)
JP (1) JP5396626B1 (ja)
KR (1) KR20150043244A (ja)
CN (1) CN104335568B (ja)
WO (1) WO2014025067A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI564729B (zh) 2015-08-07 2017-01-01 廣達電腦股份有限公司 資料分享系統以及其方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131088A (ja) 1988-11-11 1990-05-18 Victor Co Of Japan Ltd 輝度信号処理回路
JPH08139969A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 輪郭補正回路
US7936941B2 (en) * 2004-10-08 2011-05-03 Panasonic Corporation Apparatus for clearing an image and method thereof
US7911501B2 (en) * 2006-04-03 2011-03-22 Omnivision Technologies, Inc. Optical imaging systems and methods utilizing nonlinear and/or spatially varying image processing
EP2416557A4 (en) 2009-03-31 2013-01-23 Sharp Kk IMAGE ENHANCEMENT DEVICE, IMAGE ENHANCEMENT METHOD, IMAGE ENHANCEMENT PROGRAM, AND SIGNAL PROCESSING DEVICE
WO2010140281A1 (ja) * 2009-06-04 2010-12-09 シャープ株式会社 信号処理装置、信号処理装置の制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8824825B2 (en) 2009-11-17 2014-09-02 Sharp Kabushiki Kaisha Decoding device with nonlinear process section, control method for the decoding device, transmission system, and computer-readable recording medium having a control program recorded thereon
JP5450668B2 (ja) * 2010-02-15 2014-03-26 シャープ株式会社 信号処理装置、制御プログラム、および集積回路
US20120314969A1 (en) 2010-02-25 2012-12-13 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and display device including the same, and image processing method
WO2012043407A1 (ja) 2010-09-29 2012-04-05 シャープ株式会社 信号処理装置、制御プログラム、および集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
EP2884734B1 (en) 2019-01-09
CN104335568A (zh) 2015-02-04
EP2884734A4 (en) 2016-03-30
EP2884734A1 (en) 2015-06-17
US9471962B2 (en) 2016-10-18
JP2014036383A (ja) 2014-02-24
WO2014025067A1 (ja) 2014-02-13
CN104335568B (zh) 2017-10-31
US20150146995A1 (en) 2015-05-28
KR20150043244A (ko) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5281690B2 (ja) 画像強調装置、画像強調方法、画像強調プログラム、および信号処理装置
JP5320538B1 (ja) 画像強調装置、画像強調方法
JP5403450B1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP5396626B1 (ja) 画像強調装置、画像強調方法
WO2012124591A1 (ja) 信号処理装置、制御プログラム、および集積回路
JP5730362B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5629902B1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP4483407B2 (ja) 映像信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5396626

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250