JP5395907B2 - 電子機器システム - Google Patents
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Description
本発明は、電子機器システムに関する。
日本国特許出願公開第2006−113961号公報には、ユーザー操作や各ハードウェアの状態などに関するログ情報を記録媒体に記録させ、記録媒体に記録されたログ情報に基づいて、将来の動作状況を予測し、その動作状況に応じた処理を行う発明が開示されている。
しかしながら、日本国特許出願公開第2006−113961号公報に開示された発明では、電子機器の情報を適切に入手することができないので、電子機器の故障確率を適切に把握することができない。また、1つのシステムとして故障確率を適切に把握するということについても開示されていない。
そこで、本発明は電子機器の故障確率を適切に把握することができる電子機器システムを提供する。
本発明の電子機器システムは、電子機器と、前記電子機器の使用状況についての情報を受信するサーバーとを備えた電子機器システムであって、前記サーバーは、前記情報を第1のデータベースに格納するとともに、前記情報がネットワークを経由して前記電子機器から送信されているか否かの識別をするフラグ値を第2のデータベースに記入する記入部と、前記第1のデータベースに格納された前記情報、及び予め前記サーバーに格納された前記電子機器の修理情報から故障確率を算出するための第1のパラメータを生成する生成部と、前記第1のパラメータを前記電子機器に送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の故障確率を適切に把握することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。また、以下説明する図面において、同一の符号は、同様のものを示しており、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器システム10を示すブロック図である。本実施形態では、電子機器20とそれにインターネットで接続されたサーバー30を想定している。なお、サーバー30は複数の電子機器とインターネットを介して接続されており、説明を簡単にするために、一台の電子機器20とサーバー30がネットワークを介して接続されているとして説明する。また、電子機器20とは、PC(Personal Computer)や、テレビ、電子レンジなどを示す。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器システム10を示すブロック図である。本実施形態では、電子機器20とそれにインターネットで接続されたサーバー30を想定している。なお、サーバー30は複数の電子機器とインターネットを介して接続されており、説明を簡単にするために、一台の電子機器20とサーバー30がネットワークを介して接続されているとして説明する。また、電子機器20とは、PC(Personal Computer)や、テレビ、電子レンジなどを示す。
電子機器システム10は、電子機器20とサーバー30とを備え、電子機器20は、電子機器20の状態を計測する複数のセンサー40と、センサー40が計測した情報を時系列的に記録する第1記録部50と、第1記録部50が記録した情報をサーバー30に送信する送信部60と、送信部60が情報を送信する場合に、送信履歴を記録する第2記録部70と、サーバー30内で算出された故障確率のパラメータを記録する第3記録部80と、第3記録部80が記録したパラメータから電子機器の故障確率を算出する算出部90とを備え、サーバー30は、電子機器20を構成する第1記録部50が記録した情報を受け取り、第1データベース(以下、DB(Data Base)と呼ぶ)100に格納するとともに、第2DB110及び第1DB100に格納された電子機器の情報を識別するためのフラグ値を記入する記入部120と、ネットワークを介さずに電子機器の情報を読取る読取部130と、予め電子機器の修理情報が格納されている第3DB140と、第1DB100に格納された電子機器の情報、第3DB140に格納された電子機器の修理情報、及び第2DB110に記入されたフラグ値から電子機器の故障確率の算出に用いるパラメータを生成する第1生成部150と、第1生成部150が生成したパラメータを電子機器20を構成する第3記録部80に送信する送信部160と、を備える。
センサー40は、電子機器20の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値、HDD(Hard Disk Drive)への書き込みエラーなどを計測し、第1記録部50に記録する。例えば、センサー40は、電子機器20に格納されたプログラムを示し、この場合、起動時間や、連続起動時間を測定する。他にも、センサー40としては、温度計や、衝撃計を用いることができる。
第1記録部50は、図2及び図3に示すように、センサー40で計測した電子機器20の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値、HDDへの書込みエラーなどについての日ごとの情報と、最新の計測日までの電子機器20の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などについての情報を集計して記録する。
送信部60は、第1記録部50に記録された情報を予め設定された予定(例えば、1日1回10:00に送信、毎週月曜日以降で初めて電子機器20を起動したときに送信等)に従ってサーバー30を構成する記入部120に送信するとともに、第2記録部70に送信履歴を図4に示すように送信番号と送信日を記録する。なお、図4に示す送信番号は、送信した順に1、2、3と順番に振られる。送信部60は予め設定された予定でなくとも、ユーザーの指示に従って記入部120に送信することもできる。
記入部120は、読取部130及び送信部60から送信された電子機器の情報を第1DB100に格納するとともに、フラグ値とそれに対応する電子機器20の製造番号を第2DB110に格納する。フラグ値とは、第1DB100に格納された電子機器の情報が送信部60及び読取部130と、どのような関係にあるかを識別するための値であり、「−1」、「0」、「1」、「2」の4つの値を取る。
図5は、上記した「−1」、「0」、「1」、「2」の4つの値が送信部60と読取部130とどのような関係にあるかを示す図である。
「−1」は、記入部120が読取部130及び送信部60を経由して電子機器の情報を取得していない状態を示し、「0」は記入部120が送信部60のみから電子機器の情報を取得している状態を示す。また、「1」は記入部120が読取部130のみを経由して電子機器の情報を取得している状態を示し、「2」は記入部120が読取部130及び送信部60を経由して電子機器の情報を取得している状態を示す。
第1DB100には、図2及び図3に示す、センサー40が計測した電子機器20の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値、HDDへの書き込みエラーなどについての日ごとの情報や最新の計測日までの電子機器20の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などについての情報を集計した結果を格納する。また、読取部130からも、ネットワーク接続されていない電子機器の情報が格納される。
第2DB110には、図6に示すように、電子機器20の製造番号に対応したフラグ値を格納する。
読取部130は、サーバー30とネットワークを介して接続されていない外部電子機器の情報を読取り、読取った情報を記入部120に送る。なお、ネットワークを介して接続されていない外部電子機器とは、例えば、顧客が修理のために直接持参した電子機器などを示す。読取部130は、外部電子機器と直接ケーブル等で接続して外部電子機器の情報を読取る。
第2DB110には、図6に示すように、電子機器20の製造番号に対応したフラグ値を格納する。
読取部130は、サーバー30とネットワークを介して接続されていない外部電子機器の情報を読取り、読取った情報を記入部120に送る。なお、ネットワークを介して接続されていない外部電子機器とは、例えば、顧客が修理のために直接持参した電子機器などを示す。読取部130は、外部電子機器と直接ケーブル等で接続して外部電子機器の情報を読取る。
図7は、外部電子機器とサーバー30が接続されている構成を示すブロック図である。センサー170、第1記録部180、送信部190、第2記録部200は、センサー40、第1記録部50、送信部60、第2記録部70と同様の動作を行う。また、第3記録部80、算出部90は、省略してある。以下、ネットワーク接続された電子機器20と相違する点について説明する。
読取部130は、第2記録部200に記録されている送信履歴を送信部190を経由して読取る。外部電子機器がサーバー30と接続されたことがなく、かつ第2記録部200に送信履歴が存在しない場合、読取部130のみから電子機器の情報を取得したことを示す「1」のフラグ値を設定して、送信部190を経由して第1記録部180の情報を全て読取る。一方で、読取部130は第2記録部に送信履歴が存在する場合、送信部190を経由して第1記録部180から外部電子機器の情報を読取ったことがあることを示す「2」のフラグ値を設定する。記入部120は、読取部130で読取った情報第1DB100に格納し、外部電子機器の製造番号とともに読取部130で設定したフラグ値を第2DB110に格納する。
第3DB140には、図8に示すようにユーザーが持参してきた外部電子機器の修理受付日、修理完了日、交換部品などの修理情報を格納する。図8に示す「1」という数字は、修理がされたことを示す。例えば、製造番号53188Q185Aは基板AとHDDが修理されたことを示す。
第1生成部150は、第1DB100、第2DB110及び第3DB140に格納された電子機器の情報から、電子機器の故障確率を算出するのに必要なパラメータを生成して、送信部160に送信する。また、第1生成部150は図9に示すように、製造番号を1から順にサンプル番号に置き換えて、サンプルごとに起動時間、連続起動時間、衝撃最大値、修理の有無などの数値をある期間ごとにまとめられた情報を用いる。このとき、サンプルごとに第2DB110に格納されたフラグ値もまとめられる。
以下、第1生成部150が電子機器の故障確率を算出するのに必要なパラメータを生成する方法について説明する。
図9に示す電子機器の情報から、xを起動時間、連続起動時間、…、累積疲労度などの計算値情報とし、yを修理の有無とすると以下の式1のような学習データを得る。
次に、式1を用いると、以下の式2よりi番目のサンプルの故障確率qiを算出することができる。
また、ここで、以下の式3に示す対数尤度l
このとき、xは、図9に示す全ての電子機器の情報を用いなくても、例えば、ステップワイズ法や感度分析による選択方法等などの方法を用いることで最適な計測情報の組を選択することができる。この結果、最適な計測情報の組とパラメータα及びβが求まる。第1生成部150はこれらの最適な計測情報の組とパラメータα及びβを送信部160に送信する。
送信部160は、第1生成部150から送信された最適な計測情報の組とパラメータα及びβを第3記録部80に送信して記録する。
第3記録部80は、最適な計測情報の組とパラメータα及びβを算出部90に送る。
算出部90は、第3記録部80から送られた最適な計測情報の組とパラメータα及びβを用いて、最適化された故障確率を算出して、電子機器20の表示部(図示せず)算出結果を表示する。算出部90の故障確率の算出方法を以下に説明する。
第3記録部80は、最適な計測情報の組とパラメータα及びβを算出部90に送る。
算出部90は、第3記録部80から送られた最適な計測情報の組とパラメータα及びβを用いて、最適化された故障確率を算出して、電子機器20の表示部(図示せず)算出結果を表示する。算出部90の故障確率の算出方法を以下に説明する。
はじめに算出部90は、パラメータα及びβを用いて以下の式4を用いて、フラグ値を用いていない故障確率qを算出する。
送信部60及び読取部130を経由して集めた第1DB100の電子機器の情報は、市場で稼動している機器と比較して、故障の比率が多い。このため、上記した式4で求められた故障確率qは、実際の故障確率と比較してその値が大きくなってしまい、最適な故障確率が得られない。
ネットワーク経由で電子機器の情報を送信するには、ユーザーの許可が必要であるが、必ずしもユーザーの許可が得られない。一方、故障した場合には、ほぼ100%の確率で修理センターに電子機器が持ち込まれる。このとき、ユーザーが電子機器の情報の送信を許可する割合の逆数を荷重値wとして、wは以下の式5によりフラグの比率を計算して求まる。
wとフラグ値が0の電子機器の台数を乗じることで、故障しないで稼動している電子機器の台数、すなわち、フラグ値が−1とフラグ値が0の電子機器の合計を推定することができる。
さらに、荷重値wと、式4により求めた故障確率qを用いて、以下の式6により、ネットワーク経由を含めた適切な故障確率pを求めることができる。これは、仮に全ユーザーが電子機器の情報の送信を許可したときの、すなわち全機器における故障確率である。
wとフラグ値が0の電子機器の台数を乗じることで、故障しないで稼動している電子機器の台数、すなわち、フラグ値が−1とフラグ値が0の電子機器の合計を推定することができる。
さらに、荷重値wと、式4により求めた故障確率qを用いて、以下の式6により、ネットワーク経由を含めた適切な故障確率pを求めることができる。これは、仮に全ユーザーが電子機器の情報の送信を許可したときの、すなわち全機器における故障確率である。
次に、本実施形態に係る電子機器システム10の動作について説明する。
図10は、電子機器システム10の動作を表すフローチャートを示す図である。
図10は、電子機器システム10の動作を表すフローチャートを示す図である。
ステップS10では、センサー40は、電子機器の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などの情報を検出して、その情報を第1記録部50に記録する。
ステップS20では、送信部60は、第1記録部50に記録した電子機器の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などについての情報を記入部120に送信するとともに、送信履歴を第2記録部70に格納する。
ステップS30では、読取部130は、記入部120に外部接続された電子機器の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などの情報を送信する。
ステップS40では、記入部120は、送信部60及び読取部130から送信された情報を第1DB100に格納するとともに、第1DB100に格納された電子機器の情報を識別するためのフラグ値を製造番号と一緒に第2DB110に格納する。
ステップS50では、第1生成部150は、予め第3DB140に格納された電子機器の修理情報と、第1DB100に格納された電子機器の起動時間、連続起動時間、衝撃最大値などについての電子機器の情報を用いて、故障確率を算出するのに必要なパラメータを生成して、送信部160にこれらのパラメータを送信する。
ステップS60では、送信部160は、第1生成部150で生成したパラメータを第3記録部80に送信して記録する。
ステップS70では、算出部90は、第3記録部80に記録されたパラメータとフラグ値を用いて、最適な故障確率を算出する。
最後に、算出部90が算出した結果を電子機器に外部又は内部接続された表示部(図示せず)表示する。
上記したように、本実施形態では、フラグ値を用いることで、ネットワーク接続を許可するユーザーの割合の逆数wを算出することができるので、wを用いて最適な故障確率を算出することができる。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器システム300を示すブロック図である。電子機器システム300は、電子機器の製造日と製造番号、出荷日、機種名、製造工場などの情報を格納する第4DB320と、特定集合における電子機器の故障確率を算出するためのパラメータを生成する第2生成部330とを更に備え、第2生成部330が第3DB140と接続されている点で、電子機器システム10と相違する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器システム300を示すブロック図である。電子機器システム300は、電子機器の製造日と製造番号、出荷日、機種名、製造工場などの情報を格納する第4DB320と、特定集合における電子機器の故障確率を算出するためのパラメータを生成する第2生成部330とを更に備え、第2生成部330が第3DB140と接続されている点で、電子機器システム10と相違する。
電子機器システム300のうち、電子機器システム10と同様な構成については、説明を省略する。
第4DB310は、図12に示すように、電子機器の製造日と製造番号、出荷日、機種名、製造工場などの情報を格納する。
第2生成部330は、第3DB140及び第4DB310から特定集合における電子機器の故障確率を算出するためのパラメータを生成して、第1生成部150に送信する。以下、第2生成部330の電子機器の故障確率を算出するためのパラメータの生成方法について説明する。
第4DB310は、図12に示すように、電子機器の製造日と製造番号、出荷日、機種名、製造工場などの情報を格納する。
第2生成部330は、第3DB140及び第4DB310から特定集合における電子機器の故障確率を算出するためのパラメータを生成して、第1生成部150に送信する。以下、第2生成部330の電子機器の故障確率を算出するためのパラメータの生成方法について説明する。
第2生成部330は、第3DB140に格納された修理情報から、日別に特定集合gごとの出荷台数sgtを計算できる。特定集合とは、第4DB310の電子機器の情報から決定する集合で、例えば、機種別に特定集合を設定できる。また、機種と製造月が同じ電子機器を特定集合としてもよい。ここでは、同一機種は同一の特定集合であるとする。また、第3DB140に格納された電子機器の情報と第4DB310に格納された電子機器の情報により日別に特定集合gごとの修理台数mgtを計算できる。ここで、修理台数とは、図8の修理情報の中の特定の修理部品が1になっている台数を数えても良いし、修理部品のうちのどこかが1になっている台数を数えても良い。ここでは、特定集合gに属している電子機器で、かつ図8において基板Aが1となっている電子機器の台数を数える。さらに、所定の期間T1〜T2を与えて、与えられた期間における電子機器の故障割合egを以下の式7で算出できる。
以上から、式7、式8を用いて算出した故障割合egと荷重値ziは第2生成部330によって第1生成部150に送信される。
第1の実施形態と同様に、第1生成部150は、第2生成部330から送られてきた故障割合egと荷重値ziを用いて、以下の式9、式10により、式9に示す対数尤度1を最大になるように、ステップワイズ法等を用いて、最適な計測情報の組とパラメータα及びβが求める。これらのパラメータは第1の実施形態と同様に第3記録部80に送信される。
算出部90は、式9及び式10から求めた最適な計測情報の組とパラメータα及びβを用いて、以下の式11より、故障確率qを算出する。
最後に、式1にqを代入して、最適な故障確率pを算出する。
図13は、電子機器システム300の動作を表すフローチャート図である。
電子機器システム300のうち、ステップS310、S320、S330、S340、S350、S360、S370は、図10のステップS10、S20、S30、S40、S50、S60、S70と同様であるため、説明は省略する。
電子機器システム300のうち、ステップS310、S320、S330、S340、S350、S360、S370は、図10のステップS10、S20、S30、S40、S50、S60、S70と同様であるため、説明は省略する。
ステップS80では、第2生成部310は、第3DB140及び第4DB310から特定集合における電子機器の故障確率を算出するための荷重値ziと故障割合eiを生成して、第1生成部150に送る。
本実施形態によれば、ある特定の集合の電子機器の故障確率を適切に算出することができる。
上記実施形態は本発明を実施するための一例であり、本発明は上記各実施形態に限られるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態を様々に変更することができる。
また、第1生成部150、第2生成部310は、1つの生成部として機能させてもよい。また、第1記憶部50、第2記憶部70、及び第3記憶部80は1つの記憶部として機能させてもよい。また、第1DB100、第2DB110、第3DB140、及び第4DB320は、一つのメモリで構成されてもよい。
10 … 電子機器システム、20 … 電子機器、30 … サーバー、40 … センサー、50 … 第1記録部、60 … 送信部、70 … 第2記録部、80 … 第3記録部、90 … 算出部、100 … 第1DB、110 … 第2DB、120 … 記入部、130 … 読取部、140 … 第3DB、150 … 第1生成部、160 … 送信部
Claims (3)
- 電子機器と、前記電子機器の使用状況についての情報を受信するサーバーとを備えた電子機器システムであって、
前記サーバーは、前記情報を第1のデータベースに格納するとともに、前記情報がネットワークを経由して前記電子機器から送信されているか否かの識別をするフラグ値を第2のデータベースに記入する記入部と、
前記第1のデータベースに格納された前記情報、及び予め前記サーバーに格納された前記電子機器の修理情報から故障確率を算出するための第1のパラメータを生成する生成部と、
前記第1のパラメータを前記電子機器に送信する送信部と、
前記サーバーから送信された前記フラグ値を用いてユーザーがデータ送信を許可する割合の逆数であるwを算出する算出部と、
を備えることを特徴とする電子機器システム。 - 前記算出部は、前記wと前記生成部が生成した前記第1のパラメータを用いて故障確率を算出することを特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。
- 前記生成部は、前記サーバーに格納された前記修理情報から前記電子機器の特定集合の修理割合を生成し、前記修理割合、前記第1のデータベースに格納された前記情報、及び前記修理情報から前記電子機器の故障確率を算出するための第2のパラメータを更に生成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。
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